JPH11163984A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH11163984A
JPH11163984A JP9322854A JP32285497A JPH11163984A JP H11163984 A JPH11163984 A JP H11163984A JP 9322854 A JP9322854 A JP 9322854A JP 32285497 A JP32285497 A JP 32285497A JP H11163984 A JPH11163984 A JP H11163984A
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JP
Japan
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card
sim card
slot
data
moving member
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JP9322854A
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English (en)
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Mitsuteru Suzaki
光輝 須崎
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Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロット部にICカードが挿入される無線通
信装置において、ICカードをスロット部から抜取るに
あたって、ICカードのデータを良好に保護しつつ、操
作性の向上を図る。 【解決手段】 使用者がイジェクトノブ9を矢印A1方
向に操作すると、移動部材16が矢印B1方向へ移動
し、その移動に伴って、操作子20aが本体2の内部側
に突出して検出スイッチ20がオン状態となり、制御回
路21においてデータ保護プログラムが優先的に実行さ
れ、その後、SIMカード11のIC回路部11aがコ
ネクタ部14の接続端子15から離れるように構成し
た。また、この移動部材16の移動に伴って、SIMカ
ード11の一端部がスロット部10から突出するように
構成した。使用者は、イジェクトノブ9を操作するとい
う1つの操作により、SIMカード11のデータを良好
に保護することと、SIMカード11をスロット部10
から抜取ることの2つの動作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体に設けられた
スロット部にICカードが挿入されるように構成された
無線通信装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気通信技術の
進歩に伴って、例えば車載用電話機や携帯電話機などの
無線通信装置が広く普及しており、その一例として、I
Cカードを利用した車載用電話機が考えられている。こ
のものは、ICカードとして加入者番号(IDコード)
などが記憶されているSIM(Subscriber Identity Mo
dule)カードを採用するもので、使用者がSIMカード
を車載用電話機の本体に設けられたスロット部に挿入
し、所定のキー操作を行うと、SIMカードに記憶され
ているデータが車載用電話機のメモリに転送され、その
転送されたデータに基づいて通話やデータ通信が可能と
なるものである。
【0003】この場合、SIMカードから車載用電話機
に転送されるデータは、上記した加入者番号の他に、移
動局番号、位置登録情報、メモリダイヤル、直前通話時
間ならびに発信履歴などがあり、その容量は比較的大き
く、また、SIMカードと車載用電話機との間は、一般
的には、データがシリアルに転送されるため、SIMカ
ードのデータが車載用電話機のメモリに転送される転送
時間は、比較的長いものである。
【0004】ところで、使用者は、SIMカードから車
載用電話機へのデータ転送を開始した直後に、何らかの
理由により、そのスロット部に挿入されているSIMカ
ードの抜取りを要望することが考えられる。しかしなが
ら、そのような場合、使用者は、SIMカードのデータ
保護という理由から、データ転送中にあってはSIMカ
ードをスロット部から抜取ることはできず、このとき、
上述したように、その転送時間は比較的長いことから、
データ転送が完了するまでの比較的長い時間待機しなけ
ればならない。
【0005】そこで、このような問題の対策として、車
載用電話機の本体にリセットスイッチを設け、そのリセ
ットスイッチが操作されたときに、車載用電話機側にお
いて、SIMカードのデータ保護のためのデータ保護プ
ログラムを優先的に実行させることが考えられている。
【0006】このものによれば、使用者は、SIMカー
ドと車載用電話機との間でデータ転送が行われている場
合であっても、リセットスイッチを操作することによ
り、車載用電話機側においてデータ保護プログラムを優
先的に実行させ、SIMカードと車載用電話機との間の
データ転送を中断し、SIMカードのデータを保護する
ことができる。そして、使用者は、その後、本体に設け
られたイジェクトノブを操作することにより、SIMカ
ードを抜取ることができる。すなわち、使用者は、リセ
ットスイッチを操作することにより、SIMカードのデ
ータを保護し、その後に、イジェクトノブを操作するこ
とにより、SIMカードのデータを保護した状態で、S
IMカードを抜取ることができるものである。
【0007】しかしながら、このことは、換言すれば、
使用者は、SIMカードのデータ転送中においてSIM
カードを抜取るにあたっては、リセットスイッチの操作
と、イジェクトノブの操作との2つの操作を行う必要が
あるということであり、これは、操作性に劣るものであ
る。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、本体に設けられたスロット部にI
Cカードが挿入されるように構成されたものにおいて、
ICカードをスロット部から抜取るにあたって、ICカ
ードのデータを良好に保護しつつ、操作性の向上を図る
ことができる無線通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、ICカードがスロット部に挿入されている状態で、
移動部材がICカード挿入位置からICカード抜取位置
へ移動すると、その移動部材の移動に伴って、検出手段
が検出状態とされ、それに応じて、本体側の制御手段に
おいてICカードのデータを保護する処理が実行され、
その後、本体側の制御手段とICカードとの電気的な接
続が解除される。これにより、ICカードに記憶されて
いるデータが良好に保護される。また、このとき、その
移動部材の移動に伴って、ICカードが移動され、その
ICカードの一端部がスロット部内から突出される。こ
れにより、使用者は、スロット部から突出したICカー
ドの一端部を例えば掴んで引くことにより、ICカード
をスロット部から抜取ることができる。
【0010】すなわち、使用者は、移動部材を移動させ
るという1つの操作により、ICカードのデータを良好
に保護することと、ICカードをスロット部から抜取る
ことの2つの動作を行うことができるので、操作性の向
上を図ることができる。また、この場合、上記したよう
に、ICカードの略全体がスロット部に挿入されるよう
に構成したので、ICカードを機械的に保護することが
できると共に、ICカードの紛失を防止することもでき
る。
【0011】請求項2の発明によれば、操作手段が操作
されると、移動部材は、その操作手段の操作に連動して
移動するようになるので、使用者は、例えばイジェクト
ノブなどの操作手段を操作することにより、移動部材を
ICカード挿入位置からICカード抜取位置へ容易に移
動することができる。すなわち、移動部材をICカード
挿入位置からICカード抜取位置へ移動するにあたっ
て、別途、複雑な電動的機構や機械的機構が必要となる
ことはなく、よって、構成の簡素化を図ることができ
る。
【0012】請求項3の発明によれば、移動部材がIC
カード抜取位置に位置している状態で、操作手段の操作
が解除されると、移動部材は、復帰手段により、ICカ
ード挿入位置へ自動的に復帰するようになるので、使用
者は、ICカードをスロット部から抜取った後に、例え
ばイジェクトノブなどの操作手段の操作を解除すること
により、移動部材をICカード挿入位置へ自動的に戻す
ことができる。すなわち、移動部材をICカード抜取位
置からICカード挿入位置へ戻すにあたって、別途、複
雑な電動的機構や機械的機構が必要となることはなく、
よって、請求項2記載のものと同様に、構成の簡素化を
図ることができる。また、このように移動部材がICカ
ード挿入位置へ自動的に戻されるので、次にICカード
をスロット部に挿入するにあたっては、ICカードの挿
入を円滑に行うことができる。
【0013】請求項4の発明によれば、上記した復帰手
段を周知の引張りコイルばねにより構成したので、構成
の簡素化をより図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車載用電話機に適
用し、ICカードとしてSIM(SubscriberIdentity M
odule)カードを採用した一実施例について、図面を参
照して説明する。まず、車載用電話機ならびにSIMカ
ードの全体構成を示す図5において、車載用電話機1に
あって本体2は、上ケース3と下ケース4とが組合わさ
れて構成されている。上ケース3の表面(図5において
上面)部には、「開始」キー、「終了」キー、「0」〜
「9」の数字キーならびに「スクロール」キーなどの各
種キーが配設されてなるキー操作部5、メッセージや電
話番号などを表示するディスプレイ6が設けられてお
り、下ケース4の表面(図5において下面)部には、マ
イク7ならびにスピーカ8が設けられている(図6参
照)。また、下ケース4の側面部にあって所定部位には
透孔部4aが形成されており、その透孔部4a内には、
操作手段としてのイジェクトノブ9が後述するように図
5中、矢印A1,A2方向に移動可能に設けられてい
る。
【0015】上記本体2の上部には、詳しくは後述する
