JPH11173273A - 小型ポンプ - Google Patents
小型ポンプInfo
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- JPH11173273A JPH11173273A JP36227197A JP36227197A JPH11173273A JP H11173273 A JPH11173273 A JP H11173273A JP 36227197 A JP36227197 A JP 36227197A JP 36227197 A JP36227197 A JP 36227197A JP H11173273 A JPH11173273 A JP H11173273A
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Abstract
れのないようにする。 【解決手段】 シリンダー部又はダイヤフラム本体の
弁の近くに凸部を設けて弁が閉じる方向に力が働くよう
にした。
Description
るポンプ室を形成するダイヤフラム部と弁室内に配置さ
れた弁体部とを一体に構成したダイヤフラム本体を備え
た小型ポンプに関するものである。
プは、三つのポンプ室(ダイヤフラム部)を有するポン
プを例とすると図12乃至図18にに示す通りである。
12は図13におけるA−A断面図であり、図中1は小
型直流モータ、2はモータ1の出力軸、3はカップ形に
形成され底面がねじ4によりモータ1の出力軸側の面に
取付けられたケース、5は出力軸2に固定されたカラ
ー、6は出力軸2に対して所定角度傾斜し、かつその先
端が出力軸2の中心軸上に存在するようにカラー5に固
定された駆動軸、7は円板形に形成され120度間隔に
設けられた3個の穴8を有する駆動体、9は駆動体7の
中心に下方に伸びて一体に形成された筒形の支持部、1
0は駆動軸6と駆動体7の間の摩擦を小さくするための
スチールボールである。支持部9は駆動部6にゆるくは
め込まれており、出力軸2が回転すると駆動軸6が傾斜
した状態で回転するため、駆動体7は中心に対して穴8
のある周辺部が順次上下動し、いわゆる皿回し運動をす
る。11は図14に示すように例えば円板状部材に三つ
の孔12を形成しこれに三つのシリンダーを固定させた
構成のシリンダー部で、円板状部材には三つのねじ孔1
3が形成されている。
されたダイヤフラム本体で、その平面を図15に、底面
を図16に示す。15は120度間隔で本体から下方に
伸びて一体に形成されたつり鐘形の3個のダイヤフラム
部、16はその中心の駆動部、17は駆動部16の先端
に細い頚部を介して形成された頭部、18は本体の中心
部から上方に伸びる弁体部である。この弁体部は、ダイ
ヤフラム本体14と一体に形成され、図18に拡大して
示すように本体14から上方に伸び(A)のように円筒
状をなしている。又、弁の開閉が容易になる等の理由か
ら、図18(B)に示すように、円筒形状のもの夫々弁
となる部分の境界にスリット18dを形成し、これによ
って三つのポンプ室に夫々対応する位置に夫々の弁18
a、18b、18cの三つの弁を構成するようにした形
状の弁体部が用いられることもある。頭部17は駆動体
7の穴8を貫通して駆動体7の下面側に突出ており、こ
れによって駆動部16は駆動体7に保持されている。ダ
イヤフラム本体14の各ダイヤフラム部15の中間の位
置にはねじを通すための3個の穴19が形成されてい
る。
つのダイヤフラム部15、弁体部18等を一体に構成し
たものでゴム等の弾性材料にて形成されている。尚図示
する従来例は三つのダイヤフラム部を有するが、三つに
限らず一般には一つ又は複数設けられている。
た円形の凹部21を有するバルブハウジングを兼ねた蓋
体で、その底面図を図17に示す。22は凹部21の中
心に形成された孔、23は孔22の周囲に各6個形成さ
れた吸気孔、24は蓋体20の中心部に上方に向かって
形成された弁室部、25は弁室部24の先端が細くなっ
