JPH11169399A - 触媒燃焼式温熱用具 - Google Patents

触媒燃焼式温熱用具

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JPH11169399A
JPH11169399A JP9341128A JP34112897A JPH11169399A JP H11169399 A JPH11169399 A JP H11169399A JP 9341128 A JP9341128 A JP 9341128A JP 34112897 A JP34112897 A JP 34112897A JP H11169399 A JPH11169399 A JP H11169399A
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section
unit
heating
fuel tank
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Toru Hanada
徹 花田
Kiyonobu Yoshida
清信 吉田
Atsuhito Nakai
厚仁 中井
Shigehiro Kimura
繁博 木村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F2007/0094Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body using a remote control

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  • Gas Burners (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化燃料ガスを触媒燃焼して得られる熱を利
用し、人体の任意の部位を、外気温に対応した適切な温
度で快適に加温できるようにする。 【解決手段】 燃料タンク1に貯蔵した燃料ガスと触媒
燃焼加熱部2で空気を酸化反応させて熱を発生させ、触
媒燃焼加熱部2の温度を制御部4により任意に制御す
る。加温部7に設けた収容部9に、触媒燃焼加熱部2と
燃料タンク1および制御部4を着脱自在に収容し、装着
部8により加温部7を人体に当接して装着するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料ガスを触
媒燃焼させることによって得られる熱を利用して、人体
を暖める触媒燃焼式温熱用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の一部を暖める温熱用具とし
ては、例えば、内部に面状ヒータを埋め込んだ商用電源
を利用する温熱具が一般的であった。また、酸化鉄粉の
化学的反応から得られる熱を利用する使い捨てカイロに
粘着剤を付加し、人体の任意の部位に貼り付けて使用す
るものも考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の温熱
用具によれば、ヒータに商用電源電圧を印加するもので
あるため、電源コードを設けて商用電源に接続する必要
があり、電源のない屋外で使用する用途には対応できな
いという問題を有していた。また、電源コードに代えて
バッテリーを使用することも考えられているが、重量が
重くて使い勝手が悪く実用的でないという問題があっ
た。
【0004】また、化学的反応を利用したものでは、温
度制御手段がないため、周囲の温度に対応して人体を任
意の温度で暖めることが困難であるとともに、一回につ
き数時間使用するだけで使い捨てにしなければならず、
非経済的であるという問題も有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、商用
電源に接続することなく任意の場所で、周囲の温度に対
応して人体の任意の部位を安全かつ適切に暖めることが
できる、触媒燃焼式温熱用具を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、燃料タンクに貯蔵した燃料ガスと触媒燃焼
加熱部で空気を酸化反応させて熱を発生させ、触媒燃焼
加熱部の燃焼温度を制御部により制御する。触媒燃焼加
熱部と燃料タンクおよび制御部を着脱自在に収容する収
容部を有した加温部を、装着部により人体に装着して加
温するようにしたものである。
【0007】これにより、商用電源に接続することなく
任意の場所で、周囲の温度に対応して人体の任意の部位
を、安全かつ適切に暖めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと
空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部
