JPH11165823A - コンベヤベルト - Google Patents

コンベヤベルト

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JPH11165823A
JPH11165823A JP33337897A JP33337897A JPH11165823A JP H11165823 A JPH11165823 A JP H11165823A JP 33337897 A JP33337897 A JP 33337897A JP 33337897 A JP33337897 A JP 33337897A JP H11165823 A JPH11165823 A JP H11165823A
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JP
Japan
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main body
flat belt
wavy
concave portion
sand
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Pending
Application number
JP33337897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneji Mochida
常治 持田
Tadaaki Shimatani
忠明 嶋谷
Shigemi Sato
成美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURODA TEC KK
YOSHINO RUBBER KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
KURODA TEC KK
YOSHINO RUBBER KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土砂などを搬送するコンベヤに用いられるコ
ンベヤベルトにおいて、波状耳桟部材の凹部に粘土質の
土砂が入り込んだ場合、コンベヤベルトの方向転換の際
に波状耳桟部材が広がっても土砂が剥離しにくく、想定
外の場所で剥離して落下すると危険であった。 【解決手段】 波状耳桟部材7の各凹部6に、土砂2が
凹部6に付着するのを防止するための付着防止部材10
を設け、この付着防止部材10に、平型ベルト本体4か
ら立上がる立上げ面11と、凹部6の背面に当接する傾
斜面12とを形成し、凹部に入り込んだ土砂2を所定の
場所で、確実に剥離させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド工法など
による地山の掘削時に掘出する土砂を、所定の場所まで
搬送するためのコンベヤに用いるコンベヤベルトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】シールド工法などによる地山の掘削時に
掘出する土砂(泥土を含む)は、コンベヤによって所定
の場所まで搬送される。このコンベヤに用いられるコン
ベヤベルトには、従来、図5および図6に示すものがあ
る。
【0003】このコンベヤベルト26は、エンドレス型
の平型ベルト本体20の側部に、連続した凸部21と凹
部22とから形成される波状耳桟部材(フランジともい
う)23が平型ベルト本体20から垂直に立上げて接着
され、この両波状耳桟部材23間に渡すように、平型ベ
ルト本体20上に所定間隔置きに板状横桟部材(クリー
トともいう)24を備えている。
【0004】このようなコンベヤベルト26によれば、
波状耳桟部材23および各板状横桟部材24で囲まれた
土砂25は確実に保持されて搬送できるものであり、従
ってコンベヤを急角度で配置しても、土砂25を搬送す
ることができ、波状耳桟部材23は連続した凸部21と
凹部22とから形成されているので、コンベヤベルト2
6は、コンベヤのヘッドプーリ27を通過して方向を転
換する際に、波状耳桟部材23の凹部22外周側が大き
く広がって円滑にコンベヤベルト26が回転できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンベヤベ
ルト26では、コンベヤのヘッドプーリ27を通過して
方向を転換する際、波状耳桟部材23の凹部22外周側
が大きく広がって、保持していた土砂25が凹部22か
ら剥離し、これにより土砂25がコンベヤベルト26か
ら落下し易くなる。
【0006】しかし、凹部22に入り込んだ土砂25が
粘稠性の土質であると、波状耳桟部材23は平型ベルト
本体20から垂直に立上げられているので、波状耳桟部
材23の凹部22外周側が広がったとしても、平型ベル
ト本体20と波状耳桟部材23の接合部分において、土
砂25の粘着力によりこれが剥離しにくい状態となる。
【0007】そして、凹部22から土砂25が剥離して
いない状態で次の土砂25を搬送しても、土砂25を十
分に載置することができないため、搬送効率が低下して