て形成された排気孔である。なお、図13、図17に示
された26は各孔22の中間の位置にねじを通すために
3個形成された孔である。27は孔26、穴19を貫通
してねじ孔13にねじ込まれるねじである。このねじ込
みによって、蓋体20はダイヤフラム本体14を挟んで
シリンダー部11に固定され、蓋体20の凹部21とダ
イヤフラム部15とによって3個のポンプ室28が形成
される。蓋体20は弁室部24内に共通室29が形成さ
れ、各凹部21は内方(蓋体の中心の方向)に切欠き状
の溝部30が形成されてそれぞれ共通室29につながっ
ている。従って、各ポンプ室28は共通室29に中心部
で共通に連通されていることになる。なお、弁体部18
は弁室部24の内周面に接触しており、この連通路を塞
ぐようになっている。
32は弁体31の中心に上方に伸びて一体に形成された
支持柱、33は支持柱32の先端に形成されたこれより
太い頭部である。弁体31は吸気孔23を十分に覆うよ
うな大きさに形成されており、支持柱32が孔22を貫
通して頭部33が外側に出て蓋体20に抜けないように
取り付けられている。
動作について説明する。モータ1が通電されて出力軸2
が回転すると駆動軸6も回転し、これにより駆動体7が
皿まわし運動をして各ダイヤフラム部15の駆動部16
は120度の位相差で上下方向に振動する。このダイヤ
フラム部のピストン運動で、ポンプ室28は容積が周期
的に変化する。駆動部16が下方に移動して容積が増え
るときは、ポンプ室28は減圧されて弁体部18は弁室
部24に密着して閉じ、反対に弁体31は開いて吸気孔
23から空気が流入する。次に、駆動部16が上方に移
動して容積が減るときは、ポンプ室28は増圧されて弁
体31は蓋体20に密着して閉じ、反対に弁体部18は
このポンプ室28の溝部30を塞いでいる部分が開いて
ポンプ室28の空気は溝部30、共通室29を通って排
気孔25から排出される。
が一定の位相差をもって夫々上記の運動を繰り返すこと
により夫々別々の吸気孔23より空気を吸入し、共通の
弁室29を通り排出口25より排出され、これによりポ
ンプ作用をする。
の弁体部18は、構造上この弁体部18を拡大して示し
た図18(A)における矢印a方向へ倒れる変形は比較
的容易であるがその逆方向である矢印b方向へは変形し
にくく、矢印a方向へ倒れた状態では、矢印b方向への
力は弱い。
れた時、ダイヤフラム部の容積の縮小によりポンプ室か
ら気体が供給されると気体の圧力により、弁体部18は
矢印a方向に変形して弁が開くが、ダイヤフラム部の容
積の拡大により吸引されても溝幅が狭いこともあって、
矢印b方向への変形は十分でない。その結果閉じるべき
弁が確実に閉じずにここから空気がポンプ室方向に逆流
することになり、これが空気の洩れとなる。上述のよう
な欠点は、図18(B)に示すようなスリットを設けて
各ポンプ室に対応して各々弁を構成するようにした構造
の弁体部とした場合、特に顕著になる。
部が空気を供給する状態から反転し又他のダイヤフラム
部を空気を供給する状態になった時に前者のダイヤフラ
ム部側の弁が完全に閉じていない場合、後者のダイヤフ
ラム部により供給された空気の一部が洩れることにより
正常な空気の供給が若干阻害されることになる。
矢印a方向に倒れた弁が完全に戻らずに弁が若干開いた
状態のままとなり、供給した空気が開いた弁からポンプ
室内に逆流して洩れの原因となる。
夫々ポンプ室を形成する少なくとも一つのダイヤフラム
部とダイヤフラム部とほとんど接する位置に設けられた
弁体部とを一体に形成した弾性材料よりなるダイヤフラ
ム本体を有していて、ダイヤフラム本体がシリンダー部
および吐出口へ通ずる弁室を有するバルブハウジングと
にて形成されている空間内に収納され、バルブハウジン
グにはダイヤフラム部のポンプ室と弁室とを連通する溝
を有しており、ダイヤフラム本体のバルブハウジング側
とは反対側の面とシリンダー部のバルブハウジング側の
面とが少なくとも弁体部において接する状態にて保持さ
