JPH11163705A - 半導体リレー - Google Patents

半導体リレー

Info

Publication number
JPH11163705A
JPH11163705A JP32360597A JP32360597A JPH11163705A JP H11163705 A JPH11163705 A JP H11163705A JP 32360597 A JP32360597 A JP 32360597A JP 32360597 A JP32360597 A JP 32360597A JP H11163705 A JPH11163705 A JP H11163705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photovoltaic element
mosfet
light
flip
led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32360597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3505986B2 (ja
Inventor
Tomohiro Inoue
智広 井上
Kazunari Kuzuhara
一功 葛原
Yasushi Tanaka
恭史 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP32360597A priority Critical patent/JP3505986B2/ja
Publication of JPH11163705A publication Critical patent/JPH11163705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3505986B2 publication Critical patent/JP3505986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化及び薄型化するとともに、実装歩留り
を向上させることのできる半導体リレーを提供する。 【解決手段】 凹部2と、配線パターンとが形成されて
成る回路基板1の凹部2底面に、LED3がダイボンディ
ングされ、Auワイヤ4によりワイヤボンディングされて
いる。そして、凹部2の開口を覆い、LED3と光結合す
るように光起電力素子5がLED3に対向配置され、光起
電力素子5は、バンプ6を介して回路基板1の配線パタ
ーンにフリップチップ実装されている。回路基板1の、
光起電力素子5が実装された面と同一面上には、MOSFET
7a,7bがバンプ6を介して配線パターンにフリップ
チップ実装され、LED3と光起電力素子5との間には、
透光性樹脂8が充填されている。そして、回路基板1の
各チップ実装面側は、光を遮光する遮光性樹脂9により
封止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光結合によるアイ
ソレーションを用いた半導体リレーに関するものであ
り、特にフォトモスリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来例に係るフォトモスリレー
の回路図である。リレー入力端子12a,12b間に
は、発光素子としての発光ダイオード(LED:Light Em
ittingDiode)3が接続られ、LED3には、フォトダイオ
ードアレイ13が光学的に結合されている。
【0003】フォトダイオードアレイ13のアノード
は、Nチャネル型のエンハンスメントモードの出力用のM
OSFET7a,7bのゲートに接続され、カソードは、抵
抗Rを介してMOSFET7a,7bのソースに接続されてい
る。
【0004】また、出力用のMOSFET7a,7bのゲート
・ソース間には、Nチャネル型のデプレッションモード
の駆動用のMOSFET14のドレイン・ソース間が接続され
ている。この駆動用のMOSFET14のゲートは、フォトダ
イオードアレイ13のカソードに接続されている。
【0005】そして、リレー出力端子15a,15bに
は、MOSFET7a,7bのドレインが各々接続され、MOSF
ET7a,7bのソースは、リレー出力端子15cに接続
されている。
【0006】以下、従来のフォトモスリレーの動作につ
いて、図6に基づき説明する。リレー入力端子12a,
12b間に入力電流が流れると、LED3が光信号を発生
する。この光信号を受けてフォトダイオードアレイ13
が電流を発生する。この電流は常時オン状態にある駆動
用のMOSFET14を介して抵抗Rに流れ、抵抗Rで発生す
る電圧が、駆動用のMOSFET14のスレッショルド電圧を
越えると、駆動用のMOSFET14がオフ状態なる。これに
よって、フォトダイオードアレイ13からの電流は、出
力用のMOSFET7a,7bのゲート・ソース間を充電し、
その充電電圧が出力用のMOSFET7a,7bのスレッショ
ルド電圧を越えると、出力用のMOSFET7a,7bがオン
状態となり、リレー出力端子15a〜15c間が導通す
る。その後、駆動用のMOSFET14のドレイン・ソース間
を介して僅かな電流が抵抗Rに流れ、抵抗Rに生じるバ
イアス電圧によって駆動用のMOSFET14が高インピーダ
ンスに保持されるようになっている。
【0007】次に、リレー入力端子12a,12b間の
電流が遮断されて、LED3から光信号がなくなると、フ
ォトダイオードアレイ13からの電流がなくなる。この
ため、駆動用のMOSFET14のゲート・ソース間電圧が下
がり、駆動用のMOSFET14がオン状態となって、出力用
