JP3504634B2 - 回転フィーダ - Google Patents
回転フィーダInfo
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- stage
- mounting portion
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Description
リート構造物、土木工事等に使用されるフレッシュコン
クリートや砂利、土石等の粉粒体を一旦高い位置まで持
ち上げ、旋回するブームに取り付けられたコンベアによ
って、ブームを回転させながら所望の位置に粉粒体を散
布、打設する粉粒体搬送装置における回転フィーダに関
する。
体の移送散布方法として、特にダム工事におけるフレッ
シュコンクリートの移送散布打設方法として、タワー搬
送装置を用いた方法が、特開平8−209937号公
報、国際公開番号WO96/16242号公報、国際公
開番号WO99/11887号公報で本願発明者、出願
人によって提案され公知である。
る。タワー搬送装置100は、概略、タワーマスト10
1、ステージ102、ブーム103、及びフレッシュコ
ンクリート等の粉粒体を搬送する搬送手段104,10
5で構成されている。タワーマスト101はダムや大型
構造物の建設位置近傍に設置されるものである。タワー
マスト101には、フレッシュコンクリート等の粉粒体
を搬送するバケットエレベータからなる搬送手段104
を備え、搬送バケットをワイヤを介してウインチ装置1
06で上下方向に駆動し、タワーマスト101の基部に
設けられた受入口113に投入されたフレッシュコンク
リート等の粉粒体をステージ102の上部位置まで持ち
上げる構造となっている。
に対して回動可能に取り付けられ、ステージベース10
7はタワーマスト101に図示しないクランプ装置でク
ランプ固定されている。又、サポータ108もタワーマ
スト101に図示しないクランプ装置でクランプ固定さ
れている。サポータ108とステージベース107間に
は複数の油圧シリンダ109が配置され、サポータ10
8とステージベース107のクランプ装置の一方を解除
すると共に油圧シリンダ109を作動させて、クランプ
装置を解除した方のサポータ108又はステージベース
107をタワーマスト101に沿って移動させクランプ
し、これを交互に行うことによって、ステージベース1
07をタワーマスト101に沿って上昇、下降させて任
意の位置に固定するものである。
回動自在に取り付けられており、該ステージ102上に
は、バケットエレベータ104の駆動源であるウインチ
装置106、該ウインチ装置106によって引き上げら
れたバケット内のフレッシュコンクリート等の粉粒体を
ホッパ110を介して受け入れる回転フィーダ130、
ブーム103が設けられ、さらに、回転フィーダ130
をステージ102に対して相対回転させるための駆動機
構及び、ステージ102を旋回させるための駆動機構及
びその駆動源としてのサーボモータ111、さらには、
制御装置114等が載置されている。
られており、ステージ102と共に旋回する。ブーム1
03上にはベルトコンベア105が配置され、該ベルト
コンベア105はステージ102の回転フィーダ113
の粉粒体の放出口の下部まで延在している。又、該ベル
トコンベア105はブーム先端まで延び、搬送してきた
フレッシュコンクリート等の粉粒体をブーム102の先
端に取り付けられたホッパ116に放出する。ホッパ1
16には、ガイド管112が複数連接され、フレッシュ
コンクリート等の粉粒体を放出する位置までガイドす
る。ステージ102を旋回させるサーボモータ111に
は、速度、位置を検出する速度・位置検出器としてのパ
ルスコーダが取り付けられており、このパルスコーダか
らフィードバックされる位置・速度に基づいて、ステー
ジ102及びブーム103の回転位置、速度がフィード
バック制御される。なお、符号115は、カウンタウエ
イトである。
2に旋回可能に取り付けられた回転フィーダ130との
関係を示す図で、図1において、上方から見た図であ
る。ステージ102には、ブーム103が取り付けられ
ており、該ブーム103には、フレッシュコンクリート
等の粉粒体を搬送するベルトコンベア105が設けられ
ている。ステージ102には回転フィーダ130が回転
可能に取り付けられており、タワーマスト101に取り
付けられたホッパー110に投入されたフレッシュコン
クリート等の粉粒体をこの回転フィーダ130でベルト
コンベア105の位置まで搬送し、放出口139より該
ベルトコンベア105に引き渡すものである。
設けられたモータ、減速機、ピニオン等からなる駆動機
構140によって駆動され、旋回するようになってい
る。なお、符号150は、ガイドローラである。
図による説明図である。回転フィーダ130は、ステー
ジ102に対して相対的に回転する回転部分と、ステー
