JPH11170111A - 加工板材のバリ取り方法およびその装置 - Google Patents

加工板材のバリ取り方法およびその装置

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JPH11170111A
JPH11170111A JP33742597A JP33742597A JPH11170111A JP H11170111 A JPH11170111 A JP H11170111A JP 33742597 A JP33742597 A JP 33742597A JP 33742597 A JP33742597 A JP 33742597A JP H11170111 A JPH11170111 A JP H11170111A
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clamp
brush
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Toshiaki Kunihiro
俊昭 国広
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工板材の表面を傷つけず、バリ取り工具と
干渉せず、種々の加工板材形状を確実に支持してバリ取
りする。 【解決手段】 多数のブラシ9を植設したブラシテーブ
ル11のブラシ9上に加工板材Wを載置し、ブラシテー
ブル11に昇降自在に設けた多数のテーブルシャフト1
5を上昇せしめてパスラインPL高さで加工板材Wを支
持する。加工板材Wはブラシ9上を移動されても傷がつ
かず、多数のテーブルシャフト15により加工板材Wの
パスラインは維持される。加工板材Wの側縁がワークク
ランプ装置23の回避クランプ25でクランプされ一定
の位置に固定される。制御装置19により加工板材Wの
形状範囲以外のテーブルシャフト15が下降され、加工
板材Wの形状範囲内のテーブルシャフト15や回避クラ
ンプ25はバリ取り時にバリ取り工具59と干渉するテ
ーブルシャフト15や回避クランプ25のみが随時下降
もしくは回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチ加工機等の
板材加工機により加工された加工板材のバリ取り方法お
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示されているようなバリ取
り装置101においては、製品加工された加工板材Wは
ワークを載置するワークテーブル上に載置され、このワ
ークテーブル上で前記加工板材Wの表面が回転ホイール
や回転研磨ベルト、カップブラシ等の回転バリ取り工具
103により削られながら前記加工板材Wのバリが除去
される。
【0003】前記ワークテーブルとしてはベルトコンベ
ア105があり、前記加工板材Wが前記ベルトコンベア
105に載置されて移動されるとき、前記加工板材Wの
表面が回転ホイールや回転研磨ベルト、カップブラシ等
の回転バリ取り工具103により削られながら加工板材
Wのバリが除去される。
【0004】あるいは、前記ワークテーブルとしては図
7に示されているようなテーブル本体107の上面に多
数のフリーベア109を設けたフリーベアテーブル11
1、又は図8に示されているようなテーブル本体107
の上面に多数のブラシ113を植設してなるブラシテー
ブル115、又は図9に示されているようなテーブル本
体107の上面に多数のワーク支持シャフト117をソ
レノイドバルブSOL等の制御機構を介して同期して昇
降自在に設けた昇降テーブル119等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のバリ
取り装置101においては、ワークテーブルが図6に示
されているようなベルトコンベア105の場合は、加工
板材Wの表面に傷がついてしまい、また回転バリ取り工
具103とベルトコンベア105が干渉するという問題
点があった。
【0006】また、ワークテーブルが図7に示されてい
るようなフリーベアテーブル111の場合は、加工板材
Wがフリーベア109上を移動されると加工板材Wの表
面に傷がついてしまうという問題点があった。さらに、
加工板材Wがフリーベア109上で移動しないようにク
ランプ装置等により固定された場合であってもバリ取り
