JPH111279A - 食品容器 - Google Patents
食品容器Info
- Publication number
- JPH111279A JPH111279A JP9152496A JP15249697A JPH111279A JP H111279 A JPH111279 A JP H111279A JP 9152496 A JP9152496 A JP 9152496A JP 15249697 A JP15249697 A JP 15249697A JP H111279 A JPH111279 A JP H111279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- valve
- lid
- valve body
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 容器本体1と蓋体2とが密着状態となる
ようにし、前記容器本体1の底面部1aあるいは蓋体2
の上面部2aの何れか一方または両方をたわみ変形自在
となるようにし、これらの何れか一方または両方を押圧
することにより、容器本体1内の空気を排出させて減圧
密閉状態に保持するようにした吸排気孔6と、この吸排
気孔6を開閉する弁体7からなる減圧機構8を設けたも
のとし、前記吸排気孔6は蓋体2の上面部2aに形成さ
れた半球状凹部とした弁座9に設けられ、さらに前記弁
体7はこの弁座9に嵌合自在とした半球状弾性凸部を有
したものとしている。 【効果】 蓋体の上面部と弁体との密着力を強くすると
共に、弁体を蓋体の上面部等から大きく突出しないよう
にすることができ、弁体に物が当たり難くなり、減圧密
閉状態を保持する必要の有る携帯時や保存時には、減圧
密閉状態を安定して保持することのできるものとなっ
た。
ようにし、前記容器本体1の底面部1aあるいは蓋体2
の上面部2aの何れか一方または両方をたわみ変形自在
となるようにし、これらの何れか一方または両方を押圧
することにより、容器本体1内の空気を排出させて減圧
密閉状態に保持するようにした吸排気孔6と、この吸排
気孔6を開閉する弁体7からなる減圧機構8を設けたも
のとし、前記吸排気孔6は蓋体2の上面部2aに形成さ
れた半球状凹部とした弁座9に設けられ、さらに前記弁
体7はこの弁座9に嵌合自在とした半球状弾性凸部を有
したものとしている。 【効果】 蓋体の上面部と弁体との密着力を強くすると
共に、弁体を蓋体の上面部等から大きく突出しないよう
にすることができ、弁体に物が当たり難くなり、減圧密
閉状態を保持する必要の有る携帯時や保存時には、減圧
密閉状態を安定して保持することのできるものとなっ
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、減圧密閉状態と
して携帯に便利な弁当箱としたり、減圧密閉状態として
食品を常温や冷蔵して保存しておくことのできる保存容
器等として使用される食品容器に関するものである。
して携帯に便利な弁当箱としたり、減圧密閉状態として
食品を常温や冷蔵して保存しておくことのできる保存容
器等として使用される食品容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食品容器には、容器本体
と蓋体とが密着状態となるようにし、この容器本体の底
面部あるいは蓋体の上面部の何れか一方または両方をた
わみ変形自在となるようにし、これら何れか一方または
両方を押圧することにより、容器本体内の空気を排出さ
せて減圧密閉状態に保持するようにした吸排気孔と、こ
の吸排気孔を開閉する弁体からなる減圧機構を蓋体の上
面部等に設けたものが存在する。
と蓋体とが密着状態となるようにし、この容器本体の底
面部あるいは蓋体の上面部の何れか一方または両方をた
わみ変形自在となるようにし、これら何れか一方または
両方を押圧することにより、容器本体内の空気を排出さ
せて減圧密閉状態に保持するようにした吸排気孔と、こ
の吸排気孔を開閉する弁体からなる減圧機構を蓋体の上
面部等に設けたものが存在する。
【0003】前記減圧機構は、例えば、吸排気孔を蓋体
の上面部に設けると共に、この吸排気孔を覆うゴム製の
キノコ傘状弁体からなるものとし、その食品容器の蓋体
の上面部あるいは容器本体の底面部を指で押圧すること
により、容器内の空気が吸排気孔より弁体を押し上げて
排出され、押圧しないときには弁体により吸排気孔が閉
鎖され、その結果容器内が減圧密閉状態に保持しておけ
るようにしている。そして、容器内の減圧密閉状態を解
除するには、前記弁体を指で摘んでめくり上げ、吸排気
孔より空気が容器内に流入するようにしている。
の上面部に設けると共に、この吸排気孔を覆うゴム製の
キノコ傘状弁体からなるものとし、その食品容器の蓋体
の上面部あるいは容器本体の底面部を指で押圧すること
により、容器内の空気が吸排気孔より弁体を押し上げて
排出され、押圧しないときには弁体により吸排気孔が閉