ジ102と一体となって、この回転部分で搬送されるフ
レッシュコンクリート等の粉粒体をガイドする固定部分
で構成されている。回転部分はフレッシュコンクリート
等の粉粒体を載置して搬送する載置部131と該載置部
131からフレッシュコンクリート等の粉粒体がこぼれ
落ちないように設けられた載置部131と一体的に構成
された内壁132、及び載置部131の裏面に所定間隔
を持って複数取り付けられたスクレーパ134で構成さ
れている。この回転部分は、ステージ102に設けられ
た図示しないガイドローラ等によって、回転可能に支え
られ、駆動機構140によって、回転駆動されるように
なっている。
られたモータ及び減速機構141と、該モータ及び減速
機構141で駆動されるピニオン142と、該ビニオン
142と係合しラックを構成する回転部分の内壁132
の全周に設けられたピン143で構成されている。
取付部材121に固定され、回転部分の載置部131の
外周部に配置されてこの載置部131に載置されたフレ
ッシュコンクリート等の粉粒体が外部にこぼれ落ちるの
を阻止するガイド手段135が設けられている。このガ
イド手段135が回転ステージ130の回転部分である
内壁132と対となって外壁として構成されている。
又、取付部材121には、スクレーパ134と係合する
溝部を備えた受け部材136が取り付けられている。こ
の固定部分のガイド手段135、受け部材136、取付
部材121は、ベルトコンベア105が配設されたステ
ージ102の位置では取り除かれ、放出口139が形成
されている。又、該位置には、載置部131に載置され
搬送されてきたフレッシュコンクリート等の粉粒体の移
動を阻止して放出口139から放出させベルトコンベア
105に引き渡すための取り出し手段138が設けられ
ている。又、この位置では、受け部材136の溝におけ
る底部が切り取られ、落下口が形成されており、受け部
材136の溝中をスクレーパ134で押され搬送されて
きたフレッシュコンクリート等の粉粒体はこの落下口か
らベルトコンベア上に落下する構成となっている。
ド手段135は固定されているものであるから、この回
転部分の載置部131とガイド手段135間には、間隙
137が設けられ、回転部分のスムースな回転を保持す
るようにしている。この間隙137から漏れ、こぼれ落
ちたフレッシュコンクリート等の粉粒体は、受け部材1
36の溝部で捕獲され、移動するスクレーパ134で搬
送されることになる。
レッシュコンクリート等の粉粒体が漏れこぼれ落ちない
ように、ゴム板等がこの間隙部に設けられている。しか
し、回転フィーダ130の回転中心の偏心や載置部13
1の上下方向の蛇行に対して、ある程度の間隙137は
必要である。特に、この回転フィーダ130は、その回
転半径が約5m程度と非常に大きな回転体であり、その
結果、回転中心の偏心による左右方向の蛇行及び上下方
向の蛇行は避けることはできない。そのためこの間隙1
37を小さくすることは難しい。
ッシュコンクリート等の粉粒体は、受け部材136の溝
部で捕獲されスクレーパ134で押され搬送されること
になるが、このスクレーパ134と受け部材136間の
間隙も、上述した回転フィーダ130の左右方向、上下
方向の蛇行に対して、スムースな移動を確保するために
所要の間隙を設けねばならない。その結果、このスクレ
ーパ134と受け部材136との間隙から、スクレーパ
134で押圧され搬送されずに取り残されるフレッシュ
コンクリート等の粉粒体が生じる。しかも、スクレーパ
134も蛇行することから、受け部材136の溝に残さ
れるフレッシュコンクリート等の粉粒体の量が、場所に
よって変化することになり、オーバフローしてこぼれ落
ちる箇所が発生する。
ュコンクリート等の粉粒体を供給するホッパー110の
位置はタワーマスト101に固定された所定位置であ
り、ステージ102は旋回するものであるから、回転フ
ィーダ130へのフレッシュコンクリート等の粉粒体の
投入位置(ホッパ110の位置)は変わらないが、フレ
ッシュコンクリート等の粉粒体が回転フィーダ130か
ら放出される放出口139が変化する。図2の例では、
フレッシュコンクリート等の粉粒体は回転フィーダ13
0により、矢印で示すように反時計方向に約180度回
転搬送される。しかし、ステージ102が、例えば、図
2において、反時計方向にさらに180度旋回させた場
合では、ホッパー110から投入されたフレッシュコン
クリート等の粉粒体は、回転フィーダ130により約3
60度回転搬送されてベルトコンベア105に取り出さ
れることになる。この搬送途中において、フレッシュコ
ンクリート等の粉粒体が受け部材136の溝からあふれ
出してこぼれ落ちるケースが発生する。
る搬送途中で搬送物のフレッシュコンクリート等の粉粒
体がこぼれ落ちがない、又は非常に少ない回転フィーダ
を提供することにある。
置等の旋回するブームに取り付けられた搬送手段に粉粒
