JPH11170201A - 走行丸鋸盤 - Google Patents

走行丸鋸盤

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JPH11170201A
JPH11170201A JP34028697A JP34028697A JPH11170201A JP H11170201 A JPH11170201 A JP H11170201A JP 34028697 A JP34028697 A JP 34028697A JP 34028697 A JP34028697 A JP 34028697A JP H11170201 A JPH11170201 A JP H11170201A
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JP
Japan
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cutting
speed
circular saw
cutting mechanism
work
Prior art date
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JP34028697A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tominaga
泰弘 富永
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Amitec Corp
Original Assignee
Amitec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸鋸の加工テーブルからの突出量と切断機構
の走行速度の設定を自動化する。 【解決手段】 加工テーブル10に固定した積層段ボー
ル(ワー)Cの厚さをワーク厚測定器(ワーク厚測定手
段)65により測定し、中央制御装置(制御手段)63
によりその測定値に基づいて高さ調節機構(突出量調節
手段)40と速度コントローラ(速度調節手段)60が
制御され、主鋸刃37とけびき刃36が積層段ボールC
の厚さに最適な高さに設定されるとともに、切断機構2
0の速度が積層段ボールCの厚さに最適な基準走行速度
に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行丸鋸盤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】走行丸鋸盤は、ワークを固定するための
加工テーブルと、丸鋸を加工テーブル上に突出した状態
で回転させつつ加工テーブルに沿って走行する切断機構
とからなる。このような走行丸鋸盤では、切断面の肌荒
れを防止するとともに丸鋸駆動用モータへの過負荷を回
避するために、丸鋸の上端がワークの上面から所定の寸
法(例えば10mm程度)だけ突出した状態とし、且つ
ワークの厚さが厚いほど切断機構を遅い速度で走行させ
ることが必要である。そこで、走行丸鋸盤の運転開始前
の準備工程として、丸鋸の突出量と切断機構の走行速度
が設定される。従来、その設定手段としては、ワークの
厚さに応じて予め丸鋸突出量と走行速度とを決めてお
き、操作盤上でワークの厚さ寸法を入力することにより
自動的に突出量と走行速度が設定される方法や、操作盤
上で突出量と走行速度を直接入力する方法が行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
ワークの厚さを予め把握しておく必要があるだけでな
く、操作盤への入力を作業者が手で行わなければならな
いため、準備工程が煩わしいという問題があった。本願
発明は上記事情に鑑みて創案され、丸鋸の加工テーブル
からの突出量と切断機構の走行速度の設定を自動化する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ワー
クを固定する加工テーブルと、丸鋸を前記加工テーブル
から突出する状態で回転させつつその加工テーブルに沿
って走行する切断機構と、前記丸鋸の前記加工テーブル
からの突出量を調節可能な突出量調節手段と、前記切断
機構の走行速度を調節可能な速度調節手段と、前記加工
テーブル上におけるワークの厚さを測定するワーク厚測
定手段と、そのワーク厚測定手段の測定値に基づいて前
記突出量調節手段及び前記速度調節手段の調節動作を制
御する制御手段とを備えてなるところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、丸鋸駆動用のモータへの負荷が所定値以上に増大し