鎖され、その結果容器内が減圧密閉状態に保持しておけ
るようにしている。そして、容器内の減圧密閉状態を解
除するには、前記弁体を指で摘んでめくり上げ、吸排気
孔より空気が容器内に流入するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
食品容器では、蓋体の上面部に設けた吸排気孔を覆うゴ
ム製のキノコ傘状弁体からなる減圧機構としているの
で、蓋体の上面部とこの弁体との密着力が弱く、しかも
このキノコ傘状弁体が蓋体の上面部等から大きく突出し
ているので、減圧密閉状態を保持する必要の有る携帯時
や保存時に、弁体に何かの拍子に物が当たったりする
と、すぐに蓋体の上面部と弁体との密着が離れ、弁体が
吸排気孔からずれて空気が容器内に流入してしまい、減
圧密閉状態が保持されず食品に含まれた水分が容器内か
らこぼれ出たりするという課題を有していた。
食品容器では、蓋体の上面部に設けた吸排気孔を覆うゴ
ム製のキノコ傘状弁体からなる減圧機構としているの
で、蓋体の上面部とこの弁体との密着力が弱く、しかも
このキノコ傘状弁体が蓋体の上面部等から大きく突出し
ているので、減圧密閉状態を保持する必要の有る携帯時
や保存時に、弁体に何かの拍子に物が当たったりする
と、すぐに蓋体の上面部と弁体との密着が離れ、弁体が
吸排気孔からずれて空気が容器内に流入してしまい、減
圧密閉状態が保持されず食品に含まれた水分が容器内か
らこぼれ出たりするという課題を有していた。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の食品容器
が有する課題を解決するものであり、蓋体の上面部と弁
体との密着力を強くすると共に、弁体を蓋体の上面部等
から大きく突出しないようにして、弁体に物が当たり難
くし、減圧密閉状態を保持する必要の有る携帯時や保存
時には、減圧密閉状態を安定して保持することのできる
食品容器を提供することを目的としてなされたものであ
る。
が有する課題を解決するものであり、蓋体の上面部と弁
体との密着力を強くすると共に、弁体を蓋体の上面部等
から大きく突出しないようにして、弁体に物が当たり難
くし、減圧密閉状態を保持する必要の有る携帯時や保存
時には、減圧密閉状態を安定して保持することのできる
食品容器を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の食
品容器は、容器本体1と蓋体2とが密着状態となるよう
にし、前記容器本体1の底面部1aあるいは蓋体2の上
面部2aの何れか一方または両方をたわみ変形自在とな
るようにし、これらの何れか一方または両方を押圧する
ことにより、容器本体1内の空気を排出させて減圧密閉
状態に保持するようにした吸排気孔6と、この吸排気孔
6を開閉する弁体7からなる減圧機構8を設けたものと
し、前記吸排気孔6は蓋体2の上面部2aに形成された
半球状凹部とした弁座9に設けられ、さらに前記弁体7
はこの弁座9に嵌合自在とした半球状弾性凸部を有した
ものとしている。
品容器は、容器本体1と蓋体2とが密着状態となるよう
にし、前記容器本体1の底面部1aあるいは蓋体2の上
面部2aの何れか一方または両方をたわみ変形自在とな
るようにし、これらの何れか一方または両方を押圧する
ことにより、容器本体1内の空気を排出させて減圧密閉
状態に保持するようにした吸排気孔6と、この吸排気孔
6を開閉する弁体7からなる減圧機構8を設けたものと
し、前記吸排気孔6は蓋体2の上面部2aに形成された
半球状凹部とした弁座9に設けられ、さらに前記弁体7
はこの弁座9に嵌合自在とした半球状弾性凸部を有した
ものとしている。
【0007】そして、前記弁体7の半球状弾性凸部の上
部外周にフランジ11を設けたり、前記弁体7のフラン
ジ11に摘み部12を設けたりすることができる。
部外周にフランジ11を設けたり、前記弁体7のフラン
ジ11に摘み部12を設けたりすることができる。
【0008】さらに、前記弁座9は、蓋体2の上面部2
aに形成された円形凹部10の中央部に形成したものと
することができる。
aに形成された円形凹部10の中央部に形成したものと
することができる。
【0009】したがって、この発明の食品容器は、容器
本体1の底面部1aあるいは蓋体2の上面2aを指で押
圧することにより、容器内の空気が吸排気孔6より弁体
7を押し上げて排出され、押圧しないときには弁体7に
より吸排気孔6が閉鎖され、その結果容器内が減圧密閉
状態となる。そして、弁体7のフランジ11あるいはこ
のフランジ11に設けた摘み部12を指で摘んで引っ張
ると、弁体7と弁座9の嵌合が外れ、吸排気孔6より空
気が容器内に流入するので、前記容器内の減圧密閉状態
が解除される。
本体1の底面部1aあるいは蓋体2の上面2aを指で押
圧することにより、容器内の空気が吸排気孔6より弁体
7を押し上げて排出され、押圧しないときには弁体7に
より吸排気孔6が閉鎖され、その結果容器内が減圧密閉
