JPH11171829A - トリ置換安息香酸中間体 - Google Patents

トリ置換安息香酸中間体

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JPH11171829A
JPH11171829A JP10255842A JP25584298A JPH11171829A JP H11171829 A JPH11171829 A JP H11171829A JP 10255842 A JP10255842 A JP 10255842A JP 25584298 A JP25584298 A JP 25584298A JP H11171829 A JPH11171829 A JP H11171829A
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C323/50Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C323/62Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atom of at least one of the thio groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring of the carbon skeleton
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C317/44Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C317/46Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by singly-bound oxygen atoms

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2−(2’,3’,4’−トリ置換ベンゾイ
ル)−1,3−シクロヘキサンジオン除草剤化合物を合
成するための新規なトリ置換安息香酸中間体を提供する
こと。 【解決手段】 下記構造式を有する化合物: 【化30】 ここで、Rはシアノ、カルボキシまたはRaがC1からC
4のアルキルであるCO2aであり、そしてR1は−CH
2CH2OCH3、−CH2CH2OC25、−CH2CH2
SCH3または−CH2CH2SC25である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】いくつかの2−(2’3’4’トリ置換ベ
ンゾイル)−1,3−シクロヘキサンシオン除草剤が1
988年10月25日に発行された米国特許第4,78
0、127号、1987年12月4日に出願された米国
出願第129,026号;および、2−(2’、3’、
4’,−トリ置換ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサ
ンシオンと名称された、本願発明の発明者であるWi11ia
m J. Michaelyにより本願発明と一緒に出願された米国
出願に記述されており、すべてここで参考文献として採
用する。
【0003】上述の除草剤化合物は次の構造式を有し
得、
【0004】
【化6】 ここで、R7からR12までは水素またはC1からC4のア
ルキルであり;R1はC1からC4のアルキル、C1からC4
のバロアルキル、CH2CH2−OCH3、CH2CH2
25、CH2CH2SCH3、またはCH2CH2SC2
5であり;R2はC1からC4のアルキルであり;そして、n
は整数0または2である。
【0005】これらの除草剤は下記の構造式をもつジオ
ンと反応させることによって調製され得、
【0006】
【化7】 ここで、R7からR12は下記構造式をもつ1モルのトリ
置換ベンゾイルクロライドと共に定義されたとおりであ
り、
【0007】
【化8】 ここで、n、R1およびR2は上記で定義したとおりであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】2−(2’,3’,
