JPH1117041A - 光半導体用パッケージ - Google Patents
光半導体用パッケージInfo
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- JPH1117041A JPH1117041A JP9163170A JP16317097A JPH1117041A JP H1117041 A JPH1117041 A JP H1117041A JP 9163170 A JP9163170 A JP 9163170A JP 16317097 A JP16317097 A JP 16317097A JP H1117041 A JPH1117041 A JP H1117041A
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- optical semiconductor
- mounting base
- copper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搭載ベースとセラミックス端子部材を寸法精
度の維持し易い形態に形成し、併せて、双方の材質を適
宜選択することにより、熱歪みや反り等の機械的損傷を
防ぐと共に、合理的な造り方を追求し経済的な光半導体
用パッケージを提供する。 【解決手段】 光半導体素子109が載置されるベース
底部1aとコの字型側枠部1dと光ファイバー114の
コネクタ111を挿入する挿入孔1cが設けられた前枠
部1bとで搭載ベース1を構成し、前記光半導体素子1
09を囲む多方向にメタライズ配線4が被着形成された
コの字型のセラミックス端子部材2を、コの字型側枠部
1dの上縁と前枠部1bの内面に突き当てて接合し、前
記前枠部1bの上縁と前記コの字型のセラミックス端子
部材2の上縁2fに、桁状のシールリング3を接合す
る。
度の維持し易い形態に形成し、併せて、双方の材質を適
宜選択することにより、熱歪みや反り等の機械的損傷を
防ぐと共に、合理的な造り方を追求し経済的な光半導体
用パッケージを提供する。 【解決手段】 光半導体素子109が載置されるベース
底部1aとコの字型側枠部1dと光ファイバー114の
コネクタ111を挿入する挿入孔1cが設けられた前枠
部1bとで搭載ベース1を構成し、前記光半導体素子1
09を囲む多方向にメタライズ配線4が被着形成された
コの字型のセラミックス端子部材2を、コの字型側枠部
1dの上縁と前枠部1bの内面に突き当てて接合し、前
記前枠部1bの上縁と前記コの字型のセラミックス端子
部材2の上縁2fに、桁状のシールリング3を接合す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体素子を収
容するための光半導体用パッケージに関するものであ
る。
容するための光半導体用パッケージに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光通信に用いられる光半導体素
子を収容するための光半導体用パッケージの形態は、光
信号や電気信号とを相互に変換するレーザーダイオード
(以下、LD素子という)又はホトダイオード(以下、
PD素子という)等の光半導体素子、電子冷却素子など
を搭載する金属ベースと、光信号をガラス端子に入出射
させ光ファイバーに接続するコネクタと、LD素子又は
PD素子に電気信号を入出力する外部リード線とメタラ
イズ配線の結線ベースとなるセラミックス端子とにより
構成されている。
子を収容するための光半導体用パッケージの形態は、光
信号や電気信号とを相互に変換するレーザーダイオード
(以下、LD素子という)又はホトダイオード(以下、
PD素子という)等の光半導体素子、電子冷却素子など
を搭載する金属ベースと、光信号をガラス端子に入出射
させ光ファイバーに接続するコネクタと、LD素子又は
PD素子に電気信号を入出力する外部リード線とメタラ
イズ配線の結線ベースとなるセラミックス端子とにより
構成されている。
【0003】図9は、従来の一般的な光半導体用パッケ
ージの各構成要素の配置を示した断面図である。
ージの各構成要素の配置を示した断面図である。
【0004】金属枠102の底部となる金属ベース10
1上には、光半導体用パッケージ全体を固定する取付け
孔117が設けられ、第1の絶縁基板115を設置し
て、その上に電子冷却素子105として熱ポンプである
ペルチェ素子を配置して、光半導体素子109の発熱を
金属ベース101に強制的に伝達し大気中に放散するこ
とにより、光半導体素子109の作動温度を安定領域に
維持する。
1上には、光半導体用パッケージ全体を固定する取付け
孔117が設けられ、第1の絶縁基板115を設置し
て、その上に電子冷却素子105として熱ポンプである
ペルチェ素子を配置して、光半導体素子109の発熱を
金属ベース101に強制的に伝達し大気中に放散するこ
とにより、光半導体素子109の作動温度を安定領域に
維持する。
【0005】さらに、電子冷却素子105の上に第2の
絶縁基板116が設置され、その上のマウント基板10
6上に光半導体素子109や光半導体素子109の温度
を監視するサーミスタ素子107が搭載される。
絶縁基板116が設置され、その上のマウント基板10