スロット部10(図1〜4参照)が設けられており、S
IMカード11は、そのスロット部10に挿入可能とな
っている。尚、図5では、SIMカード11の下部がス
ロット部10に挿入されている状態を示している。
【0016】そして、上記のように構成された車載用電
話機1は、一般的には、車内に設置されたアダプタ装置
(図示せず)に、上記した本体2の裏面部、つまり、マ
イク7ならびにスピーカ8が対向する状態で載置される
ようになっている。尚、その場合、車載用電話機1とア
ダプタ装置とはコード12を介して電気的に接続される
ようになっている。
【0017】次に、上記スロット部10ならびにそれに
関連する部分について、図1〜図4を参照して説明す
る。まず、図1は、SIMカード11の略全体がスロッ
ト部10に挿入された状態を、上ケース3を取外した状
態で横断平面にして示しており、図2は、同状態を縦断
側面にして示している。これら図1および図2におい
て、本体2の上部(図1および図2において右側)に
は、下ケース4によって開口部12が形成されており、
また、本体2の内部には、図1および図2中、左右方向
に開口する角筒状のガイド部13ならびに角筒状のコネ
クタ部14が配設されている。上記スロット部10は、
これら開口部12、ガイド部13の内周部13aならび
にコネクタ部14の内周部14aにより構成されてい
る。
【0018】コネクタ部14の内周部14aにあって所
定部位には、電気的接続手段としての接続端子15が設
けられており、SIMカード11の略全体がスロット部
10に挿入されたときには、その接続端子15とSIM
カード11のIC回路部11aとが接触することによっ
て、車載用電話機1とSIMカード11とが電気的に接
続するようになっている。
【0019】また、上ケース3の内部には、移動部材1
6が図1および図2中、矢印B1,B2方向に移動可能
に配設されている。この移動部材16の所定部位には、
略「L」字状をなして立下がり状に形成された2個の押
圧部17が一体に設けられており、各押圧部17の先端
部17aは、コネクタ部14の下側(図1および図2に
おいて左側)開口に臨むようになっている。さらに、移
動部材16の側部には、凸部18が一体に設けられてお
り、この凸部18には上記イジェクトノブ9が取付けら
れている。
【0020】さらに、本体2の内部には、復帰手段とし
ての引張りコイルばね19が2個並設されており、それ
ら引張りコイルばね19の各一端部19aは、移動部材
16に形成された孔部16aに引掛けられていると共
に、その各他端部19bは、上ケース3に設けられた引
掛部(図示せず)に引掛けられている。これにより、上
記移動部材16は、それら引張りコイルばね19のばね
力によって、図1および図2に示すSIMカード挿入位
置(本発明でいうICカード挿入位置)に保持されてい
る。
【0021】また、本体2の内部にあって所定部位に
は、検出手段としての検出スイッチ20が設けられてお
り、その検出スイッチ20は、移動部材16が上記SI
Mカード挿入位置に位置しているときには、その操作子
20aが移動部材16の一隅部16bに押圧付勢されて
いることによって、オフ状態とされている。この検出ス
イッチ20は、図6にも示すように、車載用電話機1側
における制御手段としての制御回路21に接続されてお
り、オン状態となったときには、制御回路21に検知信
号を出力するようになっている。そして、制御回路21
は、検出スイッチ20から検知信号が与えられると、S
IMカード11のデータを保護するためのデータ保護プ
ログラムを優先的に実行するようになっている。
【0022】次に、上述のように構成された車載用電話
機1ならびにSIMカード11の電気的な構成につい
て、図6を参照して説明する。上記した制御回路21
は、マイクロコンピュータを主体として構成されている
もので、この制御回路21には、音声処理部22、デー
タ変換部23、送受信部24ならびに記憶部25が接続
されていると共に、上述したキー操作部5、ディスプレ
イ6が接続されている。音声処理部22は、上述したマ
イク7ならびにスピーカ8に接続されていると共に、デ
ータ変換部23に接続されており、そのデータ変換部2
3は、送受信部24に接続され、その送受信部24に
は、アンテナ26が接続されている。尚、このアンテナ
26は、一般的には、前述したコード12ならびにアダ
プタ装置などを介して車内における例えばリアトレイに
設置されるものである。
【0023】音声処理部22は、マイク7から与えられ
た受話信号を符号化することによって音声データを生成
し、その音声データをデータ変換部23に出力するよう
になっており、データ変換部23は、音声処理部22か
ら与えられた音声データを通信データに変換し、その通
信データを送受信部24に出力するようになっている。
そして、送受信部24は、搬送波をデータ変換部23か
ら与えられた通信データで変調処理することにより、通
信データを送信信号としてアンテナ26から基地局に送
信するようになっている。
【0024】また、送受信部24は、アンテナ26に基
地局から受信信号として与えられた通信データを復調処
理し、その復調処理された通信データをデータ変換部2
3に出力するようになっており、データ変換部23は、
送受信部24から与えられた通信データを音声データに
変換し、その音声データを音声処理部22に出力するよ
うになっている。そして、音声処理部22は、データ変
換部23から与えられた音声データを復号化することに
よって送話信号を生成し、その送話信号をスピーカ8に
出力するようになっている。
【0025】記憶部25にあって所定の記憶領域には、
加入者番号(IDコード)、移動局番号、位置登録情
報、メモリダイヤル、直前通話時間ならびに発信履歴な
どのデータが所定の形式によって記憶されている。この
場合、制御回路21は、自己が記憶部25に記憶されて
いるデータに基づいて基地局と通信するように設定され
ているとき、つまり、自己モードに設定されているとき
には、その記憶部25に記憶されているデータを読出
し、その読出したデータに基づいて基地局と通信するよ
うになっている。
【0026】また、SIMカード11には、上記した記
憶部25に記憶されているデータと同じ形式のデータが
記憶されており、制御回路21は、自己がSIMカード
11に記憶されているデータに基づいて基地局と通信す
るように設定されているとき、つまり、SIMカードモ
ードに設定されているときには、そのSIMカード11
に記憶されているデータをSIMカードインタフェース
部27を介してシリアル転送により読出し、その読出し
たデータに基づいて基地局と通信するようになってい
る。
【0027】さて、次に、上記構成の作用について、特
には、SIMカード11がスロット部10に挿入され、
移動部材16がICカード挿入位置に位置しており、S
IMカード11と車載用電話機1側の制御回路21との
間でデータ転送が行われている状態から、使用者がSI
Mカード11を抜取る場合について、図3および図4も
参照して説明する。
【0028】まず、使用者がイジェクトノブ9を引張り
コイルばね19のばね力に抗して図1中、矢印A1方向
に操作すると、移動部材16は、これに連動して、IC
カード挿入位置から図1および図2中、矢印B1方向へ
移動する。そして、この移動部材16が移動すると、そ
の移動部材16の一隅部16bによる押圧付勢が解除さ
れることにより、検出スイッチ20の操作子20aが本
体2の内部側へ突出して、検出スイッチ20がオン状態
とされる(図3参照)。これに応じて、検出スイッチ2
0から制御回路21へ検知信号が与えられ、制御回路2
1において、データ保護プログラムが優先的に実行され
るようになる。
【0029】また、この移動部材16の移動に伴って、
その移動部材16に一体に設けられた押圧部17が図1
および図2中、矢印B1方向に移動し、その押圧部17
の先端部17aがSIMカード11を押圧することによ
って、SIMカード11がガイド部13に沿って図1お
よび図2中、矢印B1方向へ移動するようになる。
【0030】そして、移動部材16が図3および図4に
示すSIMカード抜取位置(本発明でいうICカード抜
取位置)まで移動することにより、SIMカード11の
IC回路部11aが上記コネクタ部14の接続端子15
から離れてSIMカード11と車載用電話機1との電気
的な接続が解除されると共に、SIMカード11の一端
部がスロット部10から突出するようになる。しかし
て、使用者は、スロット部10内から突出したSIMカ
ード11の一端部を例えば掴んで引くことにより、SI
Mカード11をスロット部10から抜取ることができ
る。
【0031】また、この状態から、つまり、移動部材1
6がSIMカード抜取位置に位置している状態から、使
用者がイジェクトノブ9の操作を解除すると、移動部材
16は、引張りコイルばね19の復帰力により、図3お
よび図4中、矢印B2方向へ移動してSIMカード挿入
位置へ戻るようになる。
【0032】このように本実施例によれば、使用者がイ
ジェクトノブ9を図1中、矢印A1方向に操作すると、
移動部材16が図1および図2中、矢印B1方向へ移動
し、その移動に伴って、検出スイッチ20がオン状態と
され、制御回路21においてデータ保護プログラムが優
先的に実行され、その後、SIMカード11と車載用電
話機1との電気的な接続が解除されるように構成したの
で、SIMカード11のデータを良好に保護することが
できる。また、このとき、その移動部材16の移動に伴
って、SIMカード11の一端部がスロット部10から
突出するように構成したので、使用者は、スロット部1
0から突出したSIMカード11の一端部を例えば掴ん
で引くことにより、SIMカード11をスロット部10
から抜取ることができる。
【0033】すなわち、使用者は、イジェクトノブ9を
操作するという1つの操作により、SIMカード11の
データを良好に保護することと、SIMカード11をス
ロット部10から抜取ることの2つの動作を行うことが
できるので、操作性の向上を図ることができる。
【0034】また、移動部材16がSIMカード挿入位
置にあるときには、SIMカード11の略全体がスロッ
ト部10に挿入されるように構成したので、SIMカー
ド11を機械的に保護することができると共に、SIM
カード11の紛失を防止することもできる。