4’−トリ置換ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサン
ジオン除草剤化合物を合成するための新規なトリ置換安
息香酸中間体を提供すること。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構造式を
有する化合物に関する:
【0010】
【化9】 ここで、Rはシアノ、カルボキシまたはRaがC1からC
4のアルキルであるCO2aであり、そしてR1は−CH
2CH2OCH3、−CH2CH2OC25、−CH2CH2
SCH3または−CH2CH2SC25である。
【0011】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、Rがカルボエトキシまたはカルボキシであり、そし
てR1が−CH2CH2OCH3、−CH2CH2OC25
または−CH2CH2SCH3である。
【0012】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、Rがカルボメトキシであり、そしてR1が−CH2
2OCH3である。
【0013】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、Rがカルボエトキシであり、そしてR1が−CH2
2OCH3である。
【0014】本発明はまた、下記構造式を有する化合物
に関する:
【0015】
【化10】 ここで、Rはカルボキシ、シアノまたはRaがC1からC
4のアルキルである−CO2aであり;R1はC1からC4
のアルキル、C1からC4のハロアルキル、−CH2CH2
OCH3、−CH2CH2OC25、−CH2CH2SCH3
または−CH2CH2SC25であり、そして、R2はC1
からC4のアルキルであり、ただし、Rがカルボキシま
たは−CO2aのとき、R1は−CH2CH2OCH3、−
CH2CH2OC25、−CH2CH2SCH3または−C
2CH2SC25のみである。
【0016】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、Rがカルボエトキシであり;R1が−CH2CH2
CH3、−CH2CH2OC25または−CH2CH2SC
3であり;そしてR2がC1からC4のアルキルである。
【0017】本発明はまた、下記構造式を有する化合物
に関する:
【0018】
【化11】 ここで、Xは塩素またはヒドロキシであり;R4は−C
2CH2OCH3、−CH 2CH2OC25、−CH2CH
2SCH3または−CH2CH2SC25であり、そしてR
2はC1からC4のアルキルである。
【0019】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、R4が−CH2CH2OCH3であり、そしてR2がC1
からC4のアルキルである。
【0020】本発明はまた、下記構造式を有する化合物
に関する:
【0021】
【化12】 ここで、R3は−CH2CH2OCH3または−CH2CH2
OC25であり;Xはヒドロキシまたは塩素であり;R
2はC1からC4のアルキルであり、ただし、該化合物は
2−クロロ−4−メタンスルホニル−3−(2−メトキ
シ)エトキシ安息香酸以外の化合物である。
【0022】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、Xがヒドロキシまたは塩素であり;R3が−CH2
2 OCH3であり、そしてR2がC1からC4のアルキル
である。
【0023】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、Xが塩素である。
【0024】好適な実施態様では、上記化合物におい
て、Xがヒドロキシである。
【0025】本発明はまた、下記構造式を有する化合物
に関する:
【0026】
【化13】 ここで、RaはC1からC4のアルキルであり、R5は−C
2CH2OCH3または−CH2CH2OC25であり;
そしてR2はC1からC4のアルキルである。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明は次のいくつかの実施態様