6上に光半導体素子109や光半導体素子109の温度
を監視するサーミスタ素子107が搭載される。
【0006】光半導体素子109が受発光する光学的信
号は、金属枠102に設けられる丸窓104に対し、挿
入されるコネクタ111内部のレンズ112で集光し
て、フェルール113に取り付けられた光ファイバー1
14内に入出射される。
号は、金属枠102に設けられる丸窓104に対し、挿
入されるコネクタ111内部のレンズ112で集光し
て、フェルール113に取り付けられた光ファイバー1
14内に入出射される。
【0007】メタライズ配線108の被着形成されたセ
ラミックス端子部材103は、金属枠102の側部に嵌
め込む形態に配置され、外部リード線(図示なし)に接
続されている。外部リード線の電気的信号は、メタライ
ズ配線108を経由してリード(図示なし)を介して光
半導体素子109との信号の授受が行われると共に、電
子冷却素子105への電源供給が行われる。
ラミックス端子部材103は、金属枠102の側部に嵌
め込む形態に配置され、外部リード線(図示なし)に接
続されている。外部リード線の電気的信号は、メタライ
ズ配線108を経由してリード(図示なし)を介して光
半導体素子109との信号の授受が行われると共に、電
子冷却素子105への電源供給が行われる。
【0008】金属枠102の上面とセラミックス端子部
材103の上面には、枠状のシールリング100が接合
され光半導体用パッケージ内に収容される各要素が搭載
された後、これ等の気密防水性を維持するためカバー1
18が熔接される。
材103の上面には、枠状のシールリング100が接合
され光半導体用パッケージ内に収容される各要素が搭載
された後、これ等の気密防水性を維持するためカバー1
18が熔接される。
【0009】以上のように構成された光半導体用パッケ
ージで最も重要な機能は、光半導体素子の雰囲気温度を
適正領域に維持することである。そのため金属枠は良好
な放熱性を有すると共に、絶縁体としてのセラミックス
端子部材と熱膨張係数が近似していることで、熱歪みに
よる亀裂や反りを未然に防止する材料を選定する必要が
ある。
ージで最も重要な機能は、光半導体素子の雰囲気温度を
適正領域に維持することである。そのため金属枠は良好
な放熱性を有すると共に、絶縁体としてのセラミックス
端子部材と熱膨張係数が近似していることで、熱歪みに
よる亀裂や反りを未然に防止する材料を選定する必要が
ある。
【0010】そこで、金属枠102と金属ベース101
にて構成される搭載ベースの材質を改善するために特開
平5−327031号公報に提案されているように、銅
−タングステン又は銅−モリブデンの合金を原料に射出
成形焼結法により形成し、搭載ベースの放熱性を改良し
たものや、本出願人の出願する特願平7ー350548
号には、搭載ベースを銅ータングステンの合金を原料に
射出成形の際、搭載ベース外壁に放熱用フィンを一体に
形成した先行技術が提案されている。
にて構成される搭載ベースの材質を改善するために特開
平5−327031号公報に提案されているように、銅
−タングステン又は銅−モリブデンの合金を原料に射出
成形焼結法により形成し、搭載ベースの放熱性を改良し
たものや、本出願人の出願する特願平7ー350548
号には、搭載ベースを銅ータングステンの合金を原料に
射出成形の際、搭載ベース外壁に放熱用フィンを一体に
形成した先行技術が提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
半導体モジュールの高速化、高出力化に伴い半導体モジ
ュールからの発熱量も大きくなる傾向にある。そのた
め、光半導体用パッケージを構成する搭載ベースとセラ
ミックス端子部材を組合わせた際の放熱性の向上や熱膨
張係数の整合性が一層求められるようになり、その様な
材料の選定や形成方法の合理性が追求されて、熱歪みや
反り等の機械的損傷を防ぐことが課題となっている。
半導体モジュールの高速化、高出力化に伴い半導体モジ
ュールからの発熱量も大きくなる傾向にある。そのた
め、光半導体用パッケージを構成する搭載ベースとセラ
ミックス端子部材を組合わせた際の放熱性の向上や熱膨
張係数の整合性が一層求められるようになり、その様な
材料の選定や形成方法の合理性が追求されて、熱歪みや
反り等の機械的損傷を防ぐことが課題となっている。
【0012】従来の光半導体用パッケージは、セラミッ
クス端子部材を搭載ベースの両側面に嵌め込む形態であ
るため、セラミックス端子部材と搭載ベースの嵌合巾は
非常に厳しく管理する必要がある。セラミックス端子部
材の巾が過大であれば、搭載ベースの嵌合巾に挿入可能
な寸法に再加工する必要がある。特に、セラミックス端
子部材は、焼成収縮による寸法バラツキが大きいから、
研磨やダイジング切断等の加工は高価な工程となる。セ
ラミックス端子部材の巾が過小であれば、接合時に鑞材
を余分に注入せねばならず熱容量のバランスを崩し、熱
歪みの原因となり易い。
クス端子部材を搭載ベースの両側面に嵌め込む形態であ
るため、セラミックス端子部材と搭載ベースの嵌合巾は
非常に厳しく管理する必要がある。セラミックス端子部
材の巾が過大であれば、搭載ベースの嵌合巾に挿入可能
