JPH11171257A - 減圧容器 - Google Patents

減圧容器

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Publication number
JPH11171257A
JPH11171257A JP34545797A JP34545797A JPH11171257A JP H11171257 A JPH11171257 A JP H11171257A JP 34545797 A JP34545797 A JP 34545797A JP 34545797 A JP34545797 A JP 34545797A JP H11171257 A JPH11171257 A JP H11171257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hole
lid
release
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP34545797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hasegawa
雄治 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIMOMURA KOGYO KK
Original Assignee
SHIMOMURA KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁機構の構造を簡素化することができると共
に弁機構の構成部材が外部に突出しないのでコンパクト
な減圧容器を製作することができる。 【解決手段】 弁収納凹部5の底壁に空気抜穴6を形成
し、弁収納凹部の底壁上に弁座体7を載置し、弁座体に
通穴8を形成し、弁収納凹部に弁本体9を嵌着し、弁本
体内に弁板体10を配設すると共に弁板体を弁板体によ
り通穴を密着閉塞及び開口浮上可能に配設し、弁本体に
連通穴部11を形成し、弁本体に弁板体を開口動作させ
る解除体12を嵌着してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば家庭用品とし
て食品を保存する際に用いられる減圧容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年この種の減圧容器として例えば特開
平7−277374号公報に示す如く、食品を収納可能
な容器本体と、容器本体に被嵌可能な蓋体と、容器本体
と蓋体との間に介在可能なパッキン体と、容器本体及び
又は蓋体の押圧撓み変形により蓋体が被嵌された容器本
体内の空気を外部に排出して容器本体内を減圧保持可能
な弁機構とを備えてなる構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
構造の場合、上記弁機構の解除構造として、蓋体に回動
体を起倒自在に枢着し、回動体に弁板体を内装し、回動
体を起立回動させることにより弁板体を排気孔から強制
的に引き離して排気孔を開口し、容器本体内に空気が流
入し、容器本体内の減圧状態を解除するように構成され
ているので、回動体の存在及びその組込構造により構造
が複雑化すると共に製作コストが高くなり、又、回動体
の起倒操作が必要であると共に起立状態の回動体は蓋体
上面より突出することになるので邪魔になることがある
という不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請
求項1記載の発明は、食品を収納可能な容器本体と、該
容器本体に被嵌可能な蓋体と、該容器本体と蓋体との間
に介在可能なパッキン体と、該容器本体及び又は蓋体の
押圧撓み変形により蓋体が被嵌された容器本体内の空気
を外部に排出して容器本体内を減圧保持可能な弁機構と
を備えてなり、上記蓋体に弁収納凹部を形成し、該弁収
納凹部の底壁に空気抜穴を形成し、該弁収納凹部の底壁
上に撓み変形可能な弁座体を載置し、該弁座体に該空気
抜穴に対向位置可能な通穴を形成し、該弁収納凹部に該
弁座体を保持可能な弁本体を排気間隙を存して嵌着し、
該弁本体内に撓み変形可能な弁板体を配設すると共に該
弁板体を弁板体により該通穴を密着閉塞及び開口浮上可
能に配設し、該弁本体に該通穴と該排気間隙とを連通可
能な連通穴部を形成し、かつ該弁本体に該弁板体を開口
動作させる解除体を嵌着してなることを特徴とする減圧
容器にある。
