JPH09967A - 破砕機のコンベヤ装置 - Google Patents
破砕機のコンベヤ装置Info
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- JPH09967A JPH09967A JP17037195A JP17037195A JPH09967A JP H09967 A JPH09967 A JP H09967A JP 17037195 A JP17037195 A JP 17037195A JP 17037195 A JP17037195 A JP 17037195A JP H09967 A JPH09967 A JP H09967A
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Abstract
向上することができ、搬送ベルトが常時適度な張力をも
って被破砕物を搬送できるようにする。 【構成】 破砕機1の外部に伸長したフレーム32の先
端側に張力調整機構40を配設することにより、フレー
ム32の先端側に設けられた駆動プーリ33と基端側に
設けられた従動プーリ38との間に巻装された搬送ベル
ト39に対する張力調整作業を、破砕機1の外部に伸長
したフレーム32の先端側で行うことができるように構
成する。これにより、破砕機1の外部に広い作業スペー
スを確保できるから、搬送ベルト39の張力調整作業の
作業性を向上することができる。
Description
り生じる鉄筋コンクリート等の建築廃材を破砕する破砕
機に装備され、該破砕機により破砕された廃材を所望の
場所に搬送するのに好適に用いられる破砕機のコンベヤ
装置に関する。
築廃材は、一般に廃材処理場まで運搬されて廃棄処理さ
れるため、その処理コストが嵩む問題がある。このた
め、破砕原料となる粗大な建築廃材をクラッシャにより
細かく破砕処理し、破砕処理された被破砕物(以下、処
理ガラという)をコンベヤ装置によって所望の場所に搬
送して地面に平坦に敷きつめる等により、建築廃材の再
利用を図り、その廃棄処理に伴うコストを削減する工夫
がなされている。そして、建築廃材を破砕処理して再利
用可能な処理ガラを得るために、クラッシャを備えた破
砕機が好適に用いられている。
および該破砕機による建築廃材の破砕処理作業について
図5を参照しつつ説明する。
ず)等により投入された建築廃材Gを破砕し、再利用可
能な処理ガラを得る破砕機を示し、該破砕機1は、クロ
ーラ式の下部走行体2と、該下部走行体2のトラックフ
レーム上に設けられたベースフレーム3と、該ベースフ
レーム3の上部後端側に設けられ、エンジン、油圧ポン
プ等を収容した機械室4と、ベースフレーム3の上部前
端側に設けられ、破砕機1の本体をなす後述のホッパ
5、プレートフィーダ6およびクラッシャ8等から大略
構成されている。
るホッパを示し、該ホッパ5の下側には無限軌道を形成
するプレートフィーダ6が配設されている。ここで、プ
レートフィーダ6は油圧式のフィーダ用モータ7により
無限軌道を間歇的に回転させ、ホッパ5内に投入された
建築廃材Gをクラッシャ8内に送給するようになってい
る。
建築廃材Gを破砕するクラッシャで、該クラッシャ8
は、ベースフレーム3に固定され、多数の破砕歯を有す
る固定破砕板8Aと、該固定破砕板8Aに対向して揺動
可能に設けられた多数の破砕歯を有する可動破砕板8B
とを備えている。ここで、可動破砕板8Bの上端側は、
油圧式のクラッシャ用モータ9にベルト10を介して連
結されたホイール11の回転軸12に所定の偏心量をも
って回転可能に連結され、可動破砕板8Bの下端側は、
引掛具(図示せず)等を介して揺動可能に連結されてい
る。従って、クラッシャ用モータ9が作動してホイール
11が回転すると、可動破砕板8Bは、回転軸12に対
する偏心により固定破砕板8Aに対し接近および離隔を
繰返すように揺動して固定破砕板8Aとの間に挟込んだ
建築廃材Gを破砕し、細粒化した被破砕物としての処理
ガラG′のみを下方に落下させる。
てベースフレーム3上に設けられ、周囲を手摺14によ
って囲まれた操作部で、該操作部13には、機械室4内
に収容されたエンジン、プレートフィーダ6、クラッシ
ャ8、および後述するベルトコンベヤ21等の各種操作
スイッチ類や、破砕機1の走行を制御する走行レバー、
走行ペダル(いずれも図示せず)等が配設されている。
に落下する処理ガラG′を破砕機1の外部に搬送するベ
ルトコンベヤを示し、該ベルトコンベヤ21は、基端側
がクラッシャ8の下方に位置してベースフレーム3の下
側に取付けられ、先端側が破砕機1の外部に伸長したフ
レーム22と、フレーム22の先端側に設けられ、油圧
モータ23により回転駆動する駆動プーリ24と、フレ
ーム22の基端側に回転可能に設けられた従動プーリ2
5と、駆動プーリ24と従動プーリ25との間に巻装さ
れた搬送ベルト26と、駆動プーリ24に対する従動プ
ーリ25の離間距離を変更することにより搬送ベルト2
6の張力を調整する張力調整機構27とから大略構成さ
れている。
タ23を作動させて駆動プーリ24を回転駆動すること
により、該駆動プーリ24と従動プーリ25との間で搬
送ベルト26を作動させ、クラッシャ8から搬送ベルト
26上に落下した処理ガラG′を連続的に搬送し、破砕
機1の外部に排出するようになっている。
投入された粗大な建築廃材Gは、破砕機1によって破砕
されて細粒化した処理ガラG′となり、この処理ガラ
G′がベルトコンベヤ21によって破砕機1の外部に搬
送されて地面に排出されることにより、地ならし等の再
利用に供される。
破砕機1に装備されたベルトコンベヤ21においては、
搬送ベルト26の張力が低下して駆動プーリ24が空回
りしてしまうのを防止するため、また、搬送ベルト26
が作動時に蛇行等を生じることにより処理ガラG′が搬
送途中で落下してしまうのを防止するため、搬送ベルト
26が適度な張力をもって駆動プーリ24と従動プーリ
25との間に巻装されることが必要となる。
ルトコンベヤ21は、張力調整機構27によって、従動
プーリ25を駆動プーリ24に対して接近または離間さ
せることにより、搬送ベルト26が適度な張力を保つよ
うに構成されている。
常、従動プーリ25の近傍に位置してフレーム22の基
端側に設けられているが、該フレーム22の基端側は、
破砕機1に装備されたクラッシャ8の下方に位置してベ
ースフレーム3の下面に取付けられている。このため、
作業者は地面とベースフレーム3との間の狭小な作業ス
ペース内で張力調整機構27を調整し、搬送ベルト26
の張力調整作業を行うこととなり、その作業性が著しく
低下してしまうという問題がある。
きには、通常、搬送ベルト26を作動させて蛇行の状況
を確認する作業と、搬送ベルト26を停止させた状態で
張力調整機構27を調整する作業とを交互に行うため、
一層、作業性が低下してしまうという問題がある。
なされたもので、搬送ベルトに対する張力調整作業の作
業性を向上することができ、搬送ベルトが常時適度な張
力をもって被破砕物を搬送できるようにした破砕機のコ
ンベヤ装置を提供することを目的としている。
ために、本発明は、破砕原料が投入されるホッパと、該
ホッパ内に投入された破砕原料を破砕し被破砕物として
排出するクラッシャとからなる破砕機のコンベヤ装置に
適用される。
特徴は、基端側が前記クラッシャの下方に位置して前記
破砕機に取付けられると共に先端側が該破砕機の外部に
伸長したフレームと、該フレームの先端側に設けられ駆
動源によって回転駆動される駆動プーリと、前記フレー
ムの基端側に回転可能に設けられた従動プーリと、被破
砕物を前記破砕機の外部に搬送すべく前記駆動プーリと
従動プーリとの間に巻装される搬送ベルトと、前記駆動
プーリの近傍に位置して前記フレームの先端側に設けら
れ、前記従動プーリに対する該駆動プーリの離間距離を
変更することにより、前記搬送ベルトの張力を調整する
張力調整機構とから構成したことにある。
機構は、前記駆動プーリを回転可能に支持すると共に前
記フレームの長手方向に移動可能となった軸受部材と、
前記フレームの先端側に固定され、該軸受部材を前記フ
レームの長手方向に沿ってガイドするガイド部材と、該
ガイド部材と前記軸受部材との間に設けられ該軸受部材
を前記ガイド部材に対して移動させる軸受移動部材とか
ら構成したことにある。
は、前記軸受部材により回転可能に支持されたプーリ本
体と、ブラケットを介して前記軸受部材に固定された駆
動モータとからなり、該駆動モータを前記プーリ本体に
直結する構成としたことにある。
は、前記ホッパとクラッシャが搭載される下部走行体を
備えた自走式破砕機として構成し、前記フレームは該下
部走行体に取付けるようにしたことにある。
位置して破砕機に取付けられたフレームの基端側に従動
プーリを設けると共に、該破砕機の外部に伸長したフレ
ームの先端側に駆動プーリを設け、かつ、駆動プーリの
近傍に位置してフレームの先端側に張力調整機構を設け
たから、駆動プーリと従動プーリとの間に巻装される搬
送ベルトの張力を調整する作業を、破砕機の外部に伸長
したフレームの先端側で広い作業スペースをもって行う
ことができる。
動部材により、フレームの先端側に固定されたガイド部
材に対して軸受部材をフレームの長手方向に移動させ、
該軸受部材に支持された駆動プーリの位置を、従動プー
リに対して接近または離間するように変更することによ
り、駆動プーリと従動プーリとの間に巻装された搬送ベ
ルトの張力を調整することができる。
機構によって軸受部材をフレームの長手方向に移動さ
せ、従動プーリに対する駆動プーリの位置を変更する
と、軸受部材にブラケットを介して固定された駆動モー
タが駆動プーリに伴って移動するから、張力調整部材に
よる搬送ベルトの張力調整作業を、該搬送ベルトを作動
させたまま簡単に行うことができる。
を下部走行体により走行可能な自走式破砕機とすること
により、破砕機および該破砕機に装備されたコンベヤ装
置を所望の場所に運搬することができる。
づき説明する。なお、実施例では上述した図5に示す従
来技術と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説
明を省略する。
コンベヤ21に代えて破砕機1に装備された本実施例に
よるベルトコンベヤを示し、該ベルトコンベヤ31は、
従来技術によるベルトコンベヤ21と同様に、基端側が
クラッシャ8の下方に位置して破砕機1に取付けられる
と共に先端側が破砕機1の外部に伸長したフレーム32
と、該フレーム32の先端側に設けられた後述の駆動プ
ーリ33と、フレーム32の基端側に回転可能に設けら
れた従動プーリ38と、駆動プーリ33と従動プーリ3
8との間に巻装された搬送ベルト39とを備えているも
のの、搬送ベルト39の張力を調整するための張力調整
機構40が、破砕機1の外部に伸長したフレーム32の
先端側に設けられている点で従来技術とは異なってい
る。
駆動プーリで、該駆動プーリ33は図2および図3に示
すように、両端側に支軸34A,34Bが同軸に突設さ
れ、該各支軸34A,34Bが後述する各軸受部材44
に支持されることにより、フレーム32の先端側に回転
可能に設けられた円柱状のプーリ本体34と、後述する
スライダ45にモータブラケット35を介して固定され
た駆動モータとしての油圧モータ36とからなり、該油
圧モータ36の出力軸36Aは、カップリング37を介
してプーリ本体34の支軸34Aに直結されている。
ング37を介して直接プーリ本体34に伝達され、プー
リ本体34は油圧モータ36と等しい回転数および回転
力をもって回転することにより、従動プーリ38との間
に巻装された搬送ベルト39を駆動する。
レーム32の先端側に設けられた張力調整機構を示し、
該張力調整機構40は、フレーム32の先端側左,右に
それぞれ配設された後述する一対のガイド部材41,4
1と、フレーム32の長手方向に移動可能に設けられ、
駆動プーリ33を構成するプーリ本体34の支軸34
A,34Bを回転可能に支持する一対の軸受部材44,
44と、各ガイド部材41と各軸受部材44との間に設
けられ、該各軸受部材44を各ガイド部材41に対して
移動させる軸受移動部材としての一対のねじ棒47,4
7とから大略構成されている。
されたガイド部材で、該各ガイド部材41は図2に示す
ように、フレーム32にボルト締めされた底板41A
と、該底板41Aの前端側および後端側から上向き突設
されたL形鋼からなる前板41Bおよび後板41Cと、
該前板41Bおよび後板41Cの上端部にボルト締めさ
れたL形鋼からなる天板41Dとから枠状に形成されて
いる。そして、底板41Aと天板41Dの相互に対向す
る面には規制板42,42が固着され、該各規制板42
の間には、各軸受部材44が摺動可能に収容される矩形
のガイド空間43,43が形成されている。また、各後
板41Cの中央部には、各ねじ棒47が挿通される透孔
41E,41Eが穿設されている。
間43内に収容された軸受部材を示し、該各軸受部材4
4は、各規制板42に摺接しつつガイド空間43内を移
動する屈曲板状のスライダ45,45と、外輪側が該各
スライダ45にボルト締めされ、内輪側でプーリ本体3
4の各支軸34A,34Bを回転可能に支持する軸受4
6,46とから構成されている。そして、各スライダ4
5におけるガイド部材41の後板41Cと対向する面に
は、透孔41Eと略同心となる位置に透孔45Aが穿設
されている。また、各軸受部材44のうちの駆動プーリ
33の支軸34Aを支持する側のスライダ45には、支
軸34Aの軸端側に突出する突出部45Bが設けられて
おり、該突出部45Bの突出端には上述のモータブラケ
ット35が固定されている。
とからなる駆動プーリ33は、各軸受46を介して各ス
ライダ45に対して回転可能に支持され、かつ、該各ス
ライダ45を介して各ガイド部材41のガイド空間43
内を摺動することにより、該各ガイド部材41にガイド
されつつフレーム32の長手方向に移動できる構成とな
っている。
材44との間に設けられた軸受移動部材としてのねじ棒
で、該各ねじ棒47は、各軸受部材44のスライダ45
に穿設された透孔45Aと、後述する排土装置50のブ
ラケット51に穿設された透孔51Aと、各ガイド部材
41の後板41Cに穿設された透孔41Eとに挿通され
ている。そして、各ねじ棒47の先端側には一対の固定
用ナット48,48が螺着され、該各固定用ナット48
の間で各軸受部材44のスライダ45と排土装置50の
ブラケット51とが挟持されることにより、各ねじ棒4
7の先端側に各軸受部材44が固定されている。
螺着された左,右一対のロックナット、49B,49B
は各ねじ棒47の中間部に螺着された左,右一対の移動
用ナットをそれぞれ示し、該各ロックナット49Aと各
移動用ナット49Bとは、各ガイド部材41の後板41
Cを挟む位置に配設されている。そして、例えば各ロッ
クナット49Aを緩めた状態で各移動用ナット49Bを
締め方向(反時計方向)に回転させた場合には、後板4
1Cに当接して移動が規制される移動用ナット49Bに
対し、各ねじ棒47が矢印F方向に相対移動する。この
結果、該各ねじ棒47の先端側に固定された各軸受部材
44は、駆動プーリ33を伴って各規制板42に摺接し
つつガイド空間43内を矢印F方向に移動し、駆動プー
リ33の位置が従動プーリ38から離間するように変更
することにより、搬送ベルト39の張力が増大する。
排土装置を示し、該排土装置50は、各ねじ棒47の先
端側に固定され、フレーム32の幅方向に伸長するブラ
ケット51と、該ブラケット51の下端側にボルト締め
され、その上端縁が駆動プーリ33のプーリ本体34に
巻装された搬送ベルト39に当接する排土板52とから
構成されている。ここで、ブラケット51の上端側に
は、上述の如く各ねじ棒47の先端側が挿通される透孔
51A,51Aが穿設されており、ブラケット51は、
各軸受部材44のスライダ45と共に各ねじ棒47の先
端側に固定されている。従って、各移動用ナット49B
を回転させて各ねじ棒47をフレーム32の長手方向に
移動させると、駆動プーリ33と排土装置50とは常に
一体的に移動し、排土装置50は、その排土板52を搬
送ベルト39に常時当接させることにより、搬送ベルト
39に付着した泥等を除去するようになっている。
で、その基本的動作については従来技術によるベルトコ
ンベヤ31と格別差異はない。
1は、破砕機1の外部に伸長したフレーム32の先端側
に張力調整機構40を配設することにより、駆動プーリ
33と従動プーリ38との間に巻装された搬送ベルト3
9の張力調整作業をフレーム32の先端側で行う構成と
なっており、以下、本実施例による張力調整作業につい
て説明する。
各ロックナット49Aを緩めた状態で、各移動用ナット
49Bを締め方向(時計方向)に回転させる。これによ
り、上述の如く各ねじ棒47が各軸受部材44およびブ
ラケット51を伴って矢印F方向に移動し、図4に示す
ように、駆動プーリ33と排土装置50とが一体的に従
動プーリ38から離間し、搬送ベルト39の張力が増大
する。
調整した後には、各ロックナット49Aを締め方向に回
転させて各移動用ナット49Bをロックすることによ
り、各ねじ棒47を各ガイド部材41の後板41Cに対
して位置決め状態に固定する。
1の外部に伸長するフレーム32の先端側に張力調整機
構40を配設したから、搬送ベルト39に対する張力調
整作業を行うに際して、破砕機1の外部に広い作業スペ
ースを確保することができ、その作業性を大幅に向上す
ることができる。
該プーリ本体34に直結した油圧モータ36とから構成
することにより、該駆動プーリ33を回転駆動させたま
まの状態で従動プーリ38に対して接近または離間させ
ることができるから、張力調整機構40による搬送ベル
ト39の張力調整作業を、該搬送ベルト39を作動させ
た状態で簡単に行うことができる。
ときには、搬送ベルト39を作動させたままの状態で、
破砕機1の外部に露出した搬送ベルト39の全体を広範
囲にわたって目視しつつ張力調整機構40を調整するこ
とができ、搬送ベルト39の蛇行を簡単かつ的確に修正
することができる。
プーリ本体34と該プーリ本体34に直結した油圧モー
タ36とから構成した場合を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、例えばプーリ本体34
と油圧モータ36との間にチェーン、タイミングベルト
等の動力伝達手段が介在する構成としてもよい。
を構成する軸受移動部材として、各軸受部材44に固定
された各ねじ棒47、および該各ねじ棒47に螺着した
各移動用ナット49B等を用いた場合を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば作動
油やグリス等の給排に応じてロッドの突出長が変化する
シリンダを用い、該ロッドの突出端に各軸受部材44を
固定するように構成してもよい。
備えた自走式の破砕機1にベルトコンベヤ31が装備さ
れた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限るものでは
なく、例えば下部走行体2を持たない可搬式あるいは固
定式の破砕機に適用してもよい。
れば、クラッシャの下方に位置して破砕機に取付けられ
たフレームの基端側に従動プーリを設けると共に、該破
砕機の外部に伸長したフレームの先端側に駆動プーリを
設け、かつ、該駆動プーリと従動プーリとの間に巻装さ
れた搬送ベルトの張力調整機構を、破砕機の外部に伸長
したフレームの先端側に設けたから、搬送ベルトに対す
る張力調整作業を行うに際して、破砕機の外部に広い作
業スペースを確保することができ、その作業性を大幅に
向上することができる。
動部材により軸受部材をガイド部材に対して移動させる
と、軸受部材は駆動プーリを伴ってガイド部材にガイド
されつつフレームの長手方向に移動するから、軸受部材
に支持された駆動プーリの従動プーリに対する離間距離
の変更、即ち、搬送ベルトの張力調整を確実に行うこと
ができる。
リをプーリ本体と該プーリ本体に直結した駆動モータと
から構成することにより、駆動プーリの構成を簡素化で
きる。しかも、駆動プーリを回転駆動させつつ従動プー
リに対する位置を変更することができるから、張力調整
機構による搬送ベルトの張力調整作業を、該搬送ベルト
を作動させた状態で簡単に行うことができる。
砕機を下部走行体により走行可能な自走式破砕機として
構成したから、当該破砕機を複数の解体作業現場に移動
させて使用する場合の運搬作業を不要とすることができ
る。
示す外観図である。
である。
図である。
す図2と同様位置の側面図である。
観図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 破砕原料が投入されるホッパと、該ホッ
パ内に投入された破砕原料を破砕し被破砕物として排出
するクラッシャとからなる破砕機において、基端側が前
記クラッシャの下方に位置して前記破砕機に取付けられ
ると共に先端側が該破砕機の外部に伸長したフレーム
と、該フレームの先端側に設けられ駆動源によって回転
駆動される駆動プーリと、前記フレームの基端側に回転
可能に設けられた従動プーリと、被破砕物を前記破砕機
の外部に搬送すべく前記駆動プーリと従動プーリとの間
に巻装される搬送ベルトと、前記駆動プーリの近傍に位
置して前記フレームの先端側に設けられ、前記従動プー
リに対する該駆動プーリの離間距離を変更することによ
り、前記搬送ベルトの張力を調整する張力調整機構とか
ら構成してなる破砕機のコンベヤ装置。 - 【請求項2】 前記張力調整機構は、前記駆動プーリを
回転可能に支持すると共に前記フレームの長手方向に移
動可能となった軸受部材と、前記フレームの先端側に固
定され、該軸受部材を前記フレームの長手方向に沿って
ガイドするガイド部材と、該ガイド部材と前記軸受部材
との間に設けられ該軸受部材を前記ガイド部材に対して
移動させる軸受移動部材とから構成してなる請求項1に
記載の破砕機のコンベヤ装置。 - 【請求項3】 前記駆動プーリは、前記軸受部材により
回転可能に支持されたプーリ本体と、ブラケットを介し
て前記軸受部材に固定された駆動モータとからなり、該
駆動モータを前記プーリ本体に直結する構成としてなる
請求項2に記載の破砕機のコンベヤ装置。 - 【請求項4】 前記破砕機は、前記ホッパとクラッシャ
が搭載される下部走行体を備えた自走式破砕機として構
成し、前記フレームは該下部走行体に取付けるようにし
てなる請求項1,2または3に記載の破砕機のコンベヤ
装置。
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JP17037195A JP3717973B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 破砕機のコンベヤ装置 |
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JP17037195A JP3717973B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 破砕機のコンベヤ装置 |
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JPH09967A true JPH09967A (ja) | 1997-01-07 |
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JP17037195A Expired - Fee Related JP3717973B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 破砕機のコンベヤ装置 |
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