な寸法に再加工する必要がある。特に、セラミックス端
子部材は、焼成収縮による寸法バラツキが大きいから、
研磨やダイジング切断等の加工は高価な工程となる。セ
ラミックス端子部材の巾が過小であれば、接合時に鑞材
を余分に注入せねばならず熱容量のバランスを崩し、熱
歪みの原因となり易い。
【0013】又、LD素子とPD素子との並列搭載に対
応して回路構成も複雑で微細になる傾向にあり、しか
も、それに伴い外部リード端子の数が増加してメタライ
ズ配線の載置スペースの拡大が求められている。本発明
は、以上の課題を解決するために成されたものである。
応して回路構成も複雑で微細になる傾向にあり、しか
も、それに伴い外部リード端子の数が増加してメタライ
ズ配線の載置スペースの拡大が求められている。本発明
は、以上の課題を解決するために成されたものである。
【0014】
【発明を解決するための手段】光半導体素子が載置され
る搭載ベースをベース底部及び周辺を囲む枠をコの字型
側枠部と該側枠部の上縁より延び光ファイバーのコネク
タを固定する挿入孔が設けられた前枠部とで構成し、メ
タライズ配線が被着形成されたコの字型のセラミックス
端子部材を、前記コの字型側枠部の上縁と前枠部の側面
に突き当てて接合する。
る搭載ベースをベース底部及び周辺を囲む枠をコの字型
側枠部と該側枠部の上縁より延び光ファイバーのコネク
タを固定する挿入孔が設けられた前枠部とで構成し、メ
タライズ配線が被着形成されたコの字型のセラミックス
端子部材を、前記コの字型側枠部の上縁と前枠部の側面
に突き当てて接合する。
【0015】又、光半導体素子が載置される搭載ベース
をベース底部と、光ファイバーのコネクタを固定する挿
入孔を設けた前枠部とで構成し、端子に接続するメタラ
イズ配線が棚状のメタライズ配線スペースの内側に被着
形成され、さらに、その内側にコの字状の切欠部を有す
るコの字型セラミックス端子部材が、前枠部の側面と搭
載ベースのベース底部に接するように接合してもよい。
をベース底部と、光ファイバーのコネクタを固定する挿
入孔を設けた前枠部とで構成し、端子に接続するメタラ
イズ配線が棚状のメタライズ配線スペースの内側に被着
形成され、さらに、その内側にコの字状の切欠部を有す
るコの字型セラミックス端子部材が、前枠部の側面と搭
載ベースのベース底部に接するように接合してもよい。
【0016】さらに、コの字型セラミックス端子部材
は、光半導体素子を搭載するスペースと端子に接続する
メタライズ配線のメタライズ配線スペースとを兼ねたベ
ース底部を有しており、光ファイバーのコネクタを固定
する挿入孔が設けられた前記コの字型セラミックス端子
部材と同等の高さを持つ前枠部が、該コの字型セラミッ
クス端子部材の側壁の側部開口を塞いで接合され、さら
に、前記前枠部と前記コの字型セラミックス端子部材の
底部の側方に、光半導体用パッケージを固定する取付け
孔を設けた脚部が接合されてもよい。
は、光半導体素子を搭載するスペースと端子に接続する
メタライズ配線のメタライズ配線スペースとを兼ねたベ
ース底部を有しており、光ファイバーのコネクタを固定
する挿入孔が設けられた前記コの字型セラミックス端子
部材と同等の高さを持つ前枠部が、該コの字型セラミッ
クス端子部材の側壁の側部開口を塞いで接合され、さら
に、前記前枠部と前記コの字型セラミックス端子部材の
底部の側方に、光半導体用パッケージを固定する取付け
孔を設けた脚部が接合されてもよい。
【0017】以上の手段により本発明は、セラミックス
端子部材の形状を厳密な寸法管理の必要な個所を減らす
形状に変更し、搭載ベースの材料の組合わせと形成方法
を改善し、光半導体モジュールの回路が複雑緻密となり
発熱量が増加しても、放熱性が良く熱膨張係数の整合性
があり、熱歪みや反り等の機械的損傷を防ぐ課題を同時
に解決するためになされたものである。
端子部材の形状を厳密な寸法管理の必要な個所を減らす
形状に変更し、搭載ベースの材料の組合わせと形成方法
を改善し、光半導体モジュールの回路が複雑緻密となり
発熱量が増加しても、放熱性が良く熱膨張係数の整合性
があり、熱歪みや反り等の機械的損傷を防ぐ課題を同時
に解決するためになされたものである。
【0018】本発明において「搭載ベース」とは、光半
導体素子が載置されるベース底部と光ファイバーのコネ
クタを固定する挿入孔が設けらる前枠部とベース底部の
周辺を囲むコの字型側枠部とから構成されるか、または
別の形態としては、ベース底部の周辺を囲むコの字型側
枠部を省いた構成としてもよい。「コの字型セラミック
ス端子部材」は、コの字型側枠部の上縁と光ファイバー
のコネクタを固定する挿入孔が設けらる前枠部の内面に
鑞材で接合されてパッケージを構成し、従来例のように
セラミックス部材端子が金属枠に嵌め込められる形態で
あれば、厳密な嵌合巾の管理の必要であったものを、単
に該セラミックス部材端子の底面と側面を搭載ベースに
突き当てて接合する方式に改善したものである。
導体素子が載置されるベース底部と光ファイバーのコネ
クタを固定する挿入孔が設けらる前枠部とベース底部の
周辺を囲むコの字型側枠部とから構成されるか、または
別の形態としては、ベース底部の周辺を囲むコの字型側
枠部を省いた構成としてもよい。「コの字型セラミック
