JPH11165518A - リヤサスペンションのリンク取付け構造 - Google Patents

リヤサスペンションのリンク取付け構造

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JPH11165518A
JPH11165518A JP33567397A JP33567397A JPH11165518A JP H11165518 A JPH11165518 A JP H11165518A JP 33567397 A JP33567397 A JP 33567397A JP 33567397 A JP33567397 A JP 33567397A JP H11165518 A JPH11165518 A JP H11165518A
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JP
Japan
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vehicle body
vehicle
link
lateral link
torsion beam
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JP33567397A
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English (en)
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Hikari Nakajima
光 中嶋
Yukihiro Suetsugu
幸広 末次
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019980013212A priority patent/KR100335728B1/ko
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Priority to EP98302877A priority patent/EP0872367B1/en
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    • B60G2206/601Hanger bracket

Abstract

(57)【要約】 【課題】たとえ、燃料系配管周りのレイアウト上の制約
が厳しくなっても、ラテラルリンクに所定以上のリンク
長を確保可能とする。 【解決手段】ラテラルリンク3の車体側取付け部7を、
車体後方からみて、エキゾースト・パイプ13よりも下
方位置又は当該エキゾースト・パイプ13よりも車体幅
方向外方位置にブラケット8を介して取り付ける。その
ブラケット8は、エキゾースト・パイプ13を下側から
跨いでサイドメンバ10及びクロスメンバ11に取り付
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラテラルリンク付
きトーションビーム式リヤサスペンションにおけるラテ
ラルリンクの取付け構造に特徴をもったリヤサスペンシ
ョンのリンク取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラテラルリンクを備えたトーショ
ンビーム式リヤサスペンションの構造は、例えば特開平
7−125516号公報などに記載されているような構
成となっている。
【0003】これらのリヤサスペンションでは、概念図
である図10に示すように、トーションビーム50が車
体幅方向に延在し、そのトーションビーム50の両端部
に、それぞれ車輪支持部材を介して左右の車輪51が取
り付けられている。上記トーションビーム50の左右両
端部には、それぞれトレーリングアームの後端部が剛体
結合され、各トレーリングアームは、それぞれ車両前方
に延びて車体側部材に上下揺動可能に取り付けられてい
る。
【0004】また、トーションビーム50の右輪側にて
取付けピン52を配設し、その取付けピン52にラテラ
ルリンク53の一端部がブッシュを介して揺動可能に連
結している。このラテラルリンク53は、トーションビ
ーム50の車体前後方向前側で車体幅方向に延在し、そ
の他端部60をブッシュを介して車体側部材であるクロ
スメンバ54に設けられたブラケット58に支持されて
いる。
【0005】ここで、トーションビーム50の上方に
は、車体幅方向両側にそれぞれ配置されて車体前後方向
に延びる一対のサイドメンバ55と、その一対のサイド
メンバ55間に横架するクロスメンバ54とが配置さ
