JP2001115314A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JP2001115314A
JP2001115314A JP28954299A JP28954299A JP2001115314A JP 2001115314 A JP2001115314 A JP 2001115314A JP 28954299 A JP28954299 A JP 28954299A JP 28954299 A JP28954299 A JP 28954299A JP 2001115314 A JP2001115314 A JP 2001115314A
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JP
Japan
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human body
heating device
heating
clothing
band
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JP28954299A
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English (en)
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Atsuhito Nakai
厚仁 中井
Toru Hanada
徹 花田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源に接続することなく任意の場所で人
体を暖めるとともに、暖房装置の形態を変化させて状況
に応じて任意の採暖方法を選択することができるように
する。 【解決手段】 人体に着用する衣服本体6と、燃料タン
ク2に貯蔵した燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発
生させる触媒燃焼加熱部4を有する発熱部1を備えて人
体に装着する装着帯8を有し、前記装着帯8を衣服本体
6に着脱自在に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料ガスを触
媒燃焼させることによって得られる熱を利用して、人体
を暖める暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体を暖める暖房装置としては、
人体に着用する衣服や、人体に装着する装着帯等に発熱
部を収納して、人体を暖めるものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の暖房装置では、暖房装置の形態が衣服または装着帯
として固定されているため、状況に応じて形態の異なる
暖房装置を選択して使用することができず、人体を快適
に暖めることができないという問題を有していた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、暖
房装置の形態を変化させて状況に応じて任意の採暖方法
を選択することができるようにすることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、発熱部を収納して人体に装着する装着帯を
衣服に着脱自在に構成したものである。
【0006】これにより、状況に応じて暖房装置の形態
を衣服と装着帯を任意に選択して使用することができ、
人体を快適に暖めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、人体に着用する衣服本体と、発熱部を有して人体に
装着する装着帯とを具備し、前記装着帯を衣服本体に着
脱自在に構成したものであり、周囲温度や状況により衣
服と装着帯を任意に選択して人体を快適に暖めることが
できる。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の発明において、発熱部は、燃料ガスを貯蔵
する燃料タンクと、前記燃料ガスと空気を酸化反応させ
て熱を発生させる触媒燃焼加熱部を具備したものであ
り、商用電源に接続することなく、任意の場所で人体を
暖めることができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項2に記載の発明において、触媒燃焼加熱部で発生する
熱を検知する温度検知部を有し、前記温度検知部の出力
に基づいて前記触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する
制御部を設けたものであり、外気温や使用環境の変化に
応じて採暖温度を調節することができ、人体を快適に暖
めることができる。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項1〜3に記載の発明において、衣服本体に人体の背面
を覆う背面部を設け、前記背面部の内側または外側に装
着帯を設けたものであり、衣服に対する装着帯の装着お
よび離脱を容易にして使い勝手をよくすることができ
る。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、上記請求
項1〜3に記載の発明において、衣服本体に人体の背面
を覆う背面部を設け、前記背面部の下端に装着帯を設け
たものであり、人体の背面を広い範囲に亘って効果的に
人体を暖めることができる。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、上記請求
項1〜3に記載の発明において、衣服本体の背面部を表
地と裏地で構成し、前記表地と裏地間に暖気格納部を形
成するとともに、前記暖気格納部の下部に装着帯を設
け、前記装着帯に設けた発熱部で発生する暖気を前記暖
気格納部内に供給するようにしたものであり、発熱部の
暖気も利用して人体の背面を広い範囲に亘って効果的に
暖めることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】(実施例1)図1および図4に示すよう
に、発熱部1は、燃料ガスを貯蔵する着脱自在な燃料タ
ンク2と、この燃料タンク2から供給管3を介して供給
される燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる
触媒燃焼加熱部4と、この触媒燃焼加熱部4で発生する
熱を温度検知部(図示せず)により検知し、同触媒燃焼
加熱部4を任意の温度に制御する制御部5を有してい
る。
【0015】6は人体に着用する衣服本体で、着用時に
人体の背面を覆う背面部7を有している。8は発熱部1
を着脱自在に収納した装着帯で、その両端部8a、8b
に面ファスナー9等を設けて人体の腰部に着脱自在に装
着することができる。装着帯8は前記衣服本体6の背面
部7の下端に着脱自在に取付けることができるようにし
てあり、その結合手段は、例えばファスナーまたは面フ
ァスナー等が用いられる。
【0016】衣服本体6には、背面部7の上端に左右一
対の肩紐10が設けてあり、その先端部に設けたクリッ
プ10aを人体の前部で結合した装着帯8の両端部8
a、8bの上縁に固定する。
【0017】上記構成において、まず、暖房装置を装着
帯8として使用するときは、図4に示すように、装着帯
8を衣服本体6から取り外した状態で、装着帯8に収納
した発熱部1が人体の腰部に位置するように巻き付け、
両端部8a、8bの面ファスナー9を結合して装着す
る。
【0018】そして、燃料タンク2から供給管3を介し
て供給される燃料ガスと空気を酸化反応させ、触媒燃焼
加熱部4で熱を発生させる。この触媒燃焼加熱部4で発
生する熱を温度検知部が検知し、同触媒燃焼加熱部4を
使用環境温度に応じて制御部5により任意の温度に制御
して、人体の腰部を暖めることができる。
