JPH11168075A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11168075A
JPH11168075A JP9333989A JP33398997A JPH11168075A JP H11168075 A JPH11168075 A JP H11168075A JP 9333989 A JP9333989 A JP 9333989A JP 33398997 A JP33398997 A JP 33398997A JP H11168075 A JPH11168075 A JP H11168075A
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forming
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Yoshihiko Mori
義彦 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザダイオードのように半導体基板
の劈開性を利用して各素子を分割する工程を含む半導体
装置の製造方法において、製造工程数を削減し、製品コ
ストを低減する。 【解決手段】 基板1の表面側に複数のレーザーダイオ
ード素子をマトリクス状に配列させて形成し、各素子ご
とに表面電極を形成する。その後、基板1の裏面側にチ
ップ化スクライブライン3bを形成した後、裏面全体に
裏面電極4bを形成する。次に、基板1の表面側に、ア
レイ化スクライブラインを形成する。次いで、アレイ化
スクライブラインに沿って基板1を劈開してチップアレ
イとする。チップアレイの劈開面に高反射膜及び非反射
膜を被着した後、スクライブライン3bに沿って基板1
を劈開し、各レーザダイオード素子に分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、劈開性を有する半
導体基板を用いて複数の素子を同時に形成する半導体装
置の製造方法に関し、特に半導体レーザーダイオードの
製造に好適な半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバーの広帯域性を使用し
て情報を伝達する光通信システムが注目されている。特
に、光通信システムの一つである加入者系光伝送システ
ムは、大量の情報を加入者に供給できるシステムとして
多くの可能性を有している。しかし、この種の光通信シ
ステムの普及のためには、半導体レーザダイオード等の
光素子の特性及び信頼性の向上とともに、低価格化が必
要である。
【0003】図8は半導体レーザダイオードの一例を示
す図である。n型InP基板11上には2本の溝21a
が相互に平行に形成されており、これらの2本の溝21
aの間には、n型InP基板11と、InGaAsP活
性層15と、p型InPクラッド層16と、p型InP
コンタクト層17とが積層されている。また、これら積
層された基板11、活性層15、クラッド層16及びコ
ンタクト層17の両側には、p型InP層18及びn型
InP層19からなる電流ブロック層が配置されてい
る。これらの基板11、活性層15、クラッド層16、
コンタクト層17、p型InP層18及びn型InP層
19によりレーザダイオード素子が構成されている。
【0004】基板11上にはレーザーダイオード素子を
覆う絶縁膜20が形成されており、絶縁膜20の上には
表面電極14aが形成されている。この表面電極14a
は、絶縁膜20に開口された開口部を介してコンタクト
層17に接続している。また、基板11の裏面側には裏
面電極(図示せず)が形成されている。また、レーザダ
イオードの光出射方向(活性層15の長さ方向)におけ
る基板11の2つの端面のうち一方には、非反射膜とし
てSiO2 膜(図示せず)が被着され、他方には高反射
膜としてSiO2 とα−SiH(水素化アモルファスシ
リコン)との多層薄膜(図示せず)が被着されている。
【0005】ところで、表面電極14aは、p型InP
コンタクト層17とのオーミックコンタクトを得るため
に、Au(金)/Zn(亜鉛)、又はTi(チタン)/
Pt(白金)/Auにより形成される。一般的に、表面
電極14aの最上層には、ワイヤボンディング性が優れ
ていることからAu層が形成される。また、裏面電極
は、n型InP基板11とのオーミックコンタクトを得
るために、AuGe合金またはAuSn合金により形成
される。一般的に裏面電極14bの最上層にも、ダイボ
ンディング性が優れていることから、Au層が形成され
る。
【0006】通常、レーザダイオードをヒートシンクに
接合(ダイボンディング)する場合、レーザダイオード
とヒートシンクとの間にAuSn合金等により形成され
たシート状の融材ペレットを配置し、この融材ペレット
を溶融させてレーザダイオード素子をヒートシンクに接
合している。図9〜図12は従来の半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図である。
【0007】まず、n型InPからなる基板11を用意
する。そして、この基板11上に複数のレーザダイオー
ド素子25をマトリクス状に配列させて形成する。各レ
ーザダイオード素子25は、図8に示すように、基板1
1上に形成されたInGaAsP活性層15と、p型I
nPクラッド層16と、p型InP層18と、n型In
