JPH11165828A - コンベヤとサイドプレートのシール装置 - Google Patents

コンベヤとサイドプレートのシール装置

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JPH11165828A
JPH11165828A JP33187897A JP33187897A JPH11165828A JP H11165828 A JPH11165828 A JP H11165828A JP 33187897 A JP33187897 A JP 33187897A JP 33187897 A JP33187897 A JP 33187897A JP H11165828 A JPH11165828 A JP H11165828A
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安洋 鴨志田
Yasuhiro Yoshida
泰弘 吉田
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光伸 山田
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G21/00Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
    • B65G21/20Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
    • B65G21/2045Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface
    • B65G21/2063Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface comprising elements not movable in the direction of load-transport
    • B65G21/2072Laterial guidance means
    • B65G21/2081Laterial guidance means for bulk material, e.g. skirts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料搬送装置の無端帯状体と原料ホッパの縦
板との間から原料土がこぼ落ちないようにする。 【解決手段】 原料搬送装置7の無端帯状体16を幅方
向中央部で支持して回転動するようにし、原料土ホッパ
8の一対の縦板52にシール片54を設け、このシール
片54で無帯状体16と縦板52との間をシールする。
前記無端帯状体16の裏面幅方向両端部と対向してガイ
ド部材58を設けて無端帯状体16が水平に対して左右
に斜めとならないようにしてシール片54で原料土のこ
ぼれ落ちを確実に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走式土質改良機
の原料土搬送装置と原料土ホッパとの間をシールする装
置等に用いられるコンベヤとサイドプレートの間をシー
ルする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】土砂やセメント等の粉粒物を搬送するコ
ンベヤにおいては、コンベヤの幅方向両側にサイドプレ
ートを設けて粉粒物がコンベヤの幅方向両側からこぼれ
落ちないようにしているが、そのサイドプレート下端部
とコンベヤとの間には隙間が有り、その隙間から粉粒物
がこぼれ落ちることがある。
【0003】このことを解消するために、例えば特開平
6−115656号公報に示すように、サイドプレート
の下部寄りにスカートベルトと呼ばれるゴム製のシール
片を取付け、このシール片をコンベヤの幅方向両側に接
したシール装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】駆動輪と従動輪に無端
帯状体を巻掛け、その駆動輪で無端帯状体の幅方向中央
部を駆動すると共に、従動輪、ガイドローラで無端帯状
体の幅方向中央部を支持したコンベヤが提案されてい
る。
【0005】このコンベヤは無端帯状体の幅方向中央部
を支持しているから、偏荷重等により無端帯状体が水平
に対して幅方向に斜めに変位することがあり、前述のシ
ール装置であると無端帯状体が斜めに変位した時に一方
のシール片と無端帯状体の幅方向一方側との間に大きな
隙間が生じ、その大きな隙間から粉粒物がこぼれ落ちる