れ、シリンダー部のダイヤフラム本体の弁体部において
接する面内に凸部を形成したことを特徴としている。
とにより、この凸部がダイヤフラム本体を押圧しこれに
よりダイヤフラム本体の弁体部に図1に示す矢印b方向
への力が働くようにして、ポンプ作用停止時等には確実
に弁を閉じるようにした。
の代わりにダイヤフラム本体のシリンダーと接する面に
同様の凸部を設けたことを特徴とする。
たときと同様の作用、つまりダイヤフラム本体の弁体部
に矢印b方向の力が働くようにした。
について説明する。本発明の小型ポンプの基本構成は図
1に示す通りで、図12乃至18に示す従来の小型ポン
プと基本的に同じ又は類似のものであって、前述のよう
にシリンダー部又はダイヤフラム本体に凸部を設けたも
のである。
面図で、1はモーター、2は回転軸、3は駆動部を収納
するケース、5はカラー、6は駆動軸、7は駆動体、1
1はシリンダー部、14はダイヤフラム本体、15はダ
イヤフラム部、18は弁体部、25は吐出口、29は弁
室であり、これらは図12に示す従来の小型ポンプと実
質上同じである。又39は蓋体、40は、図12におけ
る蓋体20と類似の構造のバルブハウジングである。
プで、更にシリンダー部11の複数の各シリンダーが円
周上に配置されるように一体に固定する部材のバルブハ
ウジング40の側の面に凸部42を有することを特徴と
している。
リンダー部11を示す図で(A)は平面図、(B)はB
−B断面図である。この図において、41はシリンダ
ー、42はシリンダー部11のバルブハウジング側の面
11a上に形成した凸部である。
に示すように他の各部品と組み合わせ固定することによ
り本発明の小型ポンプが形成される。このように組み立
てられた小型ポンプは図1に示すようにダイヤフラム本
体14の弁体部18の下面(弁体部の底部外面)18e
を前記シリンダー部11の凸部42が押圧することにな
り、これにより弁体部18にはその吐出口25側が開く
方向の力(円筒部分の外側への力)が常に加わることと
なる。
により弁が開く方向である弁体部18がその内側へ倒れ
た場合も、ポンプ作用が停止すれば前述の外側への力に
より弁は戻されて確実に閉じることになる。このような
内側への倒れを元に戻す働きは、図18(B)に示すス
リットを形成した形状の弁体においても十分得られ、こ
の形状の弁体部においても弁は確実に閉じる。したがっ
て、ポンプ作用中の一つのダイヤフラム部の運動による
そのポンプ室の容積の縮小による空気の送り出し後、逆
に容積の拡大時には、弁は確実に閉じると同時に他のダ
イヤフラム部による空気送り出しが行なわれ、空気の送
り出しは連続して良好に行なわれ、空気洩れが生ずるこ
とがない。
弁体部18の底面18eを押圧することによるその先端
を広げる方法への力により弁体部18は駆動前の状態に
確実に戻り、弁は完全に閉じしたがって空気洩れは生じ
ない。
部(シリンダー部)を示す図である。この図3も図2と
同様(A)はシリンダー部11の平面図、(B)はその
B−B線断面図である。これら図に示すように、この実
施の形態では、シリンダー部11のバルブハウジング側
の面11a上で各シリンダーの周辺部近傍で特に弁体部
の弁と弁の間(ここで弁体部の弁とは図18(A)の場
合各ポンプ室に通ずる位置で弁としての働きをする箇所
又図18(B)の弁体部の場合、各弁18a、18b、
18cをいう)に近い位置から放射状に伸びる凸部43
つまり弁体部の弁の両端付近よりシリンダーの周辺に沿
って伸びる凸部43を形成したもので、この実施の形態
のようにポンプ室が三つの場合、隣接するシリンダー同
士が共通した凸部となり、図示する構成になる。この凸
部43を設けることにより、図2に示す実施の形態と同
様の力が弁体部に働き、したがって同様に停止時等に弁
を完全に閉じることになる。
凸部42と凸部43の両方共設けた構成にしたもので、
凸部を設けることによる効果は一層大である。
イヤフラム本体側に設けたものである。つまり、図5の
(A)はダイヤフラム本体14の底面図で、(B)はB