工具103がフリーベアテーブル111に干渉するとい
う問題点があった。また、前記フリーベア109の高さ
が高いと、例えば加工板材Wに打抜き穴が形成されてい
る場合は打抜き穴の端縁付近が大きく湾曲するなどして
支持できないという問題点があった。
【0007】また、ワークテーブルが図8に示されてい
るようなブラシテーブル115の場合は、例えば加工板
材Wに打抜き穴が形成されている場合は打抜き穴の端縁
付近を支持するブラシ113の強度が十分ではないので
打抜き穴の付近を支持できないという問題点があった。
また、加工板材Wが大きくなると重くなるのでブラシ1
13の強度では加工板材Wの加工パスラインが変化して
しまうという問題点があった。
【0008】また、ワークテーブルが図9に示されてい
るような昇降テーブル119の場合は、例えば加工板材
Wに打抜き穴が形成されている場合はバリ取り工具10
3とワーク支持シャフト117との干渉を避けようとす
ると加工板材Wの支持が困難であるという問題点があっ
た。
【0009】以上のように、従来のバリ取り装置101
では表面処理鋼板、ステンレスのビニールコーティング
材や鏡面仕上げ材などのような表面加工された加工板材
Wの表面を傷つけずに、バリのみを除去することができ
ないという問題点があった。
【0010】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、加工板材の表面を傷つけず、
バリ取り工具と干渉せず、種々の加工板材形状を確実に
支持してバリ取りし得る加工板材のバリ取り方法および
その装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の加工板材のバリ取り方法
は、ブラシテーブルの支持フレームに多数植設したブラ
シ上に加工板材を載置すると共に、前記支持フレームに
昇降自在に設けた多数のテーブルシャフトを上昇せしめ
てパスライン高さで前記加工板材を支持し、この加工板
材の側縁をワーククランプ装置でクランプし、制御装置
により前記加工板材の形状範囲以外のテーブルシャフト
を下降せしめると共に前記加工板材をバリ取り工具によ
りバリ取りすることを特徴とするものである。
【0012】したがって、ブラシテーブルのブラシ上に
載置された加工板材は、移動されても傷がつかず、多数
のテーブルシャフトが上昇して加工板材を支持するので
加工板材のパスラインは維持される。しかも、加工板材
はワーククランプ装置でクランプされて一定の位置に固
定され、加工板材の形状範囲以外のテーブルシャフトが
下降されるので、バリ取り工具とテーブルシャフトの干
渉が避けられる。加工板材は安定した状態で支持される
ことになり、加工板材の表面が傷つけられることなく精
度の良いバリ取り加工が行われる。
【0013】請求項2によるこの発明の加工板材のバリ
取り方法は、請求項1記載の加工板材のバリ取り方法に
おいて、前記加工板材をバリ取り工具によりバリ取りす
る際に、前記加工板材の形状範囲内のテーブルシャフト
は前記制御装置により前記バリ取り工具と干渉するテー
ブルシャフトのみを随時下降せしめ、バリ取り後上昇せ
しめることを特徴とするものである。
【0014】したがって、加工板材の打抜き穴がバリ取
り加工されるときはバリ取り工具と干渉するテーブルシ
ャフトのみが随時下降されるので、打抜き穴の付近は他
のテーブルシャフトで比較的安定した状態で支持される
ことになり、精度の良いバリ取り加工が行われる。
【0015】請求項3によるこの発明の加工板材のバリ
取り方法は、請求項1又は2記載の加工板材のバリ取り
方法において、前記ワーククランプ装置を複数の回避ク
ランプにより構成し、加工板材の側縁をバリ取りする際
にバリ取り工具と干渉する回避クランプのみをアンクラ
ンプして前記加工板材の側縁から後退せしめることを特
徴とするものである。
【0016】したがって、バリ取り工具と干渉する回避
クランプのみがアンクランプして加工板材の側縁から後
退するので、加工板材の側縁をバリ取りする際にバリ取
り工具と回避クランプが干渉することなく、しかも加工
板材が安定して保持される。
【0017】請求項4によるこの発明の加工板材のバリ
取り方法は、請求項1、2又は3記載の加工板材のバリ
取り方法において、加工板材を前記ブラシテーブル上に
載置した後に、ブラシテーブルの側縁付近に設けた原点
位置決め部材を前記ブラシテーブル面より上方へ上昇せ