たことを検出する過負荷検出手段を備えており、前記速
度調節手段は、前記過負荷検出手段が前記モータへの負
荷の増大を検出したときに前記切断機構の走行速度を低
下させ、且つその負荷が所定値よりも小さくなると走行
速度を初期速度に復帰させるように制御される構成とし
たところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記過負荷検出手段が、前記モータに流れる電流値
がそのモータの定格電流値よりも大きくなったことをも
って負荷の増大を検出するところに特徴を有する。請求
項4の発明は、請求項2又は請求項3の発明において、
前記速度調節手段が、前記モータへの負荷が増大した状
態が所定時間経過した後に前記切断機構の走行速度を低
下させるように制御される構成としたところに特徴を有
する。
【0007】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれかの発明において、前記切断機構には、2枚の
丸鋸がその走行方向に並べて設けられているとともに、
前記突出量調節手段が前記2枚の丸鋸の突出量を個別に
調節可能に設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>加工テーブ
ルにワークを固定した状態でそのワークの厚さをワーク
厚測定手段で測定し、その測定結果に基づいて制御手段
が突出量調節手段と速度調節手段の調節動作を制御する
と、丸鋸の加工テーブルからの突出量と切断機構の走行
速度がワークの厚さに最適の値に設定される。このよう
に本発明によれば、作業者は予めワークの厚さを把握し
ておかずに済むとともに、作業者による面倒な準備作業
が不要となる。
【0009】<請求項2の発明>丸鋸とワークとの間の
切断抵抗が大きくなって丸鋸駆動用のモータへの負荷が
所定値以上に増大すると、切断機構の走行速度が低下す
る。走行速度が低下すると、切断抵抗が小さくなるた
め、モータへの負荷が小さくなる。モータへの負荷が小
さくなると、切断機構の走行速度が初期速度へ復帰す
る。このように切断機構の走行速度をモータへの負荷に
応じて変動させるようにしたので、モータの過負荷が作
用し続けることが防止される。
【0010】<請求項3の発明>モータに流れる電流値
がその定格電流値を越えないように切断機構の走行速度
を制御するので、定格電流値以上の電流が長時間流れ続
けることに起因してモータに焼き付き等の異常が発生す
るおそれはない。 <請求項4の発明>ワークが例えば硬い節のある木材の
場合には、節を切断するときだけモータへの負荷が増大
して節の切断後は負荷が軽減されるが、このように負荷
の増大が一時的なものである場合には、切断機構の速度
が一定のまま切断が進む。これに対し、負荷の増大が長
く続く場合には、切断機構の走行速度が低下してモータ
への負荷が軽減されるので、モータに異常を来すおそれ
はない。
【0011】<請求項5の発明>切断機構の往路走行と
復路走行のいずれにおいても、走行方向前側の丸鋸がワ
ークよりも低い突出量でけびきを行うと共に、後側の丸
鋸がワークよりも高く突出した状態で主鋸刃としてワー
クを切断することができる。即ち、切断機構の往路と復
路の両方で切断を行うことができるので切断効率が良
く、しかも、けびきを行うことによって丸鋸への切断面
の食い付きが回避されるため良好な切断を行うことがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】<実施形態1>以下、本発明を積
層段ボール用の走行丸鋸盤に適用した実施形態1を図1
乃至図10を参照して説明する。本実施形態の走行丸鋸
盤は、積層段ボールCを切断するためのものであって、
積層段ボールCを載置して固定する加工テーブル10
と、その固定した積層段ボールCを切断する切断機構2
0を備えて構成されている。また、積層段ボールCは、
図5に示すように、1枚の平板状のライナCbに1つの
波形の中芯Cwを貼り付けた段ボール構成層Caを複数
段(例えば15段程度)重ね合わせて接着することによ
り一体化した周知のものである。
【0013】<加工テーブル10>加工テーブル10は
左右方向に長い長方形をなしてメインフレーム11に水
平に固定され、その上面には積層段ボールCが載置され
る。加工テーブル10の後方(図2で右方、図3で上
方)には固定機構15が設けられ、前方には切断機構2
0と押さえ機構70が設けられている。固定機構15
