JPH11168012A - インダクタンス素子とその製造方法 - Google Patents

インダクタンス素子とその製造方法

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JPH11168012A
JPH11168012A JP10271343A JP27134398A JPH11168012A JP H11168012 A JPH11168012 A JP H11168012A JP 10271343 A JP10271343 A JP 10271343A JP 27134398 A JP27134398 A JP 27134398A JP H11168012 A JPH11168012 A JP H11168012A
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JP
Japan
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core
iron core
flange
inductance element
winding
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Pending
Application number
JP10271343A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter Dr Kranebitter
クラネビッター ペーター
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TDK Electronics AG
Original Assignee
Siemens Matsushita Components GmbH and Co KG
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/005Impregnating or encapsulating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/266Fastening or mounting the core on casing or support

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたって高度の寸法精度を保証し、か
つ接着剤を使用することなく容易に製造することができ
るインダクタンス素子とその製造方法の提供する。 【解決手段】 本発明によるインダクタンス素子は、強
磁性体材料からなる鉄心1と、巻線を装着するための巻
型7と、支持基板2とを備えている。鉄心1はプラスチ
ックの溶着によって支持基板2に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項1または2の
前文に記載のインダクタンス素子とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】強磁性体材料からなる鉄心、いわゆるフ
ェライト鉄心と、巻線を装着するための巻型とが予め一
つのユニットとして構成されているインダクタンス素子
においては、その鉄心と巻型とからなるユニットが接着
剤によって支持基板に強固に接合される。支持基板は、
鉄心と巻型とからなるユニットに適合した形状と、素子
の巻線の電気的な接続のための接続ピンとを備えてい
る。その場合、例えば、接着剤と素子部の熱膨張率が異
なると素子部が損傷したり破壊したりすることがある。
特に、鉄心は屈折や裂け目を生じたりしやすいものであ
る。さらに、素子特性が接着剤汚染によっても悪影響を
受けることがある。
【0003】このような難点を克服するために、支持基
板に対して鉄心および巻型からなるユニットに適合した
形状を選択し、鉄心および巻型からなるユニットを少な
くともばね性を有するクランプによって支持基板に保持
することが提案されている。その場合、支持基板は、後
でも述べられるが、平板状かL字状に形成される。後者
の場合、ばね性を有するクランプはL字状支持基板の脚
部、および鉄心と巻型からなるユニットの鉄心を周りか
らつかむような形なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなばね性の
クランプを用いることによって、接着剤の欠点が克服さ
れるだけでなく、特に異なる膨張率や、接着剤汚染のよ
うな接着剤の特性による素子の損傷を回避することがで
きる。しかしながら、そのような構造の場合、一方では
長期にわたって支持基板の正確な位置関係を保持し、他
方では鉄心および巻型からなるユニットの相対的な位置
関係を保持することが、クランプのわずかな変位によっ
ても保証されるものではない。
【0005】従って本発明の課題は、長期にわたって高
度の寸法精度が保証され、かつ、それにもかかわらず接
着剤を使用することなく容易に製造したり実施したりす
ることができる冒頭に述べた型のインダクタンス素子と
その製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1ないし2に記載の特徴事項を有するイン
ダクタンス素子によって解決される。このインダクタン
ス素子の好ましい製造方法は請求項8および9に記載さ
れている。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、鉄心はにプラスチック
の溶着によって支持基板または巻型に固定されるので、
接着剤が使用されず、長期にわたって高度の寸法精度が
保証される。
【0008】本発明のインダクタンス素子の好ましい実