−B線断面図である。
の弁体部18の底部外面(底部の駆動部側の面)に凸部
44を形成したものである。
バルブハウジング側の面11aは平面でよい。この図5
のようなダイヤフラム本体を用いて図1のように小型ポ
ンプを組み立てた時、ダイヤフラム本体14の底面とシ
リンダー部11の表面11aとが接し、これにより凸部
24がシリンダー部の表面11aにて押圧されて、図2
に示すシリンダー部を用いた小型ポンプと全く同じ作用
をダイヤフラム本体が受け、弁体部18には同様の力が
働き、したがって図2のものと同じ作用効果を奏するこ
とになる。
凸部を設けた第2の実施の形態の他の例である。これら
図において、45がダイヤフラム本体14の底面に設け
た凸部であって、各ダイヤフラム部15の間に長い形状
の凸部を設けたもので図3に示す凸部43と同様の形状
の凸部45をダイヤフラム本体の底面(シリンダー部1
1の側の面)に設けたものである。つまり、ダイヤフラ
ム本体14のシリンダー部11の側の面で、弁体部18
の弁の両端付近からダイヤフラム部15の外周付近に沿
って伸びる凸部45を設けたものである。これによっ
て、図3に示す実施の形態における場合と、同様の作用
効果を奏するものである。
フラム本体底部外面に設けたもので、これにより一層効
果的である。
ラム本体は、ダイヤフラム本体と同じ材質により凸部4
4、45等を一体に成形することが望ましい。しかしダ
イヤフラム本体と同じ材質又は異なる材質による凸部の
みを形成し、これをダイヤフラム本体底面に接着剤によ
る接着等の手段により固定してもよい。
示す例で、(A)は円形状、(B)は三角形(四角形等
の他の多角形でもよい)、(C)はドーナツ形、(D)
は長方形状、(E)は楕円形である。
ルブハウジング20の更に外側に蓋体40を取り付けた
構造であるが、図12に示す従来例のような構造の小型
ポンプのシリンダー部11やダイヤフラム本体14に凸
部を設けたものでもよい。又、図1や図9や図12等の
ようなダイヤフラム本体を用いた小型ポンプ(本発明と
基本構成が同じ小型ポンプ)であれば、いずれの構造の
ポンプでも本発明の適用は可能である。
フラム部(ポンプ室)が三つのタイプの小型ポンプであ
るが、ダイヤフラム部が四つ以上あるいは一つ又は二つ
のポンプにも本発明を適用できる。例えばダイヤフラム
部が四つの場合は、ダイヤフラム部本体の中央を中心と
する円の円周上に等間隔にダイヤフラム部を配置したも
ので、シリンダー部又はダイヤフラム部本体の中央に凸
部を設けることにより本発明の目的を達成し得る。又四
つのダイヤフラム部を有するタイプの小型ポンプの場合
も、各ダイヤフラム部の間で、シリンダー又はダイヤフ
ラム本体に凸部を設けたものも本発明の目的を達成し得
る。更に中央およびダイヤフラム部の間の両方に凸部を
設けてもよい。
ンプの場合、ダイヤフラム本体の中心を通る直線上にこ
の中心から等距離の位置に夫々ダイヤフラム部が形成さ
れる。この小型ポンプの場合、両ダイヤフラム部の中心
付近に凸部を設けるか、シリンダー部のバルブハウジン
グ側の面で弁体部の弁の両端付近よりシリンダー周辺近
傍に沿って伸びる方向あるいはダイヤフラム本体のシリ
ンダー部の側の面で弁体部の弁の両端からダイヤフラム
部の周辺近傍に沿って伸びる凸部を設けることにより本
発明の目的を達成し得る。
ンプのダイヤフラム部(又はシリンダー部)と弁体部お
よび前記凸部の位置関係の概要を示す図である。この図
において、15がダイヤフラム部、18が弁体部、18
a、18bが弁体部中の弁の部分、45がダイヤフラム
部に形成した凸部である。この図に示すように、ポンプ
室が二つのポンプの場合ダイヤフラム本体14のシリン
ダー部11の側の面で弁体部18の弁18aおよび18
bの両端の部分からダイヤフラム部15の周辺付近に沿
って伸びる凸部45を形成すればよい。この場合凸部4
5を夫々のダイヤフラム部15の周辺部近傍に二つずつ
設けるのが望ましい。この凸部はシリンダー部に設ける
場合も、前記位置関係は、同様である。
ンプについて述べる。
型ポンプに本発明を適用した実施の形態を示す図であ
る。
出力軸、3はケース、5はカラー、6は駆動軸で、これ
らは図1に示す三つのポンプ室を有するポンプと同じで
ある。又50は駆動体、51はポンプ室54を構成する
ダイヤフラム部52とダイヤフラム部52に近接した位
置に設けられた弁体部53とを一体にしたダイヤフラム
本体、55はシリンダー部、56は吐出口57を有する
バルブハウジングである。又58はシリンダー部55に
設けられた凸部、59は蓋体である。
る小型ポンプであって、一つのダイヤフラム部52が一
つのシリンダーを有するシリンダー部55のシリンダー
内に配置されるようにダイヤフラム本体51がシリンダ
ー部55とバルブハウジング56とにより保持される構
成になっている。
その出力軸2を回転させると、カラー5と駆動軸6によ
り駆動体50の図9において左側の部分が上下動してダ
イヤフラム部52の容積が変化してポンプ作用を行な
う。
と同様にシリンダー部55の中央部分つまりダイヤフラ
ム本体51の弁体部53と接する部分に凸部58を有す
ることを特徴としている。このポンプは、凸部58を有
することにより、弁体部の底面中心部分が押圧され、弁
体部の先の部分が広くなる方向への力が働き、したがっ
て図1に示す実施の形態のポンプと同様に弁の開閉が正
常に行なわれ、ポンプ作動中あるいは停止時の空気洩れ
を防止し得る。
イヤフラム本体51の同じ位置つまりダイヤフラム本体
51の弁体部53の中央でシリンダー部側に設けても良
い。
ンプの場合も、第1、第2の実施の形態の凸部に相当す
る位置に凸部を設けても本発明の目的を達成し得る。
型ポンプにおけるダイヤフラム本体のダイヤフラム部、
弁体部等の位置関係を示す図である。この図において5
1はダイヤフラム本体、52はダイヤフラム部、53は
弁体部、59は凸部である。
ラム本体51における弁体部53の弁53aの両端付近
よりダイヤフラム部52の周辺付近に沿って伸びる凸部
59を設ければ、本発明の目的を達成し得る。この場合
二つの凸部のうちいずれか一方でもよい。
て、図9に示す位置の凸部58と図11(A)に示す位
置の凸部59との両凸部を設けても良い。
で、一つのポンプ室を有するポンプの弁体部付近の断面
図である。この小型ポンプの場合、弁体部53は筒状と
する必要はなく、弁室を構成する部分内に弁60をダイ
ヤフラム本体51に一体に形成しこの弁体部の弁60に
関してダイヤフラム部52とは反対側の箇所の外面に凸
部61を形成すればよい。尚11はシリンダー部、20
は蓋体である。
わりに、これに対応するシリンダー側に凸部を形成し、
ダイヤフラム本体51のシリンダー側の面を平面にして
もよい。
ラム本体の形状は変わるが、凸部を設ける位置は、複数
のポンプ室を有するポンプと実質上同じである。したが
って、本発明において弁体部の底部外面とは、図11
(B)の凸部61が形成された部分とその周辺部分を指
すものとする。
本発明のシリンダー付近又はダイヤフラム部付近に設け
る凸部はポンプ室の数に関係なく弁の両端よりシリンダ
ーの周辺又はダイヤフラム部の周辺に沿って伸びる凸部
であればよい。しかし、ポンプ室の数が3以上であれ
ば、隣接するポンプ室が比較的接近して形成されるた
め、図3、図6等のように隣接する部分は共通の一つの
凸部で十分目的を達成し得る。
シリンダー部又はダイヤフラム本体に凸部を形成すると
いう簡単な構成で、ポンプ作用時における弁の開閉およ
び停止時における弁の閉塞を確実なものとし、良好なポ
ンプ作用お行ない得ると共に空気洩れが解消される。
いるシリンダー部の構成を示す図
構成を示す図
他の構成を示す図
用いるダイヤフラム本体の構成を示す図
本体の他の構成を示す図
本体の更に他の構成を示す図
なる小型ポンプの構成を示す図
フラム本体に形成する凸部の位置を示す図
フラム本体に形成する凸部の位置等を示す図
面図
体の平面図
体の底面図
示した図
Claims (6)
- 【請求項1】 ポンプ室を形成する少なくとも一つの
ダイヤフラム部と前記のダイヤフラム部に近接して配置
された少なくとも1つの弁をもつ弁体部とを一体に形成
したダイヤフラム本体と、前記ダイヤフラム部が夫々位
置する少なくとも一つのシリンダーを有するシリンダー
部と、吐出口へ通ずる弁室又は通路を有するバルブハウ
ジングとを有し、前記ダイヤフラム本体が前記シリンダ
ー部のシリンダーにダイヤフラム部を又前記バルブハウ
ジングの弁室内に前記弁体部が配置されるようにシリン
ダー部とバルブハウジング内に収納され、前記ダイヤフ
ラム部の容積を変化させてポンプ作用を行なうポンプ
で、前記ダイヤフラム本体の少なくとも弁体部と前記バ
ルブハウジングの弁室の壁とが接するように配置され、
少なくとも前記ダヤフラム本体の弁体部の底部外面と前
記シリンダー部とが接しており、シリンダー部の前記底
部外面と接する面に凸部を設けたことを特徴とする小型
ポンプ。 - 【請求項2】 前記シリンダー部がシリンダーの少な
くとも周辺部分において前記ダイヤフラム本体と接して
おり、このダイヤフラム本体と接する部分に前記弁体部
の弁の両端より前記シリンダー周辺近傍に沿って伸びる
凸部を更に設けたことを特徴とする請求項1の小型ポン
プ。 - 【請求項3】 ポンプ室を形成する少なくとも一つの
ダイヤフラム部と前記のダイヤフラム部に近接して配置
された少なくとも1つの弁をもつ弁体部とを一体に形成
したダイヤフラム本体と、前記ダイヤフラム部が夫々位
置する少なくとも一つのシリンダーを有するシリンダー
部と、吐出口へ通ずる弁室又は通路を有するバルブハウ
ジングとを有し、前記ダイヤフラム本体が前記シリンダ
ー部のシリンダーにダイヤフラム部を又前記バルブハウ
ジングの弁室内に前記弁体部が配置されるようにシリン
ダー部とバルブハウジング内に収納され、前記ダイヤフ
ラム部の容積を変化させてポンプ作用を行なうポンプ
で、前記シリンダー部がシリンダーの少なくとも周辺部
分において前記ダイヤフラム本体と接しており、このダ
イヤフラム本体と接する部分に前記弁体部の弁の両端よ
り前記シリンダー周辺近傍に沿って伸びる凸部を設けた
ことを特徴とする小型ポンプ。 - 【請求項4】 ポンプ室を形成する少なくとも一つの
ダイヤフラム部と前記のダイヤフラム部に近接して配置
された少なくとも1つの弁をもつ弁体部とを一体に形成
したダイヤフラム本体と、前記ダイヤフラム部が夫々位
置する少なくとも一つのシリンダーを有するシリンダー
部と、吐出口へ通ずる弁室又は通路を有するバルブハウ
ジングとを有し、前記ダイヤフラム本体が前記シリンダ
ー部のシリンダーにダイヤフラム部を又前記バルブハウ
ジングの弁室内に前記弁体部が配置されるようにシリン
ダー部とバルブハウジング内に収納され、前記ダイヤフ
ラム部の容積を変化させてポンプ作用を行なうポンプ
で、少なくとも前記ダヤフラム本体の弁体部の底部外面
と前記シリンダー部とが接しており、前記ダイヤフラム
本体の弁体部の底部外面上に凸部を設けたことを特徴と
する小型ポンプ。 - 【請求項5】 前記ダイヤフラム本体が少なくとも前
記ダイヤフラム部の周辺部分において前記シリンダー部
と接しており、前記ダイヤフラム本体の弁体部の弁の両
端近傍より前記ダイヤフラム部の周辺近傍に沿って伸び
る凸部を更に設けたことを特徴とする請求項4の小型ポ
ンプ。 - 【請求項6】 ポンプ室を形成する少なくとも一つの
ダイヤフラム部と前記のダイヤフラム部に近接して配置
された少なくとも1つの弁をもつ弁体部とを一体に形成
したダイヤフラム本体と、前記ダイヤフラム部が夫々位
置する少なくとも一つのシリンダーを有するシリンダー
部と、吐出口へ通ずる弁室又は通路を有するバルブハウ
ジングとを有し、前記ダイヤフラム本体が前記シリンダ
ー部のシリンダーにダイヤフラム部を又前記バルブハウ
ジングの弁室内に前記弁体部が配置されるようにシリン
ダー部とバルブハウジング内に収納され、前記ダイヤフ
ラム部の容積を変化させてポンプ作用を行なうポンプ
で、前記ダイヤフラム本体が少なくとも前記ダイヤフラ
ム部の周辺部分において前記シリンダー部と接してお
り、前記ダイヤフラム本体の弁体部の弁の両端近傍より
前記ダイヤフラム部の周辺近傍に沿って伸びる凸部を設
けたことを特徴とする小型ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36227197A JP3713650B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 小型ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36227197A JP3713650B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 小型ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11173273A true JPH11173273A (ja) | 1999-06-29 |
JP3713650B2 JP3713650B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=18476428
Family Applications (1)
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JP36227197A Expired - Lifetime JP3713650B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 小型ポンプ |
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JP (1) | JP3713650B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009073519A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Yi-Chung Huang | 液体吐出器 |
JP2013060967A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Oken Ltd | 吐出弁およびそれを使用したポンプ |
WO2014073821A1 (ko) * | 2012-11-06 | 2014-05-15 | 코웨이 주식회사 | 무전원 에어펌프 및 이를 구비한 수처리장치 |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP36227197A patent/JP3713650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009073519A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Yi-Chung Huang | 液体吐出器 |
JP2008178724A (ja) * | 2008-04-18 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 飲料抽出機 |
JP2013060967A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Oken Ltd | 吐出弁およびそれを使用したポンプ |
WO2014073821A1 (ko) * | 2012-11-06 | 2014-05-15 | 코웨이 주식회사 | 무전원 에어펌프 및 이를 구비한 수처리장치 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3713650B2 (ja) | 2005-11-09 |
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