は、加工テーブル10に沿って前後方向に移動可能な可
動フレーム16と、可動フレーム16に一体移動可能に
取り付けた複数個(本実施例では8個)の挟持機構17
とから構成されている。各挟持機構17は、夫々、その
受けアーム(図示せず)を積層段ボールCの下面に宛っ
た状態でその上面にエアシリンダ18によって押圧アー
ム19を押し付け、これにより、積層段ボールCを加工
テーブル10上に固定する。また、可動フレーム16
は、積層段ボールCが1回切断される毎に積層段ボール
Cを保持したまま前方へ所定距離だけ移動し、次の切断
に備える。
【0014】<切断機構20>切断機構20及びこの切
断機構20を左右に往復移動させる機構について説明す
る。メインフレーム11には可動ハウジング22がその
スライダ23をガイドレール21に嵌合させることによ
って左右方向への移動可能に設けられている。可動ハウ
ジング22には、正面に向かって左側にけびき刃36が
支持されているとともに、向かって右側に主鋸刃(本発
明の構成要件である丸鋸)37が支持されている。尚、
この両刃36,37は、後述する切断モータ51,56
により回転駆動されるとともに、後述する高さ調節機構
40により個別に上下方向の位置(加工テーブル10か
らの突出量)が調節される。図4に示すように、上記可
動ハウジング22に固定した2個のL型端板24の間に
は、駆動スプロケット26及びアイドルスプロケット2
7に掛け渡された1本の駆動チェーン25の両端が取り
付けられている。走行モータ28によりチェーン29を
介して駆動スプロケット26を回転駆動すると、駆動チ
ェーン25が走行駆動され、ガイドレール21に案内さ
れつつ切断機構20が左右方向に走行する。加工テーブ
ル10に形成したスリット14を通して両刃36,37
を加工テーブル10の上方へ突出させた状態で切断機構
20が正面に向かって左方向、即ちけびき刃36が先行
する方向に走行すると、両刃36,37にて積層段ボー
ルCが左右方向に切断される。また、切断が終わると、
両刃36,37を加工テーブル10よりも下方へ沈ませ
た状態で切断機構20が右方向へ復動する。
【0015】<切断機構20の速度調節手段>上記切断
機構20の走行速度は、速度コントローラ(本発明の構
成要件である速度調節手段)60のインバータ制御で走
行モータ28の回転数を増減させることによって調節さ
れる。この切断機構20の基準走行速度は、積層段ボー
ルCの厚さ寸法に応じて設定される。尚、積層段ボール
Cの厚さ測定手段については後に詳述する。また、切断
中に主鋸刃37用の切断モータ51における負荷が所定
値以上に増大すると切断機構20の走行速度が低下し、
負荷が軽減されると基準走行速度に復帰するように制御
される。尚、切断モータ51の過負荷を検出する手段に
ついては後に詳述する。
【0016】<集塵機構>切断機構20の移動領域下方
には、上面を開口させた集塵ダクト30が配置されると
共にその上面開口(図示せず)に可動ハウジング22の
下部開口22Aが臨んでおり、積層段ボールCの切断に
伴って発生する紙粉は、可動ハウジング22内を通って
上記集塵ダクト30内に吸引される。尚、集塵ダクト3
0の上面は一対のガイドロール31間に掛け渡されたカ
バーベルト32で覆われ、、このカバーベルト32は可
動ハウジング22に一体移動可能に連結されているとと
もに、カバーベルト32の開口部(図示せず)が可動ハ
ウジング22の下部開口22Aと整合している。また、
メインフレーム11には、その左右両側縁と集塵ダクト
30の下面に沿って1本のスチール製の遮蔽ベルト34
がガイドロール33に掛けられた状態で設けられてい
る。この遮蔽ベルト34の両端側部分は加工テーブル1
0の裏面に接するように延び、その両延出端が可動ハウ
ジング22の左右両端に固定されている。これにて、遮
蔽ベルト34が、加工テーブル10のスリット14のう
ちのけびき刃36と主鋸刃37が突出しない領域のみを
閉じる形態となっている。
【0017】<高さ調節機構40>けびき刃36と主鋸
刃37は高さ調節機構(本発明の構成要件である突出量
調節手段)40を介して可動ハウジング22に支持さ
れ、個別に高さ調節(加工テーブル10からの突出量)
が調節されるようになっている。以下、その構成につい
て説明する。可動ハウジング22の後面(図6において
左側の面)には、上下方向に延びる左右一対のガイドレ
ール41がけびき刃36用と主鋸刃37用とに合計二対
固定されている。これらのガイドレール41には、けび
き刃36用の昇降体42に固着したスライダ43と主鋸
刃37用の昇降体44に固着したスライダ45が上下移
動可能に嵌合され、もって双方の昇降体42,44が可
動ハウジング22に対して互いに独立して昇降し得るよ
うに案内されている。尚、可動ハウジング22には、昇
降体42,44の上限高さを決めるストッパ49,50
が設けられている。けびき刃36用の昇降体42の下端
面には雌ネジ体42Aが固着され、その雌ネジ孔(図示
せず)に、可動ハウジング22に固定した昇降モータ4
6の上向きの雄ネジ軸46Aが螺合されており、この昇
降モータ46の駆動によりけびき刃36が上下方向に移
動する。また、主鋸刃37用の昇降体44の上端部左側
面には雌ネジ体47が固着され、この雌ネジ体47の雌
ネジ孔(図示せず)に、可動ハウジング22に固定した
昇降モータ48の上向きの雌ねじ軸48Aが螺合されて
おり、この昇降モータ48の駆動により主鋸刃37が上
下方向に移動する。この昇降モータ46、48の下面側
には、夫々、エンコーダ61,62が取り付けられ、こ
れらのエンコーダ61,62から個別に出力されるパル
ス信号が夫々中央制御装置63にフィードバックされる
と、そのフィードバック情報と積層段ボールCの厚さ寸
法情報に基づいて中央制御装置63が昇降モータ46、
48の駆動を制御し、もってけびき刃36と主鋸刃37
の高さ(加工テーブル10からの突出量)が設定され
る。
【0018】<けびき刃36と主鋸刃37の回転駆動機
構>主鋸刃37用の昇降体44の後面には、インバータ
制御により回転速度を制御される切断モータ(本発明の
構成要件である丸鋸駆動用のモータ)51が固着され、
その出力軸51Aに固着した駆動プーリ52と昇降体4
4に支持した従動プーリ53との間にはタイミングベル
ト54が掛け回され、従動プーリ53に固着した回転軸
55には主鋸刃37が固着されている。即ち、主鋸刃3
7は切断モータ51より所定の速度で回転駆動される。
また、切断時の主鋸刃37の回転方向は、切断機構20
の走行方向に対して順方向とされ、逆方向の場合に比べ
て、積層段ボールCに対する相対切断速度が高くなって
いる。一方、けびき刃36用の昇降体42の後面にも、
主鋸刃37と同様に、インバータ制御される切断モータ
(本発明の構成要件である丸鋸駆動用のモータ)56が
固着され、この切断モータ56の駆動により出力軸56
Aと回転軸57を介してけびき刃36が回転される。こ
のけびき刃36の回転方向は、主鋸刃37とは逆であ
り、切断機構20の走行方向に対して順方向である場合
に比べて、積層段ボールCに対する相対切断速度が低く
なっている。
【0019】<丸鋸駆動用の切断モータの過負荷検出手
段>上記主鋸刃37用の切断モータ51には、過負荷検
出器(本発明の構成要件である過負荷検出手段)64が
接続されている。この過負荷検出器64は、切断モータ
51に流れる電流の値を測定してその測定値とこの切断
モータ51の定格電流値(本実施形態では30アンペ
ア)とを比較し、切断モータ51に流れる電流値が定格
電流値を越えたときには過負荷状態である旨の信号を中
央制御装置63に出力する。中央制御装置63は過負荷
検出器64からの過負荷検出信号の有無に応じて切断機
構20の走行速度を制御する。
【0020】<押さえ機構70>けびき刃36と主鋸刃
37の走行領域上方には、切断時の積層段ボールCのバ
タツキを防止するための押さえ機構70が設けられてい
る。切断機構20の移動領域両端の支柱71の間には左
右方向に延びるフレーム72が差し渡され、フレーム7
2の上面における左右方向に所定間隔を空けた複数位置
(本実施形態では8箇所の位置)には、ブラケット73
を介してエアシリンダ74が吊り下げ支持されている。
エアシリンダ74から下向きに突出する1本のロッド7
4Aと2本のガイドバー74Bにはプレート75が固着
され、その内側の面には方形のダクトカバー76の下端
縁が固着されている。ダクトカバー76はエアシリンダ
74とフレーム72との隙間に嵌まり込んだ状態で昇降
し、切断時に生じる紙粉がエアシリンダ74側へ飛散す
るのを防止する。各ダクトカバー76には、隣接するダ
クトカバー76間の隙間を塞ぐためのジョイントプレー
ト77が固着されている。尚、この押さえ機構70は下
面のみ開放されたフード78で覆われて、外部への紙粉
の飛散を防止している。各ダクトカバー76の下端縁に
固着した押さえプレート79A,79Bの下面には板状
の押さえゴム80A,80Bが貼設されている。かかる
押さえゴム80A,80Bは、切断時にエアシリンダ7
4の駆動力により所定の圧力で積層段ボールCの上面を
押さえ付けて積層段ボールCの切断時のバタツキを防止
する。尚、押さえプレート80A,80Bの内側の面に
は、ダクトカバー76と平行に立ち上がる内カバー81
が固着され、この内カバー81も、ダクトカバー76と
同様に切断時の紙粉の飛散を防止する。
【0021】<ワーク厚測定手段>上記押さえ機構70
には、積層段ボールCの厚さを測定するためのワーク厚
測定器(本発明の構成要件であるワーク厚測定手段)6
5が取り付けられている。このワーク厚測定器65は、
図8に示すように、正面から視て最も左に位置するエア
シリンダ74と支柱71との間でブラケット66に吊り
下げ固定されたシリンダ本体65Aと、そのシリンダ本
体65Aから下向きに突出するロッド65Bとからな
る。ロッド65Bにはその進退方向に沿って例えばバー
コード等の指標(図示せず)が形成され、シリンダ本体
65Aの下端部には指標を検知するセンサ65Sが取り
付けられている。作動エアをシリンダ本体65Aに供給
してロッド65Bを進出させると、その下端の当接部6
5Cが積層段ボールCの上面に当接したところでロッド
65Bの進出が規制され、この状態でセンサ65Sが指
標を検知し、その値に基づいて積層段ボールCの上面の
高さ即ち積層段ボールCの厚さ寸法が検出される。この
厚さの測定値は中央制御装置63へ出力される。尚、支
柱71には、ストッパ67が設けられており、積層段ボ
ールCはこのストッパ67に当てることによって左右方
向に位置決めされる。上記のようにワーク厚測定器65
は支柱に近い左端位置にあるので、積層段ボールCの幅
が狭くても確実に厚さの測定を行うことができる。尚、
このワーク厚測定器65の測定値は、操作盤89の厚さ
表示部89Aにも表示される。
【0022】<中央制御装置>中央制御装置(本発明の
構成要件である制御手段)63は、切断機構20の走行
速度の設定・調節を行うとともに、主鋸刃37とけびき
刃36の高さ(加工テーブル10からの突出量)を設定
する。切断機構20の走行速度については、ワーク厚測
定器65から中央制御装置63に入力される積層段ボー
ルCの厚さ測定値と、メモリ68に記憶させているデー
タとを対照し、積層段ボールCの厚さに対応する基準走
行速度を決定する。そして、この基準走行速度で切断機
構20が走行するように、中央制御装置63から速度コ
ントローラ60へ制御信号が出力される。また、過負荷
検出器64から主鋸刃37用の切断モータ51が負荷状
態になった旨の過負荷検出信号が入力されると、中央制
御装置63から速度コントローラ60に対し、切断機構
20の走行速度を基準走行速度よりも20%低下させる
ように制御信号が出力される。そして、過負荷検出信号
が入力されなくなると、速度コントローラ60に対して
切断機構20が基準走行速度まで増速させるための制御
信号が出力される。
【0023】また、主鋸刃37とけびき刃36の突出量
については、ワーク厚測定器65からの厚さ測定値と、
メモリ68に記憶させているデータとを対照し、積層段
ボールCの厚さに対応する主鋸刃37とけびき刃36の
高さ(加工テーブル10からの突出量)を決定する。そ
して、中央制御装置63から主鋸刃37用の昇降モータ
48とけびき刃36用の昇降モータ46に駆動信号を送
るとともに、その各昇降モータ48,46の回転数(=
主鋸刃37とけびき刃36の高さ)をエンコーダ61,
62からフィードバックされるパルス信号と各刃37,
36の初期高さとに基づいて検出し、その各刃37,3
6が所定の高さ(突出量)に達したところで、各昇降モ
ータ48,46の駆動を停止する。
【0024】次に、本実施形態の作用について説明す
る。装置の電源スイッチ(図示せず)を投入し、操作盤
89にて「原点出し」の操作を行うと、切断機構20が
正面から視て右端の原位置で待機する。次に、積層段ボ
ールCを加工テーブル10上にセットし(ステップS1
01)、操作盤89のスタートスイッチをオン操作す
る。すると、加工テーブル10上の固定機構15が積層
段ボールC側に前進し、各挟持機構17が積層段ボール
Cの後端縁部を挟持して固定し、さらに固定機構15全
体が移動して、積層段ボールCが所定の切断位置に位置
決めされる。そして、押さえ機構70がエアシリンダ7
4の駆動により下降し、押さえゴム80A,80Bが積
層段ボールCの上面を所定圧力で押さえ付ける(ステッ
プS102)。
【0025】次に、ワーク厚測定器65のロッド65B
が伸張して当接部65Cが積層段ボールCの上面に当接
し、ロッド65Bの伸張が停止する。この間、センサ6
5Sがロッド65Bの伸張量を検知することによって積
層段ボールCの厚さが測定される(ステップS10
3)。中央制御装置63においては、厚さ測定値に基づ
き、主鋸刃37とけびき刃36の高さ(加工テーブル1
0からの突出量)及び切断機構20の基準走行速度が決
定される(ステップS104)。そして、中央制御装置
63からの制御信号により、昇降モータ48,46が駆
動して主鋸刃37とけびき刃36が夫々所定の高さで上
昇する(ステップS105)。このときの、けびき刃3
6の加工テーブル10からの突出寸法は積層段ボールC
の高さ寸法に対して例えば1/3〜1/2とされ、一方
の主鋸刃37の突出寸法は積層段ボールCの高さ寸法よ
りも例えば10mm程度大きい。さらに切断モータ5
1,56が駆動して主鋸刃37とけびき刃36が所定の
速度で回転駆動される(ステップS106)。この回転
速度は、主鋸刃37がけびき刃36と同じかけびき刃3
6よりも少し速い速度とされる。この状態で、切断機構
20が、けびき刃36を主鋸刃37よりも先行させる向
きに、上記基準速度で走行を開始する(ステップS10
7)。
【0026】切断機構20が積層段ボールCに接近する
と、まず、けびき刃36が積層段ボールCの下面からそ
の上方1/3〜1/2までの高さ領域を切断し、その
後、主鋸刃37が残りの領域を切断する。けびき刃36
と主鋸刃37が、夫々、切断領域を分担しているので、
1枚の丸鋸だけで全厚さを一気に切断する場合と比較す
ると、切断面とけびき刃36及び主鋸刃37との間の摩
擦抵抗は小さく、良好な切断が行われる。
【0027】さて、上記のように切断が行われている間
は、常時、主鋸刃37用の切断モータ51の負荷状態が
監視されている(ステップS108)。切断が正常に行
われている状態では、切断モータ51に流れる電流値が
その定格電流値と同じかそれよりも小さく、切断モータ
51の負荷は許容範囲内であると見做されるため、切断
機構20は基準走行速度を維持する(ステップS10
9)。これに対し、例えば積層段ボールC中に混入した
堅い異物を主鋸刃37が切断する状態になったような場
合には、主鋸刃37の回転に抗する抵抗が大きくなり、
切断モータ51に流れる電流値が定格電流値を越えるよ
うになる。すると、過負荷検出器64から中央制御装置
63へ過負荷検出信号が出力され、中央制御装置63か
ら速度コントローラ60への制御信号により切断機構2
0の速度が基準走行速度よりも20%低下する(ステッ
プS110)。切断機構20の走行速度が低下すると、
主鋸刃37に作用する抗力が低減されるので、切断モー
タ51に流れる電流値が小さくなり、過負荷状態が解除
される。すると、切断機構20の速度が基準走行速度に
復帰し(ステップS109)、正常な切断が引き続き行
われる。もし、電流値が定格電流値よりも高い状態が長
時間続く場合には、運転を中断し、点検を行う。
【0028】このようにしてけびき刃36と主鋸刃37
による切断が完了すると(ステップS111)、積層段
ボールCを押さえ付けている押さえ機構70が上昇し
(ステップS112)、昇降モータ48,46が駆動し
て主鋸刃37とけびき刃36が加工テーブル10の下方
へ下降し(ステップS113)、切断機構20が切断時
と逆向きに移動して原位置に復帰する(ステップS11
4)。尚、積層段ボールCの切断片は図示しない手段に
よって回収される。以上により、積層段ボールCの1切
断サイクルが終了する。この後、引き続いて切断を行う
場合には、固定機構15が前進することにより積層段ボ
ールCの前端部が切断位置へセットされ、この後、上記
の動作が繰り返されて切断が行われる。また、1枚の積
層段ボールCの切断がすべて完了したら、固定機構15
が積層段ボールCの残片を解放して所定の待機位置に後
退する。上述のように本実施形態においては、切断の準
備に際して積層段ボールCの厚さを測定し、その測定結
果に基づいて主鋸刃37とけびき刃36の加工テーブル
10からの突出量及び切断機構20の走行速度を適切に
設定するようにしたので、作業者は予め積層段ボールC
の厚さを把握しておかずに済むとともに、作業者による
面倒な準備作業を不要とすることができる。また、主鋸
刃37と積層段ボールCとの間の切断抵抗が大きくなっ
て主鋸刃37用の切断モータ51への負荷が過剰になる
と、切断機構20の走行速度を低下させて切断抵抗の低
下を図るようにしたので、切断モータ51への負荷を小
さくすることができる。したがって、切断モータ51が
過負荷状態を続けることに起因して焼き付き等の異常を
来すことを防止できる。
【0029】<実施形態2>次に、本発明を具体化した
実施形態2を図11を参照して説明する。本実施形態2
は、上記実施形態1において切断時の切断機構20の速
