JPH11173655A - 燃焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器およびリモコン - Google Patents
燃焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器およびリモコンInfo
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- JPH11173655A JPH11173655A JP36285497A JP36285497A JPH11173655A JP H11173655 A JPH11173655 A JP H11173655A JP 36285497 A JP36285497 A JP 36285497A JP 36285497 A JP36285497 A JP 36285497A JP H11173655 A JPH11173655 A JP H11173655A
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Abstract
を同時に可動させたり、個別の燃焼機器のみを可動させ
たりすることが可能とする。 【解決手段】 複数の給湯器1に共通のマスターナンバ
ー”00”を登録し、このマスターナンバーを有するマ
スターリモコン3に、燃焼機器のリモコンIDナンバー
を問い合わせるIDナンバー問い合わせ手段12を設
け、この問い合わせを受けて給湯器1から回答されたリ
モコンIDナンバーと等しいナンバーを仮のIDナンバ
ーとして仮IDナンバー登録部10に登録する。マスタ
ーリモコン3にはマスターナンバーと仮のIDナンバー
との切り替え手段を設け、複数の給湯器1との通信のと
きにはマスターナンバーにより、個別の給湯器1とのみ
通信を行うときには仮のIDナンバーによって無線信号
による相互通信を行う。
Description
器とそのリモコンとを無線信号によって相互通信する燃
焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システム
に用いられる燃焼機器およびリモコンに関するものであ
る。
的に用いられている給湯器1には制御装置2が設けられ
ており、制御装置2にはリモコン4が信号接続されてい
る。この制御装置2とリモコン4との信号接続は、有線
により行われているものもあるが、最近では、無線信号
によって制御装置2とリモコン4とを信号接続し、制御
装置2とリモコン4の相互通信を行う、いわゆる、ワイ
ヤレスリモコンを用いた燃焼機器のリモコン通信システ
ムが用いられている。
は、無線信号送受信手段13と、リモコンIDナンバー
が登録設定されるリモコンIDナンバー登録部8とが設
けられており、リモコンIDナンバー登録部8には、例
えば”78”といった燃焼機器の個別のリモコンIDナ
ンバーが登録設定されている。一方、この燃焼機器と相
互通信されるリモコン(ID登録リモコン)4には無線
信号送受信手段14と、IDナンバーが登録設定される
IDナンバー登録部5とが設けられており、このIDナ
ンバー登録部5に燃焼機器のリモコンIDナンバー、す
なわち、同図に示すリモコン4においては”78”が登
録設定されている。
IDナンバーと同じIDナンバーが登録設定されたリモ
コン4のみが無線信号によって燃焼機器と相互通信さ
れ、IDナンバー登録部5に登録設定されているIDナ
ンバーが燃焼機器のリモコンIDナンバーと異なるリモ
コン4は、燃焼機器との相互通信ができないようになっ
ている。このように、燃焼機器のリモコンIDナンバー
と同じIDナンバーが登録設定されたリモコン4のみが
無線信号によって燃焼機器と相互通信できるようにする
ことで、例えばマンション等の集合住宅において、リモ
コン4の操作により、隣の家に設けられた給湯器1等の
燃焼機器が動作するといった問題が生じることを抑制し
ている。
や給湯湯温を設定する給湯温度設定ボタンや、給湯器1
の不具合時のエラー情報を表示する表示部等が設けられ
ており、制御装置2は、リモコン4の運転ボタンからの
運転指令によって制御装置2をオン状態とし、給湯栓
(図示せず)が開けられて通水がセンサにより検出され