を有する。
【0028】実施態様Aは下記の構造式を有する新規な
中間体化合物に関し、
【0029】
【化14】 ここで、Rはシアノ;カルボキシ;またはRaがC1から
4のアルキルである−CO2aであり、好ましくはエ
チルであり;最も好ましくはRは−CO225であ
る。
【0030】実施態様Bは下記の構造式を有する新規な
中間体化合物に関し、
【0031】
【化15】 ここで、Rはシアノ;カルボキシまたはRaがC1からC
4のアルキルである−CO2aであり、好ましくはエチ
ルであり、最も好ましくはRは−CO225であり、
1はC1からC4のアルキル;好ましくはC1からC2
アルキル;C1からC4のハロアルキル;−CH2CH2
CH3;−CH2CH2OC25;−CH2CH2SCH3
たは−CH2CH2SC25であり、ただし、Rがカルボ
キシの時、R1は−CH2CH2OCH3;−CH2CH2
25;−CH2CH2SCH3または−CH2CH2SC2
5である。
【0032】実施態様Cは下記の構造式を有する新規な
中間体化合物に関し、
【0033】
【化16】 ここで、Rはシアノ;カルボキシまたはRaがC1からC
4のアルキルである−CO2aであり、好ましくはエチ
ルであり、最も好ましくはRはCO225であり;R1
はC1からC4のアルキル;C1からC4のハロアルキル;
−CH2CH2OCH3、−CH2CH2OC25、−CH2
CH2SCH3または−CH2CH2SC25であり、R2
は、C1からC4のアルキル、好ましくはメチル、エチル
またはn−プロピルであり、ただし、Rがカルボキシの
時、R1は−CH2CH2OCH3、−CH2CH2OC
25、−CH2CH2SCH3または−CH2CH2SC2
5である。
【0034】実施態様Dは下記の構造式を有する新規な
中間体化合物に関し、
【0035】
【化17】 ここで、Xは塩素またはヒドロキシ;R4は−CH2CH
2OCH3、−CH2CH2OC25、−CH2CH2SCH
3または−CH2CH2SC25であり、好ましくは−C
2CH2OCH3または−CH2CH2OC25であり、
そして、R2は、C 1からC4のアルキル、好ましくはメ
チル、エチルまたはn−プロピルである。
【0036】実施態様Eは下記の構造式を有する新規な
中間体化合物に関し、
【0037】
【化18】 ここで、Xはヒドロキシまたは塩素であり;R3は−C
2CH2OCH3または−CH2CH2OC25であり、
そしてR2はC1からC4のアルキル、好ましくはメチ
ル、エチルまたはn−プロピルである。
【0038】実施態様Fは下記の構造式を有する新規な
中問体化合物に関し、
【0039】
【化19】 ここで、RaはC1からC4のアルキル、好ましくはエチ
ルであり、R5はC1からC4のアルキル;C1からC4
ハロアルキル;CH2CH2OCH3または−CH 2CH2
OC25であり;好ましくはCH2CH2OCH3または
−CH2CH2OC25であり、そして、R2はC1からC
4のアルキル、好ましくはメチル、エチルまたはn−プ
ロピルである。
【0040】実施態様AからCにおいて、置換基Rはま
たトリフルオロメチルでも有り得る。
【0041】本発明のいくつかの中間体化合物は、R、
1,R2、R5が定義したとおりである次頁の図におい
て示される一般的な方法によって調製され得る。置換基
ZはC1からC4のアルキルである。
【0042】
【化20】 図、特に反応工程(A)から(G)を参照して、以下に
ついて考慮する:一般に、反応工程(A)については、
1モル量の3一置換フェノールが2モルの塩素および触
媒量のC1からC10のアルキルアミン、好ましくはte
rt−ブチルアミンまたはジイソプロピルアミンと、メ
チレンクロライドのような溶媒中で、−70℃から70
℃の間の温度で反応する。この反応後は、フリーのクロ
ル化されたフェノールが常法により単離される。
【0043】反応工程(B)については、1モルの工程
(A)の反応生成物であるジクロロ置換フェノールが、
2−クロロエチルエチルエーテル、2−クロロエチルメ
チルエーテル、2−クロロエチルメチルスルフィド、2
−クロロエチルエチルスルフィドあるいはC1からC4