度制御を相違させたものである。その他の構成について
は上記実施形態1と同じであるため、同じ構成について
は、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略
する。例えば積層段ボールCに混入している堅い異物が
小さくて主鋸刃37用の切断モータ51が一時的に過負
荷状態になっても直ちに正常負荷状態に復帰するような
場合には、切断モータ51が焼き付き等の異常事態にな
るおそれがないので、運転効率を考えると切断機構20
を基準走行速度に保ったままで切断を続けることが好ま
しい。本実施形態2の制御方法は、かかる事情に鑑みて
創案された。即ち、中央制御装置63では、過負荷検出
器64からの過負荷検出信号が2秒経過する前にうち切
られた場合には、速度コントローラ60に対して速度変
更の指示を出さないが、過負荷検出信号が2秒以上継続
した場合には、速度コントローラ60に対して切断機構
20の速度を基準走行速度よりも20%低下させる指示
を出すようになっている。
【0030】次に、本実施形態の作用をフローチャート
にしたがって説明する。尚、上記実施形態1と同じステ
ップについては説明を省略する。ステップS101〜ス
テップS107までは実施形態1と同じである。さて、
切断中に過負荷検出器64から中央制御装置63へ過負
荷検出信号が出力されたとき(ステップS115)に、
その出力状態が2秒間継続しなかった場合には、切断機
構20の速度は基準走行速度を維持する(ステップS1
09)。これに対し、過負荷検出信号が2秒以上継続し
て出力された場合には、切断機構20の速度が基準走行
速度よりも20%低下し(ステップS110)、切断モ
ータ51の負荷が軽減されるのを待つ。この間、負荷が
軽減されなければ、ステップS108、ステップS11
5、ステップS110のルーチンを繰り返す。そして、
負荷が軽減されて過負荷検出信号が出力されなくなる
と、切断機構20の速度が基準走行速度に復帰する(ス
テップS109)。この後のステップS111〜ステッ
プS114は実施形態1と同じなので説明は省略する。
このように本実施形態2では、切断モータ51の負荷が
瞬間的に過大になって直ちに正常値に復帰する一過性の
過負荷状態のときには、切断機構20の走行速度を低下
させずにそのまま切断を継続するようにしたので、切断
モータ51の故障を回避しつつ切断効率の低下を防止す
ることができる。
【0031】<実施形態3>次に、本発明を具体化した
実施形態3を図12を参照して説明する。上記実施形態
1では、切断動作が切断機構20の往路工程だけで行わ
れるようにしたが、本実施形態3では、往路と復路の両
工程で切断を行うことができるようにしたものである。
そのための手段として、本実施形態の切断機構39は、
実施形態1における主鋸刃、その回転駆動機構及び高さ
調節機構とからなるユニットを、左右に(切断機構39
の走行方向に)2つ並べて設けた構成としている。した
がって、2枚の丸鋸38L,38Rは、夫々、個別に高
さ調節される。そして、切断機構39の往路工程(図1
2において左方向に走行する工程)では、同図の左側
(走行方向前方)の丸鋸38Lが右側の丸鋸38Rより
も低い高さに設定され、左側の丸鋸38Lがけびき刃と
して機能するとともに右側の丸鋸38Rが主鋸刃として
機能する。また、復路工程では、往路とは逆に、右側の
丸鋸38Rが低くなってけびき刃として機能するととも
に左側の丸鋸38Lが主鋸刃として機能する。このよう
に本実施形態3では、切断機構39の往路と復路の両方
で切断を行うことができるので切断効率が良い。
【0032】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では切断機構の走行速度が切断モー
タに流れる電流値、即ち切断モータへの負荷の変動に応
じて増減するようにしたが、本発明によれば、切断開始
から終了まで一定速度で走行させるようにしてもよい。
【0033】(2)上記実施形態では丸鋸駆動用の切断
モータに流れる電流値がその切断モータの定格電流値を
越えたときに切断機構の走行速度を低下させるようにし
たが、本発明によれば、走行速度の調整基準を定格電流
値よりも低い値に設定してもよい。 (3)上記実施形態では切断モータへの負荷が増大した
ときに切断機構の走行速度を初期速度よりも20%低下
させるようにしたが、本発明によれば、速度低下の割合
は19%以下または21%以上としてもよい。
【0034】(4)上記実施形態では切断モータへの負
荷が増大したときに切断機構の走行速度を予め決められ