【0005】又、請求項2記載の発明は、上記弁本体に
案内穴部を形成し、上記解除体に該案内穴部に摺動嵌合
可能な案内杆部を形成し、該解除体に弁板体を押圧して
開口動作させる解除凸部を形成してなることを特徴とす
るものであり、又、請求項3記載の発明は、上記弁座体
に該案内杆部を押上可能な押上部を形成し、該案内杆部
に弁本体に係止して解除体の上昇位置を規制する係止部
を形成してなることを特徴とするものであり、又、請求
項4記載の発明は、上記弁収納凹部に上記弁本体を嵌着
保持可能な係着部を形成し、該弁収納凹部に差入凹部を
延長形成すると共に該弁本体に取出突鍔部を形成してな
ることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発
明は、上記弁収納凹部の底壁に隆起部を形成し、該隆起
部に空気抜穴を形成し、該弁収納凹部の底壁上に撓み変
形可能な弁座体を載置すると共に該弁座体に該隆起部に
嵌合可能な嵌合隆起部を形成し、該嵌合隆起部に該空気
抜穴に対向位置可能な通穴を形成してなることを特徴と
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図8は本発明の実施の形
態例を示し、1は容器本体、2は蓋体であって、容器本
体1は例えばポリプロピレン等の合成樹脂、蓋体2は耐
熱ポリカーボネート等の合成樹脂製からなり、容器本体
1及び又は蓋体2は指等の押圧により撓み変形可能に製
作されていると共に蓋体2は容器本体1に被嵌可能に形
成され、この容器本体1と蓋体2との周縁部間にシリコ
ンゴムやその他の弾性材等からなるパッキン体3が介在
されている。
【0007】4は弁機構であって、上記蓋体2に組み込
まれ、容器本体1の底面及び蓋体2の上面を指で挟み込
んだり、又は、容器本体1を台上において、蓋体2の上
面を下方に押圧することにより容器本体1及び蓋体2若
しくは容器本体1又は蓋体2を押圧撓み変形させ、この
押圧撓み変形により蓋体2が被嵌された容器本体1内の
空気を蓋体2を介して外部に排出して容器本体1内を減
圧保持可能な構造に構成されている。
【0008】この場合、上記蓋体2に弁収納凹部5を形
成し、弁収納凹部5の底壁5aに空気抜穴6を形成し、
弁収納凹部5の底壁5a上にシリコンゴムや弾性を有す
る他の合成樹脂からなる撓み変形可能な弁座体7を載置
し、弁座体7に空気抜穴6に対向位置可能な通穴8を形
成し、弁収納凹部5に弁座体7を保持可能な合成樹脂製
の弁本体9を排気間隙Rを存して嵌着し、弁本体9内に
シリコンゴムや弾性を有する他の合成樹脂からなる撓み
変形可能な弁板体10を配設すると共に弁板体10によ
り通穴8を密着閉塞及び開口浮上可能に配設し、弁本体
9の側壁部分に通穴8と排気間隙Rとを連通可能な連通
穴部11を四個形成し、かつ弁本体9に弁板体10を開
口動作させる解除体12を嵌着して構成している。尚、
弁収納凹部5は蓋体2と一体に形成されているが、弁収
納凹部5を別体に形成し、この別体の弁収納凹部5を蓋
体2に固着することもある。
【0009】又、この場合、上記弁本体9に四個の案内
穴部13を形成し、上記解除体12に案内穴部13に摺
動嵌合可能な四個の案内杆部12aを形成し、解除体1
2に弁板体10を押圧して開口動作させる解除凸部12
bを弁板体10の半径上の偏心位置に対向して一個形成
している。
【0010】又、この場合、上記弁座体7の周縁部に案
内杆部12aを押上可能な押上部7aを環状に形成し、
該案内杆部12aの先端部に弁本体9の周鍔部9aの段
部面に係止して解除体12の上昇位置を規制する係止部
12cを形成している。
【0011】又、この場合、上記弁収納凹部5の内周面
の対向位置に上記弁本体9の押し込みにより周鍔部9a
が乗り越え可能であって乗り越え後に周鍔部9aの上面
に係止して弁本体9を弁収納凹部5内に嵌着保持可能な
係着部5b・5bを形成し、かつ弁収納凹部5に差入凹
部5dを延長形成すると共に弁本体9の周鍔部9aに差
入凹部5dに対向位置可能な取出突鍔部9bを形成して
いる。
【0012】又、この場合、上記弁収納凹部5の底壁5
aの中央部に隆起部5cを形成し、この隆起部5cに上
記空気抜穴6を形成し、弁収納凹部5の底壁5a上に上
記撓み変形可能な弁座体7を着脱自在に載置すると共に
弁座体7の中央部に隆起部5cに嵌合可能な嵌合隆起部
7bを形成し、弁本体9の底部中央部に嵌合隆起部7b
が嵌挿可能な嵌挿穴9cを形成し、嵌合隆起部7bに空
