JPH11165182A - 膜処理浄化槽 - Google Patents

膜処理浄化槽

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JPH11165182A
JPH11165182A JP9333028A JP33302897A JPH11165182A JP H11165182 A JPH11165182 A JP H11165182A JP 9333028 A JP9333028 A JP 9333028A JP 33302897 A JP33302897 A JP 33302897A JP H11165182 A JPH11165182 A JP H11165182A
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tank
water
water level
membrane
pump
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JP9333028A
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Inventor
Masahiro Imura
正博 井村
Yukio Doi
幸夫 土井
Mitsuyuki Yamada
光之 山田
Moriyoshi Cho
守良 張
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Fujiclean Co Ltd
Original Assignee
Fujiclean Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流入汚水の増減変化に対応する上で、膜カー
トリッジを必要以上に増やす必要性がなく、また、膜処
理浄化槽の大型化を招くことなく、その小型化に貢献す
る。 【解決手段】 膜分離装置を浸漬設置した硝化槽と、膜
処理水を消毒処理する消毒槽との間に、膜処理水の水位
調整槽と膜処理水槽を設ける。前記膜分離装置に基端部
を接続した集水管の先端吐出口を、前記水位調整槽の水
面下で水封状態に保持し、当該水位調整槽には膜処理水
を汲み上げて次の膜処理水槽へ移流する非常用ポンプを
設置する。当該水位調整槽にはその膜処理水を通常水位
に維持することで硝化槽との水頭差を保持すると共に通
常の流入分を膜処理水槽へ送り出すように構成した水位
調整装置を設ける。また、膜処理水槽にはその膜処理水
を次の消毒槽へ送り出すエアリフトポンプを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屎尿排水や生活雑
排水等の汚水処理を、硝化槽内に膜分離装置を浸漬状態
に設置した精密ろ過膜を使用して、活性汚泥との固液分
離する膜処理浄化槽に関する。
【0002】
【従来の技術】膜処理による汚水処理は、処理水の水質
が極めて良好で安定しており、高濃度での運転ができ、
また、沈澱槽や汚泥濃縮槽が不要となるため、設備面積
が小さくて済むとの長所があることから、近時、比較的
小型コンパクトな浄化槽への応用が模索されている。
【0003】ところで、精密ろ過膜を使用して固液処理
を行う方法の一に、従来、吸引ポンプを組み込んで膜透
過処理水を強制的に引き抜く「吸引ろ過方式」がある。
ところが、この方式の場合には、吸引ポンプの作動によ
り膜表面が比較的短時間に汚れてしまい、全ての膜を引
き上げて付着汚泥を頻繁に洗浄除去せねばならない。
【0004】その点、吸引ポンプを使用しないで水頭
差、即ち、大気圧の差を利用して膜透過を行う「重力ろ
過方式」によれば、前記のように強制的な引き抜きを行
わない為、膜にかかる負担も小さくて済むため、頻繁な
膜洗浄の必要性がなく、また、吸引ポンプとその制御手
段や駆動手段を不要とすることから、装置コストの軽減
や省エネルギーに優れる等の長所がある。
【0005】ところが、前記の「重力ろ過方式」の場合
には、原水の最大流入時、例えば、風呂水や洗濯排水等
の生活雑排水の流入時に、膜の透過水量を一時的に増加
させる必要がある。それには、膜分離装置が浸漬されて
いる硝化槽に流入する水量を一時的に増加させて、当該
硝化槽の水位を上昇させ、これにより通常時と非常時の
水頭差を拡大することで対処することが必要となる。こ