体を供給する回転フィーダに関するものである。回転フ
ィーダは第1と第2の載置部を備え、前記ブームが取り
付けられブームと共に旋回するステージに対して回転可
能に取りつれられ、前記ステージには、前記第1の載置
部に供給された粉粒体が搬送途中でこぼれ落ちることを
阻止し、前記搬送手段へ粉粒体を放出する放出口を備え
たガイド手段を備え、前記第2の載置部は、前記第1の
載置部とガイド手段の間隙からこぼれ落ちた粉粒体を捕
獲するよう配置され、該回転フィーダの回転によって前
記第1、第2の載置部により運ばれてきた粉粒体を前記
搬送手段に引き渡す取り出し手段を備えることにより、
この回転フィーダからの粉粒体のこぼれ落ちを防止する
ようにした。さらに、前記ステージに前記第2の載置部
からこぼれ落ちた粉流体を捕獲する溝部を備えた受け部
材を設けると共に、前記第2の載置部の裏面に前記受け
部材の溝と係合し、溝内の粉粒体を押して搬送するスク
レーパを複数備えるようにした。
実施形態の断面図であり、図3に示した従来例の各要素
と対応する要素には同一符号を付している。
30に第1と第2の載置部を設けたことに特徴を有する
ものである。すなわち、従来例の載置部を第1の載置部
131とし、この載置部131と一体的に第2の載置部
133を設けたものである。この第2載置部133は、
第1の載置部131の下部、先端部に設けられるもの
で、第1の載置部131と固定部分のガイド部材135
との間隙137から漏れこぼれ落ちたフレッシュコンク
リート等の粉粒体を捕獲し、搬送するものである。そし
て、この第2の載置部133の下部に所定間隔毎スクレ
ーパ134が固着されている。すなわち、本実施形態の
回転フィーダ130の回転部分は、第1の載置部13
1、第2の載置部133、第1の載置部131と連接さ
れ、第1の載置部131により載置溝を構成するための
内壁132と、複数のスクレーパ134で構成されてい
る。
はステージ102に設けられた図示しないガイドローラ
等で回動自在に支えられている点、及び駆動機構140
で駆動され回転する点は、図3に示した従来例と同様で
ある。
ステージ102に設けられた取付部材121に取り付け
られ、スクレーパ134と係合する溝を有する受け部材
136と、前記取付部材121に取り付けられ、第1の
載置部131の面から所定間隙137を持って、該第1
の載置部131の面に対して垂直方向に配置されたガイ
ド手段135とで構成されている。又、ベルトコンベア
105が配設された位置では、このガイド手段135、
受け部材136、取付部材121は取り除かれ、フレッ
シュコンクリート等の粉粒体の放出口139が形成さ
れ、該放出口139に粉粒体を導くために、第1、第2
の載置部131,133に載置されたフレッシュコンク
リート等の粉粒体の移動を阻止して、ベルトコンベア1
05に放出する取り出し手段138が設けられている。
なお、この取り出し手段138は、従来は、回転フィー
ダのフレッシュコンクリート等の粉粒体載置部は第1の
載置部131のみであった。そのため、この載置部13
1に載置された粉粒体の移動を阻止して放出口へ導くだ
けでよいものであったが、本発明においては、第2載置
部を有するから、この第2載置部で搬送されるフレッシ
ュコンクリート等の粉粒体をも放出口139へ導く部材
をも備えている。
トコンベア105の配置位置で切り取られ開放され、こ
の受け部材136の溝中をスクレーパ134で押され搬
送されてきたフレッシュコンクリート等の粉粒体をベル
トコンベア105上で放出するようにしている点も従来
と同様である。
クリート等の粉粒体は、バケット等の搬送手段104で
ステージ102の上方位置まで持ち上げられ、ホッパ1
10に投入される。駆動機構140によって回転する回
転フィーダ130は、ホッパ110からフレッシュコン
クリート等の粉粒体を第1の載置部131に受入れ搬送
し、取り出し手段138でその移動が阻止されて放出口
139よりフレッシュコンクリート等の粉粒体はベルト
コンベア105上に放出される。ベルトコンベア105
で搬送されたフレッシュコンクリート等の粉粒体は、ブ
ーム103の先端に配置されたホッパ116、ガイド管
112を介して打設位置に打設されることになる。この
際、ステージ102と共に旋回するブーム103は、そ
の旋回位置が制御され、フレッシュコンクリート等の粉
粒体の打設位置が制御されることになる。
レッシュコンクリート等の粉粒体において、第1の載置
部131と固定部分のガイド手段135間の間隙137
から漏れこぼれ落ちたフレッシュコンクリート等の粉粒
体は、第2の載置部133で搬送される。この第2の載
置部133で搬送れてきたフレッシュコンクリート等の
粉粒体も取り出し手段138でその移動が阻止されて放
出口139よりベルトコンベア105上に放出される。
又、第2の載置部133より漏れこぼれ落ちた粉粒体
は、受け部材136の溝に落下し、スクレーパ134に