アルキルクロライドのような適当なアルキル化剤と、触
媒量のヨウ化カリウムおよび1モル過剰の炭酸カリウム
のような塩基とともに反応する。ヨウ化メチルまたはヨ
ウ化エチルのようなヨウ化アルキルもまた使用され得
る。これらの場合には、触媒のヨウ化カリウムは必要で
はなく、加熱もほとんどあるいは全く必要ではない。反
応は、攪はんしながら25℃から80℃の温度で4時間
行われる。反応生成物は常法により回収される。
【0044】反応工程(C)については、反応工程
(B)由来のジクロロ化合物が、等モル量のC1からC4
のアルキルメルカプタンと、1モル過剰の炭酸カリウム
のような塩基とともに、ジメチルホルムアミドのような
溶媒中で反応する。反応は、50℃から100℃の間の
温度で数時間、窒素のような不活性な雰囲気下で、撹は
んしながら行われる。所望の反応生成物は常法により回
収される。
【0045】反応工程(D)については、1モルの2−
クロロ−4−アルキルチオベンゾイック化合物のアルキ
ルエステルが、少なくとも3モルのm−クロロ過安息香
酸のような酸化剤を用いて、メチレンクロライドのよう
な適当な溶媒中において20℃から100℃で反応溶液
を攪はんすることによって酸化される。所望の中間体は
常法により回収される。反応工程の間、4−アルキルチ
オ置換基は相当するアルキルスルホンに酸化される。
【0046】反応工程(E)については、1モル量の2
−クロロ−3−置換−4−アルキルチオエステルまたは
シアノ化合物が水酸化ナトリウムのような塩基で加水分
解されて相当する2−クロロ−3−置換−4−アルキル
チオ安息香酸になる。加水分解は80%メタノール−水
混合物のような溶媒中で行われる。反応は25℃から1
00℃で撹はんしながら行われ得る。所望の生成物は常
法により回収される。
【0047】反応工程(F)については、トリ置換安息
香酸のアルキルエステルが反応工程(E)において教示
されたような加水分解工程によって、トリ置換安息香酸
に変換される。
【0048】他の方法では、反応工程(F)の反応生成
物であるトリ置換安息香酸は反応工程(C)の生成物か
ら2−クロロ−3−置換−4−アルキルチオエステルま
たはシアノ化合物を相当する安息香酸に加水分解するこ
とと、4−アルキルチオ置換基を対応する4−アルキル
スルホンに酸化することとを組み合わせて直接調製され
得る。加水分解および酸化工程は1モルのエステルまた
はシアノ化合物を少なくとも5モルのナトリウムまたは
カルシウム次亜塩素酸塩と、ジオキサン−水のような適
当な溶媒中で、反応物の溶液を約25℃から約100℃
まで加熱することによって反応させ、続いて濃塩酸で酸
性化することにより、同時に実行され得る。生成した沈
澱を濾過して所望の生成物を得る。
【0049】反応工程(G)については、反応工程
(B)由来のジクロロ化合物が反応工程(E)において
教示された加水分解工程によって、安息香酸に変換され
る。
【0050】ここで記述された中間体の安息香酸は、も
し所望するならば、次の2つの反応によって、それぞれ
それらの酸クロライドおよびそれらの酸シアナイドに容
易に変換され得る。第一に、1モルのオキザリルクロラ
イドおよび触媒量のジメチルホルムアミドをメチレンク
ロライドのような適当な溶媒中において、20から40
℃の温度で1から4時間1モルの中問体の安息香酸とと
もに加熱する。対応する安息香酸シアナイドは50℃か
ら220℃の温度で、1から2時間シアン化第一銅との
反応により安息香酸クロライドから容易に調製され得
る。
【0051】トリ置換安息香酸クロライド中間体は前述
の除草剤2−(2',3',4'−トリ置換ベンゾイル)
−1,3−シクロへキサンジオンの調製に有用である。
【0052】次の一連の実施例は本発明の代表的な中間
体化合物の合成を教示している。実施例および表のすべ
ての化合物の構造は、核磁気共鳴法(NMR)、赤外吸
収スペクトル(IR)およびマススペクトル(MS)に
よって確認された。
【0053】
【実施例1】エチル2,4−クロロ−3−ヒドロキシベ
ンゾエート
【0054】
【化21】 メカニカルスターラー、コンデンサー、温度計および拡
散チューブを備えた1リットルの三つ口フラスコ中の、