ス端子部材」は、コの字型側枠部の上縁と光ファイバー
のコネクタを固定する挿入孔が設けらる前枠部の内面に
鑞材で接合されてパッケージを構成し、従来例のように
セラミックス部材端子が金属枠に嵌め込められる形態で
あれば、厳密な嵌合巾の管理の必要であったものを、単
に該セラミックス部材端子の底面と側面を搭載ベースに
突き当てて接合する方式に改善したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】搭載ベースは、光半導体素子を載
置するベース底部と少なくとも光ファイバーのコネクタ
を固定する挿入孔が設けられている前枠部にて構成さ
れ、従来例の絶縁体としてのセラミックス端子部材を、
接合時に極力寸法精度の厳密な個所を省くコの字型セラ
ミックス端子部材の形態に改善し、搭載ベースと接合し
てパッケージと成す。
置するベース底部と少なくとも光ファイバーのコネクタ
を固定する挿入孔が設けられている前枠部にて構成さ
れ、従来例の絶縁体としてのセラミックス端子部材を、
接合時に極力寸法精度の厳密な個所を省くコの字型セラ
ミックス端子部材の形態に改善し、搭載ベースと接合し
てパッケージと成す。
【0020】
(実施例1) 図1に、本発明の一実施例としての斜視
図を示す。光半導体素子が載置される底部1aの周辺を
囲むコの字型側枠部1dと、光ファイバーのコネクタを
固定する挿入孔1cが設けられた前枠部1bとで搭載ベ
ース1を構成し、前記光半導体素子を囲む多方向にメタ
ライズ配線4が被着形成されたコの字型のセラミックス
端子部材2を、コの字型側枠部1dの上縁と前枠部1b
の側面に突き当てて鑞材で接合し、前記前枠部1bの上
縁と前記コの字型のセラミックス端子部材の上縁に、枠
状のシールリング3を接合する。
図を示す。光半導体素子が載置される底部1aの周辺を
囲むコの字型側枠部1dと、光ファイバーのコネクタを
固定する挿入孔1cが設けられた前枠部1bとで搭載ベ
ース1を構成し、前記光半導体素子を囲む多方向にメタ
ライズ配線4が被着形成されたコの字型のセラミックス
端子部材2を、コの字型側枠部1dの上縁と前枠部1b
の側面に突き当てて鑞材で接合し、前記前枠部1bの上
縁と前記コの字型のセラミックス端子部材の上縁に、枠
状のシールリング3を接合する。
【0021】図2に示すように、搭載ベース1を、光半
導体素子が載置されるベース底部1aとコの字型側枠部
1dと光ファイバーのコネクタの挿入孔1cの設けられ
た前枠部1bとに三分割して構成されているか、図3に
示すように、コの字型側枠部1dをさらに三分割した1
f、1g、1h板状部材として用意し、それぞれの部材
を鑞材で接合することにより、搭載ベース1として構成
してもよい。
導体素子が載置されるベース底部1aとコの字型側枠部
1dと光ファイバーのコネクタの挿入孔1cの設けられ
た前枠部1bとに三分割して構成されているか、図3に
示すように、コの字型側枠部1dをさらに三分割した1
f、1g、1h板状部材として用意し、それぞれの部材
を鑞材で接合することにより、搭載ベース1として構成
してもよい。
【0022】搭載ベース1の他の形成方法として図4に
示すように、タングステンまたはモリブデン粉末にて成
形後焼結し、脱バインダー処理をして空孔を形成したと
ころに銅を溶浸させてもよい。
示すように、タングステンまたはモリブデン粉末にて成
形後焼結し、脱バインダー処理をして空孔を形成したと
ころに銅を溶浸させてもよい。
【0023】この方法は、射出成形法による多孔成形体
を作成する際、ニッケル粉末と、タングステン粉末、モ
リブデン粉末及びタングステンーモリブデン粉末の少な
くとも1種とをニッケル粉末が1重量%以下となるよう
混合した混合粉末とする工程と、該混合粉末を、融点1
00℃以下のワックス成分と灰分を殆ど残さない有機物
を混合してなる有機バインダーと共に混練する工程と、
該混練物を射出成形により成形する工程と、成形したも
のを脱バインダー処理して空孔を形成する工程とを経
て、溶融した銅を多孔成形体内に溶浸させるものであ
る。
を作成する際、ニッケル粉末と、タングステン粉末、モ
リブデン粉末及びタングステンーモリブデン粉末の少な
くとも1種とをニッケル粉末が1重量%以下となるよう
混合した混合粉末とする工程と、該混合粉末を、融点1
00℃以下のワックス成分と灰分を殆ど残さない有機物
を混合してなる有機バインダーと共に混練する工程と、
該混練物を射出成形により成形する工程と、成形したも
のを脱バインダー処理して空孔を形成する工程とを経
て、溶融した銅を多孔成形体内に溶浸させるものであ
る。
【0024】より詳しくは、特開平7−135276号
公報に記載されている方法てある。以上の方法により得
られた搭載ベース1は、良好な放熱性を有し熱膨張係数
の近似したセラミックス端子部材と接合することにより
信頼性及び寸法精度の高い光半導体用パッケージとな
る。
公報に記載されている方法てある。以上の方法により得
られた搭載ベース1は、良好な放熱性を有し熱膨張係数
の近似したセラミックス端子部材と接合することにより
信頼性及び寸法精度の高い光半導体用パッケージとな
る。
【0025】さらに、搭載ベース1の他の形成方法とし
て外観は図4と同様であるが、銅−タングステンまたは
