JPH11172278A - 固形洗浄料組成物 - Google Patents

固形洗浄料組成物

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JPH11172278A
JPH11172278A JP33905497A JP33905497A JPH11172278A JP H11172278 A JPH11172278 A JP H11172278A JP 33905497 A JP33905497 A JP 33905497A JP 33905497 A JP33905497 A JP 33905497A JP H11172278 A JPH11172278 A JP H11172278A
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JP
Japan
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acid
polyoxyethylene
oil
neutral amino
acyl
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JP33905497A
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English (en)
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Masumi Ogawa
真澄 小川
Daisuke Kaneko
大介 金子
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低刺激であり、泡立ちおよびさっぱり感に優
れ、ぬめり感、つっぱり感、きしみ感および付着感が少
なく、溶け崩れしにくい固形洗浄料組成物を提供する。 【解決手段】N−アシル中性アミノ酸あるいはN−アシ
ル中性アミノ酸およびその塩(成分(A))を60重量
%以上有効成分として含有する、あるいはN−アシル中
性アミノ酸の塩を60重量%以上含有してpHを5.5
〜7.0にする。また、さらに高級アルコールおよび/
または有機酸または無機酸を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固形洗浄剤組成物、
さらに詳しくはN−アシル中性アミノ酸あるいはN−ア
シル中性アミノ酸およびその塩(成分(A))を60重
量%以上有効成分として含有する固形洗浄料組成物、な
らびにN−アシル中性アミノ酸の塩を60重量%以上含
有し、pHが5.5〜7.0である固形洗浄料組成物に
関する。さらに、このような固形洗浄料組成物であって
高級アルコール(成分B)および/または有機酸および
無機酸(成分C)から選ばれる1種以上をも有効成分と
して含有するものに関する。本発明の固形洗浄料組成物
は低刺激であり、泡立ちおよびさっぱり感に優れ、ぬめ
り感、つっぱり感、きしみ感および付着感が少なく、溶
け崩れしにくい固形洗浄料組成物である。
【0002】
【従来の技術】固形洗浄剤組成物は、一般にアニオン界
面活性剤を主成分としており、石鹸即ち高級脂肪酸塩が
最も汎用的に使用されている。石鹸は泡立ちおよびさっ
ぱり感には優れるものの、皮膚および眼粘膜に対する刺
激性が高く、またすすぎ時にきしみ感やつっぱり感を生
じるという問題点があった。
【0003】高級脂肪酸以外のアニオン界面活性剤とし
ては、イセチオン酸塩やN−アシルグルタミン酸塩等が
知られている。これらは低刺激性においては優れている
ものの、泡立ちが悪くぬめり感があるという問題点があ
った。
【0004】低刺激性であり、泡立ちに優れるアニオン
界面活性剤としてはN−アシル−β−アラニン塩、N−
アシルグリシン塩およびN−アシルアラニン塩等が知ら
れているが、これらを用いて固形石鹸を調製すると、溶
け崩れが激しいという問題点があった。
【0005】また、N−アシル−β−アラニン塩に関し
ては、溶け崩れの改善のために、高級アルコールまたは
高級脂肪酸を併用することが特開平05−156298
に開示されているが、高級アルコールのみでは溶け崩れ
の改善が不十分であり、溶け崩れを防ぐために高級脂肪
酸を多量に併用してpHを下げると、泡立ちが悪くなる
という問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は低刺激
であり、泡立ちおよびさっぱり感に優れ、ぬめり感、つ
っぱり感、きしみ感および付着感が少なく、溶け崩れし
にくい固形洗浄料組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる実状に
鑑み鋭意研究した結果、N−アシル中性アミノ酸あるい
はN−アシル中性アミノ酸およびその塩(成分(A))
を60重量%以上有効成分として含有することにより、
あるいはN−アシル中性アミノ酸の塩を60重量%以上
含有してpHを5.5〜7.0にすることにより上記目
的が達成されることを見いだし、本発明を完成した。
【0008】即ち、本発明は下記一般式(1)または
(2)で表されるN−アシル中性アミノ酸から選ばれる
少なくとも一種以上あるいは下記一般式(1)または
(2)で表されるN−アシル中性アミノ酸およびその塩
(成分(A))を60重量%以上有効成分として含有す
る、あるいは下記一般式(1)で表されるN−アシル中
性アミノ酸の塩を60重量%以上含有してpHを5.5
〜7.0にすること特徴とする固形洗浄料組成物に関す
る。
【0009】
【化6】 上記一般式(1)中、R1は炭素原子数7〜21の直鎖
または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を、Xは
メチル基または水素を表す。
【0010】
【化7】 上記一般式(2)中、R2は炭素原子数7〜21の直鎖
または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表わ
す。
【0011】また、さらに高級アルコール(B)および
/または有機酸および無機酸から選ばれる少なくとも1
種以上(C)を有効成分として含有する固形洗浄料組成
物にも関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明に用いられる成分(A)のN−アシ
ル中性アミノ酸およびその塩は、高級脂肪酸クロライド
とアミノ酸とのアシル化反応により容易に製造すること
ができる。
【0014】前記一般式(1)および(2)で表される