600ミリリットル(ml)のジクロロエタン中に、1
06グラム(0.64モル)のエチル3−ヒドロキシベ
ンゾエートおよび0.5グラムのジイソプロピルアミン
を加え、還流した。塩素(112グラム、1.6モル)
を拡散チューブを通して6時間かけて加え、次いで室温
まで冷却した。冷却後、溶液を200m1の5%の亜硫酸
水素ナトリウム溶液、次いで200m1の水で洗浄し、
乾燥し(MgSO4)そして真空下減圧にした。151
gのオイルが得られた。この塩素化された化合物の混合
物(66%の上記生成物を含む)をエーテル/ペンタン
で−20℃まで冷却することによって再結晶することが
でき、純粋なエチル2,4−ジクロロ−3−ヒドロキシ
ベンゾエートを得た。この化合物およびすべての実施例
の構造は、核磁気共鳴法(NMR)、赤外吸収スペクト
ル(IR)およびマススペクトル(MS)によって確か
めた。
【0055】さらにいくつかの化合物が、実施例1に記
述したのと同様の方法で調製され、これらを表1に示し
ている。
【0056】
【表1】
【0057】
【実施例2】エチル2,4−クロロ−3−(2−メトキ
シエトキシ)ベンゾエート
【0058】
【化22】 18g(77ミリモル、mmol)のエチル2,4−ジ
クロロ−3−ヒドロキシベンゾエート、22g(3当
量)(eq)の2−クロロエチルメチルエーテル、22
(2eq)の炭酸カリウムおよび約0.5gのヨウ化ナ
トリウムの100mlのDMF溶液を80℃で1.5時
間加熱した。冷却した溶液に400mlのエ一テルを加
えた。有機相を100mlの水(2回)、100mlの
100%NaOHおよび100m1の10%HC1で洗
浄した。、乾燥し(MgS04)、真空下減圧にした。収
量は20g(68mmol)であった。さらにいくつか
の化合物が実施例2で記述したのと同じ方法で(ヨウ化
アルキルを使用し、次いでヨウ化カリウム触媒が省か
れ、加熱をほとんどあるいは全く必要としない場合を除
く)調製され、これらを表2に示している。
【0059】
【表2】
【0060】
【実施例3】エチル2−クロロ−3−(2−メトキシエ
トキシ)−4−エチルチオベンゾエート
【0061】
【化23】 10g(34mmo1)のエチル2,4−ジクロロ−3
−(2−メトキシエトキシ)ベンゾエート、10g(4
eq)のエタンチオールおよび10g(2eq)の炭酸
カリウムの100m1のDMF溶液を2時間加熱し(約
100℃)、その後一夜冷却した。400m1のジエチ
ルエーテルを加え、100m1の水(2回)、100m
1の10%HC1および100m1の10%NaOHで
洗浄した。乾燥し(MgS04)、真空下減圧にした。
収量は10g(31mmo1)でオイルであった。
【0062】さらにいくつかの化合物が実施例3に記述
したのと同様の方法で調製され、これらを表3に示して
いる。
【0063】
【表3】
【0064】
【実施例4】エチル2−クロロ−3−(2−メトキシエ
トキシ)−4−エチルスルホニルベンゾエート
【0065】
【化24】 実施例3由来のエステル、エチル2−クロロ−3−(2
−メトキシエトキシ〉−4−エチルチオベンゾエート
(10g)を100m1のメチレンクロライドに溶解
し、氷浴で冷却した。次ぎに18gの固体のm−クロロ
過安息香酸(純度85%、2.2当量)を2時間かけて
少しずつ加えた。粗反応混合物を放置して室温まで暖め
た。1時間後、室温で過剰の過酸を亜硫酸水素ナトリウ
ム(100m1の5%溶液)で分解した。有機層を5%
の水酸化ナトリウム(100%)で2回洗浄し、真空下
で溶媒を除き、11.3gの純粋なエチル2−クロロ−
3−(2−メトキシエトキシ)−4−エチルスルホニル
ベンゾエートを粘着性のオイルとして得た。
【0066】さらにいくつかの化合物が実施例4で記述
したのと同様の方法で調製され、これらを表4に示して
いる。
【0067】
【表4】
【0068】
【実施例5】2−クロロ−3−(2−メトキシエトキ
シ)−4−エチルスルホニル安息香酸
【0069】
【化25】 100m1の96%エタノール中11.3g(0.03モ
ル)のエチル2−クロロ−3−(2−メトキシエトキ
シ)−4−エチルスルホニルベンゾエートに16m1(1.