れ、また、燃料系配管56やエキゾースト・パイプ57
が車体前後方向に延在していている。このとき、通常、
エキゾースト・パイプ57の熱から燃料系配管56を保
護するために、上記燃料系配管56とエキゾースト・パ
イプ57とを離隔して配置するために、例えば、燃料系
配管56を左側のサイドメンバ55に寄せて配置し、エ
キゾースト・パイプ57を右側のサイドメンバ55に寄
せて配置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のサスペンシ
ョンのリンク取付け構造にあっては、ラテラルリンク5
3の車体側取付け点を、燃料系配管56との干渉を避け
て燃料系配管56の配置位置よりも車体幅方向内側に設
定しているため、ラテラルリンク53の長さが短くな
る。
【0007】特に、近年、排気対策等で燃料系配管56
が増加し、且つ後面衝突や側面衝突に対する燃料系配管
56の安全基準強化等に伴い、燃料系配管56周りのレ
イアウト上の制約が厳しくなってきており、このことは
上記構成のリンク取付け構造にあっては、ラテラルリン
ク53のリンク長短縮に繋がるおそれがある。
【0008】そして、ラテラルリンク53の長さが短く
なるほど、サスペンションストロークに伴うラテラルリ
ンク53の上下揺動の際の車体幅方向への変位が大きく
なり、つまりスカッフ変化(車輪51の横方向の動き)
が増大して、直進走行性や乗り心地に悪影響をもたらす
可能性があった。
【0009】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、たとえ、燃料系配管周りのレイアウト
上の制約が厳しくなったり衝突に対する燃料系配管の安
全基準強化等を行っても、ラテラルリンクに所定以上の
リンク長を確保可能なリヤサスペンションのリンク取付
け構造を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、車体幅方向
に延びて左右の車輪を連結するトーションビームと、該
トーションビームの左右両端部からそれぞれ車体前後方
向前方に延び前端部が揺動可能に車体側部材に連結した
左右一対のトレーリングアームと、一端取付け部を上記
トーションビームに揺動可能に連結して車体幅方向に延
び他端取付け部を車体側部材に揺動可能に連結するラテ
ラルリンクとを有するリヤサスペンションを備え、上記
トーションビームの上方にエキゾースト・パイプが車体
前後方向に延在する車両構造において、上記ラテラルリ
ンクの車体側取付け点を、車体後方からみて、上記エキ
ゾースト・パイプよりも下方位置又は当該エキゾースト
・パイプよりも車体幅方向外方位置に設定すると共に、
そのラテラルリンクの車体側取付け部とエキゾースト・
パイプとの間に遮熱手段を介装したことを特徴とするリ
ヤサスペンションのリンク取付け構造を提供するもので
ある。
【0011】本発明においては、ラテラルリンクの車体
側取付け点を、エキゾースト・パイプ側に配置すること
で、ラテラルリンクのリンク長が燃料系配管周りのレイ
アウトに依存しなくなる。また、上記車体側取付け点
を、車体後方からみて、上記エキゾースト・パイプより
も下方又は当該エキゾースト・パイプよりも車体幅方向
外方に設定することにより、ラテラルリンクのリンク長
を長くとることができるようになる。
【0012】さらに、遮熱手段の存在によって、ラテラ
ルリンクの車体側取付け点をエキゾースト・パイプ側に
配置しても、車体側取付け部に設けられるブッシュは、
エキゾースト・パイプから放散される熱から保護され
る。
【0013】次に、請求項2に記載した発明は、請求項
1に記載した構成に対し、トーションビームの上方に、
車体幅方向両側にそれぞれ設けられ車体前後方向に延在
する一対のサイドメンバ、及びその両サイドメンバ間に
横架するクロスメンバを車体側部材として持つ車両構造
において、上記ラテラルリンクの車体側取付け部を支持
する車体側取付けブラケットは、上記エキゾースト・パ
イプを下側から跨いで上記サイドメンバ及びクロスメン
バに取り付けられることを特徴とするものである。
【0014】本発明によれば、車体側取付けブラケット
を、サイドメンバとクロスメンバとに跨がって支持させ
ることで、ラテラルリンクの車体側取付け点に、少なく
も車体幅方向の力(横力)に対し所要の剛性が確保され
る。
【0015】次に、請求項3に記載した発明は、請求項
2に記載した構成に対し、上記車体側取付けブラケット
におけるサイドメンバへの取付け点とクロスメンバへの
取付け点とを結ぶ線は、車体幅方向から車体前後方向に
傾いた斜め方向を向いていることを特徴とするものであ