P層19及びp型InPコンタクト層17とにより構成
される。
【0008】基板11上への電極の形成は、フォトリソ
グラフィ技術により図9に示すように金属膜をパターニ
ングして行う。また、基板11の裏面の電極の形成も、
図10に示すように金属膜をパターニングすることによ
り行う。次に、スクライバーを使用して、図11に示す
ように、基板11の表面側にアレイ化スクライブライン
23cを形成する。また、基板11の裏面側に、各素子
領域の間を通るチップ化スクライブライン23bを形成
する。これらのスクライブライン23b,23cは相互
に直交するようにして形成する。なお、スクライバー
は、通常ダイヤモンド等を用いて基板に傷を付ける装置
であり、固定されたダイヤモンドの刃を基板に接触させ
ながら直線的に移動させることで、スクライブラインを
形成する。
【0009】次に、図12に示すように、半導体基板1
1を、アレイ化スクライブライン23cに沿って劈開
し、チップアレイ26とする。このチップアレイ26は
2つの劈開面21を有する。その後、チップアレイ26
の2つの劈開面21の一方に、非反射膜としてSiO2
膜を被着し、他方に高反射膜としてSiO2 とα−S
i:H(水素化アモルファスシリコン)の多層膜を被着
する。
【0010】次いで、素子アレイ26をチップ化スクラ
イブライン23bに沿って劈開し、各レーザダイオード
に分離する。これにより、半導体レーザダイオードが完
成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体レーザダイオードの製造方法では、表面
電極14aだけでなく裏面電極14bもホトリソグラフ
ィ法によりパターン形成している。このため、製造工程
数が多く、製品コストの低価格化が難しい。裏面全体に
金属膜を形成した後、スクライバーによりスクライブラ
インを形成し、該スクライブラインに沿って基板を劈開
することにより、ホトリソグラフィ工程を省略すること
も考えられる。しかし、スクライバーの刃が基板11に
届かず、劈開による素子分離が困難になる。また、基板
の裏面側は、ダイボンディングによりヒートシンクと接
合させる必要上、AuSn等の融材を配置し、この融材
を溶融させなければならない。
【0012】本発明は、半導体レーザダイオードのよう
に半導体基板の劈開性を利用して各素子を分割する工程
を含む半導体装置の製造方法において、製造工程数を削
減でき、製品コストを低減できる半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、劈開性
を有する基板の第1の面側に、該基板を劈開する第1の
方向及び該第1の方向に交差する第2の方向に沿って複
数の半導体素子を形成する工程と、前記基板の前記第1
の面に対し反対側の第2の面に、前記第1の方向に平行
な複数の第1のスクライブラインを形成する工程と、前
記基板の前記第2の面の全体に導電膜を被着する工程
と、前記基板の前記第1の面に、前記第2の方向に平行
な複数の第2のスクライブラインを形成する工程と、前
記基板を前記第2のスクライブラインに沿って劈開し、
チップアレイとする工程と、前記チップアレイを前記第
1のスクライブラインに沿って劈開し、各素子毎に分離
する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造
方法により解決する。
【0014】上記した課題は、劈開性を有する基板の第
1の面側に、該基板を劈開する第1の方向及び該第1の
方向に交差する第2の方向に沿って複数の半導体レーザ
ダイオード素子を形成する素子形成工程と、前記基板の
前記第1の面に対し反対側の第2の面に、前記第1の方
向に平行な複数の第1のスクライブラインを形成する第
1のスクライブライン形成工程と、前記基板の前記第2
の面の全体に導電膜を被着する工程と、前記基板の前記
第1の面に、前記第2の方向に平行な複数の第2のスク
ライブラインを形成する工程と、前記基板を前記第2の
スクライブラインに沿って劈開し、チップアレイとする
工程と、前記チップアレイの劈開面に反射膜及び非反射
膜を被着する工程と、前記チップアレイを前記第1のス
クライブラインに沿って劈開し、各半導体レーザダイオ
ード素子毎に分離する工程とを有することを特徴とする
半導体装置の製造方法により解決する。
【0015】本発明においては、基板の第2の面に第1
のスクライブラインを形成した後、第2の面の全体に導
電膜を被着する。その後、基板の第1の面に第2のスク
ライブラインを形成し、この第2のスクライブラインに
沿って基板を劈開してチップアレイとした後、該チップ
アレイを第1のスクライブラインに沿って劈開し、各素
子に分割する。これにより、第2の面に被着した導電膜
が電極となり、第2の面側の電極形成のためのホトリソ
グラフィ工程が不要になる。また、導電膜の形成前に第
1のスクラブラインを形成するので、導電膜を形成後に
第1のスクライブラインに沿って基板を劈開することが
できる。
【0016】本発明は半導体基板の劈開性を利用して各
素子を分離するので、劈開性を有する半導体基板を用い
る必要がある。この種の半導体基板として、InP又は
GaAs等の化合物半導体基板を使用することができ
る。また、半導体素子をダイボンディングする場合、前
記導電膜の上にAuSn又はAuGe等の合金膜を形成
しておくと、ダイボンディング時に融材ペレットを使用