ことがある。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたコンベヤとサイドプレートのシール装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】第1の発明
は、無端帯状体16の幅方向中央部を支持して回転動す
るコンベヤと、この無端帯状体16の表面幅方向両側部
に沿って搬送方向に向けて設けた一対のサイドプレート
と、前記各サイドプレートと無端帯状体16の表面幅方
向両側部との間をそれぞれシールする上部シール機構
と、前記無端帯状体16の裏面幅方向両側部と対向して
設けたガイド部材58で構成したことを特徴とするコン
ベヤとサイドプレートのシール装置である。
【0008】第1の発明によれば、無端帯状体16が水
平に対して左右に斜めとなるとガイド部材58に摺接し
て無端帯状体16はほぼ水平状態で回転動する。これに
よって、無端帯状体16の表面幅方向両側部と一対のサ
イドプレートとの間を上部シール機構でシールして搬送
される粉粒物がこぼれ落ちたり、浮遊している粉粒物等
が漏れることを確実に防止できる。
【0009】第2の発明は、表面34の幅方向両端部に
長手方向に連続した突起部35を有したゴム製無端帯3
2に複数の芯金33を長手方向に間隔を置いて埋設した
ゴムベルト製の無端帯状体16とし、その幅方向中央部
を支持して回転動するコンベヤと、このゴム製無端帯3
2の表面34の幅方向両端部に沿って搬送方向に向けて
設けた一対のサイドプレートと、この各サイドプレート
に取付けられ下端部がゴム製無端帯32の表面34及び
突起部35の内側面35aと隙間を置いて対向したシー
ル片54と、前記ゴム製無端帯32の裏面36幅方向両
端部と隙間を置いて対向したガイド部材58で構成した
ことを特徴とするコンベヤとサイドプレートのシール装
置である。
【0010】第2の発明によれば、無端帯状体16が水
平に対して左右に斜めとなるとガイド部材58に摺接し
て無端帯状体16はほぼ水平状態で回転駆動する。これ
によって、無端帯状体16の表面幅方向両側部と一対の
サイドプレートとの間をシール片54でシールして搬送
される粉粒物がこぼれ落ちたり、浮遊している粉粒物等
が漏れることを確実に防止できる。
【0011】また、シール片54の下端部がゴム製無端
帯32の表面34及び突起部35の内側面35aと隙間
を置いて対向してラビリンスタイプの上部シール機構を
構成しているし、ガイド部材58はゴム製無端帯32の
裏面36と隙間を置いて対向しているから、シール片5
4、ガイド部材58やゴム製無端帯32の表面34、裏
面36が早期に摩耗することがなく耐久性が向上する
し、無端帯状体16の回転抵抗が大きくならないから、
その駆動力を必要以上に大きくする必要がない。
【0012】第3の発明は、幅方向両端部に表面よりも
突出した突起部を備えた金属製の板60を無端状に複数
連結した金属チェーン製の無端帯状体16の幅方向中央
部を支持して回転動するコンベヤと、無端帯状体16の
表面幅方向両端部に沿って搬送方向に向けて設けて一対
のサイドプレートと、この各サイドプレートに取付けら
れ下端部が板60の表面及び突起部の内側面と隙間を有
して対向したシール片66と、前記板60の裏面幅方向
両端部と隙間を置いて対向したガイド部材58で構成し
たことを特徴とするコンベヤとサイドプレートのシール
装置である。
【0013】第3の発明によれば、無端帯状体16が水
平に対して左右に斜めとなるとガイド部材58に摺接し
て無端帯状体16はほぼ水平状態で回転駆動する。これ
によって、無端帯状体16の表面幅方向両側部と一対の
サイドプレートとの間をシール片66でシールして搬送
される粉粒物がこぼれ落ちたり、浮遊している粉粒物等
が漏れることを確実に防止できる。
【0014】また、シール片66の下端部が板60の表
面及び突起部の内側面と隙間を置いて対向してラビリン
スタイプの上部シール機構を構成しているし、ガイド部
材58は板60の裏面と隙間を置いて対向しているか
ら、シール片66、ガイド部材58や板60の表面、裏
面が早期に摩耗することがなく耐久性が向上するし、無
端帯状体16の回転抵抗が大きくならないから、その駆
動力を必要以上に大きくする必要がない。
【0015】第4の発明は、自走式車両の車体1前後中
間部に設けた混合機3と、この車体1の前部寄りに設け
られた原料土搬送装置7と、その上方に位置して設けた
原料土ホッパ8及び改良材供給装置9を備え、原料土ホ
ッパ8内の原料土を原料土搬送装置7で搬送し、その搬
送された原料土の上に改良材供給装置9で改良材を供給
し、その原料土と改良材を混合機3に投して解砕混合撹
拌する自走式土質改良機において、前記原料土搬送装置
7を、幅方向両端部に表面よりも突出した突起部を備え
た金属製の板60を無端状に複数連結した金属チェーン
製の無端帯状体16の幅方向中央部を支持して回転動す
るものとし、前記原料土ホッパ8の一対の縦板52と改
良材供給装置9の下部に設けた一対のシュート21を無
端帯状体16の表面幅方向両端部に沿って搬送方向に向
けて配設し、この縦板52、シュート21にシール片6
6を取付け、このシール片66の下端部を板60の表面
及び突起部の内側面と隙間を有して対向させ、前記板6
0の裏面幅方向両端部と隙間を置いて対向したガイド部
材58を設けたことを特徴とする自走式土質改良機であ
る。
【0016】第4の発明によれば、掘削した土砂などの
原料土を土質改良して埋め戻しなどに再利用できるし、
自走式車両の車体1に混合機3、原料土搬送装置7、原
料土ホッパ8、改良材供給装置9を取付けたので自走し
て移動できる。
【0017】また、原料土搬送装置7の無端帯状体16
が水平に対して左右に斜めとなるとガイド部材58に摺
接して無端帯状体16はほぼ水平状態で回転駆動する。
これによって、無端帯状体16の表面幅方向両側部と原
料土ホッパ8の縦板52、シュート21の間をシール片
66でシールして搬送される原料土や改良材がこぼれ落
ちたり、浮遊している原料土、改良材等が漏れることを
確実に防止できる。
【0018】また、シール片66の下端部が板60の表
面及び突起部の内側面と隙間を置いて対向してラビリン
スタイプの上部シール機構を構成しているし、ガイド部
材58は板60の裏面と隙間を置いて対向しているか
ら、シール片66、ガイド部材58や板60の表面、裏
面が早期に摩耗することがなく耐久性が向上するし、無
端帯状体16の回転抵抗が大きくならないから、その駆
動力を必要以上に大きくする必要がない。
【0019】
【発明の実施の形態】(自走式土質改良機の全体構造)
図1と図2に示すように、車体1に左右の下部走行体
2,2が取付けられて自走式車両としてある。車体1の
前後中間部に混合機3が取付けてある。車体1の後部寄
りにエンジン、油圧ポンプ、操作弁等の駆動装置4が取
付けてあり、この駆動装置4はカバー5で覆われてい
る。
【0020】前記車体1の前部寄りに取付用フレーム6
が取付けてあり、この取付用フレーム6に原料土搬送装
置7が前後方向に向けて取付けてある。前記取付用フレ
ーム6の前部寄りに原料土ホッパ8、後部寄りに改良材
供給装置9が前記原料土搬送装置7の上方に位置してそ
れぞれ取付けてある。
【0021】前記車体1の下部には改良土搬送装置10
が前後方向に向けて取付けてある。この改良土搬送装置
10の搬送方向一側部(前部寄り)は前記混合機3の下
方に位置し、改良土搬送装置10の搬送方向他側部(後
部寄り)は車体1よりも後方に突出している。
【0022】前記混合機3は図3に示すように、ケース
11内にソイルカッタ12と複数のインパクトハンマ1
3を設けてある。前記原料土搬送装置7は駆動輪14と
従動輪15に無端帯状体16を巻掛けたコンベヤとして
ある。この原料土搬送装置7の排出端部は混合機3のケ
ース11の側壁11aに形成した投入口17からケース
11内に突出している。
【0023】前記原料土ホッパ8の出口寄りにはロータ
18が設けてあり、原料土aの切り出し高さbを一定と
する。前記切り出し高さbとは原料土搬送装置7で改良
材供給装置9に向けて搬送する原料土aの高さである。
【0024】前記改良材供給装置9は改良材ホッパ19
の底部に定量供給機構20を設け、その定量供給機構2
0の排出側をシュート21で原料土搬送装置7の無端帯
状体16の上面までガイドしている。前記改良材として
はセメント、セメント系固化剤、生石灰、消石灰、石灰
系固化剤、発泡ビーズ等が用いられる。
【0025】(自走式土質改良機の動作)図3に示すよ
うに、原料土ホッパ8に投入された掘削土砂等の原料土
aは原料土搬送装置7とロータ18で一定の切り出し高
さとして改良材供給装置9に向けて搬送され、その原料
土aの上に改良材が落下供給される。
【0026】混合機3のケース11内まで搬送された原
料土aと改良材はソイルカッタ12で切り落しされ、イ
ンパクトハンマ13で解砕混合撹拌されて原料土aの土
質を改良し、その土質改良土cからケース11の排出口
22から改良土搬送装置10上に落下供給され、その改
良土搬送装置10で車体後方に搬送される。
【0027】前記改良材ホッパ19に改良材を供給する
には、図1に仮想線で示すように改良材を入れた袋23
を吊り上げ、蓋24を開けて改良材ホッパ19内に入
れ、その袋23の下部を破って袋23を吊り上げること
で供給する。袋23を吊り上げるクレーン25が車体1
の左右一側部に旋回自在に取付けてある。
【0028】次に、原料土搬送装置7と原料土ホッパ
8、シュート21のシール装置について説明する。図4
に示すように、前記原料土搬送装置7の駆動輪14、従
動輪15は横フレーム30の長手方向両端部にそれぞれ
取付けてあり、この横フレーム30は取付用フレーム6
の左右一対の前フレーム6a、後フレーム6bにブラケ
ット31でそれぞれ取付けてある。
【0029】前記無端帯状体16は図5に示すように、
ゴム製無端帯32と芯金33を備えたゴムベルトであ
る。ゴム製無端帯32は所定の厚さと幅と長さを有する
無端状で、その表面34は長手方向及び幅方向に亘って
凹凸のない平坦面であり、表面34の幅方向両端部には
長手方向に連続した突起部35がそれぞれ一体的に設け
てある。表面34の幅方向両端部以外の部分に凹凸を設
けて搬送性を向上しても良い。
【0030】前記ゴム製無端帯32の厚さは幅方向中央
部32aが最も厚く、幅方向両端寄り部32bが最も薄
く、両者の中間部32cが中間の厚さとなっている。ゴ
ム製無端帯32の幅方向中央部には裏面36に開口した
凹部37が長手方向に間隔を置いて複数形成してあり、
この凹部37に前記駆動輪14の歯部が嵌まり込んで芯
金33と噛合し、その凹部37部分が駆動輪噛合部とな
っている。
【0031】前記芯金33は鉄などの金属製の主芯金3
8と鉄などの金属製の補助芯金39を備え、主芯金38
はゴム製無端帯32の幅よりも短かく、かつ長手方向中
央寄りに一対の突片40が長手方向に間隔を置いて備え
ている。この主芯金38はゴム製無端帯32の幅方向中
央部の裏面36側に埋設され、その一対の突片40が裏
面36よりも突出している。
【0032】前記補助芯金39はゴム製無端帯32の幅
と略同一幅で、ゴム製無端帯32の表面34側に埋設さ
れ、この補助芯金39の下面39aにおける幅方向両端
寄り部分はゴム製無端帯32の最も薄い幅方向両端寄り
部32bの裏面よりも突出している。
【0033】前記ゴム製無端帯32の主芯金38と補助
芯金39との間にはスチールコード等の補強材41が長
手方向に連続して埋設されている。
【0034】前記横フレーム30には複数のガイドロー
ラ42が長手方向に間隔を置いて取付けてあり、このガ
イドローラ42に無端帯状体16の一対の突片40が接
して幅方向中央部を支持している。このガイドローラ4
2は前記ロータ18と対向する部分において小さな間隔
で取付けてあり、ロータ18の回転により原料土aが無
端帯状体16に強く押しつけられても変形しないように
してある。
【0035】前記原料土ホッパ8は搬送方向一側縦板5
0と他側縦板51と一対の縦板52,52で平面形状矩
形状の落下口53を有し、その落下口53は無端帯状体
16の幅よりも小さい。
【0036】前記原料土ホッパ8の一対の縦板52と改
良材供給装置9の一対のシュート21とは連続してサイ
ドプレートを形成している。前記各縦板52と各シュー
ト21に連続してシール片54がそれぞれ取付けてあ
る。
【0037】前記シール片54は図6と図7に示すよう
に、上下方向の長穴55を挿通したボルト56で縦板5
2、シュート21の外面に取付けてあり、ボルト56を
弛めることでシール片54を上下に移動して取付け高さ
を調整できる。
【0038】図7に示すように、前記シール片54の下
端面54aは無端帯状体16のゴム製無端帯32の表面
34と隙間を有して対向し、シール片54の外側面54
bは無端帯状体16のゴム製無端帯32の突起部35の
内側面35aと隙間を有して対向している。これによっ
て、無端帯状体16の幅方向両側部とシール片54との
間にほぼL字状の隙間を形成し、ラビリンスタイプの上
部シール機構を構成している。前記シール片54はゴ
ム、MCナイロン等の合成樹脂製である。
【0039】前述のようであるから、無端帯状体16で
搬送される原料土は、シール片54の下端面54aと無
端帯状体16の表面との間の隙間を通り、シール片54
の外側面54bと突起部35の内側面35aとの間を通
って外部にこぼれようとするので、その原料土がこぼれ
落ちることがないし、浮遊している原料土粉、改良材な
どが漏れることを防止できる。
【0040】また、シール片54が無端帯状体16に接
触していないから、シール片54の耐久性が向上する。
【0041】また、補助芯金39がゴム製無端帯32の
幅方向全長に亘って埋設してあるから、幅方向両端寄り
部の剛性が大で幅方向に湾曲変形し難くなる。また、ゴ
ム製無端帯32の幅方向両端部が突起部35で補強され
ているから長手方向に湾曲変形し難くなる。これによっ
て、ゴムベルト製の無端帯状体16の幅方向両端寄り部
が下向きに湾曲変形することがないし、長手方向に波形
状に変形することがないので、シール片54と突起部3
5が上下方向に離れることがなく、原料土のこぼれ落
ち、浮遊している原料土粉、改良材の漏れを確実に防止
できる。
【0042】前記横フレーム30の左右縦面にはブラケ
ット57を介して幅方向一対のガイド部材58がそれぞ
れ取付けてある。この各ガイド部材58は鉄などの金属
製の基部プレート58aの上面に樹脂製の受けプレート
58bをビス等で取付けた形状で、その受けプレート5
8bが無端帯状体16の補助芯金39の下面39aにお
ける幅方向両端部に隙間を置いて相対向している。前記
ガイド部材58は図4に示すように駆動輪14と従動輪
15とに亘って連続している。
【0043】このようであるから、ゴムベルト製の無端
帯状体16が偏心荷重等によって水平に対して幅方向一
方側に若干斜めとなると、補助芯金39の下面39aに
おける幅方向両端寄り部分がガイド部材58の受けプレ
ート58bに摺接しながら回動するので、無端帯状体1
6はほぼ水平として回動するから、無端帯状体16の突
起部35とシール片54が上下方向に外れることがな
い。
【0044】また、金属製の補助芯金39の下面がガイ
ド部材58に摺接するので、ゴム製無端帯32がガイド
部材58に摺接する場合と比べて摺動抵抗が小さく、無
端帯状体16の回動抵抗があまり大きくならないし、ガ
イド部材58と摺接する部分が早期に摩耗せずに耐久性
が向上する。
【0045】前記主芯金38と補助芯金39を一体とし
て芯金33としても良い。
【0046】前記シール片54の下端面54aを図8
(a)に示すようにゴム製無端帯32の表面34に接触
しても良い。また、図8(b)に示すようにゴム製無端
帯32の突起部35に凹溝35bを形成し、この凹溝3
5b内にシール片54の下端部を隙間を置いて突出して
も良い。また、図8(c)に示すように、ゴム製無端帯
32の表面34の幅方向両端寄りに凹溝34aを長手方
向に連続して形成し、この凹溝34a内にシール片54
の下端部を隙間を置いて突出しても良い。
【0047】次に本発明の第2の実施形態を説明する。
図9と図10に示すように、無端帯状体16は鉄等の金
属製の板60の裏面における幅方向中央寄りに一対のリ
ンク61を固着し、その複数の板60をリンク61相互
間に筒体62を設け、かつその筒体63を挿通したピン
63で無端状に連結した金属製チェーンとしてある。例
えば、履帯式走行装置の履板を複数連結した履帯として
ある。
【0048】前記各板60のリンク61が従動輪15、
ガイドローラ42に沿ってガイドされ、筒体62に駆動
輪14の噛部が噛合するようにしてある。
【0049】前記各板60の幅方向両端面には鉄などの
金属製のプレート64が固着してあり、このプレート6
4は板60の表面65よりも突出して突起部としてあ
る。図10に示すように前記原料土ホッパ8の縦板5
2、シュート21の外面にシール片66が第1の実施の
形態と同様に上下移動調整可能に取付けてあり、このシ
ール片66は鉄などの金属製で、その下端部は幅方向外
側に向けて弯曲し、図11に示すように板60の表面6
5及びプレート64の内面64aとの間に隙間を形成し
ていると共に、このシール片66の下部よりもプレート
64が突出し、ラビリンスタイプの上部シール機構を形
成している。
【0050】ガイド部材58は鉄などの金属製のプレー
トであり、金属製の板60の裏面67と隙間を置いて対
向している。
【0051】このようであるから、前述の第1の実施形
態と同様に原料土が無端帯状体16の幅方向両端部から
こぼれ落ちることを防止できるし、浮遊した原料土粉、
改良材などが漏れることがない。しかも、無端帯状体1
6が偏荷重などで水平に対して斜めになることをガイド
部材58で防止できる。
【0052】以上の各実施形態は自走式土質改良機の原
料搬送装置7と原料土ホッパ8、シュート21との間の
シールについて述べたが、ゴムベルト製又は金属チェー
ン製で幅方向中央部を支持して回転動する無端帯状体1
6を備え土砂、セメントなどの粉粒物を搬送するコンベ
ヤにおいて、その無端帯状体16の表面幅方向両側部に
沿って一対のサイドプレートを設けて粉粒物がこぼれ落
ちないようにした装置に適用できることは勿論である。
【0053】また、ガイド部材58としてはローラ、円
柱体、円筒など回転体を連続して配設したものとしても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走式土質改良機の側面図である。
【図2】自走式土質改良機の平面図である。
【図3】自走式土質改良機の動作説明図である。
【図4】原料土搬送装置と原料土ホッパと改良材供給装
置部分の拡大側面図である。
【図5】無端帯状体の断面図である。
【図6】図4のA−A断面図である。
【図7】図6のB部拡大図である。
【図8】ゴム製無端帯とシール片のシール部分の他の例