ると、バーナの燃焼を行い、リモコン4側で指定された
給湯設定温度となるようにバーナ燃焼制御を行い、動作
異常が自己判断により検出されたときには、その異常信
号を無線信号を介してリモコン4側に送り、リモコン4
の表示部にエラーを表示している。
湯器の場合も、リモコン4側で風呂の自動湯張り運転
や、追い焚き等の運転指令が無線信号によって制御装置
2側に送られ、このリモコン指令を受けて、制御装置2
側ではリモコン4で指令された運転動作を行い、器具の
異常等が生じた場合には、これを自己判断して、異常検
知信号を無線信号を介してリモコン4に送り、リモコン
4の表示部にエラーを表示するようにしている。
ような燃焼機器のリモコン通信システムにおいては、燃
焼機器に登録されているリコンIDナンバーと同じID
ナンバーが登録設定されたリモコン4のみが燃焼機器と
相互通信できるようになっており、それ以外のリモコン
4は燃焼機器との相互通信を行うことができないため
に、燃焼機器と同じIDナンバーが登録設定されたリモ
コン4を紛失してしまったときに、リモコン4を用いて
燃焼機器の操作を行うことができなくなってしまうとい
った問題があった。
住宅施工時に、同一機能を有する給湯器1等の燃焼機器
を各家毎に配置することがあるが、このような場合に、
例えば燃焼機器の施工時に、各家毎に配置された複数の
燃焼機器を同時に作動させて試運転を行うことができれ
ば、非常に効率的に燃焼機器の試運転を行うことが可能
であり、非常に便利であると考えられるが、従来は、前
記の如く、燃焼機器に登録されたリモコンIDナンバー
と同じIDナンバーが登録設定されたIDナンバー登録
リモコン4だけが燃焼機器と無線信号による相互通信を
行うことができるために、上記のように、同時に複数の
燃焼機器を作動させるためには、複数のリモコン4を同
時に操作しなければならないために、その操作を行うこ
とは困難であった。
たものであり、その目的は、例えばマンション等の集合
住宅等において複数の燃焼機器を同時に可動させること
が可能であり、且つ、個別の燃焼機器に登録されている
リモコンIDナンバーと同じIDナンバーが登録された
リモコンを紛失したとしても、その燃焼機器の操作をリ
モコンにより行うことができる燃焼機器のリモコン通信
システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器
およびリモコンを提供することにある。
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、本発明の燃焼機器のリ
モコン通信システムは、無線信号送受信手段とリモコン
IDナンバーが登録設定されるリモコンIDナンバー登
録部とを有して該リモコンIDナンバ登録部に予め燃焼
機器の個別のリモコンIDナンバーが登録設定されてい
る燃焼機器と無線信号送受信手段とIDナンバーが登録
設定されるIDナンバー登録部とを有して該IDナンバ
ー登録部に前記燃焼機器のリモコンIDナンバーと同じ
IDナンバーが登録設定されたID登録リモコンとが無
線信号によって相互通信される燃焼機器のリモコン通信
システムであって、燃焼機器には複数の燃焼機器に共通
のマスターナンバーが予め登録設定されたマスターナン
バー登録部を設け、該マスターナンバーを有し該マスタ
ーナンバーにより複数の燃焼機器と無線信号による相互
通信可能なマスターリモコンを用意し、該マスターリモ
コンには燃焼機器に登録設定されているリモコンIDナ
ンバーを問い合わせるIDナンバー問い合わせ手段と、
この問い合わせを受けて燃焼機器から回答されたリモコ
ンIDナンバーと等しいIDナンバーを仮のIDナンバ
ーとして登録設定する書き込み自在の仮IDナンバー登
録部と、該仮IDナンバー登録部に登録された仮IDナ
ンバーと前記マスターナンバーとの切り替えを行うナン
バー切り替え手段を設けた構成をもって課題を解決する
ための手段としている。
ンのIDナンバー問い合わせ手段からの問い合わせを受
けたときに該燃焼機器に登録設定されているリモコンI
Dナンバーの回答を許可するための手動のIDナンバー
回答許可操作手段と、該IDナンバー回答許可操作手段
の操作が行われた以降にのみ前記マスターリモコンのI
