JPH072722Y2 - 土砂排出装置のスクリーン - Google Patents

土砂排出装置のスクリーン

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JPH072722Y2
JPH072722Y2 JP1988130889U JP13088988U JPH072722Y2 JP H072722 Y2 JPH072722 Y2 JP H072722Y2 JP 1988130889 U JP1988130889 U JP 1988130889U JP 13088988 U JP13088988 U JP 13088988U JP H072722 Y2 JPH072722 Y2 JP H072722Y2
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JP
Japan
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sand
earth
screen
chute
bucket
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Application number
JP1988130889U
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JPH0254856U (ja
Inventor
勲 宮澤
春生 上田
岩生 木之上
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はバケットホイールのバケットで掻き揚げた土砂
を土砂搬送手段に排出する土砂排出装置に係り、特に掻
き揚げた土砂中の石片などの大塊物を除去する土砂排出
装置のスクリーンに関する。
[従来の技術] 浚渫船に配置して水底の土砂を浚渫する装置としてバケ
ットホイールがある。
第4図に示すように、バケットホイール1は、ホイール
2の開口した外周に沿って多数のバケット3を取り付け
ており、ホイール2を回転することにより、バケット3
で水底の土砂を掻き揚げ、浚渫する。バケット3に掻き
揚げ、収容された土砂は、ホイール2の一方側の内側に
その略下端から略上端まで設けられたガイドフレーム
(図示せず)によって支持されながら、ホイール2の回
転によりバケット3と共に上方に移送され、そしてガイ
ドフレームの上端に隣接して土砂投入口4を有するシュ
ート5内に、バケット3の内側開口端6から落下して、
投入される。シュート5内に投入された土砂は、シュー
ト5を通ってシュート5下端の土砂排出口から、その下
の搬送パン8上に排出され、搬送パン8で図示しない搬
送コンベアまで搬送される。次いで土砂は搬送コンベア
で埋立地または土運船に搬送され、埋立て処理される。
[考案が解決しようとする課題] ところで、バケット3で掻き揚げた土砂中には、石片な
どの大塊物が混入していることがある。このため、バケ
ット3で掻き揚げた土砂をシュート5を通ってそのまま
搬送パン8上に排出すると、大塊物によって搬送パン8
やそれに続く搬送コンベア等が破損される虞れがあっ
た。
従って、本考案の目的は、バケットで掻き揚げた土砂を
石片などの大塊物がない状態で搬送パン等の土砂搬送手
段に排出することを可能としたバケットホイールの土砂
排出装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本考案は、バケットホイール
のバケットで掻き揚げた土砂を土砂搬送手段に排出する
ためのシュートに設けられ、該シュートを通過する土砂
中に含まれている石片などの大塊物を篩い分け、除去す
るための土砂排出装置のスクリーンにおいて、上記シュ
ートの開口部を横断するように、直線状のレールを複
数、それぞれ平行に設けると共に、これら複数のレール
の基端部及び先端部をそれぞれ支持板で接続してこれら
レールを一体的に接続し、さらに上記一方の支持板に、
回転軸を設けると共に、該回転軸にこれを回動させる回
動手段を備えたものである。
[作用] バケットで掻き揚げた土砂がシュートに投入れさると、
土砂中に混入した石片などの大塊物は、スクリーンに引
っ掛って土砂から篩い分け、除去される。従って、大塊
物がない状態で土砂を土砂搬送手段に排出することがで
きる。また、スクリーン上に大塊物が溜ったら、スクリ
ーンを回動することで大塊物をスクリーン上から除去で
き、土砂から大塊物を除去するスクリーンの機能を容易
に回復することができる。また、このスクリーンは直線
状のレールを複数平行に設けたため、レール間に挟まっ
た状態の大塊物であっても、これが回動した際に、回転
軸方向に容易に滑り落ちて除去される。
[実施例] 以下本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る土砂排出装置を設置した
バケットホイールを示す正面図、第2図は第1図に示し
た土砂排出装置のスクリーンを示す側面図、第3図は同
じく平面図である。
第1図に示すように、バケットホイール1は、ホイール
2の開口した外周に沿って多数のバケット3を取り付け
ており、ホイール2を回転することにより、バケット3
で水底の土砂を掻き揚げ浚渫する。バケット3に掻き揚
げ、収容された土砂は、ホイール2の一方側の内側にそ
の略下端から略上端まで設けられたガイドフレーム(図
示せず)によって支持されながら、ホイール2の回転に
よりバケット3と共に上方に移送され、そしてガイドフ
レームの上端に隣接して土砂投入口4を有するシュート
5内に、バケット3の内側開口端6から落下して投入さ
れる。シュート5内に投入された土砂は、シュート5を
通ってシュート5下端の土砂排出口7からその下の搬送
パン8上に排出され、搬送パン8で図示しない搬送コン
ベアまで搬送される。次いで土砂は搬送コンベアで埋立
地または土運船に搬送され、埋立て処理される。
本考案に係る土砂排出装置は、第1図に示すようにシュ
ート5内下部にスクリーン9を回転自在に設置してお
り、スクリーン9の横にはスクリーン9によって除去さ
れ石片などの大塊物を受ける受皿10が配置されている。
スクリーン9は、第3図に示すように複数本のレール11
を幅方向に間隔をあけて、2枚の支持板12および13間に
設けており、レール11はその先端部および基端部を支持