中性アミノ酸のアシル基の炭素数は8〜22であり、1
2〜18が好ましい。中性アミノ酸はD体、L体および
DL体のいずれも使用することができる。中性アミノ酸
の種類としては、泡立ちの点でグリシンが最も好まし
く、ついでα−アラニンが好ましい。
【0015】上記中性アミノ酸は未中和のまま、未中和
と塩の混合物あるいは塩の形で使用することができる。
また、2種以上の混合物も使用できる。さらに、必要に
応じてアルカノールアミド等を併用することもできる。
【0016】また、上記N−アシル中性アミノ酸の塩と
しては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、
アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン
塩、リジン塩等が挙げられ、特に好ましくはナトリウム
塩およびカリウム塩である。
【0017】本発明においては、成分(B)である高級
アルコールを添加することにより、さらに溶け崩れを改
善することができる。
【0018】本発明に用いられる高級アルコールの炭素
原子数は12〜36であり、直鎖および分岐のいずれの
アルキル基のものも使用できるが、好ましくは14〜2
2であり、また直鎖のアルキル基を有するものが好まし
い。
【0019】このような高級アルコールの具体的例とし
ては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチル
ドデカノール、オレイルアルコール、ミリスチルアルコ
ールなどが挙げられる。これらはその1種を単独で用い
ても2種以上を併用しても良い。
【0020】本発明に用いられる成分(C)である有機
酸としては、クエン酸、酢酸、乳酸、リンゴ酸、p−ト
ルエンスルホン酸、酒石酸、グルタミン酸およびその誘
導体、アスパラギン酸およびその誘導体、グリコール
酸、ピロリドンカルボン酸等が挙げられ、いずれの光学
異性体も使用することができる。高級脂肪酸は多量に使
用すると泡立ちが低下するため、好ましくない。
【0021】本発明に用いられる成分(C)である無機
酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、炭酸、硝酸等が挙げ
られる。
【0022】本発明の固形洗浄剤組成物における中性ア
ミノ酸およびその塩(成分(A))の配合量は60〜1
00重量%、好ましくは70〜95重量%であり、特に
好ましくは80〜90重量%である。60重量%未満で
は泡立ちが不十分であり好ましくない。
【0023】本発明の固形洗浄剤組成物のpHは、1%
水溶液、25℃の条件下で5.5〜7.0が好ましく、
特に好ましくは5.5〜6.5である。pHが5.5未
満では泡立ちが不十分な場合があり、7.0以上では溶
け崩れが激しい場合がある。
【0024】本発明の固形洗浄料組成物における成分
(B)の配合量は、幅広く採用可能であるが、好ましく
は0.1〜20重量%であり、特に好ましくは5〜10
重量%である。0.1重量%未満では本発明の効果が十
分に発揮されない場合があり、20重量%を超えると、
使用感が低下する場合がある。
【0025】また、本発明の固形洗浄剤組成物における
成分(C)の配合量は、配合成分により適宜調整され
る。
【0026】更に、本発明の固形洗浄料組成物における
成分(B)の成分(A)に対する割合は、特に制限され
るものではないが、本発明の効果をより十分に発揮する
上で、0.1/95〜20/70が好ましく、特に好ま
しくは5/90〜10/80である。
【0027】本発明の固形洗浄料組成物は、シャンプ
ー、固形石鹸、髭剃り様石鹸等各種の固形洗浄料組成物
として用いることができる。
【0028】本発明の固形洗浄料組成物において、本発
明の効果を阻害しない範囲において他のアニオン、両性
及びノニオン界面活性剤を併用することもできる。
【0029】アニオン界面活性剤の例としては、ラウリ
ル硫酸塩(ナトリウム、マグネシウム、カリウム、アン
モニウム、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、アルギニン、リジン等)、ミリスチル硫酸塩、セチ
ル硫酸塩、ステアリル硫酸塩、オレイル硫酸塩等のアル
キル硫酸塩、ラウリルリン酸等のアルキルリン酸及びそ
の塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、ポ
リオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸塩等のポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレントリ
デシルエーテル酢酸塩等のポリオキシエチレンアルキル
カルボン酸塩、オクチルフェノキシジエトキシエチルス
ルホン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、テトラデ
センスルホン酸塩、スルホコハク酸ジオクチル塩、スル
ホコハク酸ラウリル塩、ポリオキシエチレンスルホコハ
ク酸ラウリル塩、スルホコハク酸ポリオキシエチレンモ
ノオレイルアミド塩、オレイン酸アミドスルホコハク酸
塩、ラウロイルザルコシン、オレイルザルコシン、ヤシ
油脂肪酸ザルコシン等のアルキルザルコシン及びその
塩、N−アルキル−N−メチル−β−アラニン及びその
塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールア
ミド硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン
酸及びその塩、ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、パルミ
チン酸塩、オレイン酸塩、ヤシ油脂肪酸塩、ステアリン
酸塩等の高級脂肪酸塩、ヤシ油脂肪酸エチルエステルス
ルホン酸塩、N−ヤシ油脂肪酸−グルタミン酸塩、N−
ラウロイル−グルタミン酸塩、N−ミリストイル−グル
タミン酸塩、N−ヤシ油脂肪酸−アスパラギン酸塩、N
−アシル−アミノ酸塩等が挙げられる。
【0030】両性活性剤の例としては、カルボベタイン
型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活性剤、
スルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシスルホベ
タイン型両性界面活性剤、アミドスルホベタイン型両性