の点、RC製汚水処理装置の場合には、上部が開放構造
で高さ方向の制約がないため、非常時における水位の上
昇に対処することは容易なことである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本発明の対
象とする小型コンパクトな浄化槽、その内でも、FRP
製管体浄化槽やカプセル型浄化槽の場合には、構造上、
原水の最大流入時に、当該硝化槽の水位を上げる、即
ち、水深を大きくとることができない。仮に、硝化槽の
水位上昇を満足させようとすれば、前記管体浄化槽の場
合には、必然的に大きな管体径とせねばならず、また、
カプセル型浄化槽の場合には、その高さ方向にサイズア
ップせねばならないことになり、それでは浄化槽の小型
コンパクト化の要請に反する。このことは、透過流束を
大きくできないことを意味し、原水の最大流入時に対応
できないことになる。ここで、透過流束とは、越流負
荷、水面積負荷等のように、膜の負荷度合いを示す用語
で、一般には、1m2の膜が1日で処理できる透過水量
のことで、その単位は「m3/m2・日」で表される。
【0007】そこで、管体浄化槽やカプセル型浄化槽に
「重力ろ過方式」で精密ろ過膜を組み込む場合、小さい
透過流束で原水の最大流入時に余裕を持って対処するた
めに、膜面積を極めて大きくとる必要があった。その為
には、高価な膜ユニットを増設することが不可欠とな
り、また、膜面積の増加に応じて、膜分離装置を曝気す
る散気装置の能力も増強せなばならず、装置全体を大幅
にコストアップする。いずれにしても、透過流束を大き
くとることができれば、必要な膜面積を小さくて済ませ
ることができ、装置全体のコストダウンが可能となる。
そこで、透過流束を大きくするに、膜分離装置を浸漬し
た硝化槽の水位を上げる発想以外で、水頭差を大きくす
ることができねばならない。
【0008】その手段として、本発明では、先ず、硝化
槽の後槽として、水位調整槽と膜処理水槽を設け、固液
分離した膜処理水を送り出す集水管の吐出口を次の水位
調整槽の槽底部に水封状態で臨ませることで、サイフォ
ン作用による膜処理水の流出を損なわないようにした上
で、原水の最大流入時の前には、当該水位調整槽の水位
を強制的に下げることで、硝化槽と水位調整槽との水頭
差を拡大して膜処理を促進することに着眼したのであ
る。蓋し、水位調整槽の水位が下がれば、前記膜処理水
の集水管の吐出口が水封されてサイフォン状態を維持し
ている限り、水位の低下に応じて硝化槽との水頭差が大
きくなって、透過流束も大きくなることから、原水の最
大流入時にも迅速に対応できることになる。そこで、水
位調整槽における膜処理水の水位を下げるに、当該水位
調整槽に非常用ポンプを設け、これを最大流入時に一時
的に作動させることで、その膜処理水を次の膜処理水槽
へ送り出すことで、硝化槽の水位を増すことなく、透過
流束を大きくとることができる。
【0009】また、硝化槽の後槽として、水位調整槽と
膜処理槽を設けた上で、通常時には、水位調整槽の膜処
理水を水位調整装置から次の膜処理水槽へ移流し、非常
時には、当該水位調整槽の膜処理水を非常用ポンプで次
の膜処理水槽へ移流し、当該膜処理水槽に処理水の流量
調整機能を帯有せしめつつ、膜処理水槽の膜処理水をポ
ンプで消毒槽へ定量的に移流しているので、消毒斑のな
い処理水の放流にも対処している。
【0010】
【課題を解決するための手段】具体的には、前記の課題
を解決する為に、請求項1では、膜分離装置Sを浸漬設
置した硝化槽Dと、膜処理水を消毒処理する消毒槽Gと
の間に、膜処理水の水位調整槽Eと膜処理水槽Fを設
け、前記膜分離装置Sに基端部を接続した集水管16の
先端吐出口16aを、前記水位調整槽Eの水面下で水封
状態に保持し、当該水位調整槽Eには膜処理水を汲み上
げて次の膜処理水槽Fへ移流する非常用ポンプP2を設
置すると共に、当該水位調整槽Eにはその膜処理水を通
常水位に維持することで硝化槽Dとの水頭差H1を保持
すると共に、通常の流入分を次の膜処理水槽Fへ送り出
す水位調整装置T1〜T3を設け、また、膜処理水槽F
にはその膜処理水を次の消毒槽Gへ常時送り出すポンプ
P3を構成した膜処理浄化槽を提供する。
【0011】また、請求項2では、流量調整機能を併有
する夾雑物除去槽Aと脱窒槽Bを設け、その内、脱窒槽