のMOSFET7a,7bのゲート・ソース間に蓄積されてい
た電荷が駆動用のMOSFET14を通って急速に放電され
る。これによって、出力用のMOSFET7a,7bはオフ状
態となり、リレー出力端子15a〜15c間が遮断され
る。
【0008】上述の回路では、出力用のMOSFET7a,7
bがオンされている定常状態においては、駆動用のMOSF
ET14を介して流れる電流が小さくても、抵抗Rの値を
上げることにより駆動用のMOSFET14をオフ状態に保持
するのに十分なバイアス電圧を得ることができる。
【0009】図7は、従来例に係るフォトモスリレーの
全体構成を示す概略断面図である。リードフレーム16
a上にMOSFET7a,7bと光起電力素子5とがAgペース
ト等でダイボンディングされ、ワイヤボンディングされ
ている。ここで、光起電力素子5とは、図6における、
フォトダイオードアレイ13,駆動用のMOSFET14及び
抵抗Rが1チップ化された素子のことである。
【0010】一方、リードフレーム16b上には、LED
3がAgペースト等でダイボンディングされ、ワイヤボン
ディングされて、リードフレーム16a,16bをLED
3と光起電力素子5とが対向するように配置されてい
る。
【0011】そして、LED3と光起電力素子5間には、
光を透過する透光性樹脂8が充填され、全体を遮光性樹
脂から成るパッケージ17によりモールドされている。
この時、パッケージ17からは、リードフレーム16
a,16bの一端が突出する構成となっている。
【0012】ここで、MOSFET7a,7bを2チップ実装
すると、直流/交流ようとして両方使えるが、1チップ
にすると、MOSFETのダイオード特性により直流用のみの
使用となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の半導体リレーにおいては、リードフレーム上に
各チップをダイボンディングし、ワイヤボンディングし
て、LEDと光起電力素子とを対向配置させるため、薄型
化、小型化の実現が難しいという問題があった。
【0014】また、全体をパッケージ17によりモール
ドする際、モールドする樹脂の流れによりリードフレー
ム16a,16bが曲がることがあり、LED3と光起電
力素子5との対向距離を確保することが困難になり、実
装歩留りが悪くなるという問題があった。
【0015】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、小型化及び薄型化す
るとともに、実装歩留りを向上させることのできる半導
体リレーを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1枚の基板上にMOSFETと発光素子とが実装され、光起電
力素子が、前記発光素子と光結合するように対向配置さ
せて実装されて成ることを特徴とするものである。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体リレーにおいて、前記基板に、凹部及び配線パター
ンが形成され、該凹部底面に前記発光素子が実装され、
前記凹部開口を覆うように前記光起電力素子が前記基板
にフリップチップ実装され、前記基板の、前記光起電力
素子実装面側および/または異なる面側にMOSFETがフリ
ップチップ実装またはワイヤボンディングされ、前記発
光素子と前記光起電力素子との間に透光性樹脂が充填さ
れ、前記光起電力素子及びMOSFETが遮光性樹脂により封
止されて成ることを特徴とするものである。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の半
導体リレーにおいて、前記基板の、前記MOSFET形成箇所
の内、少なくとも1箇所に凹部が設けられ、該凹部底面
に前記MOSFETがフリップチップ実装またはダイボンディ
ングされて成ることを特徴とするものである。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1記載の半
導体リレーにおいて、前記基板に、凹部及び配線パター
ンが形成され、該凹部底面に前記発光素子が実装され、
前記凹部開口端近傍に前記MOSFETがダイボンディングさ
れてワイヤボンディングされるとともに、前記凹部開口
を覆うように前記光起電力素子が前記MOSFETにフリップ
チップ実装されて成ることを特徴とするものである。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載の半導体リレーにおいて、前記発
光素子を実装する箇所の凹部側壁を、光を反射しやすい
色にし、または光を反射する反射部材を設けたことを特
徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づき説明する。なお、本実施形態に係るフォト
モスリレーの回路構成は、従来例として図6に示すフォ
トモスリレーの回路構成と同様である。また、本実施形
態においては、MOSFET7a,7b,14としてNチャネ
ル型を用いた場合について説明するが、Pチャネル型を
用いた場合にも適用できる。この場合、フォトダイオー
ドアレイ13の極性が逆向きとなるように接続される。
更に、従来例として図7に示すフォトモスリレーの各構
成箇所と同一箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0022】=実施形態1= 図1は、本発明の一実施形態に係るフォトモスリレーの
全体構成を示す概略断面図である。本実施形態に係るフ
ォトモスリレーは、凹部2と、所定形状にパターニング
された配線パターン(図示せず)とが形成されて成る回