界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イミダ
ゾリン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤が挙げら
れ、より具体的に例示すれば、ラウリルジメチルアミノ
酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ステアリルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジヒドロキシエ
チルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤ
シ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、パーム核油脂肪
酸アミドプロピルベタイン液、リシノレイン酸アミドプ
ロピルベタイン液、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カル
ボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン
塩、パーム核油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−
N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩、2−アルキ
ル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリウムベタイン、ウンデシル−N−カルボキシメチ
ルイミダリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン液、ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリン)クロル酢酸錯体等が挙げられる。
【0031】ノニオン界面活性剤の例としては、アルキ
ルサッカライド系界面活性剤、高級脂肪酸アルカノール
アミド、アミンオキシド等が挙げられ、より具体例を挙
げて例示すると、ポリオキシエチレンコレステリルエー
テル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポ
リオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシエチレ
ンラノリンアルコール、酢酸ポリオキシエチレンラノリ
ンアルコール、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキ
シエチレン液状ラノリン、ポリオキシエチレン還元ラノ
リン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン液状ラ
ノリン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレンヒマシ油、モノステアリン酸ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリオキシプロピレンラノリンアルコ
ールエーテル、ポリオキシプロピレン硬質ラノリン、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンラノリン、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテ
ル、エチレンジアミンテトラポリオキシエチレンプロピ
レン、アルキル(8〜16)グルコシド、セスキステア
リン酸メチルグルコシド、ポリオキシエチレンオレイン
酸メチルグルコシド、セスキステアリン酸ポリオキシエ
チレンメチルグルコシド、ジステアリン酸ポリオキシエ
チレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチル
グルコシド、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレング
リコール、ラウリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油、ポリオキシエチレンアルキル(12〜15)エー
テル酢酸プロピル、ポリオキシエチレンアルキル(12
〜15)エーテル酢酸ヘキサデシル、ポリオキシエチレ
ンジステアリン酸トリメチロールプロパン、ポリオキシ
エチレントリステアリン酸トリメチロールプロパン、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレントリメチロール
プロパン、バチルアルコール、パルミチン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、ポリオキシエチレンリシノレイン酸
アミド、ラウリン酸エタノールアミド、パルミチン酸エ
タノールアミド、ステアリン酸エタノールアミド、ヤシ
油脂肪酸エタノールアミド、ポリオキシエチレンラウリ
ン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油
脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノール
アミド、ラウリン酸ミリスチン酸ジエタノールアミド、
ミリスチン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタ
ノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド、イソス
テアリン酸ジエタノールアミド、リノール酸ジエタノー
ルアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、パーム核
油脂肪酸ジエタノールアミド、硬化牛脂油ジエタノール
アミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ジエタノール
アミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、オレイン
酸イソプロパノールアミド、ステアリン酸ステアロイル
エタノールアミド、ラウリルジメチルアミンオキシド
液、ラウリルジメチルアミンオキシド液、ミリスチルジ
メチルアミンオキシド液、ステアリルジメチルアミンオ
キシド、ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド液、ポ
