JPH11170396A - バンドの移送方法及びその装置 - Google Patents

バンドの移送方法及びその装置

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JPH11170396A
JPH11170396A JP9342390A JP34239097A JPH11170396A JP H11170396 A JPH11170396 A JP H11170396A JP 9342390 A JP9342390 A JP 9342390A JP 34239097 A JP34239097 A JP 34239097A JP H11170396 A JPH11170396 A JP H11170396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズの異なるバンド本体の把持を確実に行
うことで信頼性が高く、またバンド移送時の位置決め精
度を高め、更に次工程へのバンド移送を確実に行って信
頼性を高めることが出来るバンドの移送方法及びその装
置を提供する。 【解決手段】 バンド移送装置11は、バンド成形機の
成形ドラム本体1とシェーピング成形機のシェーピング
ドラム13との間に敷設されたガイドレール14を介し
て往復移動可能に設置され、このバンド移送装置11
は、成形ドラム本体1のバンド成形センターラインS1
と、バンド移送装置11の待機位置S2 と、更にシェー
ピングドラム13のセンターラインS3 でそれぞれ所定
のストロークL1 ,L2 を移動して停止できるように構
成されている。バンド移送装置11は、ガイドレール1
4上に移動可能に載置されたベースプレート15上に、
バンド成形ドラム本体1上で成形された円筒状のバンド
Wの両端をクランプする左右一対のクランプ手段16
a,16bが支持フレーム17a,17bを介して接近
・離反可能に設置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バンドの移送方
法及びその装置に係わり、更に詳しくは種々のサイズに
成形されたバンド本体を確実に把持して、移送時の位置
決め精度や次工程への移送時の信頼性を高めることが出
来るバンドの移送方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤの成形方法としては、バン
ド成形用の拡縮可能なバンドドラムを用いて円筒状のバ
ンドを成形して第1段階の成形としたり、または円筒状
に成形したバンドを次工程のシェーピングドラムに移送
して、ビードセット、ターンアップする方法が知られて
いる。
【0003】ところで、バンドドラムで成形したバンド
本体をシェーピングドラムに移送する際のバンド本体の
把持方法として、バンドドラム上のバンド本体を外径側
からバンド移送装置のバギュームやマグネットで吸着把
持し、その後バンドドラムを縮径させてバンド本体を抜
取り、シェーピングドラムまで移送する方法や、両端に
揺動部材を取付けた拡縮可能なバンドドラムでバンド状
部材を成形し、このバンド状部材の両端周縁部をメカニ
カルクランプ装置の爪で把持しながら左右に引張り一定
のテンションを与えた状態で抜き取る方法(特開平6−
126858号公報)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前者のサ
イドトレッドやリムクッション等をストリップワインド
でバンドドラム上で成形する方法を考えた場合、完成し
たバンドのシュリンクが大きく、従って外径把持方法で
は、バンド本体の収縮力や、重量が大きい場合に、バン
ド本体の把持方法に確実性が欠け、ドラブルの原因にな
っていた。
【0005】また、後者の方法では、成形されるバンド
本体のサイズが限定されたものであるため、全てのサイ
ズのものを成形してクランプし、自動的に効率良く搬送
することが難しいと言う問題があった。この発明の目的
は、種々のサイズのバンド本体の把持を確実に行うこと
で信頼性が高く、またバンド移送時の位置決め精度を高
め、更に次工程へのバンド移送を確実に行って信頼性を