Bの一部には、次の硝化槽Dへ脱窒処理水を常時汲み上
げるポンプ槽Cを設けると共に、脱窒槽Bと次の硝化槽
Dとの隔壁10の上方部には、脱窒槽Bやポンプ槽Cへ
硝化処理水を返送する返送口11、11A又は移流管3
5を設け、硝化槽Dには膜分離装置Sを浸漬設置し、当
該膜分離装置Sで膜ろ過された膜処理水の集水管16の
先端吐出口16aを次の水位調整槽Eの槽底部に水封状
態に保持し、当該水位調整槽Eには膜処理水を汲み上げ
て次の膜処理水槽Fへ移流する非常用ポンプP2を設置
すると共に、当該水位調整槽Eにはその膜処理水を通常
水位に維持することで硝化槽Dとの水頭差H1を保持す
ると共に、通常の流入分を次の膜処理水槽Fへ送り出す
水位調整装置T1〜T3を設け、膜処理水槽Fにはその
膜処理水を次の消毒槽Gへ送り出すポンプP3を構成し
た膜処理浄化槽を提供する。
【0012】また、請求項3では、請求項1又は請求項
2における水位調整装置T1〜T3を、水位調整槽Eに
設けた上下部の移流管21、23、33と、その中間部
の蛇腹状のチューブ22と、上部移流管23を上下させ
て水位調整槽Eの通常水位L1を調整自在とする操作ロ
ッド24とで構成している。
【0013】また、請求項4では、水位調整装置T1〜
T3を、水位調整槽Eに設けた上下部の移流管21、2
3、33と、その中間部の蛇腹状のチューブ22と、上
部移流管23に取り付けた流量センサ31と、当該流量
センサ31の筒ケース32と、前記上部移流管23を上
下させて水位調整槽Eの通常水位L1を調整自在とする
操作ロッド24とで構成している。
【0014】また、請求項5では、請求項2に記載の返
送口11Aに、硝化槽Dの処理水をポンプ槽Cや脱窒槽
B、或いは、夾雑物除去槽Aへ返送する移流管35を接
続し、その内、ポンプ槽C又はポンプ槽Cと脱窒槽Bの
上方部に配管された移流管35には、硝化処理水の返送
量調節装置Zを構成した膜処理浄化槽を提供する。
【0015】また、請求項6では、流量調整機能を併有
する夾雑物除去槽Aと脱窒槽Bを設け、その内、脱窒槽
Bの一部には、次の硝化槽Dへ脱窒処理水を汲み上げる
ポンプ槽Cを設けると共に、脱窒槽Bの次の硝化槽Dに
は、その硝化処理水を汲み上げて前記ポンプ槽Cと脱窒
槽B、或いは夾雑物除去槽Aへ返送するリフト管38と
移流管35を配管し、硝化槽Dには膜分離装置Sを浸漬
設置し、当該膜分離装置Sで膜ろ過された膜処理水の集
水管16の先端吐出口16aを次の水位調整槽Eの槽底
部に水封状態に保持し、当該水位調整槽Eには膜処理水
を汲み上げて次の膜処理水槽Fへ移流する非常用ポンプ
P2を設け、当該水位調整槽Eにはその膜処理水を通常
水位に維持することで硝化槽Dとの水頭差H1を保持す
ると共に、通常の流入分を次の膜処理水槽Fへ送り出す
水位調整装置T1〜T3を設け、膜処理水槽Fにはその
膜処理水を次の消毒槽Gへ送り出すポンプP3を構成し
てなる膜処理浄化槽を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るFRP製でカ
プセル型の膜処理浄化槽を、図1の装置概要図と図2の
要部を示す斜視図に基づいて説明する。Aは夾雑物除去
槽であって、原水導入管1から流入した処理汚水を、流
入障壁2を介して槽底部へ送り込み、流入汚水に含まれ
る夾雑物を分離除去する。Bは脱窒槽であって、前記夾
雑物除去槽Aとの隔壁3に開口した移流口4から、夾雑
物が除去された嫌気処理汚水を、嫌気性微生物により嫌
気処理すると共に、後工程で好気処理されて返送される
硝化処理水の少量を撹拌混合することにより脱窒処理が
なされる。
【0017】この脱窒槽Bには、槽内の処理汚水を間欠
的に曝気撹拌する散気管5が配管構成され、槽外のブロ
ア(図示せず)から空気K1を間欠的に送り込むこと
で、脱窒槽Bを嫌気状態下に保持しつつ汚水を撹拌処理
する。その際、嫌気微生物の活動を阻害しない程度の供
給量の空気K1を間欠的に送り込んで撹拌することで、
脱窒槽Bの嫌気状態を損なうことのないように制御され
る。尚、前記散気管5に代えて、脱窒槽Bの槽内に撹拌
翼(図示せず)を設け、それを回転駆動することによ
り、槽内の処理水を嫌気撹拌することもできる。
【0018】また、脱窒槽Bと前記夾雑物除去槽Aと
は、両者を隔てる隔壁3に開口した移流口4により前後