Dナンバー問い合わせに対するIDナンバー回答の許可
信号を出力するIDナンバー回答許可手段を設けたこと
も本発明の燃焼機器のリモコン通信システムの特徴的な
構成とされている。
システムに用いられる燃焼機器は、上記構成の燃焼機器
のリモコン通信システムに用いられる燃焼機器であっ
て、複数の燃焼機器に共通のマスターナンバーが予め登
録設定されたマスターナンバー登録部を有する構成をも
って課題を解決するための手段としている。
問い合わせ手段からの問い合わせを受けたときに該燃焼
機器に登録設定されているリモコンIDナンバーの回答
を許可するための手動のIDナンバー回答許可操作手段
と、該IDナンバー回答許可操作手段の操作が行われた
以降にのみ前記マスターリモコンのIDナンバー問い合
わせに対するIDナンバー回答の許可信号を出力するI
Dナンバー回答許可手段を有することも本発明の燃焼機
器のリモコン通信システムに用いられる燃焼機器の特徴
的な構成とされている。
システムに用いられるリモコンは、上記構成の燃焼機器
のリモコン通信システムに用いられるリモコンであっ
て、複数の燃焼機器に共通のマスターナンバーを有して
該マスターナンバーにより複数の燃焼機器と無線信号に
よる相互通信可能であり、燃焼機器に登録設定されてい
るリモコンIDナンバーを問い合わせるIDナンバー問
い合わせ手段と、この問い合わせを受けて燃焼機器から
回答されたリモコンIDナンバーと等しいIDナンバー
を仮のIDナンバーとして登録設定する書き込み自在の
仮IDナンバー登録部と、該仮IDナンバー登録部に登
録した仮のIDナンバーと前記マスターナンバーとの切
り替えを行うナンバー切り替え手段を有する構成をもっ
て課題を解決するための手段としている。
複数の燃焼機器に共通のマスターナンバーがマスターナ
ンバー登録部に予め登録設定されており、このマスター
ナンバーを有するマスターリモコンは、マスターナンバ
ーにより複数の燃焼機器と無線信号による相互通信が可
能となっているために、例えばマンション等の集合住宅
において、マスターリモコンを用いてマスターナンバー
により複数の燃焼機器と無線信号による相互通信を行う
ことにより、複数の燃焼機器の操作を同時に行うことが
可能となる。
登録設定されているリモコンIDナンバーを問い合わせ
るIDナンバー問い合わせ手段が設けられており、この
マスターナンバー問い合わせ手段を用いて燃焼機器にリ
モコンIDナンバーを問い合わせ、この問い合わせを受
けて燃焼機器から回答されたリモコンIDナンバーと等
しいIDナンバーが、仮のIDナンバーとしてマスター
リモコンの仮IDナンバー登録部に登録設定される。そ
して、ナンバー切り替え手段により、前記マスターナン
バーと仮IDナンバー登録部に登録された仮のIDナン
バーとの切り替えを行うと、この仮のIDナンバーによ
り、前記問い合わせによる回答があった燃焼機器とのみ
無線信号により相互通信が可能となり、この燃焼機器の
操作を行うことが可能となる。
ーリモコンのマスターナンバーと仮のIDナンバーとの
切り替えにより、マスターリモコンを、複数の燃焼機器
の操作が可能なリモコンとしたり、個別の燃焼機器の操
作を行うリモコンとしたりすることが可能となり、それ
により、上記課題が解決される。
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号が付してあり、
その重複説明は省略する。図1〜3には、本発明に係る
燃焼機器のリモコン通信システムの一実施形態例の制御
構成がブロック図により示されている。これらの図に示
されるように、本実施形態例でも、給湯器1(1a、1
b)等の燃焼機器には、無線信号送受信手段13(13
a、13b)と、リモコンIDナンバー登録部8(8
a、8b)が設けられており、給湯器1aのリモコンI
Dナンバー登録部8aには、リモコンIDナンバー”7
8”が、給湯器1bのリモコンIDナンバー登録8bに
は、リモコンIDナンバー”50”がそれぞれ登録され
ている。
通信システムにおいては、給湯器1a、1bの各制御装
置2は、マスターナンバー登録部9、IDナンバー回答
手段18(18a、18b)、IDナンバー回答許可手
段19(19a、19b)、IDナンバー回答許可操作