リオキシエチレンヤシ油アルキルジメチルアミンオキシ
ド、ジヒドロキシエチルラウリルアミンオキシド液、モ
ノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタ
ン、モノステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸
ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノオレイ
ン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオ
レイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタ
ン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、モノヤシ油脂
肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸
ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリ
オキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキ
シエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチ
レンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンス
テアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシル
エーテル、酢酸ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンセチルエーテル、酢酸ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンイソセチルエーテル、モノラウリン酸ポリオ
キシエチレンソルビット、ヘキサステアリン酸ポリオキ
シエチレンソルビット、テトラステアリン酸ポリオキシ
エチレンソルビット、テトラオレイン酸ポリオキシエチ
レンソルビット、モノラウリン酸ポリエチレングリコー
ル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオ
レイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸エ
チレングリコール、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテ
ル、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノミリ
スチン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノ
イソステアリン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリ
ル、ジオレイン酸グリセリル、モノステアリン酸ポリオ
キシエチレングリセリル、モノオレイン酸ポリオキシエ
チレングリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル、モ
ノオレイン酸ジグリセリル、ジオレイン酸ジグリセリ
ル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、モノステアリ
ン酸テトラグリセリル、トリステアリン酸テトラグリセ
リル、ペンタステアリン酸テトラグリセリル、ペンタオ
レイン酸テトラグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリ
セリル、モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、モノステ
アリン酸ヘキサグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリ
セリル、トリステアリン酸ヘキサグリセリル、ペンタス
テアリン酸ヘキサグリセリル、ペンタオレイン酸ヘキサ
グリセリル、ポリリシノール酸ヘキサグリセリル、モノ
ラウリン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸デカグリ
セリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイ
ン酸デカグリセリル、モノリノール酸デカグリセリル、
モノイソステアリン酸デカグリセリル、ジステアリン酸
デカグリセリル、ジイソステアリン酸デカグリセリル、
トリステアリン酸デカグリセリル、トリオレイン酸デカ
グリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペン
タオレイン酸デカグリセリル、ペンタイソステアリン酸
デカグリセリル、ヘプタステアリン酸デカグリセリル、
ヘプタオレイン酸デカグリセリル、デカステアリン酸デ
カグリセリル、デカオレイン酸デカグリセリル、デカイ
ソステアリン酸デカグリセリル等が挙げられる。
【0032】なお上記の界面活性剤の他にも、本発明の
効果を阻害しない範囲で、通常使用される各種添加剤を
添加することができる。例としてはシリコーン化合物、
高分子物質、炭化水素油、油脂類、蝋、脂肪酸、脂肪ア
ルコール、エステル油、アルコール類、多価アルコー
ル、抽出物、アミノ酸、核酸、ビタミン、酵素、抗炎症
剤、殺菌剤、防腐剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、キレー
ト剤、制汗剤、顔料、色素、酸化染料、有機及び無機粉
体、pH調整剤、パール化剤、湿潤剤および化粧品原料
基準、化粧品種別配合成分規格、医薬部外品原料規格、
日本薬局方、食品添加物公定書記載の原料等が挙げられ
る。
【0033】シリコーン化合物の例としては、メチルポ
リシロキサン、高重合メチルポリシロキサン;ポリオキ
シエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキ
シプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体及びポリ
(オキシエチレン、オキシプロピレン)・メチルポリシ
ロキサン共重合体等のエーテル変性シリコーン;ステア
ロキシメチルポリシロキサン、ステアロキシトリメチル