しめると共に前記加工板材をワーク引込みクランプによ
り把持して前記原点位置決め部材に突当てて位置決め
し、前記加工板材をワーククランプ装置でクランプした
後に、前記原点位置決め部材を下降することを特徴とす
るものである。
【0018】したがって、加工板材の原点位置決めが精
度良く、しかも容易に行なわれる。
【0019】請求項5によるこの発明の加工板材のバリ
取り装置は、支持フレームの上面に多数のブラシを植設
したブラシテーブルを設け、前記ブラシテーブル上に載
置された加工板材をパスライン高さで支持すべく多数の
テーブルシャフトをシャフト昇降駆動装置によりそれぞ
れ独立して前記支持フレームの上面に昇降自在に設け、
前記加工板材の側縁をクランプするワーククランプ装置
を設け、前記加工板材のバリを除去するバリ取り工具を
昇降自在及び左右方向へ移動自在に設け、前記加工板材
の形状範囲内の各テーブルシャフトのみを上昇し他は下
降すべく前記シャフト昇降駆動装置に指令を発生する制
御装置を設けてなることを特徴とする加工板材のバリ取
り装置ものである。
【0020】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、ブラシテーブルのブラシ上に載置された加工板材
は、移動されても傷がつかず、多数のテーブルシャフト
が上昇して加工板材を支持するので加工板材のパスライ
ンは維持される。しかも、加工板材はワーククランプ装
置でクランプされて一定の位置に固定され、加工板材の
形状範囲以外のテーブルシャフトが下降されるので、バ
リ取り工具とテーブルシャフトの干渉が避けられる。加
工板材は安定した状態で支持されることになり、加工板
材の表面が傷つけられることなく精度の良いバリ取り加
工が行われる。
【0021】請求項6によるこの発明の加工板材のバリ
取り装置は、請求項5記載の加工板材のバリ取り装置に
おいて、前記制御装置が前記加工板材のバリ取り時に前
記バリ取り工具と干渉するテーブルシャフトのみを随時
下降せしめ、バリ取り後再び上昇せしめるよう指令を発
生するものであることを特徴とするものである。
【0022】したがって、加工板材の打抜き穴がバリ取
り加工されるときはバリ取り工具と干渉するテーブルシ
ャフトのみが随時下降されるので、打抜き穴の付近は他
のテーブルシャフトで比較的安定した状態で支持される
ことになり、精度が良いバリ取り加工が行われる。
【0023】請求項7によるこの発明の加工板材のバリ
取り装置は、請求項5又は6記載の加工板材のバリ取り
装置において、前記ワーククランプ装置が加工板材の側
縁をクランプ・アンクランプすると共に前記加工板材の
側縁へ進退可能な複数の回避クランプにより構成すると
共に、前記制御装置が前記加工板材のバリ取り時にバリ
取り工具と干渉する回避クランプのみをアンクランプし
て後退せしめるよう指令を発生するものであることを特
徴とするものである。
【0024】したがって、請求項3記載の作用と同様で
あり、バリ取り工具と干渉する回避クランプのみがアン
クランプして加工板材の側縁から後退するので、加工板
材の側縁をバリ取りする際にバリ取り工具と回避クラン
プが干渉することなく、しかも加工板材が安定して保持
される。
【0025】請求項8によるこの発明の加工板材のバリ
取り装置は、請求項5、6又は7記載の加工板材のバリ
取り装置において、前記ブラシテーブルの側縁付近に前
記ブラシテーブル面より上方へ出没自在な原点位置決め
部材を設け、前記ブラシテーブル上に載置された加工板
材を把持して前記原点位置決め部材に突当てて位置決め
するワーク引込みクランプを設けてなることを特徴とす
るものである。
【0026】したがって、請求項4記載の作用と同様で
あり、加工板材がブラシテーブル上に載置された後に、
ロケートピンがブラシテーブル面より上方へ上昇され、
前記加工板材がワーク引込みクランプにより把持されて
ロケートピンに突当てられるので、加工板材の原点位置
決めが精度良く、しかも容易に行なわれる。
【0027】請求項9によるこの発明の加工板材のバリ
取り装置は、請求項5〜8のいずれかの一つに記載の加
工板材のバリ取り装置において、前記多数のブラシをそ
れぞれ支持フレームに独立分離して交換可能に植設して
なることを特徴とするものである。
【0028】したがって、各ブラシは消耗品として容易
に交換できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバリ取り方法およ
びその装置の実施の形態について、図面を参照して説明
する。
【0030】図1及び図2を参照するに、本実施の形態
に係わる加工板材のバリ取り装置1は、テーブルフレー
ム3が平面でほぼ矩形状をなす立方体形状のフレーム構
造からなり、このテーブルフレーム3の外枠の上部フレ
ーム5の上端に近い位置には平板状の支持フレーム7が
横架されており、前記支持フレーム7の上面には図2に
示されているように多数のブラシ9が碁盤目状に配置さ
れた位置に植設されて全体としてブラシテーブル11が
構成されている。なお、前記多数のブラシ9の先端位置
からなるブラシテーブル面は前記上部フレーム5の上端
面より上方に位置しており、加工板材WのパスラインP
Lを構成している。
【0031】なお、ブラシテーブル11の形態は特に限
定されないが、本実施の形態では多数の各ブラシ9は多
数のプレート13に植設され、このブラシ9付きの多数
のプレート13が支持フレーム7の上面にそれぞれ独立
分離して交換可能に取付けられている。このように多数
のブラシ9を独立分離可能なユニット化したブラシテー
ブル11は、ブラシ9を消耗品として交換を容易にする
という点で望ましい。
【0032】上記のブラシテーブル11の多数のブラシ
9の間には、図2に示されているように多数のテーブル
シャフト15が碁盤目状に配置されて支持フレーム7の
上面にそれぞれ独立してシャフト昇降駆動装置としての
シャフト昇降シリンダ17により昇降自在に設けられて
いる。前記多数の各シャフト昇降シリンダ17はそれぞ
れ独立して制御されるように後述する制御装置19に電
気的に接続されている。
【0033】また、前記各テーブルシャフト15の上端
にはウレタンゴム材等の緩衝材21が設けられており、
前記各テーブルシャフト15が最上昇点に位置するとき
には図1に示されているように前記緩衝材21の先端面
がパスラインPLに位置する。なお、前記各テーブルシ
ャフト15の最下降点は、前記緩衝材21の先端面がパ
スラインPLから少し下がった位置にあれば十分であ
る。
【0034】前記上部フレーム5の図2において左側と
下側には前記ブラシテーブル面に載置された加工板材W
の側縁をクランプするワーククランプ装置23が設けら
れている。このワーククランプ装置23は図2において
左側の上部フレーム5の上面に設けられた複数のY軸回
避クランプ25yと、図2において下側の上部フレーム
5の上面に設けられた複数のX軸回避クランプ25x
から構成されている。
【0035】X軸回避クランプ25xとY軸回避クラン
プ25yは同様の構造であり、Y軸回避クランプ25y
例にとって説明すると、Y軸回避クランプ25yは図4
に示されているように上部フレーム5に取り付けられた
ワーククランプシリンダ27がスラストベアリング29
を介して水平方向に回動自在に設けられている。
【0036】このワーククランプシリンダ27の上部に
は下クランプジョー31が固定されており、この下クラ
ンプジョー31に対向して軸支された上クランプジョー
33には前記ワーククランプシリンダ27のピストン3
5の先端が連結され、上クランプジョー33が下クラン
プジョー31に対して上下動して加工板材Wをクランプ
・アンクランプするように構成されている。
【0037】さらに、上部フレーム5の内部には図5に
示されているように、回避駆動シリンダ37が水平旋回
自在に設けられており、この回避駆動シリンダ37のピ
ストンロッド39の先端は互いに回動自在に軸承された
2つのリンク材41、43からなるリンク機構45に連
結されている。リンク材41の他端は上部フレーム5
に、リンク材43の他端はワーククランプシリンダ27
の下面より半径方向へ突出された突出部材47に、それ
ぞれ軸承されている。
【0038】したがって、ワーククランプシリンダ27
は回避駆動シリンダ37のピストンロッド39の作動に
よりリンク機構45を介して水平方向に回動されるの
で、上クランプジョー33と下クランプジョー31は図
5において二点鎖線のA,B間を水平方向に旋回され、
Y軸回避クランプ25yが水平方向に旋回して加工板材
Wの側縁へ進退移動自在に設けられている。
【0039】なお、ワーククランプシリンダ27及び回
避駆動シリンダ37はそれぞれ、後述する制御装置19
に電気的に接続されている。
【0040】支持フレーム7の上面にはブラシテーブル
