JP2002161409A - 暖房装置 - Google Patents
暖房装置Info
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Abstract
用でき、かつ、人体への着用時に装着性のよい暖房装置
を得る。 【解決手段】 燃料ガスと空気を触媒燃焼加熱部4で酸
化反応させて発熱部1で熱を発生させる。衣類本体6に
前記発熱部1を収容する収納部7を設けるとともに、前
記収納部7に収容した発熱部1の上方に空気拡散用通路
10を設け、前記空気拡散用通路10を構成する衣類本
体6の表地14または裏地15の内面側に突起部12を
個々に設けたものである。
Description
媒燃焼させることによって得られる熱を利用して、人体
を暖める暖房装置に関するものである。
って加熱した空気を空気拡散用通路内に上昇させる際
に、土台となる薄板状のパッド等に突起を設け、熱気を
拡散させることによって人体を暖めるものが一般的であ
った。
来の暖房装置では、突起部が土台となるパッド等に設け
られ、衣類本体の人体背中部周辺に配設されている。そ
して、比較的広い面積を有した上記パッドに多数の突起
部が一体的に構成されているため、使用時の装着感が悪
いという問題を有していた。
体への着用時の装着性を向上することを第1の目的とし
ている。第2の目的は、使用者の体型に関わらず、快適
な暖房性能を確保することである。
を達成するために、衣類本体に発熱部を収容する収納部
を設けるとともに、前記収納部に収容した発熱部の上方
に空気拡散用通路を設け、前記空気拡散用通路を構成し
ている部材の内面側に突起部を個々に設けたものであ
る。
突起部は空気拡散用通路を構成する可とう性を有した衣
類本体によって支持されるため、衣類本体の人体背中部
に柔軟性を持たせることができ、着用時の装着感を良好
にして、人体の広い範囲を効率良く暖めることができ
る。
に、突起部を使用者の体型に対応させた位置に取付けら
れるように設けたものである。
快適な暖房性能を確保することができる。
は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃料ガスと空
気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部、前
記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同触媒燃焼加
熱部を任意の温度に制御する制御部を有する発熱部と、
前記発熱部を収容する収納部を設けた衣類本体と、前記
衣類本体の収納部の上方に設けた空気拡散用通路とを具
備し、前記空気拡散用通路を構成する部材の内面側に突
起部を個々に設けたものであり、商用電源に接続するこ
となく、任意の場所で人体を暖めることができるととも
に、着用時の装着感を損なうことなく、暖房性能を確保
することができる。
項1に記載の発明において、突起部を衣類本体に設けた
空気拡散用通路の任意の場所に配設可能としたものであ
り、使用者の体型に応じて突起の位置を変えることがで
きるので、使用者の体型に関わらず、効率良く人体を暖
めることができる。
項1または2に記載の発明において、発熱部および突起
部を衣類本体に対して着脱自在に構成したものであり、
衣類本体の洗濯時等に発熱部および突起部を取外すこと
ができ、使い勝手を向上することができる。
項1〜3に記載の発明において、袋状の保持体に柔軟性
を有する支持体を収容して突起部を構成し、衣類本体に
取着したものであり、着用時の装着感を損なうことな
く、良好な暖房性能を得ることができる。
しながら説明する。
熱部1は、燃料ガスを貯蔵する着脱自在な燃料タンク2
と、この燃料タンク2から供給管3を介して供給される
燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃
焼加熱部4と、この触媒燃焼加熱部4で発生する熱を検
知して同触媒燃焼加熱部4を任意の温度に制御する制御
部5を有している。
て内側の人体側からファスナー8等で開閉自在にしてあ
り、前記ファスナー8を横方向へ開いて前記発熱部1を
衣類本体6の収納部7に収納することができるととも
に、発熱部1を収納部7から取り出すことができる。収
納部7に収納されている発熱部1は、衣類本体6が着用
されているときは保持部7aにより収納部7内の所定の
位置に保持され、外気は開口9から収納部7内に取り入
れられる。
て衣類本体6の背面部の広い範囲に空気拡散用通路10
が設けてあり、発熱部1から放出される熱は、衣類本体
6の表地14と裏地15とで形成される空気拡散用通路
10内に拡散され、この空気拡散用通路10は表地14
の内面側に個々に縫合された多数の突起部12により表
地14と裏地15との間に空間が形成される。突起部1
2は空気拡散用通路10を構成している衣類本体6の裏
地15に取着してもよく、また、表地14と裏地15の
両方に設けてもよい。
まず、燃料タンク2内に貯蔵した燃料ガスを触媒燃焼加
熱部4へ供給するとともに、燃料ガスと空気を酸化反応
させて発熱部1で熱を発生させる。衣類本体6に設けた
収納部7に収納された発熱部1から放出される熱は、突
起部12により空間が確保された空気拡散用通路10内
に拡散され、充満し均一に広がる。
く、任意の場所で人体を暖めることができるとともに、
多数の突起部12は個々に取り付けているので衣類本体
6のもつ柔軟性を損なうことなく、良好な装着感が得ら
れるとともに、均一かつ快適に人体を暖めることができ
る。
用通路10を構成している衣類本体6の表地14または
