JP3911851B2 - 触媒燃焼式温熱用具 - Google Patents

触媒燃焼式温熱用具 Download PDF

Info

Publication number
JP3911851B2
JP3911851B2 JP16964398A JP16964398A JP3911851B2 JP 3911851 B2 JP3911851 B2 JP 3911851B2 JP 16964398 A JP16964398 A JP 16964398A JP 16964398 A JP16964398 A JP 16964398A JP 3911851 B2 JP3911851 B2 JP 3911851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalytic combustion
unit
heating unit
heating
combustion heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16964398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000005211A (ja
Inventor
清信 吉田
厚仁 中井
智章 北野
徹 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP16964398A priority Critical patent/JP3911851B2/ja
Publication of JP2000005211A publication Critical patent/JP2000005211A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3911851B2 publication Critical patent/JP3911851B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液化燃料ガスを触媒燃焼させることによって得られる熱を利用して、人体を暖める触媒燃焼式温熱用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、人体の一部を暖める温熱用具としては、例えば、内部に面状ヒータを埋め込んだ商用電源を利用する温熱具が一般的であった。また、酸化鉄粉の化学的反応から得られる熱を利用する使い捨てカイロに粘着剤を付加し、人体の任意の部位に貼り付けて使用するものも考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の温熱用具によれば、ヒータに商用電源電圧を印加するものであるため、電源コードを設けて商用電源に接続する必要があり、電源のない屋外で使用する用途には対応できないという問題を有していた。また、電源コードに代えてバッテリーを使用することも考えられているが、重量が重くて使い勝手が悪く実用的でないという問題があった。
【0004】
また、化学的反応を利用したものでは、温度制御手段がないため、周囲の温度に対応して人体を任意の温度で暖めることが困難であるとともに、一回につき数時間使用するだけで使い捨てにしなければならず、非経済的であるという問題も有していた。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、商用電源に接続することなく任意の場所で、人体の任意の部位を安全かつ適切に暖めることができる、触媒燃焼式温熱用具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼加熱部の温度を検知して同触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部と、前記制御部に接続され前記触媒燃焼加熱部を任意の温度に加熱する温度設定と燃焼を停止する切設定を行う操作部と、前記触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を開閉自在な収容部に着脱自在に収容する加温部と、前記加温部を人体に装着する装着部と、前記燃料タンクから前記触媒燃焼加 熱部に燃料ガスを供給して前記触媒燃焼加熱部の動作を開始させるスイッチとを具備し、前記加温部の外面側に前記操作部を引き出す開口部を形成し、前記開口部の近傍に前記操作部の収納部を設けるとともに、前記スイッチを前記開口部近傍の加温部内に配設し、前記開口部より前記スイッチを操作可能に構成したものである。
【0007】
これにより、商用電源に接続することなく任意の場所で、周囲の温度に対応して人体の任意の部位を、安全かつ適切に暖めることができるとともに、装着部により加温部を人体に装着した状態、または人体に装着していない状態のいずれでも、開口部よりスイッチを操作することにより触媒燃焼加熱部の動作を開始させることができ、しかも、触媒燃焼加熱部の動作を開始させるスイッチを制御部に接続した操作部とは別に設けることにより、誤操作により触媒燃焼加熱部が動作を開始するのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項に記載の発明は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼加熱部の温度を検知して同触