と、前記触媒燃焼加熱部の温度を検知して同触媒燃焼加
熱部を任意の温度に制御する制御部と、前記触媒燃焼加
熱部と燃料タンクおよび制御部を着脱自在に収容する収
容部を有した加温部と、前記加温部を人体に装着する装
着部とを具備したものであり、商用電源に接続すること
なく、任意の場所で人体の任意の部位を安全かつ適切に
暖めることができるとともに、触媒燃焼加熱部と燃料タ
ンクおよび制御部を収容部から取り出すことができ、各
部の修理調整等が容易に行え、かつ、汗等が浸透する加
温部を洗浄を可能にして衛生的に使用することができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよ
び制御部は、収容部内に保持するようにしたものであ
り、使用者が歩行や走行等動いた場合でも、触媒燃焼加
熱部等の位置がずれたり、収容部内で動揺することがな
く、安定した加温性を得ることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、触媒燃焼加熱部は、収容
部内の人体側の内面に保持するようにしたものであり、
触媒燃焼加熱部で発生する熱を効率よく人体に伝達し
て、良好な加温性を得ることができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、触媒燃焼加熱部と燃料タンク
および制御部を分離して構成し、前記触媒燃焼加熱部と
燃料タンクおよび触媒燃焼加熱部と制御部を各々可撓性
の連通管で連結したものであり、重量のバランスをよく
して加温部に装着することができ、片寄りのない良好な
装着感を得ることができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、収容部の中を複数に分割形成し、
触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を各々の収容
部に収容するようにしたものであり、触媒燃焼加熱部と
燃料タンクおよび制御部の各々を個別に固定することな
く、確実に収容部に保持することができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、加温部の上下部に収容部内と
連通する吸排気用の開口部を設けたものであり、触媒燃
焼加熱部への外気の取り入れと、触媒燃焼加熱部で発生
する排気ガスの排出が円滑に行え、良好な触媒燃焼を継
続させることができる。
【0014】請求項7に記載の発明は、上記請求項6に
記載の発明において、開口部は、一方を加温部の底部に
形成するとともに、他方は加温部に設けた収容部の上部
に形成したものであり、温熱用具を装着した上から外衣
を着た場合でも、開口部が外衣で閉塞されるのを防止す
ることができる。
【0015】請求項8に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、加温部に金属の薄板で構成し
た熱伝導体を設けるとともに、前記熱伝導体を触媒燃焼
加熱部から装着部へ延設したものであり、触媒燃焼加熱
部で発生する熱を加温部から装着部に伝達して人体の広
い範囲を加温することができる。
【0016】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、加温部または装着部の少なく
とも一方にクッション体を設けたものであり、適度の弾
性力を保って人体に装着することができ、人体の動きを
吸収して良好な装着感を得ることができる。
【0017】請求項10に記載の発明は、上記請求項1
〜4に記載の発明において、制御部に操作部を設け、装
着部に前記操作部を保持する操作部保持部を設けたもの
であり、使用中における設定温度の変更およびオン,オ
フ操作を装着した状態で行うことができ、使い勝手をよ
くすることができる。
【0018】請求項11に記載の発明は、上記請求項1
〜4に記載の発明において、燃料タンクを着脱自在に構
成し、装着部に予備の燃料タンクを収納する燃料タンク
収納部を設けたものであり、予備の燃料タンクを携帯す
ることが容易となり、燃料タンクの小型化と軽量化を促
進することができるとともに、燃料タンクの交換によっ
て長時間続けて人体を加温することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0020】(実施例1)図1〜図3に示すように、燃
料タンク1は、液化石油ガスなどの燃料ガスを貯蔵する
もので、カートリッジに充填して着脱自在に設けてあ
り、この燃料タンク1内の燃料ガスを気化装置(図示せ
ず)で気化し、空気との混合ガスを触媒燃焼加熱部2に
供給する。燃料タンク1と可撓性の連通管3で連結した
触媒燃焼加熱部2は、燃料ガスと空気を酸化反応させて
触媒燃焼し発熱する。
【0021】制御部4は、触媒燃焼加熱部2が予め設定
された温度に加熱されるように温度制御を行うもので、