【0019】したがって、熱源が燃料タンク2内に貯蔵
した液化燃料ガスであるため、商用電源に接続すること
なく、任意の場所で人体を暖めることができるととも
に、周囲環境が暖房装置を必要とする温度であっても、
比較的温度が高い場合や室内で使用する場合などは、装
着帯8によって腰部を暖めることによって暖房効果を得
ることができる。
【0020】次に、周囲温度が低く暖房効果を高めたい
場合は、図1に示すように、装着帯8を衣類本体6に取
付けて着用することにより、人体の背面全体を衣服本体
6により覆った状態で人体の背面全体を広い範囲で暖め
ることができ、使用者は装着帯8または衣服本体6のい
ずれか任意の暖房装置を選択して使用することができ
る。
【0021】(実施例2)図5に示すように、衣服本体
6に設けた背面部7の内側に発熱部1を有する装着帯8
を着脱自在に取付けたものである。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0022】上記構成によれば、人体Aの背面が衣服本
体6の背面部7によって覆われるため、人体Aの背面と
背面部7の間に形成される空間部にある空気が発熱部1
によって暖められ、背面全体の広い範囲を快適に暖める
ことができる。
【0023】(実施例3)図6に示すように、衣服本体
6に設けた背面部7の外側に発熱部1を有する装着帯8
を着脱自在に取付けたものである。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0024】上記構成により、衣服本体6の上から外部
衣服11を着ることによって、発熱部1で加熱された空
気を外部衣服11によって包囲することができ、人体A
の背面に加えて前部や肩部までの上半身全体を暖かく暖
房することができ、広範囲で快適な加温性を得ることが
できる。
【0025】(実施例4)図7に示すように、衣服本体
Aの背面部13は、表地14および裏地15で構成さ
れ、上記表地14と裏地15とで暖気格納部16が形成
されている。そして、上記暖気格納部16の下部に、ク
リップや面ファスナー等で構成した連結部材17を介し
て装着帯18を着脱自在に取付けたものである。他の構
成は上記実施例1と同じである。
【0026】上記構成により、装着帯18に設けた発熱
部1から放出される暖気は、暖気流出部19を通って暖
気格納部16内に流入し、暖気格納部16内に充満させ
ることができる。また、装着帯18に通気部20を形成
しているため、装着帯18の外部から常に十分な空気を
取り込んで発熱部1に供給することができ、安定した触
媒燃焼を行うことができるとともに、人体の背面を広い
範囲で暖かく加温することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、人体に着用する衣服本体と、発熱部を有
して人体に装着する装着帯とを具備し、前記装着帯を衣
服本体に着脱自在に構成したから、状況に応じて採暖方
法を変化させて人体を快適に暖めることができる。
【0028】また、請求項2に記載の発明によれば、発
熱部は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガ
スと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱
部を具備したから、商用電源に接続することなく、任意
の場所で人体を暖めることができる。
【0029】また、請求項3に記載の発明によれば、触
媒燃焼加熱部で発生する熱を検知する温度検知部を有
し、前記温度検知部の出力に基づいて前記触媒燃焼加熱
部を任意の温度に制御する制御部を設けたから、外気温
や使用環境の変化に応じて採暖温度を調節することがで
き、人体を快適に暖めることができる。
【0030】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、衣服本体に人体の背面を覆う背面部を設け、前記
背面部の内側または外側に装着帯を設けたから、衣服に
対する装着帯の装着および離脱を容易に行うことができ
る。
【0031】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、衣服本体に人体の背面を覆う背面部を設け、前記
背面部の下端に装着帯を設けたから、人体の背面を広い
範囲に亘って効果的に人体を暖めることができる。
【0032】また、本発明の請求項6に記載の発明によ
れば、衣服本体の背面部を表地と裏地で構成し、前記表
地と裏地間に暖気格納部を形成するとともに、前記暖気
格納部の下部に装着帯を設け、前記装着帯に設けた発熱
部で発生する暖気を前記暖気格納部内に供給するように
したから、人体の背面を広い範囲に亘って効果的に人体
を暖めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の暖房装置の正面図
【図2】同暖房装置の発熱部の斜視図
【図3】同暖房装置の展開図
【図4】同暖房装置の装着帯の展開図
【図5】本発明の第2の実施例の暖房装置の要部断面図
【図6】本発明の第3の実施例の暖房装置の要部断面図
【図7】本発明の第4の実施例の暖房装置の要部断面図
【符号の説明】
1 発熱部 6 衣服本体 8 装着帯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に着用する衣服本体と、発熱部を有
    して人体に装着する装着帯とを具備し、前記装着帯を衣
    服本体に着脱自在に構成した暖房装置。
  2. 【請求項2】 発熱部は、燃料ガスを貯蔵する燃料タン
    クと、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生さ
    せる触媒燃焼加熱部を具備した請求項1記載の暖房装
    置。
  3. 【請求項3】 触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知する
    温度検知部を有し、前記温度検知部の出力に基づいて前
    記触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を設け
    た請求項2記載の暖房装置。
  4. 【請求項4】 衣服本体に人体の背面を覆う背面部を設
    け、前記背面部の内側または外側に装着帯を設けた請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の暖房装置。
  5. 【請求項5】 衣服本体に人体の背面を覆う背面部を設
    け、前記背面部の下端に装着帯を設けた請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の暖房装置。
  6. 【請求項6】 衣服本体の背面部を表地と裏地で構成
    し、前記表地と裏地間に暖気格納部を形成するととも
    に、前記暖気格納部の下部に装着帯を着脱自在に設け、
    前記装着帯に設けた発熱部で発生する暖気を前記暖気格
    納部内に供給するようにした請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の暖房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20110061839A1 (en) * 2009-09-17 2011-03-17 Munson Ryan R Portable Heating Pad
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JP2016130386A (ja) * 2008-08-01 2016-07-21 ナイキ イノヴェイト シーヴィー 装着可能かつ脱着可能な素子を備えた層状衣類
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