JPH11171110A - 包装機における包装物の厚さ調整装置 - Google Patents
包装機における包装物の厚さ調整装置Info
- Publication number
- JPH11171110A JPH11171110A JP36365097A JP36365097A JPH11171110A JP H11171110 A JPH11171110 A JP H11171110A JP 36365097 A JP36365097 A JP 36365097A JP 36365097 A JP36365097 A JP 36365097A JP H11171110 A JPH11171110 A JP H11171110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- adjusting
- package
- packaging material
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Abstract
こと。 【解決手段】 一対の横シールジョー3、3に設けたエ
ア抜きプレート8、8の間隔を包装物Wの厚みdをもと
に制御し、横シール部位に送りこまれてきた筒状包材S
の両面にこれらのプレート8、8を圧接させ、余剰に封
入された気体を排出して包装物Wの厚みを自動的にかつ
一定に調整するようにしたもの。
Description
物の厚さを調整するための装置に関する。
内容物を包装するには、内容物が破損しないように内容
物と一緒に気体を封入するような方策が採られている。
るが、気体の封入量が多いと一定数の包装物を収納する
ことができず、また気体の封入量が少ないと内部で包装
物が踊ってしまうため、包装機を作動させる場合には、
その都度オペレータが目視によって封入する気体の量を
調節するようにしている。
ルする直前の包装物の両面にエア抜き部材を押し当てて
余分なエアを抜くようにしたものも実公昭50−102
74号公報に開示されているが、封入すべき気体の量
は、収容する内容物や内容物の比重に応じて大きく変化
し、しかも内容物の比重は日々変化するため、このよう
な装置を用いても、封入する気体の量を正しく調整する
ことができないといった問題を有している。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
包装物内へ封入する気体の量を自動的にかつ正確に調整
し得る新たな包装物の厚さ調整装置を提供することにあ
る。
ような課題を達成するための包装機における包装物の厚
さ調整装置として、横シール処理に先立って余剰に封入
された内部の気体を排出すべく筒状包材を厚み方向に押
圧するエア抜き部材と、筒状包材の厚みを調整すべくエ
ア抜き部材の押圧位置を調整する手段とによって構成し
たものであり、また、エア抜き部材の押圧位置を、包装
物の厚み検出手段の出力信号によって調整するようにし
たものであり、さらには、このエア抜き部材を、指定さ
れた包材のサイズ信号によって厚み方向及び長手方向に
変位調整するようにしたものであり、またさらに、この
エア抜き部材を複数の気のうにより構成して、各気のう
に供給する気体の量を包装物に収納する内容物の種類に
応じて調整するようにしたものである。
いて説明する。図1は最も単純に構成された本発明の一
実施例を示したものである。
の旋回アーム1、1を回転させつつこれらの支軸2、2
を互いに接近・離間させ、旋回アーム1、1の先端に設
けた横シールジョー3、3を始めとするシャッタ板4、
4及びシゴキ板5、5に略D字型の軌跡を画かせて、プ
ルダウンベルト12、12によりこれらの間に送り込ん
だ筒状の包材Sに移動方向上手側のシゴキ領域でシゴキ
作用を下手側のシール領域で横シールを施すように構成
したものである。
下手側に配設したシャッタ板4、4は、図2に示したよ
うに、互いの接合面に位相を異にする凸部4a…を設
け、これらの間で包材Sをジグザグ状に挟み込むことに
よって内容物の粉がシール部に入り込むのを防ぎつつ包
材S内部の気体を排出できるようにしたものであり、ま
た、横シールジョー3、3の移動方向上手側に配設した
シゴキ板5、5は、図3に示したように、対向面の長手
方向両端部に互いに当接し合う間隔調整用のネジ5aを
設け、包材Sを挟んでしごく際に包材S内部の気体を排
出できるように構成されている。
には、包装物Wの厚み検出センサ16からの検出信号に
応動するアクチュエータ6、6が取り付けられていて、
これらのアクチュエータ6、6により包材Sの厚み方向
に操作されるブラケット7、7には、シゴキ行程の際に
包材Sの両面に圧接してその厚みを一定に揃えるエア抜
きプレート8、8が横シールジョー3、3の移動方向上
手側にバネ部材9、9を介して取付けられている。
された包装物Wに対してそのシール状態をチェックする
シールチェッカで、このシールチェッカ15は、搬送さ
れてきた包装物Wを上下から一定の圧力で挟み込むこと
によってシール部の漏れの有無を検査するとともに、挟
み込んだ状態での包装物Wの厚みdを検出し、厚み検出
センサ16からの検出信号をもとに制御手段18を介し
てアクチュエータ6を操作して、エア抜きプレート8の
変位量を制御するように構成されている。
ま、筒状に曲成された包材Sがプルダウンベルト12に
より横シール部位へ引下ろされ、その内部にポテトチッ
プスのような内容物と一緒に窒素ガスのような気体が送
り込まれると、シゴキ領域へ旋回してきた旋回アーム
1、1が、はじめにシャッタ板4、4とシゴキ板5、5
により包材Sの上端を挟み込み、ついで、横シールジョ
ー3、3の移動方向上手側に設けたエア抜きプレート
8、8が包材Sの両面を押圧してその厚みを一定に揃え
る。
ェッカ15のもとに配設した包装物Wの厚み検出センサ
16からの出力信号により包材Sの厚みdに応じた間隔
が制御された状態で包材Sの両面を押圧し、余分な気体
をシゴキ板5、5とシャッタ板4、4の各接合面に設け
た隙間から外部に放出して、筒状包材Sの厚みを一定に
揃えるように動作する。
袋サイズに応じて自動的に位置決めするようにした本発
明の第2の実施例を示したものである。
取付けたアクチュエータ6、6として、ブラケット7、
7を包材Sの厚み方向つまりX軸方向と、包材Sの長手
方向つまりY軸方向とに移動操作するラックとピニオ
ン、あるいはエアシリンダとによって構成するととも
に、このアクチュエータ6、6を後述する制御装置10
により袋サイズに応じた制御をするように構成されてい
