JPH11164141A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11164141A
JPH11164141A JP9325832A JP32583297A JPH11164141A JP H11164141 A JPH11164141 A JP H11164141A JP 9325832 A JP9325832 A JP 9325832A JP 32583297 A JP32583297 A JP 32583297A JP H11164141 A JPH11164141 A JP H11164141A
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Seiji Takano
誠司 高野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真または図形と文字とが混在する書類の読
み取りを、領域毎に適した濃度で行える画像処理の技術
を提供する。 【構成】 テキスト領域に適した濃度(X)に設定したス
キャン濃度にて目的書類を電子化する。そのデータ(D1)
に対してテキスト領域と他の領域とを分解テキスト以外
の領域を電子化して非テキスト濃度データ(D2)とし、オ
ーバーライトして合成データ(D3)として画像表示する。
その画面表示によって濃度が適当でない場合には、領域
およびスキャン濃度を再指定して目的書類を電子化した
修正濃度データ(D4)とし、オーバーライトして修正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明はスキャナー装置に
用いる画像処理技術、更に詳しくは、写真または図形と
文字とが混在する書類の読み取りを、領域毎に適した濃
度で行うことができる技術に関するものである。
【0002】
【先行技術】近年、書類の電子化技術として、スキャナ
ー装置が提供されている。電子化したい書類には、写真
または図形と文字とが混在する場合、文字に合わせた読
み込みを行うと写真が黒く塗りつぶれて入力されてしま
い、写真に合わせた読み込みを行うと文字がかすれてし
まうという問題点があった。
【0003】その問題点への対策としては、いわゆる写
真モードと呼ばれる読み込みモードで中間色に対応させ
るという手段が一般的であった。また、CD−ROM公
報の利用により、以下の検索式で平成5年以後の特許出
願公開文献を調査し、その結果、特許出願123件を抽
出した。検索式 : 調整×写真×スキャナー×文字×
画像処理×領域×濃度×H04Nそこで、関連技術として発
見した技術は特開平8−18777号であり、写真、図
形、文字といった各領域を識別して適切なフィルターを
かけることを特徴とするものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した技術
では、以下のような問題点があった。まず、写真モード
と呼ばれる読み込みモードで中間色に対応させるという
手段では、有彩色の文字を色の薄いデータとして読み込
む場合がある。その場合に当該文字を基準とした濃度補
正を行うと、写真や図形の濃淡がうまく読み込まれない
事態が起きてしまうことがある。
【0005】また、各領域を識別して適切なフィルター
をかけるという手段は、本来的にコピーマシン向けの技
術であり、操作性や高速性を重視しているため、領域の
識別ミスが起きてしまうことがある。その識別ミスにつ
いては、出力前あるいは読み込み後の保存前に確認する
ことができない。本発明が解決すべき課題は、写真また
は図形と文字とが混在する書類の読み取りを、領域毎に
適した濃度で行うことができる技術を提供することにあ
る。
【0006】ここで、請求項1ないし請求項4記載の発
明の目的は、写真または図形と文字とが混在する書類の
読み取りを、領域毎に適した濃度で行うことができる画
像処理装置を提供することである。また、請求項5ない
し請求項7記載の発明の目的は、写真または図形と文字
とが混在する書類の読み取りを、領域毎に適した濃度で
行うことができる画像処理方法を提供することである。
【0007】また、請求項8ないし請求項10記載の発
明の目的は、写真または図形と文字とが混在する書類の
読み取り、領域毎に適した濃度で行うことができる画像
処理プログラムを記録した記録媒体を提供することであ
る。なお、上記の課題を解決する技術は、前記した先行
技術調査によっては発見できなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。 (請求項1)請求項1記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理装置であって、
スキャン濃度の初期設定値を入力するための入力手段、
その入力手段によってテキスト領域に適した濃度(X)に
設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化したテキス
ト濃度データ(D1)とし、一旦保存する第一記憶手段、そ
の第一記憶手段に記憶されたテキスト濃度データ(D1)に
対してテキスト領域と他の領域とを分解する第一演算手
段、前記テキスト濃度データ(D1)にテキスト以外の領域
がある場合に、当該領域に適したスキャン濃度にて目的
書類を電子化した非テキスト濃度データ(D2)とし、一旦
保存する第二記憶手段、テキスト濃度データ(D1)におけ
るテキスト以外の領域に、非テキスト濃度データ(D2)を
オーバーライトして合成データ(D3)とする第二演算手
段、合成データ(D3)を一旦保存する第三記憶手段、合成
データ(D3)を画像表示する確認用出力手段、その確認用
出力手段によって表示された画像が適当でない場合に
は、領域およびスキャン濃度を再指定して目的書類を電
子化した修正濃度データ(D4)とし、一旦保存する第四記
憶手段、その修正濃度データ(D4)を合成データ(D3)にオ
ーバーライトして修正合成データ(D5)とする第三演算手
段、および修正合成データ(D5)を一旦保存する第五記憶
手段を備え、前記確認用出力手段は、修正合成データ(D
