JPH11168871A - 空心コイルを備えるリニアモータ - Google Patents
空心コイルを備えるリニアモータInfo
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- JPH11168871A JPH11168871A JP33264897A JP33264897A JPH11168871A JP H11168871 A JPH11168871 A JP H11168871A JP 33264897 A JP33264897 A JP 33264897A JP 33264897 A JP33264897 A JP 33264897A JP H11168871 A JPH11168871 A JP H11168871A
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- coil
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- core coil
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
にし、空心コイルの表面絶縁シートとコイル取付板とを
不必要にして電機子を小形にする。 【解決手段】２列の複数の空心コイル１を絶縁性の合成
樹脂からなるケース２に並べて収納する。隣合う空心コ
イル１の間の位置決め相間絶縁２ａと空心コイル１の一
方のコイルエンドの位置決め体２ｂとをケース２と一体
形成しておくので、ポケットのようになって空心コイル
１を収納しやすい。ケース２の他方のコイルエンドに相
当する位置に、空心コイル１を挿入可能でそれぞれのコ
イルエンドを連通する溝２ｍと、この溝２ｍに連通する
空心コイル１のリード線１ａのための段付２ｄとを設け
る。対面する空心コイル１の間に対面相間絶縁３を配置
してケース２の中に絶縁性合成樹脂４を充填して電機子
１０を完成する。
Description
又は誘導機などであって、移動界磁形又は可動電機子形
の空心コイルを備えるリニアモータに関する。
空心コイルを備える電機子の組立工程図、図３は図２の
電機子の断面図である。主に図２において、リード線１
ａを持つ空心コイル１の複数個と、絶縁材からなって相
間絶縁となるコイル取付板３２とを用意しておく。コイ
ル取付板３２の両面にそれぞれの空心コイル１が貼り付
けられる位置をけがく。けがいた位置にそれぞれの空心
コイル１を接着剤で貼り付けるなどして固着し、渡り線
１ｂで接続して、複数の空心コイル１とコイル取付板３
２とを持つ電機子コイル３３を作る。電機子コイル３３
の表面に表面絶縁シート３４（図３も参照）を施す。予
め用意したステンレス鋼などの非磁性の保護ケース３５
に前記の表面絶縁シート３４を施した電機子コイル３３
を入れ込む。その後に保護ケース３５に絶縁性合成樹脂
３６（図３参照）を充填してモールドし、可動電機子３
０を完成させる（図３参照）。コイル取付板３２に空心
コイル１を貼り付けたり、表面絶縁シート３４を施した
り、保護ケース３５に電機子コイル３３を入れ込むまで
の取り扱いのために、コイル取付板３２は本来の相間絶
縁に必要な厚さ以上に機械的強度を必要として厚くな
る。完成した可動電機子３０のその後の取り扱いのため
に、保護ケース３５も充分な機械的強度を必要とする。
心コイルの位置決めと貼り付けの固着の作業が困難で、
空心コイルに表面絶縁シートを必要とし、両面のコイル
間の相間絶縁であるコイル取付板が厚くて電磁空隙が過
大になり電機子が大形である。この発明の課題は、空心
コイルの位置決め作業と固着作業とを簡単にし、空心コ
イルの表面絶縁シートとコイル取付板とを不必要にして
電機子を小形にすることができる空心コイルを備えるリ
ニアモータを提供することにある。
えるリニアモータは、複数の空心コイルを絶縁性の合成
樹脂からなるケースに並べて収納し、このケースの隣合
う空心コイルの間に位置決め相間絶縁を配置し、ケース
の中に絶縁性合成樹脂を充填するものである。発明１の
空心コイルを備えるリニアモータによれば、ケースと位
置決め相間絶縁と充填される絶縁性合成樹脂とにより、
隣合う複数の空心コイルの位置決め作業と固着作業とが
簡単になり、絶縁性の合成樹脂からなるケースにより、
空心コイルの表面絶縁シートとコイル取付板とを不必要
にして電機子を小形にする。
方のコイルエンドに位置決め体を配置するものである。
発明２によれば、コイルエンドの位置決め体により、空
心コイルは隣合う方向と直角方向に位置決め作業が簡単
になる。発明３は発明１又は２において、位置決め相間
絶縁又は位置決め体をケースと一体形成するものであ
る。
置決め体がケースと一体形成されるので、部品点数が少
なくて構造が簡単になり、ケースが強固になって高価な
充填される絶縁性合成樹脂の使用量を減少させる。発明