路基板1の凹部2底面に、LED3がAgペースト等により
ダイボンディングされ、Auワイヤ4等によりワイヤボン
ディングされている。そして、凹部2の開口を覆い、LE
D3と光結合するように光起電力素子5がLED3に対向配
置され、光起電力素子5は、半田等のバンプ6を介して
回路基板1の配線パターンにフリップチップ実装されて
いる。
【0023】なお、本実施形態においては、回路基板1
にMOSFET7a,7bをフィリップチップ実装するため、
MOSFET7a,7bとして、例えばゲート,ソース,ドレ
イン電極がチップの同一平面上に存在するLDMOSFET(La
teral Double Diffused MOSFET)を用いるのが望ま
しい。
【0024】回路基板1の、光起電力素子5が実装され
た面と同一面上には、MOSFET7a,7bがバンプ6を介
して配線パターンにフリップチップ実装され、LED3と
光起電力素子5との間には、透光性樹脂8が充填されて
いる。そして、回路基板1の各チップ実装面側は、光を
遮光するエポキシ樹脂等の遮光性樹脂9により封止され
ている。
【0025】従って、本実施形態においては、1枚の回
路基板1上にLED3,光起電力素子5及びMOSFET7a,
7bを配置し、光起電力素子5及びMOSFET7a,7bを
フリップチップ実装するようにしたので、回路基板1上
にワイヤボンディングのためのパッドを形成する必要が
なく、フォトモスリレーを薄型化するとともに、小型化
することができ、また、封止のための遮光性樹脂9によ
りLED3と光起電力素子5との対向距離が変化すること
がなく、実装歩留りを向上させることができる。
【0026】また、光起電力素子5及びMOSFET7a,7
bをフリップチップ実装するようにしているので、高精
度の位置合わせが可能となる。
【0027】=実施形態2= 図2は、本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。本実施形態に係る
フォトモスリレーは、実施形態1として図1に示すフォ
トモスリレーにおいて、MOSFET7a,7bを凹部2の開
口端近傍に配置して、Auワイヤ4等によりワイヤボンデ
ィングを行い、光起電力素子5を凹部2の開口を覆うよ
うにMOSFET7a,7b上にバンプ6を介してフリップチ
ップ実装した構成である。
【0028】従って、本実施形態においては、1枚の回
路基板1上にLED3及びMOSFET7a,7bを配置し、LED
3と光結合するようにMOSFET7a,7b上に光起電力素
子3をフリップチップ実装するようにしたので、回路基
板1上に形成されたワイヤボンディングのためのパッド
の数を減らすことができ、フォトモスリレーを薄型化す
るとともに、小型化することができ、また、封止のため
の遮光性樹脂9によりLED3と光起電力素子5との対向
距離が変化することがなく、実装歩留りを向上させるこ
とができるまた、光起電力素子5をフリップチップ実装
するようにしているので、高精度の位置合わせが可能と
なる。
【0029】なお、本実施形態においては、回路基板1
に凹部2を形成するようにしたが、光起電力素子5の下
部にLED3及びAuワイヤ4が収納できるスペースがあれ
ば凹部2を形成する必要がない。
【0030】=実施形態3= 図3は、本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。本実施形態に係る
フォトモスリレーは、実施形態1として図1に示すフォ
トモスリレーにおいて、回路基板1のLED3配置面と異
なる面側に凹部10を設け、凹部10の底面にMOSFET7
bをバンプ6を介してフリップチップ実装し、遮光性樹
脂9により封止した構成である。
【0031】なお、本実施形態においては、回路基板1
にMOSFET7a,7bをフィリップチップ実装するため、
MOSFET7a,7bとして、例えばゲート,ソース,ドレ
イン電極がチップの同一平面上に存在するLDMOSFET(La
teral Double Diffused MOSFET)を用いるのが望ま
しい。
【0032】従って、本実施形態においては、1枚の回
路基板1上にLED3,光起電力素子5及びMOSFET7a,
7bを配置し、光起電力素子5及びMOSFET7a,7bを
フリップチップ実装するようにしたので、回路基板1上
にワイヤボンディングのためのパッドを形成する必要が
なく、フォトモスリレーを薄型化するとともに、小型化
することができ、さらに、MOSFET7bを回路基板1のMO
SFET7a実装面と異なる面側に実装するようにしたの
で、実施形態1,2よりも小型化することができる。
【0033】また、封止のための遮光性樹脂9によりLE
D3と光起電力素子5との対向距離が変化することがな
く、実装歩留りを向上させることができる。
【0034】また、光起電力素子5及びMOSFET7a,7
bをフリップチップ実装するようにしているので、高精
度の位置合わせが可能となる。
【0035】=実施形態4= 図4は、本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。本実施形態に係る
フォトモスリレーは、実施形態1として図1に示すフォ
トモスリレーにおいて、MOSFET7a,7b形成箇所の回
路基板1に凹部11a,11bを形成し、凹部11a,
11bの底面にMOSFET7a,7bをダイボンディングし
た後、ワイヤボンディングし、MOSFET7a,7bを遮光
性樹脂9により封止した構成である。
【0036】従って、本実施形態においては、1枚の回
路基板1上にLED3,光起電力素子5及びMOSFET7a,
7bを配置し、光起電力素子5をフリップチップ実装す
るようにしたので、回路基板1上にワイヤボンディング
のためのパッドの数を減らすことができ、フォトモスリ
レーを薄型化するとともに、小型化することができ、ま
た、封止のための遮光性樹脂9によりLED3と光起電力
素子5との対向距離が変化することがなく、実装歩留り
を向上させることができる。
【0037】また、光起電力素子5をフリップチップ実
装するようにしているので、高精度の位置合わせが可能
となる。
【0038】なお、本実施形態においては、MOSFET7
a,7bをワイヤボンディングを行うようにしたが、こ
れに限定される必要はなく、バンプを介してフリップチ
ップ実装するようにしても良く、この場合、さらに小型
化を図ることができる。
【0039】また、本実施形態においては、凹部11
a,11bを、回路基板1の光起電力素子5実装面側に
設けるようにしたが、回路基板2の光起電力素子5実装
面と異なる面側に設けたり、回路基板2の一方の面に凹
部11aを設け、他方の面に凹部11bを設けてもよ
い。
【0040】=実施形態5= 図5は、本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。本実施形態に係る
フォトモスリレーは、実施形態1として図1に示すフォ
トモスリレーにおいて、MOSFET7a,7bを、回路基板
1の光起電力素子5実装面と異なる面側にバンプ6を介
してフリップチップ実装し、遮光性樹脂9により封止し
た構成である。
【0041】従って、本実施形態においては、1枚の回
路基板1上にLED3,光起電力素子5及びMOSFET7a,
7bを配置し、光起電力素子5及びMOSFET7a,7bを
フリップチップ実装するようにしたので、回路基板1上
にワイヤボンディングのためのパッドを形成する必要が
なく、フォトモスリレーを薄型化するとともに、小型化
することができ、さらに、MOSFET7a,7bを回路基板
1の光起電力素子5実装面と異なる面側に実装するよう
にしたので、実施形態1,2よりも小型化を図ることが
できる。
【0042】また、封止のための遮光性樹脂9によりLE
D3と光起電力素子5との対向距離が変化することがな
く、実装歩留りを向上させることができる。
【0043】また、光起電力素子5及びMOSFET7a,7
bをフリップチップ実装するようにしているので、高精
度の位置合わせが可能となる。
【0044】なお、実施形態1〜5において、LED3を
ダイボンディングして、ワイヤボンディングを行う場合
について説明したが、LED3として横向き実装用のワイ
ヤボンドレスタイプのLEDを用いるようにしてもよい。
【0045】また、実施形態1〜5において、MOSFETを
2つ実装する場合について説明したが、これに限定され
る必要はなく、直流用に限定してMOSFETを1つだけ実装
するようにしてもよい。但し、実施形態2において、1
つだけMOSFETを用いる場合には、凹部側壁の高さを調整
する必要がある。即ち、MOSFETがない方のフリップチッ
プ実装する箇所の側壁の高さを他方よりも高くする必要
がある。
【0046】また、実施形態1〜5において、凹部2の
底面にLED3をダイボンディングし、凹部2の開口を覆
うように光起電力素子5を実装するようにしているの
で、回路基板1の材料として白色のような反射しやすい
色や、凹部2の側面に光を反射する反射材等を設けるよ
うにすれば、光の伝達効率を向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、1枚の基板上に
MOSFETと発光素子とが実装され、光起電力素子が、発光
素子と光結合するように対向配置させて実装されて成る
ので、封止により発光素子と光起電力素子との対向距離
が変化することがなく、小型化及び薄型化するととも
に、実装歩留りを向上させることのできる半導体リレー
を提供することができた。
【0048】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体リレーにおいて、基板に、凹部及び配線パターンが
形成され、凹部底面に発光素子が実装され、凹部開口を
覆うように光起電力素子が基板にフリップチップ実装さ
れ、基板の、光起電力素子実装面側および/または異な
る面側にMOSFETがフリップチップ実装またはワイヤボン
ディングされ、発光素子と光起電力素子との間に透光性
樹脂が充填され、光起電力素子及びMOSFETが遮光性樹脂
により封止されて成るので、小型化及び薄型化すること
ができ、封止により発光素子と光起電力素子との対向距
離が変化することがなく、実装歩留りを向上させること
ができ、各素子がフリップチップ実装されているので、
高精度の位置合わせが可能となる。
【0049】請求項3記載の発明は、請求項2記載の半
導体リレーにおいて、基板の、MOSFET形成箇所の内、少
なくとも1箇所に凹部が設けられ、凹部底面にMOSFETが
フリップチップ実装またはワイヤボンディングされて成
るので、小型化及び薄型化することができ、封止により
発光素子と光起電力素子との対向距離が変化することが
なく、実装歩留りを向上させることができ、各素子がフ
リップチップ実装されているので、高精度の位置合わせ
が可能となる。
【0050】請求項4記載の発明は、請求項1記載の半
導体リレーにおいて、基板に、凹部及び配線パターンが
形成され、凹部底面に発光素子が実装され、凹部開口端
近傍にMOSFETがダイボンディングされてワイヤボンディ
ングされるとともに、凹部開口を覆うように光起電力素
子がMOSFETにフリップチップ実装されて成るので、小型
化及び薄型化することができ、封止により発光素子と光
起電力素子との対向距離が変化することがなく、実装歩