する必要がなくなり、製造工程数を更に削減することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。図1〜図7は本発
明の実施の形態に係る半導体レーザダイオードの製造方
法を示す図である。まず、図1に示すように、半導体基
板1として、InP又はGaAsなどの劈開性を有する
基板を用意する。そして、基板1上に、マトリクス状に
配列した複数のレーザダイオード素子5を同時に形成す
る。各レーザダイオード素子5の構成は図8に示すもの
と同様であり、InGaAsPからなる活性層15、p
型InPからなるクラッド層16及びp型InPからな
るコンタクト層17と、p型InP層18及びn型In
P層19からなる電流ブロック層とにより構成される。
また、各レーザダイオード素子5は、後工程で基板1を
劈開する2つの方向に沿ってマトリクス状に配列させて
形成する。
【0018】基板1上の電極は、Au/Zn/Au又は
Ti/Pt/Auの積層体からなる金属膜を形成し、該
金属膜をパターニングして、表面電極4aを形成する。
次に、基板1の厚さが約100μmになるまで、基板1
の裏面側を研磨する。その後、スクライバーを使用し、
基板1の表面側の端部に1本のスクライブライン3aを
形成する。このスクライブライン3aは、レーザダイオ
ード素子5の長さ方向に平行とし、かつ基板11の端部
の素子5とその隣の素子5との間の素子間領域に形成す
る。
【0019】次に、図2に示すように、スクライブライ
ン3aに沿って基板1を劈開して、劈開面2を得る。次
に、図3に示すように、劈開面2を基準とし、基板1の
裏面側に、劈開面2と平行に、複数本のチップ化スクラ
イブライン3bを形成する。各スクライブライン3b間
の間隔は素子5の間隔(例えば300μm)と同じとす
る。すなわち、スクライブライン3bは基板1の裏面側
の素子間領域を通るようにする。
【0020】その後、図4に示すように、基板1の裏面
の全体に、例えばAuGe合金、AuGeNi合金又は
AuSn合金を被着させ、更に最上層としてAuを被着
して裏面電極4bを形成する。なお、基板1がp型の場
合は、裏面電極4bとしてAu/Zn/Au又はTi/
Pt/Auなどを形成する。これらの金属膜は、抵抗加
熱蒸着法又は電子ビーム蒸着法により形成し、形成後に
熱処理を施す。
【0021】次に、図5に示すように、基板1の表面側
に、アレイ化のためのスクライブライン3cを形成す
る。このスクライブライン3cはスクライブライン3b
に対して直交するように形成する。また、スクライブラ
イン3cを形成するときの荷重は、チップ化スクライブ
ライン3bのときよりも大きく設定する。このスクライ
ブライン3cは、劈開のきっかけとなる部分であるの
で、図5に示すように、基板1の端部にのみ形成すれば
よい。
【0022】次に、スクライブライン3cに沿って基板
1を劈開し、図6に示すように、複数(図では7個)の
レーザダイオード素子5が横に並んだチップアレイ6と
する。この場合、基板1の裏面側からアレイ化スクライ
ブライン3c上を抑えて基板1を劈開する。その後、例
えばプラズマCVD法により、チップアレイ6の劈開面
の一方にSiO2 等の非反射膜を被覆し、他方にSiO
2 とα−Si:H(水素化アモルファス)との多層膜か
らなる高反射膜を被覆する。
【0023】次いで、基板1の表面側からスクライブラ
イン3b上を抑えて基板1を劈開する。これにより、図
7に示すように、各素子毎に分割された半導体ダイオー
ドレーザが得られる。本実施の形態においては、基板1
の裏面側にチップ化スクライブライン3bを形成し、そ
の後裏面全体に金属膜を被着して裏面電極4bを形成す
るので、従来方法に比べ裏面電極4bをパターニングす
るためのホトリソグラフィ工程が省略できる。従って、
半導体レーザダイオードの製造コストを低減できる。ま
た、裏面電極4bの形成前にチップ化スクライブライン
3bを形成しておくので、劈開により各チップを確実に
分割することができる。
【0024】なお、上述の実施の形態において、裏面電
極4bを形成した後、裏面電極4bの上にAuSn、A
uGe又はPbSnなどの金属を全面に蒸着することが
好ましい。この裏面電極4bの上に形成された金属が融
材となり、レーザーダイオードをヒートシンクにダイボ
ンディングする際に、融材パレットが不要になるという
効果が得られる。
【0025】また、上述の実施の形態においては、裏面
電極4bをダイボンディングする電極とした場合につい
て説明したが、表面電極4aをダイボンディングする電
極としてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板の第2の面に第1のスクライブラインを形成した
後、第2の面の全体に導電膜を被着し、その後第1のス
クライブライン及び第2のスクライブラインに沿って基
板を劈開して素子ごとに分離するので、導電膜が第2の
面側の電極となり、電極をパターニングするホトリソグ
ラフィ工程が不要になる。これにより、半導体装置、特
に半導体レーザダイオードの製造コストが低減され、光
通信システムの普及に多大な貢献をなす。
【0027】また、導電膜の上に更にAuSn合金、A
uGe合金又はPbSn合金膜を形成することにより、
ダイボンディングの際に融材ペレットを使用する必要が
