JP3684823B2 - 半導体リレー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力側に設けた発光素子と光結合されている受光部品の出力によりスイッチ素子をオンオフさせる半導体リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図6に示す構成の半導体リレーが提案されている。この半導体リレーは、入力側に発光ダイオードアレイよりなる発光素子1と、発光素子1に光結合されたフォトダイオードアレイないし太陽電池アレイよりなる受光素子2と、受光素子2の光起電力によりオンオフされるエンハンスメント形のnチャネルMOSFETよりなる一対のスイッチ素子3a,3bとを備える。発光素子1は入力端子ta,ta’間に接続され、入力端子ta,ta’間に与えられる入力信号に応じて点灯・消灯する。受光素子2の負極にはバイアス用の抵抗4が直列接続され、受光素子2と抵抗4との直列回路にはデプレッション形のnチャネルMOSFETよりなる駆動用のスイッチ素子5のゲートが接続される。抵抗4はスイッチ素子5のゲート−ソース間に接続され、受光素子2はゲート−ドレイン間に接続される。スイッチ素子3a,3bはゲート同士、ソース同士がそれぞれ共通に接続され、ゲートはスイッチ素子5のドレインに接続され、ソースはスイッチ素子のソースに接続される。また、各スイッチ素子3a,3bのドレインはそれぞれ出力端子tb,tcに接続される。また、両スイッチ素子3a,3bのソースは端子tb’に接続される。
【0003】
図6に示した半導体リレーはノーマリオフ形のものであって、入力端子ta,ta’間に入力電流が流れて発光素子1が点灯すると、発光素子1に光結合されている受光素子2に光起電力が生じる。この光起電力により抵抗4に電流が流れてスイッチ素子5のゲート−ソース間に電圧が印加される。スイッチ素子5はデプレッション形であるから、ゲート−ソース間に電圧が印加されていない状態ではオンであるが、ゲート−ソース間の印加電圧がスイッチ素子5のしきい値電圧以上になるとスイッチ素子5はオフになる。スイッチ素子5のオン時にはスイッチ素子3a,3bのゲート−ソース間に電圧が印加されないから、エンハンスメント形であるスイッチ素子3a,3bはオフであるが、スイッチ素子5がオフになるとスイッチ素子3a,3bのゲート−ソース間に受光素子2と抵抗4との直列回路により電圧が印加されるから、この印加電圧がスイッチ素子3a,3bのしきい値電圧以上であれば、スイッチ素子3a,3bがオンになる。スイッチ素子5がオフになってスイッチ素子3a,3bがオンになった状態では抵抗4に微小電流が流れ、この電流で抵抗4の両端間に生じる電圧によりスイッチ素子5は高インピーダンスに保たれる。なお、スイッチ素子3a,3bがオンであるときに抵抗4を流れる電流は小さいが、抵抗4の値を十分に大きく設定しておくことによりスイッチ素子5をオフに保つのに必要なバイアス電圧が得られる。
【0004】
一方、入力端子ta,ta’間に電流が流れなくなると発光素子1は消灯し、受光素子2に光起電力が生じなくなる。したがって、スイッチ素子5のゲート−ソース間に電圧が印加されなくなり、スイッチ素子5がオンになる。つまり、スイッチ素子3a,3bのゲート−ソース間の容量成分に蓄積されていた電荷がスイッチ素子5を通して急速に放電され、スイッチ素子3a,3bはオフになり、出力端子tb,tc間が遮断される。ここで、2個のスイッチ素子3a,3bのドレイン−ソース間を逆直列に接続しているからスイッチ素子3a,3bのボディダイオードが逆直列に接続され、出力端子tb,tc間が遮断されている状態ではボディダイオードを通して電流が流れることはない。つまり、上記構成では交流用としても直流用としても用いることができる。また、出力用のスイッチ素子を1個にすればボディダイオードを通して電流が流れるから、直流用にのみ用いることができる。上述のものはノーマリオフ形の半導体リレーであるが、スイッチ素子3a,3bとしてデプレッション形のものを用いるなどして、ノーマリオン形の半導体リレーも提案されている。
【0005】