留りを向上させることができ、各素子がフリップチップ
実装されているので、高精度の位置合わせが可能とな
る。
【0051】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載の半導体リレーにおいて、発光素
子を実装する箇所の凹部側壁を、光を反射しやすい色に
し、または光を反射する反射部材を設けたので、光の伝
達効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るフォトモスリレーの
全体構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るフォトモスリレー
の全体構成を示す概略断面図である。
【図6】従来例に係るフォトモスリレーの回路図であ
る。
【図7】従来例に係るフォトモスリレーの全体構成を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 凹部 3 LED 4 Auワイヤ 5 光起電力素子 6 バンプ 7a,7b MOSFET 8 透光性樹脂 9 遮光性樹脂 10,11a,11b 凹部 12a,12b リレー入力端子 13 フォトダイオードアレイ 14 MOSFET 15a〜15c リレー出力端子 16a,16b リードフレーム 17 パッケージ R 抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の基板上にMOSFETと発光素子とが実
    装され、光起電力素子が、前記発光素子と光結合するよ
    うに対向配置されて実装されて成ることを特徴とする半
    導体リレー。
  2. 【請求項2】 前記基板に、凹部及び配線パターンが形
    成され、該凹部底面に前記発光素子が実装され、前記凹
    部開口を覆うように前記光起電力素子が前記基板にフリ
    ップチップ実装され、前記基板の、前記光起電力素子実
    装面側および/または異なる面側にMOSFETがフリップチ
    ップ実装またはワイヤボンディングされ、前記発光素子
    と前記光起電力素子との間に透光性樹脂が充填され、前
    記光起電力素子及びMOSFETが遮光性樹脂により封止され
    て成ることを特徴とする請求項1記載の半導体リレー。
  3. 【請求項3】 前記基板の、前記MOSFET形成箇所の内、
    少なくとも1箇所に凹部が設けられ、該凹部底面に前記
    MOSFETがフリップチップ実装またはワイヤボンディング
    されて成ることを特徴とする請求項2記載の半導体リレ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記基板に、凹部及び配線パターンが形
    成され、該凹部底面に前記発光素子が実装され、前記凹
    部開口端近傍に前記MOSFETがダイボンディングされてワ
    イヤボンディングされるとともに、前記凹部開口を覆う
    ように前記光起電力素子が前記MOSFETにフリップチップ
    実装されて成ることを特徴とする請求項1記載の半導体
    リレー。
  5. 【請求項5】 前記発光素子を実装する箇所の凹部側壁
    を、光を反射しやすい色にし、または光を反射する反射
    部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の半導体リレー。
JP32360597A 1997-11-25 1997-11-25 半導体リレー Expired - Fee Related JP3505986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32360597A JP3505986B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 半導体リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32360597A JP3505986B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 半導体リレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11163705A true JPH11163705A (ja) 1999-06-18
JP3505986B2 JP3505986B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=18156590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32360597A Expired - Fee Related JP3505986B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 半導体リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3505986B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1061588A2 (en) * 1999-06-18 2000-12-20 Agilent Technologies Inc. Photo-conductive relay and method of making same
US6861675B2 (en) 2002-06-28 2005-03-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Optically coupled semiconductor device and method for manufacturing the same