施態様は請求項3ないし7に記載されている。
【0009】本発明によるインダクタンス素子において
は、インダクタンス素子が支持基板を備えていないとき
は、巻型はプラスチックの余剰部によって鉄心に溶着さ
れ、支持基板が存在するときは、鉄心はプラスチックの
溶着によって支持基板に固定される。その場合、プラス
チックは、好ましくは、支持基板の、鉄心内に挿入され
るプラスチック製のフランジの加熱棒による溶解によっ
て溶着される。加熱により軟化した熱可塑性プラスチッ
クを鉄心の上面に押圧し、さらにプラスチックを硬化さ
せる。場合によっては、プラスチック製のフランジはそ
の端縁部に、プラスチック製のフランジを鉄心に係止さ
せるための鼻状突起を備えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明をさら
に詳細に説明する。
【0011】図1および図2に示されている本発明によ
るインダクタンス素子においては、支持基板2上に強磁
性体からなる鉄心1が取り付けられている。鉄心1とし
ては、いわゆる窓明き鉄心または二重E型鉄心と称され
る鉄心が示されている。鉄心1は平面(図1参照)がほ
ぼ四角形をしており、中央脚によって橋絡された開口す
なわち窓を持っている。
【0012】図2は図1のインダクタンス素子のA−A
断面を示すものである。この断面は、鉄心1の中央脚が
見えるようにするために(対応する破線参照)、2つの
異なる平面で示されている。。鉄心1の両側脚にはそれ
ぞれスリット状の貫通孔3が形成されている。
【0013】2つのスリット状の貫通孔3の代わりに、
場合によっては、各隅角部に都合4つの貫通孔を設ける
こともできる。
【0014】支持基板2は熱可塑性プラスチックからな
り、両側に一対のフランジ4を備えている。このフラン
ジ4は平板状に構成され、鉄心1の対応する貫通孔3の
中に、その貫通孔の対向端面からわずかに突出するよう
に挿入されている。
【0015】2つのスリット状の貫通孔3が4つの貫通
孔で置き換えられる場合、フランジの代わりにピンがそ
の中に挿入される。
【0016】場合によっては、フランジ4はその突出端
部に鼻状突起5を備えることができる。この鼻状突起5
は図2の左半分に破線で略示されている。ここでは、鼻
状突起5は両フランジ4の端部に設けられている。それ
は個々の鉄心1の大きな幾何学的許容誤差を平衡させる
のに都合がよい。というのは、それによって溶解のため
に多くの「材料」が自由に使用できるからである。鼻状
突起5はフランジ4の全長にわたって、またはそのフラ
ンジ4の一部分のみに設けるようにすることができる。
【0017】フランジ4の突出端は本発明に従い図示さ
れていない加熱棒によって軟化ないし溶解され、それに
よりフランジ4は貫通孔3の端部上で、図2の右半分に
破線で示されているように拡張し、硬化の後、鉄心1は
支持基板2に強固に結合される。
【0018】鉄心1の中央脚には巻型7またはコイルボ
ビンが巻装される。この巻型7は図1には略示されてい
るが、図2では図を見やすくするために省略されてい
る。
【0019】巻型7は、場合によっては鉄心1に直接に
接合することもできる。その場合、鉄心1の中央脚上の
巻型領域8(図3参照)の熱可塑性プラスチックを軟化
させ、そのプラスチックの硬化後、巻型7を鉄心1の中
央脚上に固定させるようにすればよい。
【0020】図4および図5は本発明の一層好ましい実
施の形態を示すものである。この実施の形態では、スリ
ット状の貫通孔3が省略され、その代わりに、フランジ
4が鉄心1の窓を通して直接突出している。その場合、
鼻状突起5はフランジ4の全長にわたって(図4の左半
分参照)伸びるか、または例えばその端部にのみ(図4
の右半分参照)伸びるようにすることができる。
【0021】図1および図2のインダクタンス素子の製
造方法においては、まず巻型7を備えた鉄心1を支持基
板2上に、フランジ4が鉄心1の貫通孔3を通して(図
1,2)、または鉄心窓を通して(図4,5)導かれ、
そして、場合によっては鼻状突起5を備えて、支持基板
2に対向する貫通孔3または鉄心窓の端面から突出する
ようにセットする。次いで、フランジ4の突出端を例え
ば加熱棒によって加熱し、熱可塑性のプラスチックを軟
化させ、または溶解させる。それによって、フランジ4
の突出端を、貫通孔3または鉄心窓の端面上で拡大させ
て固定頭部6(図2の破線参照)を形成する。次いでプ
ラスチックを硬化させることによって、鉄心1を支持基
板2上に確実に固定することができる。
【0022】図3の実施形態の場合、巻型7をまず鉄心
1の中央脚上に装着する。次いで巻型領域8内のプラス
チックを溶解し、続いて冷却する。こうすることによっ
て、プラスチック8の硬化後、巻型7を鉄心1の中央脚
上に確実に固定することができる。この実施形態では鉄
心1は好ましくは二重E型鉄心とするのがよい。という
のは、巻型7を中央脚上に装着するのが容易になるから
である。
【0023】鉄心1の典型的な寸法は例えば、24×2
4×4、または、28×28×5、または、35×35
×8(それぞれ、単位は「mm」)である。
【0024】本発明において重要なことは、上述のイン
ダクタンス素子において、熱可塑性プラスチックからな
る支持基板が用いられ、その熱可塑性プラスチックの所
定領域が溶解・硬化され、それにより、プラスチックの
硬化後、鉄心を支持基板または巻型に強固に結合するこ
とである。溶解される領域には、好ましくは「付加的な
材料」、例えば上述の鼻状突起5を用いることができ
る。
【0025】支持基板2は四角形である必要はない。そ
れは、既に述べたように、例えばL字状にすることもで
きる。その場合は、「L」字の一方の脚にフランジ4
が、他の脚に通電用のピン9が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインダクタンス素子の平面図。
【図2】図1のインダクタンス素子のA −A 線から見た
断面図。
【図3】本発明によるインダクタンス素子の他の実施の
形態の概略平面図。
【図4】本発明による第3の実施の形態の、図1に類似
する平面図。
【図5】本発明による第3の実施の形態の、図2に類似
する断面図。
【符号の説明】
1 鉄心 2 支持基板 3 貫通孔 4 フランジ 5 鼻状突起 6 固定頭部 7 巻型 8 巻型領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 31/00 T E (71)出願人 390041508 シーメンス、マツシタ、コンポーネンツ、 ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテ ル、ハフツング、ウント、コンパニ、コマ ンデイート、ゲゼルシヤフト SIEMENS MATSUSHITA COMPONENTS GESELLSC HAFT MIT BESCHRANKT ER HAFTUNG & COMPAN Y KOMMANDITGESELLSC HAFT ドイツ連邦共和国ミユンヘン (番地な し) (72)発明者 ペーター クラネビッター フランス国 33700 メリニャック イン パス オルソン ウェルス 13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性体材料からなる鉄心(1)と、巻
    線を装着するための巻型(7)とを備え、巻型(7)お
    よび鉄心(1)が一つのユニットにまとめ上げられた状
    態で組み立てられるインダクタンス素子において、巻型
    (7)が鉄心(1)にプラスチックの余剰部(8)によ
    って溶着されていることを特徴とするインダクタンス素
    子。
  2. 【請求項2】 強磁性体材料からなる鉄心(1)と、巻
    線を装着するための巻型(7)と、支持基板(2)とを
    備え、巻型(7)および鉄心(1)が一つのユニットに
    まとめ上げられた状態で組み立てられるインダクタンス
    素子において、鉄心(1)が支持基板(2)にプラスチ
    ック(6)の溶着によって固定されていることを特徴と
    するインダクタンス素子。
  3. 【請求項3】 鉄心(1)が支持基板(2)にプラスチ
    ック製のフランジ(4)の溶着によって固定されている
    ことを特徴とする請求項2記載のインダクタンス素子。
  4. 【請求項4】 プラスチック製のフランジ(4)の端縁
    部に鼻状突起(5)が設けられていることを特徴とする
    請求項3記載のインダクタンス素子。
  5. 【請求項5】 支持基板(2)が熱可塑性プラスチック
    からなっていることを特徴とする請求項2乃至4の1つ
    に記載のインダクタンス素子。
  6. 【請求項6】 鼻状突起(5)が少なくとも部分的にフ
    ランジ(4)の長さ方向にわたって伸びていることを特
    徴とする請求項4記載のインダクタンス素子。
  7. 【請求項7】 フランジが鉄心(1)の窓またはスリッ
    ト(3)内に挿入されていることを特徴とする請求項3
    記載のインダクタンス素子。
  8. 【請求項8】 巻型(7)および巻線を有する鉄心
    (1)を支持基板(2)上にセットし、フランジ(4)
    の鉄心(1)上への突出端部を加熱してフランジ(4)
    の端部の熱可塑性プラスチックを軟化させ、そして軟化
    した熱可塑性プラスチックを鉄心(1)の上面に押圧
    し、軟化した熱可塑性プラスチックを硬化させることを
    特徴とする請求項2乃至7の1つに記載のインダクタン
    ス素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 プラスチックの余剰部(8)を加熱棒に
    よって溶解させることを特徴とする請求項1記載のイン
    ダクタンス素子の製造方法。
JP10271343A 1997-09-29 1998-09-25 インダクタンス素子とその製造方法 Pending JPH11168012A (ja)

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AT (1) ATE219601T1 (ja)
DE (1) DE59804488D1 (ja)
DK (1) DK0907190T3 (ja)
ES (1) ES2179407T3 (ja)
PT (1) PT907190E (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664898B1 (ko) 2005-09-08 2007-01-04 주식회사 효성 부분 공극을 갖는 변압기/리액터

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EP0907190B1 (de) 2002-06-19
ATE219601T1 (de) 2002-07-15
EP0907190A2 (de) 1999-04-07
PT907190E (pt) 2002-11-29
DK0907190T3 (da) 2002-10-14
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EP0907190A3 (de) 2000-07-12

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