ところで、上述した構成の半導体リレーは、図7に示す形でパッケージ10に収納されている。図示するパッケージ10は表面実装形であるSO(small outline )形のパッケージであって、2枚のリードフレーム11,12に部品を実装している。一方のリードフレーム11には、受光部品6とスイッチ素子3a,3bとが銀ペーストなどを用いたダイボンディングにより固定される。受光部品6は受光素子2と抵抗4とスイッチ素子5とをワンチップ化した素子である。また、受光部品6とスイッチ素子3a,3bとリードフレーム11とは金線であるワイヤ7を用いたワイヤボンディングにより接続される。他方のリードフレーム12には、発光素子1が銀ペーストなどを用いてダイボンディングにより固定され、発光素子1とリードフレーム12とがワイヤ7を用いて接続される。両リードフレーム11,12は発光素子1と受光部品6とが対向するように配置され、発光素子1と受光部品6との間には両者を光結合させるための透明樹脂よりなるカプリング部材13が充填される。さらに、全体が不透明樹脂のトランスファ成形により封止されパッケージ10が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した構成では、2枚のリードフレーム11,12でそれぞれワイヤ7を用いたワイヤボンディングを行ない、しかも両リードフレーム11,12が対向して配置されるから、リードフレーム11,12の厚み方向におけるパッケージ10の寸法が大きくなり、薄型化や小型化の実現が難しいという問題がある。また、トランスファ成形によりパッケージ10を形成するから、樹脂の流れによってリードフレーム11,12が曲がることがあり、発光素子1と受光素子(受光部品6)2との距離にばらつきが生じることがある。
【0007】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、リードフレームを用いることなく薄型化かつ小型化することができる半導体リレーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、発光素子に光結合された受光部品の出力によりスイッチ素子がオンオフされる半導体リレーであって、スイッチ素子が回路基板に実装され、発光素子が受光部品の一面実装されてビルドアップ素子として受光部品と一体化され、受光部品が発光素子を実装した前記一面をスイッチ素子に向ける形で前記スイッチ素子に対してフリップチップボンディングにより電気的に接続されたものである。この構成によれば、発光素子と受光素子とをビルドアップ素子として一体化するから、発光素子と受光素子との位置合わせの精度が高くなる。また、1枚の回路基板の上に部品を載せているから、2枚のリードフレームを用いる場合に比較すると、薄型化が可能になり、表面実装用の端子を設けている従来構成に比較すると小面積化も可能になる。さらに、リードフレームを用いていないことによって、リードフレームの曲がりによる不良品の発生が少なくなり、歩留りが向上する。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に反射板が接着されたものである。この構成によれば、請求項1の発明の作用に加えて、反射板によって発光素子から受光部品への光の伝達効率が高まり、高感度化が可能になる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に反射板がメッキされたものである。請求項2の発明と同様の作用を有する。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に凹曲面の反射板が設けられたものである。請求項3の発明と同様の作用を持つとともに、反射板が凹面鏡になるから、発光素子から受光部品への光の伝達効率を一層高くすることができる。
請求項5の発明は、発光素子に光結合された受光部品の出力によりスイッチ素子がオンオフされる半導体リレーであって、回路基板に設けた凹所内に受光部品と回路基板との表面を揃える形で受光部品が収納され、発光素子が受光部品の一面に実装されてビルドアップ素子として受光部品と一体化され、スイッチ素子が受光部品における発光素子を実装した前記一面と回路基板の表面とに跨がる形で受光部品および回路基板に対してフリップチップボンディングにより電気的に接続されたものである。この構成によれば、請求項1の発明と同様の作用に加えて、受光部品が凹所に収納されていることによって、請求項1の発明よりも一層の薄型化が可能になる。また、スイッチ素子が受光部品と回路基板とにフリップチップボンディングにより接続されるから、ワイヤボンディングを施す必要がなく、作業工数の低減につながる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に説明する実施形態は、2枚のリードフレームに代えて1枚の回路基板に部品を実装するとともに、ワイヤボンディングを施す箇所を低減してフリップチップボンディングを適用する構成としたものであり、この構成を実現するために、発光素子1を受光部品6と積み重ねて一体化し(ビルドアップ素子という)、またスイッチ素子3a,3bの間に形成される間隙に発光素子1を配置している。なお、以下の説明では図6に示した回路構成を想定しているが、他の回路構成でも同様の技術思想を適用することが可能である。