る。
【0016】本発明によれば、車体側取付けブラケット
が、サイドメンバとクロスメンバとの間に斜めに架け渡
されて、車体側取付けブラケット自体が、サイドメンバ
とクロスメンバとの間のレインフォース部材としての役
割をも有する。
【0017】次に、請求項4に記載した発明は、請求項
3に記載した構成に対し、上記ラテラルリンクは、トー
ションビームよりも車体前後方向後方に配置されること
を特徴とするものである。
【0018】本発明によれば、上記ラテラルリンクは、
トーションビームよりも車体前後方向後方に配置される
ことにより、当該ラテラルリンクはクロスメンバの下方
に配置されない。この結果、必然的に、車体側取付けブ
ラケットが、サイドメンバとクロスメンバとの間に斜め
に架け渡される。
【0019】次に、請求項5に記載した発明は、請求項
2から請求項4のいずれかに記載した構成に対し、上記
車体側取付けブラケットは、上記ラテラルリンクの車体
側取付け部とエキゾースト・パイプとの間の部分に、遮
熱手段を構成する断熱層が設けられていることを特徴と
するものである。
【0020】次に、請求項6に記載した発明は、請求項
5に記載した構成に対し、上記断熱層は、上記ラテラル
リンクの車体側取付け部とエキゾースト・パイプとの間
に所定間隙を開けて配置される複数枚の板部材からなる
ことを特徴とするものである。
【0021】本発明によれば、板部材間にそれぞれ空気
層(断熱層)が形成される。次に、請求項7に記載した
発明は、請求項2から請求項6のいずれかに記載した構
成に対し、上記車体側取付けブラケットにおけるラテラ
ルリンク取付け部分は、下側が開放された断面略コ字状
となっていることを特徴とするものである。
【0022】本発明によれば、下側が開放された断面略
コ字状の部分の上面の部材が遮熱板(遮熱手段)として
の役割を持つ。このとき、上記請求項6との組み合わせ
においては、上記複数枚の板部材によって、断熱効果も
有して遮熱効果が向上すると共にラテラルリンク取付け
点の剛性が向上する。
【0023】次に、請求項8に記載した発明は、請求項
1から請求項7に記載した構成に対し、上記ラテラルリ
ンクの長手方向途中位置とトーションビームとの間をコ
ントロールロッドで連結すると共に、上記ラテラルリン
クとトーションビームとの連結部分に、トーションビー
ムの上下変位の際にラテラルリンクのトーションビーム
側端部に発生する車体幅方向への揺動変位を吸収する支
点横変位吸収部材を介装していることを特徴とするもの
である。
【0024】本発明においては、コントロールロッドと
支点横変位吸収部材とを設けることで、車輪のバウンド
・リバウンドによりラテラルリンクが上下にストローク
してラテラルリンクのトーションビーム側端部が円弧を
描いても上記支点横変位吸収部材で車幅方向の揺動は吸
収されて、トーションビーム、さらには左右の車輪が車
幅方向に変位することが低減され、且つ上記コントロー
ルロッドの存在によって、ラテラルリンクとトーション
ビームとの連結部分に支点横変位吸収部材を介装して
も、サスペンションの横剛性を十分に確保可能となる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載した発明を採用すると、
排気対策や衝突安全対策等によって燃料系配管周りのレ
イアウト上の制約が厳しくても、ラテラルリンクに所要
のリンク長が確保されるという効果がある。しかも、ラ
テラルリンクの車体側取付け点がサイドメンバに近づけ
て配置できるのでリンク長が長くなり、スカッフの低減
が実現できるという効果がある。
【0026】このとき、請求項2に記載した発明を採用
すると、ラテラルリンクの車体側取付け部を所要の剛性
をもって車体側に支持させることができる。さらに、請
求項3に記載した発明を採用すると、車体側部材である
サイドメンバとクロスメンバとの間の剛性が高めされ
て、別途レインフォース部材を設けなくてもリヤサスペ
ンション位置での車体側部材の補強が行われるという効
果がある。
【0027】特に、請求項4に記載した発明を採用する
と、必然的に車体側部材であるサイドメンバとクロスメ
ンバとの間の剛性を高めことができる。つまり、車体側
取付けブラケットとしての役割が果たされるように取り
付けることだけで、必ずしも他の部材を付加することな
く、サイドメンバとクロスメンバとの間の剛性を高めこ
とができる。また、ラテラルリンクをトーションビーム
の車体前後方向後方に配置することで、ラテラルリンク
の下方にトーションビームが存在しないので、より水平
方向にラテラルリンクが配置できてスカッフを抑える点
でより有利となる。
【0028】さらに、請求項5に記載の発明を採用する
と、流体からなる断熱層によってエキゾースト・パイプ
から放散される熱からラテラルリンクの車体側取付け部
が保護される。
【0029】このとき、請求項6の発明を採用すると、
複数枚の板部材によって簡易に上記断熱層が設けられる
という効果がある。また、請求項7に記載した発明を採
用すると、簡易に、ラテラルリンクの車体側取付け部が
設けられると同時にエキゾースト・パイプからの熱を遮
熱する遮熱板を設けることができるという効果がある。
【0030】このとき、上記請求項6と組み合わせるこ
とで、エキゾースト・パイプからの熱に対する遮熱効果
が向上する。また、請求項8に記載した発明を採用する
と、上述のようにラテラルリンクのリンク長が長く設定
できてスカッフの低減が図れると同時に、コントロール
及び支点横変位吸収部材の存在によって、より一層のス
カッフの低減が図れて乗り心地が向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しつつ説明する。まず、構成を説明する
と、図1及び図2に示すように、トーションビーム1が
車体幅方向に延び、そのトーションビーム1の左右両端
にそれぞれ、アクスルを介して左右の車輪2が回転自在
に支持されている。
【0032】そのトーションビーム1の左右両端側に
は、また、それぞれ不図示のトレーリングアームの後端
部が剛結合している。その左右のトレーリングアーム
は、それぞれ車体前方に延び、その前端部を車体側部材
へ揺動可能に連結している。さらに、トーションビーム
1の左右両端部にそれぞれ不図示のショックアブソーバ
の下端部が取り付けられていて、各ショックアブソーバ
は、上方に延びて、その上端部を車体側部材に連結して
いる。
【0033】また、トーションビーム1の車体幅方向左
側上部に、ラテラルリンク3の一端を軸支するためのビ
ーム側取付けブラケット4が立設している。このビーム
側取付けブラケット4は、例えば,下向きに開いた縦断
面コ字形状をしていて、そのビーム側取付けブラケット
4の側面から水平に取付けピン5が突出している。
【0034】その取付けピン5の先端部には、ラテラル
リンク3のビーム側取付け部6が揺動可能に取り付けら
れている。そのラテラルリンク3は車幅方向に延在し、
その他端部である車体側取付け部7が、車体側取付けブ
ラケット8を介して車体側部材に揺動可能に支持されて
いる。
【0035】ここで、上記トーションビーム1の上方に
配置される車体側部材や配管について説明すると、車体
幅方向両側にそれぞれサイドメンバ9,10が配置さ
れ、その各サイドメンバ9,10は車体前後方向に延在
している。また、クロスメンバ11が、その一対のサイ
ドメンバ9,10間に横架されている。そのクロスメン
バ11は、ラテラルリンク3位置上方に位置する。
【0036】また、左側のサイドメンバ9の近傍に複数
の燃料系配管12が配置され、また、上記ラテラルリン
ク3の車体側取付け部7に近い右側のサイドメンバ10
に近づけてエキゾースト・パイプ13が配置される。エ
キゾースト・パイプ13は、図2に示すように、それぞ
れサイドメンバ9,10に沿って車体前後方向に延在し
ている。
【0037】そして、本実施形態では、上記図1及び図
2に示すように、上記ラテラルリンク3の車体側取付け
部7を支持する車体側取付けブラケット8は、車体幅方
向でエキゾースト・パイプ13を下方から跨いで、その
足をクロスメンバ11及び一方のサイドメンバ10に固
定している。符号Bは、車体側取付けブラケット8のク
ロスメンバ11側の取付け点を、符号Cは、サイドメン
バ10側の取付け点をそれぞれ示している。
【0038】詳説すると、ラテラルリンク3の車体側取
付け部7は、図3に示すように、車体前後方向に軸を向
けた内筒7aと外筒7bとの間にゴムブッシュ7cが介
装されて構成され、外筒7bがラテラルリンク3の本体
と一体的になっていると共に内筒7aが取付けボルト1
4を介して上記車体側取付けブラケット8に揺動可能に
連結している。
【0039】また、上記車体側取付けブラケット8は、
図3に示すように、車体前後方向で対向する一対の壁板
部8aと、その一対の壁板部8aの上端部を連結する上
板部8bとから構成されることで、車体前後方向の縦断
面では下側が開放された略コ字状に成形されている。ま
た、上記車体側取付けブラケット8は、図1に示すよう
に、車体幅方向に延びているが、上部が車体幅方向中途
部分で下方に撓んだ形状となって、上記エキゾースト・
パイプ13との干渉を回避している。
【0040】また、図3及び図4に示すように、上記上
板部8bの下方には、その上板部8bと上下に所定間隙
を開けて,当該上板部8bに沿って延在する中間板15
が配置されている。この中間板15の幅方向両側は、上
記一対の壁板部8aにそれぞれ固着することで、車体側
取付けブラケット8の剛性を高める役割をもっている。
さらに、その中間板15と上板部8bとの間の空間が空
気層K(断熱層)を構成する。
【0041】そして、エキゾースト・パイプ13よりも
下方位置で且つ車体幅方向外方の位置において、車体側
取付けブラケット8の一対の壁板部8a間に上記ラテラ
ルリンク3の車体側取付け部7が支持されている。
【0042】以上の構成によって、ラテラルリンク3の
車体側取付け点の位置は、燃料系配管12周りのレイア
ウトの変更に影響を受けることがなくなって、排気対策
や衝突安全対策等によって燃料系配管12周りのレイア
ウト上の制約が厳しくても、ラテラルリンク3のリンク
長が短くなることはない。
【0043】しかも、ラテラルリンク3の車体側取付け
点をサイドメンバ10に近づけて配置されることで、常
にラテラルリンク3のリンク長を長く設定可能となって
スカッフに対して有利なリンク取付け構造となってい
る。
【0044】また、ラテラルリンク3の車体側取付け部
7は、エキゾースト・パイプ13に近づけて配置される
が、車体側取付けブラケット8の上板部8bが遮熱板と
なると共に、その下方に空気層Kが形成されて断熱され
るために、上記エキゾースト・パイプ13から放散され
る熱から、上記車体側取付け部7のゴムブッシュ7cが
保護される。
【0045】さらに、上記車体側取付けブラケット8
を、クロスメンバ11とサイドメンバ10とに跨がって
固定することで、少なくも車体幅方向の力(横力)に対
し、ラテラルリンク3の車体側取付け部7を支持する車
体側取付けブラケット8に所要の剛性が確保される。
【0046】ここで、上記実施形態では、一枚の中間板
15を設けて1層の空気層(断熱層)Kを形成している
が、複数の中間板を上下に配列して複数の空気層を設
け、より一層の断熱効果の向上を図ると共に、車体側取
付けブラケット8の剛性をさらに高めてもよい。
【0047】また、上板部8bの板厚を厚くするなどに
より、当該上板部8bによって十分な遮熱効果が確保さ
れるようであれば、上記中間板15つまり空気層Kは必
ずしも必要ない。
【0048】また、遮熱手段は、上記遮熱板としての上
板部8bや空気層Kに限定されず、上記上板部8bの上
面や下面に断熱材を設けたり、上記ラテラルリンク3の
車体側取付け部7と対向するエキゾースト・パイプ13
の外周に断熱材を配置することなどによって遮熱手段を
構成してもよい。または、車両走行中などに風を積極的
に上記エキゾースト・パイプ13と車体側取付け部7と
の間に誘導する誘導路等によって遮熱手段を構成しても
よい。
【0049】また、本実施形態では、車体側取付けブラ
ケット8をクロスメンバ11とサイドメンバ10とに跨
がらせて車体側部材に取り付けているが、所要の剛性が
確保可能であれば、上記車体側取付けブラケット8を、
サイドメンバ10にのみ取り付けて支持させるようにし
てもよい。
【0050】また、上記車体側取付けブラケット8は、
車体幅方向にのみ延在しているが、例えば図5に示すよ
うに、車体前後方向に広がりつつ車体幅方向外方に延在
させて、クロスメンバ11側取付け点Bとサイドメンバ
10側取付け点Cを、車体幅方向から車体前後方向に傾
けて斜めに設定してもよい。この場合には、車体側取付
けブラケット8に、クロスメンバ11とサイドメンバ1
0との間のレインフォース部材としての役割も持たせる
ことができる。
【0051】なお、上記実施形態では、ラテラルリンク
3をトーションビーム1の車体前後方向前方に配置した
例で説明しているが、ラテラルリンク3をトーションビ
ーム1の上方や車体前後方向後方に配置してもよい。
【0052】次に、第2の実施形態を図面を参照しつつ
説明する。なお、上記第1の実施形態と同様な部材等に
ついては同一の符号を付してその詳細を省略する。本実
施形態は、図6及び図7に示すように、ラテラルリンク
3をトーションビーム1よりも車体前後方向後方に配置
し、平面視で、クロスメンバ11とラテラルリンク3と
をオフセットさせて配置し、且つ、ラテラルリンク3と
トーションビーム1との間にコントロールロッドを介装
すると共にラテラルリンク3のビーム側取付け部6に支
点横変位吸収部材を設けた点が異なる。
【0053】なお、図6及び図7中,符号20はトレー
リングアームを、符号21はショックアブソーバを、符