状態となる。そして、弁体7のフランジ11あるいはこ
のフランジ11に設けた摘み部12を指で摘んで引っ張
ると、弁体7と弁座9の嵌合が外れ、吸排気孔6より空
気が容器内に流入するので、前記容器内の減圧密閉状態
が解除される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の食品容器の実施
の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】先ず、この発明の食品容器は、それぞれ合
成樹脂製とした容器本体1と蓋体2とがパッキン3を用
いて密着状態となるようにしている。図示した実施の形
態では、前記パッキン3は、蓋体2の内側周縁に装着さ
れ、このパッキン3を容器本体1の上端に接触させると
共に、蓋体2の対向端部に設けた止め具4を容器本体1
の側面外周に設けた係止部5に係止させることにより、
前記容器本体1と蓋体2とを密着させたものとし、食品
容器が密閉状態となるようにしている。
成樹脂製とした容器本体1と蓋体2とがパッキン3を用
いて密着状態となるようにしている。図示した実施の形
態では、前記パッキン3は、蓋体2の内側周縁に装着さ
れ、このパッキン3を容器本体1の上端に接触させると
共に、蓋体2の対向端部に設けた止め具4を容器本体1
の側面外周に設けた係止部5に係止させることにより、
前記容器本体1と蓋体2とを密着させたものとし、食品
容器が密閉状態となるようにしている。
【0012】さらに、この発明の食品容器は、前記容器
本体1の底面部1aあるいは蓋体2の上面部2aの何れ
か一方または両方をたわみ変形自在となるようにし、こ
れらの何れか一方または両方を押圧することにより、容
器本体1内の空気を排出させて減圧密閉状態に保持する
ようにした吸排気孔6と、この吸排気孔6を開閉する弁
体7からなる減圧機構8を設けたものとしている。
本体1の底面部1aあるいは蓋体2の上面部2aの何れ
か一方または両方をたわみ変形自在となるようにし、こ
れらの何れか一方または両方を押圧することにより、容
器本体1内の空気を排出させて減圧密閉状態に保持する
ようにした吸排気孔6と、この吸排気孔6を開閉する弁
体7からなる減圧機構8を設けたものとしている。
【0013】前記吸排気孔6は、蓋体2の上面部2aに
形成された半球状凹部とした弁座9の下部に設けられて
いる。また、前記弁座9は、図示した実施の形態のよう
に、蓋体2の上面部2aに形成された円形凹部10の中
央部に形成したものとするのが、弁体7が蓋体2の上面
部2aから大きく突出しないものとなる。
形成された半球状凹部とした弁座9の下部に設けられて
いる。また、前記弁座9は、図示した実施の形態のよう
に、蓋体2の上面部2aに形成された円形凹部10の中
央部に形成したものとするのが、弁体7が蓋体2の上面
部2aから大きく突出しないものとなる。
【0014】前記弁体7は、シリコンゴム等の弾性体と
しており、半球状凹部とした前記弁座9に嵌合自在とし
た半球状弾性凸部を有したものとしている。そして、こ
の弁体7の半球状弾性凸部の上部外周にはフランジ11
を設けたものとし、弁体7が弁座9に安定した状態で嵌
合するようにすると共に、このフランジ11を指で摘ん
で引き上げることにより、弁体7と弁座9との嵌合を外
すことができるようにしている。また、前記弁体7のフ
ランジ11には摘み部12を設けたものとし、この摘み
部12を指で摘んで引き上げることにより、弁体7と弁
座9との嵌合を外し易いようにしている。さらに、弁体
7の半球状弾性凸部の周端の内側には円周溝13を設
け、弁体7の弾性をより高め、弁座9に嵌合させたとき
の密着性をより高めるようにしている。また、前記弁体
7の下部には、吸排気孔6を貫通しこの吸排気孔6の端
部に係止しておくための係止部材14を取り付けたもの
としており、弁座9との嵌合を外した弁体7がこの弁座
9から脱落してしまわないようにしている。この係止部
材14は、先端部にフランジ14aを設けたものとし、
図示した実施の形態では、弁体7と別体としているが一
体としたものとすることもできる。
しており、半球状凹部とした前記弁座9に嵌合自在とし
た半球状弾性凸部を有したものとしている。そして、こ
の弁体7の半球状弾性凸部の上部外周にはフランジ11
を設けたものとし、弁体7が弁座9に安定した状態で嵌
合するようにすると共に、このフランジ11を指で摘ん
で引き上げることにより、弁体7と弁座9との嵌合を外
すことができるようにしている。また、前記弁体7のフ
ランジ11には摘み部12を設けたものとし、この摘み
部12を指で摘んで引き上げることにより、弁体7と弁
座9との嵌合を外し易いようにしている。さらに、弁体
7の半球状弾性凸部の周端の内側には円周溝13を設
け、弁体7の弾性をより高め、弁座9に嵌合させたとき
の密着性をより高めるようにしている。また、前記弁体
7の下部には、吸排気孔6を貫通しこの吸排気孔6の端