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部と、前記制御部に接続され前記触媒燃焼加熱部を任意の温度に加熱する温度設定と燃焼を停止する切設定を行う操作部と、前記触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を開閉自在な収容部に着脱自在に収容する加温部と、前記加温部を人体に装着する装着部と、前記燃料タンクから前記触媒燃焼加熱部に燃料ガスを供給して前記触媒燃焼加熱部の動作を開始させるスイッチとを具備し、前記加温部の外面側に前記操作部を引き出す開口部を形成し、前記開口部の近傍に前記操作部の収納部を設けるとともに、前記スイッチを前記開口部近傍の加温部内に配設し、前記開口部より前記スイッチを操作可能に構成したものであり、商用電源に接続することなく任意の場所で、人体の任意の部位を、安全かつ適切に暖めることができるとともに、装着部により加温部を人体に装着した状態で、加温部の外面側に形成した開口部より引き出した操作部を操作することができ、また、操作終了後、操作部を収納部に収納できるため、操作部の取り出し、収納が容易で、使い勝手を向上することができる。また、装着部により加温部を人体に装着した状態、または人体に装着していない状態のいずれでも、開口部よりスイッチを操作することにより触媒燃焼加熱部の動作を開始させることができ、しかも、触媒燃焼加熱部の動作を開始させるスイッチを制御部に接続した操作部とは別に設けることにより、誤操作により触媒燃焼加熱部が動作を開始するのを防止することができる。
【0009】
請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、制御部に着脱自在な電源を設けるとともに、燃料ガスを充填した燃料タンクを着脱自在に構成し、前記電源と燃料タンクの取り外し方向を、収容部に設けた開閉側に設定したものであり、加温部を人体に装着した状態で開閉自在な収容部を開くことにより、電源や燃料ガスを取り外して容易に交換することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0011】
(実施例1)
図1および図2に示すように、燃料タンク1は、液化石油ガスなどの燃料ガスを貯蔵するもので、カートリッジに充填して着脱自在に設けてあり、この燃料タンク1内の燃料ガスを気化装置(図示せず)で気化し、空気との混合ガスを触媒燃焼加熱部2に供給する。燃料タンク1と可撓性の連通管3で連結した触媒燃焼加熱部2は、燃料ガスと空気を酸化反応させて触媒燃焼し発熱する。
【0012】
制御部4は、触媒燃焼加熱部2が予め設定された温度に加熱されるように温度制御を行うもので、触媒燃焼加熱部2への燃料ガスの供給を制御することにより行われる。スイッチ5は、燃料タンク1から触媒燃焼加熱部2に燃料ガスを供給して触媒燃焼加熱部2の動作を開始させるものである。
【0013】
操作部6は制御部4から引き出され、触媒燃焼加熱部2を任意の温度に加熱する温度設定と、燃焼を停止する切設定を行う。そして、制御部4には温度制御装置(図示せず)と燃料ガスの着火装置(図示せず)を動作させる電池等の電源4aを着脱自在に設けている。
【0014】
加温部7は、人体の任意の部位に当接して加温するもので、この加温部7の両側にベルト状の装着部8に設けており、図3に示すように、燃料タンク1、触媒燃焼加熱部2および制御部4をファスナー7a等により開閉自在に構成した収容部9に着脱自在に収容している。
【0015】
そして、燃料タンク1、触媒燃焼加熱部2および制御部4は、収容部9内での動揺を防止するために、例えば保持部10によって収容部9内の人体側の内面に保持するようにしてあり、燃焼ガスはネット等で形成した大気連通の排気部7bから外部へ排出されるようにしている。
【0016】
加温部7の両側に形成した装着部8は、布などの繊維体で形成し、人体に装着するときに接合する面ファスナーなどの結合部11a,11bを設けている。結合部11aは一方の装着部8の外面側の比較的広い範囲に形成してあり、結合部11bは他方の装着部8の内面側に形成している。
【0017】
触媒燃焼加熱部2へ供給する外気を取り入れる吸気部12は、内面側に結合部11bを形成した装着部8の外面側に設けてあり、この吸気部12は、図4に示すように、装着部8を重合させて人体に装着したとき、吸気部12が装着部8の外面側に位置するように構成している。
【0018】
吸気管13は、触媒燃焼加熱部2から装着部8の内部を通して吸気部12に延びるように設け、この吸気管13に着脱自在に設けた端部14を吸気部12と対向またはその近傍に配置している。また、上記吸気管13の端部14内にはフィルター(図示せず)を設け、綿埃や糸屑等が吸引されて触媒燃焼加熱部2に侵入するのを防止している。
【0019】
加温部7の外面側に操作部6を引き出す開口部15を形成し、開口部15の近傍に操作部6を収納する収納部16を設けている。また、スイッチ5を開口部15の近傍の加温部7内に配設している。さらに、装着部8の外面側には任意の長さのベルトAを通すベルト通し部17を設けている。
【0020】
上記構成において動作を説明すると、燃料ガスを充填した燃料タンク1から触媒燃焼加熱部2に燃料ガスを気化して供給し、スイッチ5を操作して触媒燃焼加熱部2に着火し、触媒燃焼を開始する。同時に制御部4から引き出された操作部6により任意の温度に設定すると、制御部4は、触媒燃焼加熱部2を設定された所定の温度に制御する。
【0021】
したがって、加温部7を装着部8により腰、肩部などの人体の任意の部位に当接し、装着部8に設けた結合部11a,11bを結合して装着すると、加熱された触媒燃焼加熱部2の熱は、加温部7を通して人体に伝わり加温することができる。このとき、制御部4によって触媒燃焼加熱部2を所定の温度に制御することができるため、外気温等の周囲温度に対応して快適で安全に加温することができる。また、熱源が燃料タンク1内の液化燃料ガスであるため、商用電源に接続することなく、任意の場所で人体の任意の部位を安全、かつ適切に暖めることができる。
【0022】
また、装着部8に触媒燃焼加熱部2へ供給する外気を取り入れる吸気部12を設け、装着部8を重合させて人体に装着したとき、吸気部12が装着部の外面側に位置するように構成しているので、装着部8を重合させて人体に装着した状態で、吸気部12より確実に外気を取り入れることができ、取り入れた外気を触媒燃焼加熱部2へ供給することができて失火の恐れがなく、人体の任意の部位を安全かつ適切に暖めることができる。
【0023】
また、吸気管13の端部14内にフィルターを設けているため、燃料タンク1内の液化燃料ガスが触媒燃焼加熱部2へ供給された際に、吸気管13から外気ともに綿埃や糸屑等が吸引されて触媒燃焼加熱部2内に侵入するのを防止することができるとともに、端部14を吸気管13に対して着脱自在に設けているので、綿埃や糸屑等が容易に除去できて外気をスムースに吸引することができる。
【0024】
また、加温部7の外面側に操作部6を引き出す開口部15を形成し、開口部15の近傍に操作部6の収納部16を設けているので、加温部7を装着部8により人体に装着した状態で、加温部7の外面側に形成した開口部15より引き出した操作部6を操作して、触媒燃焼加熱部2を任意の温度に加熱する温度設定、燃焼を停止する切設定などを行うことができ、また、操作終了後、操作部6を収納部16に収納できるため、操作部6の取り出し、収納が容易で、使い勝手を向上することができる。
【0025】
また、燃料タンク1から触媒燃焼加熱部2に燃料ガスを供給して触媒燃焼加熱部2の動作を開始させるスイッチ5を開口部15近傍の加温部7内に配設しているので、装着部8により加温部7を人体に装着した状態、または人体に装着していない状態のいずれでも、開口部15よりスイッチ5を操作することにより触媒燃焼加熱部2の動作を開始させることができ、しかも、スイッチ5を制御部4に接続した操作部6とは別に設けることにより、誤操作により触媒燃焼加熱部2が動作を開始するのを防止することができる。
【0026】
また、制御部4に着脱自在に設けた電源4aと、着脱自在に設けた燃料タンク1の取り外し方向を、収容部9に設けた開閉側に設定しているため、加温部7を人体に装着した状態でもファスナー7aを操作して収容部9を開くことにより、電源4aや燃料タンク1を取り外して容易に交換することができる。
【0027】
また、装着部8の外面側にベルト通し部17を設けているので、加温部7を装着する人体の体型により装着部8の長さが足りず、結合部11a,11bが接合できない場合は、使用者の体型に適した長さの別のベルトAをベルト通し部17に通して、加温部7を人体に装着することができる。
【0028】
逆に、人体の装着部分が細い場合は、結合部11a,11bを結合しても加温部7を人体の表面にフィットできないことがあり、このような場合でも同様に、使用者の体型に適した長さの別のベルトAをベルト通し部17に通してしっかりと装着することができる。
【0029】
さらに、動きの多いときにも強固に保持するために用いることも可能である。このように装着部8の長さが一定であっても、人体の体型や使用する部位に影響されることなく装着することができる。
【0030】
なお、本実施例では、ベルト通し部17は装着部8に設けているが、加温部7または加温部7と装着部8の両方に設けても同様の作用効果を得ることができる。
【0031】
(実施例2)
図5に示すように、吸気部18は、触媒燃焼加熱部(図示せず)へ供給する外気を取り入れるもので、装着部19に設け、吸気管の端部14を吸気部18に配置し、この吸気部18を網状体により構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】
上記構成において作用を説明すると、吸気部18を網状体で構成しているため、吸気部18が塞がれることがなく、網状体より吸気管を通して触媒燃焼加熱部へ外気を確実に供給することができる。
【0033】
(実施例3)
図6に示すように、加温部20は、人体側を第1の構成体21で形成するとともに、外面側を第2の構成体22で形成し、第1の構成体21と第2の構成体22とで形成した収容部23に触媒燃焼加熱部2を着脱自在に収容し、第2の構成体22を伸縮性の材料で形成している。
【0034】
触媒燃焼加熱部2は、収容部23内での移動や動揺を防止するために、保持部24によって収容部23内の人体側の内面に保持し、触媒燃焼加熱部2と第1の構成体21との間に断熱材25を設けている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0035】
上記構成において作用を説明すると、第1の構成体21と第2の構成体22とを重ね合わせて縫製等により一体化し、収容部23に触媒燃焼加熱部2を着脱自在に収容して人体に巻き付けて装着したとき、外面側の第2の構成体22が伸びて容易に装着することができる。したがって、第1の構成体21と第2の構成体22とを立体的に成形することが不要で、加工を容易にすることができる。
【0036】
また、触媒燃焼加熱部2は、保持部24によって収容部23内の人体側の内面に保持しているので、収容部23内での動揺を防止することができ、触媒燃焼加熱部2と第1の構成体21との間に断熱材25を設けているので、人体側の温度が高くなりすぎることがない。
【0037】
なお、本実施例では、加温部20の人体側を第1の構成体21で形成するとともに、外面側を第2の構成体22で形成し、第2の構成体22を伸縮性の材料で形成しているが、装着部(図示せず)または加温部20と装着部の両方の人体側を第1の構成体で形成するとともに、外面側を第2の構成体で形成し、第2の構成体を伸縮性の材料で形成しても同様の作用効果を得ることができる。
【0038】
(実施例4)
図7に示すように、加温部26は、人体側を第1の構成体27で形成するとともに、外面側を第1の構成体27より通気性のよい第2の構成体28で形成し、第1の構成体27と第2の構成体28とで形成した収容部29に触媒燃焼加熱部2を着脱自在に収容している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0039】
上記構成において作用を説明すると、装着部(図示せず)により加温部26を人体に装着し、触媒燃焼加熱部2にて燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させたとき、排気中に水分が発生するとともに、燃料ガスが流出する場合がある。
【0040】
この排気中の水分または流出した生ガスなどは、通気性の良い第2の構成体28から外部へ放出され、人体側に侵入しないため、安全で、かつ使用感をよくすることができる。
【0041】
なお、本実施例では、加温部26の人体側を第1の構成体27で形成するとともに、外面側を第1の構成体27より通気性のよい第2の構成体22で形成しているが、装着部(図示せず)または加温部26と装着部の両方の人体側を第1の構成体で形成するとともに、外面側を第1の構成体より通気性のよい第2の構成体で形成しても同様の作用効果を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼加熱部の温度を検知して同触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部と、前記制御部に接続され前記触媒燃焼加熱部を任意の温度に加熱する温度設定と燃焼を停止する切設定を行う操作部と、前記触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を開閉自在な収容部に着脱自在に収容する加温部と、前記加温部を人体に装着する装着部と、前記燃料タンクから前記触媒燃焼加熱部に燃料ガスを供給して前記触媒燃焼加熱部の動作を開始させるスイッチとを具備し、前記加温部の外面側に前記操作部を引き出す開口部を形成し、前記開口部の近傍に前記操作部の収納部を設けるとともに、前記スイッチを前記開口部近傍の加温部内に配設し、前記開口部より前記スイッチを操作可能に構成したから、商用電源に接続することなく任意の場所で、人体の任意の部位を安全かつ適切に暖めることができるとともに、装着部により加温部を人体に装着した状態、または人体に装着していない状態のいずれでも、開口部よりスイッチを操作することにより触媒燃焼加熱部の動作を開始させることができ、しかも、触媒燃焼加熱部の動作を開始させるスイッチを制御部に接続した操作部とは別に設けることにより、誤操作により触媒燃焼加熱部が動作を開始するのを防止することができる。
【0043】
また、請求項に記載の発明によれば、制御部に着脱自在な電源を設けるとともに、燃料ガスを充填した燃料タンクを着脱自在に構成し、前記電源と燃料タンクの取り外し方向を、収容部に設けた開閉側に設定したから、加温部を人体に装着した状態でも開閉自在な収容部を開くことにより、電源や燃料タンクを容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の触媒燃焼式温熱用具の一部切欠した斜視図
【図2】 同触媒燃焼式温熱用具の要部分解斜視図
【図3】 同触媒燃焼式温熱用具の加温部の拡大断面図
【図4】 同触媒燃焼式温熱用具の装着状態の上面図
【図5】 本発明の第2の実施例の触媒燃焼式温熱用具の要部断面図
【図6】 本発明の第3の実施例の触媒燃焼式温熱用具の要部断面図
【図7】 本発明の第4の実施例の触媒燃焼式温熱用具の要部断面図
【符号の説明】
1 燃料タンク
2 触媒燃焼加熱部
7 加温部
8 装着部
12 吸気部

Claims (2)

  1. 燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼加熱部の温度を検知して同触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部と、前記制御部に接続され前記触媒燃焼加熱部を任意の温度に加熱する温度設定と燃焼を停止する切設定を行う操作部と、前記触媒燃焼加熱部と燃料タンクおよび制御部を開閉自在な収容部に着脱自在に収容する加温部と、前記加温部を人体に装着する装着部と、前記燃料タンクから前記触媒燃焼加熱部に燃料ガスを供給して前記触媒燃焼加熱部の動作を開始させるスイッチとを具備し、前記加温部の外面側に前記操作部を引き出す開口部を形成し、前記開口部の近傍に前記操作部の収納部を設けるとともに、前記スイッチを前記開口部近傍の加温部内に配設し、前記開口部より前記スイッチを操作可能に構成した触媒燃焼式温熱用具。
  2. 制御部に着脱自在な電源を設けるとともに、燃料ガスを充填した燃料タンクを着脱自在に構成し、前記電源と燃料タンクの取り外し方向を、収容部に設けた開閉側に設定した請求項記載の触媒燃焼式温熱用具。
JP16964398A 1998-06-17 1998-06-17 触媒燃焼式温熱用具 Expired - Fee Related JP3911851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16964398A JP3911851B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 触媒燃焼式温熱用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16964398A JP3911851B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 触媒燃焼式温熱用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000005211A JP2000005211A (ja) 2000-01-11
JP3911851B2 true JP3911851B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=15890294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16964398A Expired - Fee Related JP3911851B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 触媒燃焼式温熱用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3911851B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4609912B2 (ja) * 2001-03-05 2011-01-12 株式会社広電 白金触媒発熱と蓄熱材発熱とを組み合わせた保温器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000005211A (ja) 2000-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI225392B (en) Cushion for relieving fatigue and reforming sleeping position
US6206909B1 (en) Portable warmer suitable for a body
US6138664A (en) Warming jacket
US8979192B2 (en) Portable collapsible camp chair with heated seat and back
US20100089896A1 (en) Heatable wrapping cocoon
EP0803206A1 (en) Heated garment
US20120065716A1 (en) Portable body warming device
JP3911851B2 (ja) 触媒燃焼式温熱用具
JP4075188B2 (ja) 暖房装置
KR101851340B1 (ko) 축열식 유기액상 찜질기
JP3329247B2 (ja) 触媒燃焼式温熱用具
JP2000288009A (ja) 触媒燃焼式温熱用具
JP2001104125A (ja) 暖房寝具
JPH1150311A (ja) 暖房衣類
WO2000024348A9 (en) Pad for warming a patient
US11874027B1 (en) Rechargeable, portable heating device for warming user
KR100211087B1 (ko) 가열복
JPH10274402A (ja) 触媒燃焼加熱式採暖器
JPH11253478A (ja) 保温器
JP2000005212A (ja) 保温器
JP4806562B2 (ja) 新生児運搬具
JPH11318667A (ja) 暖房寝具
JPH08266568A (ja) 携帯用暖房具
JP3911824B2 (ja) 保温器
JP4473391B2 (ja) 携帯用ウェットティッシュ保温容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040727

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040805

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070122

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees