JPH11163694A - 遅延調整方法および遅延調整回路 - Google Patents

遅延調整方法および遅延調整回路

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JPH11163694A
JPH11163694A JP9324180A JP32418097A JPH11163694A JP H11163694 A JPH11163694 A JP H11163694A JP 9324180 A JP9324180 A JP 9324180A JP 32418097 A JP32418097 A JP 32418097A JP H11163694 A JPH11163694 A JP H11163694A
Authority
JP
Japan
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delay
buffer
wiring
cell
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9324180A
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English (en)
Inventor
Masaru Suzuki
勝 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LSI半導体チップに内蔵する任意のセルから
複数のセルへの遅延の相対値差を小さくする遅延調整方
法および遅延調整回路を提供する。 【解決手段】LSI半導体チップ1内に遅延調整用バッ
ファ4として一つのセル4に複数のゲート遅延および負
荷依存遅延をものを配置し、他の複数のセルY、Zへの
遅延調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LSI半導体チ
ップにおける任意のセルから単一または複数のセルへの
遅延時間の相対誤差の調整に用いる遅延調整方法および
遅延調整回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、LSI半導体チップにおける
任意のセルから単一または複数のセルへの遅延時間の相
対誤差の調整は、セル遅延と配線遅延の合計値が同じに
なるように調整している。以下、従来の遅延時間調整技
術について図6を参照しながら説明する。すなわち、図
6において、1はLSI半導体チップ、2はバッファ
(セル)、3は配線である。この従来技術は、セルの負
荷が同一になることにより信号の位相を調整するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、LS
I半導体チップにおけるレイアウトにおいて配線長を同
一にすることによってしか調整できないという問題を有
する。したがって、この発明の目的は、レイアウトにお
ける配線長が違う場合でも任意のセルから単一または複
数のセルへの遅延時間の相対誤差の調整を行うことがで
きる遅延調整方法および遅延調整回路を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の遅延調整
方法は、相互に異なるゲート遅延を持つ複数の出力端子
を有する遅延調整用バッファを準備し、その出力端子と
1または複数の負荷とを接続する配線を行い、遅延用バ
ッファから負荷への遅延時間を算出し、配線間の相対誤
差の調整となる配線経路を選択することを特徴とするも
のである。
【0005】請求項1記載の遅延調整方法によれば、負
荷の大きさに合わせて配置配線時に遅延調整用バッファ
の複数の出力端子のうちから遅延調整に最適なものを選
択できる。このため、LSI半導体チップ内の任意のセ
ルから配線長の違う複数のセルへの遅延調整が可能とな
る。請求項2記載の遅延調整回路は、相互に異なるゲー
ト遅延を持つ複数の出力端子を有する遅延調整用バッフ
ァと、1または複数の負荷と、出力端子と負荷とを接続
する配線とを備え、出力端子は、遅延調整用バッファか
ら負荷への遅延時間の相対誤差の調整となるものが選択
されたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の遅延調整回路によれば、請
求項1と同様な効果がある。請求項3記載の遅延調整方
法は、相互に異なる負荷依存遅延を持つ複数の出力端子
を有する遅延調整用バッファを準備し、その出力端子
と、1または複数の負荷とを接続する配線を行い、遅延
用バッファから負荷への遅延時間を算出し、配線間の相
対誤差の調整となる配線経路を選択することを特徴とす
るものである。
【0007】請求項3記載の遅延調整方法によれば、請
求項1と同様な効果がある。請求項4記載の遅延調整回
路は、相互に異なる負荷依存遅延を持つ複数の出力端子
を有する遅延調整用バッファと、1または複数の負荷
と、出力端子と負荷とを接続する配線とを備え、出力端
子は、遅延調整用バッファから負荷への遅延時間の相対
誤差の調整となるものが選択されたことを特徴とするも
のである。
【0008】請求項4記載の遅延調整回路によれば、請
求項1と同様な効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図5により説明する。この実施の形態は、LSI半
導体チップのレイアウトにおいて、遅延調整用バッファ
として一つのセルに単一または複数のゲート遅延および
負荷依存遅延を持つ遅延調整バッファ(セル)を設けて
遅延時間調整を行う。すなわち、この実施の形態の遅延
調整方法は、相互に異なるゲート遅延および負荷依存遅
延を持つ複数の出力端子を有する遅延調整用バッファを
準備し、その出力端子と、1または複数の負荷とを接続
する配線を行い、つぎに遅延用バッファから負荷への遅
延時間を算出し、そして配線間の相対誤差の調整となる
配線経路を選択する。
【0010】図1はこの発明の一実施の形態の遅延調整
回路の回路図であり、1はLSI半導体チップ、2はバ
ッファ(セル)YおよびZ、3は配線、4は複数のゲー
ト遅延と負荷依存遅延と複数の出力端子(ピン)を持つ
バッファ(セル)Xである。図2は図1の部分詳細図で
あり、5はバッファXの出力端子A、6はバッファXの
出力端子C、7はバッファYの入力端子F、8はバッフ
ァZの入力端子Gである。
【0011】図3は図2のバッファXの詳細を示す。バ
ッファXは、ゲート遅延と配線遅延(負荷遅延)を複数
もつ。ここでは、理解のためゲート遅延と配線遅延が2
種類の場合で説明する。すなわち、一方が「ゲート遅延
1、単位当たり容量遅延2」の場合と仮定し、もう一方
が「ゲート遅延3、単位当たり容量遅延0.5」の場合
と仮定する。また、図2のA−F間の配線3の容量が
4、C−G間の配線3の容量が12とする。AからFま
での駆動に「ゲート遅延1、単位当たり容量遅延2」を
用い、CからGまでの駆動に「ゲート遅延3、単位当た
り容量遅延0.5」を用いた場合、セルXからセルYへ
の到達時間と、セルXからセルZへの到達時間は同じに
なる。上記の説明では2種類の遅延の場合で説明した
が、任意の個数の「ゲート遅延、単位当たり容量遅延、
ピン数」を持つ遅延調整セルを用いることによって任意
のセルから配線長の違う複数のセルへの遅延調整が可能
となる。
【0012】図4はバッファXの具体的な構成を示す。
すなわちバッファXは、同じゲート遅延を持つインバー
タ10を複数設け、そのインバータ10を偶数個直列に
接続することでそれぞれのゲート遅延を調整し、最終段
のインバータ11,12としては、駆動能力の違うイン
バータを設け、駆動能力の大きさによって負荷依存遅延
を変更するものである。
【0013】図5は配線の選択方法について説明する。
図5のT1 のように、自動配線において「セルXのA」
〜「セルYのF」の間、「セルXのA」〜「セルZの
G」の間、「セルXのC」〜「セルYのF」の間、「セ
ルXのC」〜「セルZのG」の間を接続して配線3を形
成する。それらの配置配線の結果から図5のT3 に示す
「セルXのA」〜「セルYのF」間、図5のT4 に示す
「セルXのA」〜「セルZのG」間、図5のT2 に示す
「セルXのC」〜「セルYのF」間、および、図5のT
5 に示す「セルXのC」〜「セルZのG」間の遅延時間
を算出する。遅延時間の算出においては、同じセルから
のワイヤードORしている配線の遅延時間は計算しな
い。そこで、{「セルXのA」〜「セルYのF」の遅延
時間}−{「セルXのC」〜「セルZのG」の遅延時
間}の相対誤差の絶対値をAAAとする。{「セルXの
A」〜「セルZのG」の遅延時間}−{「セルXのC」
〜「セルYのF」}の相対誤差の絶対値をBBBとす
る。つぎにAAAとBBBを比較し、小さいほうの配線
3を有効とする。無効とする配線はレイアウト上から削
除する。
【0014】このような構成により、LSI半導体チッ
プに内蔵する任意のセルから複数のセルへの遅延の相対
値差を小さくでき、任意のバッファより配線長の違うセ
ルへの遅延調整が行える。なお、実施の形態では遅延調
整用バッファがゲート遅延および負荷依存遅延をもつも
のであったが、複数のゲート遅延を持つ複数の出力端子
を備えた遅延調整用バッファを有し、負荷の大きさに合
わせて配置配線時に遅延調整用バッファXの出力端子
A,Cを選択できる遅延調整方法や遅延調整回路でもよ
い。
【0015】また複数の負荷依存遅延を持つ複数の出力
端子を備えた遅延調整用バッファを有し、負荷の大きさ
に合わせて配置配線時に前記遅延調整用バッファの出力
端子を選択できる遅延調整方法や遅延調整回路でもよ
い。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の遅延調整回路によれば、
負荷の大きさに合わせて配置配線時に遅延調整用バッフ
ァの複数の出力端子のうちから遅延調整に最適なものを
選択できる。このため、LSI半導体チップ内の任意の
セルから配線長の違う複数のセルへの遅延調整が可能と
なる。
【0017】請求項2記載の遅延調整回路によれば、請
求項1と同様な効果がある。請求項3記載の遅延調整方
法によれば、請求項1と同様な効果がある。請求項4記
載の遅延調整回路によれば、請求項1と同様な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の遅延調整回路図であ
る。
【図2】その部分詳細図である。
【図3】バッファ(セル)Xの詳細を説明する説明図で
ある。
【図4】バッファ(セル)Xの内部構成を説明する説明
図である。
【図5】配線方法を説明する説明図である。
【図6】従来の遅延調整の方法を表す説明図である。
【符号の説明】
1 LSI半導体チップ 2 バッファ(セル) 3 セル間の配線 4 複数のゲート遅延と負荷依存遅延を持つバッファ
(セル)X 5 バッファXの出力端子 6 バッファXの出力端子 7 バッファの端子Aから接続されるバッファYの入力
端子 8 バッファの端子Cから接続されるバッファYの入力
端子 X バッファ(セル) Y バッファXから端子Aを通じて接続されるバッファ Z バッファXから端子Aを通じて接続されるバッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に異なるゲート遅延を持つ複数の出
    力端子を有する遅延調整用バッファを準備し、前記出力
    端子と1または複数の負荷とを接続する配線を行い、前
    記遅延用バッファから前記負荷への遅延時間を算出し、
    前記配線間の相対誤差の調整となる配線経路を選択する
    ことを特徴とする遅延調整方法。
  2. 【請求項2】 相互に異なるゲート遅延を持つ複数の出
    力端子を有する遅延調整用バッファと、1または複数の
    負荷と、前記出力端子と前記負荷とを接続する配線とを
    備え、前記出力端子は、前記遅延調整用バッファから前
    記負荷への遅延時間の相対誤差の調整となるものが選択
    されたことを特徴とする遅延調整回路。
  3. 【請求項3】 相互に異なる負荷依存遅延を持つ複数の
    出力端子を有する遅延調整用バッファを準備し、前記出
    力端子と1または複数の負荷とを接続する配線を行い、
    前記遅延用バッファから前記負荷への遅延時間を算出
    し、前記配線間の相対誤差の調整となる配線経路を選択
    することを特徴とする遅延調整方法。
  4. 【請求項4】 相互に異なる負荷依存遅延を持つ複数の
    出力端子を有する遅延調整用バッファと、1または複数
    の負荷と、前記出力端子と負荷とを接続する配線とを備
    え、前記出力端子は、前記遅延調整用バッファから前記
    負荷への遅延時間の相対誤差の調整となるものが選択さ
    れたことを特徴とする遅延調整回路。
JP9324180A 1997-11-26 1997-11-26 遅延調整方法および遅延調整回路 Pending JPH11163694A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6904573B1 (en) 2003-05-27 2005-06-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Logic gate identification based on hardware description language circuit specification

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6904573B1 (en) 2003-05-27 2005-06-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Logic gate identification based on hardware description language circuit specification

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