5)をも画像表示することが可能であるように形成したこ
とを特徴とする画像処理装置である。
【0009】(用語定義)「目的書類」とは、文字、図
形、写真等の情報を表した紙媒体である。「テキスト領
域に適した濃度」とは、図形や写真などに比べると濃い
めである。テキスト領域がカラー印刷されている場合な
どに対応させるため、テキスト用に複数段階の濃度を設
定している場合もあり、その場合には自動選択する場合
と、ユーザが設定する場合とがあり得る。
【0010】「確認用出力手段」とは、モニターや液晶
画面などである。 (作用)まず、入力手段によって、スキャン濃度の初期
設定値を入力する。その初期設定値のスキャン濃度で目
的書類を電子化してテキスト濃度データ(D1)とし、第一
記憶手段に一旦保存する。
【0011】そのテキスト濃度データ(D1)に対して、第
一演算手段がテキスト領域と他の領域とを分解する。テ
キスト以外の領域がある場合には、当該領域に適したス
キャン濃度にて目的書類を電子化した非テキスト濃度デ
ータ(D2)とし、第二記憶手段へ一旦保存する。そして、
第二演算手段によって、テキスト濃度データ(D1)におけ
るテキスト以外の領域に、非テキスト濃度データ(D2)を
オーバーライトして合成データ(D3)とする。
【0012】その合成データ(D3)は、確認用出力手段に
よって画像表示される。その確認用出力手段によって表
示された画像が適当でない場合には、領域およびスキャ
ン濃度を再指定して目的書類を電子化した修正濃度デー
タ(D4)とし、第四記憶手段が一旦保存する。その修正濃
度データ(D4)を、第三演算手段が合成データ(D3)にオー
バーライトして修正合成データ(D5)とし、第五記憶手段
が修正合成データ(D5)を一旦保存する。そして、その修
正合成データ(D5)は確認用出力手段によって画像表示さ
れる。
【0013】その確認用出力手段によって表示された修
正合成データ(D5)による画像が適当でない場合には、再
度、修正濃度データ(D4)とし、第四記憶手段が一旦保存
する。確認用出力手段によって表示された修正合成デー
タ(D5)による画像が適当であると認められた場合には、
そのまま正式に保存するなどして、後の処理を行う。以
上のように、請求項1記載の発明に係る画像処理装置に
よれば、確認用出力手段による確認が行えるので、写真
または図形と文字とが混在する書類の読み取りを、領域
毎に適した濃度で行うことが可能となる。 (請求項2)請求項2記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理装置であって、
スキャン濃度の初期設定値を入力するための入力手段、
その入力手段によって写真領域に設定したスキャン濃度
(Y)にて目的書類を電子化した第一データ(D11)とし、一
旦保存する第一記憶手段、その第一記憶手段に記憶され
た第一データ(D11)に対して写真領域と他の領域とを分
解する第一演算手段、前記第一データ(D11)に写真以外
の領域がある場合に、当該領域には当該領域に適したス
キャン濃度にて目的書類を電子化した非写真濃度データ
とし、一旦保存する第二記憶手段、第一データ(D11)に
おける写真領域に、非写真濃度データをオーバーライト
して合成データ(D3)とする第二演算手段、合成データ(D
3)を一旦保存する第三記憶手段、合成データ(D3)を画像
表示する確認用出力手段、その確認用出力手段によって
表示された画像が適当でない場合には、領域およびスキ
ャン濃度を再指定して目的書類を電子化した修正濃度デ
ータ(D4)とし、一旦保存する第四記憶手段、その修正濃
度データ(D4)を合成データ(D3)にオーバーライトして修
正合成データ(D5)とする第三演算手段、および修正合成
データ(D5)を一旦保存する第五記憶手段を備え、前記確
認用出力手段は、修正合成データ(D5)をも画像表示する
ことが可能であるように形成したことを特徴とする。
【0014】(作用)まず、入力手段によって、スキャ
ン濃度の初期設定値を入力する。その初期設定値のスキ
ャン濃度で目的書類を電子化して第一データ(D11)と
し、第一記憶手段に一旦保存する。その第一データ(D1
1)に対して、第一演算手段が写真領域と他の領域とを分
解する。写真領域がある場合には、当該領域に適したス
キャン濃度(Y)にて目的書類を電子化して非写真濃度デ
ータとし、第二記憶手段へ一旦保存する。そして、第二
演算手段によって、第一データ(D11)におけるテキスト
領域に、非写真濃度データをオーバーライトして合成デ
ータ(D3)とする。
【0015】その合成データ(D3)は、確認用出力手段に
よって画像表示される。その確認用出力手段によって表
示された画像が適当でない場合には、領域およびスキャ
ン濃度を再指定して目的書類を電子化した修正濃度デー
タ(D4)とし、第四記憶手段が一旦保存する。その修正濃
度データ(D4)を、第三演算手段が合成データ(D3)にオー
バーライトして修正合成データ(D5)とし、第五記憶手段
が修正合成データ(D5)を一旦保存する。そして、その修
正合成データ(D5)は確認用出力手段によって画像表示さ
れる。
【0016】その確認用出力手段によって表示された修
正合成データ(D5)による画像が適当でない場合には、再
度、修正濃度データ(D4)とし、第四記憶手段が一旦保存
する。確認用出力手段によって表示された修正合成デー
タ(D5)による画像が適当であると認められた場合には、
そのまま正式に保存するなどして、後の処理を行う。例
えば、文字として認識した文字部分を文字変換ソフトを
用いてテキストデータに変換するなどである。
【0017】以上のように、請求項2記載の発明に係る
画像処理装置によれば、確認用出力手段による確認が行
えるので、写真または図形と文字とが混在する書類の読
み取りを、領域毎に適した濃度で行うことができる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理装置であって、
スキャン濃度の初期設定値を入力するための入力手段、
その入力手段によって図形領域に設定したスキャン濃度
(Z)にて目的書類を電子化した第一データ(D11)とし、一
旦保存する第一記憶手段、その第一記憶手段に記憶され
た第一データ(D11)に対して図形領域と他の領域とを分
解する第一演算手段、前記第一データ(D11)に図形以外
の領域がある場合に、当該領域には当該領域に適したス
キャン濃度にて目的書類を電子化した非図形濃度データ
とし、一旦保存する第二記憶手段、第一データ(D11)に
おける図形領域に、非図形濃度データをオーバーライト
して合成データ(D3)とする第二演算手段、合成データ(D
3)を一旦保存する第三記憶手段、合成データ(D3)を画像
表示する確認用出力手段、その確認用出力手段によって
表示された画像が適当でない場合には、領域およびスキ
ャン濃度を再指定して目的書類を電子化した修正濃度デ
ータ(D4)とし、一旦保存する第四記憶手段、その修正濃
度データ(D4)を合成データ(D3)にオーバーライトして修
正合成データ(D5)とする第三演算手段、および修正合成
データ(D5)を一旦保存する第五記憶手段を備え、前記確
認用出力手段は、修正合成データ(D5)をも画像表示する
ことが可能であるように形成したことを特徴とする。
【0018】(作用)まず、入力手段によって、スキャ
ン濃度の初期設定値を入力する。その初期設定値のスキ
ャン濃度で目的書類を電子化して第一データ(D11)と
し、第一記憶手段に一旦保存する。その第一データ(D1
1)に対して、第一演算手段が図形領域と他の領域とを分
解する。図形領域がある場合には、当該領域に適したス
キャン濃度(Z)にて目的書類を電子化して非図形濃度デ
ータとし、第二記憶手段へ一旦保存する。そして、第二
演算手段によって、第一データ(D11)における図形領域
に、非図形濃度データをオーバーライトして合成データ
(D3)とする。
【0019】その合成データ(D3)は、確認用出力手段に
よって画像表示される。その確認用出力手段によって表
示された画像が適当でない場合には、領域およびスキャ
ン濃度を再指定して目的書類を電子化した修正濃度デー
タ(D4)とし、第四記憶手段が一旦保存する。その修正濃
度データ(D4)を、第三演算手段が合成データ(D3)にオー
バーライトして修正合成データ(D5)とし、第五記憶手段
が修正合成データ(D5)を一旦保存する。そして、その修
正合成データ(D5)は確認用出力手段によって画像表示さ
れる。
【0020】その確認用出力手段によって表示された修
正合成データ(D5)による画像が適当でない場合には、再
度、修正濃度データ(D4)とし、第四記憶手段が一旦保存
する。確認用出力手段によって表示された修正合成デー
タ(D5)による画像が適当であると認められた場合には、
そのまま正式に保存するなどして、後の処理を行う。例
えば、文字として認識した部分に含まれている文字を、
文字変換ソフトを用いてテキストデータに変換するなど
である。
【0021】以上のように、請求項3記載の発明に係る
画像処理装置によれば、確認用出力手段による確認が行
えるので、図形または写真と文字とが混在する書類の読
み取りを、領域毎に適した濃度で行うことができる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2または請求項3記載の画像処理装置を限定したもので
あり、第一記憶手段、第二記憶手段、第三記憶手段、第
四記憶手段および第五記憶手段は、単独の記憶装置と、
その記憶装置の記憶および消去を制御する記憶装置制御
部とを備えたものとしたことを特徴とする。
【0022】(用語説明)ここにいう「記憶装置」と
は、ハードディスクドライブ、RAMなど、データを記
憶する装置のことである。 (作用)記憶装置が単独なので、装置全体の構造をシン
プルに形成することができる。 (請求項5)請求項5記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理方法であって、
スキャン濃度の初期設定値を入力する入力手順、その入
力手順によってテキスト領域に適した濃度(X)に設定し
たスキャン濃度にて目的書類を電子化する第一電子化手
順、その第一電子化手順にて電子化されたデータをテキ
スト濃度データ(D1)とし、一旦保存する第一記憶手順、
その第一記憶手順で記憶されたテキスト濃度データ(D1)
に対してテキスト領域と他の領域とを分解する第一演算
手順、前記テキスト濃度データ(D1)にテキスト以外の領
域がある場合に、当該領域に適したスキャン濃度にて目
的書類を電子化する第二電子化手順、その第二電子化手
順にて電子化されたデータを非テキスト濃度データ(D2)
とし、一旦保存する第二記憶手順、テキスト濃度データ
(D1)におけるテキスト以外の領域に、非テキスト濃度デ
ータ(D2)をオーバーライトして合成データ(D3)とする第
二演算手順、合成データ(D3)を一旦保存する第三記憶手
順、合成データ(D3)を画像表示する確認用出力手順、そ
の確認用出力手順によって表示された画像が適当でない
場合には、領域およびスキャン濃度を再指定して目的書
類を電子化する第三電子化手順、その第三電子化手順に
て電子化したデータを修正濃度データ(D4)とし、一旦保
存する第四記憶手順、その修正濃度データ(D4)を合成デ
ータ(D3)にオーバーライトして修正合成データ(D5)とす
る第三演算手順、およびその修正合成データ(D5)を画像
表示する修正データ表示手順を備えたことを特徴とする
画像処理方法である。 (請求項6)請求項6記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理方法であって、
スキャン濃度の初期設定値を入力するための入力手順、
その入力手順によって写真領域に設定したスキャン濃度
(Y)にて目的書類を電子化する第一電子化手順、その第
一電子化手順にて電子化されたデータを第一データ(D1
1)とし、一旦保存する第一記憶手順、その第一記憶手順
に記憶された第一データ(D11)に対して写真領域と他の
領域とを分解する第一演算手順、前記第一データ(D11)
に写真以外の領域がある場合に、当該領域には当該領域