を示す断面図である。
【図9】原料土搬送装置と原料土ホッパと改良材供給装
置部分の第2の実施形態を示す拡大側面図である。
【図10】図9のC−C断面図である。
【図11】図10のD部拡大図である。
【符号の説明】
1…車体 2…下部走行体 3…混合機 4…駆動装置 6…取付用フレーム 7…原料土供給装置 8…原料土ホッパ 9…改良材供給装置 10…改良土搬送装置 16…無端帯状体 18…ロータ 21…シュート 30…横フレーム 32…ゴム製無端帯 33…芯金 34…表面 35…突起部 35a…内側面 36…裏面 38…主芯金 39…補助芯金 42…ガイドローラ 52…縦板 53…落下口 54…シール片 54a…下端面 57…ブラケット 58…ガイド部材 60…板 61…リンク 62…筒体 63…ピン 64…プレート(突起部) 65…表面 66…シール片。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端帯状体(16)の幅方向中央部を支
    持して回転動するコンベヤと、この無端帯状体(16)
    の表面幅方向両側部に沿って搬送方向に向けて設けた一
    対のサイドプレートと、前記各サイドプレートと無端帯
    状体(16)の表面幅方向両側部との間をそれぞれシー
    ルする上部シール機構と、前記無端帯状体(16)の裏
    面幅方向両側部と対向して設けたガイド部材(58)で
    構成したことを特徴とするコンベヤとサイドプレートの
    シール装置。
  2. 【請求項2】 表面(34)の幅方向両端部に長手方向
    に連続した突起部(35)を有したゴム製無端帯(3
    2)に複数の芯金(33)を長手方向に間隔を置いて埋
    設したゴムベルト製の無端帯状体(16)とし、その幅
    方向中央部を支持して回転動するコンベヤと、このゴム
    製無端帯(32)の表面(34)の幅方向両端部に沿っ
    て搬送方向に向けて設けた一対のサイドプレートと、こ
    の各サイドプレートに取付けられ下端部がゴム製無端帯
    (32)の表面(34)及び突起部(35)の内側面
    (35a)と隙間を置いて対向したシール片(54)
    と、前記ゴム製無端帯(32)の裏面(36)幅方向両
    端部と隙間を置いて対向したガイド部材(58)で構成
    したことを特徴とするコンベヤとサイドプレートのシー
    ル装置。
  3. 【請求項3】 幅方向両端部に表面よりも突出した突起
    部を備えた金属製の板(60)を無端状に複数連結した
    金属チェーン製の無端帯状体(16)の幅方向中央部を
    支持して回転動するコンベヤと、無端帯状体(16)の
    表面幅方向両端部に沿って搬送方向に向けて設けて一対
    のサイドプレートと、この各サイドプレートに取付けら
    れ下端部が各板(60)の表面及び突起部の内側面と隙
    間を有して対向したシール片(66)と、前記板(6
    0)の裏面幅方向両端部と隙間を置いて対向したガイド
    部材(58)で構成したことを特徴とするコンベヤとサ
    イドプレートのシール装置。
  4. 【請求項4】 自走式車両の車体(1)前後中間部に設
    けた混合機(3)と、この車体(1)の前部寄りに設け
    られた原料土搬送装置(7)と、その上方に位置して設
    けた原料土ホッパ(8)及び改良材供給装置(9)を備
    え、原料土ホッパ(8)内の原料土を原料土搬送装置
    (7)で搬送し、その搬送された原料土の上に改良材供
    給装置(9)で改良材を供給し、その原料土と改良材を
    混合機(3)に投して解砕混合撹拌する自走式土質改良
    機において、 前記原料土搬送装置(7)を、幅方向両端部に表面より
    も突出した突起部を備えた金属製の板(60)を無端状
    に複数連結した金属チェーン製の無端帯状体(16)の
    幅方向中央部を支持して回転動するものとし、 前記原料土ホッパ(8)の一対の縦板(52)と改良材
    供給装置(9)の下部に設けた一対のシュート(21)
    を無端帯状体(16)の表面幅方向両端部に沿って搬送
    方向に向けて配設し、 この縦板(52)、シュート(21)にシール片(6
    6)を取付け、このシール片(66)の下端部を板(6
    0)の表面及び突起部の内側面と隙間を有して対向さ
    せ、前記板(60)の裏面幅方向両端部と隙間を置いて
    対向したガイド部材(58)を設けたことを特徴とする
    自走式土質改良機。
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