JPH11171344A - 本用連続切出し装置及びその使用方法 - Google Patents

本用連続切出し装置及びその使用方法

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JPH11171344A
JPH11171344A JP34303997A JP34303997A JPH11171344A JP H11171344 A JPH11171344 A JP H11171344A JP 34303997 A JP34303997 A JP 34303997A JP 34303997 A JP34303997 A JP 34303997A JP H11171344 A JPH11171344 A JP H11171344A
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重行 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、立てた状態で連続して並べた雑
誌,書籍等の複数の本を1冊ずつ切り出す本用連続切出
し装置に関し、水平搬送コンベヤから自動切出し装置へ
本を荷崩れしないで確実に受け渡すこと目的とする。 【解決手段】 水平搬送方向の後方に向けて爪具挿入用
溝部を形成してなる衝立が一定間隔で設けられ、この衝
立に1群の本を立て掛けて並べる水平搬送コンベヤと、
水平搬送コンベヤの前方に、該水平搬送コンベヤの前端
部に重複して該水平搬送コンベヤに対して相対的に昇降
自在に配設された略へ字状に折れ曲がった中継コンベヤ
と、中継コンベヤの傾斜搬送部分に搬送された1群の本
を受ける受取爪具を有し、受取爪具は、中継コンベヤ上
に待機地点から突出して斜め下降して引っ込んだ後、斜
め上昇して待機地点に戻って待機する受取り装置と、中
継コンベヤの前方に配設された切出し装置とで構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立てた状態で連続
して並べた雑誌,書籍等の複数の本を1冊ずつ切り出す
本用連続切出し装置及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、返品されて1箇所に集め
られた多数の雑誌,書籍等の本は、1冊ずつ連続的に横
置きにして並べ、仕分けする必要がある。かかる場合、
1箇所に集められた多数の雑誌,書籍等の本は、作業性
を良くする観点から作業者が同一高さで作業を行なうこ
とが求められている。そこで、水平搬送コンベヤと自動
切出し装置の組合せが例えば図18に示すように考えら
れる。
【0003】図において、符号101は水平搬送コンベ
ヤで、水平搬送コンベヤ101の上に多数の雑誌,書籍
等の本が連続的に立てた状態で並べられている。そし
て、水平搬送コンベヤ101の搬送方向の前方に、搬送
方向に沿って、例えば特開平8−268554号公報に
記載された自動切出し装置102が設置されている。
【0004】自動切出し装置102は、段積みされた本
の端部を保持する傾斜ベルトコンベヤ103と、この傾
斜ベルトコンベヤ103上に乗っている段積みされた本
の最下段に位置する本を、1冊ずつ切り出す切出しベル
トコンベヤ104とを備えている。そして、水平搬送コ
ンベヤ101の上に連続的に並べられた本は、自動切出
し装置102に連続的に送られ、自動切出し装置102
により1冊ずつ本を切り出すことが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、水平搬送コ
ンベヤ101から自動切出し装置102に連続して本を
供給すれば、傾斜ベルトコンベヤ103上に並んで段積
みされたすべての本の圧力が切出しベルトコンベヤ10
4に作用し、切出しベルトコンベヤ104においては、
同時に本が複数冊切り出されるという問題が発生し、1
冊ずつの本の切り出しが困難になるとされている。
【0006】また、水平搬送コンベヤ101は水平に設
置され、連続運転されており、且つ、自動切出し装置1
02の傾斜ベルトコンベヤ103が斜めになっているこ
とから、水平搬送コンベヤ101上に立てられた本は、
自動切出し装置102の切出しベルトコンベヤ104に
乗り移る時に、立ち姿勢から斜め姿勢へと不連続的に変
化する。そのため、水平搬送コンベヤ101から自動切
出し装置102へ本を荷崩れしないで確実に受け渡すこ
とが困難とされる。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、水平搬送コンベヤから自
動切出し装置へ本を荷崩れしないで確実に受け渡すこと
ができる本用連続切出し装置及びその使用方法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
水平搬送方向の後方に向けて爪具挿入用溝部を形成して
なる衝立が一定間隔で設けられ、この衝立に1群の本を