手段20(20a、20b)を有して構成されている。
通信システムに用いられるリモコンは、図中、3に示す
マスターリモコンであり、このマスターリモコン3は、
IDナンバー登録部5、仮IDナンバー登録部10、ナ
ンバー切り替え手段11、無線信号送受信手段15、I
Dナンバー問い合わせ手段12、仮IDナンバー書き込
み手段21を有して構成されている。
録部9は複数の燃焼機器に共通のマスターナンバー”0
0”が予め登録設定されたものである。
5には、このマスターナンバー”00”が登録されてお
り、このことにより、マスターリモコン3はマスターナ
ンバーにより複数の給湯器1a、1b等と無線信号によ
る相互通信可能なリモコンと成している。
わせ手段12は、給湯器1a、1b等の燃焼機器に登録
設定されているリモコンIDナンバーを問い合わせるも
のであり、IDナンバー問い合わせ信号を無線信号送受
信手段15を介して給湯器1a、1b等の無線信号送受
信手段13a、13bに加え、給湯器1a、1b等に登
録されている個別のIDナンバーを問い合わせる。
操作手段20a、20bは、それぞれ、マスターリモコ
ン3のIDナンバー問い合わせ手段12からの問い合わ
せを受けたときに、給湯器1a、1bに登録設定されて
いるリモコンIDナンバーの回答を許可するための手動
の操作手段であり、IDナンバー回答許可操作手段20
a、20bの操作が行われたときには、この操作信号
を、それぞれ、IDナンバー回答許可手段19a、19
bに加える。
は、IDナンバー回答許可操作手段20a、20bの操
作が行われた以降に、IDナンバー回答許可操作手段2
0a、20bからの操作信号を受けて、マスターリモコ
ン3のIDナンバー問い合わせに対するIDナンバー回
答の許可信号を出力するものである。IDナンバー回答
許可手段19a、19bは、IDナンバー回答許可操作
手段20a、20bから操作信号が加えられた以降に、
IDナンバー回答の許可信号を、それぞれ、IDナンバ
ー回答手段18a、18bに加える。
マスターリモコン3のIDナンバー問い合わせ手段12
からの問い合わせを受けたときに、給湯器1a、1bの
各リモコンIDナンバー登録部8a、8bに登録設定さ
れているリモコンIDナンバーを回答する手段であり、
IDナンバー回答許可手段19a、19bからIDナン
バー回答の許可信号が加えられているときに、マスター
リモコン3のIDナンバー問い合わせ手段12からID
ナンバーの問い合わせを受けたときには、各リモコンの
IDナンバーを回答し、それぞれ、無線信号送受信手段
13a、13bを介して、マスターリモコン3の無線信
号送受信手段15に加える。
込み手段21は、給湯器1a、1b等の燃焼機器から回
答されたリモコンIDナンバーと等しいIDナンバーを
仮のIDナンバーとして仮IDナンバー登録部10に書
き込み、登録設定するものであり、例えば、給湯器1a
からリモコンIDナンバーの回答が行われたときには、
リモコン1aのリモコンIDナンバーと等しいIDナン
バー”78”を、仮のIDナンバーとして書き込む。仮
IDナンバー登録部10は、この書き込みにより、燃焼
機器から回答されたリモコンIDナンバーと等しいID
ナンバーを仮のIDナンバーとして登録設定する。
バー登録部10に登録された仮のIDナンバーとマスタ
ーナンバーとの切り替えを行う手段であり、マスターリ
モコン3を複数の給湯器1a、1bと無線信号により相
互通信させるときには、マスターナンバーによりマスタ
ーリモコン3を給湯器1a、1b等と相互通信させ、個
別の給湯器1a、1b等とマスターリモコン3を無線信
号により相互通信させるときには、仮IDナンバー登録
部10に登録された仮IDナンバーにより、このIDナ
ンバーと等しいリモコンIDナンバーが登録された給湯
器1と相互通信させる。
り、例えば、図1に示すように、マスターリモコン3を
マスターナンバーにより可動させる状態として操作し、
IDナンバー問い合わせ手段12からIDナンバー問い
合わせ信号を出力し、無線信号送受信手段15を介し
て、複数の給湯器1a、1b等に送信する。そうする
と、この無線信号は、複数の各給湯器1a、1b等の無
線信号送受信手段13a、13b等により受信され、各
IDナンバー回答手段18a、18bに加えられる。
