JP5054430B2 - 自走式リサイクラ - Google Patents

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Description

本発明は、木材などの被破砕物を破砕処理する自走式リサイクラに関する。
破砕機は、廃棄物の再利用や減容化を主な目的として、種々の被破砕物(間伐材、廃木材、建設廃材、岩石等)を破砕するものである。
破砕物を排出するための一連のコンベア装置を用いた従来の自走式木材破砕機は、排出端側のベルト幅を被破砕物を受ける上流側のベルト幅に合わせて設定していたため、必要以上にコンベア装置の重量が嵩むという問題があった。重量が嵩むと、その重量に耐え得る大きなトレーラを用いて輸送する必要があり、施工者や自走式破砕機の所有者にとっては、維持する上でのコストの面でデメリットとなっていた。製造者にとっても同様、製造単価が上がりデメリットとなっていた。
この問題を解決するため、被破砕物を受ける上流側のコンベア装置と、このコンベア装置から乗り継いで搬送(排出)可能に構成された2段式のコンベア装置が開示されている。上流側のコンベア装置(以下1次コンベア装置と示す)のベルト幅を、従来と同程度の大きさに構成し、かつ、このコンベア装置の下流側に絞りを設け、乗り継いだ先のコンベア装置(以下2次コンベア装置と示す)のベルト幅を小さく構成している。これにより、コンベア装置全体の重量を低減しながら、安定して外部へ搬送(排出)している。
特開2004−167402公報 特開2005−131520公報
しかしながら、上記の2段式のコンベア装置を用いた機械では、コンベア装置の乗り継ぎ箇所が必要以上にラップしている構造であるため、ラップしたコンベア装置の長手方向における寸法分だけ長いコンベアフレームを必要とし、軽量化するには改善の余地があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、車体重量をさらに軽減でき、円滑に破砕物を排出できる自走式リサイクラを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願請求項1に係る発明は、履帯を掛け回して構成した一対のトラックフレームを有する走行体と、この走行体上に設けた本体フレームと、この本体フレーム上の長手方向の略中央部分に設けた破砕室と、前記本体フレーム上の長手方向の一方側に設けられ、前記破砕室へ被破砕物を搬送する搬送装置と、前記本体フレーム上の長手方向の他方側で、前記本体フレームより一段高く形成された延長フレーム上に設けられ駆動源を内部に載置したパワーユニットと、前記破砕室の下方側に設けた1次コンベア装置と、この1次コンベア装置から乗り継ぎ可能に設けられた2次コンベア装置とを備えた自走式リサイクラにおいて、前記1次コンベア装置の下流側に位置する駆動輪の端部を基点とし、この基点から垂直に降下する仮想上の垂線が、前記2次コンベア装置の上流側に位置する従動輪の径寸法内にて交差するように設置させて構成するとともに、前記2次コンベア装置の前記従動輪近傍のベルトの上面と接するように、前記1次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けたシュート部材と、前記2次コンベア装置の前記従動輪近傍の前記ベルトの上面であって、前記シュート部材よりも上流側の前記ベルトの上面にて接するように、前記2次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けたラバー部材とを備えたことを特徴としている。
このように構成した請求項1に係る発明は、1次コンベア装置に対する2次コンベア装置の重複寸法を最小限にすることができる。
本願請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記1次コンベア装置の前記駆動輪の端部に位置するこの1次コンベア装置のベルトに接するように、前記1次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けられるスクレーパを備え、前記ラバー部材は、前記スクレーパが前記1次コンベア装置の前記駆動輪の端部に位置する前記ベルトに接する部分から地面に対して垂直に延びる仮想線としての垂線よりも前記2次コンベア装置の上流側の位置に設けてあること特徴としている。
発明によれば、1次コンベア装置の下流側に位置する1次コンベア装置における駆動輪の端部を基点とし、この基点から垂直に降下する仮想上の垂線が、2次コンベア装置の上流側に位置する前記2次コンベア装置における従動輪の径方向寸法内と交差する取付け関係となるように構成したことにより、1次コンベア装置に対する2次コンベア装置の重複寸法を最小限にすることができ、装置全体の重量の低減をさらに図りながら円滑な破砕物の排出を行なうことができる。また、本発明によれば、2次コンベア装置の従動輪近傍のベルトの上面と接するように1次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けたシュート部材と、2次コンベア装置の従動輪近傍のベルトの上面であって、シュート部材よりも上流側の前述のベルトの上面にて接するように2次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けたラバー部材のそれぞれを、2次コンベアの上流側に配置してあるので、2次コンベア装置のベルトの上面と直線で接する位置関係とすることができる。したがって本発明は、シュート部材とラバー部材を簡素な形状で構成できるとともに、これらのシュート部材とラバー部材とによってこぼれ量を少なくすることができる。
以下、本発明の自走式破砕機の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の本発明の第1実施形態による自走式木材リサイクラを示す全体図であり、図2は、図1のX部分にあたる搬送コンベア装置の乗り継ぎ部分を示す拡大斜視図である。図3は、図1のX部分にあたる搬送コンベア装置の乗り継ぎ部分を示す拡大断面図であり、図4は、図1のX部分にあたる搬送コンベア装置を構成する2次コンベア装置の一部分を示す拡大斜視図である。図5は、本発明の効果を説明する概念図である。なお、図2は、煩雑になることを防ぐため、後述するコンベアフレーム12,22を含む部材を一部省略している。
この実施形態は、自走式破砕機、例えば、自走式木材リサイクラに備えられるもので、図1に示すように、走行可能に設けられた走行体1と、走行体1上に設けられた本体フレームと、この本体フレーム2の長手方向の中央側に設けられた破砕室3と、前記本体フレーム2の長手方向の一方側に取り付けられた投入ホッパ4と、前記本体フレーム2の長手方向の他方側における本体フレーム2より一段高く取り付けられた延長フレームに設けられたパワーユニット5と、前記破砕室3の下方側を基端部としてパワーユニット5の下方を通り、パワーユニット5の本体フレーム2に対してさらに他方側に端部を設けた排出コンベア装置7とよって大略構成されている。
走行体1は、左右一対に設けられたサイドフレーム1aに無限軌道式の履帯1bを掛けまわして構成してある。サイドフレーム1aの長手方向の一方側には、従動輪1cが設けられ、サイドフレーム1aの長手方向の他方側には、駆動輪1dが設けられている。駆動輪1dに取り付けられた走行用の油圧モータの駆動により駆動輪1dが回転し、従動輪1c及び履帯1bが回転することで走行可能になっている。
本体フレーム2は、走行体1を形成するサイドフレーム1a上に設けられたフレームであり、走行体1の長手方向の長さよりも長くなるように長さ寸法が設定され、かつ、剛性を有して構成してある。
破砕室3は、ロータの周囲に破砕歯を複数個取り付けられ高速回転可能に設けられた破砕ロータ(図示せず)と、破砕室3を形成する本体フレーム2側に固定歯として取り付けられたアンビル(図示せず)と、同じく破砕室3を形成する本体フレーム2側に木材チッパ(破砕物)の出来上がり粒度に対応する大きさの複数の穴を有したスクリーン(図示せず)とから構成されている。
投入ホッパ4は、被破砕物としての間伐材、廃木材を受け入れるための投入口であり、投入ホッパ4と破砕室3との間には、被破砕物を破砕室3へ搬送する搬送装置としての搬送コンベア(図示せず)が設けられている。
パワーユニット5は、本体フレーム2に対して一段高く設定された延長フレーム2a上に駆動源としてのエンジンや油圧ポンプ、コントロールバルブ等を内部に有している。これらの他に燃料タンクや作動油タンクについても同じく延長フレーム上に取り付けられている。これらの各機器のメンテナンスを行い易くするために、パワーユニット5と破砕室3との間に通路6を形成している。
排出コンベア装置7は、破砕室3の下方側に設けられた1次コンベア装置7aと、パワーユニット5の下方側で1次コンベア装置7aから乗り継ぎ可能に設けられ長手方向の他方側の斜め上方に端部を有するように構成された2次コンベア装置7bとから成っている。破砕された木材のチッパが飛散しないように、2次コンベア装置7bの上方はカバー7cで覆われている。
本発明の要部である1次コンベア装置7aと2次コンベア装置7bとの連結部分の構成を、図2及び図3を基に説明する。
8aは、1次コンベア装置7aの駆動輪10の近傍に設けられた金属製の飛散防止用カバーである。木材チッパの飛散を防止する機能を有する。
8bは、8aと同様の機能を果たす飛散防止用カバーである。ラバーにより形成され、パワーユニット5を支持する延長フレーム2aの下方に取り付けられている。
9は、1次コンベア装置7aのベルトを示し、1次コンベア装置7aの下流端側に設けられた1次コンベア装置用の駆動輪10の回転によりベルト9が回転し、破砕物を搬送可能に設けられている。この駆動輪10の動力源は1次コンベア装置用の油圧モータ(図示せず)であり、1次コンベア装置7aの駆動輪10における駆動軸10aに油圧モータの動力が伝達されるようになっている。
11は、1次コンベア装置7a上の木材チッパを、ベルト9の中央側へ導くラバーにより形成されたガイド部材である。ガイド部材11は、ベルト9の幅方向における左右両側に対し一対となるように、長手方向に配置されたコンベアフレーム12と平板12aとの間に固定されている。
13は、ベルトを円滑に動作させるためのリターンローラである。リターンローラ13は、1次コンベア装置7a用の駆動輪10と1次コンベア装置7a用の従動輪(図示せず)との間に複数個設けられている。
14は、ベルト9の表面に付着した木材チッパを、削ぎ取り可能に設けられたスクレーパである。スクレーパ14は、断面がL字型を成したL型部材15と平板16とにより挟まれボルトにより固定されている。L型部材15と平板16とはコンベアフレーム12に取り付けられている。
17は、2次コンベア装置7b側のベルトを示している。ベルト17の幅寸法は、1次コンベア装置7aのベルト9の幅よりも小さく形成されている。これは、排出コンベア装置7の重量を軽減するための措置であり、ベルトの幅を小さくした寸法分が軽量化に寄与する。
18は、2次コンベア装置7b用の従動輪である。従動輪18は、図示しない2次コンベア装置7b用の駆動輪の動作に従って回転するように設けられている。19は従動輪18の回転軸を示す。
2次コンベア装置7bの従動輪18と1次コンベア装置7aの駆動輪10との位置関係は、1次コンベア装置7aの駆動輪10の端部、すなわち、スクレーパ14と接している部分から地面に対して垂直に延びる仮想線(図面上には点線で示す)が、2次コンベア装置7bの従動輪18の回転軸18もしくは、従動輪18の径と交わる関係に構成されている。
20は、第1シュート部材である。この第1シュート部材20は、ラバーにより形成され上述したL型部材15に一端が固定され、自由端である他端側は、自重により垂れ下がっている。
21は、木材チッパの飛散防止用カバーである。飛散防止用カバー21は、ベルト17の幅方向における左右両側とが対象となるように、後述する2次コンベア装置7bのコンベアフレーム22に取り付けられ、シュートの役目も有している。21aは、第1シュート部材と飛散防止用カバーとの隙間を埋めるための部材である(図3では省略)。
22は、2次コンベア装置7bの骨格を成すコンベアフレームである。1次コンベア装置7aと同様に長手方向に沿って配置している。パワーユニット5の下方を基端として斜め上方にパワーユニット5の他端が位置するように配置され、1次コンベア装置7aに比べて傾斜角度が大きくなるように設定している。
23は、木材チッパのこぼれを防止するためのラバー部材である。このラバー部材23は、2次コンベア装置7bのコンベアフレームに金属製のL型部材24を介して取り付けられ、このL型部材24と金属製の平板25との間に挟み込んだ状態でボルトにより固定されている。さらに、第1シュート部材20に対して2次コンベア装置7bにおける上流側に設けられている。スクレーパ14によって削ぎ落とされず、戻り側に戻された1次コンベア装置7aにおけるベルト9の表面上の木材チッパを受ける機能を有している。なお、図3に示すように、前述のスクレーパ14は、1次コンベア装置7aの駆動輪10の端部に位置するこの1次コンベア装置7aのベルト9に接するように、1次コンベア装置7aのコンベアフレーム12に取り付けてある。また、ラバー部材23は、スクレーパ14が1次コンベア装置7aの駆動輪10の端部に位置するベルト9に接する部分から地面に対して垂直に延びる仮想線としての垂線よりも2次コンベア装置7bの上流側の位置に設けてある。
26は、取付高さを調整可能に設けられた金属製の断面がS字型を成すS型部材である。このS型部材26は、特に、図4に示すように、上述したL型部材24における斜め上方へ延長した面に対してボルトにより取り付けられている。部材26側に設けられたボルト穴は縦方向に長い長穴26aを有している。これにより、高さ方向について取付高さを調整可能となっている。これは、2次コンベア装置7bの傾きを変更した際に、駆動輪10と従動輪18との間の隙間を調整するために設けている。L型部材24と平板25とS型部材26とにより、飛散防止手段を構成する。
27は、第1シュート部材20やラバー部材23と同様にラバーにより形成された第2シュート部材である。第2シュート部材27は、飛散防止用カバー21の下端部において平板28により挟みこんだ状態でボルトにより取り付けられている。2次コンベア装置7b側へ乗り移された木材チッパを、2次コンベア装置7bのベルト17へ円滑にガイドする機能を有している。ラバーにより形成している理由は、ベルト17との摩擦によりベルト17を傷つけないようにするためである。
実施形態による自走式破砕機は上述のような構成を有するもので、以下のように動作する。
ホイールローダ(図示せず)もしくは油圧ショベル(図示せず)により廃木材(被破砕物)を、投入ホッパ4に投入する。投入ホッパ4内の搬送コンベア(図示せず)の駆動により、廃木材は、破砕室3内に搬送される。
搬送された廃木材は、破砕室3内に設けられた破砕ロータ(図示せず)の回転により徐々に削られ破砕片となる。この破砕片が破砕室3内に設けられた固定刃としてのアンビル(図示せず)に衝突することによって、破砕片が粉砕され、さらに細かい粒度の木材チッパ(破砕物)となる。
破砕された木材チッパは、破砕室3の下方に設けられた1次コンベア装置7a上に落下し、1次コンベア装置7aのベルト9の駆動により2次コンベア装置7bへ向けて搬送される。1次コンベア装置7aの下流側において、木材チッパはガイド部材11によりベルト9の中央側へ寄せられる。
木材チッパは、1次コンベア装置7aの駆動輪10側のベルト9端部より2次コンベア装置7bのベルト17上へ落下する。このとき、第1シュート部材20、飛散防止用カバー8a,8b,21、第2シュート部材27により木材チッパの飛散及びこぼれを防止しながら2次コンベア装置7bへ乗り移る。
スクレーパ14により削ぎ落とされなかった木材チッパは、ラバー部材23,L型部材24,S型部材26により、さらにこぼれを抑制する。
図5に基づいて、2次コンベア装置7bの従動輪18と1次コンベア装置7aの駆動輪10との位置関係により発揮される効果を説明する。1次コンベア装置7aの駆動輪10の端部におけるスクレーパ14と接している部分から地面に対して垂直に延びる仮想線としての垂線P(図面上には点線で示す)が、2次コンベア装置7bの従動輪18の回転軸18もしくは、従動輪18の径と交わる関係に構成したことにより、従来技術(重複寸法A)に比べて2次コンベア装置7bの基端部における1次コンベア装置7aの排出端部との重複寸法Bを必要最小限に抑えることができ、2次コンベア装置7bのベルト長さを必要最小限に構成できる。これにより、2次コンベア装置7bの重量をさらに軽減することができる。
図3に基づいてさらなる効果を説明する。
第1シュート部材20及びラバー部材23を、2次コンベア装置7bにおける従動輪18の近傍に配置した理由は、第1シュート部材20及びラバー部材23のそれぞれが、図2,3に示すように、2次コンベア装置7bにおけるベルト17の上面と線で接する位置関係とすることができる。したがって、これらの第1シュート部材20及びラバー部材23のそれぞれを簡素な形状で構成することができ第1シュート部材20とラバー部材23とによって、こぼれ量を少なくすることができる。図示しないが、2次コンベア装置7bにおける従動輪18より2次コンベア装置7bの下流側(排出端側)になるにつれ、ベルト17上面における断面は、トラフと呼ばれる受け皿式の形状となっている。したがって、2次コンベア装置7bの下流側において、第1シュート部材20及びラバー部材23のそれぞれが、2次コンベア装置7bにおけるベルト17の上面と線で接する位置関係を求めようとすると、複雑な形状を必要とする。本発明は、2次コンベア装置7bの上流側に配置してあるので、第1シュート部材20及びラバー部材23のそれぞれを複雑な形状とすることなく構成することができる。
上述した実施形態では、S型部材の高さを調整可能に取り付けたことにより、2次コンベア装置7bの傾きを変更した場合にも、S型部材の上端と1次コンベア装置7aの駆動輪下方部位との隙間寸法を必要最小限にすることができる。
この構成を用いれば、さらに1次コンベア装置7aに対する2次コンベア装置7bの重複寸法を最小化することができる。
本発明の別実施形態として以下のように構成してもよい。
図示しないが、2次コンベア装置7bの上流側に位置する2次コンベア装置7bにおける従動輪18の中心軸19の位置を、上述の仮想線とした垂線Pに対して1次コンベア装置7aにおける駆動輪10の反対側に位置させて構成してもよい。このとき、垂線Pの近傍となる位置、すなわち、従動輪18の半径寸法内に従動輪18の中心軸19を位置させる。
上述した各実施形態は、自走式木材リサイクラに限定されるものではなく、自走式クラッシャや自走式シュレッダ、自走式土質改良機など搬送コンベアを有する自走式処理機械に広く適用できることはいうまでもない。
本発明の第1実施形態による自走式木材リサイクラを示す全体図である。 図1のX部分にあたる搬送コンベア装置の乗り継ぎ部分を示す拡大斜視図である。 図1のX部分にあたる搬送コンベア装置の乗り継ぎ部分を示す拡大断面図である。 図1のX部分にあたる搬送コンベア装置を構成する2次コンベア装置の一部分を示す拡大斜視図である。 本発明の効果を説明する概念図である。
符号の説明
1 走行
本体フレーム
3 破砕
パワーユニッ
排出コンベア装置
7a 1次コンベア装置
7b 2次コンベア装
ベルト
10 駆動
12 コンベアフレー
14 スクレー
17 ベルト
18 従動
20 第1シュート部
22 コンベアフレーム
23 ラバー部材

Claims (2)

  1. 履帯を掛け回して構成した一対のトラックフレームを有する走行体と、
    この走行体上に設けた本体フレームと、
    この本体フレーム上の長手方向の略中央部分に設けた破砕室と、
    前記本体フレーム上の長手方向の一方側に設けられ、前記破砕室へ被破砕物を搬送する搬送装置と、
    前記本体フレーム上の長手方向の他方側で、前記本体フレームより一段高く形成された延長フレーム上に設けられ駆動源を内部に載置したパワーユニットと、
    前記破砕室の下方側に設けた1次コンベア装置と、この1次コンベア装置から乗り継ぎ可能に設けられた2次コンベア装置とを備えた自走式リサイクラにおいて、
    前記1次コンベア装置の下流側に位置する駆動輪の端部を基点とし、この基点から垂直に降下する仮想上の垂線が、前記2次コンベア装置の上流側に位置する従動輪の径寸法内にて交差するように設置させて構成するとともに、
    前記2次コンベア装置の前記従動輪近傍のベルトの上面と接するように、前記1次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けたシュート部材と、
    前記2次コンベア装置の前記従動輪近傍の前記ベルトの上面であって、前記シュート部材よりも上流側の前記ベルトの上面にて接するように、前記2次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けたラバー部材とを備えたことを特徴とする自走式リサイクラ。
  2. 前記1次コンベア装置の前記駆動輪の端部に位置するこの1次コンベア装置のベルトに接するように、前記1次コンベア装置のコンベアフレームに取り付けられるスクレーパを備え、
    前記ラバー部材は、前記スクレーパが前記1次コンベア装置の前記駆動輪の端部に位置する前記ベルトに接する部分から地面に対して垂直に延びる仮想線としての垂線よりも前記2次コンベア装置の上流側の位置に設けてあることを特徴とする請求項1記載の自走式リサイクラ。
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