る。
キーボード等の袋サイズ入力手段8と、予め記憶された
袋サイズにより決まるエア抜きプレート8の位置情報を
もとに、指定された袋サイズに対応する位置情報を変位
量演算手段13に出力する記憶手段12と、袋サイズに
対応するX軸方向及びY軸方向の変位量を演算し、この
演算結果をもとに制御手段14を介してアクチュエータ
3を操作する信号を出力する変位量演算手段13とによ
って構成されている。
ア抜きプレート8のX軸方向及びY軸方向の位置を設定
することにより、常に袋の中央部分を袋のサイズに応じ
た厚みとなるように押圧して最適の袋を成形することを
可能にする。
トチップスのような割れ易い内容物に対して過度な押圧
力を作用させないように構成した本発明のさらに別の実
施例を示したものである。
方向上手側に取り付けたブラケット27に包材Sの両面
を押圧する幾つかのエア抜き用気のう28‥‥を設け、
さらにこれらの気のう28‥‥を、それぞれ分岐管29
を介して加圧空気供給源20に接続して、各気のう28
‥‥に供給する空気の量を調整することにより、袋を押
圧する押圧力を内容物に応じて変化させるとともに、袋
の凹凸に沿って各気のう28‥‥の突出量を変化させる
ことにより、全体として所要の押圧力をもって袋を押圧
するように構成したものである。
制御装置は、成形すべき袋のサイズと収納する内容物の
種類をそれぞれ指定するキーボード等の外部入力手段3
1と、袋のサイズと内容物の種類とによって決まる空気
の供給量をもとに、指定された袋のサイズと内容物の種
類により設定した空気の供給量を比較手段33に出力す
る記憶手段32と、流量計26によって検出された空気
供給量と、設定された空気供給量とを比較し、その一致
信号により駆動手段34を介して切換弁22を閉止させ
る比較手段33とによって構成されている。なお、図中
符号21は圧力調整弁を示している。
内容物により気のう28‥‥に供給する空気の量を調整
することによって、袋のサイズに応じた厚みdとなるよ
うにこれを押圧する一方、袋の凹凸に沿わせて各気のう
28の突出量を変化させて、内容物を破壊させることな
く袋の容積をサイズに応じて一定に制御するようにした
ものである。
の横シール部材を用いた横シール機構の例によって本発
明を説明したものであるが、実公昭50−10274号
公報に見られる装置のように、筒状の包材に対して両側
から進退動させる型式の横シール機構にも本発明を適用
することができる。
の包材を押圧して余剰に封入された気体を排出するエア
抜き部材を設け、このエア抜き部材の位置を包装物の厚
みをもとに調整するようにしたので、包装物を成形する
過程でその厚みを正確にかつ自動的に管理することを可
能として、均一な包装物の形成と支障のない箱詰めを可
能にすることができる。
ズ信号をもとに厚み方向及び長手方向に調整可能となし
たので、常時包装物の中央部分を押圧してこれをサイズ
に応じた厚みに揃えることができる。
のうにより構成して、これらの気のうに供給する気体の
量を内容物に応じて調整するようにしたので、袋の凹凸
に沿わせるように各気のうを突出させるようにして袋を
押圧することにより、内容物を破損させることなく袋に
所要の厚みを持たせることができる。
る。
る。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 横シール処理に先立って余剰に封入され
た内部の気体を排出すべく筒状包材を厚み方向に押圧す
るエア抜き部材と、上記筒状包材の厚みを調整すべく上
記エア抜き部材の押圧位置を調整する手段とからなる包
装機における包装物の厚さ調整装置。 - 【請求項2】 上記包装物の厚み検出手段の出力信号に
よって上記エア抜き部材を厚み方向に調整する手段を設
けたことを特徴とする請求項1記載の包装機における包
装物の厚さ調整装置。 - 【請求項3】 指定された包材のサイズ信号によって上
記エア抜き部材を上記包装物の厚み方向及び長手方向に
変位調整する手段を設けたことを特徴とする請求項1記
載の包装機における包装物の厚さ調整装置。 - 【請求項4】 上記エア抜き部材を複数の気のうにより
構成するとともに、該各気のうに供給する気体の量を上
記包装物に収納する内容物の種類に応じて調整する手段
を設けたことを特徴とする請求項1記載の包装機におけ
る包装物の厚さ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36365097A JP3904309B2 (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 包装機における包装物の厚さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36365097A JP3904309B2 (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 包装機における包装物の厚さ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11171110A true JPH11171110A (ja) | 1999-06-29 |
JP3904309B2 JP3904309B2 (ja) | 2007-04-11 |
Family
ID=18479842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36365097A Expired - Fee Related JP3904309B2 (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 包装機における包装物の厚さ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3904309B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007320604A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | 縦形製袋充填包装機 |
US7313901B2 (en) | 2002-07-30 | 2008-01-01 | Ishida Co., Ltd. | Packaging apparatus, packaging method, packaging system |