面の加工板材Wを位置決めするためにブラシテーブル1
1の側縁付近に位置して図2において左側に複数の原点
位置決め部材としてのY軸ロケートピン49y、下側に
複数の原点位置決め部材としてのX軸ロケートピン49
xがそれぞれ設けられている。前記各ロケートピン4
x、49yは図3に示されているように、ロケートピン
用シリンダ51により駆動されてブラシテーブル面から
上方へ出没自在に設けられている。
【0041】さらに、上部フレーム5の上面には図2に
おいて左斜め下側にワーク引込みクランプ53が設けら
れている。このワーク引込みクランプ53は図2におい
て右斜め上方側に進退自在のピストンロッド55を備え
た引込みクランプシリンダ57が上部フレーム5の上面
に固定され、ピストンロッド55の先端には前述したY
軸回避クランプ25yのクランプ機構と同様のクランプ
機構が備えられている。
【0042】したがって、引込みクランプシリンダ57
のピストンロッド55が右斜め上方に前進してブラシテ
ーブル11上の加工板材Wを把持し、ピストンロッド5
5が後退することにより加工板材Wが複数のX軸ロケー
トピン49x及びY軸ロケートピン49yに突当てられて
位置決めされ、加工板材Wの原点位置決めが精度良く、
しかも容易に行なわれる。
【0043】パスラインPLの上方には、図1に示され
ているように回転あるいは振動して加工板材Wのバリを
除去するバリ取り工具59が配置されており、このバリ
取り工具59はZ軸方向に昇降自在であると共に図2に
おいて左右方向のX軸、上下方向のY軸方向へ移動自在
である。
【0044】図1を参照するに、制御装置19は製品サ
イズや加工形状や各テーブルシャフト15の配置やロケ
ートピン49x、49yの配置やバリ取り工具59の形状
等のデータを入力するための入力装置61と表示装置6
3、この入力されたデータを記憶するためのメモリ65
と、予め入力されている各テーブルシャフト15の配置
やロケートピン49x、49yの配置やバリ取り工具59
の形状等のデータと製品サイズや加工形状とを比較判断
する比較判断装置67とから構成されている。
【0045】なお、前記比較判断装置67では加工板材
Wの形状範囲内に位置する各テーブルシャフト15のみ
を上昇したままにしておき、他のテーブルシャフト15
は下降すべく前記シャフト昇降シリンダ17に指令を発
生したり、複数のX軸回避クランプ25x及びY軸回避
クランプ25yの中で、加工板材Wのバリ取り時にバリ
取り工具59と干渉する回避クランプ25のみをアンク
ランプして後退せしめて退避させ、バリ取り後に再び前
進せしめて加工板材Wをクランプするようワーククラン
プシリンダ27及び回避駆動シリンダ37に指令を発生
する。
【0046】また、前記比較判断装置67では加工板材
Wの形状範囲内に位置する各テーブルシャフト15のう
ち、加工板材Wのバリ取り時にバリ取り工具59と干渉
するテーブルシャフト15のみを随時下降せしめ、この
バリ取り後再び上昇せしめるようシャフト昇降シリンダ
17に指令を発生することもできる。
【0047】また、テーブルフレーム3の支持フレーム
7の下方にはダスト受け69が設けられており、バリ取
り時に落下するバリの切り粉等の粉塵が前記ダスト受け
69に集塵され、前記粉塵はダスト受け69に連通する
ダクト(図示省略)を介して集塵装置(図示省略)に吸
引され処理される。
【0048】上記構成により、多数の各テーブルシャフ
ト15及び各X軸ロケートピン49xとY軸ロケートピ
ン49yは予め下降位置にあり、各X軸回避クランプ2
xとY軸回避クランプ25yは後退位置にある。
【0049】加工板材Wがブラシテーブル11の多数の
ブラシ9上にワーク搬入装置(図示省略)あるいは手動
により搬入され、各X軸ロケートピン49xとY軸ロケ
ートピン49yがブラシテーブル面より上方へ上昇す
る。
【0050】ワーク引込みクランプ53のピストンロッ
ド55が前進してクランプ機構により加工板材Wがクラ
ンプされた後、この加工板材Wは前記ピストンロッド5
5が後退することにより各X軸ロケートピン49xとY
軸ロケートピン49yに突当てられて原点位置決めされ
る。このとき、加工板材Wはブラシテーブル11のブラ
シ9上を移動されるので傷がつかない。
【0051】多数のテーブルシャフト15が最上昇点へ
上昇されて前記加工板材WはパスラインPL高さで多数