銅−モリブデン系の合金から切削して一体に成形すれ
ば、高価な焼結成形金型を不要とし、多品種少量の光半
導体用パッケージを経済的に製造できる。
て外観は図4と同様であるが、銅−タングステンまたは
銅−モリブデン系の合金から切削して一体に成形すれ
ば、高価な焼結成形金型を不要とし、多品種少量の光半
導体用パッケージを経済的に製造できる。
【0026】搭載ベース1を構成する部材の内、少なく
とも光半導体素子が載置されるベース底部1aは、銅−
タングステン系または銅−モリブデン系の合金にて構成
し、その他の部材をFe−Ni−Co系合金もしくはタ
ングステン、モリブデンを主成分とする合金にするか、
または全ての部材を銅−タングステン系または銅−モリ
ブデン系の合金にて構成すれば、放熱性が向上する。
とも光半導体素子が載置されるベース底部1aは、銅−
タングステン系または銅−モリブデン系の合金にて構成
し、その他の部材をFe−Ni−Co系合金もしくはタ
ングステン、モリブデンを主成分とする合金にするか、
または全ての部材を銅−タングステン系または銅−モリ
ブデン系の合金にて構成すれば、放熱性が向上する。
【0027】コの字型セラミックス端子部材2は、図5
に示すように、多方向の端子2cがメタライズ配線4に
接続され、棚状のメタライズ配線スペース2bが内側に
連なり、コの字型の側壁2eの上縁2fには枠状のシー
ルリング3が接合される。さらに、その内側にコの字状
の切欠部2aが設けられている。この形態であれば、従
来例のように金属枠に嵌め込むための厳密な嵌合巾の寸
法管理は不用である。
に示すように、多方向の端子2cがメタライズ配線4に
接続され、棚状のメタライズ配線スペース2bが内側に
連なり、コの字型の側壁2eの上縁2fには枠状のシー
ルリング3が接合される。さらに、その内側にコの字状
の切欠部2aが設けられている。この形態であれば、従
来例のように金属枠に嵌め込むための厳密な嵌合巾の寸
法管理は不用である。
【0028】(実施例2) 図6に、本発明の別の実施
例の斜視図を示す。光半導体素子が載置される底部1a
と、上に延びる光ファイバーのコネクタを固定する挿入
孔1cを設けた前枠部1bを接合して搭載ベース1と
し、多方向の端子2cに接続するメタライズ配線4が棚
状のメタライズ配線スペース2bの内側に被着形成さ
れ、さらに、その内側にコの字状の切欠部2aを有する
コの字型セラミックス端子部材2が、上に延びる前枠部
1bの内面と搭載ベース1のベース底部1aの上面に接
して前記光半導体素子を囲む位置に接合され、前記上に
延びた前枠部1bの上縁と前記コの字型のセラミックス
端子部材2の上縁2fが、ベース底部1aからの高さと
揃う上面に、枠状のシールリング3を接合する。
例の斜視図を示す。光半導体素子が載置される底部1a
と、上に延びる光ファイバーのコネクタを固定する挿入
孔1cを設けた前枠部1bを接合して搭載ベース1と
し、多方向の端子2cに接続するメタライズ配線4が棚
状のメタライズ配線スペース2bの内側に被着形成さ
れ、さらに、その内側にコの字状の切欠部2aを有する
コの字型セラミックス端子部材2が、上に延びる前枠部
1bの内面と搭載ベース1のベース底部1aの上面に接
して前記光半導体素子を囲む位置に接合され、前記上に
延びた前枠部1bの上縁と前記コの字型のセラミックス
端子部材2の上縁2fが、ベース底部1aからの高さと
揃う上面に、枠状のシールリング3を接合する。
【0029】図6の搭載ベース1を構成する部材の内、
上に延びる前枠部1bは、Fe−Ni−Co系合金もし
くはタングステン、モリブデンを主成分とする合金を用
いて鑞材で接合するか、全ての部材を銅−タングステン
系または銅−モリブデン系の合金を用いて鑞材で接合す
ることにより、搭載ベース1と成すことにより放熱性が
向上する。
上に延びる前枠部1bは、Fe−Ni−Co系合金もし
くはタングステン、モリブデンを主成分とする合金を用
いて鑞材で接合するか、全ての部材を銅−タングステン
系または銅−モリブデン系の合金を用いて鑞材で接合す
ることにより、搭載ベース1と成すことにより放熱性が
向上する。
【0030】(実施例3) 図7に、本発明の別の実施
例を光半導体モジュールとして構成した際の断面図とし
て示す。コの字型セラミックス端子部材2が、光半導体
素子109の搭載ベースと多方向の端子に接続するメタ
ライズ配線4のメタライズ配線スペースとを兼ねた底部
2dを有しており、該セラミックス端子部材2の側壁2
eの側部開口を塞ぎ、且つ、側壁2eの高さと同等の高
さを持つ、光ファイバー114のコネクタ111を固定
する挿入孔1cが設けられた前枠部1bが接合され、前
記前枠部1bの上縁とコの字型セラミックス端子部材2
の側壁2eの上縁2fに枠状のシールリング3が接合さ
れ、さらに、前記前枠部1bと前記コの字型セラミック
ス端子部材2の底部2dの側方を延長して、光半導体用
パッケージを固定する取付け孔1eを設けてもよいが、
セラミックス部材は非常に脆いので別途金属製の脚部1
iを接合し、該脚部1iに取付け孔1eを設けるのが好
ましい。
例を光半導体モジュールとして構成した際の断面図とし
て示す。コの字型セラミックス端子部材2が、光半導体
素子109の搭載ベースと多方向の端子に接続するメタ