【0035】また、イジェクトノブ9を操作することに
より、移動部材16が移動されるように構成したので、
移動部材16をSIMカード挿入位置からSIMカード
抜取位置へ移動するにあたって、別途、複雑な電動的機
構や機械的機構が必要となることはなく、構成の簡素化
を図ることができる。
【0036】また、イジェクトノブ9の操作を解除する
ことにより、引張りコイルばね19の復帰力により移動
部材16がSIMカード挿入位置へ自動的に戻されるよ
うに構成したので、移動部材16をSIMカード抜取位
置からSIMカード挿入位置へ戻すにあたって、別途、
複雑な電動的機構や機械的機構が必要となることはな
く、これによっても、構成の簡素化を図ることができ
る。
【0037】また、このように移動部材16がSIMカ
ード挿入位置へ自動的に戻されるので、次にSIMカー
ド11をスロット部10に挿入するにあたっては、SI
Mカード11の挿入を円滑に行うことができる。さら
に、この場合、周知の引張りコイルばね19を採用して
いるので、構成の簡素化をより図ることができる。
【0038】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のでなく、次のように変形または拡張することができ
る。無線通信装置としては、車載用電話機に限らず、例
えばICカードが挿入されるタイプの携帯電話機などに
適用しても良い。また、圧縮コイルばねを設け、その圧
縮コイルばねのばね力により、移動部材がICカード挿
入位置からICカード抜取位置へ自動的に移動されるよ
うに構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す横断平面図
【図2】要部を示す縦断側面図
【図3】作用を示す図1相当図
【図4】作用を示す図2相当図
【図5】SIMカードの一部が挿入された状態を示す外
観斜視図
【図6】電気的構成を示すブロック構成図
【符号の説明】
図面中、1は車載用電話機(無線通信装置)、2は本
体、9はイジェクトノブ(操作手段)、10はスロット
部、11はSIMカード(ICカード)、15は接続端
子(電気的接続手段)、16は移動部材、19は引張り
コイルばね(復帰手段)、20は検出スイッチ(検出手
段)、21は制御回路(制御手段)である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/42 H04B 7/26 109S

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に設けられたスロット部にICカー
    ドが挿入されるように構成された無線通信装置におい
    て、 前記ICカードの略全体が前記スロット部に挿入された
    ときに、前記本体側に設けられた制御手段と該ICカー
    ドとを電気的に接続する電気的接続手段と、 前記本体に移動可能に設けられ、前記ICカードが前記
    スロット部に挿入されているICカード挿入位置からI
    Cカード抜取位置へ移動されたときに、該ICカードの
    一端部を該スロット部から突出させる移動部材と、 検出状態となったときに、前記制御手段に対して前記I
    Cカードのデータを保護する処理を実行させる検出手段
    とを備え、 前記移動部材は、前記ICカード挿入位置から前記IC
    カード抜取位置へ移動されることによって、前記検出手
    段を検出状態とした後に、前記電気的接続手段による前
    記制御手段と前記ICカードとの間の電気的な接続を解
    除するように構成されていることを特徴とする無線通信
    装置。
  2. 【請求項2】 操作手段を備え、 前記移動部材は、前記操作手段の操作に連動して前記I
    Cカード挿入位置から前記ICカード抜取位置へ移動す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 復帰手段を備え、 前記移動部材は、前記ICカード抜取位置に位置してい
    るときであって前記操作手段の操作が解除されたときに
    は、前記復帰手段により前記ICカード挿入位置へ自動
    的に復帰するように構成されていることを特徴とする請
    求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記復帰手段は、引張りコイルばねによ
    り構成されていることを特徴とする請求項3記載の無線
    通信装置。
JP9322854A 1997-11-25 1997-11-25 無線通信装置 Pending JPH11163984A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015069A1 (fr) * 1999-08-24 2001-03-01 Sony Corporation Dispositif d'enregistrement et/ou de reproduction et procede de chargement d'un support de stockage
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