しまう。
【0008】あるいは、コンベヤベルト26が反転途中
の想定外の場所で、土砂25が落下してしまうこともあ
り、危険が伴っていた。そこで、本発明は、上記課題を
解決し得るコンベヤベルトの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
手段は、平型ベルト本体の両側部に沿って、連続した凸
部および凹部からなるとともに可撓性を有する波状耳桟
部材が設けられ、これら波状耳桟部材の各凹部に、土砂
が凹部に付着するのを防止するためのブロック状の付着
防止部材が設けられ、この付着防止部材は、ほぼ凸部前
面まで突出して凸部前面に沿って平型ベルト本体から立
上がる立上げ面を備えるとともに、この立上げ面の立上
げ端部から連続して平型ベルト本体の反対側に向けて凹
部内で傾斜する傾斜面を備えている。
【0010】また、付着防止部材が、平型ベルト本体に
一体形成あるいは、平型ベルト本体に接着されている。
上記構成によれば、土砂の搬送に際して、ほぼ凸部前面
まで突出して凸部前面に沿って立上がる付着防止部材の
立上げ面によって、波状耳桟部材の凹部に土砂が入り込
みにくく、仮に土砂が凹部に入り込んだ場合でも、立上
げ面の立上げ端部から連続して平型ベルト本体の反対側
に向けて凹部内で傾斜する傾斜面を備えているので、波
状耳桟部材が開くことにより、粘性の高い土砂であって
も凹部から容易に剥離される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図4に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係
るコンベヤベルト1は、シールド工法などによる地山の
掘削時に掘出する土砂2を、所定の場所まで搬送するた
めのコンベヤに用いるものである。
【0012】このコンベヤベルト1は、全体が合成ゴム
から形成され、図4に示すように、プーリ3に巻回され
るエンドレス式の平型ベルト本体4が設けられ、この平
型ベルト本体4の両側部に沿って、連続した凸部5およ
び凹部6からなるとともに可撓性を有する波状耳桟部材
7が、平型ベルト本体4の補強板材8の表面に接着され
ている。
【0013】これら波状耳桟部材7の各凹部6に、土砂
2が補強板材8と凹部6に入り込んで付着するのを防止
するためのブロック状の付着防止部材10が設けられ、
この付着防止部材10は、ほぼ凸部5前面まで突出して
凸部5前面に沿って平型ベルト本体4の補強板材8から
立上がる立上げ面11を備えるとともに、この立上げ面
11の立上げ端部から連続して平型ベルト本体4の反対
側に向けて凹部6内で傾斜する傾斜面12を備え、この
傾斜面12は凹部6の背面にすり着くように当接されて
いる。
【0014】また、付着防止部材10の底部は、平型ベ
ルト本体4の補強板材8に接着されている。さらに、前
記波状耳桟部材7間に亘すように、平型ベルト本体4上
に所定間隔置きに板状横桟部材13が接着されている。
【0015】上記構成において、シールド工法などによ
る地山の掘削時の土砂2は、波状耳桟部材7および各板
状横桟部材13で囲まれることによって確実に保持され
て、コンベヤの駆動により、コンベヤベルト1が移動し
て搬送される。
【0016】ところで、波状耳桟部材7の各凹部6に、
土砂2が補強板材8と凹部6に入り込んで付着するのを
防止するためのブロック状の付着防止部材10が設けら
れており、この付着防止部材10は、ほぼ凸部5前面ま
で突出して凸部5前面に沿って平型ベルト本体4から立
上がる立上げ面11が形成されているので、従来のよう
に、平型ベルト本体4から垂直に立上げられている部分
に土砂2が入り込むのを防止できる。
【0017】また、土砂2の量によっては、これが凹部
6に入り込む場合もあるが、凹部6の背面に当接してい
る付着防止部材10の上面は傾斜面12であるので、波
状耳桟部材7がプーリ3に至って波状耳桟部材7が広が
った際に、凹部6に入り込んだ土砂が粘性の高いもので
あっても、凹部6の背面から容易に剥離する。
【0018】従って、土砂2が凹部6に入り込んだとし
ても、土砂2はプーリ3に到る毎に剥離されるため、搬
送効率が低下するのを防止できるとともに、粘性の高い
土砂2が想定外の場所で落下する事態を回避できるので
安全に搬送作業を行うことができ、また、土砂2が所定
の場所で落下するので、想定外の場所で落下した際にこ
れを処理するための別のコンベヤを設けることも不要に
なり、設備費の低減が実現する。
【0019】さらに、付着防止部材10は、凹部6の背
面にすり着くように当接する傾斜面12が設けられて土
砂2の剥離がし易くなることから、洗浄等の清掃が容易
に行えるようになる。
【0020】なお、上記実施の形態では、付着防止部材
10の底部は平型ベルト本体4の補強板材8に接着する
よう構成したが、これに限定されるものではなく、付着
防止部材10を補強板材8に一体的に形成することもで
きるし、付着防止部材10を補強板材8および波状耳桟
部材7に一体的に形成することもでき、この場合も、上
記実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
【0021】また、上記実施の形態において、コンベヤ
ベルト1は全体を合成ゴムから形成したがこれに限定さ
れるものではなく、付着防止部材10を発泡ポリエチレ
ンで形成して接着するよう構成してもよい。
【0022】さらに、上記実施の形態では、コンベヤベ
ルト1に波状耳桟部材7および板状横桟部材13の双方
を設けた構成とし、このをコンベヤベルト1で土砂2を
搬送する例を示したが、一方のコンベヤベルトに波状耳
桟部材7を設け、他方のコンベヤベルトに横桟部材13
を設け、一方のコンベヤベルトに設けた波状耳桟部材7
の凹部6に付着防止部材10を設けるようにして、双方
のコンベヤベルトを重ねて波状耳桟部材7と横桟部材1
3とで土砂2を閉じ込めるようにして搬送するような場
合にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、可撓性を有する波状耳桟部材の凹部に土砂が付着す
るのを防止するためのブロック状の付着防止部材が設け
られ、この付着防止部材は、凸部前面に沿って平型ベル
ト本体から立上がる立上げ面を備えるとともに、この立
上げ面の立上げ端部から連続して平型ベルト本体の反対
側に向けて凹部内で傾斜する傾斜面を備えているので、
土砂の搬送に際して、付着防止部材の立上げ面によっ
て、波状耳桟部材の凹部に土砂が入り込みにくく、仮に
粘土質の土砂が凹部に入り込んだ場合でも、立上げ面の
立上げ端部から連続して平型ベルト本体の反対側に向け
て凹部内で傾斜する傾斜面を備えているので、方向転換
の際に波状耳桟部材が開くことにより容易に土砂が凹部
から剥離され、従って、土砂を所定の場所で確実に回収
でき、このように土砂を所定の場所で確実に回収するこ
とにより、従来のように、想定外の場所で土砂が落下す
るといった事態を回避できるので、土砂搬送の作業を安
全に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すコンベヤベルトの一部
破断拡大斜視図である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】同じく一部を示す平面図である。
【図4】同じくヘッドプーリによって方向転換する際の
縦断面図である。
【図5】従来のコンベヤベルトの一部を示す平面図であ
る。
【図6】同じくヘッドプーリによって方向転換する際の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンベヤベルト 2 土砂 4 平型ベルト本体 5 凸部 6 凹部 7 波状耳桟部材 8 補強板材 10 付着防止部材 11 立上げ面 12 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋谷 忠明 大阪府大阪市福島区吉野4丁目26番14号 吉野ゴム工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 成美 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平型ベルト本体の両側部に沿って、連続
    した凸部および凹部からなるとともに可撓性を有する波
    状耳桟部材が設けられ、これら波状耳桟部材の各凹部
    に、土砂が凹部に付着するのを防止するためのブロック
    状の付着防止部材が設けられ、この付着防止部材は、ほ
    ぼ凸部前面まで突出して凸部前面に沿って平型ベルト本
    体から立上がる立上げ面を備えるとともに、この立上げ
    面の立上げ端部から連続して平型ベルト本体の反対側に
    向けて凹部内で傾斜する傾斜面を備えたことを特徴とす
    るコンベヤベルト。
  2. 【請求項2】 付着防止部材が、平型ベルト本体に一体
    形成されたことを特徴とする請求項1記載のコンベヤベ
    ルト。
  3. 【請求項3】 付着防止部材が、平型ベルト本体に接着
    されたことを特徴とする請求項1記載のコンベヤベル
    ト。
JP33337897A 1997-12-04 1997-12-04 コンベヤベルト Pending JPH11165823A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101149851B1 (ko) * 2012-02-09 2012-05-25 한국카모플라스트(주) 운반물의 누출을 방지하는 주름혹 컨베이어벨트
CN106542260A (zh) * 2017-01-18 2017-03-29 山东隆源橡胶有限公司 内骨架支撑挡板输送带

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Effective date: 20050913

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060221

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