に適したスキャン濃度にて目的書類を電子化する第二電
子化手順、その第二電子化手順にて電子化されたデータ
を非写真濃度データとし、一旦保存する第二記憶手順、
第一データ(D11)における写真領域に、非写真濃度デー
タをオーバーライトして合成データ(D3)とする第二演算
手順、合成データ(D3)を一旦保存する第三記憶手順、合
成データ(D3)を画像表示する確認用出力手順、その確認
用出力手段によって表示された画像が適当でない場合に
は、領域およびスキャン濃度を再指定して目的書類を電
子化する第三電子化手順、その第三電子化手順にて電子
化したデータを修正濃度データ(D4)とし、一旦保存する
第四記憶手順、その修正濃度データ(D4)を合成データ(D
3)にオーバーライトして修正合成データ(D5)とする第三
演算手順、およびその修正合成データ(D5)を画像表示す
る修正データ表示手順を備えたことを特徴とする画像処
理方法である。 (請求項7)請求項7記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理方法であって、
スキャン濃度の初期設定値を入力するための入力手順、
その入力手順によって図形領域に設定したスキャン濃度
(Z)にて目的書類を電子化する第一電子化手順、その第
一電子化手順にて電子化されたデータを第一データ(D1
1)とし、一旦保存する第一記憶手順、その第一記憶手順
に記憶された第一データ(D11)に対して図形領域と他の
領域とを分解する第一演算手順、前記第一データ(D11)
に図形以外の領域がある場合に、当該領域には当該領域
に適したスキャン濃度にて目的書類を電子化する第二電
子化手順、その第二電子化手順にて電子化されたデータ
を非図形濃度データとし、一旦保存する第二記憶手順、
第一データ(D11)における写真領域に、非図形濃度デー
タをオーバーライトして合成データ(D3)とする第二演算
手順、合成データ(D3)を一旦保存する第三記憶手順、合
成データ(D3)を画像表示する確認用出力手順、その確認
用出力手段によって表示された画像が適当でない場合に
は、領域およびスキャン濃度を再指定して目的書類を電
子化する第三電子化手順、その第三電子化手順にて電子
化したデータを修正濃度データ(D4)とし、一旦保存する
第四記憶手順、その修正濃度データ(D4)を合成データ(D
3)にオーバーライトして修正合成データ(D5)とする第三
演算手順、およびその修正合成データ(D5)を画像表示す
る修正データ表示手順を備えたことを特徴とする画像処
理方法である。 (請求項8)請求項8記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理装置を制御する
ためのプログラムを記録した媒体であって、スキャン濃
度の初期設定値を入力する入力手順、その入力手順によ
ってテキスト領域に適した濃度(X)に設定したスキャン
濃度にて目的書類を電子化する第一電子化手順、その第
一電子化手順にて電子化されたデータをテキスト濃度デ
ータ(D1)とし、一旦保存する第一記憶手順、その第一記
憶手順で記憶されたテキスト濃度データ(D1)に対してテ
キスト領域と他の領域とを分解する第一演算手順、前記
テキスト濃度データ(D1)にテキスト以外の領域がある場
合に、当該領域に適したスキャン濃度にて目的書類を電
子化する第二電子化手順、その第二電子化手順にて電子
化されたデータを非テキスト濃度データ(D2)とし、一旦
保存する第二記憶手順、テキスト濃度データ(D1)におけ
るテキスト以外の領域に、非テキスト濃度データ(D2)を
オーバーライトして合成データ(D3)とする第二演算手
順、合成データ(D3)を一旦保存する第三記憶手順、合成
データ(D3)を画像表示する確認用出力手順、その確認用
出力手順によって表示された画像が適当でない場合に
は、領域およびスキャン濃度を再指定して目的書類を電
子化する第三電子化手順、その第三電子化手順にて電子
化したデータを修正濃度データ(D4)とし、一旦保存する
第四記憶手順、その修正濃度データ(D4)を合成データ(D
3)にオーバーライトして修正合成データ(D5)とする第三
演算手順、およびその修正合成データ(D5)を画像表示す
る修正データ表示手順をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。 (請求項9)請求項9記載の発明は、目的書類に表され
た画像情報を電子化するための画像処理装置を制御する
ためのプログラムを記録した媒体であって、スキャン濃
度の初期設定値を入力する入力手順、その入力手順によ
って写真領域に適した濃度(Y)に設定したスキャン濃度
にて目的書類を電子化する第一電子化手順、その第一電
子化手順にて電子化されたデータを第一データ(D11)と
し、一旦保存する第一記憶手順、その第一記憶手順で記
憶された第一データ(D11)に対して写真領域と他の領域
とを分解する第一演算手順、前記第一データ(D11)に写
真以外の領域がある場合に、当該領域に適したスキャン
濃度にて目的書類を電子化する第二電子化手順、その第
二電子化手順にて電子化されたデータを非写真濃度デー
タとし、一旦保存する第二記憶手順、第一データ(D11)
における写真以外の領域に、非写真濃度データをオーバ
ーライトして合成データ(D3)とする第二演算手順、合成
データ(D3)を一旦保存する第三記憶手順、合成データ(D
3)を画像表示する確認用出力手順、その確認用出力手順
によって表示された画像が適当でない場合には、領域お
よびスキャン濃度を再指定して目的書類を電子化する第
三電子化手順、その第三電子化手順にて電子化したデー
タを修正濃度データ(D4)とし、一旦保存する第四記憶手
順、その修正濃度データ(D4)を合成データ(D3)にオーバ
ーライトして修正合成データ(D5)とする第三演算手順、
およびその修正合成データ(D5)を画像表示する修正デー
タ表示手順をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。 (請求項10)請求項10記載の発明は、目的書類に表
された画像情報を電子化するための画像処理装置を制御
するためのプログラムを記録した媒体であって、スキャ
ン濃度の初期設定値を入力する入力手順、その入力手順
によって図形領域に適した濃度(Z)に設定したスキャン
濃度にて目的書類を電子化する第一電子化手順、その第
一電子化手順にて電子化されたデータを第一データ(D1
1)とし、一旦保存する第一記憶手順、その第一記憶手順
で記憶された第一データ(D11)に対して図形領域と他の
領域とを分解する第一演算手順、前記第一データ(D11)
に図形以外の領域がある場合に、当該領域に適したスキ
ャン濃度にて目的書類を電子化する第二電子化手順、そ
の第二電子化手順にて電子化されたデータを非図形濃度
データとし、一旦保存する第二記憶手順、第一データ(D
11)における図形以外の領域に、非図形濃度データをオ
ーバーライトして合成データ(D3)とする第二演算手順、
合成データ(D3)を一旦保存する第三記憶手順、合成デー
タ(D3)を画像表示する確認用出力手順、その確認用出力
手順によって表示された画像が適当でない場合には、領
域およびスキャン濃度を再指定して目的書類を電子化す
る第三電子化手順、その第三電子化手順にて電子化した
データを修正濃度データ(D4)とし、一旦保存する第四記
憶手順、その修正濃度データ(D4)を合成データ(D3)にオ
ーバーライトして修正合成データ(D5)とする第三演算手
順、およびその修正合成データ(D5)を画像表示する修正
データ表示手順をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1乃至図2である。図1は、本願発明の第一の
実施の形態を示すためのフローチャートである。図2
は、本願発明の第二の実施の形態を示すためのフローチ
ャートである。 (第一の実施の形態)図1に基づいて、第一の実施の形
態について説明する。
【0024】この実施の形態は、目的書類に表された画
像情報を電子化するための画像処理の手順を示してい
る。本実施の形態のハードウエアとしては、スキャナ
ー、そのスキャナーを制御するCPU、スキャナーから
取り込んだデータを表示するディスプレイなどを備えて
いる。
【0025】まず、スキャン濃度の初期設定値を入力す
る入力手順、次に、その入力手順によってテキスト領域
に適した濃度Xに設定したスキャン濃度にて目的書類を
電子化する第一電子化手順、次に、その第一電子化手順
にて電子化されたデータをビットマップによるテキスト
濃度データD1とし、一旦ファイルAに保存する第一記
憶手順とを経る。
【0026】初期設定値としては、テキスト用となる濃
い濃度Xを選択する。目的書類のテキストが色柄文字な
どの場合には、更に濃い濃度を選択する場合もある。こ
の選択は、画像処理を行う者が行う場合と、自動で行う
場合とがあることとする。画像処理を行う者が行う場合
は、ディスプレイ上にて行う。第一記憶手順で記憶され
たテキスト濃度データD1に対しては、第一演算手順に
よってテキスト領域と他の領域とを分解する。そして、
テキスト以外の領域がある場合に、第二電子化手順にお
いて当該領域に適したスキャン濃度にて目的書類を電子
化する。そうして電子化されたデータを非テキスト濃度
データD2とし、一旦CPUのメモリに保存する。具体
的には、写真領域に対しては写真領域用の濃度Yで、図
形領域に対しては図形領域用の濃度Zで、目的書類をも
う一度スキャンして読み込む。そして、第二演算手順に
て、ファイルAのテキスト以外の領域に対して、写真領
域または図形領域のデータをオーバーライトし、合成デ
ータD3とし、一旦CPUのメモリに保存する。このと
き、目的書類全体を電子化した後にテキスト以外の領域
を切り取って非テキスト濃度データD2としてから合成
データD3を作成してもよいし、テキスト以外の領域の
みを切り取って非テキスト濃度データD2としてから合
成データD3を作成してもよい。
【0027】テキスト以外の領域がない場合には、第二
電子化手順および第二演算手順は飛ばして次に進む。次
に、ファイルAのテキスト濃度データD1または第二電
子化手順を踏んでオーバーライトされた合成データD3
を、確認用ディスプレイに表示する。合成データD3の
場合、領域の境界は、有色線を用いて区別しておく。領
域の区別の手段として、網掛け表示などを用いることも
できる。
【0028】そして、確認用ディスプレイにて表示され
た画像の濃さが適当である場合には、データを保存し、
その後の処理を行う。適当でない場合には、第三電子化
手順によって、領域およびスキャン濃度を再指定して目
的書類を電子化する。この第三電子化手順にて電子化し
たデータを修正濃度データD4とし、一旦メモリへ保存
する。そして、その修正濃度データD4を、テキスト濃
度データD1または合成データD3にオーバーライトし
て修正合成データD5とする。
【0029】この修正合成データD5もまたディスプレ
イへ表示して確認し、適当でない場合には、第三電子化
手順によって、領域およびスキャン濃度を再指定して目
的書類を電子化する操作を繰り返す。確認用ディスプレ
イにて表示された画像の濃さが適当である場合には、デ
ータを保存し、その後の処理を行う。なお、修正濃度デ
ータD4および修正合成データD5を作成するのを一回
だけとし、修正合成データD5はディスプレイへ表示し
ない、という設定を行うこともできる。
【0030】最終的なデータが作成できたら、例えば、
画像として認識した文字部分を文字変換ソフトを用いて
テキストデータに変換する、といった操作を行う。上記
のような画像処理手順によれば、確認用出力手段による
確認が行えるので、写真または図形と文字とが混在する
書類の読み取りを、領域毎に適した濃度で行うことが可
能となる。 (第二の実施の形態)図2に基づいて、第二の実施の形
態について、第一の実施の形態との相違点を中心に説明
する。
【0031】第二の実施の形態が第一の実施の形態と異
なるのは、濃度初期値設定の際に、図形領域に適した濃
度Zにて目的書類を入力して第一データD11とした
点、および第一演算手順によってテキスト領域と他の領
域とを分解して図形以外の領域がある場合に、第二電子
化手順において当該領域に適したスキャン濃度にて目的
書類を電子化し、第二データD22とした点である。
【0032】目的書類に図形が多いことが予めわかって
いる場合には、ハードウエアの性能などを考慮した場
合、第一データD11の後に取り込まれたり作成された
りする第二データD22、合成データD3、修正合成デ
ータD5などを作成する手順が合理化される場合がある
からである。 (プログラムを記録した媒体)第一の実施の形態および
第二の実施の形態にて示した手順を、コンピュータスキ
ャナーおよびディスプレイの制御のためのプログラムと
して提供することができる。そして、そのプログラム
は、フロッピーディスク、CD−ROM、MOなどに記
録して運搬、販売などを行うことができる。また、これ
らのプログラムを、通信回線を介して配布することもで
きる。
【0033】
【発明の効果】ここで、請求項1ないし請求項4記載の
発明の目的は、写真または図形と文字とが混在する書類
の読み取りを、領域毎に適した濃度で行うことができる
画像処理装置を提供することができた。また、請求項5
ないし請求項7記載の発明の目的は、写真または図形と
文字とが混在する書類の読み取りを、領域毎に適した濃
度で行うことができる画像処理方法を提供することがで
きた。
【0034】また、請求項8ないし請求項10記載の発
明の目的は、写真または図形と文字とが混在する書類の
読み取りを、領域毎に適した濃度で行うことができる画
像処理プログラムを記録した記録媒体を提供することが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一の実施の形態を示すためのフロ
ーチャートである。
【図2】本願発明の第二の実施の形態を示すためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
D1 テキスト濃度データ D11 第一
データ D2 非テキスト濃度データ D22 第二
データ D3 合成データ D4 修正濃度データ D5 修正合成データ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目的書類に表された画像情報を電子化する
    ための画像処理装置であって、スキャン濃度の初期設定
    値を入力するための入力手段、その入力手段によってテ
    キスト領域に適した濃度に設定したスキャン濃度にて目
    的書類を電子化したテキスト濃度データとし、一旦保存
    する第一記憶手段、その第一記憶手段に記憶されたテキ
    スト濃度データに対してテキスト領域と他の領域とを分
    解する第一演算手段、前記テキスト濃度データにテキス
    ト以外の領域がある場合に、当該領域に適したスキャン
    濃度にて目的書類を電子化した非テキスト濃度データと
    し、一旦保存する第二記憶手段、テキスト濃度データに
    おけるテキスト以外の領域に、非テキスト濃度データを
    オーバーライトして合成データとする第二演算手段、合
    成データを一旦保存する第三記憶手段、合成データを画
    像表示する確認用出力手段、その確認用出力手段によっ
    て表示された画像が適当でない場合には、領域およびス
    キャン濃度を再指定して目的書類を電子化した修正濃度
    データとし、一旦保存する第四記憶手段、その修正濃度
    データを合成データにオーバーライトして修正合成デー
    タとする第三演算手段、および修正合成データを一旦保
    存する第五記憶手段を備え、前記確認用出力手段は、修
    正合成データをも画像表示することが可能であるように
    形成したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】目的書類に表された画像情報を電子化する
    ための画像処理装置であって、スキャン濃度の初期設定
    値を入力するための入力手段、その入力手段によって写
    真領域に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化し
    た第一データとし、一旦保存する第一記憶手段、その第
    一記憶手段に記憶された第一データに対して写真領域と
    他の領域とを分解する第一演算手段、前記第一データに
    写真以外の領域がある場合に、当該領域には当該領域に
    適したスキャン濃度にて目的書類を電子化した非写真濃
    度データとし、一旦保存する第二記憶手段、第一データ
    における写真領域に、非写真濃度データをオーバーライ
    トして合成データとする第二演算手段、合成データを一
    旦保存する第三記憶手段、合成データを画像表示する確
    認用出力手段、その確認用出力手段によって表示された
    画像が適当でない場合には、領域およびスキャン濃度を
    再指定して目的書類を電子化した修正濃度データとし、
    一旦保存する第四記憶手段、その修正濃度データを合成
    データにオーバーライトして修正合成データとする第三
    演算手段、および修正合成データを一旦保存する第五記
    憶手段を備え、前記確認用出力手段は、修正合成データ
    をも画像表示することが可能であるように形成したこと
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】目的書類に表された画像情報を電子化する
    ための画像処理装置であって、スキャン濃度の初期設定
    値を入力するための入力手段、その入力手段によって図
    形領域に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化し
    た第一データとし、一旦保存する第一記憶手段、その第
    一記憶手段に記憶された第一データに対して図形領域と
    他の領域とを分解する第一演算手段、前記第一データに
    図形以外の領域がある場合に、当該領域には当該領域に
    適したスキャン濃度にて目的書類を電子化した非図形濃
    度データとし、一旦保存する第二記憶手段、第一データ
    における図形領域に、非図形濃度データをオーバーライ
    トして合成データとする第二演算手段、合成データを一
    旦保存する第三記憶手段、合成データを画像表示する確
    認用出力手段、その確認用出力手段によって表示された
    画像が適当でない場合には、領域およびスキャン濃度を
    再指定して目的書類を電子化した修正濃度データとし、
    一旦保存する第四記憶手段、その修正濃度データを合成
    データにオーバーライトして修正合成データとする第三
    演算手段、および修正合成データを一旦保存する第五記
    憶手段を備え、前記確認用出力手段は、修正合成データ
    をも画像表示することが可能であるように形成したこと
    を特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】第一記憶手段、第二記憶手段、第三記憶手
    段、第四記憶手段および第五記憶手段は、単独の記憶装
    置と、その記憶装置の記憶および消去を制御する記憶装
    置制御部とを備えたものとしたことを特徴とする請求項
    1、請求項2または請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】スキャン濃度の初期設定値を入力する入力
    手順、その入力手順によってテキスト領域に適した濃度
    (X)に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化する
    第一電子化手順、その第一電子化手順にて電子化された
    データをテキスト濃度データとし、一旦保存する第一記
    憶手順、その第一記憶手順で記憶されたテキスト濃度デ
    ータに対してテキスト領域と他の領域とを分解する第一
    演算手順、前記テキスト濃度データにテキスト以外の領
    域がある場合に、当該領域に適したスキャン濃度にて目
    的書類を電子化する第二電子化手順、その第二電子化手
    順にて電子化されたデータを非テキスト濃度データと
    し、一旦保存する第二記憶手順、テキスト濃度データに
    おけるテキスト以外の領域に、非テキスト濃度データを
    オーバーライトして合成データとする第二演算手順、合
    成データを一旦保存する第三記憶手順、合成データを画
    像表示する確認用出力手順、その確認用出力手順によっ
    て表示された画像が適当でない場合には、領域およびス
    キャン濃度を再指定して目的書類を電子化する第三電子
    化手順、その第三電子化手順にて電子化したデータを修
    正濃度データとし、一旦保存する第四記憶手順、その修
    正濃度データを合成データにオーバーライトして修正合
    成データとする第三演算手順、およびその修正合成デー
    タを画像表示する修正データ表示手順を備えたことを特
    徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】目的書類に表された画像情報を電子化する
    ための画像処理方法であって、スキャン濃度の初期設定
    値を入力するための入力手順、その入力手順によって写
    真領域に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化す
    る第一電子化手順、その第一電子化手順にて電子化され
    たデータを第一データとし、一旦保存する第一記憶手
    順、その第一記憶手順に記憶された第一データに対して
    写真領域と他の領域とを分解する第一演算手順、前記第
    一データに写真以外の領域がある場合に、当該領域には
    当該領域に適したスキャン濃度にて目的書類を電子化す
    る第二電子化手順、その第二電子化手順にて電子化され
    たデータを非写真濃度データとし、一旦保存する第二記
    憶手順、第一データにおける写真領域に、非写真濃度デ
    ータをオーバーライトして合成データとする第二演算手
    順、合成データを一旦保存する第三記憶手順、合成デー
    タを画像表示する確認用出力手順、その確認用出力手段
    によって表示された画像が適当でない場合には、領域お
    よびスキャン濃度を再指定して目的書類を電子化する第
    三電子化手順、その第三電子化手順にて電子化したデー
    タを修正濃度データとし、一旦保存する第四記憶手順、
    その修正濃度データを合成データにオーバーライトして
    修正合成データとする第三演算手順、およびその修正合
    成データを画像表示する修正データ表示手順を備えたこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】目的書類に表された画像情報を電子化する
    ための画像処理方法であって、スキャン濃度の初期設定
    値を入力するための入力手順、その入力手順によって図
    形領域に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化す
    る第一電子化手順、その第一電子化手順にて電子化され
    たデータを第一データとし、一旦保存する第一記憶手
    順、その第一記憶手順に記憶された第一データに対して
    図形領域と他の領域とを分解する第一演算手順、前記第
    一データに図形以外の領域がある場合に、当該領域には
    当該領域に適したスキャン濃度にて目的書類を電子化す
    る第二電子化手順、その第二電子化手順にて電子化され
    たデータを非図形濃度データとし、一旦保存する第二記
    憶手順、第一データにおける図形領域に、非図形濃度デ
    ータをオーバーライトして合成データとする第二演算手
    順、合成データを一旦保存する第三記憶手順、合成デー
    タを画像表示する確認用出力手順、その確認用出力手段
    によって表示された画像が適当でない場合には、領域お
    よびスキャン濃度を再指定して目的書類を電子化する第
    三電子化手順、その第三電子化手順にて電子化したデー
    タを修正濃度データとし、一旦保存する第四記憶手順、
    その修正濃度データを合成データにオーバーライトして
    修正合成データとする第三演算手順、およびその修正合
    成データを画像表示する修正データ表示手順を備えたこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】目的書類に表された画像情報を電子化する
    ための画像処理装置を制御するためのプログラムを記録
    した媒体であって、スキャン濃度の初期設定値を入力す
    る入力手順、その入力手順によってテキスト領域に適し
    た濃度に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化す
    る第一電子化手順、その第一電子化手順にて電子化され
    たデータをテキスト濃度データとし、一旦保存する第一
    記憶手順、その第一記憶手順で記憶されたテキスト濃度
    データに対してテキスト領域と他の領域とを分解する第
    一演算手順、前記テキスト濃度データにテキスト以外の
    領域がある場合に、当該領域に適したスキャン濃度にて
    目的書類を電子化する第二電子化手順、その第二電子化
    手順にて電子化されたデータを非テキスト濃度データと
    し、一旦保存する第二記憶手順、テキスト濃度データに
    おけるテキスト以外の領域に、非テキスト濃度データを
    オーバーライトして合成データとする第二演算手順、合
    成データを一旦保存する第三記憶手順、合成データを画
    像表示する確認用出力手順、その確認用出力手順によっ
    て表示された画像が適当でない場合には、領域およびス
    キャン濃度を再指定して目的書類を電子化する第三電子
    化手順、その第三電子化手順にて電子化したデータを修
    正濃度データとし、一旦保存する第四記憶手順、その修
    正濃度データを合成データにオーバーライトして修正合
    成データとする第三演算手順、およびその修正合成デー
    タを画像表示する修正データ表示手順をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】目的書類に表された画像情報を電子化する
    ための画像処理装置を制御するためのプログラムを記録
    した媒体であって、スキャン濃度の初期設定値を入力す
    る入力手順、その入力手順によって写真領域に適した濃
    度に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化する第
    一電子化手順、その第一電子化手順にて電子化されたデ
    ータを第一データとし、一旦保存する第一記憶手順、そ
    の第一記憶手順で記憶された第一データに対して写真領
    域と他の領域とを分解する第一演算手順、前記第一デー
    タに写真以外の領域がある場合に、当該領域に適したス
    キャン濃度にて目的書類を電子化する第二電子化手順、
    その第二電子化手順にて電子化されたデータを非写真濃
    度データとし、一旦保存する第二記憶手順、第一データ
    における写真以外の領域に、非写真濃度データをオーバ
    ーライトして合成データとする第二演算手順、合成デー
    タを一旦保存する第三記憶手順、合成データを画像表示
    する確認用出力手順、その確認用出力手順によって表示
    された画像が適当でない場合には、領域およびスキャン
    濃度を再指定して目的書類を電子化する第三電子化手
    順、その第三電子化手順にて電子化したデータを修正濃
    度データとし、一旦保存する第四記憶手順、その修正濃
    度データを合成データにオーバーライトして修正合成デ
    ータとする第三演算手順、およびその修正合成データを
    画像表示する修正データ表示手順をコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】目的書類に表された画像情報を電子化す
    るための画像処理装置を制御するためのプログラムを記
    録した媒体であって、スキャン濃度の初期設定値を入力
    する入力手順、その入力手順によって図形領域に適した
    濃度に設定したスキャン濃度にて目的書類を電子化する
    第一電子化手順、その第一電子化手順にて電子化された
    データを第一データとし、一旦保存する第一記憶手順、
    その第一記憶手順で記憶された第一データに対して図形
    領域と他の領域とを分解する第一演算手順、前記第一デ
    ータに図形以外の領域がある場合に、当該領域に適した
    スキャン濃度にて目的書類を電子化する第二電子化手
    順、その第二電子化手順にて電子化されたデータを非図
    形濃度データとし、一旦保存する第二記憶手順、第一デ
    ータにおける図形以外の領域に、非図形濃度データをオ
    ーバーライトして合成データとする第二演算手順、合成
    データを一旦保存する第三記憶手順、合成データを画像
    表示する確認用出力手順、その確認用出力手順によって
    表示された画像が適当でない場合には、領域およびスキ
    ャン濃度を再指定して目的書類を電子化する第三電子化
    手順、その第三電子化手順にて電子化したデータを修正
    濃度データとし、一旦保存する第四記憶手順、その修正
    濃度データを合成データにオーバーライトして修正合成
    データとする第三演算手順、およびその修正合成データ
    を画像表示する修正データ表示手順をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006150827A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Riso Kagaku Corp 画像形成装置

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