【0012】
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、導電パターンを形成したセラミック基板のような回路基板8の上に出力用の一対のスイッチ素子3a,3bが実装される。両スイッチ素子3a,3bのチップは回路基板8に銀ペーストを用いてダイボンディングが施され、金線であるワイヤ7を用いてワイヤボンディングが施されることにより回路基板8上の回路パターンに接続される。また、両スイッチ素子3a,3bは離間して配設される。
【0013】
一方、発光素子1は受光部品6に積層され、銀ペーストよりなる接続部材9を介して受光部品6に一体に結合されるとともに、受光部品6の表面に形成した導電パターン(図示せず)に電気的に接続される。このような発光素子1と受光部品6との積層体をビルドアップ素子と呼んでいる。
ビルドアップ素子についてさらに詳しく説明する。図2に示すように、受光部品6の上面に受光素子2の受光部6aが一対設けられ、両受光部6aの間には発光素子1を接続する一対のパッド6bが形成される。また、受光部品6の上面の四隅にはそれぞれ電極6c,6dが形成される。電極6cは受光部品6の出力端であってスイッチ素子5のドレインとソースとにそれぞれ接続されている。また、パッド6bと電極6dとは受光部品6の上面に形成された導電パターンを介して接続される。発光素子1は両パッド6bに跨がる形で受光部品6の上面に重ねられ、発光素子1の一対の電極1aが銀ペーストよりなる接続部材9によりパッド6bに接続される。本実施形態では、このように受光部品6と発光素子1とを積み重ねて一体化したものをビルドアップ素子と称している。なお、電極6c,6dは後述するようにフリップチップボンディングによりスイッチ素子3a,3bに接続される。
【0014】
ビルドアップ素子は上述のように構成されているから、発光素子1の発光面と受光部品6の受光部6aとは対向していない。そこで、発光素子1と受光部品6との間の光結合を良好にするために透明樹脂よりなるカプリング部材を発光素子1と受光部品6との間に設けてもよい。ここに、回路基板8の表面に平行な面内で発光素子1の面積は受光部品6よりも小さく、受光部品6に固定された発光素子1が両スイッチ素子3a,3bの間に形成されている間隙内に挿入され、受光部品6の両側部がスイッチ素子3a,3bの一部に重なるように寸法関係が設定してある。受光部品6の電極6c,6dはスイッチ素子3a,3bに形成したバンプ14を介してフリップチップボンディングの技術を用いて接続される。また、発光素子1は電極6dを介してスイッチ素子3a,3bの表面に形成された導電パターン(図示せず)に接続される。
【0015】
スイッチ素子3a,3bの導電パターンおよびスイッチ素子3a,3bの電極はワイヤ7を用いて回路基板8に接続される。すなわち、スイッチ素子3a,3bは回路基板8の導電パターンを通して出力端子tb,tcに接続され、発光素子1は受光部品6の導電パターン、バンプ14、スイッチ素子3a,3bの導電パターン、ワイヤ7、回路基板8の導電パターンを介して入力端子ta,ta’に接続される。
【0016】
上述のように部品を配置し電気的に接続した状態で、エポキシ樹脂を用いたアンダフィル部材15により全体を覆う。スイッチ素子3a,3bへの発光素子1からの光や外光の影響を低減するためにアンダフィル部材15は不透明樹脂であるのが望ましい。なお、カプリング部材を用いないときには、発光素子1と受光部6aとの間にアンダフィル部材15が充填されないようにしておく。
【0017】
上述した構成によって、1枚の回路基板8の一面にすべての部品が配置されるから、従来構成に比較して厚み寸法(図1の上下方向の寸法)を小さくすることが可能になる。また、発光素子1と受光部品6とはビルドアップ素子として一体化されており、リードフレームを用いないからアンダフィル部材15を適用する際に発光素子1と受光部品6との位置ずれが生じることがない。しかも、ワイヤ7を用いている箇所がスイッチ素子3a,3bと回路基板8との接続部分だけになり、このことによっても薄型化かつ小型化が可能になる。
【0018】
(実施形態2)
本実施形態は、図3に示すように、回路基板8に受光部品6を収納する凹所8aを形成し、受光部品6の一面と回路基板8の一面とがほぼ同一平面上に位置するように配置したものである。実施形態1と同様に受光部品6の上には発光素子1が重ねられて受光部品6と発光素子1とによりビルドアップ素子が形成されている。また、スイッチ素子3a,3bは回路基板8と受光部品6とに対してバンプ14を介してフリップチップボンディングにより接続されている。つまり、スイッチ素子3a,3bと回路基板8とをワイヤボンディングを用いずに接続している。本実施形態では、回路基板8に凹所8aを形成しているから、回路基板8の厚みが実施形態1と同じであるとすれば、実施形態1よりもさらに厚み寸法を低減することが可能である。図3より明らかなように、本実施形態ではスイッチ素子3a,3bの一面にバンプ14が配置されているから、スイッチ素子3a,3bとしてはゲート、ソース、ドレインが一面に形成されたLDMOSを用いるのが望ましい。他の構成は実施形態1と同様である。
【0019】
(実施形態3)
本実施形態は、図4に示すように、実施形態1の構成とほぼ同様であるが、回路基板8において受光部品6の対向部位に反射板16を配置したものである。つまり、発光素子1からの光の一部を反射板16により反射させて受光部品6に入射させているから、発光素子1から出射された光の利用効率が高くなり、動作電圧を低減して感度を高めることができる。
【0020】
反射板16は、回路基板8に接着したり、メッキにより形成したりすることができる。また、この構成の場合には発光素子1からの光を反射板16で反射させるから、受光部品6と回路基板8との間にはアンダフィル部材15を充填しないか、あるいは充填しても透明樹脂としておくのが望ましい。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0021】
(実施形態4)
本実施形態は、図5に示すように、回路基板8において受光部品6との対向部位に内周面が凹曲面となった凹部17を形成し、この凹部17の内周面に反射板16aを設けたものである。反射板16aはメッキにより形成される。この反射板16aは凹面鏡として機能するから、発光素子1からの光の集光量を実施形態3よりもさらに大きくして、発光素子1から出射された光の利用効率をさらに高めることができる。また、この構成では発光素子1からの光を反射板16aで反射させるから、受光部品6と回路基板8との間にはアンダフィル部材15を充填しないか、あるいは充填しても透明樹脂としておくのが望ましい。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0022】
上述した各実施形態では、図6に示した回路構成に対応した構造を示したが、従来構成としても説明したように、直流用であれば出力用のスイッチ素子を1個だけ設けてもよい。また、発光素子1と受光部品6とを一体化したビルドアップ素子における発光素子1の周囲を透明樹脂のカプリング部材で覆うようにすれば、カプリング部材の界面での反射により発光素子1から出射された光の受光部品6への伝達効率を高めることができる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明は、発光素子に光結合された受光部品の出力によりスイッチ素子がオンオフされる半導体リレーであって、スイッチ素子が回路基板に実装され、発光素子が受光部品の一面実装されてビルドアップ素子として受光部品と一体化され、受光部品が発光素子を実装した前記一面をスイッチ素子に向ける形で前記スイッチ素子に対してフリップチップボンディングにより電気的に接続されたものであり、発光素子と受光素子とをビルドアップ素子として一体化するから、発光素子と受光素子との位置合わせの精度が高くなるという利点がある。また、1枚の回路基板の上に部品を載せているから、2枚のリードフレームを用いる場合に比較すると、薄型化が可能になり、表面実装用のリードを設けている従来構成に比較すると小面積化も可能になるという利点がある。さらに、リードフレームを用いていないことによって、リードフレームの曲がりによる不良品の発生が少なくなり、歩留りが向上するという利点がある。
【0024】