触媒燃焼加熱部2への燃料ガスの供給を制御することに
より行われ、触媒燃焼加熱部2と可撓性の連通管5で連
結している。
【0022】6は制御部4から引き出された操作部で、
触媒燃焼加熱部2を任意の温度に加熱する温度設定と、
この温度設定にともなう燃料ガスへの着火、および燃焼
を停止する切設定を行う。そして、制御部4には温度制
御用と燃料ガスの着火用電源(図示せず)を設けてい
る。
【0023】加温部7は、人体の任意の部位に当接して
加温するもので、この加温部7の両側にベルト状の装着
部8に設けており、燃料タンク1と、触媒燃焼加熱部2
および制御部4を開閉自在な収容部9に着脱自在に収容
している。そして、上記燃料タンク1と、触媒燃焼加熱
部2および制御部4は、収容部9内での動揺を防止する
ために、例えば面ファスナー10等によって収容部9内
の人体側の内面に保持するようにしている。
【0024】上記燃料タンク1と、触媒燃焼加熱部2お
よび制御部4の収容部9への保持は、収容部9内でフッ
クなどを利用した固定や、弾性を有するゴムなどを用い
てもよく、これらのものが収容部9内で固定されるよう
に保持されればよい。
【0025】装着部8は、布などの繊維体で形成し、人
体に装着するときにその両端部を接合する結合部11を
設けている。加温部7と装着部8は、その人体側と外面
側の両方、または少なくとも人体側にクッション体12
を設けている。
【0026】加温部7の上下部には収容部9内と連通す
る吸排気用の開口部13,14を設けている。この開口
部13,14は、収容部9へ収容した触媒燃焼加熱部2
と対向してその上下部分に形成することが好ましい。
【0027】加温部7を人体の任意の部位に装着する装
着部8の外面側には、制御部4から引き出された操作部
6を着脱自在に保持する操作部保持部15を有してお
り、操作部保持部15を入れるポケットの他、面ファス
ナー等により装着できるようにしてもよい。
【0028】カートリッジに充填して着脱自在に設けた
燃料タンク1は、使用中に燃料がなくなるとすぐに交換
できるように、予備の燃料タンクを入れる燃料タンク収
納部16を装着部8に設けている。
【0029】上記構成において動作を説明すると、燃料
ガスを充填した燃料タンク1から触媒燃焼加熱部2に燃
料ガスを気化して供給し、制御部4から引き出された操
作部6により任意の温度に設定すると、触媒燃焼加熱部
2に着火して触媒燃焼を開始し、制御部4は、触媒燃焼
加熱部2を設定された所定の温度に制御する。
【0030】したがって、加温部7を装着部8により
腰、肩部などの人体の任意の部位に当接し、装着部8に
設けた結合部11により装着すると、加熱された触媒燃
焼加熱部2の熱は、加温部7を通して人体に伝わり加温
することができる。このとき、制御部4によって触媒燃
焼加熱部2を所定の温度に制御することができるため、
外気温等の周囲温度に対応して快適で安全に加温するこ
とができる。
【0031】また、熱源が燃料タンク1内の液化燃料ガ
スであるため、商用電源に接続することなく、任意の場
所で人体の任意の部位を安全かつ適切に暖めることがで
きるとともに、触媒燃焼加熱部2と燃料タンク1および
制御部4を収容部9から取り出すことができ、各部の修
理調整等が容易に行え、かつ、汗等が浸透する加温部7
を洗浄して衛生的に使用することができる。また、燃料
ガスを補充することで繰り返し使用することができる。
【0032】また、触媒燃焼加熱部2と燃料タンク1お
よび制御部4は、収容部9内に保持するようにしたもの
であり、使用者が歩行や走行等動いた場合でも、触媒燃
焼加熱部2等の位置がずれたり、収容部9内で動揺し装
着感を損なうことなく、安定した加温性を得ることがで
きる。
【0033】(実施例2)図4に示すように、収容部1
7の中を複数に分割形成し、燃料タンク1と触媒燃焼加
熱部2および制御部4を各々の収容部17a,17b,
17cに分離して収容するようにしたものである。他の
構成は上記実例1と同じである。
【0034】上記構成によれば、触媒燃焼加熱部2と燃
料タンク1および制御部4を各々個別に固定することな
く、確実に収容部17内に保持することができ、使用者
が歩行や走行等動いた場合でも、相互の位置がずれて接
続部を損傷させたり、これらが収容部17内で動揺する
ことがなく、安定した加温性を得ることができる。
【0035】(実施例3)図5に示すように、収容部9
内と連通する吸排気用の一方の開口部18を、加温部7
の底部に形成するとともに、他方の開口部19を収容部
9の上部に形成したものである。そして、具体的には収
容部9を開閉自在に覆う蓋20の上面に開口部19を形
成している。他の構成は上記実例1と同じである。
【0036】上記構成によれば、加温部7を人体に装着
した上から外衣を着た場合でも、開口部18,19が外
衣で閉塞されるのを防止することができ、収容部9内に
収容した触媒燃焼加熱部2の、良好な触媒燃焼に必要な
外気を開口部18から十分に取り入れることができると
ともに、触媒燃焼加熱部2で発生する排気ガスを開口部
19から円滑に排出でき、良好な触媒燃焼を継続させる
ことができる。
【0037】(実施例4)図6に示すように、金属の薄
板で構成した熱伝導体21を触媒燃焼加熱部2に取り付
けて加温部7に設けるとともに、熱伝導体21を触媒燃
焼加熱部2から装着部8に向かって延設したもので、熱
伝導体21は、例えばアルミニウム等の熱伝導性に優れ
た材料を用いるとともに、人体への装着時に容易に湾曲
する可撓性を備えたものが好ましく、金属製の繊維や金
属製の網でもよい。他の構成は上記実例1と同じであ
る。
【0038】上記構成によれば、触媒燃焼加熱部2で発
生する熱を加温部7から装着部8に伝達して人体の広い
範囲を加温することができるとともに、人体の曲面に沿
って接触させることができ、触媒燃焼加熱部2の熱で人
体を良好に加温することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記
燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃
焼加熱部と、前記触媒燃焼加熱部の温度を検知して同触
媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部と、前記触
媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を着脱自在に収
容する収容部を有した加温部と、前記加温部を人体に装
着する装着部とを具備したから、商用電源に接続するこ
となく、任意の場所で人体の任意の部位を周囲の温度に
対応して調節して、安全かつ適切に暖めることができる
とともに、触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を
収容部から取り出すことができ、各部の修理調整等が容
易に行え、かつ、汗等が浸透する加温部を洗浄して衛生
的に使用することができる。
【0040】また、請求項2に記載の発明によれば、触
媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部は、収容部内に
保持するようにしたから、使用者が歩行や走行等動いた
場合でも、触媒燃焼加熱部等の位置がずれたり、収容部
内で動揺することがなく、安定した加温性を得ることが
できる。
【0041】また、請求項3に記載の発明によれば、触
媒燃焼加熱部は、収容部内の人体側の内面に保持するよ
うにしたから、触媒燃焼加熱部で発生する熱を効率よく
人体に伝達して、良好な加温性を得ることができる。
【0042】また、請求項4に記載の発明によれば、触
媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を分離して構成
し、前記触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび触媒燃焼加
熱部と制御部を各々可撓性の連通管で連結したから、重
量のバランスをよくして加温部に装着することができ、
片寄りのない良好な装着感を得ることができる。
【0043】また、請求項5に記載の発明によれば、収
容部の中を複数に分割形成し、触媒燃焼加熱部と燃料タ
ンクおよび制御部を各々の収容部に収容するようにした
から、触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を固定
することなく、確実に収容部に保持することができる。
【0044】また、請求項6に記載の発明によれば、加
温部の上下部に収容部内と連通する吸排気用の開口部を
設けたから、触媒燃焼加熱部への外気の取り入れと、触
媒燃焼加熱部で発生する排気ガスの排出が円滑に行え、
良好な触媒燃焼を継続させることができる。
【0045】また、請求項7に記載の発明によれば、開
口部は、一方を加温部の底部に形成するとともに、他方
は加温部に設けた収容部の上部に形成したから、温熱用
具を装着した上から外衣を着た場合でも、開口部が外衣
で閉塞されるのを防止することができる。
【0046】また、請求項8に記載の発明によれば、加
温部に金属の薄板で構成した熱伝導体を設けるととも
に、前記熱伝導体を触媒燃焼加熱部から装着部へ延設し
たから、触媒燃焼加熱部で発生する熱を加温部から装着
部に伝達して人体の広い範囲を加温することができる。
【0047】また、請求項9に記載の発明によれば、加
温部または装着部の少なくとも一方にクッション体を設
けたから、適度の弾性力を保って人体に装着することが
でき、人体の動きを吸収して良好な装着感を得ることが
できる。
【0048】また、請求項10に記載の発明によれば、
制御部に操作部を設け、装着部に前記操作部を保持する
操作部保持部を設けたから、使用中における設定温度の
変更およびオン,オフ操作を装着した状態で行うことが
でき、使い勝手をよくすることができる。
【0049】また、請求項11に記載の発明によれば、
燃料タンクを着脱自在に構成し、装着部に予備の燃料タ
ンクを収納する燃料タンク収納部を設けたから、予備の
燃料タンクを携帯することが容易となり、燃料タンクの
小型化と軽量化を促進することができるとともに、燃料
タンクの交換によって長時間続けて人体を加温すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の触媒燃焼式温熱用具の
斜視図
【図2】同触媒燃焼式温熱用具の要部断面図
【図3】同触媒燃焼式温熱用具の一部切欠した分解斜視
【図4】本発明の第2の実施例の触媒燃焼式温熱用具の
一部切欠した斜視図
【図5】本発明の第3の実施例の触媒燃焼式温熱用具の
要部断面図
【図6】本発明の第4の実施例の触媒燃焼式温熱用具の
要部斜視図
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 触媒燃焼加熱部 4 制御部 7 加温部 8 装着部 9 収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 繁博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記
    燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃
    焼加熱部と、前記触媒燃焼加熱部の温度を検知して同触
    媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部と、前記触
    媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を着脱自在に収
    容する収容部を有した加温部と、前記加温部を人体に装
    着する装着部とを具備した触媒燃焼式温熱用具。
  2. 【請求項2】 触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御
    部は、収容部内に保持するようにした請求項1記載の触
    媒燃焼式温熱用具。
  3. 【請求項3】 触媒燃焼加熱部は、収容部内の人体側の
    内面に保持するようにした請求項1または2記載の触媒
    燃焼式温熱用具。
  4. 【請求項4】 触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御
    部を分離して構成し、前記触媒燃焼加熱部と燃料タンク
    および触媒燃焼加熱部と制御部を各々可撓性の連通管で
    連結した請求項1〜3のいずれか1項に記載の触媒燃焼
    式温熱用具。
  5. 【請求項5】 収容部の中を複数に分割形成し、触媒燃
    焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を各々の収容部に収
    容するようにした請求項4記載の触媒燃焼式温熱用具。
  6. 【請求項6】 加温部の上下部に収容部内と連通する吸
    排気用の開口部を設けた請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の触媒燃焼式温熱用具。
  7. 【請求項7】 開口部は、一方を加温部の底部に形成す
    るとともに、他方は加温部に設けた収容部の上部に形成
    した請求項6記載の触媒燃焼式温熱用具。
  8. 【請求項8】 加温部に金属の薄板で構成した熱伝導体
    を設けるとともに、前記熱伝導体を触媒燃焼加熱部から
    装着部へ延設した請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    触媒燃焼式温熱用具。
  9. 【請求項9】 加温部または装着部の少なくとも一方に
    クッション体を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の触媒燃焼式温熱用具。
  10. 【請求項10】 制御部に操作部を設け、装着部に前記
    操作部を保持する操作部保持部を設けた請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の触媒燃焼式温熱用具。
  11. 【請求項11】 燃料タンクを着脱自在に構成し、装着
    部に予備の燃料タンクを収納する燃料タンク収納部を設
    けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の触媒燃焼式温
    熱用具。
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