US7189962B2 (en) 2004-02-20 2007-03-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor relay apparatus and wiring board fabrication method
US8083372B2 (en) * 2008-04-25 2011-12-27 Epson Imaging Devices Corporation Illumination system, electro-optic device, and electronic apparatus
CN112103348A (zh) * 2020-11-04 2020-12-18 宁波群芯微电子有限责任公司 受光芯片及其形成方法、光电耦合器及其形成方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1061588A2 (en) * 1999-06-18 2000-12-20 Agilent Technologies Inc. Photo-conductive relay and method of making same
EP1061588A3 (en) * 1999-06-18 2002-05-15 Agilent Technologies, Inc. (a Delaware corporation) Photo-conductive relay and method of making same
US6586269B2 (en) 1999-06-18 2003-07-01 Agilent Technologies, Inc. Photo-conductive relay and method of making same
US6861675B2 (en) 2002-06-28 2005-03-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Optically coupled semiconductor device and method for manufacturing the same
US7189962B2 (en) 2004-02-20 2007-03-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor relay apparatus and wiring board fabrication method
US8083372B2 (en) * 2008-04-25 2011-12-27 Epson Imaging Devices Corporation Illumination system, electro-optic device, and electronic apparatus
US8833957B2 (en) 2008-04-25 2014-09-16 Epson Imaging Devices Corporation Illumination system, electro-optic device, and electronic apparatus
CN112103348A (zh) * 2020-11-04 2020-12-18 宁波群芯微电子有限责任公司 受光芯片及其形成方法、光电耦合器及其形成方法
CN112103348B (zh) * 2020-11-04 2021-06-29 宁波群芯微电子有限责任公司 受光芯片及其形成方法、光电耦合器及其形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3505986B2 (ja) 2004-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0786640A (ja) 発光デバイス
JPH11163705A (ja) 半導体リレー
JP2802411B2 (ja) 光学装置
JP3242476B2 (ja) 光半導体装置
JP2005032951A (ja) 光半導体装置及びその製造方法
JPH1093132A (ja) 光結合装置
JP3622460B2 (ja) 半導体リレー
JP2921451B2 (ja) 半導体発光モジュール
JP3684823B2 (ja) 半導体リレー
JPH11163394A (ja) 半導体リレー
JPH05145121A (ja) 発光ダイオードの実装構造
JP3467174B2 (ja) 光結合素子
JPH11163392A (ja) 半導体リレー
JP3415369B2 (ja) 光結合型リレー装置
JP2001326381A (ja) 半導体リレー
JP4337237B2 (ja) 半導体リレー
JP7292241B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2004063764A (ja) 光結合半導体装置、およびその製造方法
JP3489979B2 (ja) Mos−fet出力光結合素子及びその製造方法
TWI708085B (zh) 電子裝置
US20240113238A1 (en) Insulation module
JPH11284221A (ja) 半導体リレー
JP2003179251A (ja) 光結合装置
JPH0645636A (ja) 受発光素子およびこれを利用した受発光装置
JP3437363B2 (ja) 光結合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees