JPH11165882A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11165882A
JPH11165882A JP9342005A JP34200597A JPH11165882A JP H11165882 A JPH11165882 A JP H11165882A JP 9342005 A JP9342005 A JP 9342005A JP 34200597 A JP34200597 A JP 34200597A JP H11165882 A JPH11165882 A JP H11165882A
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voltage
image forming
forming apparatus
sheet
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JP9342005A
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Michio Furuta
道夫 古田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない信号線を使用し装置に取り付けた用紙
取扱装置の種類だけでなく取り付け順序あるいは取り付
けの位置までを把握することのできる画像形成装置を実
現する。 【解決手段】 画像形成装置本体101内のA/D変換
器136は、増設される第2の追加給紙トレイ140お
よび第3の追加給紙トレイ151と直列的に接続され、
第2および第3の入力端子162、163から選択的に
信号を入力することで、これらのトレイの抵抗値に応じ
た電圧を印加される。各トレイ140、151は用紙サ
イズに応じてスイッチを切り替えて抵抗値を変化させる
が、それらの幅は互いに重複しないように設定されてい
る。したがって入力端子162、163の接続関係と電
圧値から各トレイ140、151の種類や取り付け順序
(位置)まで判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は用紙に対して画像の
記録を行なう複写機、ファクシミリあるいはプリンタ等
の画像形成装置に係わり、特に供給トレイのように用紙
を取り扱うための用紙取扱装置を任意に所望の場所に着
脱自在に取り付けてその制御を行なうことのできるよう
にした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機やプリンタでは、各種サイ
ズの用紙を取り扱うことが多いので、複数の供給トレイ
を各種組み合わせて装置に取り付けることができるよう
になっている。また、画像形成装置の使用者の要求に適
応するために、通常の供給トレイだけでなく例えば大容
量の供給トレイを装置の下部に取り付けるといった対応
をとった装置も数多く出現している。
【0003】このように供給トレイ等の用紙取扱装置の
種類を選択しながら各種の態様でこれらを画像形成装置
に取り付けるようにすると、装置側ではどのような用紙
取扱装置が画像形成装置に取り付けられているかを正確
に把握して、それに応じた制御を行なう必要がある。従
来ではこのために、画像形成装置に用紙取扱装置を装着
すると、これらと装置の制御部との間に信号の有無で装
置の着脱を判別するための信号線を接続し、それぞれの
用紙取扱装置の判別を行なうようにしていた。しかしな
がら、このような手法を採用すると、用紙取扱装置の種
類が増加するにつれてそれらの種類に対応する数だけ信
号線の本数が必要となり、各種の用紙取扱装置を選択で
きる画像形成装置では信号線の数が非常に多くなってし
まうという問題があった。
【0004】図15は、従来のこのような画像形成装置
の要部を表わしたものである。この技術では、制御部1
1に2つの用紙取扱装置12、13が接続される場合、
共通の電源線14と、これらの用紙取扱装置の数だけの
信号線151、152を制御部11側に接続する構成とな
っている。それぞれの用紙取扱装置12、13は、電源
線14に一端を接続した複数の抵抗161〜191あるい
は162〜192を備えている。用紙取扱装置12の方で
は3つの抵抗161〜181の他端がそれぞれスイッチ2
1〜231を介して電源線14に接続されており、残り
の抵抗191はその他端が各スイッチ211〜231の他
端を介して信号線151に接続されている。
【0005】もう1つの用紙取扱装置13の方では同じ
く3つの抵抗162〜182の他端がそれぞれスイッチ2
2〜232を介して電源線14に接続されており、残り
の抵抗192はその他端が各スイッチ212〜232の他
端を介して信号線152に接続されている。なお、用紙
取扱装置13に接続される信号線152は、他の用紙取
扱装置12を経由した構成となっている。
【0006】この画像形成装置では、スイッチ211
231、212〜232をオン・オフさせて各用紙取扱装
置12、13の種類あるいは取り扱う用紙サイズに応じ
た抵抗値を設定するようになっている。制御部11に
は、対応する信号線151、152と一端を接続し他端を
接地した抵抗251、252と、これらの抵抗251、2
2による電圧降下によって対応する信号線151、15
2に現われた電圧をA/D変換(アナログ−ディジタル
変換)するA/D変換器261、262と、これらのA/
D変換後のディジタル値を入力するCPU(中央処理装
置)27とが備えられている。そして、CPU(中央処
理装置)7に入力される電圧をチェックすることで、画
像形成装置にどのような用紙取扱装置が接続されている
かの判別が行われるようになっている。
【0007】このような従来の画像形成装置では、図1
5に示したように2つの用紙取扱装置12、13を装着
するときに合計で3本の線が必要となり、2以上の装着
を前提とするときにはそれに応じた数だけの線が必要と
されることになる。
【0008】図16は、このような問題を解消するため
に提案された画像形成装置の要部を表わしたものであ
る。特開平6−64278号公報に開示されたこの技術
では、制御部41に信号線42、43を介して第1〜第
3の用紙取扱装置44〜46を取り付けることができる
ようになっている。それぞれの用紙取扱装置44〜46
は、互いに異なった値の抵抗47〜49を接続してお
り、どの装置が画像形成装置に接続されるかによって、
制御部41の入力端子51、52間の合成抵抗値が変化
することになる。もちろん、合成抵抗値が用紙取扱装置
の組み合わせによって常に異なった値となるようにそれ
ぞれの抵抗47〜49の値を選択しておく必要がある。
【0009】制御部41の内部では、電源に一端を接続
したプルアップ抵抗53の他端が入力端子51、52間
の合成抵抗(抵抗47〜49)を介して接地されてお
り、これによって一方の入力端子51側に合成抵抗の値
に応じた電圧が発生する。この電圧をA/D変換器55
によってディジタル信号に変換してCPU56に供給す
るようにしている。CPU56は入力された電圧によっ
て、どのような用紙取扱装置が画像形成装置に接続され
ているかどうかを判別することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この図16に示した従
来の画像形成装置では、用紙サイズや用紙の最大収容枚
数を異にする用紙取扱装置が複数装着されたとき、これ
らのどれとどれが装着されたかを知ることができる。し
かも、装着する用紙取扱装置の数が増えても画像形成装
置側は合成抵抗の値でそれらの組み合わせを判別するこ
とができる。したがって、図15に示したように用紙取
扱装置の数を増加するとこれに応じて信号線の数が増加
するといった問題が発生しない。しかしながら、図16
に示した画像形成装置では、用紙取扱装置44〜46を
どのような順序で配置したかを特定することができない
という問題がある。すなわち、各用紙取扱装置44〜4
6が画像形成装置内のどの位置に配置されているかをそ
れぞれ特定することができず、記録部までの距離を特定
することができないので、用紙の送り出しのタイミング
を設定することができなかった。このため、図16に示
した画像形成装置でも、更にそれぞれの用紙取扱装置4
4〜46の配置された位置を示す情報を伝送するための
信号線を追加的に必要とし、電源線も含めてケーブルの
本数が多くなるという問題があった。
【0011】そこで本発明の目的は、少ない信号線を使
用し装置に取り付けた用紙取扱装置の種類だけでなく取
り付け順序あるいは取り付けの位置までを把握すること
のできる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)用紙が搬送される用紙搬送路と、(ロ)この
用紙搬送路を搬送される用紙に対して画像の記録を行な
う記録手段と、(ハ)用紙搬送路の予め定められた複数
の位置に面するように配置されその種類および取り扱う
用紙サイズを少なくとも示す複合情報をそれに対応した
アナログ情報として出力する用紙取扱手段と、(ニ)用
紙取扱手段が複数の位置のいずれかに面するように配置
されたとき、これから出力されるアナログ情報を入力し
てその用紙取扱手段の種類および取り扱う用紙サイズを
判別する判別手段とを画像形成装置に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、1また
は複数の用紙取扱手段が、それぞれ種類および取り扱う
用紙サイズを少なくとも示す複合情報をそれに対応した
アナログ情報として出力することにして、この複合情報
を解読することで用紙取扱手段の種類および取り扱う用
紙サイズを判別可能にしている。
【0014】請求項2記載の発明では、(イ)用紙が搬
送される用紙搬送路と、(ロ)この用紙搬送路を搬送さ
れる用紙に対して画像の記録を行なう記録手段と、
(ハ)用紙搬送路の予め定められた複数の位置に面する
ように着脱自在に配置されその種類および取り扱う用紙
サイズを少なくとも示す複合情報をそれに対応したアナ
ログ情報として出力する用紙取扱手段と、(ニ)用紙取
扱手段が複数の位置のいずれかに面するように配置され
たとき、これから出力されるアナログ情報を複数の位置
にそれぞれ対応して選択的に切り替えて入力することで
それぞれの用紙取扱手段の種類および取り扱う用紙サイ
ズを搬送路上での位置と対応づけて判別する判別手段
と、(ホ)この判別手段によって判別された用紙取扱手
段が記録手段に用紙を供給する供給トレイであるときそ
の用紙サイズおよびその供給トレイの位置に基づいてそ
の用紙の搬送路に対する送り出しの要否および送り出し
のタイミングを制御する供給トレイ制御手段とを画像形
成装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明を構成する技術的な事項に加えて、複合情
報を表わしたアナログ情報を用紙取扱手段別に切り替え
て入力することにして、位置あるいは順序に関する情報
の判別も可能にしている。このようにして判別された結
果を基にして、搬送路に対する用紙の送り出しの要否お
よび送り出しのタイミングを用紙取扱手段ごとに設定す
ることができるようになる。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明で、複合情報は用紙サイズに応じた
抵抗値の設定手段によって作成され、それぞれの用紙取
扱手段の抵抗値が互いに他の用紙取扱手段と重複しない
固有の範囲となっていることを特徴としている。これに
より、抵抗値の範囲をチェックすることで、それぞれの
用紙取扱手段の種類を簡単に判別することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例における画像形成
装置の装置本体部分の構成の概要を表わしたものであ
る。本実施例の画像形成装置本体101は、プリンタで
あり、図示しない通信ケーブルを介して印刷データを図
示しない制御部に入力し、これに基づいてレーザ102
が印刷内容に応じて変調された光ビーム103を1ライ
ンずつ出力するようになっている。光ビーム103は、
感光体ドラム104の所定の露光位置105を繰り返し
往復するように照射される。感光体ドラム104は、こ
の図で時計周りに等速で回転するようになっている。そ
して、露光位置105よりも上流側でこの感光体ドラム
104に転接する帯電ロール106によって帯電された
ドラム表面の電荷を選択的に消失させて印刷する画像に
対応した静電潜像を形成する。
【0020】感光体ドラム104における露光位置10
5よりも下流側には現像ロール108が配置されてお
り、図示しない現像容器内のトナーがこれを介してドラ
ム表面に供給される。このとき静電潜像に応じてトナー
が付着するので、印刷する画像に対応したトナー像がド
ラム表面に形成されることになる。現像ロール108よ
りも更に下流側のドラム表面には転写ロール109が転
接されている。転写ロール109と感光体ドラム104
の表面の間には、一点鎖線で示すように用紙搬送路11
1が存在する。転写ロール109は、トナー像を吸引す
る作用を有するので、用紙搬送路111上を搬送されて
くる用紙(図示せず)に対してトナーが転写されること
になる。トナーの転写された用紙は、この図で転写ロー
ル109の上側に位置する一対の定着ロール112の間
を通過して熱的に定着され、用紙センサ113によって
検知された後、一対の排出ロール114によって排出ト
レイ115上に排出されることになる。
【0021】本実施例の画像形成装置本体101は、メ
イン給紙トレイ121の他に第1の追加給紙トレイ12
2を装着した構成となっている。後に説明するが、画像
形成装置本体101の下部に増設ユニットを追加するこ
とで、第2の追加給紙トレイ等の他の給紙トレイを任意
の順序で増設することができるようになっている。メイ
ン給紙トレイ121と第1の追加給紙トレイ122のそ
れぞれ出口側上部には半月ロール123、124が配置
されており、これらの内の一方が所定のタイミングで回
転することで、その回転した側の給紙トレイ121また
は122から用紙が用紙搬送路111に送り出されるこ
とになる。
【0022】本実施例の画像形成装置本体101では、
メイン給紙トレイ121の下方に第1の追加給紙トレイ
122が配置されているので、第1の追加給紙トレイ1
22から用紙が送り出される場合には、両トレイ12
1、122の中間位置に配置された第1の搬送ロール対
125が第1の追加給紙トレイ122によって搬送路の
延長された部分で用紙の搬送を受け持つ。メイン給紙ト
レイ121あるいは第1の追加給紙トレイ122から送
り出された用紙は、その先端が一対のレジスタロール1
27に挟持された段階で搬送を一旦停止され、その後は
感光体ドラム104におけるトナー像の転写のためのタ
イミング調整が行われた後、搬送を開始されて前記した
ように感光体ドラム104と転写ロール109の間を追
加してトナー像の転写が行われるようになっている。画
像形成装置本体101内の所定の位置には、この装置の
各種制御を行なうための制御部131が配置されてい
る。
【0023】図2は、この制御部の概要を表わしたもの
である。制御部131はCPU(中央処理装置)132
を備えている。CPU132は、データバス等のバス1
33を介してROM(リード・オンリ・メモリ)13
4、作業用メモリ135およびA/D変換器136と接
続されている。ここで、ROM134はこの画像形成装
置の各種制御を行なうためのプログラムを格納した記憶
媒体である。作業用メモリ135はこのプログラムを実
行する際に必要なデータを一時的に格納するためのメモ
リである。A/D変換器136は、画像形成装置本体1
01の下部に増設される用紙取扱装置から入力されるア
ナログレベルの信号をディジタル信号に変換するための
ものである。本実施例では、オプションで取り付けられ
る第2の追加給紙トレイ等の用紙取扱装置の種類や位置
を判別させるためのアナログ信号137がこのA/D変
換器136に入力するようになっている。一端を接地し
他端をA/D変換器136の入力側に接続した抵抗13
8には、このように追加的に接続される用紙取扱装置の
数や種類に応じた電流が流れ、A/D変換器136に所
定の電圧が発生する。
【0024】図3は、画像形成装置本体の下部に第2の
追加給紙トレイが1つだけ増設された場合の、A/D変
換器に対する回路構成を表わしたものである。第2の追
加給紙トレイ140は、用紙を最大で250枚収容する
ことのできるトレイである。第2の追加給紙トレイ14
0には、+5V(ボルト)の電源ラインに一端を接続さ
れた第1〜第3のスイッチ141〜143と、これらの
スイッチ141〜143の他端に一端を接続した第1〜
第3の抵抗144〜146と、第1〜第3のスイッチ1
41〜143の一端と共通してその一端を接続され、他
端を第1〜第3の抵抗144〜146の他端と共通して
接続された第4の抵抗147とが配置されている。第1
〜第4の抵抗の前記した他端は、1つにまとめられ、制
御部131にアナログの入力電圧として与えられる。
【0025】図4はこれに対して第3の追加給紙トレイ
がA/D変換器に取り付けられた状態を表わしたもので
ある。第3の追加給紙トレイ151は、用紙を最大で5
00枚収容することのできるトレイである。第3の追加
給紙トレイ151には、+5V(ボルト)の電源ライン
に一端を接続された第2〜第3のスイッチ152、15
3と、これらのスイッチ152、153の他端に一端を
接続した第1および第2の抵抗155、156と、第2
〜第3のスイッチ152、153の一端と共通してその
一端を接続され、他端を第1および第2の抵抗155、
156の他端と共通して接続された第3の抵抗158と
が配置されている。第1および第2の抵抗152、15
3の前記した他端は、1つにまとめられ、制御部131
にアナログの入力電圧として与えられる。
【0026】図5は、本実施例の画像形成装置でこれら
2つの追加給紙トレイを制御部に接続する際の接続関係
を表わしたものである。第2の追加給紙トレイ140お
よび第3の追加給紙トレイ151は、共に第1〜第3の
入力端子161〜163と第1〜第3の出力端子164
〜166を備えており、それぞれの第1の入力端子16
1と第1の出力端子164ならびに第3の入力端子16
3と第3の出力端子166は内部ジャンパ線167、1
68によって接続されている。また、画像形成装置本体
101の電源供給ライン171は、増設する第1段目の
第1の入力端子161に接続されている。また、第1段
目の出力端子164と第2段目の入力端子161の間に
は、電源ライン173が配置されている。したがって、
第2の追加給紙トレイ140と第3の追加給紙トレイ1
51のいずれか一方だけでなく、双方を画像形成装置本
体101に対して増設しても、その増設の順序を問わず
これら双方に電源が供給されることになる。
【0027】また、画像形成装置本体101内のA/D
変換器136の入力側は、増設された第1段目の第2あ
るいは第3の入力端子162、163と時分割的に接続
されるようになっている。そして、第1段目の第3の出
力端子166と第2段目の第2の入力端子162の間
に、信号出力線174が配置されるようになっている。
このような結線によって、第2の追加給紙トレイ140
と第3の追加給紙トレイ151の双方が増設された場合
であっても、両者の設定した抵抗値に基づく電圧値をA
/D変換器136が択一的に入力してA/D変換できる
ようになっている。
【0028】また、A/D変換器136が第2および第
3の入力端子162、163のいずれを先に選択するか
といった順序が予め定められている。したがって、例え
ばA/D変換器136と第1段目の第2の入力端子16
2が接続された状態で、第1段目の用紙取扱装置に関す
る抵抗値の測定が行なわれることになり、A/D変換器
136と第1段目の第3の入力端子163が接続された
状態で、第2段目の用紙取扱装置に関する抵抗値の測定
が行なわれることになる。第2の追加給紙トレイ140
と第3の追加給紙トレイ151は、次に説明するように
各スイッチの選択の組み合わせからなる抵抗値の変化す
る領域が完全に重複しないように設定されている。した
がって、画像形成装置本体101側では、A/D変換器
136によって変換された電圧をチェックすることで、
どの種類の用紙取扱装置が第1段目あるいは第2段目に
増設されたかを判別することができる。また、図3およ
び図4に示した各スイッチ141〜143、152、1
53は追加給紙トレイ140、151の用紙サイズと連
動してオン・オフする構成となっているので、A/D変
換器136の変換した電圧値によって、用紙サイズを判
別することもできることになる。
【0029】図6〜図9は、第2および第3の追加給紙
トレイの各スイッチのオン・オフ(ON/OFF)と、
それによって表わされる収容用紙のサイズおよび電源電
圧、そのトレイ単独での合成後の抵抗値およびA/D変
換される電圧値をそれぞれ表わしたものである。なお、
この図では、第1のスイッチ141を符号SW1で表わ
し、第2のスイッチ142、152を符号SW2で表わ
し、同様に第3のスイッチ143、153を符号SW3
で表わしている。
【0030】また、この図で“no deck”とは、
該当する用紙取扱装置が増設されていないことを示し、
“no cassette”とは、カセット形式の追加
給紙トレイが装着されていない(取り外されている)こ
とを示している。また、“A3”、“B5”、“B
4”、“A5”および“LEGAL”、“LETTE
R”はそれぞれ用紙サイズを示し、“LEF”は、用紙
の向きを示している。また、図中の「MIN」は最小値
を、「MAX」は最大値を、「TYP」は、中央の値(基
準値)をそれぞれ示している。また、図示していないが
図3および図4に示した抵抗138の値は1000オー
ム(Ω)のものを使用し、第1の抵抗141は3.85
キロオーム、第2の抵抗142、152は1.82キロ
オーム、第3の抵抗143、153は0.98キロオー
ムのものを使用している。ただし、第2の追加給紙トレ
イ140の第4の抵抗147は7.5キロオームである
のに対して、第3の追加給紙トレイ151の第3の抵抗
158は422オームと大幅に値が異なっている。これ
は、両追加給紙トレイ140、151の合成抵抗の値の
変動範囲を重複しないように異ならせるためである。
【0031】第2の追加給紙トレイ140の方では合成
抵抗としての抵抗アレイの抵抗値がカセットの装着時に
は7575オームから499.66オームの範囲で変動
するのに対して、第3の追加給紙トレイ151の方では
抵抗アレイの抵抗値がカセットの装着時には426.2
2オームから251.033オームの範囲で変動する。
したがって、図5のA/D変換器136に入力する電圧
の範囲は前者の場合に0.578Vから3.345Vの
範囲であるのに対して、後者の場合には3.495Vか
ら4.005Vの範囲となり、それぞれの抵抗や電源電
圧に多少の変動があっても、A/D変換後の電圧でCP
U(中央処理装置)32(図2)は用紙取扱装置の種類
や位置および用紙サイズを確実に判別することができ
る。この制御については後に具体的に説明する。
【0032】図10は、一例として画像形成装置本体に
第1段目として第2の追加給紙トレイが増設され、第3
段目として第3の追加給紙トレイが増設された状態を示
している。また、図11は、これとは逆に画像形成装置
本体に第1段目として第3の追加給紙トレイが増設さ
れ、第3段目として第2の追加給紙トレイが増設された
状態を示している。これらの図で図1に示した画像形成
装置本体101の部分についてはその説明を原則として
省略する。
【0033】図10に示した例では画像形成装置本体1
01のすぐ下に、第2の追加給紙トレイ140を収容し
た第1増設デッキ181が配置され、更にその下に第3
の追加給紙トレイ151を収容した第2増設デッキ18
2が配置されている。図11に示した構成ではこれらの
配置の順序が逆となる。第2の追加給紙トレイ140の
出口側上部には半月ロール184が配置されており、第
3の追加給紙トレイ151の出口側上部には他の半月ロ
ール185が配置されて入る。また、それぞれの増設デ
ッキ181、182の延長された搬送路188、189
の所定位置には、第2の搬送ロール対191または第3
の搬送ロール対192が配置されている。これらは第2
の追加給紙トレイ140から送り出された用紙あるいは
第3の追加給紙トレイ151から送り出された用紙を上
方に搬送するために用意されている。
【0034】このように本実施例の画像形成装置では、
画像形成装置本体101に1段または2段の増設デッキ
を増設すると、延長された搬送路188、189から用
紙が送り出されることになる。したがって、画像形成装
置本体101内の一対のレジスタロール127に用紙の
先端が到達するまでの所要時間が遅延することになり、
図2に示したCPU132側では、メイン給紙トレイ1
21および第1〜第3の追加給紙トレイ122、14
0、151のいずれから用紙が送り出されるかによって
送り出しのタイミングを調整する必要がある。
【0035】図12は、図2に示したCPUが以上説明
した追加給紙トレイに関する判別と用紙の送り出しのタ
イミングを制御する様子の全体的な流れを示したもので
ある。まず、図2に示したCPU132は図5に示した
第2の入力端子162側の電圧をA/D変換器136で
サンプリングさせる(ステップS101)。そして、そ
の電圧が0Vであれば(ステップS102:Y)、この
画像形成装置本体101に何も用紙取扱装置が接続され
ていないものと判断する(ステップS103)。
【0036】これに対して、A/D変換器136の変換
した電圧が0V以上であれば(ステップS102:
N)、次にその電圧が0.578Vよりも大きくて3.
345V未満であるかどうかのチェックが行われる(ス
テップS104)。そうであれば(Y)、図6〜図9よ
り増設された2段目の用紙取扱装置は250枚収容の第
2の追加給紙トレイ140であると判別する(ステップ
S105)。そこで次の判別を行なうために図5に示し
た第3の入力端子163側の電圧に切り替えてA/D変
換器136でサンプリングさせる(ステップS10
6)。
【0037】ここでもまず入力電圧が0Vであるかどう
かのチェックが行われる(ステップS107)。0Vで
あれば(Y)、それ以上の用紙取扱装置が接続されてい
ないと判断される(ステップS103)。すなわち、こ
の場合には1つの用紙取扱装置が増設されているものと
判断されることになる。ステップS107で0V以上で
あると判断された場合には、更にその電圧が0.578
Vよりも大きくて3.345V未満であるかどうかのチ
ェックが行われる(ステップS108)。そうであれば
(Y)、増設された3段目の用紙取扱装置は250枚収
容の第2の追加給紙トレイ140であると判別する(ス
テップS109)。このようにして、画像形成装置本体
101に接続された用紙取扱装置の順序と種類が判断さ
れたので、CPU132はそれぞれの用紙取扱装置から
用紙が送り出されるときの距離に応じた送り出しのタイ
ミングを設定する(ステップS110)。
【0038】一方、ステップS108の電圧チェックで
0.578V以下とされたり3.345V以上とされた
場合には(N)、その電圧が3.495Vよりも大きく
4.005V未満であるかどうかのチェックが行われる
(ステップS111)。その範囲の電圧であれば
(Y)、増設された3段目の用紙取扱装置は500枚収
容の第3の追加給紙トレイ151であると判別する(ス
テップS112)。そして、ステップS110に進んで
用紙の送り出しタイミングを設定する。ステップS11
1で電圧がその範囲にない場合には(N)、何らかの原
因でエラーが発生したものとして所定のエラー処理を行
なうことになる(ステップS113)。
【0039】また、ステップS104において、そのチ
ェックした電圧範囲に入っていないような場合には
(N)、3.495V以上の電圧チェック制御が実行さ
れる(ステップS114)。これについては次に説明す
る。また、認識された各用紙取扱装置に収容されている
用紙のサイズの判別についても、後で説明する。
【0040】図13は、図12のステップS114の制
御を具体的に表わしたものである。まず、CPU132
はA/D変換器136によって変換された電圧が3.4
95Vよりも大きくて4.005V未満であるかどうか
のチェックを行なう(ステップS201)。そうであれ
ば、2段目の用紙取扱装置は500枚収容の第3の追加
給紙トレイ151であると判別する(ステップS20
2)。そして、次の判別を行なうために図5に示した第
3の入力端子163側の電圧に切り替えてA/D変換器
136でサンプリングを実行させる(ステップS20
3)。
【0041】ここでもまず入力電圧が0Vであるかどう
かのチェックが行われる(ステップS204)。0Vで
あれば(Y)、それ以上の用紙取扱装置が接続されてい
ないと判断される(ステップS205)。すなわち、こ
の場合には1つの用紙取扱装置が増設されているものと
判断されることになる。ステップS204で0V以上で
あると判断された場合には、更にその電圧が0.578
Vよりも大きくて3.345V未満であるかどうかのチ
ェックが行われる(ステップS206)。そうであれば
(Y)、増設された3段目の用紙取扱装置は250枚収
容の第2の追加給紙トレイ140であると判別する(ス
テップS207)。この場合には、図13に示した処理
を終了させて図12のステップS110に進み、CPU
132はそれぞれの用紙取扱装置から用紙が送り出され
るときの距離に応じた送り出しのタイミングを設定する
ことになる。
【0042】一方、ステップS206で電圧がチェック
の範囲以外であった場合には、更にその電圧が3.49
5Vよりも大きくて4.005V未満であるかどうかの
チェックが行われる(ステップS208)。そうであれ
ば(Y)、増設された3段目の用紙取扱装置は500枚
収容の第3の追加給紙トレイ151であると判別するこ
とになる(ステップS209)。この場合にも、図12
のステップS110に進み、CPU132はそれぞれの
用紙取扱装置から用紙が送り出されるときの距離に応じ
た送り出しのタイミングを設定する。ステップS208
で電圧がチェックの範囲以外であった場合には(N)、
エラー処理が行なわれることになる(ステップS21
0)。
【0043】図14は、図12あるいは図13で第2の
追加給紙トレイが増設されたものと判断された場合の収
容されている用紙のサイズを判別する流れを表わしたも
のである。本実施例の画像形成装置では、第2の追加給
紙トレイ140の他に第3の追加給紙トレイ151にお
ける用紙サイズの判別も行われるが、これについては動
作原理が同一なのでその説明を省略する。
【0044】まず、図2に示したCPU132は、A/
D変換器136によって変換された電圧が0.578V
以上、0.599V以下であるかどうかを判別する(ス
テップS301)。そして、その範囲内であれば、第2
の追加給紙トレイ140にどの用紙サイズのカセットも
収容されていないものと判断する。この場合には、図3
に示した第1〜第3のスイッチ141〜143がすべて
オフとなっており、抵抗値7.5キロオームの第4の抵
抗147のみが合成抵抗となるためである。なお、測定
された電圧にある程度の幅を持たせているのは、抵抗あ
るいは電源電圧のある程度の変動を許容するためであ
る。
【0045】ステップS301のチェックの範囲外の電
圧である場合には、次にその電圧が1.427V以上、
1.468V以下であるかどうかのチェックが行われる
(ステップS303)。この範囲の電圧である場合に
は、収容されている用紙のサイズはA3判あるいはレジ
ャーであると判断される(ステップS304)。このよ
うな用紙サイズのカセットが収容されている場合には、
第1のスイッチ141のみがオンとなるように第2の追
加給紙トレイ140の設計が行なわれているためであ
る。
【0046】ステップS303のチェックの範囲外の電
圧である場合には、次にその電圧が2.005V以上、
2.053V以下であるかどうかのチェックが行われる
(ステップS305)。この範囲の電圧である場合には
(Y)、収容されている用紙のサイズはB4判あるいは
リーガル“13”であると判断される(ステップS30
6)。このような用紙サイズのカセットが収容されてい
る場合には、第2のスイッチ142のみがオンとなるよ
うに第2の追加給紙トレイ140の設計が行なわれてい
るためである。
【0047】ステップS305のチェックの範囲外の電
圧である場合には、次にその電圧が2.420V以上、
2.470V以下であるかどうかのチェックが行われる
(ステップS307)。この範囲の電圧である場合には
(Y)、収容されている用紙のサイズはリーガル“1
4”であると判断される(ステップS308)。このよ
うな用紙サイズのカセットが収容されている場合には、
第3のスイッチ143のみがオンとなるように第2の追
加給紙トレイ140の設計が行なわれているためであ
る。
【0048】ステップS307のチェックの範囲外の電
圧である場合には、次にその電圧が2.658V以上、
2.708V以下であるかどうかのチェックが行われる
(ステップS309)。この範囲の電圧である場合には
(Y)、収容されている用紙のサイズはA5横あるいは
STMTであると判断される(ステップS310)。こ
のような用紙サイズのカセットが収容されている場合に
は、第1および第3のスイッチ141、143がオンと
なるように第2の追加給紙トレイ140の設計が行なわ
れているためである。
【0049】ステップS309のチェックの範囲外の電
圧である場合には、次にその電圧が2.920V以上で
2.968V以下であるかどうかのチェックが行われる
(ステップS311)。この範囲の電圧である場合には
(Y)、収容されている用紙のサイズはレター横である
と判断される(ステップS312)。このような用紙サ
イズのカセットが収容されている場合には、第1〜第3
のスイッチ141〜143のすべてがオンとなるように
第2の追加給紙トレイ140の設計が行なわれているた
めである。
【0050】以下同様にして、ステップS311のチェ
ックの範囲外の電圧である場合には、次にその電圧が
3.130V以上で3.176V以下であるかどうかの
チェックが行われる(ステップS313)。この範囲の
電圧である場合には(Y)、収容されている用紙のサイ
ズはB5横あるいはEXECであると判断される(ステ
ップS314)。また、ステップS313のチェックの
範囲外の電圧である場合には、次にその電圧が3.30
1V以上で3.345V以下であるかどうかのチェック
が行われる(ステップS315)。この範囲の電圧であ
る場合には(Y)、収容されている用紙のサイズはA4
横であると判断される(ステップS316)。それ以外
の場合には、エラー処理が行われる(ステップS31
7)。
【0051】なお、装置によっては以上説明した電圧の
範囲外となるように第1〜第3のスイッチ141〜14
3のオン・オフ制御を行なうことで、更に多くの用紙サ
イズを制御部131(図2)側に認識させることが可能
である。
【0052】以上説明した実施例では、装置本体に最大
で2つの用紙取扱装置を増設することにしたが、1つの
用紙取扱装置を増設することを可能にする装置であって
もよいし、3つ以上の用紙取扱装置を増設可能にしてい
るものであっても良い。また、用紙取扱装置は給紙トレ
イに限定されるものでないことはすでに説明した通りで
ある。また、実施例ではA/D変換器136を時分割的
に切り替えて使用することにしたが、これを複数配置し
て並列的に使用するようにすることも可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、1または複数の用紙取扱手段が、それぞれ種
類および取り扱う用紙サイズを少なくとも示す複合情報
をそれに対応したアナログ情報として出力することにし
たので、この複合情報を解読することで用紙取扱手段の
種類および取り扱う用紙サイズを数多く判別することが
できる。
【0054】また請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明と同様な効果を得ることができる他、複合情報
を表わしたアナログ情報を用紙取扱手段別に切り替えて
入力することにしたので、位置あるいは順序に関する情
報の判別も行うことができる。したがって、搬送路に対
する用紙の送り出しの要否および送り出しのタイミング
を用紙取扱手段ごとに設定することができる。
【0055】更に請求項3記載の発明によれば、複合情
報を抵抗値の変化で設定するので、装置を安価に構成す
ることができ、しかも複合情報として多くの情報を盛り
込むことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における画像形成装置の装
置本体部分の構成の概要を表わした概略構成図である。
【図2】 本実施例の制御部の概要を表わしたブロック
図である。
【図3】 画像形成装置本体の下部に第2の追加給紙ト
レイが1つだけ増設された場合の、A/D変換器に対す
る回路構成を表わした回路図である。
【図4】 第3の追加給紙トレイがA/D変換器に取り
付けられた状態を表わした回路図である。
【図5】 本実施例の画像形成装置で増設される2つの
追加給紙トレイの接続関係を表わした回路図である。
【図6】 第2および第3の追加給紙トレイの各スイッ
チのオン・オフと、収容用紙のサイズおよび電源電圧、
そのトレイ単独での合成後の抵抗値およびA/D変換さ
れる電圧値をそれぞれ表わした説明図の最初の図であ
る。
【図7】 第2および第3の追加給紙トレイの各スイッ
チのオン・オフと、収容用紙のサイズおよび電源電圧、
そのトレイ単独での合成後の抵抗値およびA/D変換さ
れる電圧値をそれぞれ表わした説明図の2番目の図であ
る。
【図8】 第2および第3の追加給紙トレイの各スイッ
チのオン・オフと、収容用紙のサイズおよび電源電圧、
そのトレイ単独での合成後の抵抗値およびA/D変換さ
れる電圧値をそれぞれ表わした説明図の3番目の図であ
る。
【図9】 第2および第3の追加給紙トレイの各スイッ
チのオン・オフと、収容用紙のサイズおよび電源電圧、
そのトレイ単独での合成後の抵抗値およびA/D変換さ
れる電圧値をそれぞれ表わした説明図の4番目の図であ
る。
【図10】 画像形成装置本体に第1段目として第2の
追加給紙トレイが、第3段目として第3の追加給紙トレ
イがそれぞれ増設された状態を示した概略構成図であ
る。
【図11】 画像形成装置本体に第1段目として第3の
追加給紙トレイが、第3段目として第2の追加給紙トレ
イがそれぞれ増設された状態を示した概略構成図であ
る。
【図12】 本実施例で追加給紙トレイに関する判別と
用紙の送り出しのタイミングを制御する様子の全体的な
流れを示した流れ図である。
【図13】 図12のステップS114に示した制御を
具体的に示した流れ図である。
【図14】 第2の追加給紙トレイが増設されたものと
判断された場合の収容されている用紙のサイズを判別す
る流れを表わした流れ図である。
【図15】 従来の画像形成装置の要部を表わした回路
図である。
【図16】 図15に示した装置を改良するために提案
された画像形成装置の要部を表わした回路図である。
【符号の説明】
101…画像形成装置本体、111…用紙搬送路、13
2…CPU(中央処理装置)、134…ROM(リード
・オンリ・メモリ)、135…作業用メモリ、136…
A/D変換器、138…抵抗、140…第2の追加給紙
トレイ、141…第1のスイッチ、142、152…第
2のスイッチ、143、153…第3のスイッチ、14
4、155…第1の抵抗、145、156…第2の抵
抗、146、158…第3の抵抗、151…第3の追加
給紙トレイ、162…第2の入力端子、163…第3の
入力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙が搬送される用紙搬送路と、 この用紙搬送路を搬送される用紙に対して画像の記録を
    行なう記録手段と、 前記用紙搬送路の予め定められた複数の位置に面するよ
    うに配置されその種類および取り扱う用紙サイズを少な
    くとも示す複合情報をそれに対応したアナログ情報とし
    て出力する用紙取扱手段と、 用紙取扱手段が前記複数の位置のいずれかに面するよう
    に配置されたとき、これから出力される前記アナログ情
    報を入力してその用紙取扱手段の種類および取り扱う用
    紙サイズを判別する判別手段とを具備することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙が搬送される用紙搬送路と、 この用紙搬送路を搬送される用紙に対して画像の記録を
    行なう記録手段と、 前記用紙搬送路の予め定められた複数の位置に面するよ
    うに着脱自在に配置されその種類および取り扱う用紙サ
    イズを少なくとも示す複合情報をそれに対応したアナロ
    グ情報として出力する用紙取扱手段と、 用紙取扱手段が前記複数の位置のいずれかに面するよう
    に配置されたとき、これから出力される前記アナログ情
    報を前記複数の位置にそれぞれ対応して選択的に切り替
    えて入力することでそれぞれの用紙取扱手段の種類およ
    び取り扱う用紙サイズを搬送路上での位置と対応づけて
    判別する判別手段と、 この判別手段によって判別された用紙取扱手段が前記記
    録手段に用紙を供給する供給トレイであるときその用紙
    サイズおよびその供給トレイの位置に基づいてその用紙
    の前記搬送路に対する送り出しの要否および送り出しの
    タイミングを制御する供給トレイ制御手段とを具備する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複合情報は用紙サイズに応じた抵抗
    値の設定手段によって作成され、それぞれの用紙取扱手
    段の抵抗値が互いに他の用紙取扱手段と重複しない固有
    の範囲となっていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の画像形成装置。
JP9342005A 1997-11-28 1997-11-28 画像形成装置 Pending JPH11165882A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106567A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Fuji Xerox Co Ltd シートサイズ検知装置及び画像形成装置
CN104570653A (zh) * 2014-12-26 2015-04-29 珠海赛纳打印科技股份有限公司 一种图像形成装置及对附加纸盒的控制方法

Cited By (3)

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