請求項2の発明のように、回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に反射板が接着されたものや、請求項3の発明のように、回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に反射板がメッキされたものでは、請求項1の発明の効果に加えて、反射板によって発光素子から受光部品への光の伝達効率が高まり、高感度化が可能になるという利点がある。
【0025】
請求項4の発明のように、回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に凹曲面の反射板が設けられたものでは、請求項1の発明と効果を奏するととともに、反射板が凹面鏡になるから、発光素子から受光部品への光の伝達効率が一層高くなる可能性がある。
請求項5の発明は、発光素子に光結合された受光部品の出力によりスイッチ素子がオンオフされる半導体リレーであって、回路基板に設けた凹所内に受光部品と回路基板との表面を揃える形で受光部品が収納され、発光素子が受光部品の一面に実装されてビルドアップ素子として受光部品と一体化され、スイッチ素子が受光部品における発光素子を実装した前記一面と回路基板の表面とに跨がる形で受光部品および回路基板に対してフリップチップボンディングにより電気的に接続されたものであり、請求項1の発明と同様の作用に加えて、受光部品が凹所に収納されていることによって、請求項1の発明よりも一層の薄型化が可能になるという利点がある。また、スイッチ素子が受光部品と回路基板とにフリップチップボンディングにより接続されるから、ワイヤボンディングを施す必要がなく、作業工数の低減につながるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す断面図である。
【図2】同上に用いるビルドアップ素子を示し、(a)は分解斜視図、(b)は斜視図である。
【図3】本発明の実施形態2を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態3を示し、(a)は断面図、(b)は発光素子と受光部品とを積層したビルドアップ素子の下面図である。
【図5】本発明の実施形態4を示す断面図である。
【図6】従来例を示す回路図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 発光素子
2 受光素子
3a,3b スイッチ素子
4 抵抗
5 スイッチ素子
6 受光部品
7 ワイヤ
8 回路基板
8a 凹所
9 接続部材
10 パッケージ
11,12 リードフレーム
13 カプリング部材
14 バンプ
15 アンダフィル部材
16 反射板
16a 反射板
17 凹部

Claims (5)

  1. 発光素子に光結合された受光部品の出力によりスイッチ素子がオンオフされる半導体リレーであって、スイッチ素子が回路基板に実装され、発光素子が受光部品の一面実装されてビルドアップ素子として受光部品と一体化され、受光部品が発光素子を実装した前記一面をスイッチ素子に向ける形で前記スイッチ素子に対してフリップチップボンディングにより電気的に接続されて成ることを特徴とする半導体リレー。
  2. 回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に反射板が接着されて成ることを特徴とする請求項1記載の半導体リレー。
  3. 回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に反射板がメッキされて成ることを特徴とする請求項1記載の半導体リレー。
  4. 回路基板において発光素子を挟んで受光部品と対向する部位に凹曲面の反射板が設けられて成ることを特徴とする請求項1記載の半導体リレー。
  5. 発光素子に光結合された受光部品の出力によりスイッチ素子がオンオフされる半導体リレーであって、回路基板に設けた凹所内に受光部品と回路基板との表面を揃える形で受光部品が収納され、発光素子が受光部品の一面に実装されてビルドアップ素子として受光部品と一体化され、スイッチ素子が受光部品における発光素子を実装した前記一面と回路基板の表面とに跨がる形で受光部品および回路基板に対してフリップチップボンディングにより電気的に接続されて成ることを特徴とする半導体リレー。
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