JP2002161409A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

Info

Publication number
JP2002161409A
JP2002161409A JP2000362291A JP2000362291A JP2002161409A JP 2002161409 A JP2002161409 A JP 2002161409A JP 2000362291 A JP2000362291 A JP 2000362291A JP 2000362291 A JP2000362291 A JP 2000362291A JP 2002161409 A JP2002161409 A JP 2002161409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
air diffusion
main body
air
catalytic combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000362291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3804441B2 (ja
Inventor
Atsuhito Nakai
厚仁 中井
Toru Hanada
徹 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000362291A priority Critical patent/JP3804441B2/ja
Publication of JP2002161409A publication Critical patent/JP2002161409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3804441B2 publication Critical patent/JP3804441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源に接続することなく任意の場所で使
用でき、かつ、人体への着用時に装着性のよい暖房装置
を得る。 【解決手段】 燃料ガスと空気を触媒燃焼加熱部4で酸
化反応させて発熱部1で熱を発生させる。衣類本体6に
前記発熱部1を収容する収納部7を設けるとともに、前
記収納部7に収容した発熱部1の上方に空気拡散用通路
10を設け、前記空気拡散用通路10を構成する衣類本
体6の表地14または裏地15の内面側に突起部12を
個々に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料ガスを触
媒燃焼させることによって得られる熱を利用して、人体
を暖める暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の暖房装置は、発熱部によ
って加熱した空気を空気拡散用通路内に上昇させる際
に、土台となる薄板状のパッド等に突起を設け、熱気を
拡散させることによって人体を暖めるものが一般的であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の暖房装置では、突起部が土台となるパッド等に設け
られ、衣類本体の人体背中部周辺に配設されている。そ
して、比較的広い面積を有した上記パッドに多数の突起
部が一体的に構成されているため、使用時の装着感が悪
いという問題を有していた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、人
体への着用時の装着性を向上することを第1の目的とし
ている。第2の目的は、使用者の体型に関わらず、快適
な暖房性能を確保することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類本体に発熱部を収容する収納部
を設けるとともに、前記収納部に収容した発熱部の上方
に空気拡散用通路を設け、前記空気拡散用通路を構成し
ている部材の内面側に突起部を個々に設けたものであ
る。
【0006】これにより、衣類本体に設けられた各々の
突起部は空気拡散用通路を構成する可とう性を有した衣
類本体によって支持されるため、衣類本体の人体背中部
に柔軟性を持たせることができ、着用時の装着感を良好
にして、人体の広い範囲を効率良く暖めることができ
る。
【0007】また、上記第2の目的を達成させるため
に、突起部を使用者の体型に対応させた位置に取付けら
れるように設けたものである。
【0008】これにより、使用者の体型にかかわらず、
快適な暖房性能を確保することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃料ガスと空
気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部、前
記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同触媒燃焼加
熱部を任意の温度に制御する制御部を有する発熱部と、
前記発熱部を収容する収納部を設けた衣類本体と、前記
衣類本体の収納部の上方に設けた空気拡散用通路とを具
備し、前記空気拡散用通路を構成する部材の内面側に突
起部を個々に設けたものであり、商用電源に接続するこ
となく、任意の場所で人体を暖めることができるととも
に、着用時の装着感を損なうことなく、暖房性能を確保
することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の発明において、突起部を衣類本体に設けた
空気拡散用通路の任意の場所に配設可能としたものであ
り、使用者の体型に応じて突起の位置を変えることがで
きるので、使用者の体型に関わらず、効率良く人体を暖
めることができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項1または2に記載の発明において、発熱部および突起
部を衣類本体に対して着脱自在に構成したものであり、
衣類本体の洗濯時等に発熱部および突起部を取外すこと
ができ、使い勝手を向上することができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項1〜3に記載の発明において、袋状の保持体に柔軟性
を有する支持体を収容して突起部を構成し、衣類本体に
取着したものであり、着用時の装着感を損なうことな
く、良好な暖房性能を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】(実施例1)図1〜図3に示すように、発
熱部1は、燃料ガスを貯蔵する着脱自在な燃料タンク2
と、この燃料タンク2から供給管3を介して供給される
燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃
焼加熱部4と、この触媒燃焼加熱部4で発生する熱を検
知して同触媒燃焼加熱部4を任意の温度に制御する制御
部5を有している。
【0015】衣類本体6は、その下部に収納部7を設け
て内側の人体側からファスナー8等で開閉自在にしてあ
り、前記ファスナー8を横方向へ開いて前記発熱部1を
衣類本体6の収納部7に収納することができるととも
に、発熱部1を収納部7から取り出すことができる。収
納部7に収納されている発熱部1は、衣類本体6が着用
されているときは保持部7aにより収納部7内の所定の
位置に保持され、外気は開口9から収納部7内に取り入
れられる。
【0016】収納部7の上方にはこの収納部7と連通し
て衣類本体6の背面部の広い範囲に空気拡散用通路10
が設けてあり、発熱部1から放出される熱は、衣類本体
6の表地14と裏地15とで形成される空気拡散用通路
10内に拡散され、この空気拡散用通路10は表地14
の内面側に個々に縫合された多数の突起部12により表
地14と裏地15との間に空間が形成される。突起部1
2は空気拡散用通路10を構成している衣類本体6の裏
地15に取着してもよく、また、表地14と裏地15の