立て掛けて並べる水平搬送コンベヤと、水平搬送コンベ
ヤの前方に、該水平搬送コンベヤの前端部に重複して該
水平搬送コンベヤに対して相対的に昇降自在に配設さ
れ、水平搬送コンベヤの前端部に重複する水平搬送部分
と、水平搬送部分に連続して水平搬送コンベヤの前端部
の最先端から下向きに傾斜する傾斜搬送部分とを有する
略へ字状に折れ曲がった中継コンベヤと、中継コンベヤ
の傾斜搬送部分に搬送された1群の本を受ける受取爪具
を有し、受取爪具は、中継コンベヤ上に待機地点から突
出して斜め下降して引っ込んだ後、斜め上昇して待機地
点に戻って待機する受取り装置と、中継コンベヤの前方
に配設され、段積みされた本の端部を保持する傾斜ベル
トコンベヤと、この傾斜ベルトコンベヤ上に乗っている
段積みされた本の最下段に位置する本を、1冊ずつ切り
出す切出しベルトコンベヤとを備えた切出し装置とで構
成されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の本
用連続切出し装置において、切出し装置の傾斜ベルトコ
ンベヤは、上段ベルトコンベヤと、下段ベルトコンベヤ
とで構成されていることを特徴とする。請求項3記載の
発明は、請求項1または請求項2記載の本用連続切出し
装置において、切出し装置は、傾斜ベルトコンベヤ上に
配置され搬送方向の直角方向に移動自在に構成されたサ
イドガイドにより、傾斜ベルトコンベヤの横に搬送方向
に沿って固設された壁体の面に本の側部を寄せる本幅規
制装置を有していることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明に係わる本用連続切出
し装置の使用方法は、切出しベルトコンベヤの傾斜ベル
トコンベヤに乗っている本の残量が設定量以下ならば、
受取り装置の受取爪具は引っ込み、受取爪具から切出し
装置の傾斜ベルトコンベヤの上に1群の本が乗り移り、
傾斜ベルトコンベヤに乗っている本の残量が設定量以上
ならば、受取り装置の受取爪具は一時停止することを特
徴とする。
【0011】(作用)請求項1記載の発明においては、
作業者により、一定の速度で駆動されている水平搬送コ
ンベヤの各衝立毎に複数の本が並べて立て掛けられ、衝
立毎に1群の本が1山となって形成される。この状態
で、水平搬送コンベヤ上に、ある衝立に立て掛けられた
1群の本が搬送される。
【0012】水平搬送コンベヤの1つの衝立が所定の位
置に来ると、待機していた受取り装置の受取爪具がに突
出し、受取爪具は衝立の爪具挿入用溝部の内部に挿入さ
れる。1群の本のすべての本が中継コンベヤ上に乗り移
った後、中継コンベヤが水平搬送コンベヤに対して相対
上昇される。同時に、水平搬送コンベヤの衝立が回転し
て中継コンベヤの下面に沈み込む。
【0013】中継コンベヤにより、1群の本は、搬送さ
れ、切出し装置の方向に斜め下降される。切出し装置が
1群の本を受け取れる状態になっているならば、受取り
装置の受取爪具は引っ込み、受取爪具から切出し装置の
傾斜ベルトコンベヤの上に1群の本が乗り移る。
【0014】なお、切出し装置が1群の本を受け取れる
状態になっていないならば、受取り装置は一時停止す
る。そして、切出し装置の切出しベルトコンベヤによ
り、傾斜ベルトコンベヤ上に乗っている段積みされた本
の最下段に位置する本は、1冊ずつ切り出して取り出さ
れる。
【0015】請求項2記載の発明においては、下段ベル
トコンベヤから上段ベルトコンベヤにかけて本が溜まる
と、上段ベルトコンベヤの駆動が停止され、下段ベルト
コンベヤのみ駆動する。請求項3記載の発明において
は、本の幅に対応して、本幅規制装置のサイドガイドの
移動により、本は幅方向から壁体の面に押し付けられ、
サイドガイドと壁体の面の間に挟持される。
【0016】請求項4記載の発明においては、傾斜ベル
トコンベヤに乗っている本の残量が設定量以下ならば、
切出し装置は1群の本を受け取れる状態となり、受取り
装置の受取爪具は引っ込み、受取爪具から切出し装置の
傾斜ベルトコンベヤの上に1群の本が乗り移る。傾斜ベ
ルトコンベヤに乗っている本の残量が設定量以上なら
ば、切出し装置は1群の本を受け取れる状態にはなく、
受取り装置の受取爪具は引っ込まず、受取り装置の受取
爪具は一時停止する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1ないし図17により、請求
項1ないし請求項3記載の発明の実施の形態に係わる本
用連続切出し装置、及び、請求項4記載の発明の実施の
形態に係わる本用連続切出し装置の使用方法について説
明する。
【0018】図1ないし図3において、本実施の形態に
係わる本用連続切出し装置1は、水平搬送コンベヤ2
と、中継コンベヤ3と、受取り装置4と、切出し装置5
と、排出コンベヤ6とを備えている。以下、説明する。
水平搬送コンベヤ2は、作業台7Aと、作業台7Aの手
前に張り出した作業者の腰と同じ程度の高さのテーブル