た所定割合だけ低下させた状態で負荷の低減を待つよう
にしているが、本発明によれば、負荷を検出してその検
出値をフィードバックしつつ負荷が低い状態を保つよう
に走行速度を変動させるようにしてもよい。 (5)上記実施形態では2枚の丸鋸を用いて切断するよ
うにしたが、本発明は、1枚の丸鋸だけで切断を行う場
合にも適用することかできる。
【0035】(6)上記実施形態では過負荷の検出を主
鋸刃用の切断モータだけについて行うようにしたが、本
発明によれば、けびき刃用の切断モータだけについて検
出してもよく、主鋸刃用切断モータとけびき刃用切断モ
ータの両方について検出するようにしてもよい。 (7)上記実施形態ではワーク厚測定器がエアシリンダ
のロッドの伸張動作を利用したものであったが、本発明
によれば、他の機構を利用してもよい。
【0036】(8)上記実施形態では主鋸刃とけびき刃
を昇降させる手段としてモータの回転力を雄ねじと雌ネ
ジの係合を利用して上下運動に変換するようにしたが、
本発明によれば、エアシリンダなどの他の機構によって
主鋸刃とけびき刃を昇降させるようにしてもよい。 (9)上記実施形態ではワークが積層段ボールである場
合について説明したが、本発明は、ワークが木材のよう
な積層段ボール以外の材料である場合にも適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の全体の正面図
【図2】全体の右側面図
【図3】全体の平面図
【図4】切断機構とその駆動機構をあらわす一部切欠正
面図
【図5】切断機構の右側面図
【図6】切断機構の左側面図
【図7】切断機構の背面図
【図8】押さえ機構の正面図
【図9】丸鋸の突出量と切断機構の走行速度の制御機構
の概略図
【図10】切断工程ルーチンのフローチャート
【図11】実施形態2の切断工程ルーチンのフローチャ
ート
【図12】実施形態3の切断機構の背面図
【符号の説明】
C…ワーク(積層段ボール) 10…加工テーブル 20…切断機構 37…主鋸刃(丸鋸) 38L、38R…丸鋸 39…切断機構 40…高さ調節機構(突出量調節手段) 51…切断モータ(丸鋸駆動用のモータ) 60…速度コントローラ(速度調節手段) 63…中央制御装置(制御手段) 64…過負荷検出器(過負荷検出手段) 65…ワーク厚測定器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを固定する加工テーブルと、 丸鋸を前記加工テーブルから突出する状態で回転させつ
    つその加工テーブルに沿って走行する切断機構と、 前記丸鋸の前記加工テーブルからの突出量を調節可能な
    突出量調節手段と、 前記切断機構の走行速度を調節可能な速度調節手段と、 前記加工テーブル上におけるワークの厚さを測定するワ
    ーク厚測定手段と、 そのワーク厚測定手段の測定値に基づいて前記突出量調
    節手段及び前記速度調節手段の調節動作を制御する制御
    手段とを備えてなることを特徴とする走行丸鋸盤。
  2. 【請求項2】 丸鋸駆動用のモータへの負荷が所定値以
    上に増大したことを検出する過負荷検出手段を備えてお
    り、 前記速度調節手段は、前記過負荷検出手段が前記モータ
    への負荷の増大を検出したときに前記切断機構の走行速
    度を低下させ、且つその負荷が所定値よりも小さくなる
    と走行速度を初期速度に復帰させるように制御される構
    成としたことを特徴とする請求項1記載の走行丸鋸盤。
  3. 【請求項3】 前記過負荷検出手段が、前記モータに流
    れる電流値がそのモータの定格電流値よりも大きくなっ
    たことをもって負荷の増大を検出することを特徴とする
    請求項2記載の走行丸鋸盤。
  4. 【請求項4】 前記速度調節手段が、前記モータへの負
    荷が増大した状態が所定時間経過した後に前記切断機構
    の走行速度を低下させるように制御される構成としたこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3記載の走行丸鋸
    盤。
  5. 【請求項5】 前記切断機構には、2枚の丸鋸がその走
    行方向に並べて設けられているとともに、前記突出量調
    節手段が前記2枚の丸鋸の突出量を個別に調節可能に設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の走行丸鋸盤。
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