JP2015107806A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社イシダ | 製袋包装機および製袋包装システム |
GB2613080A (en) * | 2019-06-13 | 2023-05-24 | Tna Australia Pty Ltd | An assembly for forming bags |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6947393B2 (ja) | 2017-09-07 | 2021-10-13 | 株式会社イシダ | 製袋包装機及び製袋包装システム |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP36365097A patent/JP3904309B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7313901B2 (en) | 2002-07-30 | 2008-01-01 | Ishida Co., Ltd. | Packaging apparatus, packaging method, packaging system |
JP2007320604A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | 縦形製袋充填包装機 |
JP2015107806A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社イシダ | 製袋包装機および製袋包装システム |
WO2015083445A1 (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社イシダ | 製袋包装機および製袋包装システム |
CN105658525A (zh) * | 2013-12-03 | 2016-06-08 | 株式会社石田 | 制袋包装机以及制袋包装系统 |
US10507942B2 (en) | 2013-12-03 | 2019-12-17 | Ishida Co., Ltd. | Form-fill-seal machine and bag-making packaging machine |
GB2613080A (en) * | 2019-06-13 | 2023-05-24 | Tna Australia Pty Ltd | An assembly for forming bags |
GB2613080B (en) * | 2019-06-13 | 2023-11-15 | Tna Australia Pty Ltd | An assembly for forming bags |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3904309B2 (ja) | 2007-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5241804A (en) | Vertical type forming, filling and closing machine for flexible package | |
US4221101A (en) | Apparatus for evacuating and sealing bags | |
JP3808589B2 (ja) | 包装容器製造装置と包装容器製造方法 | |
KR20140141438A (ko) | 봉지 충전 포장기에서의 초음파 시일장치 | |
EP2799346B1 (en) | Gas pressure testing device for a gas compartment portion of a bag | |
JPH08175524A (ja) | 製袋包装機の横シ−ル機構 | |
JP2007076719A (ja) | 製袋包装機及び該製袋包装機を備えた包装箱詰めシステム | |
JP3808588B2 (ja) | 包装容器製造装置と包装容器製造方法 | |
WO2015083445A1 (ja) | 製袋包装機および製袋包装システム | |
EP0982229B1 (en) | Packaging machine | |
JP2011116436A (ja) | 製袋包装機 | |
JPH11171110A (ja) | 包装機における包装物の厚さ調整装置 | |
JP6947393B2 (ja) | 製袋包装機及び製袋包装システム | |
WO2000012384A1 (en) | Filling/packing machine | |
JP2007269377A (ja) | 自動包装機の超音波横シール機構における圧力制御 | |
JPH01124521A (ja) | 袋詰め包装装置 | |
JP2000226007A (ja) | 製袋充填包装機の包材繰出し装置 | |
JPH0692330A (ja) | 包装袋の密封不良品検出装置 | |
JPH08169407A (ja) | 充填包装機における2段階シール装置 | |
JP2683650B2 (ja) | 包装装置 | |
JPH10101027A (ja) | 縦型製袋充填包装機における包装フィルムのシール方法及びその装置 | |
KR100827205B1 (ko) | 렌즈 포장용 봉투의 자동 봉인 장치 | |
KR20240047989A (ko) | 파우치에 개별 약물을 포장하기 위한 포장 장치 및 방법 | |
JP2004331194A (ja) | ロータリー式自動包装機 | |
JPH0749287B2 (ja) | 真空包装方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041022 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20061102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070109 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130119 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140119 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |