JPH11170938A - 無人搬送車のバンパー装置 - Google Patents

無人搬送車のバンパー装置

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JPH11170938A
JPH11170938A JP35626297A JP35626297A JPH11170938A JP H11170938 A JPH11170938 A JP H11170938A JP 35626297 A JP35626297 A JP 35626297A JP 35626297 A JP35626297 A JP 35626297A JP H11170938 A JPH11170938 A JP H11170938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
jounalling
guided vehicle
detector
pivot
Prior art date
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Pending
Application number
JP35626297A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Izumi
孝憲 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP35626297A priority Critical patent/JPH11170938A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な感圧センサーを多く使用しないように
する。 【解決手段】 バンパー11の外面11a(バンパー本
体16の外面)にいかなる向きの力(枢軸9、12の軸
心と平行な力は除く)が作用しても、揺動片10の枢軸
9を中心とする揺動及びバンパー11の枢軸12を中心
とする揺動に伴って、バンパー11は揺動し、その揺動
を検知器22が検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無人搬送車のバンパ
ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバンパー装置として以下
の如きものは知られている。即ち、作業者等が衝突する
可能性がある、車体本体の所要部(例えばコーナー部)
の全面に帯状の感圧センサー(外面が補強薄板等で補強
されている)が貼り付けられ、感圧センサーに外力が作
用すると、感圧センサーが「ON」作動し、その感圧セ
ンサーからの信号によって走行用モーターが停止させら
れると共にブレーキが作動させられるようになされたも
のは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来のバンパー装置には以下の
如き欠点があった。即ち、高価な感圧センサーをコーナ
ー部の全面等の相当に広い面積部分にわたって貼り付け
るものであったため、即ち、高価な感圧センサーを多く
使用するものであったため、コスト高であるという欠点
があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、車体本体に枢軸により枢着された揺動片と、揺
動片に前記枢軸と軸心を平行とする枢軸により枢着され
たバンパーと、バンパーと車体本体との間に介在された
バンパーを車体本体から離れる方向に付勢する弾性体
と、バンパーの揺動によって作動する車体本体に設けら
れた検知器とを有し、前記各枢軸が、両枢軸軸心を通る
仮想面がバンパーの外面と直交しないように配置されて
いるものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。バンパーの外面にいかなる向きの力(枢軸
の軸心と平行な力は除く)が作用しても、揺動片の揺動
及びバンパーの揺動に伴って検知器が作動させられるの
で、数少ない検知器によって無人搬送車の衝突を確実に
検知することが出来、コストの低減を図ることが出来
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1左側を、後とは同右側をいい、左とは図1紙面表
側を、右とは同裏側をいう。
【0007】無人搬送車1の車体本体2は荷台3を有し
ている。荷台3には、ロボットアームや、搬送方向を左
右方向に向けた駆動コンベア(図示略)や、進退方向を
左右方向に向けたスライドフォーク(図示略)が一般的
には設置されている。
【0008】車体本体2の4つのコーナー部(四隅)の
上側部を除く部分に凹所5が形成されている。前記前側
の凹所5は、前方、外側方及び下方に開放しており、後
側の凹所5は、後方、外側方及び下方に開放している。
前記各凹所5に位置するようにして、車体本体2にバン
パー装置7が設けられている。
【0009】以下に、車体本体2の左側前部のバンパー
装置7について説明する。車体本体2の凹所5の壁5a
の上下部に上下一対のブラケット8が設けられ、これら
ブラケット8各々に軸心を上下方向に向けた枢軸9によ
って揺動片10が水平揺動自在に設けられ、これら揺動
片10にバンパー11が軸心を上下方向に向けた枢軸1
2によって水平揺動自在に設けられている。前記バンパ
ー11は、枢軸12によって揺動片10に枢着された上
下一対の張出片15と、これら上下の張出片15に取り
付けられた、枢軸9、12の軸心方向に長い(上下方向
に長い)断面略L字状のバンパー本体16と、上下の張
出片15に取り付けられた断面L字状の補強材17とを
有している。
【0010】図7に示すごとく、前記バンパー11、具
体的には補強材17は、ばね等の弾性体19、20によ
って、車体本体2から離れる方向に付勢されている。弾
性体19はバンパー11を前方に付勢するものであり、
弾性体20はバンパー11を左外側方に付勢するもので
ある。図9に示すごとく、前記弾性体19、20の力に
抗して、バンパー11が設定位置を越えて前方及び外側
方に移動しないようにする断面L字状のストッパー21
が車体本体2に設けられている。なお、ストッパー21
は、補強材17が車体本体2に近付く方向に移動するの