よって、かき寄せられながら該受け部材136の溝を移
動し、放出口139に設けられた該溝の底部開口部から
ベルトコンベア105上に落下する。
第1の載置部131と共に回転するものであるから、第
1の載置部131とガイド手段135間の間隙137か
ら漏れこぼれ落ち第2の載置部133に落下するフレッ
シュコンクリート等の粉粒体も均等となり、該第2載置
部133からこぼれ落ちるフレッシュコンクリート等の
粉粒体は少なくなる。しかも、第1、第2の載置部13
1,133が1回転すれば、必ず放出口139を通過
し、この載置部131,133に載置されて搬送される
フレッシュコンクリート等の粉粒体は放出口139より
放出されるものであるから、該第2の載置部133から
フレッシュコンクリート等の粉粒体がこぼれ落ちること
はほとんどない。又、この第2の載置部からこぼれ落ち
ても、受け部材136の溝で受け、スクレーパ134で
搬送されることになり、フレッシュコンクリート等の粉
粒体をこぼさず確実にベルトコンベア105まで搬送し
受け渡すことができる。
物のフレッシュコンクリート等の粉粒体のこぼれ落ちが
ほとんどないことから、この回転フィーダを用いた、タ
ワー搬送装置等の汚れがなく、機械の管理が容易とな
る。又、メンテナンス費用も低コストですむ。さらに、
落ちこぼれがないことから、フレッシュコンクリート等
の粉粒体の無駄がなくなり、効率的な搬送装置を得るこ
とができる。
ー搬送装置の説明図である。
要部説明図である。
転フィーダの断面図である。
回転フィーダの断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 旋回するブームに取り付けられた搬送手
段に粉粒体を供給する回転フィーダであって、該回転フ
ィーダは第1と第2の載置部を備え、前記ブームが取り
付けられブームと共に旋回するステージに対して回転可
能に取り付けられ、前記ステージには、前記第1の載置
部に供給された粉粒体が搬送途中でこぼれ落ちることを
阻止し、前記搬送手段へ粉粒体を放出する放出口を備え
たガイド手段を備え、前記第2の載置部は、前記第1の
載置部とガイド手段の間隙からこぼれ落ちた粉粒体を捕
獲するよう配置され、該回転フィーダの回転によって前
記第1、第2の載置部により運ばれてきた粉粒体を前記
搬送手段に引き渡す取り出し手段を備えることを特徴と
する回転フィーダ。 - 【請求項2】 前記ステージには前記第2の載置部から
こぼれ落ちた粉流体を捕獲する溝部を備えた受け部材を
備え、前記第2の載置部の裏面には前記受け部材の溝と
係合し、溝内の粉粒体を押して搬送するスクレーパを複
数備える請求項1記載の回転フィーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162969A JP3504634B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 回転フィーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162969A JP3504634B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 回転フィーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002356833A JP2002356833A (ja) | 2002-12-13 |
JP3504634B2 true JP3504634B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=19006015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001162969A Expired - Fee Related JP3504634B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 回転フィーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3504634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104612404B (zh) * | 2014-12-29 | 2016-08-24 | 中国五冶集团有限公司 | 一种卸料机构 |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001162969A patent/JP3504634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002356833A (ja) | 2002-12-13 |
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