ライズ配線4のメタライズ配線スペースとを兼ねた底部
2dを有しており、該セラミックス端子部材2の側壁2
eの側部開口を塞ぎ、且つ、側壁2eの高さと同等の高
さを持つ、光ファイバー114のコネクタ111を固定
する挿入孔1cが設けられた前枠部1bが接合され、前
記前枠部1bの上縁とコの字型セラミックス端子部材2
の側壁2eの上縁2fに枠状のシールリング3が接合さ
れ、さらに、前記前枠部1bと前記コの字型セラミック
ス端子部材2の底部2dの側方を延長して、光半導体用
パッケージを固定する取付け孔1eを設けてもよいが、
セラミックス部材は非常に脆いので別途金属製の脚部1
iを接合し、該脚部1iに取付け孔1eを設けるのが好
ましい。
【0031】図7におけるコの字型セラミックス端子部
材2の形態は、図8の斜視図に示すように、多方向の端
子2cがメタライズ配線4と接続され、光半導体素子を
搭載する底部を兼ねたメタライズ配線スペース2dが内
側に連なり、コの字型の側壁2eの上縁2fには枠状の
シールリング3が接合される。この形態であれば、従来
例のように金属枠に嵌め込むための厳密な嵌合巾の寸法
管理は不用である。
材2の形態は、図8の斜視図に示すように、多方向の端
子2cがメタライズ配線4と接続され、光半導体素子を
搭載する底部を兼ねたメタライズ配線スペース2dが内
側に連なり、コの字型の側壁2eの上縁2fには枠状の
シールリング3が接合される。この形態であれば、従来
例のように金属枠に嵌め込むための厳密な嵌合巾の寸法
管理は不用である。
【0032】図7の実施例において、光ファイバーのコ
ネクタを固定する挿入孔1cが設けられた金属枠1bと
取付け孔1eを設けた脚部1iを、銅−タングステン系
または銅−モリブデン系の合金もしくは、Fe−Ni−
Co系合金にて構成すればさらに放熱性が向上する。
ネクタを固定する挿入孔1cが設けられた金属枠1bと
取付け孔1eを設けた脚部1iを、銅−タングステン系
または銅−モリブデン系の合金もしくは、Fe−Ni−
Co系合金にて構成すればさらに放熱性が向上する。
【0033】コの字型セラミックス端子部材2は酸化ア
ルミ(Al2O3)であってもよいが、窒化アルミ(Al
N)にすれば熱伝導性は約10倍改善される。従って、
搭載ベース1の材質が銅ータングステンまたは銅ーモリ
ブデン系合金またはコバールであり、コの字型セラミッ
クス端子部材2の材質が酸化アルミ(Al2O3)で構成
すれば、熱膨張係数の近似した材料の組み合わせによる
熱歪みや反り等の機械的損傷の少くないパッケージを製
造できる。
ルミ(Al2O3)であってもよいが、窒化アルミ(Al
N)にすれば熱伝導性は約10倍改善される。従って、
搭載ベース1の材質が銅ータングステンまたは銅ーモリ
ブデン系合金またはコバールであり、コの字型セラミッ
クス端子部材2の材質が酸化アルミ(Al2O3)で構成
すれば、熱膨張係数の近似した材料の組み合わせによる
熱歪みや反り等の機械的損傷の少くないパッケージを製
造できる。
【0034】別の組み合わせとして、搭載ベース1の材
質がタングステン又はモリブデンであり、コの字型セラ
ミックス端子部材2の材質が窒化アルミ(AlN)で構
成すれば、さらに良好な放熱性を有する前記コの字型セ
ラミックス端子部材2を得ると共に、熱膨張係数の近似
した材料の組み合わせによる熱歪みや反り等の機械的損
傷の少くないパッケージを製造できる。
質がタングステン又はモリブデンであり、コの字型セラ
ミックス端子部材2の材質が窒化アルミ(AlN)で構
成すれば、さらに良好な放熱性を有する前記コの字型セ
ラミックス端子部材2を得ると共に、熱膨張係数の近似
した材料の組み合わせによる熱歪みや反り等の機械的損
傷の少くないパッケージを製造できる。
【0035】
【発明の効果】従来は、一方向毎に個別に設けられてい
たセラミックス端子部材を、一方向または他方向に一体
に纏めてコの字型に焼成し、従来例のように金属枠に嵌
め込む形態から、単に搭載ベースに突き当てて鑞材で接
合する形態に改善したので、厳密な嵌合巾の寸法管理が
不用となった。加えて、内側に棚状の広いメタライズ配
線スペースを設けて、光半導体素子の形態に応じて搭載
スペースの有効利用の計れる経済的な光半導体用パッケ
ージを提案した。
たセラミックス端子部材を、一方向または他方向に一体
に纏めてコの字型に焼成し、従来例のように金属枠に嵌
め込む形態から、単に搭載ベースに突き当てて鑞材で接
合する形態に改善したので、厳密な嵌合巾の寸法管理が
不用となった。加えて、内側に棚状の広いメタライズ配
線スペースを設けて、光半導体素子の形態に応じて搭載
スペースの有効利用の計れる経済的な光半導体用パッケ
ージを提案した。
【0036】加えて、搭載ベースの形成方法と材質の最
適化を達成すると共にコの字型セラミックス端子部材と
の材質の整合性を適宜選択することにより熱歪みや反り
等の機械的損傷の少ない光半導体用パッケージを提案し
た。
適化を達成すると共にコの字型セラミックス端子部材と
の材質の整合性を適宜選択することにより熱歪みや反り
等の機械的損傷の少ない光半導体用パッケージを提案し
た。
【図1】本発明の実施例1の斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の搭載ベースの形成方法の説