を阻止しないようになされていることは云うまでもな
い。また、この状態で、図5に示すごとく、各枢軸9、
12が、両枢軸9、12の軸心を通る仮想面Lがバンパ
ー11の外面11a(具体的にはバンパー本体16の外
面)と直交しないように、配置されている。
【0011】上記のごとき構成によって、バンパー11
の外面11a(バンパー本体16の外面)にいかなる向
きの力(枢軸9、12の軸心と平行な力は除く)が作用
しても、揺動片10の枢軸9を中心とする揺動及びバン
パー11の枢軸12を中心とする揺動に伴って、バンパ
ー11は揺動する[揺動片10の自由端は車体本体2
(凹所5の壁5a)に近付く方向に移動する](図5及
び図6参照)。
【0012】図8に示すごとく、車体本体2(壁5aの
前側を向く部及び壁5aの左側を向く部)に感圧センサ
ー等からなる検知器22が設けられている。これら検知
器22はそれぞれの面に上下2個づつ設けられている
(図3参照)。前記検知器22に対向するようにして突
起24が補強材17に設けられている。このような構成
によって、いずれかの突起24が検知器22を押すこと
によって、当該検知器22が「ON」作動するようにな
されている。そして、検知器22が「ON」作動する
と、検知器22からの信号によって走行用モーター(図
示略)が停止させられると共にブレーキ(図示略)が作
動させられ、更に、無人搬送車1が停止したことを知ら
せる警報ランプ(図示略)が点灯したり、警報ブザー
(図示略)が作動したりするようになされている。ここ
でご注目戴きたいのは、バンパー11の外面11a(バ
ンパー本体16の外面)にいかなる向きの力(枢軸9、
12の軸心と平行な力は除く)が作用しても、揺動片1
0の揺動及びバンパー11の揺動に伴って、バンパー1
1は揺動するから、検知器22は原理的には壁5aの前
側を向く部分又は左外方を向く部分のいずれかにあれば
よいという点である。上記内容は、バンパー11がいず
れの方向に揺動しても、常態からバンパー11が揺動し
たことを検知出来る位置に光電センサー等の検知器22
を設置すれば、1つの検知器22のみでよいことを意味
する。
【0013】残りのバンパー装置7も前記左側前部のバ
ンパー装置7と同様の構造・作用を有している。
【0014】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)検知器22はリミットスイッチ等であってもよ
い。 (2)バンパー装置7を、バンパー本体16が水平又は
斜めとなるようにして、車体本体2に取り付けるように
ようにしてもよい。バンパー装置7の取り付ける位置
は、車体本体2の前面・後面・左右側面のいずれでもよ
い。 (3)バンパー本体16の形状は任意である。 (4)弾性体19、20は、ゴムブロック片・弾性を有
する合成樹脂等のブロック片等であってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、バンパーの外面にいかなる
向きの力(枢軸の軸心と平行な力は除く)が作用して
も、揺動片の揺動及びバンパーの揺動に伴って検知器が
作動させられるので、数少ない検知器によって無人搬送
車の衝突を確実に検知することが出来、コストの低減を
図ることが出来る。 請求項2の発明によれば、バンパー本体が断面L字状
の所定の長さを有するものであるので、バンパー本体の
軽量化を図りつつ、バンパー本体の衝突面(外面)を広
くすることが出来る。 請求項3の発明によれば、無人搬送車のバンパー装置
が、無人搬送車の車体本体のコーナー部に、バンパー本
体の長手方向が上下方向を向くようにして設けられてい
るので、即ち、衝突が一番起こり易い部分にバンパー装
置が設けられているので、無人搬送車の衝突を効率良く
検知することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のA部分のバンパー本体を取り除いた状態
の拡大図である。
【図4】図3のIV−IV線拡大端面図である。
【図5】図3のV−V線拡大端面図である。
【図6】図3のVI−VI線拡大端面図である。
【図7】図3のVII−VII線拡大端面図である。
【図8】図3のVIII−VIII線拡大端面図であ
る。
【図9】図3のIX−IX線拡大端面図である。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 車体本体 7 バンパー装置 9 枢軸 10 揺動片 11 バンパー 12 枢軸 15 張出し片 16 バンパー本体 19 弾性体 20 弾性体 22 検知器 L 仮想面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体本体に枢軸により枢着された揺動片
    と、揺動片に前記枢軸と軸心を平行とする枢軸により枢
    着されたバンパーと、バンパーと車体本体との間に介在
    されたバンパーを車体本体から離れる方向に付勢する弾
    性体と、バンパーの揺動によって作動する車体本体に設
    けられた検知器とを有し、前記各枢軸が、両枢軸軸心を
    通る仮想面がバンパーの外面と直交しないように配置さ
    れている無人搬送車のバンパー装置。
  2. 【請求項2】 前記バンパーが、枢軸の軸心方向に長い
    断面略L字状のバンパー本体と、バンパー本体に固定さ
    れ且つ揺動片に枢着された張出片とを有している請求項
    1記載の無人搬送車のバンパー装置。
  3. 【請求項3】 前記無人搬送車のバンパー装置が、無人
    搬送車の車体本体のコーナー部に、バンパー本体の長手
    方向が上下方向を向くようにして設けられている請求項
    2記載の無人搬送車のバンパー装置。
JP35626297A 1997-12-08 1997-12-08 無人搬送車のバンパー装置 Pending JPH11170938A (ja)

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JPH11170938A true JPH11170938A (ja) 1999-06-29

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