は、このIDナンバー問い合わせ信号を受けて、各給湯
器1a、1bのリモコンIDナンバー登録部8a、8b
に登録されているリモコンIDナンバーを回答しようと
するが、このとき、例えば、給湯器1aのIDナンバー
回答許可操作手段20aのみが操作されており、給湯器
1aのIDナンバー回答許可操作手段20bが操作れて
いない状態であるとすると、給湯器1a側においては、
IDナンバー回答許可操作手段20aからの操作信号を
受けて、IDナンバー回答許可手段19aからマスター
リモコン3のIDナンバー問い合わせに対するIDナン
バー回答の許可信号が出力され、この許可信号を受け
て、IDナンバー回答手段18aからリモコンIDナン
バーの回答が行われる。
線信号送受信手段13aを介してマスターリモコン3の
無線信号送受信手段15に加えられ、図2に示すよう
に、仮IDナンバー登録部10に、給湯器1aのリモコ
ンIDナンバーと等しいIDナンバー”78”が仮ID
ナンバー書き込み手段21により書き込まれ、登録設定
される。
バー回答許可操作手段20の操作が行われていないと、
IDナンバー回答許可手段19bからIDナンバー回答
の許可信号が出力されていないため、IDナンバー回答
手段18bからのリモコンIDナンバーの回答は行われ
ないことになる。
段11により、仮のIDナンバーとマスターナンバーと
の切り換えが行われると、図3に示すように、マスター
リモコン3は仮のIDナンバーにより無線信号による相
互通信を行うようになり、そうすると、マスターリモコ
ン3は、給湯器1aとのみ無線信号による相互通信可能
なリモコンとなり、マスターリモコン3の操作により、
給湯器1aのリモコン操作が行われて、給湯器1の前記
のような燃焼制御や検査動作等が行われる。
ターナンバーにより複数の給湯器1a、1b等の燃焼機
器と無線信号により相互通信を行うことができるため
に、例えば、マンション等の集合住宅において、住宅施
工時等に複数の同一機能を有する給湯器1a、1b等の
燃焼機器を各家に配置し、給湯器1a、1bの施工時
に、マスターリモコン3を操作することにより、複数の
給湯器1a、1b等を作動させて、複数の給湯器1a、
1b等の燃焼機器を同時に試運転させることができる。
そのため、非常に効率良く燃焼機器の試運転を行うこと
が可能となり、非常に便利である。
より、マスターリモコン3により給湯器1a、1bのリ
モコンIDナンバーを問い合わせ、給湯器1aから回答
されたリモコンIDナンバーと等しいIDナンバーを仮
のIDナンバーとして仮IDナンバー登録部10に登録
し、その状態で、ナンバー切り替え手段11により、仮
のIDナンバーとマスターナンバーとの切り替えを行う
ことにより、マスターリモコン3を仮のIDナンバーに
より無線信号による相互通信可能なリモコンとすること
ができるために、このようにすると、マスターリモコン
3は、あたかも給湯器1aに設けられた給湯器1aの専
用のリモコンであるかのように動作させることができ
る。そのため、例えば給湯器1aと無線信号による相互
通信を行うために予め設けられたリモコン(IDナンバ
ー登録リモコン)4を紛失したとしても、マスターリモ
コン3を用いて給湯器1aの燃焼制御動作や検査動作等
を行うことができる。
1a、1bに、IDナンバー回答許可操作手段20a、
20bとIDナンバー回答許可手段19a、19bをそ
れぞれ設け、IDナンバー回答許可操作手段20a、2
0bの操作が行われた以降にのみ、IDナンバー回答許
可手段19a、19bにより、マスターリモコン3のI
Dナンバー問い合わせに対するIDナンバー回答の許可
信号を出力するようにしたために、マスターリモコン3
によるIDナンバー問い合わせに対して、複数の給湯器
1a、1bからIDナンバーが回答されることを抑制す
ることが可能となり、それにより、マスターリモコン3
への仮IDナンバー登録動作に支障をきたすといった問
題を抑制することができる。
はなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施
形態例では、給湯器1aのリモコンIDナンバー登録部
8aにIDナンバー”78”を登録し、給湯器1bのリ
モコンIDナンバー登録部8bにリモコンIDナンバ