7Bと、作業台7Aに配設された4列のベルトコンベヤ
8,8,8,8とで構成されている。
【0019】ベルトコンベヤ8は、駆動プーリ9と、従
動プーリ10と、駆動プーリ9から従動プーリ10にか
けて巻き渡されたベルト11とを備えている。4本のベ
ルト11,11,11のうちの3本のベルト11,1
1,11の上に一定間隔で所定の角度θ(図4に図示)
で爪具受用ブラケットからなる衝立12,12,12が
それぞれ固設されている。駆動プーリ9はモータ9Aに
より駆動されるようになっている。
【0020】図1,図4に示すように、衝立12は、3
本の並んだ板片14,15,16を有して構成される断
面一定のサポート部材で、板片14,15の間に、第1
爪具挿入用溝部17が形成され、板片15,16の間
に、第2爪具挿入用溝部18が形成され、第1,第2爪
具挿入用溝部17,18は水平搬送方向に対してそれぞ
れ直交し、水平搬送方向の後方に向いている。
【0021】板片14,15,16の各先端14A,1
5A,16Aを結ぶ線Lの垂直に対しての角度は、上述
の所定の角度θになっている。3条の衝立12,12,
12は、横1列に揃って並んでおり、上述の衝立12,
12,12に1群の本を立て掛けることにより、ベルト
11,11,11上に1群の本を並べて載置されるよう
になっている。
【0022】次に、中継コンベヤ3について説明する。
図2,図3,図4,図6,図13,図14に示すよう
に、中継コンベヤ3は、水平搬送コンベヤ2の前端部2
Aに重複して配設され、昇降装置19に支持され、ベル
トコンベヤ20,20,20で構成されている。昇降装
置19は、枠体21と、枠体21を上下動させるエアシ
リンダ22とで構成されている。
【0023】枠体21は、水平に対向して配置された縦
板21A,21Aと、縦板21A,21Aに架け渡され
エアシリンダ22のロッド22Aが連結された水平板2
1Bとで構成されている。ベルトコンベヤ20は、枠体
21の縦板21A,21Aに設けられた駆動プーリ23
と、従動プーリ24と、中間プーリ25と、駆動プーリ
23から従動プーリ24にかけて中間プーリ25を介し
て巻き渡されたベルト26とで構成されている。駆動プ
ーリ23はモータ23Aにより駆動されるようになって
いる。
【0024】ベルトコンベヤ20の中間プーリ25から
従動プーリ24に至る上側の搬送部分は、水平搬送コン
ベヤ2の前端部2Aに重複する水平搬送部分27として
構成され、ベルトコンベヤ20の駆動プーリ23から中
間プーリ25に至る上側の搬送部分は、水平搬送部分2
7に連続して水平搬送コンベヤ2の前端部2Aの最先端
2Bから下向きに傾斜する傾斜搬送部分28を構成して
いる。
【0025】ベルトコンベヤ20,20,20は、エア
シリンダ22により、駆動プーリ23を中心として回動
され、ベルトコンベヤ20の水平搬送部分27は、枠体
21に対して昇降自在になっている。図4,図11に
は、ベルトコンベヤ20の水平搬送部分27が上昇した
状態が(ホ)として示され、下降した状態が(ト)とし
て示されている。
【0026】次に、受取り装置4について説明する。図
2,図5,図6に示すように、受取り装置4は、中継コ
ンベヤ3の図2における搬送方向右側に配置され、中継
コンベヤ3の搬送方向右側に中継コンベヤ3の傾斜搬送
部分28と同角度に斜めに設置されたスライドレール2
9を有している。
【0027】スライドレール29の上端29Aにサポー
ト30が固定され、サポート30上にはモータ31Aに
より正転,逆転される駆動部31が固定されている。ス
ライドレール29上には、駆動部31により駆動される
タイミングベルト32を介して往復される可動装置33
が設けられている。可動装置33は、タイミングベルト
32上に設けられた可動本体34と、可動本体34に設
けられたエアシリンダ35と、エアシリンダ35に設け
られた受取爪具36とで構成されている。
【0028】図7に示すように、受取爪具36は、3本
の刃片37,38,39を水平状態に並べて構成される
いわゆるフォーク形状になっており、図7には受取爪具
36の3本の刃片38,39が衝立12の第1,第2爪
具挿入用溝部17,18に挿入された状態が示されてい
る。受取爪具36は、中継コンベヤ3の傾斜搬送部分2
8に搬送された1群の最下段の本を受けるもので、タイ
ミングベルト32により搬送方向に往復され、エアシリ
ンダ35により、搬送方向に往復されるようになってお
り、原点位置(イ)にて中継コンベヤ3上に待機地点
(ニ)から(搬送方向に直角に)突出し、原点位置
(イ)から中継コンベヤの傾斜搬送部分と同角度に斜め
下降して下降突出地点(ロ)に達し、下降突出地点
(ロ)から搬送方向に直角に引っ込んで下降引込地点
(ハ)に達し、下降引込地点(ハ)から斜め上昇して待
機地点(ニ)に戻って待機する。
【0029】ここで、原点位置(イ)は、図4に示すよ
うに、水平搬送コンベヤ2の衝立12のベルト11に対