2eq)の10%水酸化ナトリウムを滴加した。室温で
4時間攪はん後、100m1のジエチルエーテルを加
え、有機相を50m1の5%NaOHで抽出した。水相
を10%HC1で酸性にして、50m1のクロロホルム
で2回抽出した。有機相をMgS04で乾燥して真空下
濃縮し、8.89の2−クロロ−3−(2−メトキシエ
トキシ)−4−エチルスルホニル安息香酸を粘着性のオ
イルとして得た。
【0070】さらにいくつかの化合物が実施例5で記述
したのと同様の一方法で調製され、これらを表5に示し
ている。
【0071】
【表5】
【0072】
【実施例6】2−クロロ−3−(2−メトキシエトキ
シ)−4−エチルチオ安息香酸
【0073】
【化26】 3グラム(8.2モル)のエチル2−クロロ−3−(2
−メトキシエトキシ)−4−プロパンチオベンゾエート
を20m1の96%エチルアルコールに溶解した。この
ものに3.9m1の10%水酸化ナトリウム水溶液を加
えた。室温で4時間撹はん後この溶液に100m1のジ
エチルエーテルを加えた。この溶液を50m1の5%水
酸化ナトリウム溶液で2回抽出した。苛性の抽出液を合
わせて10%塩酸で酸性化して、50m1のクロロホル
ムで2回抽出した。クロロホルム抽出液を硫酸マグネシ
ウムで乾燥して、真空下クロロホルムを除き、フリーの
酸(2.0g,72%)をやわらかい固体として得た。
【0074】さらにいくつかの化合物が実施例6に記述
したのと同様の方法で調製され、これらを表6に示して
いる。
【0075】
【表6】
【0076】
【実施例7】2,4−ジクロロ−3−(2−メトキシエ
トキシ)安息香酸
【0077】
【化27】 16グラム(41mmol)のエチル2,4−ジクロロ−
3−(2−メトキシエトキシ)ベンゾエートを100m
lの96%エタノールに溶解した。このものに、すこし
ずつ、18ml(約1.1当量)の10%水酸化ナトリ
ウムを加えた。室温で4時間撹はん後、250mlのジ
エチルエーテルを溶液に加えた。溶液を50mlの5%
水酸化ナトリウムで2回抽出した。苛性の抽出液を合わ
せて10%塩酸で酸性化して、75mlのクロロホルム
で2回抽出した。クロロホルム抽出液を乾燥し(硫酸マ
グネシウム)、クロロホルムを真空下除いて、フリーの
酸(12.8g、79%)を白い固体として得た。
【0078】さらにいくつかの化合物が実施例7で記述
したのと同様の方法で調製され、これらを表7に示して
いる。
【0079】
【表7】 上述の安息香酸類は、オキザリルクロライドおよび触媒
量のジメチルホルムアミドを用いて容易にそれらの酸ク
ロライドに変換し得る。これらの酸クロライド類は、次
の2工程の反応にしたがって、上述の1,3−シクロヘ
キサンジオンと反応して上述の除草剤2,3,4−トリ
置換ベンゾイル−1,3−シクロヘキサンジオンを調製
し得る:そのプロセスは反応式(1)に示すように、エ
ノールエステル中間体の製造を経て進行する。最終生成
物は反応式(2)に示すように、エノールエステルの転
位によって得られる。2つの反応は、工程(2)を行う
に先だって常法を使用するエノールエステルの単離およ
び回収による別々の工程として、あるいは、エノールエ
ステルの形成後反応溶媒にシアナイド源を添加すること
によって、あるいは、反応(1)のはじめにシアナイド
源を含有することによって1工程で、行われ得る。
【0080】
【化28】 ここで、nおよびR1、R2およびR7からR12までは上
記で定義したとおりであり、そして中程度の強さの塩基
とはトリC1からC6のアルキルアミン、ピリジン、アル
カリメタルカーボネートまたはアルカリメタルフォスフ
ェートのようなものである。
【0081】一般に、工程(1)においては、モル量の
ジオンおよび置換ベンゾイルクロライドが、僅かに過剰
モルの中程度の強さの塩基と共に使用される。2つの反
応体はアセトニトリル、メチレンクロライド、トルエ
ン、酢酸エチルまたはジメチルホルムアミドのような有
機溶媒中で化合される。塩基およびベンゾイル反応体を
好ましくは冷却しながら反応混合物に加える。混合物
を、反応が実質的に完結するまで0℃から50℃で撹は
んする。
【0082】反応生成物は常法によって後処理される。
【0083】
【化29】 ここで、R1、R2およびR7からR12までは上記で定義
したとおりである。
【0084】一般に、工程(2)においては、1モルの
エノールエステル中間体が、1から4モルの塩基、好ま
しくは約2モルの中程度の強さの塩基および0.01モ
ルから約0.05モルあるいはそれ以上、好ましくは約
0.1モルのシアナイド源(たとえば、シアン化カリウ
ムまたはアセトンシアノヒドリン)と反応する。混合物
は、80℃よりも低い温度、好ましくは約20℃から約
40℃で転位が実質的に完結するまで反応ポット中で撹
はんされ、そして所望の生成物は常法により回収され
る。
【0085】''シアナイド源''という用語は、転位条件
のもとでシアン化水素および/またはシアナイドアニオ
ンを含有するかまたは生成する物質あるいは物質群を指
す。
【0086】このプロセスは触媒量のシアナイドアニオ
ンおよび/またはシアン化水素の発生源の存在下、エノ
ールエステルに対して1モル過剰の中程度の強さの塩基
と共に、行われる。
【0087】好ましいシアナイド源は、シアン化ナトリ
ウムおよびシアン化カリウムのようなアルカリメタルシ
アナイドであり;アセトンシアノヒドリンまたはメチル
イソブチルケトンシアノヒドリンのように、アルキル基
中に1から4個の炭素原子を有するメチルアルキルケト
ンのシアノヒドリンであり;ベンズアルデヒドまたはア
セトアルデヒドシアノヒドリン、プロピオンアルデヒド
シアノヒドリン、等のようなC2からC5の脂肪族アルデ
ヒドのシアノヒドリンであり;シアン化亜鉛であり;そ
してシアン化水素そのものである。シアン化水素は、反
応を比較的迅速に進行させそして安価であるので、最も
有用であると考えられている。
【0088】シアナイド源はエノールエステルを基準に
して約50モル%までの量で使用される。シアナイド源
は、小スケールにおいて約40℃の温度で反応の許容速
度を生み出すために、約1モル%の少量で使用され得
る。より大きなスケールの反応は、約2モル%の僅かに
高い触媒レベルで、より再生産可能な結果を与える。一
般に、約1から10モル%のシアナイド源が好ましい。
【0089】このプロセスは、エノールエステルに対し
て、1モル過剰の中程度の強さの塩基を用いて行われ
る。''中程度の強さの塩基''という用語は、その強さま
たは活性がハイドロキサイド(エノールエステルを加水
分解し得る)のような強塩基と炭酸水素塩(効果的には
作用しない)のような弱塩基の間に位置する塩基として
作用する物質を意味する。本実施態様における使用とっ
て適切な中程度の強さの塩基は、三級アミンのような有
機塩基およびアルカリメタルカーボネートとアルカリメ
タルフォスフェートのような無機塩基を包含する。適切
な三級アミンはトリエチルアミンのようなトリアルキル
アミン、トリエタノールアミンのようなトリアルカノー
ルアミンおよびピリジンを包含する。適切な無機塩基は
炭酸カリウムおよびトリナトリウムフォスフェートを包
含する。
【0090】塩基はエノールエステル1モルにつき、約
1から約4モル、好ましくは1モルにつき約2モルの量
で使用される。
【0091】シアナイド源がアルカリメタルシアナイ
ド、特にシアン化カリウムの時、相間移動触媒が反応中
に含有され得る。特に適切な相間移動触媒はクラウンエ
ーテルである。
【0092】様々な溶媒がこのプロセスに使用可能であ
り、溶媒は酸クロライドまたはアシル化生成物の性質に
依存する。この反応に好適な溶媒は1,2−ジクロロエ
タンである。反応物または生成物に依存してこの反応に
使用され得る他の溶媒は、トルエン、アセトニトリル、
メチレンクロライド、酢酸エチル、ジメチルホルムアミ
ド、およびメチルイソブチルケトン(MIBK)を包含
する。
【0093】一般に、反応物およびシアナイド源の性質
に依存して、転位は約50℃までの温度で行われ得る。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、2−(2’,3’,
4’−トリ置換ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサン
ジオン除草剤化合物を合成するための新規なトリ置換安
息香酸中間体が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 323/62 C07C 323/62 (71)出願人 598127848 1200 South 47th Stree t, Box 4023, Richmon d, CA 94804−0023, U.S.A. (72)発明者 ジェフ ケイ. カーティス アメリカ合衆国 カリフォルニア 94708 バークレー, ユークリッド アベニュ ー 1101

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構造式を有する化合物: 【化1】 ここで、Rはシアノ、カルボキシまたはRaがC1からC
    4のアルキルであるCO2aであり、そしてR1は−CH
    2CH2OCH3、−CH2CH2OC25、−CH2CH2
    SCH3または−CH2CH2SC25である。
  2. 【請求項2】 Rがカルボエトキシまたはカルボキシで
    あり、そしてR1が−CH2CH2OCH3、−CH2CH2
    OC25、または−CH2CH2SCH3である、請求項
    1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Rがカルボメトキシであり、そしてR1
    が−CH2CH2OCH3である、請求項1に記載の化合
    物。
  4. 【請求項4】 Rがカルボエトキシであり、そしてR1
    が−CH2CH2OCH3である、請求項1に記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】 下記構造式を有する化合物: 【化2】 ここで、Rはカルボキシ、シアノまたはRaがC1からC
    4のアルキルである−CO2aであり;R1はC1からC4
    のアルキル、C1からC4のハロアルキル、−CH2CH2
    OCH3、−CH2CH2OC25、−CH2CH2SCH3
    または−CH2CH2SC25であり、そして、R2はC1
    からC4のアルキルであり、ただし、Rがカルボキシま
    たは−CO2aのとき、R1は−CH2CH2OCH3、−
    CH2CH2OC25、−CH2CH2SCH3または−C
    2CH2SC25のみである。
  6. 【請求項6】 Rがカルボエトキシであり;R1が−C
    2CH2OCH3、−CH2CH2OC25または−CH2
    CH2SCH3であり;そしてR2がC1からC4のアルキ
    ルである、請求項5に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 下記構造式を有する化合物: 【化3】 ここで、Xは塩素またはヒドロキシであり;R4は−C
    2CH2OCH3、−CH 2CH2OC25、−CH2CH
    2SCH3または−CH2CH2SC25であり、そしてR
    2はC1からC4のアルキルである。
  8. 【請求項8】 R4が−CH2CH2OCH3であり、そし
    てR2がC1からC4のアルキルである、請求項7に記載
    の化合物。
  9. 【請求項9】 下記構造式を有する化合物: 【化4】 ここで、R3は−CH2CH2OCH3または−CH2CH2
    OC25であり;Xはヒドロキシまたは塩素であり;R
    2はC1からC4のアルキルであり、ただし、該化合物は
    2−クロロ−4−メタンスルホニル−3−(2−メトキ
    シ)エトキシ安息香酸以外の化合物である。
  10. 【請求項10】 Xがヒドロキシまたは塩素であり;R
    3が−CH2CH2OCH3であり、そしてR2がC1からC
    4のアルキルである、請求項9に記載の化合物。
  11. 【請求項11】 Xが塩素である、請求項9に記載の化
    合物。
  12. 【請求項12】 Xがヒドロキシである、請求項9に記
    載の化合物。
  13. 【請求項13】 下記構造式を有する化合物: 【化5】 ここで、RaはC1からC4のアルキルであり、R5は−C
    2CH2OCH3または−CH2CH2OC25であり;
    そしてR2はC1からC4のアルキルである。
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