ー”50”を登録するようにしたが、給湯器1a、1b
等のリモコンIDナンバー登録部8に登録されるリモコ
ンIDナンバーは特に限定されるものではなく、適宜設
定されるものである。
て、給湯器1a、1bを例にあげたが、本発明の燃焼機
器リモコン通信システムが適用される燃焼機器は給湯器
1に限定されることはなく、例えば風呂装置等の様々な
燃焼機器機器に広く適用されるものである。
のマスターナンバーを各燃焼機器のマスターナンバー登
録部に登録し、このマスターナンバーを有してマスター
ナンバーにより複数の燃焼機器と無線信号による相互通
信可能なマスターリモコンを用意して、マスターリモコ
ンと燃焼機器の無線信号による相互通信を行うようにし
たものであるから、マスターリモコンを用いて同時に複
数の燃焼機器との相互通信を行うことができる。そのた
め、例えばマンション等の集合住宅の施工時等に同一機
能の燃焼機器を複数の各家にそれぞれ配置して施工する
ときに、マスターリモコンと複数の燃焼機器との無線信
号による相互通信を行って、複数の燃焼機器を同時に動
作させ、同時に試運転等を行うこと等が可能となり、非
常に効率的に燃焼機器の試運転等を行うことができる。
コンに、燃焼機器に登録設定されているリモコンIDナ
ンバーを問い合わせるIDナンバー問い合わせ手段を設
け、この問い合わせを受けて燃焼機器から回答されたリ
モコンIDナンバーと等しいIDナンバーを仮のIDナ
ンバーとして仮IDナンバー登録部に登録し、この登録
された仮のIDナンバーと前記マスターナンバーとの切
り替えを行うナンバー切り替え手段を設けたために、ナ
ンバー切り替え手段による切り替えを行って、マスター
リモコンを仮のIDナンバーにより、このIDナンバー
と等しいリモコンIDナンバーが登録設定された燃焼機
器とのみ相互通信させることができる。そのため、例え
ば燃焼機器のリモコンIDナンバーと同じIDナンバー
が予め登録設定されたID登録リモコンを紛失したとき
などに、上記動作によりマスターリモコンをこの燃焼機
器リモコンIDナンバーと同じIDナンバーにより可動
させることにより、マスターリモコンを用いて個別の燃
焼機器を、その燃焼機器のみ可動させることができる。
ターリモコンを利用し、例えば燃焼機器の設置時には全
ての設置機器の動作を行わせることが可能となり、且
つ、例えば個別の燃焼機器の修理作業等のときには、修
理が必要な燃焼機器のみマスターリモコンを用いて動作
させることが可能となり、非常に効率の良い便利な燃焼
機器のリモコン通信システムを提供することができる。
の一実施形態例の制御構成を示すブロック図である。
テムにおいてマスターリモコンへの仮IDナンバー登録
動作を示す説明図である。
テムにおいてマスターリモコン3と給湯器1aのみの相
互通信動作を示す説明図である。
を示す説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 無線信号送受信手段とリモコンIDナン
バーが登録設定されるリモコンIDナンバー登録部とを
有して該リモコンIDナンバー登録部に予め燃焼機器の
個別のリモコンIDナンバーが登録設定されている燃焼
機器と、無線信号送受信手段とIDナンバーが登録設定
されるIDナンバー登録部とを有して該IDナンバー登
録部に前記燃焼機器のリモコンIDナンバーと同じID
ナンバーが登録設定されたID登録リモコンとが無線信
号によって相互通信される燃焼機器のリモコン通信シス
テムであって、燃焼機器には複数の燃焼機器に共通のマ
スターナンバーが予め登録設定されたマスターナンバー
登録部を設け、該マスターナンバーを有し該マスターナ
ンバーにより複数の燃焼機器と無線信号による相互通信
可能なマスターリモコンを用意し、該マスターリモコン
には燃焼機器に登録設定されているリモコンIDナンバ
ーを問い合わせるIDナンバー問い合わせ手段と、この
問い合わせを受けて燃焼機器から回答されたリモコンI
Dナンバーと等しいIDナンバーを仮のIDナンバーと
して登録設定する書き込み自在の仮IDナンバー登録部
と、該仮IDナンバー登録部に登録された仮のIDナン
バーと前記マスターナンバーとの切り替えを行うナンバ
ー切り替え手段を設けたことを特徴とする燃焼機器のリ