シラン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタ
メチルポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン;デ
カメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロ
テトラシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテ
トラシロキサン、メチルシクロポリシロキサン及びドデ
カメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン;
メチルフェニルポリシロキサン、トリメチルシロキシケ
イ酸;アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチ
ルシロキサン共重合体等のアミノ変性シリコーン、シラ
ノール変性ポリシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキ
サン、脂肪酸変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロ
キサン、エポキシ変性ポリシロキサン、アルコキシ変性
ポリシロキサンパーフルオロポリエーテル、ポリ酢酸ビ
ニルジメチルポリシロキサン、及びこれらの1種または
2種以上をを乳化したシリコーンエマルジョン等が挙げ
られる。
【0034】高分子物質の例としては、グアーガム、ロ
ーカストビンガム、クインスシード、カラギーナン、ガ
ラクタン、アラビアガム、トラガカントガム、ペクチ
ン、マンナン、デンプン、プルラン等の植物系多糖類高
分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカ
ン、カードラン、ヒアルロン酸等の微生物由来の多糖類
系;ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン等の
動物系の蛋白類系;メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシルメチルセルロース及びその
塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース等のセルロー
ス誘導体;可溶性デンプン、カルボキシルデンプン、メ
チルデンプン等のデンプン誘導体;アルギン酸プロピレ
ングリコールエステル、アルギン酸塩等のアルギン酸誘
導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、酢酸ビニル・
クロトン酸共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン
酸エチル共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸
ブチル共重合体、クロトン酸・酢酸ビニル・ネオデカン
酸ビニル共重合体、メトキシエチレン無水マレイン酸共
重合体、イソブチレン・マレイン酸ナトリウム共重合
体、N−メチルピロリドン、ビニルピロリドン・N,N
−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル
硫酸塩、ビニルイミダゾリウムメトクロライド・ビニル
ピロリドン共重合体、ポリビニルピロリドン、ビニルピ
ロリドン・スチレン共重合体、ビニルピロリドン・ヘキ
サデセン共重合体、スチレン・ビニルピロリドン共重合
体、エイコセン・ビニルピロリドン共重合体、、カルボ
キシビニルポリマー等のビニル系誘導体;アクリル酸ア
ルキル共重合体、ポリアクリル酸及びその塩(ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミン、
アルギニン、リジン等)、ポリアクリル酸アルキル、ア
クリル酸アルキル共重合体、アクリル酸アミド・スチレ
ン共重合体、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体、
アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合
体及びその塩、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸
ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル
共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、アクリル
酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合
体、アクリル酸アルキルエステル・メタクリル酸アルキ
ルエステル・ジアセトン・アセトンアクリルアミド・メ
タクリル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウ
ム・アクリルアミド共重合体等のアクリル酸系誘導体;
メタクリロイルエチルジメチルベタイン・塩化メタクリ
ロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタクリル酸メ
トキシポリエチレングリコール共重合体、メタクリロイ
ルエチルジメチルベタイン・塩化メタクリロイルエチル
トリメチルアンモニウム・メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル共重合体、カルボキシメチルデキストラン及びそ
の塩;塩化0−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルア
ンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース塩化ヒドロキシプロピルラウ
リルジメチルアンモニウムエーテル等のカチオン化セル
ロース;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル]グァーガム等のカチオン化グア
ーガム、エポキシ樹脂イソステアリン酸エステル、ポリ
アミドエピクロルヒドリン樹脂、ビスフェノールエポキ
シ樹脂脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール・エピ
クロルヒドルン・ヤシ油アルキルアミン・ジプロピレン
トリアミン縮合物、パーフルオロポリエーテル等が挙げ
られる。
【0035】その他の成分の例としては、ミツロウ、サ