裏地15の内面側および突起部12に、例えば面ファス
ナーやホック等の着脱可能な着脱部材11を設けたもの
である。他の構成は上記実施例1と同じである。
体型に応じて衣類本体6の任意の位置に配設することが
でき、使用者の体型に対応して発熱部1で加熱された暖
気を空気拡散用通路10内に効率よく拡散させることが
でき、快適な暖房性能を確保することができる。
に、発熱部1は収納部7内において衣類本体6に着脱自
在に装着されている。そして、突起部16はクッション
性を有した薄板状のパッド13に設けられ、そのパッド
13には面ファスナー等の脱着可能な着脱部材17によ
り衣類本体6に対して着脱自在に設けられている。ま
た、突起部16は、空気拡散用通路10を構成している
衣類本体6の表地14または裏地15のいずれの部材の
内側に設けてもよい。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
16は衣類本体6に対して着脱自在となる。したがっ
て、衣類本体6の洗濯時等は、これら発熱部1および突
起部16を衣類本体6から取外して容易に取り扱うこと
ができ、使い勝手が向上する。
8は、例えばフェルトや立体繊維等で構成された弾力性
を有する支持体19を収容した袋状の繊維からなる保持
体20で構成され、衣類本体6に設けた空気拡散用通路
10の内面側に取着されている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
柔軟性を有するので、使用時の装着感を損なうことな
く、快適な暖房性能を得ることができる。
発明によれば、燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃
料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼
加熱部、前記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同
触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を有する
発熱部と、前記発熱部を収容する収納部を設けた衣類本
体と、前記衣類本体の発熱部上方に設けた空気拡散用通
路とを具備し、前記空気拡散用通路を構成する部材の内
面側に突起部を個々に設けたから、商用電源に接続する
ことなく、任意の場所で人体を暖めることができるとと
もに、装着性を損なうことなく、人体を均一な温度で快
適に暖めることができる。
起部を衣類本体の任意の場所に配設可能としたから、体
型に応じて突起の位置を変えることができ、使用者の体
型に対応して、効率良く人体を暖めることができる。
熱部および突起部を衣類本体に対して着脱自在に構成し
たから、衣類の洗濯時等に発熱部および突起部を取外す
ことができ、使い勝手を向上することができる。
状の保持体に柔軟性を有する支持体を収容して突起部を
構成し、衣類本体に取着したから、突起部の弾力性をよ
くして着用時の装着性を向上するとともに、良好な暖房
性能を得ることができる。
図
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃
料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼
加熱部、前記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同
触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を有する
発熱部と、前記発熱部を収容する収納部を設けた衣類本
体と、前記衣類本体の収納部の上方に設けた空気拡散用
通路とを具備し、前記空気拡散用通路を構成する部材の
内面側に突起部を個々に設けた暖房装置。 - 【請求項2】 突起部を衣類本体に設けた空気拡散用通
路の任意の場所に配設可能とした請求項1記載の暖房装
置。 - 【請求項3】 発熱部および突起部を衣類本体に対して
着脱自在に構成した請求項1または2記載の暖房装置。 - 【請求項4】 袋状の保持体に柔軟性を有する支持体を
収容して突起部を構成し、衣類本体に取着した請求項1
〜3に記載のいずれか1項に記載の暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362291A JP3804441B2 (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 暖房装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002161409A true JP2002161409A (ja) | 2002-06-04 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020114958A (ja) * | 2016-07-25 | 2020-07-30 | 株式会社マキタ | 衣服 |
JP7377519B2 (ja) | 2019-10-04 | 2023-11-10 | アイトス株式会社 | 送風機付き衣服 |
-
2000
- 2000-11-29 JP JP2000362291A patent/JP3804441B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3804441B2 (ja) | 2006-08-02 |
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