JPH11165934A - 画像形成装置の排紙部 - Google Patents
画像形成装置の排紙部Info
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- JPH11165934A JPH11165934A JP9328138A JP32813897A JPH11165934A JP H11165934 A JPH11165934 A JP H11165934A JP 9328138 A JP9328138 A JP 9328138A JP 32813897 A JP32813897 A JP 32813897A JP H11165934 A JPH11165934 A JP H11165934A
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Abstract
を、その露光光学部のプロッタ部に対向する対向面と同
じ高さか、それよりも下側に突出させても、排出される
用紙が外装カバーに引っ掛からないようにする。 【解決手段】 露光光学部2とその下側のプロッタ部3
との間に設けられている排紙部4において、露光光学部
2のプロッタ部3に対向する対向面7に、その対向面7
に沿って排出された用紙Pをその対向面7から浮かせる
ようにガイドする突起8を設ける。それによって、対向
面7に沿って排出される用紙Pは、突起8によりその対
向面7から浮いた状態にガイドされるので、用紙Pの先
端が外装カバー10の下端縁10aの付近に引っ掛かる
ようなことがない。
Description
学部とその下側に配設されたプロッタ部との間に用紙を
排出する画像形成装置の排紙部に関する。
全体の小型小スペース化により、画像形成後の用紙を装
置内の露光光学部とその下側に配設されたプロッタ部と
の間に排出するもの(胴内排紙)が主流になりつつあ
る。ところが、このように装置内に排紙部を設けている
場合には、用紙の排紙スペースや、その排紙部からの用
紙の取り出し性を十分確保しながら装置全体の小型化を
図ろうとすると、プロッタ部の上側に設けている露光光
学部を支持する壁や支柱が邪魔になってしまう。
例えば図8に示すように、露光光学部23を支える壁や
支柱の一部を無くすことによって3点支持の構成とし、
排紙部22に排出された用紙を取り出しやすいようにし
たりしている(例えば特開平5−201603号公報参
照)。
うに露光光学部を支える壁や支柱の一部を取り除いた画
像形成装置では、その装置本体の外側に被せる外装形態
が問題になることがあった。すなわち、上述したような
3点支持の構成、あるいはそれに類する構成の画像形成
装置の場合には、露光光学部の外装形態は、例えば図9
乃至図11に示す形態をとるのが一般的である。
aの一部から下面23bの全てを外装カバー24で覆う
ようにしたものである。また、図10のものは、露光光
学部23の上面23aの一部から下面23bの一部まで
を外装カバー24′で覆うようにしたものである。さら
に、図11のものは、露光光学部23の上面23aの一
部と前面23cのみを外装カバー24″で覆うようにし
たものである。
ない部分までも外装カバー24で覆うのでコストアップ
になってしまうと共に、露光光学部23の下面23bの
全体に外装カバー24を被せるため、その外装カバー2
4の厚み分だけ排紙トレイ25の上に積載可能な用紙枚
数が少なくなってしまうという問題があった。また、排
紙トレイ25の上から用紙を取り出す際の取り出し性
や、排紙トレイ25上の用紙の視認性の点でも外装カバ
ー24の厚み分だけ悪くなる。
外装カバー24′があるので、排紙トレイ25上に積載
可能な用紙枚数に与える影響を最小限にすることができ
るが、図示のように矢示A方向に排出される用紙Pが、
その外装カバー24′の下端縁24aに引っ掛かってス
タック不良になったり、ジャムになったりする恐れがあ
った。
部23の上面23aの一部と前面23cを逆L字状に形
成した外装カバー24″で覆ったものでは、その外装カ
バー24″の下端縁24a′の位置を図12に示すよう
に、露光光学部23の底部の下面23bと同じ高さにな
るようにしたり、図13に示すように下面23bよりも
下側に僅かに飛び出すようにしたときには、用紙の先端
がその外装カバー24″の飛び出した下端部に引っ掛か
ってしまう恐れがあった。そうかといって、図14に示
すように外装カバー24″の長さを短くすると、露光光
学部23の一部が外部に露出してしまうので、外観上の
見栄えが悪くなってしまう。
たものであり、露光光学部の前面を覆う外装カバーの下
端縁の位置を、その露光光学部の底部のプロッタ部に対
向する対向面と同じ高さにしたり、それよりも下側に突
出させるようにしたときでも、排紙部に排出される用紙
がその外装カバーに引っ掛かったりしないようにするこ
とを目的とする。
達成するため、装置内の露光光学部とその下側に配設さ
れたプロッタ部との間に用紙を排出する画像形成装置の
排紙部において、上記露光光学部の底部の上記プロッタ
部に対向する対向面に、その対向面に沿って排出された
用紙をその対向面から浮かせるようにガイドする突起を
設けたものである。
う外装カバーの下端縁の位置を、その露光光学部の底部
のプロッタ部に対向する対向面と同じか、それよりも下
側に突出させるようにしても、排紙部に上記対向面に沿
って排出される用紙は、突起によりその対向面から浮い
た状態にガイドされる。したがって、その用紙の先端が
外装カバーの下端部に引っ掛かってしまうようなことが
ない。そして、その突起は、上記対向面上に用紙の排出
方向に直交する方向に複数配設するとよい。そうすれ
ば、紙幅の広い用紙であってもその突起によりカイドす
ることができるので、多様なサイズの用紙に対して対応
することができる。
一部を切り曲げ加工あるいは切り起こし加工して形成す
るとよい。そうすれば、突起を別部品で形成したときに
比べて部品点数を減らすことができると共に、突起を上
記対向面に組み付ける手間も省ける。
向面の一部を絞り加工することにより形成するとよい。
そうすれば、露光光学部の上記対向面には、突起を形成
しても孔ができないので、そこからゴミ等が機内に入り
込むのを防止することができる。また、その孔から騒音
が外部に洩れるようなこともない。さらに、突起は絞り
加工により形成されているため、その突起には直角に近
い角部がないので、排紙された用紙を取り出す際にその
用紙が突起の角部に引っ掛かってしまうようなこともな
い。
は、上記対向面上に用紙の排出方向に直交する方向に長
く所定幅連続して形成するとよい。そうすれば、用紙幅
が異なる不定形の用紙に対しても、排出方向に直交する
方向に長く所定幅連続している突起により、確実にガイ
ドすることができる。
面に基づいて説明する。図1はこの発明による排紙部を
備えた画像形成装置の一実施形態例を簡略化して示す正
面図、図2は同じくその排紙部に設けられている突起を
画像形成装置の一部と共に示す斜視図、図3は同じくそ
の突起部分の縦断面図である。
の上部に露光光学部2を、その下側に作像を行なうプロ
ッタ部3をそれぞれ配設している。そして、その露光光
学部2の上面2aの一部と前面2bを外装カバー10で
覆っている。その外装カバー10の下端縁10aの位置
は、露光光学部2の底部のプロッタ部3に対向する対向
面7と略同じ位置か、それよりも若干下側になるように
している。
3との間には、用紙Pを排紙ローラ対5により排紙トレ
イ6上に排出する排紙部4を設けている。その排紙部4
には、露光光学部2の底部のプロッタ部3に対向する対
向面7に、その対向面7に沿って排出された用紙Pをそ
の対向面7から浮かせる(離す)ようにガイドする突起
8を設けている。
に、露光光学部2の対向面7の一部を切り曲げ加工して
形成し、その切り曲げ方向は、切断面が用紙の排紙方向
である矢示A方向に平行する向きに形成する。そして、
図3に示すように、その突起8の対向面7からの突出高
さHは、外装カバー10の下端縁10aよりも突起8の
先端部が下方へ0.5mm以上突出する高さにする(H
a≧0.5)。
うに、外装カバー10の下端縁10aの高さ方向の位置
を、露光光学部2の対向面7と略同じ位置か、それより
も若干下側になるようにしている場合には、用紙Pが排
紙ローラ対5により搬送されて露光光学部2の対向面7
に沿って排出されたときには、その用紙Pの先端がその
外装カバー10の飛び出した下端縁10aの付近に引っ
掛かってスタック不良になったり、ジャムになったりす
る恐れがある。
4は、上述したように露光光学部2の底部のプロッタ部
3に対向する対向面7に、その対向面7に沿って排出さ
れた用紙Pをその対向面7から浮かせるようにガイドす
る突起8を設けているので、図3に示したように露光光
学部2の対向面7に沿って排出される用紙Pは、突起8
によりその対向面7から図示のように浮いた状態にガイ
ドされる。したがって、その用紙Pの先端Paが外装カ
バー10の下端縁10aの付近に引っ掛かってしまうよ
うなことがない。
対向面に形成する突起の異なる例を示す斜め下側から見
た斜視図である。この突起8′は、露光光学部2の対向
面7の一部を切り起こし加工により形成し、その切り起
こし側8aを用紙の排紙方向下流側とすることにより、
排紙される用紙がその突起8′の切り起こし部分に引っ
掛からないようにしている。このような突起8′を使用
しても、図1乃至図3で説明した排紙部と同様の作用効
果を奏する。
の実施の形態をその突起付近のみ示す図2と同様な斜視
図である。この画像形成装置の排紙部は、図2で説明し
た突起8(図4の突起8′でもよい)を、露光光学部2
の対向面7上に用紙の排出方向に直交する方向(矢示B
方向)に複数配設している。このようにすれば、紙幅の
広い用紙であっても、その紙幅方向に複数並んだ突起8
によりガイドすることができるので、多様なサイズの用
紙に対して対応することができる。
を絞り加工で形成するようにした例を示す図2と同様な
斜視図である。この排紙部に形成した突起18は、露光
光学部2の対向面7の一部を絞り加工することにより形
成している。
7には、切り曲げ加工や切り起こし加工で突起を形成し
たときのように孔ができないので、そこからゴミ等が機
内に入り込むのを防止することができる。また、その孔
から騒音が外部に洩れるのも防止することができる。さ
らに、この突起18は、絞り加工の特性上、直角に近い
角部ができないので、排紙された用紙を取り出す際にそ
の用紙が突起18の角部に引っ掛かってしまうようなこ
ともない。
5で説明した実施の形態と同様に、露光光学部2の対向
面7上に用紙の排出方向に直交する方向(矢示B方向)
に複数配設しているので、紙幅の広い用紙であっても複
数並んだ突起18によりガイドすることができるので、
多様なサイズの用紙に対して対応することができる。
成する突起の異なる例を示す図2と同様な斜視図であ
る。この排紙部に形成した突起38は、露光光学部2の
対向面7上に用紙の排出方向に直交する方向に長く所定
幅連続して形成している。このようにすれば、突起38
は用紙の排出方向に直交する方向に長く所定幅連続して
いるので、用紙幅が異なる不定形の用紙に対しても確実
にガイドすることができる。
像形成装置の排紙部によれば、露光光学部の前面を覆う
外装カバーの下端縁の位置を、その露光光学部のプロッ
タ部に対向する対向面と同じか、それよりも下側に突出
させるようにしても、排紙部に排出される用紙を上記対
向面に設けた突起により外装カバーに引っ掛からないよ
うにガイドすることができるので、用紙がスタック不良
になったり、ジャムになったりするのを防止することが
できる。
向面の一部を切り曲げ加工あるいは切り起こし加工によ
り形成すれば、突起を別部品で形成したときに比べて部
品点数を減らすことができると共に、突起を上記対向面
に組み付ける手間も省ける。したがって、その分だけ安
価にできる。
れば、露光光学部のプロッタ部に対向する対向面には突
起を形成しても孔ができないので、そこからゴミ等が機
内に入り込むのを防止することができる。また、その孔
から騒音が外部に洩れるのも防止することができる。さ
らにまた、絞り加工による突起は、直角に近い角部がな
いので、排紙された用紙を取り出す際に用紙がその突起
の角部に引っ掛かるようなことがないため、用紙を傷つ
けることなくスムーズに取り出すことができる。
を、上記対向面上に用紙の排出方向に直交する方向に長
く所定幅連続して形成すれば、用紙幅が異なる不定形の
用紙に対しても、それを確実にガイドすることができる
ため、使い勝手がよくなる。
一実施形態例を簡略化して示す正面図である。
形成装置の一部と共に示す斜視図である。
成する突起の異なる例を示す斜め下側から見た斜視図で
ある。
態をその突起付近のみ示す図2と同様な斜視図である。
で形成するようにした例を示す図2と同様な斜視図であ
る。
の異なる例を示す図2と同様な斜視図である。
とによって3点支持の構成とした画像形成装置の例を示
す外観斜視図である。
露光光学部の外装形態の一例を示す概略図である。
示す概略図である。
なる他の例を示す概略図である。
縁の位置を露光光学部の底部の下面と同じ高さになる長
さにした例を示す概略図である。
端縁の位置を露光光学部の底部の下面よりも下側に僅か
に飛び出す長さにした例を示す概略図である。
端縁の位置を露光光学部の底部の下面よりも短くした例
を示す概略図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 装置内の露光光学部とその下側に配設さ
れたプロッタ部との間に用紙を排出する画像形成装置の
排紙部において、 前記露光光学部の底部の前記プロッタ部に対向する対向
面に、該対向面に沿って排出された用紙を該対向面から
浮かせるようにガイドする突起を設けたことを特徴とす
る画像形成装置の排紙部。 - 【請求項2】 前記突起は、前記対向面上に用紙の排出
方向に直交する方向に複数配設されていることを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置の排紙部。 - 【請求項3】 前記突起は、前記露光光学部の前記対向
面の一部を切り曲げ加工あるいは切り起こし加工して形
成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画
像形成装置の排紙部。 - 【請求項4】 前記突起は、前記露光光学部の前記対向
面の一部を絞り加工することにより形成されていること
を特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置の排紙
部。 - 【請求項5】 前記絞り加工により形成された突起は、
前記対向面上に用紙の排出方向に直交する方向に長く所
定幅連続して形成されていることを特徴とする請求項4
記載の画像形成装置の排紙部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32813897A JP3625631B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 画像形成装置の排紙部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11165934A true JPH11165934A (ja) | 1999-06-22 |
JP3625631B2 JP3625631B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=18206932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32813897A Expired - Fee Related JP3625631B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 画像形成装置の排紙部 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3625631B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10676306B2 (en) | 2015-10-19 | 2020-06-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Sheet discharge device and image forming apparatus including the same |
JP2020186105A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | 株式会社リコー | 排出装置、及び、画像形成装置 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP32813897A patent/JP3625631B2/ja not_active Expired - Fee Related
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