する取付点12Aが駆動プーリ9の円周真上9Bに位置
した状態において、受取爪具36が衝立12に挿入され
た位置である。そして、図1,図4,図7,図8に示す
ように、作業台7Aには、水平搬送コンベヤ2に平行に
壁体40が垂直に設置されている。壁体40は、水平搬
送コンベヤ2の後端2Cから中継コンベヤ3,受取り装
置4を経て、傾斜ベルトコンベヤ42の横に搬送方向に
沿って配置され、切出しベルトコンベヤ43にまで伸び
ている。
【0030】なお、受取爪具36の垂直に対する傾斜角
は、衝立12の板片14,15,16の各先端14A,
15A,16Aを結ぶ線Lの垂直に対しての角度θと同
じになっており、これにより、1群の本が中継コンベヤ
3の水平搬送部分27上から傾斜搬送部分28上に搬送
される際、1群の本の傾く角度は、角度θに保持され、
本の荷崩れを防止するようなっている。
【0031】壁体40には、受取爪具36の3本の刃片
37,38,39の幅とほば同じ幅の3条の線状切欠部
41,41,41が穿設されている。受取り装置4の可
動装置33は壁体40の裏側に配設され、可動装置33
の受取爪具36の3本の刃片37,38,39は、壁体
40の3条の線状切欠部41,41,41を貫通して表
側に突き出ており、原点位置(イ)から下降突出地点
(ロ)の間では、図7に示す状態になっている。
【0032】次に、切出し装置5について説明する。切
出し装置5は、中継コンベヤ3の前方に配設され、受取
り装置4から渡された1群の本を受けて斜めに段積みさ
れた本の端部を保持する傾斜ベルトコンベヤ42と、こ
の傾斜ベルトコンベヤ42上に乗っている段積みされた
本の最下段に位置する本を、1冊ずつ切り出す切出しベ
ルトコンベヤ43とを備えている。
【0033】傾斜ベルトコンベヤ42は、4列の上段ベ
ルトコンベヤ44,44,44,44と、3列の下段ベ
ルトコンベヤ45,45,45とで構成されている。上
段ベルトコンベヤ44は、駆動プーリ46と、従動プー
リ47と、駆動プーリ46から従動プーリ47にかけて
巻き渡されたベルト48とで構成されている。駆動プー
リ46はモータ46Aにより駆動されるようになってい
る。
【0034】上段ベルトコンベヤ44,44,44,4
4は、従動プーリ47の位置において、中継コンベヤ3
のベルトコンベヤ20,20,20の駆動プーリ23と
重複している。下段ベルトコンベヤ45は、駆動プーリ
45Aと、第1従動プーリ49と、第2従動プーリ50
と、第1従動プーリ49から駆動プーリ45Aを介して
第2従動プーリ50にかけて巻き渡されたベルト51と
で構成されている。駆動プーリ45Aはモータ45Bに
より駆動されるようになっている。
【0035】下段ベルトコンベヤ45,45,45,4
5は、第2従動プーリ50の位置において、上段ベルト
コンベヤ44,44,44,44の駆動プーリ46と重
複している。切出しベルトコンベヤ43は、4列のベル
トコンベヤ52,52,52,52,52と、4列のベ
ルトコンベヤ52,52,52,52,52の上面にそ
れぞれ設けられて1冊ずつ本を押すプッシャと、本の重
複切出し防止機構とで構成されている。プッシャ及び本
の重複切出し防止機構は、例えば、特開平8−2685
54号公報に記載されており、その説明を省略する。
【0036】ベルトコンベヤ52は、駆動プーリ53
と、従動プーリ54と、駆動プーリ53から従動プーリ
54にかけて巻き渡されたベルト55とで構成されてい
る。駆動プーリ53はモータ53Aにより駆動されるよ
うになっている。また、切出し装置5は、本幅規制装置
56(図10に図示)と、戻し装置57と、ゲート装置
58とを備えている。
【0037】図4,図6,図7,図14に示すように、
本幅規制装置56は、壁体40に固定されたエアシリン
ダ59と、エアシリンダ59のロッド59Aの先端に固
定されたブラケット60と、ブラケット60に吊持され
たサイドガイド61とを備えている。サイドガイド61
は、傾斜ベルトコンベヤ42上に配置され、ブラケット
60に固定された帯板61Aと、帯板61Aに連続した
帯板61Bと、帯板61Bに連続して垂設された本幅規
制用帯板61Cとで構成され、エアシリンダ59により
搬送方向の直角方向に移動自在に構成されている。
【0038】図9に示すように、戻し装置57は、戻し
レバー57Aを有している。図4に示すゲート装置58
は、特に厚い本を切り出す際に、後方に転倒するのを防
止するためのものである。次に、センサについて図1
0,図11,図15により説明する。図10,図11に
示すように、水平搬送コンベヤ2の4列のベルトコンベ
ヤ8,8,8,8の各駆動プーリ9は、回転軸62に支
持されている。
【0039】回転軸62にはディスク63が固定されて
いる。ディスク63は円板本体63Aと、円板本体63
Aの外周縁の一部に突設された耳部63Bとで構成され
ている。作業台7Aの前端7Cには、ブラケット64が
固設され、ブラケット64の側面には、第1センサ6
5,第2センサ66,第3センサ67が固定され、第1
センサ65,第2センサ66,第3センサ67は、断面
コ字状の投光器,受光器からなる光電スイッチとして構
成され、それらの間をディスク63が通過する時、信号
のON,OFFが切り換わるようになっている。
【0040】第1センサ65の信号のON,OFFの切
り換えは、原点位置(イ)に対応している。すなわち、
水平搬送コンベヤ2が駆動されて各衝立12が原点位置
(イ)に対応す位置(図4における水平搬送コンベヤ2
の衝立12のベルト11に対する取付点12Aが駆動プ
ーリ9の円周真上9Bに位置する時)を次々に通過する
度に、第1センサ65の信号のON,OFFが切り換え
られるようになっている。
【0041】また、水平搬送コンベヤ2の前端部2Aの
上方には、衝立12上に立て掛けられた本の縦サイズを
検出する投光器,受光器からなる一対の第4センサ6
8,第5センサ69が配置されている。第4センサ68
は衝立12上に立て掛けられた本の縦サイズB5を検出
し、第5センサ69は縦サイズA4を検出するようにな
っている。
【0042】図15において、第6センサ70は、受取
り装置4の受取爪具36が待機している状態を検出する
センサである。第7センサ71は、図16のD点に本が
来たこと(本が水平搬送コンベヤ2から中継コンベヤ3
に乗り移ったこと)を検出するセンサである。第8セン
サ72は、傾斜ベルトコンベヤ42の下段ベルトコンベ
ヤ45上に配置されており、下段ベルトコンベヤ45に
おける本の有無を検出するセンサである。
【0043】第9センサ73は、第8センサ72から若
干離れた上流に配置されており、傾斜ベルトコンベヤ4
2の下段ベルトコンベヤ45における本の有無を検出す
るセンサである。第10センサ74は、第9センサ73
は、から若干離れた上流に配置されており、傾斜ベルト
コンベヤ42の下段ベルトコンベヤ45における本の有
無により本の量を検出するセンサである。
【0044】第11センサ75は、切出しベルトコンベ
ヤ43ヤ上に配置され、本の有無を検出するセンサであ
る。第12センサ76は、切出しベルトコンベヤ43上
に第11センサ75より切出し方向に若干量ずれて配置
され、本の有無を検出するセンサである。第13センサ
77は、切出しベルトコンベヤ上に第12センサ76よ
り切出し方向に若干量ずれて配置され、本の有無を検出
するセンサである。
【0045】第14センサ78は、切出しベルトコンベ
ヤの前端より前方に配置され、本の有無を検出するセン
サである。次に、本実施の形態における作用について説
明する。水平搬送コンベヤ2上に立て状態で並べられた
1群の本は、水平搬送コンベヤ2→中継コンベヤ3→受
取り装置4→切出し装置5→排出コンベヤ6の順序で、
排出コンベヤ6上に横置き状態で1冊ずつの本に分冊さ
れて取り出される。
【0046】以下、詳しく説明する。水平搬送コンベヤ
2は一定の低速度で駆動されている。図2に示す作業者
Wにより、作業台7A上に置かれた本は、水平搬送コン
ベヤ2の各衝立12毎に複数の本が並べて立て掛けら
れ、衝立12毎に1群の本が1山となって形成される。
本としては、書籍,雑誌等が挙げられ、A5,B5,A
4等の種々の大きさのものが混在している。
【0047】この状態で、1群の本が水平搬送コンベヤ
2上に置かれ、各衝立12に立て掛けられた状態で、水
平搬送される。水平搬送コンベヤ2の1つの衝立12が
駆動プーリ9の円周真上9Bに来ると、回転軸62の回
転に伴ってディスク63の耳部63Bが回転して第1セ
ンサ65がONになり、待機地点(ニ)にて待機してい
た受取り装置4の受取爪具36が搬送方向の直角方向に
突出する。受取爪具36は衝立12の第1,第2爪具挿
入用溝部17,18の内部に挿入される。これにより、
受取爪具36は原点位置(A)に位置する。この時の状
態は図17の(A)に示される。
【0048】第1センサ65がOFFになると、受取爪
具36は、原点位置(イ)から下降突出地点(ロ)に移
動され、その速度は水平搬送コンベヤ2と同速度となっ
ている。そして、水平搬送コンベヤ2,中継コンベヤ3
が同時に駆動され、ディスク63の耳部63Bが回転し
て第2センサ66がONになると、1群の本のすべての
本が中継コンベヤ3上に乗り移り、その後、中継コンベ
ヤ3が水平搬送コンベヤ2に対して上昇される。同時
に、水平搬送コンベヤ2の衝立12が回転して中継コン
ベヤ3の下面に沈み込み、受取り装置4,中継コンベヤ
3は、水平搬送コンベヤ2の速度より高速に切り換えら
れて駆動される。この時の状態は図17の(B)に示さ
れる。
【0049】ディスク63の耳部63Bがさらに回転し
て第3センサ67がONになると、中継コンベヤ3が水
平搬送コンベヤ2に対して下降される。この時の状態は
図17の(C)に示される。これにより、次の衝立12
に立て掛けられた1群の本を受け取る準備が整う。この
ようにして、中継コンベヤ3により、受取爪具36に立
て掛けられた1群の本は、搬送され、切出し装置5の方
向に斜め下降され、図16の(D)の状態になり、一時
停止される。1群の本が図16の(D)の状態になって
一時停止している場合、傾斜ベルトコンベヤ42の上に
複数の本が図16の(E)の状態にて段積みされている
と、傾斜ベルトコンベヤ42に乗っている本の残量が設
定量以上となり、切出し装置5は1群の本を受け取れる
状態にはなく、受取り装置5の受取爪具36は引っ込ま
ず、受取爪具36は停止される。受取爪具36に立て掛
けられた(D)の状態における1群の本は搬送されな
い。
【0050】一方、1群の本が図16の(D)の状態に
なって一時停止している場合、傾斜ベルトコンベヤ42
の上に複数の本が(E)の状態にて段積みされていない
と、傾斜ベルトコンベヤ42に乗っている本の残量が設
定量以下となり、切出し装置5は1群の本を受け取れる
状態となり、受取爪具36は移動され、受取爪具36に
立て掛けられた1群の本は、搬送される。すなわち、切
出し装置5が1群の本を受け取れる状態になっているな
らば、受取り装置4の受取爪具36は斜め下降して引っ
込み、受取爪具36から切出し装置5の傾斜ベルトコン
ベヤ42の上に1群の本が乗り移る。
【0051】第8センサ72,第9センサ73,第10
センサ74により傾斜ベルトコンベヤ42上の本の残量
を検出し、停止している受取爪具36の起動のタイミン
グ及び受取爪具36の移動量が決定される。第9センサ
73,第10センサ74により、第9センサ73,第1
0センサ74で検出される領域に本の無いことが検出さ
れると、(D)の状態における1群の本は、搬送されて
(E)の状態になる。なお、この場合、切出しベルトコ
ンベヤ43上に本を押圧するために、第8センサ72で
検出される領域に本が残っていることが条件とされる。
【0052】なお、(D)の状態において1群の本が待
機し、且つ、第3センサ67がONになった状態では、
水平搬送コンベヤ2は一時停止される。なぜなら、
(D)の状態にける1群の本がはけないと、図17の
(A)に示す次のタイミングの衝立12に立て掛けられ
た1群の本を搬送できないからである。次に、大きさの
違う本の取扱いについて説明する。
【0053】図11に示すように、第4センサ68,第
5センサ69で本の縦サイズを検出することにより、本
の大小が例えば、B5,A4として検出される。本の大
小に応じて、本幅規制装置56が作動される。すなわ
ち、本幅規制装置56においては、図7に示すように、
サイドガイド61は本の大小に応じて壁体40を基準に
して搬送方向の直角方向に矢印Xで示すように移動さ
れ、壁体40の面に本の側部が寄せられる。これによ
り、本はサイドガイド61と壁体40の間に挟持され、
本の横幅が揃って整列され、本の姿勢が確定される。ま
た、本が大きいサイズの場合には、切出しベルトコンベ
ヤ43の速度は遅く、本が小さいサイズの場合には、切
出しベルトコンベヤ43の速度は速くなっている。
【0054】そして、切出し装置5の切出しベルトコン
ベヤ43により、傾斜ベルトコンベヤ42上に乗ってい
る段積みされた本の最下段に位置する本は、1冊ずつ切
り出して取り出される。ここで、下段ベルトコンベヤ4
5から上段ベルトコンベヤ44にかけて本が溜まると、
上段ベルトコンベヤ44の駆動が停止される。
【0055】また、第11センサ75により、切出しベ
ルトコンベヤ43上の始端での本の有無が確認される。
第11センサ75がONになっている時、切出しベルト
コンベヤ43により、本の切出しが可能と判断される。
第11センサ75がOFFになっている時、切出しベル
トコンベヤ43上に本は無いと判断され、本の切り出し
をしないと判断される。
【0056】なお、初期状態において、第11センサ7
5がOFFになっており、且つ、第12センサ76,第
13センサ77がONしている場合には、本を切り出す
ことができない。そこで、第12センサ76,第13セ
ンサ77からの信号により戻し装置57が作動され、そ
の戻しレバー57Aにより本の頭が叩かれ、本が下方に
ずらされる。これにより、第11センサ75がONにな
り、切出しベルトコンベヤ43が駆動される。
【0057】切出しベルトコンベヤ43上の始端で第1
1センサ75により本が無いと検出されると、下段ベル
トコンベヤ45により本が移動され、本が切出しベルト
コンベヤ43上に乗せられ、第11センサ75がONに
なり、下段ベルトコンベヤ45は停止される。下段ベル
トコンベヤ45が駆動し続けると、切出しベルトコンベ
ヤ43上における本の圧力が大きくなり、切出し不良が
発生する。そのため、切出しベルトコンベヤ43で1冊
ずつ本を送る毎に、下段ベルトコンベヤ45は停止し、
第11センサ75がON信号が入力されると、動く。
【0058】本が切出しベルトコンベヤ43上を通過す
ると、第14センサ78により、切出しベルトコンベヤ
43上を本が通過したと検出され、続いて次の段の本が
切出しベルトコンベヤ43により切り出される。このよ
うにして、切出しベルトコンベヤ43により、本が1冊
ずつ切り出され、排出コンベヤ6上に横置き状態で1冊
ずつの本に分冊されて取り出される。
【0059】以上の如き構成によれば、次の効果を奏す
る。第1に、水平搬送コンベヤ2と切出し装置5の傾斜
ベルトコンベヤ42の間に、中継コンベヤ3と受取り装
置4が配置されているので、中継コンベヤ3と受取り装
置4の協働動作により段積みされた1群の本を水平搬送
コンベヤ2から中継コンベヤ3に荷崩れさせないで正し
い姿勢で受け渡すことができる。さらに、中継コンベヤ
3から切出し装置5へ本を荷崩れしないで正しい姿勢で
受け渡すことができる。
【0060】この結果、水平搬送コンベヤ2は水平に設
置されて、連続運転で1群の本を立てた状態で水平搬送
しても、水平搬送される本を切出し装置5の傾斜ベルト
コンベヤ42により斜めの姿勢で荷崩れさせないで受け
渡すことができる。また、水平搬送コンベヤ2は水平に
設置されているので、水平搬送コンベヤ2上に同一の高
さで本を置けば良く、本が乗せ易くなり、本の載置の作
業性を良くできる。
【0061】第2に、下段ベルトコンベヤ45から上段
ベルトコンベヤ44にかけて本が溜まって上段ベルトコ
ンベヤ44の駆動を停止させることにより、傾斜ベルト
コンベヤ42で受ける本の最大量を、上段ベルトコンベ
ヤ44の長さで制限でき、切出しベルトコンベヤ43に
作用する本の重量による切出しベルトコンベヤ43に対
する圧力を小さくし、切り出し不良を防止することがで
きる。
【0062】第3に、本の幅に対応して、本は幅方向か
ら壁体の面に押し付けられ、本の横幅を揃えて本を整列
させることができ、本を切り出す際、切り出される本の
姿勢を真っ直ぐに保ち、切出し方向における本の不整列
等を防止することができる。第4に、傾斜ベルトコンベ
ヤ42に乗っている本の残量に応じて、受取り装置4の
受取爪具36に保持されている1群の本を、切出し装置
5に供給すべきか否を決定することができるので、水平
搬送コンベヤ2の連続運転と、切出し装置5への1群の
本の供給を調整することができ、切出し装置5に適切な
量の本を供給することができ、切出しベルトコンベヤ4
3に作用する本の重量による圧力を小さくし、切出し不
良を防止することができる。
【0063】なお、本実施の形態においては、中継コン
ベヤは、水平搬送コンベヤに対して相対的に昇降自在に
配設されているが、中継コンベヤを固定状態にし、水平
搬送コンベヤの前端部を昇降自在にすることもできる。
また、本実施の形態においては、受取り装置4は、中継
コンベヤ3の搬送方向右側に配置され、原点位置
(イ),下降突出地点(ロ),下降引込地点(ハ),待
機地点(ニ)の間の経路を水平面で循環するようになっ
ているが、受取り装置4を、中継コンベヤ3の搬送方向
上方に配置し、垂直面で同様に循環させるようにするこ
ともできる。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、水平搬送
コンベヤと切出し装置の傾斜ベルトコンベヤの間に、中
継コンベヤと受取り装置が配置されているので、中継コ
ンベヤと受取り装置の協働動作により1群の本を水平搬
送コンベヤから中継コンベヤに荷崩れさせないで正しい
姿勢で受け渡すことができる。さらに、中継コンベヤか
ら切出し装置へ本を荷崩れさせないで正しい姿勢で受け
渡すことができる。
【0065】この結果、水平搬送コンベヤは水平に設置
されて、連続運転で1群の本を立てた状態で水平搬送し
ても、水平搬送される本を切出し装置の傾斜ベルトコン
ベヤ上に確実に荷崩れさせないで斜めの姿勢で受け渡す
ことができる。また、水平搬送コンベヤは水平に設置さ
れているので、水平搬送コンベヤ上に同一の高さで本を
置けば良く、本が乗せ易くなり、本の載置の作業性を良
くできる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、下段ベルト
コンベヤから上段ベルトコンベヤにかけて本が溜まって
上段ベルトコンベヤの駆動を停止させることにより、傾
斜ベルトコンベヤで受ける本の最大量を、上段ベルトコ
ンベヤの長さで制限でき、切出しベルトコンベヤに作用
する本の重量による切出しベルトコンベヤに対する圧力
を小さくし、切出し不良を防止することができる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、本の幅に対
応して、本は幅方向から壁体の面に押し付けられ、本の
横幅を整列させることができ、本を切り出す際、切り出
される本の姿勢を真っ直ぐに保ち、切出し方向における
本の不整列等を防止することができる。請求項4記載の
発明によれば、切出しベルトコンベヤに作用する本の重