ラシミツロウ、キャンデリラロウ、カルナバロウ、イボ
タロウ、モクロウ、コメヌカロウ、サラシモンタロウ、
ラノリン、セレシン、スクワラン、プリスタン、テレピ
ン油、ユーカリ油、テルピネオール、ユーカリプトー
ル、オリーブ油、ツバキ油、チャ実油、サザンカ油、サ
フラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、ト
ウモロコシ油、ラッカセイ油、ナタネ油、コメヌカ油、
コメ胚芽油、ハトムギ油、ブドウ種ゼルナッツ油、メド
ウフォーム油、シア脂、月見草油、カカオ脂、ヒマシ
油、硬化子油、アルモンド油、ホホバ油、アボガド油、
カロット油、マカデミアナッツ油、ヘーヒマシ油、アマ
ニ油、牛脂、馬油、ミンク油、タラ肝油、サメ肝油、オ
レンジラフィー油、乳脂、卵黄油、卵黄脂肪油、粉末脂
肪油、チョウジ油、ローズヒップ油、ラベンダー油、ロ
ーマカミツレ油、ローズマリー油、部分加水分解ホホバ
油、オキシステアリン酸硬化ヒマシ油、酢酸ヒマシ油、
部分水素添加馬油、吸着精製ラノリン、液状ラノリン、
還元ラノリン、硬質ラノリン、酢酸硬質ラノリン、酢酸
液状ラノリン、流動パラフィン、軽質パラフィン、重質
パラフィン、揮発性パラフィン、液化石油ガス、ワセリ
ン、マイクロクリスタリンワックス、酢酸(セチルラノ
リル)エステル、トリアセチルグリセリル、プロピオン
酸エイコサニル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸
セチル、乳酸オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステア
リル、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステ
ル、コハク酸2エチルヘキシル、ヘプタン酸ステアリ
ル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジブチル、
アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジ2エチルヘキシ
ル、アジピン酸じ2ヘプチルウンデシル、カプリル酸セ
チル、トリカプリン酸グリセリル、2エチルヘキサン酸
セチル、2エチルヘキサン酸セトステアリル、トリ2−
エチルヘキサン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサ
ン酸ペンタエリスリット、オクタン酸イソセチル、オク
タン酸イソステアリル、ジオクタン酸エチレングリコー
ル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリオクタ
ン酸トリメチロールプロパン、ジメチルオクタン酸ヘキ
シルデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イ
ソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソ
ノナン酸イソトリデシル、ジノナン酸イソトリデシル、
ジノナン酸プロピレングリコール、ペラルゴン酸オクチ
ル、イソペラルゴン酸オクチル、トリ(カプリル・カプ
ロン酸)グリセリン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコ
ール、セバシン酸ジイソプロピル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ラウリン酸イソステアリル、トリラウリン酸グリセ
リル、トリヤシ油脂肪酸グリセリル、ミルスチン酸イソ
プロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチ
ル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸イソセチル、ミ
リスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、トリミリスチン酸グリセリル、テトラミリスチン
酸ペンタエリスリット、パルミチン酸イソプロピル、パ
ルミチン酸オクチル、パルミチン酸セチル、パルミチン
酸イソセチル、パルミチン酸2エチルヘキシル、イソパ
ルミチン酸オクチル、トリイソミリスチン酸グリセリ
ル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸オクチル、ステ
アリン酸イソセチル、ステアリン酸ステアリル、ステア
リン酸硬化ヒマシ油、トリステアリン酸グリセリル、ス
テアリン酸ブチル、イソステアリン酸イソプロピル、イ
ソステアリン酸ブチル、イソステアリン酸ヘキシル、イ
ソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステ
アリル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、イソステアリ
ン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸ブチル、モノ
イソステアリン酸ポリグリセリル、トリ(イソステアリ
ン酸)グリセリル、トリ(イソステアリン酸)ジグリセ
リル、トリ(イソステアリン酸)トリメチロールプロパ
ン、テトラ(イソステアリン酸)ポリグリセリル、テト
ラ(イソステアリン酸)ポリグリセリル、ヒドロキシス
テアリン酸2エチルヘキシル、オレイン酸エチル、オレ
イン酸デシル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オレ
イル、オレイン酸オレイルドデシル、ジ(オレイン酸)
エチレングリコール、トリ(オレイン酸)グリセリル、
リシノール酸オクチルドデシル、ピバリン酸イソデシ
ル、ピバリン酸イソステアリル、トリベヘニン酸グリセ
リル、エルカ酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸イソ
プロピル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、アボガド
油脂肪酸エチル、ミンク油脂肪酸エチル、ジペンタエリ
トリット脂肪酸エステル、ヘキサオキシステアリン酸ジ
ペンタエリトリット等の油脂;イソプロピルミリステー
ト、ミリスチン酸オクチルドデシル等のエステル類;タ
ルク、カオリン、雲母、セリサイト、白雲母、金雲母、
合成雲母、紅雲母、リチア雲母、バーミキュライト、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウ
ム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属
塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウ
ム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸カ
ルシウム、フッ酸アパタイト、ヒドロキシアパタイト、
セラミックパウダー、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸
カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、窒化ホウ素、
二酸化チタン、酸化亜鉛、ベンガラ、チタン酸鉄、γ−
酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、マン
ゴバイオレット、バルトバイオレット、酸化クロム、水
酸化クロム、チタン酸コバルト、群青、紺青、酸化チタ
ン被覆マイカ、酸化チタン被覆マイカ、酸化チタン被覆
オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、アルミニウ
ムパウダー、銅パウダー、赤色201号、赤色202
号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色
226号、赤色228号、赤色405号、橙色203
号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色
404号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤
色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505
号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202
号、黄色203号、緑色3号、青色1号、クロロフィ
ル、βカロチン等の粉体;美白用薬剤としてアルブミ
ン、コウジ酸、ビタミンC及びその誘導体;血管拡張剤
としてセンブリエキス、セファランチン、ビタミンE及
びその誘導体;γ−オリザノール;局所刺激剤としてト
ウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、ニコチン酸ベン
ジルエステル;栄養剤としてビタミンA、B1、B2、B
6、E及びその誘導体;シスチン、システイン、アセチ
ルシステイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプ
トファン、グリシン、アルギニン、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸、イソロイシン、アラニン、ヒスチジン、リ
ジン、プロリン、オキシプロリン、フェニルアラニン、
スレオニン、チロシン、バリン、等アミノ酸及びその誘
導体;アミノ酸エキス及びその誘導体;女性ホルモン剤
として、エストラジオール、エチニルエストラジオー
ル;毛根賦活剤としてパントテン酸およびその誘導体、
プラセンタエキス、アラントイン、感光素301等;抗
炎症剤としてβ−グリチルレチン酸、グリチルリチン酸
誘導体、アラントイン、アズレン、ε−アミノカプロン
酸、ヒドロコルチゾン、ヒノキチオール等;抗プラスミ
ン剤としてトラネキサム酸;収れん剤として酸化亜鉛、
硫酸亜鉛、アラントインヒドロキシアルミニウム、塩化
アルミニウム、硫酸アルミニウム、スルホ石炭酸亜鉛、
タンニン酸、クエン酸、乳酸等;天然物由来として、ハ
マメリス、オドリコ草、白樺、ダイオウ等;清涼化剤と
してメントール、カンフル、ホルモンとしてエストラジ
オールおよびそのエステル誘導体;エストロン、エチニ
ルエストラジオール、コルチゾンおよびそのエステル誘
導体;ヒドロコルチゾンおよびそのエステル誘導体、プ
レドニゾン、プレドニゾロン等;抗ヒスタミン剤として
塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェラミ
ン;角質剥離・溶解剤として、イオウ、サルチル酸、レ
ゾルシン;殺菌剤として塩化ベンザルコニウム、塩化ベ
ンゼトニウム、ハロカルバン、2,4,4-トリクロロ-2-ヒ
ドロキシフェノール、トリクロサン;天然物由来として
カミツレエキス、ユーカリ油エキス;新陳代謝促進、血
行促進、創傷治癒等として、ニンジンエキス、アロエ、
シコン、リリー、ヘチマ、マロニエ、オオバク、ベニハ
ナ等;紫外線吸収剤として、ベンゾフェノンフェノン誘
導体、パラアミノ安息香酸誘導体、メトキシ桂皮酸誘導
体、サルチル酸誘導体、ウロカニン酸及びその誘導体、
4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン、2-(2'
-ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、アントラニル酸メチル;天然物由来としてマロニ
エ、β−カロチン等;保湿剤としてピロリドンカルボン
酸およびその塩、ヒアルロン酸およびその塩、グリセリ
ン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、
乳酸塩、部分加水分解キチン、トリメチルグリシン、ソ
ルビトール;加水分解蛋コラーゲン、加水分解シルク等
の加水分解蛋白、ポリアスパラギン酸塩、ポリグルタミ
ン酸塩等のポリアミノ酸塩;吸血性昆虫(蚊、シラミ、
ノミ、ダニなど)の忌避成分として、ジメチルフタレー
ト、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ビスブチ
レンテトラヒドロフルフラール、N,N−ジエチル−m
−トルアミド等;防腐剤としてパラベン誘導体、安息香
酸誘導体、サリチル酸誘導体等が挙げられる。
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない
【0037】試験例1 表1に示す組成の固形石鹸を調製し、専門パネラー10
名により、自宅による使用テストを行い、(a)溶け崩
れ性、(b)使用時の泡立ちについて官能評価を行っ
た。 なお、評価は表1の比較例1を標準とした相対評
価とし、以下に示す基準による平均値を算出し、平均値
が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜4.