明図である。
明図である。
【図3】本発明の実施例1の搭載ベースの他の形成方法
の説明図である。
の説明図である。
【図4】本発明の実施例1の搭載ベースを一体化した際
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】本発明の実施例1に使用するセラミックス端子
部材の斜視図である。
部材の斜視図である。
【図6】本発明の実施例2の斜視図である。
【図7】本発明の実施例3を光半導体モジュールとして
構成した際の断面図である。
構成した際の断面図である。
【図8】本発明の実施例3に使用するセラミックス端子
部材の斜視 図である。
部材の斜視 図である。
【図9】従来例の光半導体モジュールの断面図である。
1:搭載ベース 1a:ベース底部 1b:前枠部 1c:挿入孔 1d:コの字型側枠部 1e:取付け孔 1i:脚部 2:コの字型セラミックス端子部材 2a:切欠部 2b:棚状のメタライズ配線スペース 2c:端子 2d:底部を兼ねたメタライズ配線スペース 2e:側壁 2f:上縁 3:シールリング 4:メタライズ配線
Claims (14)
- 【請求項1】 光半導体素子が載置される搭載ベース
を、ベース底部及び周辺を囲む枠をコの字型側枠部と該
側枠部の上縁より延び光ファイバーのコネクタを固定す
る挿入孔が設けられた前枠部とで構成し、メタライズ配
線が被着形成されたコの字型のセラミックス端子部材
を、前記コの字型側枠部の上縁と前枠部の側面に突き当
てて接合されていることを特徴とする光半導体用パッケ
ージ。 - 【請求項2】 搭載ベースは、光半導体素子が載置され
るベース底部とコの字型側枠部と光ファイバーのコネク
タの挿入孔の設けられた前枠部とに三分割して構成され
ているか、または前記コの字型側枠部をさらに三分割し
た板状部材として用意し、それぞれの部材を鑞材で接合
することにより、搭載ベースとして構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の光半導体用パッケージ。 - 【請求項3】 搭載ベースは、タングステンまたはモリ
ブデン粉末にて成形後焼結され、その後、銅が溶浸され
た部材から成ることを特徴とする請求項1に記載の光半
導体用パッケージ。 - 【請求項4】 搭載ベースを構成する部材の内、光半導
体素子が載置されるベース底部は、銅−タングステン系
または銅−モリブデン系の合金にて構成し、その他の部
材をFe−Ni−Co系合金もしくはタングステン、モ
リブデンを主成分とする合金にするか、または全ての部
材を銅−タングステン系または銅−モリブデン系の合金
にて構成したことを特徴とする請求項2に記載の光半導
体用パッケージ。 - 【請求項5】 搭載ベースは、銅−タングステン系また
は銅−モリブデン系の合金から切削により一体に形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の光半導体用
パッケージ。 - 【請求項6】 コの字型セラミックス端子部材は、端子
に接続するメタライズ配線が棚状のメタライズ配線スペ
ースの内側に連なり、さらに、その内側にコの字状の切
欠部を有することを特徴とする請求項1に記載の光半導
体用パッケージ。 - 【請求項7】 光半導体素子が載置される搭載ベース
を、ベース底部と、光ファイバーのコネクタを固定する
挿入孔を設けた前枠部とで構成し、端子に接続するメタ
ライズ配線が棚状のメタライズ配線スペースの内側に被
着形成され、さらに、その内側にコの字状の切欠部を有
するコの字型セラミックス端子部材が、前枠部の側面と
搭載ベースのベース底部に接して接合されていることを
特徴とする光半導体用パッケージ - 【請求項8】 搭載ベースを構成する部材の内、前枠部
は、Fe−Ni−Co系合金もしくはタングステン、モ
リブデンを主成分とする合金を用いて鑞材で接合する
か、全ての部材を銅−タングステン系または銅−モリブ
デン系の合金を用いて鑞材で接合することにより、搭載
ベースと成すこと特徴とする請求項7に記載の光半導体
用パッケージ。 - 【請求項9】 コの字型セラミックス端子部材は、光半
導体素子を搭載するスペースと端子に接続するメタライ
ズ配線のメタライズ配線スペースとを兼ねたベース底部
を有しており、光ファイバーのコネクタを固定する挿入
孔が設けられた前記コの字型セラミックス端子部材と同
等の高さを持つ前枠部が、該コの字型セラミックス端子
部材の側壁の側部開口を塞いで接合され、さらに、前記
前枠部と前記コの字型セラミックス端子部材の底部の側
方に、光半導体用パッケージを固定する取付け孔を設け
た脚部が接合されていることを特徴とする光半導体用パ
ッケージ。 - 【請求項10】 光ファイバーのコネクタを固定する挿
入孔が設けられた前枠部と取付け孔を設けた脚部は、銅
−タングステン系または銅−モリブデン系の合金もしく
は、Fe−Ni−Co系合金であることを特徴とする請
求項9に記載の光半導体用パッケージ。 - 【請求項11】 コの字型セラミックス端子部材が酸化
アルミニウム(Al2O3)から成ることを特徴とする請
求項1、7、9のいずれか1項に記載の光半導体用パッ
ケージ。 - 【請求項12】 コの字型セラミックス端子部材が窒化
アルミニウム(AlN)から成ることを特徴とする請求
項1、7、9のいずれか1項に記載の光半導体用パッケ
ージ。 - 【請求項13】 搭載ベースの材質が銅ータングステン
または銅ーモリブデン系合金もしくはFe−Ni−Co
系合金であり、コの字型セラミックス端子部材の材質が
酸化アルミ(Al2O3)であることを特徴とする請求項
1、7のいずれか1項に記載の光半導体用パッケージ。 - 【請求項14】 搭載ベースの材質がタングステン又は
モリブデン系合金であり、コの字型セラミックス端子部
材の材質が窒化アルミ(AlN)であることを特徴とす
る請求項1、7のいずれか1項に記載の光半導体用パッ
ケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163170A JPH1117041A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 光半導体用パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163170A JPH1117041A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 光半導体用パッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1117041A true JPH1117041A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15768580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9163170A Pending JPH1117041A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 光半導体用パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1117041A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004034114A1 (en) * | 2002-10-08 | 2004-04-22 | Intel Corporation | Package for optical module with compact ceramic inserts |
JP2005243838A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Kyocera Corp | 電子部品収納用パッケージおよび電子装置 |
US7078801B2 (en) | 2002-04-25 | 2006-07-18 | Yamaha Corporation | Thermoelectric module package |
JP2012094627A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Kyocera Corp | 素子収納用パッケージ、およびこれを備えた電子装置 |
CN102967906A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-03-13 | 中国电子科技集团公司第十三研究所 | 半导体光电模块用封装外壳 |
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JP2021128983A (ja) * | 2020-02-12 | 2021-09-02 | キヤノン株式会社 | 光学センサ、画像形成装置 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9163170A patent/JPH1117041A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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CN100356601C (zh) * | 2002-04-25 | 2007-12-19 | 雅马哈株式会社 | 热电模块封装 |
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EP3876272A4 (en) * | 2018-10-30 | 2022-08-17 | Kyocera Corporation | HOUSING FOR CONTAINING AN ELECTRONIC COMPONENT AND ELECTRONIC DEVICE |
CN112956015B (zh) * | 2018-10-30 | 2024-05-24 | 京瓷株式会社 | 电子部件收纳用封装件以及电子装置 |
JP2021128983A (ja) * | 2020-02-12 | 2021-09-02 | キヤノン株式会社 | 光学センサ、画像形成装置 |
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