量による圧力を小さくし、切出し不良を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1ないし請求項3記載の発明の実施の形
態に係わる本用連続切出し装置の全体を示す斜視図であ
る。
【図2】同本用連続切出し装置の全体を示す平面図であ
る。
【図3】同本用連続切出し装置の全体を示す側面図であ
る。
【図4】同本用連続切出し装置を示す側面図である。
【図5】図1の受取り装置を示す側面図である。
【図6】同本用連続切出し装置を示す平面図である。
【図7】図4のY方向断面矢視図である。
【図8】図4の水平搬送コンベヤの原点位置における断
面図である。
【図9】切出し装置を示す断面図である。
【図10】水平搬送コンベヤの駆動プーリにおけるセン
サの取付け位置を示す平面図である。
【図11】センサの取付け位置を示す側面図である。
【図12】中継コンベヤを示す側面図である。
【図13】中継コンベヤを示す正面図である。
【図14】戻し装置を示す側面図である。
【図15】センサの取付け位置を示す側面図である。
【図16】同本用連続切出し装置の作用状態説明図であ
る。
【図17】同本用連続切出し装置の作用状態説明図であ
る。
【図18】従来における切出し装置を適用して本を連続
的に切り出す場合の想定図である。
【符号の説明】
1 本用連続切出し装置 2 水平搬送コンベヤ 2A 前端部 2B 最先端 3 中継コンベヤ 4 受取り装置 5 切出し装置 12 衝立 17 第1爪具挿入用溝部 18 第2爪具挿入用溝部 19 昇降装置 20 ベルトコンベヤ 27 水平搬送部分 28 傾斜搬送部分 36 受取爪具 40 壁体 42 傾斜ベルトコンベヤ 43 切出しベルトコンベヤ 44 上段ベルトコンベヤ 45 下段ベルトコンベヤ 56 本幅規制装置 61 サイドガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平搬送方向の後方に向けて爪具挿入用
    溝部を形成してなる衝立が一定間隔で設けられ、この衝
    立に1群の本を立て掛けて並べる水平搬送コンベヤと、 水平搬送コンベヤの前方に、該水平搬送コンベヤの前端
    部に重複して該水平搬送コンベヤに対して相対的に昇降
    自在に配設され、水平搬送コンベヤの前端部に重複する
    水平搬送部分と、水平搬送部分に連続して水平搬送コン
    ベヤの前端部の最先端から下向きに傾斜する傾斜搬送部
    分とを有する略へ字状に折れ曲がった中継コンベヤと、 中継コンベヤの傾斜搬送部分に搬送された1群の本を受
    ける受取爪具を有し、受取爪具は、中継コンベヤ上に待
    機地点から突出して斜め下降して引っ込んだ後、斜め上
    昇して待機地点に戻って待機する受取り装置と、 中継コンベヤの前方に配設され、段積みされた本の端部
    を保持する傾斜ベルトコンベヤと、この傾斜ベルトコン
    ベヤ上に乗っている段積みされた本の最下段に位置する
    本を、1冊ずつ切り出す切出しベルトコンベヤとを備え
    た切出し装置とで構成されていることを特徴とする本用
    連続切出し装置。
  2. 【請求項2】 切出し装置の傾斜ベルトコンベヤは、上
    段ベルトコンベヤと、下段ベルトコンベヤとで構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の本用連続切出し
    装置。
  3. 【請求項3】 切出し装置は、 傾斜ベルトコンベヤ上に配置され搬送方向の直角方向に
    移動自在に構成されたサイドガイドにより、傾斜ベルト
    コンベヤの横に搬送方向に沿って固設された壁体の面に
    本の側部を寄せる本幅規制装置を有していることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の本用連続切出し装
    置。
  4. 【請求項4】 切出しベルトコンベヤの傾斜ベルトコン
    ベヤに乗っている本の残量が設定量以下ならば、受取り
    装置の受取爪具は引っ込み、受取爪具から切出し装置の
    傾斜ベルトコンベヤの上に1群の本が乗り移り、 傾斜ベルトコンベヤに乗っている本の残量が設定量以上
    ならば、受取り装置の受取爪具は一時停止することを特
    徴とする本用連続切出し装置の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102923475A (zh) * 2012-10-31 2013-02-13 北京印刷学院 书本分离输送装置
CN103466277A (zh) * 2013-09-03 2013-12-25 河海大学常州校区 一种图书馆自助还书装置及还书方法
CN107442537A (zh) * 2017-08-31 2017-12-08 广西德保新贝侬酒厂有限公司 一种酒瓶外壁冲洗装置

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