板12および13に、それぞれ治具14および15によって幅方
向に間隔を変更可能に取り付けられている。レール11の
先端部を取り付けた支持板12は、第2図に示すように、
これが接触するシュート5の内面16と同一傾斜をしてお
り、支持板12の下端はシュート5の内面16に固定したス
トッパ17によって支持されている。一方、レール12の基
端部を取り付けた支持板13は、図示しない支持手段によ
って回転自在に支持された回転軸18に固定されている。
回転軸18の一端には、これを回動するための回動手段で
あるクランク19を介して油圧シリンダ20がレール11の長
手方向に取り付けられ、油圧シリンダ20の他端は、第3
図に示すように近辺の支柱24に枢着されている。従って
油圧シリンダ20を作動させることによってスクリーン9
は回転軸18を支点として回動する。
レール11の両側には、シュート5の土砂排出口7から排
出される土砂の搬送パン8上への流れを調整するための
邪魔板21が、長手方向に適宜間隔をあけて設けられてい
る。またレール11間にはその基端部付近に、スクリーン
9上を滑って来た土砂を止めるための止め板22が設けら
れている。止め板22はレール11の基端部が位置するシュ
ート5の内面23に固定される。
以上のように構成された土砂排出装置によれば、バケッ
ト3で掻き揚げた土砂がシュート5に投入されると、土
砂中に混入した石片などの大塊物は、スクリーン9に引
っ掛かって土砂から篩い分け、除去される。従って、大
塊物がない状態で土砂を搬送パン8上に排出することが
でき、大塊物によって搬送パン8やそれに続く搬送コン
ベア等が破損される虞れがない。そしてスクリーン9上
に大塊物が溜ったら、油圧シリンダ20を作動してスクリ
ーン9を回動することにより、大塊物を受皿10に排出し
てスクリーン9上から除去し、次いで、油圧シリンダ20
を逆に作動してスクリーン9を元の位置に戻す。これに
より、土砂から大塊物を除去するスクリーン9の機能を
容易に回復して使用することができる。また、このスク
リーン9は直線状のレールを複数平行に設けた構成とな
っているため、レール間に挟まった状態の大塊物であっ
ても、これが回動した際に、回動方向に滑り落ちること
によって効果的に除去することが可能となる。
以上の実施例ではシュート5内下部にスクリーン9を設
置したが、スクリーン9の設置位置はこれに限られず例
えばシュート5内上部に設置してもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、直線状のレールを複数平行に設けると
共に、これを回動自在にしたため、土砂中の大塊物を篩
い分けすることは勿論、レール間に挟まった土砂中の大
塊物でも効果的に除去することが可能となる。従ってス
クリーンの目詰まり等が未然に防止され、信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る土砂排出装置を設置した
バケットホイールを示す正面図、第2図は第1図に示し
た土砂排出装置のスクリーンを示す側面図、第3図は同
じく平面図、第4図はバケットホイールを示す正面図で
ある。 図中、3はバケット、5はシュート、8は搬送パン、9
はスクリーン、20は油圧シリンダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケットホイールのバケットで掻き揚げた
    土砂を土砂搬送手段に排出するためのシュートに設けら
    れ、該シュートを通過する土砂中に含まれている石片な
    どの大塊物を篩い分け、除去するための土砂排出装置の
    スクリーンにおいて、上記シュートの開口部を横断する
    ように、直線状のレールを複数、それぞれ平行に設ける
    と共に、これら複数のレールの基端部及び先端部をそれ
    ぞれ支持板で接続してこれらレールを一体的に接続し、
    さらに上記一方の支持板に、回転軸を設けると共に、該
    回転軸にこれを回動させる回動手段を備えたことを特徴
    とする土砂排出装置のスクリーン。
JP1988130889U 1988-10-07 1988-10-07 土砂排出装置のスクリーン Expired - Lifetime JPH072722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988130889U JPH072722Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 土砂排出装置のスクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988130889U JPH072722Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 土砂排出装置のスクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0254856U JPH0254856U (ja) 1990-04-20
JPH072722Y2 true JPH072722Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31386456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988130889U Expired - Lifetime JPH072722Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 土砂排出装置のスクリーン

Country Status (1)

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JP (1) JPH072722Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48164U (ja) * 1971-05-24 1973-01-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0254856U (ja) 1990-04-20

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