両方に設けてもよい。
【0017】次に、上記構成における動作を説明する。
まず、燃料タンク2内に貯蔵した燃料ガスを触媒燃焼加
熱部4へ供給するとともに、燃料ガスと空気を酸化反応
させて発熱部1で熱を発生させる。衣類本体6に設けた
収納部7に収納された発熱部1から放出される熱は、突
起部12により空間が確保された空気拡散用通路10内
に拡散され、充満し均一に広がる。
【0018】したがって、商用電源に接続することな
く、任意の場所で人体を暖めることができるとともに、
多数の突起部12は個々に取り付けているので衣類本体
6のもつ柔軟性を損なうことなく、良好な装着感が得ら
れるとともに、均一かつ快適に人体を暖めることができ
る。
【0019】(実施例2)図4に示すように、空気拡散
用通路10を構成している衣類本体6の表地14または
裏地15の内面側および突起部12に、例えば面ファス
ナーやホック等の着脱可能な着脱部材11を設けたもの
である。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0020】上記構成によれば、突起部12を使用者の
体型に応じて衣類本体6の任意の位置に配設することが
でき、使用者の体型に対応して発熱部1で加熱された暖
気を空気拡散用通路10内に効率よく拡散させることが
でき、快適な暖房性能を確保することができる。
【0021】(実施例3)図5および図6に示すよう
に、発熱部1は収納部7内において衣類本体6に着脱自
在に装着されている。そして、突起部16はクッション
性を有した薄板状のパッド13に設けられ、そのパッド
13には面ファスナー等の脱着可能な着脱部材17によ
り衣類本体6に対して着脱自在に設けられている。ま
た、突起部16は、空気拡散用通路10を構成している
衣類本体6の表地14または裏地15のいずれの部材の
内側に設けてもよい。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
【0022】上記構成によれば、発熱部1および突起部
16は衣類本体6に対して着脱自在となる。したがっ
て、衣類本体6の洗濯時等は、これら発熱部1および突
起部16を衣類本体6から取外して容易に取り扱うこと
ができ、使い勝手が向上する。
【0023】(実施例4)図7に示すように、突起部1
8は、例えばフェルトや立体繊維等で構成された弾力性
を有する支持体19を収容した袋状の繊維からなる保持
体20で構成され、衣類本体6に設けた空気拡散用通路
10の内面側に取着されている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0024】上記構成によれば、突起部18は軽量かつ
柔軟性を有するので、使用時の装着感を損なうことな
く、快適な暖房性能を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃
料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼
加熱部、前記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同
触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を有する
発熱部と、前記発熱部を収容する収納部を設けた衣類本
体と、前記衣類本体の発熱部上方に設けた空気拡散用通
路とを具備し、前記空気拡散用通路を構成する部材の内
面側に突起部を個々に設けたから、商用電源に接続する
ことなく、任意の場所で人体を暖めることができるとと
もに、装着性を損なうことなく、人体を均一な温度で快
適に暖めることができる。
【0026】また、請求項2に記載の発明によれば、突
起部を衣類本体の任意の場所に配設可能としたから、体
型に応じて突起の位置を変えることができ、使用者の体
型に対応して、効率良く人体を暖めることができる。
【0027】また、請求項3に記載の発明によれば、発
熱部および突起部を衣類本体に対して着脱自在に構成し
たから、衣類の洗濯時等に発熱部および突起部を取外す
ことができ、使い勝手を向上することができる。
【0028】また、請求項4に記載の発明によれば、袋
状の保持体に柔軟性を有する支持体を収容して突起部を
構成し、衣類本体に取着したから、突起部の弾力性をよ
くして着用時の装着性を向上するとともに、良好な暖房
性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の暖房装置の発熱部の斜視図
【図2】同暖房装置の衣服本体の展開図
【図3】同暖房装置の要部断面図
【図4】本発明の実施例2の暖房装置の要部断面図
【図5】本発明の実施例3の暖房装置の衣服本体の展開
【図6】同暖房装置の要部断面図
【図7】本発明の実施例4の暖房装置の要部断面図
【符号の説明】
1 発熱部 2 燃料タンク 4 触媒燃焼加熱部 5 制御部 6 衣類本体 10 空気拡散用通路 12 突起部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃
    料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼
    加熱部、前記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同
    触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を有する
    発熱部と、前記発熱部を収容する収納部を設けた衣類本
    体と、前記衣類本体の収納部の上方に設けた空気拡散用
    通路とを具備し、前記空気拡散用通路を構成する部材の
    内面側に突起部を個々に設けた暖房装置。
  2. 【請求項2】 突起部を衣類本体に設けた空気拡散用通
    路の任意の場所に配設可能とした請求項1記載の暖房装
    置。
  3. 【請求項3】 発熱部および突起部を衣類本体に対して
    着脱自在に構成した請求項1または2記載の暖房装置。
  4. 【請求項4】 袋状の保持体に柔軟性を有する支持体を
    収容して突起部を構成し、衣類本体に取着した請求項1
    〜3に記載のいずれか1項に記載の暖房装置。
JP2000362291A 2000-11-29 2000-11-29 暖房装置 Expired - Fee Related JP3804441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362291A JP3804441B2 (ja) 2000-11-29 2000-11-29 暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362291A JP3804441B2 (ja) 2000-11-29 2000-11-29 暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002161409A true JP2002161409A (ja) 2002-06-04
JP3804441B2 JP3804441B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=18833592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000362291A Expired - Fee Related JP3804441B2 (ja) 2000-11-29 2000-11-29 暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3804441B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020114958A (ja) * 2016-07-25 2020-07-30 株式会社マキタ 衣服
JP7377519B2 (ja) 2019-10-04 2023-11-10 アイトス株式会社 送風機付き衣服

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020114958A (ja) * 2016-07-25 2020-07-30 株式会社マキタ 衣服
JP7377519B2 (ja) 2019-10-04 2023-11-10 アイトス株式会社 送風機付き衣服

Also Published As

Publication number Publication date
JP3804441B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6098612A (en) Heating garment
JPWO2002067708A1 (ja) 冷却衣服
EP0948908B1 (en) Warming jacket
EP0868893B1 (en) Portable warmer suitable for a body
JP2002161409A (ja) 暖房装置
JP3843600B2 (ja) 暖房装置
JP3189948B2 (ja) 携帯用発熱器を内蔵した暖房衣服
JP4005696B2 (ja) 暖房衣服
JP3043712B2 (ja) 暖房装置
JP3329247B2 (ja) 触媒燃焼式温熱用具
JPH11279811A (ja) 暖房または冷房衣服の小型熱源装備用ベスト
JPH0790030B2 (ja) 使い捨ての保温具
JP7456918B2 (ja) 耳装着具及び温熱具
JPH11200118A (ja) 暖房装置
JPH054811Y2 (ja)
JP2001049507A (ja) 暖房装置
JP2000060888A (ja) 暖房装置
JP3098541U (ja) ミスト発生装置及びミスト排出部
CA2208973C (en) Heating garment
JP2000045107A (ja) 小型熱源を装備した暖房ウェア
JP3804318B2 (ja) 暖房装置
JPS6331703B2 (ja)
JP3811969B2 (ja) 暖房用保温器
KR20220107755A (ko) 담요가 구비된 일체형 방석
JP3121292B2 (ja) 暖房衣類

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040727

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060501

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees