JPH1116780A - コンデンサアセンブリ - Google Patents

コンデンサアセンブリ

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JPH1116780A
JPH1116780A JP17132597A JP17132597A JPH1116780A JP H1116780 A JPH1116780 A JP H1116780A JP 17132597 A JP17132597 A JP 17132597A JP 17132597 A JP17132597 A JP 17132597A JP H1116780 A JPH1116780 A JP H1116780A
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JP
Japan
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ceramic capacitors
holder
capacitor
ceramic
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Pending
Application number
JP17132597A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Nagashima
満 永島
Shinichi Kobayashi
真一 小林
Nobushige Moriwaki
伸重 森脇
Tadashi Saeda
正 佐江田
Tokunaga Ishikura
篤永 石倉
Makoto Murata
誠 村田
Yukio Tanaka
雪夫 田中
Akira Toba
彰 鳥羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセラミックコンデンサを単に積み重ね
て一体化し、これらセラミックコンデンサの端子電極に
端子部材を共通に接続した構造のコンデンサアセンブリ
において、セラミックコンデンサや端子部材の接続部が
むき出しのため、外部からの応力を特定の箇所で集中し
て受けやすく、そのため、セラミックコンデンサや端子
部材の接続部が破損することがある。 【解決手段】 複数のセラミックコンデンサ2をケース
14内に収納し、セラミックコンデンサ2をケース14
に接触させないようにケース14の内面に沿ってバッフ
ァ層17を形成する。好ましくは、セラミックコンデン
サ2を1個ずつ位置決めした状態でホルダ4によって保
持した状態とし、セラミックコンデンサ2のそれぞれの
端子電極3に共通に接続される端子部材9には、それぞ
れの端子電極3に独立して弾性的に接触し得る複数のば
ね接触部12が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の並列接続
されたセラミックコンデンサを一体化したコンデンサア
センブリに関するもので、特に、複数のセラミックコン
デンサを収納するための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味あるコンデンサア
センブリが、たとえば特開平3−245515号公報に
記載されている。ここに記載されるコンデンサアセンブ
リは、複数の積層セラミックコンデンサチップを積み重
ねて構成したものであって、この積み重ね状態におい
て、積層セラミックコンデンサチップのそれぞれの端子
電極(外部電極)は互いに同じ方向に向けられ、これら
端子電極に共通に対向するように、金属板からなる端子
部材が配置され、端子電極と端子部材とがたとえば導電
性接着剤等によって接続される。
【0003】このようにして、複数の積層セラミックコ
ンデンサチップのそれぞれの端子電極は、端子部材によ
って共通に接続され、それによって、複数の積層セラミ
ックコンデンサチップは、その積み重ね状態が機械的に
維持されながら、電気的には並列接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造のコンデンサアセンブリには、次のような問題が
ある。積層セラミックコンデンサチップがむき出しであ
り、また、これら積層セラミックコンデンサチップと端
子部材との接続部もむき出しであるので、このようなコ
ンデンサアセンブリは、外部からの応力を特定の局部に
おいて集中して受けやすい構造であると言える。そのた
め、このコンデンサアセンブリは、耐衝撃性や耐振動性
に劣っている。
【0005】また、積層セラミックコンデンサチップ
は、セラミックの焼成工程を経て製造されるものである
ので、得られた積層セラミックコンデンサチップにおい
て不所望にも反りやその他の変形がしばしば生じてい
る。そのため、積み重ねられた積層セラミックコンデン
サチップ間において一様な接触状態を得にくく、このよ
うなコンデンサアセンブリに大きな衝撃や加速度が加わ
ると、特定の積層セラミックコンデンサチップに対して
局部的に大きな応力が加わり、積層セラミックコンデン
サチップが機械的に損傷することがある。コンデンサア
センブリが、たとえば電気自動車のための平滑コンデン
サとして使用されるコンデンサのように、車載用に向け
られる場合には、大きな衝撃や加速度を受けやすいの
で、このような損傷の問題に遭遇しやすい。
【0006】また、各積層セラミックコンデンサチップ
間の寸法のばらつきが、特定の積層セラミックコンデン
サチップと端子部材との間で隙間を生じさせる結果とな
り、そのため、特に導電性接着剤を用いて端子電極と端
子部材とを接続しているときには、等価直列抵抗の増大
を招く。また、コンデンサアセンブリに大きな衝撃や加
速度が加わったときに端子部材にかかる応力が、特定の
積層セラミックコンデンサチップの端子電極との接合部
に集中しやすく、その結果、この部分において電気的導
通が断たれることがある。そのため、コンデンサアセン
ブリによって得られる容量が、設計値より低下すること
がある。
【0007】また、上述したコンデンサアセンブリは、
複数の積層セラミックコンデンサチップを単に積み重ね
ただけの構成であるので、積層セラミックコンデンサチ
ップの互いの位置決めが困難で、そのため、一体化後の
コンデンサアセンブリの状態での寸法のばらつきが生じ
やすい。上述したような各問題は、特に、高容量取得の
ために、各積層セラミックコンデンサチップが大型化し
たとき、より顕著になる。
【0008】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な問題を解決し得るコンデンサアセンブリを提供しよう
とすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンデン
サアセンブリは、上述した技術的課題を解決するため、
外表面上に端子電極がそれぞれ形成された、複数のセラ
ミックコンデンサと、複数のセラミックコンデンサを収
納している、ケースと、複数のセラミックコンデンサを
ケースに接触させないようにケースの内面に沿って形成
されている、バッファ層と、複数のセラミックコンデン
サのそれぞれの端子電極に共通に接続されながら、その
一部がケース外に導出されている、端子部材とを備える
ことを特徴としている。
【0010】この発明に係るコンデンサアセンブリは、
好ましくは、複数のセラミックコンデンサを保持するた
めのもので、セラミックコンデンサを1個ずつ位置決め
するための位置決め壁が設けられたホルダをさらに備
え、複数のセラミックコンデンサは、位置決め壁によっ
て位置決めされながらホルダに保持された状態でケース
内に収納される。
【0011】より好ましくは、上述したホルダは、複数
のセラミックコンデンサのそれぞれの端子電極を互いに
同じ方向に向けて露出させる開口を有し、端子部材は、
この開口を通して、複数のセラミックコンデンサのそれ
ぞれの端子電極に独立して弾性的に接触し得る複数のば
ね接触部を有している。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
よるコンデンサアセンブリ1の外観を示す斜視図であ
る。図2は、図1の線II−IIに沿う断面図である。
図3は、コンデンサアセンブリ1に備える要素を分解し
て示す斜視図である。図4は、コンデンサアセンブリ1
の製造工程の途中の状態を示す斜視図である。
【0013】コンデンサアセンブリ1は、複数の、たと
えば8個のセラミックコンデンサ2を備える。各セラミ
ックコンデンサ2は、たとえば、積層セラミックコンデ
ンサによって与えられ、その両端部における外表面上に
は端子電極3が形成されている。これらセラミックコン
デンサ2は、この実施形態では、ホルダ4によって保持
される。ホルダ4は、たとえばABS樹脂のような樹脂
から構成される。樹脂に代えて、たとえばセラミックの
ような他の電気絶縁性材料から構成されてもよい。
【0014】ホルダ4には、セラミックコンデンサ2を
1個ずつ位置決めするための複数の位置決め壁5が設け
られている。これら位置決め壁5によって規定される各
収納空間6は、セラミックコンデンサ2を1個ずつ収納
し得る大きさを有している。各収納空間6を規定する壁
面と各セラミックコンデンサ2との間には、収納空間6
へのセラミックコンデンサ2の挿入を許容する程度のわ
ずかな隙間が形成されていれば十分である。
【0015】上述したセラミックコンデンサ2の挿入
は、収納空間6の上方から行なわれ、そのため、各収納
空間6の上面に挿入口7が形成されている。セラミック
コンデンサ2は、端子電極3を互いに同じ方向、すなわ
ち、この実施形態では、端子電極3を側方に向けた状態
で、挿入口7を通して収納空間6内に挿入され、それに
よって、各セラミックコンデンサ2は、1個ずつ位置決
め壁5によって位置決めされながらホルダ4によって保
持された状態となる。
【0016】なお、図示の実施形態では、挿入口7を規
定する端縁から延びるV字状の切欠きが位置決め壁5に
設けられているが、これは、セラミックコンデンサ2の
ホルダ4への挿入を容易にしたり、後述するバッファ層
用樹脂の充填をより容易にしたり、ホルダ4の材料の節
約を図ろうとするためのものである。さらに大きな切欠
きあるいは他の形状の切欠きが設けられても、また、挿
入、充填の容易さや材料の節約を考慮する必要がないな
らば、このような切欠きは設けられなくてもよい。
【0017】ホルダ4には、前述のようにすべて側方に
向けられた端子電極3を露出させる開口8が設けられて
いる。これら開口8を通して各端子電極3に接触するよ
うに、たとえばリン青銅のような金属板からなる端子部
材9が配置されている。端子部材9は、複数のセラミッ
クコンデンサ2のそれぞれの端子電極3を共通に接続す
るもので、それによって、複数のセラミックコンデンサ
2は並列接続される。なお、ホルダ4に挿入口7を特別
には設けず、開口8を挿入口として用いてもよい。
【0018】端子部材9には、複数の取付け穴10が設
けられ、ホルダ4の対応する位置には、取付け突起11
が設けられる。取付け穴10内に取付け突起11を挿入
し、取付け突起11の先端部をたとえば熱かしめするこ
とにより、端子部材9がホルダ4に取り付けられる。な
お、端子部材9は、ホルダ4を成形する際に予めインサ
ートしておくようにしてもよい。
【0019】端子部材9は、セラミックコンデンサ2の
それぞれの端子電極3に独立して弾性的に接触し得る複
数のばね接触部12を形成している。図2に示すよう
に、各ばね接触部12は、開口8を通して、端子電極3
に接触している。このように、複数のばね接触部12の
各々は、各端子電極3に対する接触において、互いに他
のものと独立した挙動を示し得るので、たとえばセラミ
ックコンデンサ2間で寸法のばらつきがあっても、すべ
てのばね接触部12を端子電極3に確実に接触させるこ
とができる。したがって、端子部材9と特定のセラミッ
クコンデンサ2との接続部分において、等価直列抵抗の
増大がもたらされることはない。
【0020】上述のばね接触部12と端子電極3との接
触状態を確実に維持できるようにするため、好ましく
は、ばね接触部12と端子電極3とは導電性接着剤13
によって接続される。上述のようにセラミックコンデン
サ2および端子部材9を保持しているホルダ4は、ケー
ス14内に挿入される。このような挿入工程を終えた段
階にある状態が図4に示されている。ケース14は、た
とえばABS樹脂のような樹脂またはセラミックのよう
な電気絶縁性材料から構成される。ケース14内にホル
ダ4が収納された状態において、たとえば図4に示すよ
うに、端子部材9の引出し部15は、ケース14外に導
出されている。また、ホルダ4がケース14内に収納さ
れるとき、好ましくは、ホルダ4をケース14に接触さ
せないようにするため、ケース14の底面の角の部分に
はブロック16(図2参照)が配置される。ホルダ4が
ケース14内壁に部分的に接触したりすると、外部衝撃
が局部的に加わることがあるからである。ブロック16
は、たとえばシリコーンゴムから構成される。
【0021】次に、ケース14内には、たとえばエポキ
シ樹脂のような樹脂が充填される。この樹脂が硬化され
ることによって、ケース14の内面に沿ってバッファ層
17が形成される。バッファ層17を構成する樹脂は、
主として、ホルダ4とケース14との間の隙間およびケ
ース14の開口面を埋めるように流動するが、ケース1
4内の他の隙間、たとえばホルダ4とセラミックコンデ
ンサ2との間の隙間をも埋めるように流動することもあ
る。このように全隙間にバッファ層17が埋められる
と、各部材は互いに強固に固定されるとともに、ケース
14外部からの衝撃をより良好に緩衝させることができ
る。
【0022】上述のバッファ層17を構成する樹脂とし
ては、特に軟質のものが有利に用いられる。軟質樹脂
は、衝撃を吸収する効果が高く、また、ケース14とセ
ラミックコンデンサ2またはホルダ4との間での線膨張
係数の差を吸収するのにより有効に働くからである。こ
のようにして、図1および図2に示すようなコンデンサ
アセンブリ1が得られる。このコンデンサアセンブリ1
において、外部に引出し部15を導出している端子部材
9は、内部の複数のセラミックコンデンサ2が与える静
電容量を並列接続しながら取り出すように機能してい
る。
【0023】なお、図示しないが、バッファ層17のた
めの樹脂が充填された後、ケース14の上面開口を閉じ
るように、蓋がケース14に取り付けられてもよい。以
上、この発明を図示した実施形態に関連して説明した
が、以下に例示するように、この発明の範囲内におい
て、その他、種々の変形例が可能である。この発明は、
複数のセラミックコンデンサとケースとバッファ層と端
子部材とを備えるコンデンサアセンブリであることを要
旨とするものであるので、上述した実施形態におけるホ
ルダ4を備えないコンデンサアセンブリにも適用するこ
とができる。この場合、たとえば、バッファ層17を構
成する樹脂によってセラミックコンデンサ2が保持され
ることになる。
【0024】また、バッファ層に関して、図示した実施
形態では、ケース14の内面に沿って樹脂からなるバッ
ファ層17が形成されたが、空気のみからなるバッファ
層(樹脂を充填しない)が形成されても、樹脂層と空気
層との双方からバッファ層が形成されてもよい。空気の
みのバッファ層でも緩衝効果を十分有することが確かめ
られている。また、図示の実施形態では、ホルダ4も、
セラミックコンデンサ2をケース14に接触させないよ
うにするためのバッファ層として機能している。
【0025】また、ケース14内に収納されるセラミッ
クコンデンサ2の数は、要望に応じて任意に変更するこ
とができる。また、ケース14内に収納される複数のセ
ラミックコンデンサ2の配列状態に関して、図示の実施
形態では、セラミックコンデンサ2の各主面を互いに対
向させた状態であったが、これに代えて、セラミックコ
ンデンサの各端面を互いに対向させた状態で配列するよ
うにしても、あるいは、各主面を互いに対向させた状態
で配列しながら、この配列状態を複数列に形成すること
によってセラミックコンデンサの各端面をも互いに対向
させた状態で配列するようにしてもよい。
【0026】また、端子部材9は、他の任意の形状のも
のに置き換えることができる。また、端子部材9は、前
述した実施形態では、ホルダ4に取り付けられたが、ケ
ース14に取り付けられても、あるいはバッファ層17
によって保持されるようにしてもよい。端子部材がケー
スに取り付けられる場合、端子部材をインサートした状
態でケースを成形するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のセラミックコンデンサがケースに収納され、これらセ
ラミックコンデンサをケースに接触させないようにケー
スの内面に沿ってバッファ層が形成されているので、外
部からの衝撃等は、まずケースによって受け止められ、
次いでバッファ層によって応力分散される。したがっ
て、特定のセラミックコンデンサに応力が集中すること
がなく、セラミックコンデンサの破損を防止することが
でき、耐衝撃性、耐振動性および耐加速度性等の機械的
強度に対する信頼性が高められたコンデンサアセンブリ
を得ることができる。
【0028】また、バッファ層は、熱応力によるセラミ
ックコンデンサやケースの破壊を防止する効果もある。
また、この発明によれば、セラミックコンデンサがケー
スに収納された状態であるので、セラミックコンデンサ
の電歪による音の発生を防止することができる。
【0029】この発明において、複数のセラミックコン
デンサを保持するためのもので、セラミックコンデンサ
を1個ずつ位置決めするための位置決め壁が設けられた
ホルダをさらに備え、複数のセラミックコンデンサが位
置決め壁によって位置決めされながらホルダに保持され
た状態でケース内に収納されていると、セラミックコン
デンサに反りや変形が生じていても、特定のセラミック
コンデンサに局部的な応力がかかりにくくなり、したが
って、耐衝撃性、耐振動性および耐加速度性等の機械的
強度をさらに高めることができる。また、複数のセラミ
ックコンデンサはホルダによって保持された状態で取り
扱うことができるので、これらセラミックコンデンサを
ケースに挿入しやすくなり、また、バッファ層も形成し
やすくなる。
【0030】また、この発明において、上述したホルダ
が複数のセラミックコンデンサのそれぞれの端子電極を
互いに同じ方向に向けて露出させる開口を有し、この開
口を通して、複数のセラミックコンデンサのそれぞれの
端子電極に独立して弾性的に接触し得る複数のばね接触
部が、端子部材に形成されていると、ばね接触部の各々
は、各端子電極に対する接触において、互いに他のもの
と独立した挙動を示し得るので、たとえばセラミックコ
ンデンサ間で寸法のばらつきがあっても、すべてのばね
接触部を端子電極に確実に接触させることができる。し
たがって、端子部材と特定のセラミックコンデンサとの
接続部分において、等価直列抵抗の増大がもたらされる
ことはない。そのため、コンデンサアセンブリの発熱が
抑えられ、信頼性を高めることができる。
【0031】また、上述のように、ばね接触部を介して
端子部材が端子電極に接続されると、端子部材にかかる
応力が特定のセラミックコンデンサの端子電極との接合
部に集中することによって、電気的導通が断たれるよう
なことはなく、端子部材と端子電極との電気的接続の信
頼性を高めることができる。この発明による上述した種
々の効果は、コンデンサアセンブリが、たとえば電気自
動車のための平滑コンデンサとして使用されるコンデン
サのように、車載用に向けられる場合には、大きな衝撃
や加速度を受けやすく、また、高容量取得のために、各
セラミックコンデンサが大型化されるので、より有効に
発揮されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるコンデンサアセン
ブリ1の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の線II−IIに沿う断面図である。
【図3】図1に示したコンデンサアセンブリ1に備える
要素を分解して示す斜視図である。
【図4】図1に示したコンデンサアセンブリ1において
バッファ層17を構成する樹脂を充填する前の状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンデンサアセンブリ 2 セラミックコンデンサ 3 端子電極 4 ホルダ 5 位置決め壁 8 開口 9 端子部材 12 ばね接触部 14 ケース 15 引出し部 17 バッファ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐江田 正 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 石倉 篤永 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 村田 誠 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 田中 雪夫 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 鳥羽 彰 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面上に端子電極がそれぞれ形成され
    た、複数のセラミックコンデンサと、 複数の前記セラミックコンデンサを収納している、ケー
    スと、 複数の前記セラミックコンデンサを前記ケースに接触さ
    せないように前記ケースの内面に沿って形成されてい
    る、バッファ層と、 複数の前記セラミックコンデンサのそれぞれの前記端子
    電極に共通に接続されながら、その一部が前記ケース外
    に導出されている、端子部材とを備える、コンデンサア
    センブリ。
  2. 【請求項2】 複数の前記セラミックコンデンサを保持
    するためのもので、前記セラミックコンデンサを1個ず
    つ位置決めするための位置決め壁が設けられたホルダを
    さらに備え、複数の前記セラミックコンデンサは、前記
    位置決め壁によって位置決めされながら前記ホルダに保
    持された状態で前記ケース内に収納されている、請求項
    1に記載のコンデンサアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダは、複数の前記セラミックコ
    ンデンサのそれぞれの前記端子電極を互いに同じ方向に
    向けて露出させる開口を有し、前記端子部材は、前記開
    口を通して、複数の前記セラミックコンデンサのそれぞ
    れの前記端子電極に独立して弾性的に接触し得る複数の
    ばね接触部を有している、請求項2に記載のコンデンサ
    アセンブリ。
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