に連通形成しており、この両槽A、Bが流入汚水に対す
る流量調整槽として機能する、そこで、以下、両槽A、
Bを後記する硝化槽Dに対する流量調整槽ともいう。従
って、この流量調整槽A、Bにおけるローウォーターレ
ベルLWLは、隔壁3に開口した移流口4の開口下縁の
高さ位置に設定され、また、ハイウォーターレベルHW
Lは、原水導入管1の高さ位置より下部位置であって、
脱窒槽Bと後記する硝化槽Dを区画する隔壁10の上方
部に形成した返送口11の開口下縁を結ぶ線上に設定さ
れる。
【0019】尚、ハイウォーターレベルHWLより下部
側の位置、即ち、前記ローウォーターレベルLWLとハ
イウォーターレベルHWLの間の7〜8割程度の位置に
は、非常時の水位EWLが設定され、そこには非常水位
EWLを感知するフロート式又はフロートレス構造の水
位センサXを取り付けられる。従って、原水導入管1か
ら比較的短時間に流入した汚水により、流量調整槽A、
Bの水位が非常水位EWLを越えると、それを水位セン
サXが感知し、後記する非常用ポンプP2が作動するよ
うにしている。
【0020】Cは脱窒処理水をエアリフト作用で汲み上
げるポンプ槽であって、脱窒槽Bとの隔壁6に形成した
移流口7から槽内へ流入した脱窒処理水を、リフト管8
と空気管9とからなるエアリフト式のポンプP1により
汲み上げ、次の硝化槽Dとの隔壁10を越えて常時定量
的に移送するようにしている。また、このポンプ槽C
は、脱窒槽B側の隔壁10の中央位置に間仕切り形成さ
れ、当該隔壁10の上方部には後記する硝化槽Dの処理
水の少量が返送する返送口11Aを開口している。
【0021】硝化槽Dでは、エアリフト式ポンプP1で
汲み上げた処理水を、活性汚泥により曝気することで硝
化処理される。11、11Aは隔壁10の上方部又は上
縁部に形成した返送口であって、硝化槽Dの硝化処理水
の一部が返送口11から脱窒槽Bへ流入し、同じく返送
口11Aからポンプ槽P1へ流入する。その内、脱窒槽
Bへ流れ込んだ処理水が当該脱窒槽Bの嫌気処理水と撹
拌混合されることで脱窒処理に供される。
【0022】活性汚泥が投入された硝化槽Dには、膜分
離装置Sが浸漬状態に設置され、図2に示すように、上
部側の膜ケース12の内部に膜カートリッジ13が並列
状態に充填され、その底部側の散気ケース14には散気
装置15が配管され、膜カートリッジ13の精密ろ過膜
への付着物を洗浄除去すると共に、硝化槽Dの処理水を
曝気することで活性汚泥処理する。
【0023】16は膜分離装置Sの集水管であって、膜
カートリッジ13でろ過された膜処理水をチューブ17
を介して集合管18へ流入させ、その端部に基端部を接
続した集水管16を、次の水位調整槽Eとの隔壁19を
貫通して当該水位調整槽Eの槽底部に臨ませて配管し、
当該集水管16の先端部16aを水位調整槽Eの膜処理
水中に、常時水封状態を保持するように浸漬すること
で、サイフォン作用が損なわれないようにしている。
【0024】水位調整槽Eと次の膜処理水槽Fとの隔壁
20には、前記硝化槽Dと水位調整槽Eとの通常時の水
頭差H1を最適に調整自在とする水位調整装置T1を配
管構成している。この水位調整装置T1は、隔壁20の
中間部から下部移流管21を立ち上げ、その上部に伸縮
自在な蛇腹状のチューブ22を取り付けて略鉛直に支持
し、当該チューブ22の上端部に上部移流管23を接続
している。図2において、24は上部移流管23に取り
付けた昇降用操作ロッドであって、そのロッド24の適
所を隔壁20の上方部に取り付けた固定用クリップ25
に嵌着自在に支持される。従って、操作ロッド24を昇
降させて、水位調整槽Eにおける通常水位L1の位置を
高低変化させることにより、硝化槽Dとの水頭差H1が
適正に調整される。
【0025】また、水位調整槽Eには、夾雑物除去槽A
と脱窒槽Bが非常時の水位EWLになると、それを感知
する水位センサXからの指令によって作動する非常用ポ
ンプP2が設置され、当該ポンプP2には次の膜処理水
槽Fに先端吐出口を臨ませた移流管26を配管してい
る。
【0026】Fは膜処理水槽であって、通常時には、水
位調整槽Eの上部移流管23から流出する膜処理水を、
また、非常時には、非常用ポンプP2により汲み上げら
れた膜処理水をそれぞれ貯留することで、膜処理水の流
量調整槽として機能する。P3は膜処理水槽Fに設けた
エアリフトポンプであって、膜処理水槽Fに貯留された
膜処理水を、次の消毒槽Gへ汲み上げるリフト管27と
空気管28とからなり、エアリフトポンプP3で汲み上
げた膜処理水が、ほぼ定量的に消毒処理に供された上
で、放流管29から槽外へ排出される。尚、30は消毒
薬筒である。
【0027】先ず、夾雑物除去槽Aで、原水導入管1か
ら流入した汚水に含まれる夾雑物が分離除去されると共
に、その流入量に応じた夾雑物除去汚水が次の脱窒槽B
へ送り出される。また、朝晩の生活時間帯に多量に流入
する生活雑排水は、連通状態に形成された夾雑物除去槽
Aと脱窒槽BのハイウォーターレベルHWLの範囲に受
け止められる。夾雑物除去槽Aと脱窒槽Bからなる流量
調整槽の水位が、非常時の水位EWL以下であって、ロ
ーウォーターレベルLWLまでの範囲にある時、ポンプ
槽Cではエアリフト式ポンプP1が常時作動し、脱窒処
理水の定量を硝化槽Dへ移送することにより、常時、硝
化槽Dの水位をハイウォーターレベルHWLに保持しつ
つ、その余剰の硝化処理水の多くを返送口11から脱窒
槽Bへ、また、その一部を返送口11Aからポンプ槽C
へ返送する。その内、返送口11からの返送水は脱窒槽
Bの嫌気処理水に流入し、散気管5による嫌気撹拌装置
により適度に撹拌混合されることで脱窒処理がなされ
る。
【0028】また、硝化槽Dで曝気処理され、膜分離装
置Sの膜カートリッジ13を透過した膜処理水は、集水
管16を介して水位調整槽Eへ送り込まれる。水位調整
槽Eに一旦貯留された膜処理水は、水位調整装置T1の
先端吐出口23aから次の膜処理水槽Fへ送り出され
る。膜処理水槽Fの膜処理水は、エアリフト式ポンプP
3により、次の消毒槽Gへ定量的に汲み上げられ、消毒
処理された上で、放流管29から槽外へコンスタントに
排出される。
【0029】ところで、前記のように消毒処理をコンス
タントに可能ならしめることで、処理水に対する処理
斑、消毒斑を引き起こさない安定処理を考慮した場合、
前記の消毒槽Gへの移送量が増減変化することは好まし
くない。また、膜分離装置Sの機能も汚泥の付着による
機能低下を惹起させないためには、可能な限り透過流束
を低く抑えた状態で膜ろ過処理がなされねばならない。
他方、浄化槽の小型コンパクト化の要請を満足させつ
つ、比較的短時間に流入する生活雑排水により、汚水処
理に処理斑を惹き起こすようなことでは、膜処理浄化槽
としての存在意義を損なうことになる。
【0030】その為、本発明では、流量調整機能のある
夾雑物除去槽Aと脱窒槽Bへの生活雑排水等の短時間流
入によって、その水位が非常水位EWLにまで上昇した
ことを水位センサXが感知すると、先ず、水位調整槽E
の非常用ポンプP2を作動させ、当該水位調整槽Eの膜
処理水を速やかに次の膜処理水槽Fへ送り出す。これに
より、水位調整槽Eの水位が、図1の通常水位L1から
非常時の水位L2に徐々に低下し、それに伴って硝化槽
Dと次の水位調整槽Eとの通常時の水頭差H1が、図1
に示す最大の水頭差H2まで徐々に拡大することにな
る。
【0031】水頭差H1〜H2の拡大に伴って、膜分離
装置Sで膜ろ過される膜処理水の重力ろ過能力が促進さ
れ、集水管16から水位調整槽Eへの膜処理水の移流が
隆盛化すると共に、硝化槽Dの水位も徐々に低下しはじ
めることで、硝化槽Dの返送口11から脱窒槽Bへの返
送がなくなるか、或いは、少なくなると共に、硝化槽D
の水位低下に見合う程度の量の脱窒処理水が、ポンプ槽
Cのエアリフト式ポンプP1により、硝化槽Dへ汲み上
げられて補給されつつ曝気処理に供される。
【0032】前記のように流量調整槽A、Bが非常水位
EWLに上昇したときにのみ、後の水位調整槽Eの非常
用ポンプP2が作動するように制御し、逆に、非常水位
EWL以下に低下したところで、非常用ポンプP2の作
動を速やかに停止制御することで、比較的短時間に流入
する流入汚水が、ハイウォーターレベルHWLを越えて
次の硝化槽Dへオーバーフローさせないように制御しつ
つ、硝化槽Dでのコンスタントな膜ろ過処理を維持する
ことで、処理斑のない膜処理水が得られる。
【0033】以上のように、流量調整槽A、Bにおける
ローウォーターレベルLWLとハイウォーターレベルH
WLの範囲における流量調整と、その水位内にある処理
汚水に対する浄化処理と、次の処理工程への移流処理
が、十分な時間をかけて行われる。これにより、単位時
間当たり、或いは、日を通じて可能な限りコンスタント
な汚水処理とその定量移流を維持確保することで、流量
変動幅の少ない流量調整が行われる。
【0034】次に、図3に示す水位調整装置T2の変形
例の場合には、上部移流管23の中間位置に流量センサ
31が取り付けられ、上部移流管23を通過する膜処理
水の流量が計測可能としている。32は流量センサ31
の筒ケースであって、当該筒ケース32によって流量セ
ンサ31が水没して機器故障しないようにしている。
【0035】また、前記した実施の形態の場合には、水
位調整槽Eに非常用ポンプP2とその移流管26を設
け、水位調整装置T1、T2を隔壁20に外設したが、
図4と図5に示す水位調整装置T3の場合には、前記の
機能を一体化した装置としている。同図において、33
は下部移流管であって、その下端部を水位調整槽Eに据
え付けた非常用ポンプP2に接続し、その上方部を隔壁
20から槽外に突設させた上で蛇腹状のチューブ22に
接続している。また、チューブ22の上端部には上部移
流管23が接続され、当該移流管23の上端部に昇降用
操作ロッド24が取り付けられ、クリップ25に着脱自
在に支持している。
【0036】この水位調整装置T3の場合には、夾雑物
除去槽Aと脱窒槽Bからなる流量調整槽が、ローウォー
ターレベルLWLと非常水位EWLを越えない範囲にあ
る限り、非常用ポンプP2は作動しないで、水位調整槽
Eの膜処理水を次の膜処理水槽Fへ移流するようにして
いる。また、非常水位EWLを越えた場合には、非常用
ポンプP2が作動することで、水位調整槽Eにおける通
常水位L1が低下し水位L2とすることで、水頭差H1
を水頭差H2へと拡大し、重力ろ過方式における膜処理
が促進されるようにしている。その他の構成は、前記し
た実施の形態と同様であるので、同一の符号を付して再
度の説明は省略する。
【0037】前記の場合には、硝化槽Dの処理水を隔壁
10に開口した返送口11、11Aから直接オーバーフ
ローさせて脱窒槽Bとポンプ槽Cへ返送するように構成
したが、それに代えて図6〜図8に示すように配管構成
した移送管35により、硝化槽Dの処理水の一部をポン
プ槽Cや脱窒槽B、更には、夾雑物除去槽Aへ返送する
ことで、脱窒処理に供することもできる。
【0038】図6の場合には、ポンプ槽Cと硝化槽Dと
の隔壁10に設けた返送口11Aに、ポンプ槽Cから脱
窒槽Bにかけて若干先端下がりの移送管35を差し渡し
て接続し、当該移送管35の一部、即ち、ポンプ槽Cの
直上部の移送管35に、本件出願人の特開平5−285
487号公報に開示する「処理水の定量供給装置」や、
それを改良した特開平6−246280号公報に開示す
る「処理水の移送量調整装置」を組み込み形成してい
る。従って、これらの返送量調節装置Zにより、返送口
11Aから自然流入した硝化槽Dの処理水が、ポンプ槽
Cと脱窒槽Bへ返送される際における返送量が最適に調
整される。返送量調節装置Zの主要部の構成は、移送管
35の管底部乃至下半部に開口部36が切り欠き形成さ
れ、当該開口部36を含む管体部分に開閉自在なゲート
キャップ37が回動自在に嵌挿され、当該ゲートキャッ
プ37を回動することにより前記開口部36の開口度合
いが調整される。
【0039】図7の場合は、前記のように返送口11A
に移流管35を接続する構成ではなく、移流管35の基
端部に硝化槽Dに処理水を汲み上げるリフト管38を連
結配管し、当該リフト管38には空気管39を接続して
いる。これにてエアリフト作用で硝化槽Dの処理水が汲
み上げられ、その一部がポンプ槽Cへ、その多くが脱窒
槽Bへ返送される。尚、図6の場合には、返送口11A
から自然流入した硝化処理水を返送することから、当該
処理水の流入斑が発生する可能性があるが、それに比し
て図7の場合は、エアリフト式ポンプP4により硝化処
理水を汲み上げるため、比較的コンスタントな処理水の
返送に対処できる。
【0040】また、図8の場合は、移送管35の先端部
を夾雑物除去槽Aに臨ませ、硝化処理水の返送量調節装
置Zを、ポンプ槽Cと脱窒槽Bの上方部の管体部分に設
けている。その他の構成は、図7に示すエアリフト式ポ
ンプP4と同一に構成するか、或いは、図6の返送口1
1Aに移流管35を配管する等のことで、硝化処理水の
返送に対処する。
【0041】尚、前記した実施の形態の場合は、カプセ
ル型膜処理槽の場合について説明したが、前記エアリフ
ト式ポンプP1、P3に代えて水中ポンプ(図示せず)
を、ポンプ槽Cや膜処理水槽Eに組み込むことで、比較
的処理能力の大きい管体構造の膜処理浄化槽に応用する
ことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、前記のように膜分離装置を浸
漬設置した硝化槽と、膜処理水を消毒処理する消毒槽と
の間に、膜処理水の水位調整槽と膜処理水槽を設け、前
記膜分離装置に基端部を接続した集水管の先端吐出口
を、前記水位調整槽の水面下で水封状態に保持し、当該
水位調整槽には膜処理水を汲み上げて次の膜処理水槽へ
移流する非常用ポンプを設置すると共に、当該水位調整
槽にはその膜処理水を通常水位に維持することで硝化槽
との水頭差を保持すると共に通常の流入分を膜処理水槽
へ送り出すように構成した水位調整装置を設け、膜処理
水槽にはその膜処理水を次の消毒槽へ送り出すポンプを
構成してなる膜処理浄化槽としたので、流入汚水の増減
変化に対応する上で、膜カートリッジを必要以上に増や
す必要性がなく、また、膜処理浄化槽の大型化を招くこ
となく、その小型化に貢献する。また、消毒斑を引き起
こすことなく、処理水の放流に対処できる。また、単位
時間当たり、或いは、日を通じてコンスタントな移流量
を維持することができるので、流量変動幅の小さい、ま
た、処理斑のないコンスタントな流量調整に貢献する等
の諸効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】膜処理浄化槽の全体概要を示す縦断面図であ
る。
【図2】要部を示す斜視図である。
【図3】水位調整装置の変形例を示す図である。
【図4】膜処理浄化槽の第2例を示す図である。
【図5】水位調整槽に構成した非常用ポンプ付き水位調
整装置を示す図である。
【図6】返送口に接続した移流管により処理水を返送す
る場合を示す図である。
【図7】エアリフト式ポンプにより汲み上げた処理水を
移流管により返送する場合を示す図である。
【図8】移流管の先端部を夾雑物除去槽に臨ませた場合
を示す図である。
【符号の説明】
A 夾雑物除去槽 B 脱窒槽 C ポンプ槽 D 硝化槽 E 水位調整槽 F 膜処理水槽 G 消毒槽 K1〜K4 空気 P1〜P4 ポンプ S 膜分離装置 H1、H2 水頭差 T1〜T3 水位調整装置 X 水位センサ EWL 非常水位 HWL ハイウォーターレベル LWL ローウォーターレベル L1、L2 水位 Z 返送量調節装置 1 原水導入管 2 流入障壁 3、6、10、19、20 隔壁 4、7 移流口 5 散気管 8、27、38 リフト管 9、28、39 空気管 11、11A 返送口 12 膜ケース 13 膜カートリッジ 14 散気ケース 15 散気装置 16 集水管 17 チューブ 18 集合管 21 下部移流管 22 チューブ 23 上部移流管 24 操作ロッド 25 クリップ 26 移流管 29 放流管 30 消毒薬筒 31 流量センサ 32 筒ケース 33 下部移流管 35 移送管 36 開口部 37 ゲートキャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜分離装置Sを浸漬設置した硝化槽D
    と、膜処理水を消毒処理する消毒槽Gとの間に、膜処理
    水の水位調整槽Eと膜処理水槽Fを設け、前記膜分離装
    置Sに基端部を接続した集水管16の先端吐出口16a
    を、前記水位調整槽Eの水面下で水封状態に保持し、当
    該水位調整槽Eには膜処理水を汲み上げて次の膜処理水
    槽Fへ移流する非常用ポンプP2を設け、当該水位調整
    槽Eにはその膜処理水を通常水位に維持することで硝化
    槽Dとの水頭差H1を保持すると共に、通常の流入分を
    次の膜処理水槽Fへ送り出す水位調整装置T1〜T3を
    設け、膜処理水槽Fにはその膜処理水を次の消毒槽Gへ
    送り出すポンプP3を構成したことを特徴とする膜処理
    浄化槽。
  2. 【請求項2】 流量調整機能を併有する夾雑物除去槽A
    と脱窒槽Bを設け、その内、脱窒槽Bの一部には、次の
    硝化槽Dへ脱窒処理水を汲み上げるポンプ槽Cを設ける
    と共に、脱窒槽Bと次の硝化槽Dとの隔壁10の上方部
    には、脱窒槽Bやポンプ槽Cへ硝化処理水を返送する返
    送口11、11A又は移流管35を設け、硝化槽Dには
    膜分離装置Sを浸漬設置し、当該膜分離装置Sで膜ろ過
    された膜処理水の集水管16の先端吐出口16aを次の
    水位調整槽Eの槽底部に水封状態に保持し、当該水位調
    整槽Eには膜処理水を汲み上げて次の膜処理水槽Fへ移
    流する非常用ポンプP2を設け、当該水位調整槽Eには
    その膜処理水を通常水位に維持することで硝化槽Dとの
    水頭差H1を保持すると共に、通常の流入分を次の膜処
    理水槽Fへ送り出す水位調整装置T1〜T3を設け、膜
    処理水槽Fにはその膜処理水を次の消毒槽Gへ送り出す
    ポンプP3を構成したことを特徴とする膜処理浄化槽。
  3. 【請求項3】 水位調整装置T1〜T3を、水位調整槽
    Eに設けた上下部の移流管21、23、33と、その中
    間部の蛇腹状のチューブ22と、上部移流管23を上下
    させて水位調整槽Eの通常水位L1を調整自在とする操
    作ロッド24とで構成してなる請求項1又は請求項2に
    記載の膜処理浄化槽。
  4. 【請求項4】 水位調整装置T1〜T3を、水位調整槽
    Eに設けた上下部の移流管21、23、33と、その中
    間部の蛇腹状のチューブ22と、上部移流管23に取り
    付けた流量センサ31と、当該流量センサ31の筒ケー
    ス32と、前記上部移流管23を上下させて水位調整槽
    Eの通常水位L1を調整自在とする操作ロッド24とで
    構成してなる請求項1又は請求項2に記載の膜処理浄化
    槽。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の返送口11Aに、硝化
    槽Dの処理水をポンプ槽Cや脱窒槽B、或いは、夾雑物
    除去槽Aへ返送する移流管35を接続し、その内、ポン
    プ槽C又はポンプ槽Cと脱窒槽Bの上方部に配管された
    移流管35には、硝化処理水の返送量調節装置Zを構成
    してなる請求項2に記載の膜処理浄化槽。
  6. 【請求項6】 流量調整機能を併有する夾雑物除去槽A
    と脱窒槽Bを設け、その内、脱窒槽Bの一部には、次の
    硝化槽Dへ脱窒処理水を汲み上げるポンプ槽Cを設ける
    と共に、脱窒槽Bの次の硝化槽Dには、その硝化処理水
    を汲み上げて前記ポンプ槽Cと脱窒槽B、或いは夾雑物
    除去槽Aへ返送するリフト管38と移流管35を配管
    し、硝化槽Dには膜分離装置Sを浸漬設置し、当該膜分
    離装置Sで膜ろ過された膜処理水の集水管16の先端吐
    出口16aを次の水位調整槽Eの槽底部に水封状態に保
    持し、当該水位調整槽Eには膜処理水を汲み上げて次の
    膜処理水槽Fへ移流する非常用ポンプP2を設け、当該
    水位調整槽Eにはその膜処理水を通常水位に維持するこ
    とで硝化槽Dとの水頭差H1を保持すると共に、通常の
    流入分を次の膜処理水槽Fへ送り出す水位調整装置T1
    〜T3を設け、膜処理水槽Fにはその膜処理水を次の消
    毒槽Gへ送り出すポンプP3を構成したことを特徴とす
    る膜処理浄化槽。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050375A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 排水処理装置および排水処理方法
JP2007130583A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Fuji Clean Kogyo Kk 水処理装置及び水処理方法
CN104803449A (zh) * 2015-04-17 2015-07-29 北京坎普尔环保技术有限公司 浸没式重力膜过滤装置及膜过滤方法
CN114506888A (zh) * 2022-02-18 2022-05-17 河南城建学院 一种无动力污水调节池

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