４は発明３において、ケースの他方のコイルエンドに相
当する位置に、それぞれの空心コイルを挿入可能でそれ
ぞれのコイルエンドを連通する溝と、この溝に連通する
それぞれの空心コイルのリード線のための段付とを設け
るものである。
縁性合成樹脂とにより、空心コイルのリード線と渡り線
とをケースの外ではなく、ケース内に強固に配置でき
る。
基づいて説明する。従来例を含む各図において同一符号
を付ける部分はおよそ同一機能を持ち説明を省くことが
ある。図１に示す可動電機子形の同期機の実施例の電機
子において、リード線１ａを持つ２列の複数の空心コイ
ル１を絶縁性の合成樹脂からなるケース２に並べて収納
し、このケースの隣合う空心コイル１の間に位置決め相
間絶縁２ａを配置する。空心コイル１の一方のコイルエ
ンドに位置決め体２ｂを配置する。位置決め相間絶縁２
ａと位置決め体２ｂとをケース２と一体形成しておく
と、ポケットのようになって空心コイル１を収納しやす
い。ケース２の他方のコイルエンドに相当する位置に、
それぞれの空心コイル１を挿入可能でそれぞれのコイル
エンドを連通する溝２ｍと、この溝２ｍに連通するそれ
ぞれの空心コイル１のリード線１ａのための段付２ｄと
を設ける。この場合は同期機なので、対面する空心コイ
ル１の間に対面相間絶縁３を配置する。簡略図示する渡
り線１ｂを接続し、ケース２の中に絶縁性合成樹脂４を
充填して電機子１０を完成する。
エンド側のケース２の中に、必要なときには、リニア運
動させるスライドレールのための図示しない取付具など
をモールドする。２列の空心コイル１の１列の隣合う空
心コイル１の間の位置決め相間絶縁２ａを空心コイル１
の厚さ以上に突出させることもできる。そうすると、他
列の空心コイル１を位置決めさせて対面する空心コイル
１の間に自動的に空隙が維持され絶縁性合成樹脂４が充
填されるので、対面相間絶縁３を必要としなが空隙は大
きめになる。位置決め相間絶縁２ａや位置決め体２ｂを
ケース２と別物にしてもよいが部品点数が増す。ケース
２を対面する空心コイル１ごとに２分割し、空心コイル
１をその軸心方向にケースに収納してもよい。直流機で
空心コイルが１列のときには、空心コイルをその軸心方
向にケースに収納してその方向にケース全体をカバーで
覆って絶縁性合成樹脂４を充填するようにもできるし、
対面相間絶縁３を必要としない。
モータによれば、ケース２と位置決め相間絶縁２ａと充
填される絶縁性合成樹脂４とにより、隣合う複数の空心
コイル１の位置決め作業と固着作業とが簡単になり、絶
縁性の合成樹脂からなるケース２により、空心コイル１
の表面絶縁シートとコイル取付板とを不必要にして電機
子を小形にするし、同一寸法のときにリニアモータの推
力を大きくする。そして、コイルエンドの位置決め体２
ｂにより、空心コイル１は隣合う方向と直角方向に位置
決め作業が簡単になり、位置決め相間絶縁２ａと位置決
め体２ｂがケース２と一体形成されるので、部品点数が
少なくて構造が簡単になり、ケース２が強固になって高
価な充填される絶縁性合成樹脂４の使用量を減少させ
る。また、溝２ｍと段付２ｄとにより、空心コイル１の
リード線１ａと渡り線１ｂとをケース２の外ではなく、
ケース２内に強固に配置できる。
タによれば、隣合う複数の空心コイルの位置決め作業と
固着作業とが簡単になり、空心コイルの表面絶縁シート
とコイル取付板とを不必要にして電機子を小形にするこ
とができるという効果がある。発明２によれば、空心コ
イルは隣合う方向と直角方向に位置決め作業が簡単にな
るという効果がある。
置決め体がケースと一体形成されるので、部品点数が少
なくて構造が簡単になり、ケースが強固になって高価な
充填される絶縁性合成樹脂の使用量を減少させるという
効果がある。発明４によれば、溝と段付と充填される絶
縁性合成樹脂とにより、空心コイルのリード線と渡り線
とをケースの外ではなく、ケース内に強固に配置できる
という効果がある。
樹脂 １０ 電機子
Claims (4)
- 【請求項１】複数の空心コイルを絶縁性の合成樹脂から
なるケースに並べて収納し、このケースの隣合う空心コ
イルの間に位置決め相間絶縁を配置し、ケースの中に絶
縁性合成樹脂を充填することを特徴とする空心コイルを
備えるリニアモータ。 - 【請求項２】請求項１記載の空心コイルを備えるリニア
モータにおいて、空心コイルの一方のコイルエンドに位
置決め体を配置することを特徴とする空心コイルを備え
るリニアモータ。 - 【請求項３】請求項１又は２記載の空心コイルを備える
リニアモータにおいて、 位置決め相間絶縁又は位置決め体をケースと一体形成す
ることを特徴とする空心コイルを備えるリニアモータ。 - 【請求項４】請求項３記載の空心コイルを備えるリニア
モータにおいて、 ケースの他方のコイルエンドに相当する位置に、それぞ
れの空心コイルを挿入可能でそれぞれのコイルエンドを
連通する溝と、この溝に連通するそれぞれの空心コイル
のリード線のための段付とを設けることを特徴とする空
心コイルを備えるリニアモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33264897A JP3666218B2 (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 空心コイルを備えるリニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33264897A JP3666218B2 (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 空心コイルを備えるリニアモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11168871A true JPH11168871A (ja) | 1999-06-22 |
| JP3666218B2 JP3666218B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=18257317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33264897A Expired - Lifetime JP3666218B2 (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 空心コイルを備えるリニアモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3666218B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2382729A (en) * | 2001-12-01 | 2003-06-04 | John Charles Balson | Layered coil assembly in a permanent magnet generator |
| JP2003209964A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-25 | Gisulfo Baccini | リニアモータおよび前記リニアモータの製作方法 |
| JP2003230265A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-08-15 | Gisulfo Baccini | リニアモータおよび前記リニアモータの製作方法 |
| JP2006006059A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Yamaha Motor Co Ltd | コイル可動形リニアモータ、単軸ロボット、コイル可動形リニアモータ用コイル保持部材の製造方法および単軸ロボットの製造方法 |
| JP2007185042A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | リニアモータ及びその製造方法及びこのリニアモータを用いたステージ装置 |
| CN102545537A (zh) * | 2011-12-06 | 2012-07-04 | 哈尔滨工业大学 | 初级短齿槽结构直线同步电机 |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP33264897A patent/JP3666218B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP4512874B2 (ja) * | 2001-12-14 | 2010-07-28 | アフコ・コマンディタール・フエンノートシャップ | リニアモータおよび前記リニアモータの製作方法 |
| JP2006006059A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Yamaha Motor Co Ltd | コイル可動形リニアモータ、単軸ロボット、コイル可動形リニアモータ用コイル保持部材の製造方法および単軸ロボットの製造方法 |
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| CN102545537A (zh) * | 2011-12-06 | 2012-07-04 | 哈尔滨工业大学 | 初级短齿槽结构直线同步电机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3666218B2 (ja) | 2005-06-29 |
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