JPH11165271A - ラチェットレンチ - Google Patents
ラチェットレンチInfo
- Publication number
- JPH11165271A JPH11165271A JP33713097A JP33713097A JPH11165271A JP H11165271 A JPH11165271 A JP H11165271A JP 33713097 A JP33713097 A JP 33713097A JP 33713097 A JP33713097 A JP 33713097A JP H11165271 A JPH11165271 A JP H11165271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teeth
- changeover
- shaft
- annular hole
- ratchet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のようにラチェット歯も係止爪も欠ける
ことがなく、爪軸も折れない堅牢なラチェットレンチを
提供すること。 【解決手段】 回転子に形成したラチェット歯の複数に
噛み合う歯列を備えた爪片を設け、爪片を歯列反対側の
歯切替凹面に圧接するピンを操作して歯列を左右切替え
ラチェット歯との噛み合い位置を変え、角軸の回動方向
を切替えること。
ことがなく、爪軸も折れない堅牢なラチェットレンチを
提供すること。 【解決手段】 回転子に形成したラチェット歯の複数に
噛み合う歯列を備えた爪片を設け、爪片を歯列反対側の
歯切替凹面に圧接するピンを操作して歯列を左右切替え
ラチェット歯との噛み合い位置を変え、角軸の回動方向
を切替えること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラチェットレンチに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラチェットレンチは、棒状の係止
爪の先端にラチェット歯を係止させるためラチェット歯
も係止爪も欠け、係止爪を左右に切替る爪軸が折れる欠
点があった。
爪の先端にラチェット歯を係止させるためラチェット歯
も係止爪も欠け、係止爪を左右に切替る爪軸が折れる欠
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来例の欠点を除き、ラチェット歯も係止爪も欠けるこ
となく、爪軸も折れることのないラチェットレンチを提
供することにある。
従来例の欠点を除き、ラチェット歯も係止爪も欠けるこ
となく、爪軸も折れることのないラチェットレンチを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。
りである。
【0005】全周にラチェット歯を施した回転歯部と、
その上下面に設けた嵌合頚部と、一方の嵌合頚部表面に
突設した角軸とから成る回転子を、ハンドルの先端側の
レンチ本体に形成した環状孔に収容し、環状孔の残余の
部分に前嵌ラチェット歯の複数の歯に対し同時に近接し
て対向する歯列を備えた爪片と、爪片の歯列の反対側の
歯切替凹面に圧接する切替ピンを摺嵌した切替え軸とを
収容し、切替え軸に操作レバーを取付けたラチェットレ
ンチ。
その上下面に設けた嵌合頚部と、一方の嵌合頚部表面に
突設した角軸とから成る回転子を、ハンドルの先端側の
レンチ本体に形成した環状孔に収容し、環状孔の残余の
部分に前嵌ラチェット歯の複数の歯に対し同時に近接し
て対向する歯列を備えた爪片と、爪片の歯列の反対側の
歯切替凹面に圧接する切替ピンを摺嵌した切替え軸とを
収容し、切替え軸に操作レバーを取付けたラチェットレ
ンチ。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るラチェットレンチの
具体例を図面について説明する。図中1はハンドル2の
先端側に一体に設けたレンチ本体で、卵型の環状孔3を
形成し、回転子4を収容する。回転子4は全周にラチェ
ット歯5を施した円形回転歯部6と、その上下両面に一
体に設けた嵌合頚部7、8と、一方の嵌合頚部7に突設
した角軸9とから構成される。又環状孔3にラチェット
歯5の複数の歯に同時に接近して対向する歯列11を有
する爪片12を収容し、さらに爪片12の歯列11と反
対側の歯切替凹面13に圧接するピン14を摺嵌した切
替え軸15を入れる。切替え軸15は図3に示すように
コイルばね16とピン14が入る横穴17を備えてお
り、コイルばね16でピン14を押し、その先が歯切替
凹面13の左右両端の係止鈎部13a、13bに係止す
る。(図7参照)そして切替え軸15に操作レバー18
を嵌める係止突起19を突設し、操作レバー18を左右
に操作すると、切替え軸15は協動し、弯曲した歯切替
凹面13に沿ってピン14は移動して両端の係止鈎部1
3a又は13bにピン14が係止すると、爪片12の歯
列11の右又は左側がラチェット歯5に噛み合いハンド
ル2の回動による角軸9の回転方向は切替えられる。尚
図中23は環状孔3に形成した回転子4の嵌合頚部8が
嵌まる凹部、24は環状孔3に施した蓋、25は角軸9
の一面のボール収容穴で、コイルばね26とボール27
を入れてボール27の表面を角軸9より突出させる。
具体例を図面について説明する。図中1はハンドル2の
先端側に一体に設けたレンチ本体で、卵型の環状孔3を
形成し、回転子4を収容する。回転子4は全周にラチェ
ット歯5を施した円形回転歯部6と、その上下両面に一
体に設けた嵌合頚部7、8と、一方の嵌合頚部7に突設
した角軸9とから構成される。又環状孔3にラチェット
歯5の複数の歯に同時に接近して対向する歯列11を有
する爪片12を収容し、さらに爪片12の歯列11と反
対側の歯切替凹面13に圧接するピン14を摺嵌した切
替え軸15を入れる。切替え軸15は図3に示すように
コイルばね16とピン14が入る横穴17を備えてお
り、コイルばね16でピン14を押し、その先が歯切替
凹面13の左右両端の係止鈎部13a、13bに係止す
る。(図7参照)そして切替え軸15に操作レバー18
を嵌める係止突起19を突設し、操作レバー18を左右
に操作すると、切替え軸15は協動し、弯曲した歯切替
凹面13に沿ってピン14は移動して両端の係止鈎部1
3a又は13bにピン14が係止すると、爪片12の歯
列11の右又は左側がラチェット歯5に噛み合いハンド
ル2の回動による角軸9の回転方向は切替えられる。尚
図中23は環状孔3に形成した回転子4の嵌合頚部8が
嵌まる凹部、24は環状孔3に施した蓋、25は角軸9
の一面のボール収容穴で、コイルばね26とボール27
を入れてボール27の表面を角軸9より突出させる。
【0007】
【作用】操作レバー16を左右に作動させれば、ピン1
4は動き、ピン14の先は爪片12の平板状の広い面に
よりストップ突子20又は21にあたるまで動き、かく
して爪片12は傾き、歯列11のラチェット歯5に噛み
合う位置を変え、ハンドル2により角軸9の回転方向を
切替る。
4は動き、ピン14の先は爪片12の平板状の広い面に
よりストップ突子20又は21にあたるまで動き、かく
して爪片12は傾き、歯列11のラチェット歯5に噛み
合う位置を変え、ハンドル2により角軸9の回転方向を
切替る。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、平板状の爪片12を左
右に傾斜させることによって複数の歯が回転子4のラチ
ェット歯に噛み合った状態で回転方向を切替ることがで
きるので、ラチェット歯も爪片の歯も損傷しない。又爪
片並びに切替え軸は堅牢で折れることはない。
右に傾斜させることによって複数の歯が回転子4のラチ
ェット歯に噛み合った状態で回転方向を切替ることがで
きるので、ラチェット歯も爪片の歯も損傷しない。又爪
片並びに切替え軸は堅牢で折れることはない。
【図1】平面図。
【図2】要部の側面図。
【図3】要部の横断平面図。
【図4】カバー板を取外した裏面図。
【図5】本体のみの縦断側面図。
【図6】回転子の正面図。
【図7】爪片の平面図。
【図8】爪片の縦断側面図。
【図9】切替軸の縦断側面図。
【図10】爪片切替時の横断平面図。
1 レンチ本体 2 ハンドル 3 環状孔 4 回転子 5 ラチェット歯 6 円形回転歯部 7、8 嵌合頚部 9 角軸 11 歯列 12 爪片 13 歯切替凹面 14 ピン 15 切替え軸 16 コイルばね 17 横穴 19 係止突起 20、21 ストップ突子 25 ボール収容穴 26 コイルばね 27 ボール
Claims (1)
- 【請求項1】 全周にラチェット歯を施した回転歯部
と、その上下面に設けた嵌合頚部と、一方の嵌合頚部表
面に突設した角軸とから成る回転子を、ハンドルの先端
側のレンチ本体に形成した環状孔に収容し、環状孔の残
余の部分に前記ラチェット歯の複数の歯に対し同時に近
接して対向する歯列を備えた爪片と、爪片の歯列の反対
側の歯切替凹面に圧接する切替ピンを摺嵌した切替え軸
とを収容し、切替え軸に操作レバーを取付けたラチェッ
トレンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33713097A JPH11165271A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ラチェットレンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33713097A JPH11165271A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ラチェットレンチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11165271A true JPH11165271A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18305735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33713097A Pending JPH11165271A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ラチェットレンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11165271A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7237460B2 (en) * | 2000-02-03 | 2007-07-03 | Bobby Hu | Biasing arrangement for a pawl of a reversible ratchet-type wrench |
DE10066314B4 (de) * | 2000-02-03 | 2007-07-26 | Bobby Hu | Umschaltbarer Ratschenschlüssel |
JP2010155088A (ja) * | 2010-01-29 | 2010-07-15 | Naonobu Yamashita | 角度調整金具 |
US7775141B2 (en) | 2008-08-01 | 2010-08-17 | Snap-On Incorporated | Extended low-torque ratchet wrench |
US11426841B2 (en) | 2019-07-23 | 2022-08-30 | Snap-On Incorporated | Internal gear retention mechanism |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP33713097A patent/JPH11165271A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7237460B2 (en) * | 2000-02-03 | 2007-07-03 | Bobby Hu | Biasing arrangement for a pawl of a reversible ratchet-type wrench |
DE10066314B4 (de) * | 2000-02-03 | 2007-07-26 | Bobby Hu | Umschaltbarer Ratschenschlüssel |
DE10066314B9 (de) * | 2000-02-03 | 2007-11-29 | Bobby Hu | Umschaltbarer Ratschenschlüssel |
DE10066314C5 (de) * | 2000-02-03 | 2015-07-09 | Bobby Hu | Umschaltbarer Ratschenschlüssel |
US7775141B2 (en) | 2008-08-01 | 2010-08-17 | Snap-On Incorporated | Extended low-torque ratchet wrench |
JP2010155088A (ja) * | 2010-01-29 | 2010-07-15 | Naonobu Yamashita | 角度調整金具 |
US11426841B2 (en) | 2019-07-23 | 2022-08-30 | Snap-On Incorporated | Internal gear retention mechanism |
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