JPH11168931A - 代掻き植付機の施肥装置 - Google Patents

代掻き植付機の施肥装置

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Publication number
JPH11168931A
JPH11168931A JP36275497A JP36275497A JPH11168931A JP H11168931 A JPH11168931 A JP H11168931A JP 36275497 A JP36275497 A JP 36275497A JP 36275497 A JP36275497 A JP 36275497A JP H11168931 A JPH11168931 A JP H11168931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
application device
puddling
fertilizer application
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP36275497A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Yada
克之 矢田
Hide Yakura
秀 矢倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP36275497A priority Critical patent/JPH11168931A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施肥作業を円滑に行い、且つ安定した施肥効
果を得ることができる代掻き植付機の施肥装置を提供す
る。 【解決手段】 後方に連結した植付機6の前方に代掻き
用ロータ13を設けた走行機体1に肥料タンク21を有
する施肥装置24を取り付け、施肥装置24の肥料排出
口18aを代掻きロータ13より前方に開口せしめた。
また肥料排出口18aを備えた肥料排出部を、代掻き深
さより深い位置に肥料を排出せしめる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は代掻きと同時に植
付けを行う代掻き植付機の施肥装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来田植
え前の圃場への施肥として粒状肥料の散布が行われてい
るが、代掻きと同時に植付けを行う代掻き植付機による
植付け作業の場合は、植付時に水が多い時には、不要な
水を圃場から排出せしめる落水が行われている。このた
め該落水時に散布した肥料が流出し、施肥効果を十分に
得ることができないという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の代掻き植付機の施肥装置は、走行機体1の
後方に植付機6を連結し、該植付機6の前方に代掻き用
ロータ13を設け、上記走行機体1に肥料タンク(施肥
タンク)21を有する施肥装置24を取り付けた代掻き
植付機において、上記施肥装置24の肥料排出口18a
を代掻きロータ13より前方に開口せしめたことを第1
の特徴としている。
【0004】また施肥装置24における肥料排出口18
aを備えた肥料排出部が、代掻き深さより深い位置に肥
料を排出せしめる構成であることを第2の特徴としてい
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に従って本発明を応用し
た代掻き植付機の1実施形態について説明する。図1に
示されるように、走行機体1が前後輪5,10に支持さ
れており、該走行機体1には座席2等より構成される運
転席3が設けられている。そして運転席3の後方(走行
機体1の後方)には苗載せ台4を斜設した植付機6が従
来同様の昇降リンク7を介して昇降自在に、且つローリ
ング可能に連結されている。
【0006】上記植付機6は従来同様、植付機6側に斜
設された苗載せ台4の背面側に、正面視において少なく
とも縦方向に左右2本設けられている支柱8と、該支柱
8に固定される横フレームとを備えており、該横フレー
ム両端に設けられているステー9に側面視において山型
に湾曲した支持アーム11の後端が回動自在に取り付け
られている。
【0007】そして該支持アーム11の前端に軸支され
ているロータ軸12には図1,図2に示されるように左
右方向に従来同様の代掻き用ロータ13がロータ軸12
と一体回転するように軸支されているが、このとき上記
ロータ軸12側にはリヤの走行駆動部14側からPTO
連結軸16等を介して駆動力が入力されており、従来同
様上記走行駆動部14側からの駆動力によってロータ軸
12を回転させることで、代掻き用ロータ13を回転動
作させる構造になっている。
【0008】また上記横フレームには、従来同様横フレ
ームの斜め下後方に横設され、走行機体1側から伝動ケ
ースを介して駆動力が入力される伝動軸ケースが一体的
に連結されているとともに、該伝動軸ケースに複数のプ
ランタケースが配設されており、該プランタケースの上
方にマット苗を載置する前記苗載せ台4が左右スライド
自在に、各プランタケースの後端に苗載せ台4の下端よ
り苗を掻き取って植付ける植付部17が取り付けられて
いる。
【0009】一方上記代掻き用ロータ13の前方には図
2に示されるように金属等の硬質な材料で角等のパイプ
状に形成された施肥用のパイプ18がステー19を介し
て植付機6側に固定されて設けられており、該パイプ1
8の開口した下端18aは代掻き用ロータ13の下端よ
り下方に突出している。
【0010】また走行機体1側における運転席3の後方
には施肥用の肥料を充填せしめた肥料タンク21が設け
られているとともに、該肥料タンク21側には肥料タン
ク21から肥料を排出せしめる施肥駆動部22が取り付
けられており、上記パイプ18と施肥駆動部22側(施
肥駆動部22の駆動により肥料を排出する排出部分)と
がホース23により連結配管されている。
【0011】そして施肥駆動部22を作動させることで
肥料タンク21からパイプ18にホース23を介して肥
料が送られ、パイプ18の開口した下端18aから圃場
側に肥料が施肥される。つまり上記肥料タンク21,施
肥駆動部22,ホース23,パイプ18等により圃場に
肥料を排出(施肥)せしめる施肥装置24が構成され、
走行機体1側に植付機6に亘るように設けられており、
上記パイプ18の下端18aが肥料排出口として代掻き
用ロータ13より前方に開口せしめられている。なお上
記施肥駆動部22は上記走行駆動部14とロッド26を
介して連結されており、走行駆動部14の駆動により作
動せしめられるように構成されている。
【0012】本実施形態の代掻き植付機は以上に示され
るように構成されており、昇降リンク7を下降せしめて
フロート27により植付機6を圃場面に接地支持させて
走行機体1を走行せしめることで、走行駆動部14の駆
動により施肥装置24が駆動されて、該施肥装置24に
より上記のように施肥を行うとともに、代掻き用ロータ
13により圃場の代掻きを行い、且つ伝動軸ケース側に
入力される駆動力が各プランタケースに伝動されて植付
部17が作動し、この植付部17によって植付作業を行
う。
【0013】なお代掻き用ロータ13は従来同様耕起さ
れた土壌の表層部分を代掻し、それよりも下層は耕耘し
た段粒構造のままとして残す状態で圃場の代掻きを行う
が、上記パイプ18は代掻き用ロータ13の下端より下
方に突出しているため、代掻き深さよりも深い溝を圃場
に作溝してこの溝に肥料を施肥する。つまりホース2
3,ノズル18等により構成される肥料排出口を備えた
肥料排出部は代掻き深さより深い位置に施肥を行い、こ
のため施肥された肥料が風により飛ばされたり泥水等に
より流されたりする不都合が防止される。
【0014】すなわち植付けと同時(代掻きも同時)に
施肥を行うため、落水等による肥料の流出が防止され、
肥料分の固定が良く安定した施肥効果を得ることができ
るとともに、従来同様施肥作業効率が高くなり、さらに
施肥された肥料が風により飛ばされたり泥水等により流
されたりする不都合が防止されるため、より確実に一定
量の肥料を施肥することができ、施肥量のばらつきが少
なくなる。
【0015】またパイプ18と肥料タンク21とが側面
視で近接する(前後方向が近接する)ため、肥料タンク
21側とパイプ18とのパイピング(ホース23の配
管)を容易に行うことができる他、該パイピングが比較
的急勾配となるため、これによってホース内部を自重に
より落下する肥料がより円滑にパイプ18側に供給さ
れ、肥料の排出量が安定すると共に、詰まり等が防止さ
れ、特に粒状の肥料の場合効果的である。
【0016】なお図3(b)に示されるようにパイプ1
8の下端18aを圃場の上方に位置させ、圃場面上に施
肥する構造としても良い。さらに上記実施形態では施肥
駆動部22の駆動がリヤの走行駆動部14から行われる
ように構成されているが、前述のプランタケース側等か
ら駆動力を得る構成としても良く、また肥料以外に除草
剤や薬剤の散布に応用しても良い。また上記パイプ18
は本実施形態においては植付機6側に設けられているが
走行機体1側に設けても良い。
【0017】一方上記走行機体1前方の左右両側には、
左右に突出可能な揺動アーム31と該揺動アーム31先
端に上下方向(圃場に対してほぼ垂直)に支持されたポ
ール状のマーカ32等により構成されたトレースマーカ
33が設けられており、従来同様植付け済みの苗の上を
マーカ32でトレースしていきながら、走行機体1を進
行させていくことで最初に植えた苗に平行で、且つ正し
い隣接条間で植付作業を行うことができるように構成さ
れている。
【0018】このときマーカ32は揺動アーム31に対
して上下方向に位置調節自在に支持されているが、図4
に示されるように下端部分が略逆U字形をなして、正面
視で二股に開放しており、これによって前記二股の開放
部分内に苗を位置させることでマーカ32による上記苗
のトレースを容易に行うことができるような構造となっ
ている。またマーカ32を上下移動させることによって
マーカ32と苗との接触も容易に防止することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば、植付けと同時に施肥を行うため肥料の流出が少
なく、安定した施肥効果を得ることができるが、このと
き走行機体に取り付けた施肥装置の肥料タンク(施肥タ
ンク)と、肥料排出口との前後位置がより近接するた
め、肥料タンクと肥料排出口側とのパイピングを容易に
行うことができるという利点がある。
【0020】また上記パイピングを比較的急勾配とする
ことができ、これによって肥料タンクから肥料排出口側
への肥料の排出をより円滑に行わせることもできる。さ
らに代掻き深さより深い位置に施肥するように構成する
ことで、風や泥水等による肥料の流出が防止され、施肥
量のばらつきをより小さくすることができるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】代掻き植付機の左側面図である。
【図2】代掻き用ロータ部分の要部平面図である。
【図3】施肥時のパイプと圃場面との関係を示した要部
背面透視図であり、(a)は代掻き深さより深い位置に
施肥する状態を、(b)は圃場面上に施肥する状態を示
したものである。
【図4】トレースマーカ部分の正面図である。
【符号の説明】
1 走行機体 6 植付機 13 代掻き用ロータ 18a パイプの下端(肥料排出口) 21 肥料タンク 24 施肥装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(1)の後方に植付機(6)を
    連結し、該植付機(6)の前方に代掻き用ロータ(1
    3)を設け、上記走行機体(1)に肥料タンク(21)
    を有する施肥装置(24)を取り付けた代掻き植付機に
    おいて、上記施肥装置(24)の肥料排出口(18a)
    を代掻きロータ(13)より前方に開口せしめた代掻き
    植付機の施肥装置。
  2. 【請求項2】 施肥装置(24)における肥料排出口
    (18a)を備えた肥料排出部が、代掻き深さより深い
    位置に肥料を排出せしめる構成である請求項1の代掻き
    植付機の施肥装置。
JP36275497A 1997-12-12 1997-12-12 代掻き植付機の施肥装置 Pending JPH11168931A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36275497A JPH11168931A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 代掻き植付機の施肥装置

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JP36275497A JPH11168931A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 代掻き植付機の施肥装置

Publications (1)

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JPH11168931A true JPH11168931A (ja) 1999-06-29

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ID=18477655

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36275497A Pending JPH11168931A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 代掻き植付機の施肥装置

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JP (1) JPH11168931A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013078285A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 移植機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013078285A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 移植機

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