部に係止しておくための係止部材14を取り付けたもの
としており、弁座9との嵌合を外した弁体7がこの弁座
9から脱落してしまわないようにしている。この係止部
材14は、先端部にフランジ14aを設けたものとし、
図示した実施の形態では、弁体7と別体としているが一
体としたものとすることもできる。
【0015】なお、前記吸排気孔6は、弁体7と弁座9
との嵌合を外し、吸排気孔6より空気を容器内に流入す
るとき、前記係止部材14のフランジ14aがこの吸排
気孔6を塞いでしまわないように放射状孔部6aを有し
たものとしている。
との嵌合を外し、吸排気孔6より空気を容器内に流入す
るとき、前記係止部材14のフランジ14aがこの吸排
気孔6を塞いでしまわないように放射状孔部6aを有し
たものとしている。
【0016】以上のように構成したこの発明の食品容器
を使用するには、例えば水分を含んだ食品を容器本体1
内に入れて蓋体2を被せ、蓋体2に設けた止め具4を容
器本体1に設けた係止部5に係止させることにより、容
器本体1と蓋体2を密着状態にし、容器本体1の底面部
1aあるいは蓋体2の上面2aを指で押圧し、容器を凹
ませる。すると、容器内の空気によって弁座9に嵌合し
た弁体7が押し上げられ、その嵌合が外れて吸排気孔6
が開き、容器内の空気が吸排気孔6より排出される。そ
して、この押圧を停止すると、容器の形状が元の状態に
戻り、弁体7が下がって再び弁座9に嵌合し、吸排気孔
6が弁体7により閉鎖され、その結果容器内が減圧密閉
される。この場合、弁座9に嵌合した弁体7の半球状弾
性凸部は、その弁座9の半球状凹部に密着するので、吸
排気孔6は弁体7により完全に閉鎖されることになる。
したがって、この発明の食品容器では、減圧密閉状態が
保持され、携帯時や保管時に食品に含まれた水分がこぼ
れ出るようなことはない。
を使用するには、例えば水分を含んだ食品を容器本体1
内に入れて蓋体2を被せ、蓋体2に設けた止め具4を容
器本体1に設けた係止部5に係止させることにより、容
器本体1と蓋体2を密着状態にし、容器本体1の底面部
1aあるいは蓋体2の上面2aを指で押圧し、容器を凹
ませる。すると、容器内の空気によって弁座9に嵌合し
た弁体7が押し上げられ、その嵌合が外れて吸排気孔6
が開き、容器内の空気が吸排気孔6より排出される。そ
して、この押圧を停止すると、容器の形状が元の状態に
戻り、弁体7が下がって再び弁座9に嵌合し、吸排気孔
6が弁体7により閉鎖され、その結果容器内が減圧密閉
される。この場合、弁座9に嵌合した弁体7の半球状弾
性凸部は、その弁座9の半球状凹部に密着するので、吸
排気孔6は弁体7により完全に閉鎖されることになる。
したがって、この発明の食品容器では、減圧密閉状態が
保持され、携帯時や保管時に食品に含まれた水分がこぼ
れ出るようなことはない。
【0017】そして、この発明の食品容器は、前記減圧
密閉状態から、弁体7のフランジ11あるいはこのフラ
ンジ11に設けた摘み部12を指で摘んで引っ張ると、
前記弁体7の半球状弾性凸部と弁座9の半球状凹部の密
着が離れ、弁体7と弁座9の嵌合が外れる。すると、吸
排気孔6が開放されるので、この吸排気孔6より空気が
容器内に流入し、減圧密閉状態が解除される。この減圧
密閉状態が解除されると、蓋体2の止め具4を容器本体
1の係止部5から外し、容器本体1と蓋体2との密着状
態を離せば、容器本体1から蓋体2を取り外すことがで
きる。
密閉状態から、弁体7のフランジ11あるいはこのフラ
ンジ11に設けた摘み部12を指で摘んで引っ張ると、
前記弁体7の半球状弾性凸部と弁座9の半球状凹部の密
着が離れ、弁体7と弁座9の嵌合が外れる。すると、吸
排気孔6が開放されるので、この吸排気孔6より空気が
容器内に流入し、減圧密閉状態が解除される。この減圧
密閉状態が解除されると、蓋体2の止め具4を容器本体
1の係止部5から外し、容器本体1と蓋体2との密着状
態を離せば、容器本体1から蓋体2を取り外すことがで
きる。
【0018】
【発明の効果】この発明の食品容器は、以上に述べたよ
うに構成されているので、蓋体の上面部と弁体との密着
力を強くすると共に、弁体を蓋体の上面部等から大きく
突出しないようにすることができ、弁体に物が当たり難
くなり、減圧密閉状態を保持する必要の有る携帯時や保
存時には、減圧密閉状態を安定して保持することのでき
るものとなった。
うに構成されているので、蓋体の上面部と弁体との密着
力を強くすると共に、弁体を蓋体の上面部等から大きく
突出しないようにすることができ、弁体に物が当たり難
くなり、減圧密閉状態を保持する必要の有る携帯時や保
存時には、減圧密閉状態を安定して保持することのでき
るものとなった。
【図1】この発明の食品容器の平面図である。
【図2】この発明の食品容器の正面図である。
【図3】この発明の食品容器の減圧機構の分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】この発明の食品容器の弁座から弁体を外した状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図5】この発明の食品容器の減圧密閉状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図6】この発明の食品容器の減圧密閉が解除された状
態を示す要部断面図である。
態を示す要部断面図である。
1 容器本体 1a 底面部 2 蓋体 2a 上面部 3 パッキン 4 止め具 5 係止部 6 吸排気孔 7 弁体 8 減圧機構 9 弁座 10 円形凹部 11 フランジ 12 摘み部
Claims (4)
- 【請求項1】 容器本体(1)と蓋体(2)とが密着状
態となるようにし、前記容器本体(1)の底面部(1
a)あるいは蓋体(2)の上面部(2a)の何れか一方
または両方をたわみ変形自在となるようにし、これらの
何れか一方または両方を押圧することにより、容器本体
(1)内の空気を排出させて減圧密閉状態に保持するよ
うにした吸排気孔(6)と、この吸排気孔(6)を開閉
する弁体(7)からなる減圧機構(8)を設けたものと
し、前記吸排気孔(6)は蓋体(2)の上面部(2a)
に形成された半球状凹部とした弁座(9)に設けられ、
さらに前記弁体(7)はこの弁座(9)に嵌合自在とし
た半球状弾性凸部を有したものとしたことを特徴とする
食品容器。 - 【請求項2】 前記弁体(7)の半球状弾性凸部の上部
外周に、フランジ(11)を設けたことを特徴とする請
求項1記載の食品容器。 - 【請求項3】 前記弁体(7)のフランジ(11)に、
摘み部(12)を設けたことを特徴とする請求項3記載
の食品容器。 - 【請求項4】 前記弁座(9)を、蓋体(2)の上面部
(2a)に形成された円形凹部(10)の中央部に形成
したものとしたことを特徴とする請求項1記載の食品容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152496A JPH111279A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152496A JPH111279A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 食品容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111279A true JPH111279A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15541746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9152496A Pending JPH111279A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 食品容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111279A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050004973A (ko) * | 2003-07-01 | 2005-01-13 | 심순택 | 음식물 수납용기 |
US7043469B2 (en) | 2001-10-18 | 2006-05-09 | International Business Machines Corporation | Method and system for slow materialization of scrollable cursor result sets |
KR200460558Y1 (ko) | 2011-11-21 | 2012-06-08 | 김경남 | 진공 용기 |
JP2014080221A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Thermos Kk | 食品容器 |
CN104071462A (zh) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | 3M新设资产公司 | 真空容器、真空容器的盖体及真空容器组合 |
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CN110271756A (zh) * | 2018-03-16 | 2019-09-24 | 新意创新有限公司 | 防撞收纳袋 |
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-
1997
- 1997-06-10 JP JP9152496A patent/JPH111279A/ja active Pending
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