のテーブルシャフト15の先端の緩衝材21により支持
される。
【0052】ワーククランプ装置23の各X軸回避クラ
ンプ25xとY軸回避クランプ25yは前進する方向に旋
回して加工板材Wがクランプされ固定される。
【0053】その後、前記各X軸ロケートピン49x
各Y軸ロケートピン49yはブラシテーブル面より下方
へ下降される。
【0054】以上のように、加工板材Wの原点位置決め
及び支持、固定は精度良く、しかも容易に行なわれ完了
する。
【0055】次に、上記の加工板材Wがパンチ加工やレ
ーザ加工等の一次加工されたときの図形データにより、
バリ取り工具59によるバリ取り変換ソフトから作成さ
れたNCデータを基にしてバリ取り加工が行われる。
【0056】上記の加工板材Wの製品サイズのデータが
制御装置19の入力装置61及び表示装置63を用いて
入力される。
【0057】制御装置19では上記の入力データに基づ
いて比較判断装置67から前述したように指令が出され
て加工板材Wの形状範囲内のテーブルシャフト15のみ
が最上昇点位置に残り、加工板材Wの形状範囲以外のテ
ーブルシャフト15が下降される。
【0058】バリ取り加工開始により、上昇位置にある
バリ取り工具59がZ軸方向に下降しさらにX軸方向及
びY軸方向に移動されて加工板材Wの上面に位置決めさ
れ、図1に示されているようにバリ取り加工が開始され
る。
【0059】加工板材Wの外周端縁がバリ取り加工され
るときは、制御装置19の指令によりバリ取り工具59
が移動するに連れて順次、バリ取り工具59と干渉する
回避クランプ25のみがアンクランプされて加工板材W
の側縁から後退するので、バリ取り工具59とテーブル
シャフト15が干渉せずにしかも加工板材Wの表面が傷
つけられることなく加工板材Wの外周端縁のバリの部分
だけが除去される。しかも、加工板材Wは他の回避クラ
ンプ25でクランプされて安定して保持されているの
で、精度の良いバリ取り加工が行なわれる。
【0060】また、図1の二点鎖線で示されているよう
に加工板材Wの内側の打抜き穴がバリ取り加工されると
きは、制御装置19の比較判断装置67により比較判断
されてバリ取り加工すべき打抜き穴に位置するテーブル
シャフト15のみが順次下降してバリ取り工具59との
干渉が回避される。
【0061】例えば、図1においてテーブルシャフト1
5Aに掛かっている部分の打抜き穴の側縁がバリ取り加
工されるときはテーブルシャフト15Aがバリ取り加工
直前に下降するが、打抜き穴の側縁にかかっている他の
テーブルシャフト15Bは下降されない。しかも、バリ
取り工具59がテーブルシャフト15Aとの干渉範囲を
通過した後はテーブルシャフト15Aが再び上昇して加
工板材Wを支持する。
【0062】したがって、加工板材Wの内側の打抜き穴
がバリ取り加工されるときも精度の良いバリ取り加工が
行なわれる。
【0063】以上のように、バリ取り加工終了後、ワー
ククランプ装置23の複数のX軸回避クランプ25x
Y軸回避クランプ25yは後退して加工板材Wがアンク
ランプされ、ワーク搬出装置又は手動により製品が搬出
される。
【0064】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。
【0065】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、ブラシテーブ
ルのブラシ上に載置された加工板材は、移動されても傷
がつかず、多数のテーブルシャフトが上昇して加工板材
を支持するので加工板材のパスラインを確実に維持でき
る。しかも、加工板材はワーククランプ装置でクランプ
されて一定の位置に固定できるのでバリ取り時加工板材
を安定させることができ、加工板材の形状範囲以外のテ
ーブルシャフトが下降されるので、バリ取り工具とテー
ブルシャフトの干渉を避けることができる。加工板材を
安定した状態で支持することができ、加工板材の表面を
傷つけることなく精度の良いバリ取り加工を行なうこと
ができる。
【0066】請求項2の発明によれば、加工板材の打抜
き穴がバリ取り加工されるときはバリ取り工具と干渉す
るテーブルシャフトのみが随時下降されるので、打抜き
穴の付近は他のテーブルシャフトで比較的安定した状態
で支持できるため、精度の良いバリ取り加工を行なうこ
とができる。
【0067】請求項3の発明によれば、バリ取り工具と
干渉する回避クランプのみがアンクランプして加工板材
の側縁から後退するので、加工板材の側縁をバリ取りす
る際にバリ取り工具と回避クランプとの干渉を避けるこ
とができ、しかも加工板材を安定して保持できる。
【0068】請求項4の発明によれば、加工板材の原点
位置決めを精度良く、しかも容易に行なうことができ
る。
【0069】請求項5の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、ブラシテーブルのブラシ上に載置さ
れた加工板材は、移動されても傷がつかず、多数のテー
ブルシャフトが上昇して加工板材を支持するので加工板
材のパスラインを維持できる。しかも、加工板材をワー
ククランプ装置でクランプして一定の位置に固定できる
ので、安定したバリ取りができる。加工板材の形状範囲
以外のテーブルシャフトが下降されるので、バリ取り工
具とテーブルシャフトの干渉を避けることができる。加
工板材を安定した状態で支持することができ、加工板材
の表面を傷つけることなく精度の良いバリ取り加工を行
なうことができる。
【0070】請求項6の発明によれば、請求項2記載の
効果と同様であり、加工板材の打抜き穴がバリ取り加工
されるときはバリ取り工具と干渉するテーブルシャフト
のみが随時下降されるので、打抜き穴の付近は他のテー
ブルシャフトで比較的安定した状態で支持できるため、
精度の良いバリ取り加工を行なうことができる。
【0071】請求項7の発明によれば、請求項3記載の
効果と同様であり、バリ取り工具と干渉する回避クラン
プのみがアンクランプして加工板材の側縁から後退する
ので、加工板材の側縁をバリ取りする際にバリ取り工具
と回避クランプとの干渉を避けることができ、しかも加
工板材を安定して保持できる。
【0072】請求項8の発明によれば、請求項4記載の
効果と同様であり、加工板材がブラシテーブル上に載置
された後に、ロケートピンがブラシテーブル面より上方
へ上昇され、前記加工板材がワーク引込みクランプによ
り把持されてロケートピンに突当てられるので、加工板
材の原点位置決めを精度良く、しかも容易に行なうこと
ができる。
【0073】請求項9の発明によれば、各ブラシは消耗
品として容易に交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、バリ取り装
置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わる回避クランプの機
構を示すもので、部分的な断面図である。
【図5】図4の矢視V−V線の平面図である。
【図6】従来例を示すもので、ベルトコンベアを用いた
バリ取り装置の概略図である。
【図7】従来例を示すもので、フリーベアテーブルを用
いたバリ取り装置の概略図である。
【図8】従来例を示すもので、ブラシテーブルを用いた
バリ取り装置の概略図である。
【図9】従来例を示すもので、昇降テーブルを用いたバ
リ取り装置の概略図である。
【符号の説明】
1 バリ取り装置 3 テーブルフレーム 5 上部フレーム 7 支持フレーム 9 ブラシ 11 ブラシテーブル 15 テーブルシャフト 17 シャフト昇降シリンダ 19 制御装置 25 回避クランプ 27 ワーククランプシリンダ 37 回避駆動シリンダ 45 リンク機構 49x X軸ロケートピン(原点位置決め部材) 49y Y軸ロケートピン(原点位置決め部材) 51 ロケートピン用シリンダ 53 ワーク引込みクランプ 59 バリ取り工具 67 比較判断装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシテーブルの支持フレームに多数植
    設したブラシ上に加工板材を載置すると共に、前記支持
    フレームに昇降自在に設けた多数のテーブルシャフトを
    上昇せしめてパスライン高さで前記加工板材を支持し、
    この加工板材の側縁をワーククランプ装置でクランプ
    し、制御装置により前記加工板材の形状範囲以外のテー
    ブルシャフトを下降せしめると共に前記加工板材をバリ
    取り工具によりバリ取りすることを特徴とする加工板材
    のバリ取り方法。
  2. 【請求項2】 前記加工板材をバリ取り工具によりバリ
    取りする際に、前記加工板材の形状範囲内のテーブルシ
    ャフトは前記制御装置により前記バリ取り工具と干渉す
    るテーブルシャフトのみを随時下降せしめ、バリ取り後
    上昇せしめることを特徴とする加工板材のバリ取り方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ワーククランプ装置を複数の回避ク
    ランプにより構成し、加工板材の側縁をバリ取りする際
    にバリ取り工具と干渉する回避クランプのみをアンクラ
    ンプして前記加工板材の側縁から後退せしめることを特
    徴とする請求項1又は2記載の加工板材のバリ取り方
    法。
  4. 【請求項4】 加工板材を前記ブラシテーブル上に載置
    した後に、ブラシテーブルの側縁付近に設けた原点位置
    決め部材を前記ブラシテーブル面より上方へ上昇せしめ
    ると共に前記加工板材をワーク引込みクランプにより把
    持して前記原点位置決め部材に突当てて位置決めし、前
    記加工板材をワーククランプ装置でクランプした後に、
    前記原点位置決め部材を下降することを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の加工板材のバリ取り方法。
  5. 【請求項5】 支持フレームの上面に多数のブラシを植
    設したブラシテーブルを設け、前記ブラシテーブル上に
    載置された加工板材をパスライン高さで支持すべく多数
    のテーブルシャフトをシャフト昇降駆動装置によりそれ
    ぞれ独立して前記支持フレームの上面に昇降自在に設
    け、前記加工板材の側縁をクランプするワーククランプ
    装置を設け、前記加工板材のバリを除去するバリ取り工
    具を昇降自在及び左右方向へ移動自在に設け、前記加工
    板材の形状範囲内のテーブルシャフトのみを上昇し他の
    テーブルシャフトは下降すべく前記シャフト昇降駆動装
    置に指令を発生する制御装置を設けてなることを特徴と
    する加工板材のバリ取り装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置が前記加工板材のバリ取り
    時に前記バリ取り工具と干渉するテーブルシャフトのみ
    を随時下降せしめ、バリ取り後再び上昇せしめるよう指
    令を発生するものであることを特徴とする請求項5記載
    の加工板材のバリ取り装置。
  7. 【請求項7】 前記ワーククランプ装置が加工板材の側
    縁をクランプ・アンクランプすると共に前記加工板材の
    側縁へ進退可能な複数の回避クランプにより構成すると
    共に、前記制御装置が前記加工板材のバリ取り時にバリ
    取り工具と干渉する回避クランプのみをアンクランプし
    て後退せしめるよう指令を発生するものであることを特
    徴とする請求項5又は6記載の加工板材のバリ取り装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ブラシテーブルの側縁付近に前記ブ
    ラシテーブル面より上方へ出没自在な原点位置決め部材
    を設け、前記ブラシテーブル上に載置された加工板材を
    把持して前記原点位置決め部材に突当てて位置決めする
    ワーク引込みクランプを設けてなることを特徴とする請
    求項5、6又は7記載の加工板材のバリ取り装置。
  9. 【請求項9】 前記多数のブラシをそれぞれ支持フレー
    ムに独立分離して交換可能に植設してなることを特徴と
    する請求項5〜8のいずれかの一つに記載の加工板材の
    バリ取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101509211B1 (ko) * 2014-11-12 2015-04-09 (주)선진하이텍 백패널 가공장치
KR102176716B1 (ko) * 2019-10-04 2020-11-09 주식회사 별랑 승하강식 하부클램프체를 갖는 양두밀링장치
CN114536141A (zh) * 2022-03-23 2022-05-27 安徽华深铝业有限公司 铝型材加工用打磨装置及其打磨方法
CN115255508A (zh) * 2022-09-27 2022-11-01 山西中德铝业有限公司 一种用于铝材加工的去毛刺装置

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