モコン通信システム。 - 【請求項2】 燃焼機器にはマスターリモコンのIDナ
ンバー問い合わせ手段からの問い合わせを受けたときに
該燃焼機器に登録設定されているリモコンIDナンバー
の回答を許可するための手動のIDナンバー回答許可操
作手段と、該IDナンバー回答許可操作手段の操作が行
われた以降にのみ前記マスターリモコンのIDナンバー
問い合わせに対するIDナンバー回答の許可信号を出力
するIDナンバー回答許可手段を設けたことを特徴とす
る請求項1記載の燃焼機器のリモコン通信システム。 - 【請求項3】 複数の燃焼機器に共通のマスターナンバ
ーが予め登録設定されたマスターナンバー登録部を有す
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃焼機
器のリモコン通信システムに用いられる燃焼機器。 - 【請求項4】 マスターリモコンのIDナンバー問い合
わせ手段からの問い合わせを受けたときに該燃焼機器に
登録設定されているリモコンIDナンバーの回答を許可
するための手動のIDナンバー回答許可操作手段と、該
IDナンバー回答許可操作手段の操作が行われた以降に
のみ前記マスターリモコンのIDナンバー問い合わせに
対するIDナンバー回答の許可信号を出力するIDナン
バー回答許可手段を有することを特徴とする請求項2記
載の燃焼機器のリモコン通信システムに用いられる燃焼
機器。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の燃焼機器の
リモコン通信システムに用いられるリモコンであって、
複数の燃焼機器に共通のマスターナンバーを有して該マ
スターナンバーにより複数の燃焼機器と無線信号による
相互通信可能であり、燃焼機器に登録設定されているリ
モコンIDナンバーを問い合わせるIDナンバー問い合
わせ手段と、この問い合わせを受けて燃焼機器から回答
されたリモコンIDナンバーと等しいIDナンバーを仮
のIDナンバーとして登録設定する書き込み自在の仮ナ
ンバー登録部と、該仮IDナンバー登録部に登録した仮
のIDナンバーと前記マスターナンバーとの切り替えを
行うナンバー切り替え手段を有することを特徴とするリ
モコン。
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---|---|---|---|
JP36285497A JP3811562B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 燃焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器およびリモコン |
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---|---|---|---|
JP36285497A JP3811562B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 燃焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器およびリモコン |
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JPH11173655A true JPH11173655A (ja) | 1999-07-02 |
JP3811562B2 JP3811562B2 (ja) | 2006-08-23 |
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JP36285497A Expired - Fee Related JP3811562B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 燃焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器およびリモコン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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