号22はアクスルをそれぞれ示している。詳説すると、
トーションビーム1に固定されたビーム側取付けブラケ
ット4から、車体前後方向後方に向けて取付けピン5を
突設させ、その取付けピン5の先端部に、ラテラルリン
ク3のビーム側取付け部6が揺動可能に支持される。そ
のビーム側取付け部6は、図9に示すように、車体前後
方向に軸を向けて略同軸に配置される外筒6a及び内筒
6bがゴムブッシュ6cを介して連結して構成される。
そして、上記外筒6aがラテラルリンク3の本体に固定
されていると共に、上記内筒6bは、上記取付けピン5
を介してビーム側取付けブラケット4に軸着している。
【0054】また、上記ゴムブッシュ6cには、内筒6
bを挟んだ車体幅方向両側に中空部6dが形成されて、
内筒6bに対する外筒6aの車体幅方向の変位量が大き
くなるように設定され、これによって支点横変位吸収部
材を構成している。なお、上記ゴムブッシュ6c内に
は、内筒6bを挟んだ上下の位置に、内筒6bと同軸に
縦断面円弧形状の補強板6eが埋設されることで該ゴム
ブッシュ6cは補強され、上下方向の撓み剛性を高めて
いる。
【0055】また、本実施形態のラテラルリンク3の本
体は、後述するコントロールロッド24を配置するため
に内部が中空となった部材であって、例えば,車体幅方
向に延在する第1板部材3a及び第2板部材3bから構
成される。第1板部材3aは、その軸方向途中位置がラ
テラルリンク3の中心軸からトーションビーム1側に張
り出すように成形されていると共に、後述するコントロ
ールロッド24のトーションビーム1への取付け部近傍
位置が上下方向に幅広となった形状をしている。その第
1板部材3aに、第2板部材3bの左右両側が固定され
る。その第2板部材3bも、ラテラルリンク3の中心軸
を中心にして車体前後方向で上記第1板部材3aと対称
になるように、トーションビーム1から離れる方向に途
中位置が張り出した形状に成形されていると共に、軸方
向中央部が上下方向に幅広くなっている(図6参照)。
なお、上記ラテラルリンク3の本体は、フランジや補強
板等によって所定の剛性が確保されている。
【0056】また、上記第1板部材3a及び第2板部材
3bには、コントロールロッド24の一端取付け部24
bを軸支するための取付け穴が軸を車体前後方向に向け
て同軸に開設されると共に、上記幅広部に、それぞれ上
下方向に広がった窓3cが形成されている。
【0057】その2枚の板部材3a,3b間に囲まれた
空間に、コントロールロッド24が配置される。コント
ロールロッド24は、コントロールロッド本体24a
と、そのコントロールロッド本体24aの両端部にそれ
ぞれ固定される取付け部24b,24cとからなり、上
記ラテラルリンク3の中心軸と同軸に配置される。
【0058】即ち、コントロールロッド24は、その一
端取付け部24bを、上記第1板部材3a及び第2板部
材3bに設けた取付け穴に上下揺動可能に軸着して車体
幅方向に延在している。また、他端部の取付け部24c
は、車体前後方向において、上記ラテラルリンク3に設
けられた一対の窓3cから露見可能位置に配置されてい
る。そのコントロールロッド24の他端取付け部24c
は、軸を車体前後方向に向けた取付けピン25を介して
トーションビーム1に軸着されて上下方向に揺動可能と
なっている。符号26は、上記取付けピン25を支持す
るために,トーションビーム1に設けられた取付けブラ
ケットであって、例えば、下方に開口した縦断面コ字形
状をしている。
【0059】そして、本第2実施形態にあっては、ラテ
ラルリンク3の車体側取付け部7は、車体側取付けブラ
ケット27を介してクロスメンバ11及びサイドメンバ
10に取り付けられている。
【0060】本実施形態の車体側取付けブラケット27
は、図8に示すように、上記車体側取付け部7を支持す
る一対の壁板部27aが、クロスメンバ11とサイドメ
ンバ10との間で斜めに延在して配置された状態で、ク
ロスメンバ11及びサイドメンバ10に取り付けられて
いる。
【0061】また、車体側取付けブラケット27の剛性
を高めるために、クロスメンバ11側取付け点Dから車
体幅方向外方に延びる部材27bを有し、その延在方向
端部でサイドメンバ10に取り付けている。さらに、そ
の取付け点Eと前記サイドメンバ10の取付け点Fを結
ぶように別の部材27cが配置されて、車体側取付けブ
ラケット27は、全体として平面視三角形状に設定され
て、取付けの補強を図っている。なお、車体側取付け部
27の本体は、縦断面が下側が開口した略コ字状となっ
ている。
【0062】他の構成は、上記第1の実施形態と同様で
ある。この実施形態では、ラテラルリンク3の車体側取
付け部7がクロスメンバ11の下方に位置しないので、
必然的に車体側取付けブラケット27の本体のクロスメ
ンバ11側取付け点Dとサイドメンバ10側取付け点F
とを結ぶ線は斜め方向に設定され、当該車体側取付けブ
ラケット27によってクロスメンバ11とサイドメンバ
10との間の補強が自然と行われる。この結果、別途、
エキゾースト・パイプ13側の車体側部材に対しレイン
フォース部材を配置する必要がない。
【0063】また、本実施形態では、上述のようにコン
トロールロッド24及び支点横変位吸収部材を設けるこ
とで、車輪2のバウンド・リバウンドによりラテラルリ
ンク3が上下にストロークしてラテラルリンク3のトー
ションビーム1側端部が円弧を描いても上記支点横変位
吸収部材で車幅方向の揺動は吸収されて、トーションビ
ーム1、さらには左右の車輪2が車幅方向に変位するこ
とが防止され、且つ上記コントロールロッド24の存在
によって、ラテラルリンク3とトーションビーム1との
連結部分に支点横変位吸収部材を介装しても、サスペン
ションの横剛性を十分に確保可能となる。
【0064】即ち、第1の実施形態と同様に、ラテラル
リンク3のリンク長が長くなることでスカッフが小さく
抑えられ、さらに、上記コントロールロッド24及び支
点横変位吸収部材の作用でさらに、スカッフが小さく抑
えられるという相乗の作用を持つ。
【0065】なお、この作用は、本形式のコントロール
ロッド24付きのラテラルリンク構成をトーションビー
ム1の車体前後方向前側や当該トーションビーム1の上
側に配置した場合でも発揮される。
【0066】また、トーションビーム1の車体前後方向
後側にラテラルリンク3が配置されるので、トーション
ビーム1の車体前後方向前側にラテラルリンク3を配置
した場合と比較して左右のトレーリングアームとトーシ
ョンビーム1で囲まれる空間が広くなる。従って、この
空間にガスタンクが配置される車両構成にあっては、本
願実施形態のリヤサスペンションを採用すると、このガ
スタンクと他の部品との干渉を避けるための自由度が大
きくなったり、当該ガスタンクの容量を大きく設定可能
となる。
【0067】また、本第2の実施形態においては、前述
のように、ラテラルリンク3をトーションビーム1の車
体前後方向前方に配置する場合に比べて、ラテラルリン
ク3及びコントロールロッド24のストローク量が相対
的に大きくなるので、ラテラルリンク3及びコントロー
ルロッド24用の取付け部に設けられるブッシュの捻じ
り角度が増加する。この結果、必然的にラテラルリンク
3用の各ブッシュの捻じり剛性を低く設定できるように
なるので、当該ラテラルリンク3及びコントロールロッ
ド24用のブッシュの容量を、ラテラルリンク3及びコ
ントロールロッド24をトーションビーム1の車体前後
方向前方に配置する場合に比べて、増加させることがで
きる。この結果、ラテラルリンク3を通じて車体側に伝
達される振動(ロードノイズ等)が、ラテラルリンク3
及びコントロールをトーションビーム1の前側に配置す
る場合に比べて低減することができる。
【0068】他の作用・効果は、上記第1実施形態と同
様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るリヤサスペン
ションを示す車体後方から見た図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るラテラルリン
クの車体側取付け部を透視図的に示す平面図である。
【図3】図1におけるA−A矢視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るエキゾースト
・パイプとラテラルリンクの車体側取付け部との関係を
示す車体前後方向からみた断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るラテラルリン
クの車体側取付け部の別の例を透視図的に示す平面図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るリヤサスペン
ションを示す車体後方からみた図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るリヤサスペン
ションを示す平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るラテラルリン
クの車体側取付け部を透視図的に示す平面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る支点横変位吸
収部材を説明するための図である。
【図10】従来のリヤサスペンションを示す図である。
【符号の説明】
B クロスメンバ側取付け点 C サイドメンバ側取付け点 D クロスメンバ側取付け点 E サイドメンバ側取付け点 F サイドメンバ側取付け点 K 空気層 1 トーションビーム 2 車輪 3 ラテラルリンク 6 ビーム側取付け部 6d 中空部 7 車体側取付け部 8 車体側取付けブラケット 8a 壁板部 8b 上板部(遮熱板) 9,10 サイドメンバ 11 クロスメンバ 12 燃料系配管 13 エキゾースト・パイプ 15 中空板 24 コントロールロッド 27 車体側取付けブラケット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体幅方向に延びて左右の車輪を連結す
    るトーションビームと、該トーションビームの左右両端
    部からそれぞれ車体前後方向前方に延び前端部が揺動可
    能に車体側部材に連結した左右一対のトレーリングアー
    ムと、一端取付け部を上記トーションビームに揺動可能
    に連結して車体幅方向に延び他端取付け部を車体側部材
    に揺動可能に連結するラテラルリンクとを有するリヤサ
    スペンションを備え、上記トーションビームの上方にエ
    キゾースト・パイプが車体前後方向に延在する車両構造
    において、 上記ラテラルリンクの車体側取付け点を、車体後方から
    みて、上記エキゾースト・パイプよりも下方位置又は当
    該エキゾースト・パイプよりも車体幅方向外方位置に設
    定すると共に、そのラテラルリンクの車体側取付け部と
    エキゾースト・パイプとの間に遮熱手段を介装したこと
    を特徴とするリヤサスペンションのリンク取付け構造。
  2. 【請求項2】 トーションビームの上方に、車体幅方向
    両側にそれぞれ設けられ車体前後方向に延在する一対の
    サイドメンバ、及びその両サイドメンバ間に横架するク
    ロスメンバを車体側部材として持つ車両構造において、 上記ラテラルリンクの車体側取付け部を支持する車体側
    取付けブラケットは、上記エキゾースト・パイプを下側
    から跨いで上記サイドメンバ及びクロスメンバに取り付
    けられることを特徴とする請求項1に記載したリヤサス
    ペンションのリンク取付け構造。
  3. 【請求項3】 上記車体側取付けブラケットにおけるサ
    イドメンバへの取付け点とクロスメンバへの取付け点と
    を結ぶ線は、車体幅方向から車体前後方向に傾いた斜め
    方向を向いていることを特徴とする請求項2に記載した
    リヤサスペンションのリンク取付け構造。
  4. 【請求項4】 上記ラテラルリンクは、トーションビー
    ムよりも車体前後方向後方に配置されることを特徴とす
    る請求項3に記載したリヤサスペンションのリンク取付
    け構造。
  5. 【請求項5】 上記車体側取付けブラケットは、上記ラ
    テラルリンクの車体側取付け部とエキゾースト・パイプ
    との間に、遮熱手段を構成する断熱層が設けられている
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記
    載したリヤサスペンションのリンク取付け構造。
  6. 【請求項6】 上記断熱層は、上記ラテラルリンクの車
    体側取付け部とエキゾースト・パイプとの間に所定間隙
    を開けて配置される複数枚の板部材からなることを特徴
    とする請求項5に記載したリヤサスペンションのリンク
    取付け構造。
  7. 【請求項7】 上記車体側取付けブラケットにおけるラ
    テラルリンク取付け部分は、下側が開放された断面略コ
    字状となっていることを特徴とする請求項2から請求項
    6のいずれかに記載したリヤサスペンションのリンク取
    付け構造。
  8. 【請求項8】 上記ラテラルリンクの長手方向途中位置
    とトーションビームとの間をコントロールロッドで連結
    すると共に、上記ラテラルリンクとトーションビームと
    の連結部分に、トーションビームの上下変位の際にラテ
    ラルリンクのトーションビーム側端部に発生する車体幅
    方向への揺動変位を吸収する支点横変位吸収部材を介装
    していることを特徴とする請求項1から請求項7のいず
    れかに記載したリヤサスペンションのリンク取付け構
    造。
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