高めることが出来るバンドの移送方法及びその装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、バンドの移送方法は、二種類の分割された
ドラムセグメントをドラム周方向に交互に配設して成る
成形ドラム本体を拡径状態でバンド本体を成形した後、
成形ドラム本体の一方のドラムセグメントを拡径状態で
バンド本体を保持したまま他方のドラムセグメントを縮
径させ、この縮径させたドラムセグメントとバンド本体
との空隙部に、待機位置から一対のバンド移送装置を移
動させて、バンド本体の両端側の少なくとも一方からク
ランプ爪を挿入させてバンド本体をクランプし、拡径し
ている一方のドラムセグメントを縮径させて成形したバ
ンド本体をドラムセグメントから離反させ、バンド本体
をクランプした一対のバンド移送装置または成形ドラム
本体を直線的に移動させて、成形ドラム本体から成形さ
れたバンド本体を抜取り、該バンド本体を次工程の成形
機に移送させた後、バンド移送装置を待機位置に戻すこ
とを要旨とするものである。
【0007】また、この発明のバンドの移送装置は、二
種類の分割されたドラムセグメントをドラム周方向に交
互に配設して成る成形ドラム本体を備えたバンド成形機
のバンド成形中心位置と、バンド移送装置の待機位置
と、次工程の成形ドラムの成形中心位置との間に往復移
動可能なベースプレートを設置し、このベースプレート
上に、成形ドラム本体上で成形された円筒状のバンド本
体の両端をクランプする左右一対のクランプ手段を接近
・離反可能に設置し、前記クランプ手段は、拡径させた
複数のセグメントにより保持されているバンド本体とこ
の複数のセグメント間の縮径させたドラムセグメントと
の間隙部に挿入し、かつ間隙部に位置するバンド本体の
少なくとも下面を把持する開閉可能な複数のクランプ爪
を備えたことを要旨とするものである。
【0008】このように、縮径させたドラムセグメント
とバンド本体との空隙部に、待機位置から一対のバンド
移送装置を移動させて、バンド本体の両端側の少なくと
も一方からクランプ爪を挿入させてバンド本体をクラン
プし、拡径している一方のドラムセグメントを縮径させ
て成形したバンド本体をドラムセグメントから離反さ
せ、バンド本体をクランプした一対のバンド移送装置ま
たは成形ドラム本体を直線的に移動させて、成形ドラム
本体から成形されたバンド本体を抜取り、該バンド本体
を次工程の成形機に移送させた後、バンド移送装置を待
機位置に戻すようにすることで、種々のサイズのバンド
本体の把持を確実に行うことで信頼性が高く、またバン
ド移送時の位置決め精度を高め、更に次工程へのバンド
移送を確実に行って信頼性を高めることが出来るもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1は、タイヤ成形機におけ
るバンド成形ドラムの概略断面図(図2(b)のA−O
−A矢視拡大断面図)を示し、この成形ドラム本体1
は、図1及び図2(a)〜(c)に示すように、複数
(この実施形態では12分割であるが、特に限定されな
い)に分割された拡縮可能な2種類のドラムセグメント
2a,2bから構成されている。
【0010】前記2種類のドラムセグメント2a,2b
は、縮径動作に時間差を設けて構成すると共に、6個ず
つのドラムセグメント2a,2bは周方向に交互に配設
されている。前記成形ドラム本体1の中心部には、操作
ロッド3を摺動可能に挿通させたドラム軸4が片持状態
で配設され、該ドラム軸4の外周面には、円筒状のスペ
ーサ部材4aを介して分割された2種類のドラムセグメ
ント2a,2bをそれぞれ支持するガイドロッド5と、
各ドラムセグメント2a,2bを縮径方向に常時附勢す
るスプリング6が介在させてある。
【0011】また、各ドラムセグメント2a,2bとド
ラム軸4の外周面に設けたスペーサ部材4aとの間に
は、前記操作ロッド3の進退作動により係止部材3aを
介して摺動する拡縮操作部材8が各ドラムセグメント2
a,2bに対応させて配設してあり、この拡縮操作部材
8には、上面7a,傾斜面7b,下面7cから成る段差
部がそれぞれ連続して形成してある。
【0012】前記各拡縮操作部材8に設けた段差部の上
面7a及び下面7cに、ドラムセグメント2a,2bの
裏面側に吊設した支持部9のガイドローラ10をそれぞ
れ当接してあり、前記操作ロッド3及び係止部材3aを
介して各拡縮操作部材8を摺動作動させることにより、
各段差部の上面7aに支持部9のガイドローラ10が当
接する一方のドラムセグメント2aが拡径状態の時、各
段差部の下面7cに支持部9のガイドローラ10が当接
する他方のドラムセグメント2bが縮径できるように構
成してある。
【0013】従って、2種類のドラムセグメント2a,
2bをそれぞれ拡開させて図2(a)に示すように同一
円周面とする場合、即ち、バンド成形時には、操作ロッ
ド3及び係止部材3aを介して各拡縮操作部材8を図1
の左側に移動させると、ドラムセグメント2a,2bの
裏面側に吊設した支持部9のガイドローラ10がそれぞ
れ各拡縮操作部材8に設けた段差部の上面7aに当接し
て2種類のドラムセグメント2a,2bは、最大限度に
拡開された状態となるものである。
【0014】また、ドラムセグメント2a,2b上で円
筒状のバンドW(例えば、図5において、インナーライ
ナーWa,カーカスWb,リムクッションWc,サイド
トレッドWdで構成される)を成形した後、バンドWを
後述するバンド移送装置11によりクランプする場合に
は、図2(b)に示すように、周方向に交互に配設した
他方のドラムセグメント2bを、操作ロッド3及び係止
部材3aを介して各拡縮操作部材8により縮径させて、
成形されたバンドWと縮径させたドラムセグメント2b
との間に、後述するバンド移送装置11のクランプ爪1
2を挿入させる空隙部Hを形成させるものである。
【0015】即ち、周方向に交互に配設した他方のドラ
ムセグメント2bを、操作ロッド3及び係止部材3aを
介して各拡縮操作部材8の各段差部の下面7bに支持部
9のガイドローラ10が当接させるように移動させるこ
とで、他方のドラムセグメント2bは、スプリング6及
びガイドロッド5を介して縮径し、また一方のドラムセ
グメント2aは、各拡縮操作部材8の段差部の上面7a
に支持部9のガイドローラ10が当接しているので、拡
開した状態となっている。
【0016】更に、ドラムセグメント2a,2b上から
成形された円筒状のバンドWをバンド移送装置11によ
り引き抜く場合には、拡開状態にある一方のドラムセグ
メント2aを操作ロッド3及び係止部材3aを介して各
拡縮操作部材8を図1の左方向に移動させることで、一
方のドラムセグメント2aは、その支持部9のガイドロ
ーラ10が各拡縮操作部材8の段差部の上面7aから傾
斜面7bをスライドして下面7cが当接する結果、図2
(c)に示すように縮径状態となり、成形された円筒状
のバンドWは、ドラムセグメント2a,2bから完全に
離反したフリー状態となるものである。
【0017】次に、この発明を実施した成形ドラム本体
1で成形された円筒状のバンドWを、次工程へ移送する
バンド移送装置11について説明する。バンド移送装置
11は、図3に示すように、バンド成形機の成形ドラム
本体1とシェーピング成形機のシェーピングドラム13
との間に敷設されたガイドレール14を介して往復移動
可能に設置され、このバンド移送装置11は、成形ドラ
ム本体1のバンド成形センターラインS1 と、バンド移
送装置11の待機位置S 2 と、更にシェーピングドラム
13のセンターラインS3 でそれぞれ所定のストローク
1 ,L2 を移動して停止できるように構成されてい
る。
【0018】前記バンド移送装置11は、ガイドレール
14上に移動可能に載置されたベースプレート15上
に、バンド成形ドラム本体1上で成形された円筒状のバ
ンドWの両端をクランプする左右一対のクランプ手段1
6a,16bが支持フレーム17a,17bを介して接
近・離反可能に設置してある。前記ガイドレール14上
に載置されたベースプレート15は、図示しないボール
ネジ等の送り機構により往復移動し、またベースプレー
ト15に設置される支持フレーム17a,17bは、図
示しないシリンダー等の移動手段により接近または離反
するように構成されている。
【0019】前記クランプ手段16a,16bは、図4
及び図5に示すように、拡径させた一方の複数のセグメ
ント2aにより保持されているバンドWと、この複数の
セグメント2a間の縮径させた他方のセグメント2bと
の間隙部Hに挿入し、かつ間隙部Hに位置するバンド本
体Wの少なくとも下面を把持する開閉可能な上下一対の
複数のクランプ爪12を備えている。
【0020】前記各クランプ爪12は、バンドWの上面
側を保持する外側クランプ爪12aと、この外側クラン
プ爪12aに相対向し、クランプシリンダー18を介し
てバンドWの下面側を把持する内側クランプ爪12bと
で構成してある。また、シェーピング成形機のシェーピ
ングドラム13は、ドラム軸19を介して片持ち状態で
支持され、移動されて来た円筒状のバンドWの内径を把
持し得るように拡縮するように構成されている。
【0021】次に、バンドWの移送方法について説明す
る。拡縮可能な複数の分割されたドラムセグメント2
a,2bから成る成形ドラム本体1上で円筒状に成形し
たバンド本体Wを取り出して、次工程へ移送場合、まず
図2(a)に示すように、二種類のドラムセグメント2
a,2bを拡径させた状態でバンドWを成形する。
【0022】そして、図2(b)に示すように一方のド
ラムセグメント2aを拡径状態でバンド本体Wを保持し
たままで、他方のドラムセグメント2bを縮径させ、こ
の縮径させたドラムセグメント2bとバンド本体Wとの
空隙部Hに、待機位置S2 から一対のバンド移送装置1
1をバンド成形センターラインS1 まで移動させると共
に、バンド本体Wの両端側から図5及び図6に示すよう
に、クランプ爪12を挿入させる。
【0023】なお、クランプ爪12を長いものを使用す
れば、縮径させたドラムセグメント2bとバンド本体W
との空隙部Hの片側から挿入してバンド本体Wを片持ち
状態でクランプさせることも可能である。そして、クラ
ンプシリンダー18を作動させて、内側クランプ爪12
bを外側クランプ爪12a側に引上げ、外側クランプ爪
12aと内側クランプ爪12bとでバンド本体Wをクラ
ンプする。
【0024】なお、クランプ操作は、内側クランプ爪1
2bをクランプシリンダー18により操作して、バンド
本体Wの内径部分を保持すれば良いので、必ずしも外側
クランプ爪12aを設ける必要はない。このようにし
て、クランプ爪12によりバンド本体Wを保持させた状
態で、拡径させた一方のドラムセグメント2aを図2
(c)に示すように縮径させて成形したバンド本体Wを
ドラムセグメント2a,2bから離反させる。
【0025】バンド本体Wをクランプした一対のバンド
移送装置11は、図3及び図7に示すように、バンド成
形センターラインS1 から待機位置S2 を通過して、シ
ェーピングドラム13のセンターラインS3 まで直線的
に移動し、この位置で、シェーピングドラム13を拡開
させてバンド本体Wの中心内径部を保持させると同時
に、バンド本体Wの両端部をクランプしていたクランプ
爪12のクランプ状態を解除させる。
【0026】その後、一対のバンド移送装置11は待機
位置S2 に戻り、成形ドラム本体1では、次のバンドの
成形を開始させると共に、シェーピングドラム13で
は、成形されたバンド本体Wのシェーピング作業を行う
ものである。このような操作を連続的に行うことで、バ
ンド成形と、バンドの移送作業及びシェーピング作業を
効率良く行うことが出来る。
【0027】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、同じバンドドラムで違うサイズのバンド本体を成形
することが可能であるので、サイズの異なったバンド本
体でも確実に把持することが出来、従って、バンドの把
持作業の信頼性が高く、またバンド移送時の位置決め精
度を高め、更に次工程へのバンド移送を確実に行って信
頼性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したタイヤ成形機におけるバン
ド成形ドラムの概略断面図(図2(b)のA−O−A矢
視拡大断面図)である。
【図2】(a)は、2種類のドラムセグメントを拡開さ
せたバンド成形時の説明図、(b)は、バンド成形後に
他方のドラムセグメントを縮径させた状態を示す説明
図、(c)は、2種類のドラムセグメントをそれぞれ縮
径させて、バンド本体とドラムセグメントとを離反させ
た状態を示す説明図である。
【図3】バンド成形機の成形ドラム本体、シェーピング
成形機のシェーピングドラムと、バンド移送装置との位
置関係及びバンド移送装置の移動ストロークを示す説明
図である。
【図4】バンド成形機の成形ドラム本体とバンド移送装
置との関係を示す正面図である。
【図5】成形ドラム本体上で成形されたバンド本体に対
するバンド移送装置のクランプ爪の挿入作動状態を示す
説明図である。
【図6】成形ドラム本体上で成形されたバンド本体をバ
ンド移送装置のクランプ爪でクランプしている状態を示
す作動説明図である。
【図7】シェーピング成形機において、バンド移送装置
で保持されているバンド本体をシェーピングドラムで保
持させる状態を示す作動説明図である。
【符号の説明】
1 成形ドラム本体 2a,2b セグメ
ント 3 操作ロッド 4 ドラム
軸 4a スペーサ部材 5 ガイ
ドロッド 6 スプリング 7a 上面 7b 傾斜面 7c 下面 8 拡縮操作部材 9 支持部 10 ガイドローラ 11 バン
ド移送装置 12 クランプ爪 12a 外側
クランプ爪 12b 内側クランプ爪 13 シ
ェーピングドラム 14 ガイドレール 15 ベー
スプレート 16a,16b クランプ手段 17a,17b
支持フレーム 18 クランプシリンダー 19 ドラ
ム軸 W バンド Wa インナ
ーライナー Wb カーカス Wc リムク
ッション Wd サイドトレッド S1 バンド成形センターライン S2 バンド移送装置の待機位置 S3 シェーピングドラムのセンターライン L1 ,L2 ストローク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡縮可能な複数の分割されたドラムセグ
    メントから成る成形ドラム本体上で円筒状に成形したバ
    ンド本体を取り出して、次工程へ移送するバンドの移送
    方法において、 二種類の分割されたドラムセグメントをドラム周方向に
    交互に配設して成る成形ドラム本体を拡径状態でバンド
    本体を成形した後、成形ドラム本体の一方のドラムセグ
    メントを拡径状態でバンド本体を保持したまま他方のド
    ラムセグメントを縮径させ、この縮径させたドラムセグ
    メントとバンド本体との空隙部に、待機位置から一対の
    バンド移送装置を移動させて、バンド本体の両端側の少
    なくとも一方からクランプ爪を挿入させてバンド本体を
    クランプし、拡径している一方のドラムセグメントを縮
    径させて成形したバンド本体をドラムセグメントから離
    反させ、バンド本体をクランプした一対のバンド移送装
    置または成形ドラム本体を直線的に移動させて、成形ド
    ラム本体から成形されたバンド本体を抜取り、該バンド
    本体を次工程の成形機に移送させた後、バンド移送装置
    を待機位置に戻すバンドの移送方法。
  2. 【請求項2】 二種類の分割されたドラムセグメントを
    ドラム周方向に交互に配設して成る成形ドラム本体を備
    えたバンド成形機のバンド成形中心位置と、バンド移送
    装置の待機位置と、次工程の成形ドラムの成形中心位置
    との間に往復移動可能なベースプレートを設置し、この
    ベースプレート上に、成形ドラム本体上で成形された円
    筒状のバンド本体の両端をクランプする左右一対のクラ
    ンプ手段を接近・離反可能に設置し、前記クランプ手段
    は、拡径させた複数のセグメントにより保持されている
    バンド本体とこの複数のセグメント間の縮径させたドラ
    ムセグメントとの間隙部に挿入し、かつ間隙部に位置す
    るバンド本体の少なくとも下面を把持する開閉可能な複
    数のクランプ爪を備えて成るバンドの移送装置。
  3. 【請求項3】 前記クランプ爪は、バンド本体の上面側
    を保持する外側クランプ爪と、この外側クランプ爪に相
    対向し、クランプシリンダーを介してバンド本体の下面
    側を把持する内側クランプ爪とで構成した請求項2に記
    載のバンドの移送装置。
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