なくなり、製造工程数を更に削減できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図(その1)である。
【図2】本発明の実施の形態に係る半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図(その2)である。
【図3】本発明の実施の形態に係る半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図(その3)である。
【図4】本発明の実施の形態に係る半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図(その4)である。
【図5】本発明の実施の形態に係る半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図(その5)である。
【図6】本発明の実施の形態に係る半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図(その6)である。
【図7】本発明の実施の形態に係る半導体レーザダイオ
ードの製造方法を工程順に示す図(その7)である。
【図8】半導体レーザダイオードの一例を示す図であ
る。
【図9】従来の半導体レーザダイオードの製造方法を工
程順に示す図(その1)である。
【図10】従来の半導体レーザダイオードの製造方法を
工程順に示す図(その2)である。
【図11】従来の半導体レーザダイオードの製造方法を
工程順に示す図(その3)である。
【図12】従来の半導体レーザダイオードの製造方法を
工程順に示す図(その4)である。
【符号の説明】
1,11 基板、 2 劈開面、 3a,3b,3c スクライブライン、 5,7,25 レーザーダイオード素子、 6,26 チップ化アレイ、 4a,14a,24a 表面電極、 4b,14b 裏面電極、 15 InGaAsP活性層、 16 p型InPクラッド層、 17 p型InPコンタクト層、 18 p型InP層、 19 n型InP層、 20 絶縁膜。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 劈開性を有する基板の第1の面側に、該
    基板を劈開する第1の方向及び該第1の方向に交差する
    第2の方向に沿って複数の半導体素子を形成する工程
    と、 前記基板の前記第1の面に対し反対側の第2の面に、前
    記第1の方向に平行な複数の第1のスクライブラインを
    形成する工程と、 前記基板の前記第2の面の全体に導電膜を被着する工程
    と、 前記基板の前記第1の面に、前記第2の方向に平行な複
    数の第2のスクライブラインを形成する工程と、 前記基板を前記第2のスクライブラインに沿って劈開
    し、チップアレイとする工程と、 前記チップアレイを前記第1のスクライブラインに沿っ
    て劈開し、各素子毎に分離する工程とを有することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 劈開性を有する基板の第1の面側に、該
    基板を劈開する第1の方向及び該第1の方向に交差する
    第2の方向に沿って複数の半導体レーザダイオード素子
    を形成する素子形成工程と、 前記基板の前記第1の面に対し反対側の第2の面に、前
    記第1の方向に平行な複数の第1のスクライブラインを
    形成する第1のスクライブライン形成工程と、 前記基板の前記第2の面の全体に導電膜を被着する工程
    と、 前記基板の前記第1の面に、前記第2の方向に平行な複
    数の第2のスクライブラインを形成する工程と、 前記基板を前記第2のスクライブラインに沿って劈開
    し、チップアレイとする工程と、 前記チップアレイの劈開面に反射膜及び非反射膜を被着
    する工程と、 前記チップアレイを前記第1のスクライブラインに沿っ
    て劈開し、各半導体レーザダイオード素子毎に分離する
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記素子形成工程と前記第1のスクライ
    ブライン形成工程との間に、 前記基板の第1の面の端部に、前記第1の方向に平行な
    第3のスクライブラインを形成し、該第3のスクライブ
    ラインに沿って前記基板を劈開して劈開面を得る工程を
    有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記基板はInP及びGaAsのいずれ
    か一方の化合物半導体からなることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記導電膜は、AuSn合金層とAu層
    との積層構造、AuGe合金層とAu層との積層構造、
    Au層とZn層とAu層との積層構造及びTi層とPt
    層とAu層との積層構造のいずれか1種の積層構造を有
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記導電膜の上に、更にAuSn合金、
    AuGe合金又はPbSn合金膜を形成することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
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