4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普通
(△)、そして2.4以下の場合を不良(×)として行
った。
【0038】<評価基準> (a)溶け崩れ性 5:標準品より溶け崩れが少ない 4:標準品よりやや溶け崩れが少ない 3:標準品と同等 2:標準品よりやや溶け崩れが多い 1:標準品より溶け崩れが多い
【0039】(b)泡立ち 5:標準品より泡立ちが良い 4:標準品よりやや泡立ちが良い 3:標準品と同等 2:標準品よりやや泡立ちが悪い 1:標準品より泡立ちが悪い
【0040】
【表1】
【0041】試験例2 表2に示す組成の固形石鹸を調製し、専門パネラー10
名により、手洗いによる使用テストを行い、(a)使用
時の泡立ち、(b)使用時およびすすぎのさっぱり感、
(C)すすぎ後のぬめり感のなさ、(d)すすぎ後の付
着感のなさ、(e)すすぎ時のきしみ感のなさ、(f)
乾燥後のつっぱり感のなさについて官能評価を行った。
なお、評価は表2の比較例6を標準とした相対評価と
し、以下に示す基準による平均値を算出し、平均値が
4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜4.4
の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普通
(△)、そして2.4以下の場合を不良(×)として行
った。
【0042】<評価基準> (a)泡立ち 5:標準品より泡立ちが良い 4:標準品よりやや泡立ちが良い 3:標準品と同等 2:標準品よりやや泡立ちが悪い 1:標準品より泡立ちが悪い
【0043】(b)さっぱり感 5:標準品よりさっぱりする 4:標準品よりややさっぱりする 3:標準品と同等 2:標準品よりややさっぱりしない 1:標準品よりさっぱりしない
【0044】(c)ぬめり感のなさ 5:標準品よりぬめり感がない 4:標準品よりややぬめり感がない 3:標準品と同等 2:標準品よりややぬめり感がある 1:標準品よりぬめり感がある
【0045】(d)付着感のなさ 5:標準品より付着感がない 4:標準品よりやや付着感がない 3:標準品と同等 2:標準品よりやや付着感がある 1:標準品より付着感がある
【0046】(e)きしみ感のなさ 5:標準品よりきしみ感がない 4:標準品よりややきしみ感がない 3:標準品と同等 2:標準品よりややきしみ感がある 1:標準品よりきしみ感がある
【0047】(f)つっぱり感のなさ 5:標準品よりつっぱり感がない 4:標準品よりややつっぱり感がない 3:標準品と同等 2:標準品よりややつっぱり感がある 1:標準品よりつっぱり感がある
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、低刺激であり、泡立ち
およびさっぱり感に優れ、ぬめり感、つっぱり感、きし
み感および付着感が少なく、溶け崩れしにくい固形洗浄
料組成物を得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)又は(2)で表されるN
    −アシル中性アミノ酸から選ばれる少なくとも1種を6
    0重量%以上含有することを特徴とする固形洗浄料組成
    物。 【化1】 上記一般式(1)中、R1は炭素原子数7〜21の直鎖
    または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を、Xは
    メチル基または水素を表す。 【化2】 上記一般式(2)中、R2は炭素原子数7〜21の直鎖
    または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表わ
    す。
  2. 【請求項2】下記一般式(1)又は(2)で表されるN
    −アシル中性アミノ酸及びその塩を60重量%以上含有
    することを特徴とする固形洗浄料組成物。 【化3】 上記一般式(1)中、R1は炭素原子数7〜21の直鎖
    または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を、Xは
    メチル基または水素を表す。 【化4】 上記一般式(2)中、R2は炭素原子数7〜21の直鎖
    または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表わ
    す。
  3. 【請求項3】下記一般式(1)で表されるN−アシル中
    性アミノ酸の塩を60重量%以上含有し、pHが5.5
    〜7.0であることを特徴とする固形洗浄料組成物。 【化5】 上記一般式(1)中、R1は炭素原子数7〜21の直鎖
    または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を、Xは
    メチル基または水素を表す。
  4. 【請求項4】高級アルコール(B)を含有することを特
    徴とする請求項1乃至3記載の固形洗浄料組成物。
  5. 【請求項5】有機酸および/または無機酸から選ばれる
    少なくとも1種以上(C)を含有することを特徴とする
    請求項1乃至4記載の固形洗浄料組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001139985A (ja) * 1999-11-18 2001-05-22 Kawaken Fine Chem Co Ltd 固形洗浄剤組成物
JP2002129192A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Japan Natural Laboratory Co Ltd 透明固形洗浄剤組成物の製造方法
WO2006093311A1 (ja) * 2005-03-01 2006-09-08 Ajinomoto Co., Inc. 洗浄剤組成物
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