気抜穴6に対向位置可能な上記通穴8を形成して構成し
ている。
【0013】この実施の形態例は上記構成であるから、
図2の如く、容器本体1に蓋体2をパッキン体3を介在
して被嵌し、容器本体1の底面及び蓋体2の上面を指で
挟み込んだり、又は、容器本体1を台上において、蓋体
2の上面を下方に押圧することにより容器本体1及び蓋
体2若しくは容器本体1又は蓋体2は押圧撓み変形し、
この押圧撓み変形により蓋体2が被嵌された容器本体1
内の空気Mは蓋体2に設けられた弁機構4を介して外部
に排出され、この弁機構4は外部の空気の容器本体1内
への流入を阻止すると共にパッキン体3は容器本体1と
蓋体2とにより挟圧されて容器本体1内は減圧保持され
ることになる。
【0014】この際、上記容器本体1及び又は蓋体2を
押圧撓み変形させると、図7の如く、蓋体2が被嵌され
た容器本体1内の空気Mは、蓋体2に形成された弁収納
凹部5の底壁5aに形成された空気抜穴6から撓み変形
可能な弁座体7に形成された通穴8を介して弁板体10
を開口浮上させて弁本体9内に流入し、この弁本体10
内に流入した空気Mは弁本体9に形成された四個の連通
穴部11を通過して排気間隙Rを介して外部に排出さ
れ、容器本体1内は減圧状態となり、上記容器本体1及
び又は蓋体2の押圧撓み変形を停止すると、容器本体1
内は空気の排出により減圧状態となっているため弁板体
10は弁座体7に密着して通穴8を閉塞し、外部の空気
の容器本体1内への流入を阻止すると共にパッキン体3
は容器本体1と蓋体2とにより挟圧されて容器本体1内
は減圧保持され、更なる容器本体1及び又は蓋体2の押
圧撓み変形により容器本体1内はさらに減圧され、その
減圧によってパッキン体3を介して容器本体1と蓋体2
とは密着されて容器本体1内を密封することができ、
又、減圧状態を解除する場合には、図8の如く、弁本体
9に嵌着された解除体12により弁板体10を開口動作
させ、これにより外部の空気Mは容器本体1内が減圧状
態であるから排気間隙R、連通穴部12、通穴8及び空
気抜穴6を介して容器本体1内に速やかに流入し、容器
本体1内を常圧状態にすることができ、従って、弁機構
4の構造を簡素化することができると共に弁機構4の構
成部材が外部に突出しないのでコンパクトな減圧容器を
製作することができる。
【0015】又、この場合、上記弁本体9に四個の案内
穴部13を形成し、上記解除体12に案内穴部13に摺
動嵌合可能な四個の案内杆部12aを形成し、解除体1
2に弁板体10を押圧して開口動作させる解除凸部12
bを形成しているので、解除体12は案内杆部12aと
案内穴部13とにより案内され、解除体12の押圧を円
滑に行うことができ、かつこの場合解除凸部12bは弁
板体10の半径上の偏心位置に対向して一個形成してい
るので、弁板体10は解除凸部12bの押圧により斜め
に倒され、確実に通穴8を開口することができる。
【0016】又、この場合、上記弁座体7の周縁部に案
内杆部12aを押上可能な押上部7aを環状に形成し、
該案内杆部12aの先端部に弁本体9の周鍔部9aの段
部面に係止して解除体12の上昇位置を規制する係止部
12cを形成しているので、解除体12を押圧部7aに
より確実に押し上げることができ、弁座体9の上面と解
除体12の解除凸部12bとの間の弁板体10の開口浮
上及び自重下降閉塞に必要な空間を確実に確保すること
ができ、それだけ減圧及び解除動作を確実に行うことが
できる。
【0017】又、この場合、上記弁収納凹部5の内周面
の対向位置に上記弁本体9の押し込みにより周鍔部9a
が乗り越え可能であって乗り越え後に周鍔部9aの上面
に係止して弁本体9を弁収納凹部5内に嵌着保持可能な
係着部5b・5bを形成し、かつ弁収納凹部5に差入凹
部5dを延長形成すると共に弁本体9の周鍔部9aに差
入凹部5dに対向位置可能な取出突鍔部9bを形成して
いるので、係着部5b・5bにより弁本体9を弁収納凹
部5内に確実に嵌着保持することができ、しかも差入凹
部5d内に飲食用スプーン等の棒状部材や指を挿入して
取出突鍔部9bを起こすことにより係着部5b・5bを
乗り越えて弁本体9を弁収納凹部5から取り外すことが
でき、かつ案内杆部12aの先端部の係止部12cを内
方に押圧して弁本体9の周鍔部9aの段部面に対しての
係止を解除することにより解除体12を弁本体9から取
り外すこともでき、よって、弁板体10も取り外すこと
ができ、しかして、解除体12、弁板体10、弁本体9
及び弁座体7を容易に分解することができ、各部材の水
洗、清掃を容易に行うことができる。
【0018】又、この場合、上記弁収納凹部5の底壁5
aの中央部に隆起部5cを形成し、この隆起部5cに上
記空気抜穴6を形成し、弁収納凹部5の底壁5a上に上
記撓み変形可能な弁座体7を載置すると共に弁座体7の
中央部に隆起部5cに嵌合可能な嵌合隆起部7bを形成
し、嵌合隆起部7bに空気抜穴6に対向位置可能な上記
通穴8を形成しているので、相互の接触面積を適度な大
きさにすることができ、それだけ弁座体7と弁板体10
との密着閉塞及び浮上開口を確実に行うことができる。
【0019】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、例えば容器本体1、蓋体2、パッキン体
3等の構造や形態並び材質等は適宜設計して変更され、
又、解除凸部12bは一個となっているが、これと対称
位置に一個追加して突設し、この二個の解除凸部12b
により弁板体10を鞍型に撓み変形させて通穴8を開口
させるように構成することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、容器本体に蓋体をパッキン体を介在して
被嵌し、容器本体及び又は蓋体を押圧撓み変形させるこ
とにより蓋体が被嵌された容器本体内の空気は蓋体に設
けられた弁機構を介して外部に排出され、この弁機構は
外部の空気の容器本体内への流入を阻止すると共にパッ
キン体は容器本体と蓋体とにより挟圧されて容器本体内
は減圧保持され、この際、蓋体が被嵌された容器本体内
の空気は、蓋体に形成された弁収納凹部の底壁に形成さ
れた空気抜穴から撓み変形可能な弁座体に形成された通
穴を介して弁板体を開口浮上させて弁本体内に流入し、
この弁本体内に流入した空気は弁本体に形成された連通
穴部を通過して排気間隙を介して外部に排出され、容器
本体内は減圧状態となり、容器本体及び又は蓋体の押圧
撓み変形を停止すると、容器本体内は空気の排出により
減圧状態となっているため弁板体は弁座体に密着して通
穴を閉塞し、外部の空気の容器本体内への流入を阻止す
ると共にパッキン体は容器本体と蓋体とにより挟圧され
て容器本体内は減圧保持され、更なる容器本体及び又は
蓋体の押圧撓み変形により容器本体内はさらに減圧さ
れ、その減圧によってパッキン体を介して容器本体と蓋
体とは密着されて容器本体内を密封することができ、
又、減圧状態を解除する場合には、弁本体に嵌着された
解除体により弁板体を開口動作させ、これにより外部の
空気は容器本体内が減圧状態であるから排気間隙、連通
穴部、通穴及び空気抜穴を介して容器本体内に速やかに
流入し、容器本体内を常圧状態にすることができ、従っ
て、弁機構の構造を簡素化することができると共に弁機
構の構成部材が外部に突出しないのでコンパクトな減圧
容器を製作することができる。
【0021】又、請求項2記載の発明にあっては、上記
弁本体に案内穴部を形成し、上記解除体に案内穴部に摺
動嵌合可能な案内杆部を形成し、解除体に弁板体を押圧
して開口動作させる解除凸部を形成しているので、解除
体は案内杆部と案内穴部とにより案内され、解除体の押
圧を円滑に行うことができ、又、請求項3記載の発明に
あっては、上記弁座体に案内杆部を押上可能な押上部を
形成し、該案内杆部に弁本体に係止して解除体の上昇位
置を規制する係止部を形成しているので、解除体を押圧
部により確実に押し上げることができ、弁座体と解除体
との間の弁板体の開口浮上及び自重下降閉塞に必要な空
間を確実に確保することができ、それだけ減圧及び解除
動作を確実に行うことができる。
【0022】又、請求項4記載の発明にあっては、上記
弁収納凹部に上記弁本体を弁収納凹部内に嵌着保持可能
な係着部を形成し、かつ弁収納凹部に差入凹部を延長形
成すると共に弁本体取出突鍔部を形成しているので、係
着部により弁本体を弁収納凹部内に確実に嵌着保持する
ことができ、かつ差入凹部内に飲食用スプーン等の棒状
部材や指を挿入して取出突鍔部を起こすことにより弁本
体を弁収納凹部から取り外すことができ、案内杆部の先
端部の係止部を内方に押圧して弁本体に対する係止を解
除することにより解除体を弁本体から取り外すこともで
き、よって、弁板体も取り外すことができ、しかして、
解除体、弁板体、弁本体及び弁座体を容易に分解するこ
とができ、各部材の清掃を容易に行うことができ、又、
請求項5記載の発明にあっては、上記弁収納凹部の底壁
に隆起部を形成し、隆起部に上記空気抜穴を形成し、弁
収納凹部の底壁上に上記撓み変形可能な弁座体を載置す
ると共に弁座体の中央部に隆起部に嵌合可能な嵌合隆起
部を形成し、嵌合隆起部に空気抜穴に対向位置可能な上
記通穴を形成しているので、相互の接触面積を適度な大
きさにすることができ、弁座体と弁板体との密着閉塞及
び浮上開口を確実に行うことができる。
【0023】以上の如く、所期の目的を充分達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の全体平面図である。
【図2】本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の部分拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態例の部分拡大平面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態例の部分拡大斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態例の部分分解斜視図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態例の部分拡大断面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態例の部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
R 排気間隙 M 空気 1 容器本体 2 蓋体 3 パッキン体 4 弁機構 5 弁収納凹部 5a 底壁 5b 係着部 5c 隆起部 5d 差入凹部 6 空気抜穴 7 弁座体 7a 押上部 7b 嵌合隆起部 8 通穴 9 弁本体 9b 突出鍔部 10 弁板体 11 連通穴部 12 解除体 12a 案内杆部 12b 解除凸部 12c 係止部 13 案内穴部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納可能な容器本体と、該容器本
    体に被嵌可能な蓋体と、該容器本体と蓋体との間に介在
    可能なパッキン体と、該容器本体及び又は蓋体の押圧撓
    み変形により蓋体が被嵌された容器本体内の空気を外部
    に排出して容器本体内を減圧保持可能な弁機構とを備え
    てなり、上記蓋体に弁収納凹部を形成し、該弁収納凹部
    の底壁に空気抜穴を形成し、該弁収納凹部の底壁上に撓
    み変形可能な弁座体を載置し、該弁座体に該空気抜穴に
    対向位置可能な通穴を形成し、該弁収納凹部に該弁座体
    を保持可能な弁本体を排気間隙を存して嵌着し、該弁本
    体内に撓み変形可能な弁板体を配設すると共に該弁板体
    を該弁板体により該通穴を密着閉塞及び開口浮上可能に
    配設し、該弁本体に該通穴と該排気間隙とを連通可能な
    連通穴部を形成し、かつ該弁本体に該弁板体を開口動作
    させる解除体を嵌着してなることを特徴とする減圧容
    器。
  2. 【請求項2】 上記弁本体に案内穴部を形成し、上記解
    除体に該案内穴部に摺動嵌合可能な案内杆部を形成し、
    該解除体に弁板体を押圧して開口動作させる解除凸部を
    形成してなることを特徴とする請求項1記載の減圧容
    器。
  3. 【請求項3】 上記弁座体に該案内杆部を押上可能な押
    上部を形成し、該案内杆部に弁本体に係止して解除体の
    上昇位置を規制する係止部を形成してなることを特徴と
    する請求項2記載の減圧容器。
  4. 【請求項4】 上記弁収納凹部に上記弁本体を嵌着保持
    可能な係着部を形成し、該弁収納凹部に差入凹部を延長
    形成すると共に該弁本体に取出突鍔部を形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の減圧容器。
  5. 【請求項5】 上記弁収納凹部の底壁に隆起部を形成
    し、該隆起部に空気抜穴を形成し、該弁収納凹部の底壁
    上に撓み変形可能な弁座体を載置すると共に該弁座体に
    該隆起部に嵌合可能な嵌合隆起部を形成し、該嵌合隆起
    部に該空気抜穴に対向位置可能な通穴を形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の減圧容
    器。
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