JPH1116357A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH1116357A
JPH1116357A JP9166246A JP16624697A JPH1116357A JP H1116357 A JPH1116357 A JP H1116357A JP 9166246 A JP9166246 A JP 9166246A JP 16624697 A JP16624697 A JP 16624697A JP H1116357 A JPH1116357 A JP H1116357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
output
level
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9166246A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kawaguchi
口 隆 之 川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9166246A priority Critical patent/JPH1116357A/ja
Priority to US09/103,234 priority patent/US6044037A/en
Publication of JPH1116357A publication Critical patent/JPH1116357A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で確実なATD(アドレス遷移検知)
パルス幅の調整を可能とした高信頼性の半導体回路装置
を得る。 【解決手段】 ATD回路10は、プルアップ手段とし
て作用するPMOSトランジスタP1,P2,P3をそ
れぞれ備える。第1〜第3制御回路21〜23内の第1
〜第3遅延回路31〜32の遅延時間の関係は、第1遅
延回路31の遅延時間が最も速く、第3遅延回路33の
遅延時間が最も遅くなるように設定しておく。エキスト
ラ端子(IN1)にパルス状の波形を与え、このパルス
時間を変えることにより、第1制御回路21〜第3制御
回路23のそれぞれの出力である第1出力(OUT1)
〜第3出力(OUT3)の電圧、すなわちATD回路1
0のプルアップ手段として作用するPMOSトランジス
タP1,P2,P3のゲート電圧を制御し、PMOSト
ランジスタP1,P2,P3のON/OFFを制御する
ことで、ATD回路10の出力信号Faのパルス幅を制
御させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、MOSメモリ等の記憶装置におけるアドレス
遷移検知回路(Address Transition Detector 回路、以
下、ATD回路と称する)を有する半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、MOSメモリにおけるATD回
路は、アドレスが変化したことを検知して1ショットの
パルスを発生し、このパルスを制御回路に入力すること
によってメモリ内部回路を制御している。
【0003】図5に、従来の半導体装置の部分的な回路
図を示す。従来の半導体装置は、アドレスバッファ回路
1とATD回路2を備える。同図において示すように、
メモリアドレスを指定するアドレスラインAはアドレス
バッファ回路1に接続され、その内部において複数の直
列遅延バッファ素子(インバータ回路)IN1〜IN7
に供給される。そして、アドレスバッファ回路1の各素
子からの信号は、アドレスラインAの状態の変化を検知
するためのATD回路2のスイッチング素子(NMOS
トランジスタ)N1〜N4に接続される。ATD回路2
のPMOSトランジスタP1は、プルアップ手段として
作用するノーマルオンのPMOSトランジスタである。
そして、アドレスバッファ回路1においては、アドレス
ラインAの信号がインバータ回路IN2、IN1に入力
される。このアドレスラインAからの信号を信号a、イ
ンバータ回路IN1の出力信号を信号cとしている。こ
の信号aをインバータ遅延回路(IN2、IN4、IN
6)に通して得たインバータ回路IN6の出力信号を信
号bとし、信号cをインバータ遅延回路(IN3、IN
5、IN7)に通して得たインバータ回路IN7の出力
信号を信号dとしている。
【0004】一方、ATD回路2においては、信号aが
ゲート入力されるNMOSトランジスタN1と、信号b
がゲート入力されるNMOSトランジスタN2とが直列
接続され、信号aと信号bに対するナンド論理を構成し
ている。そして、信号cがゲート入力されるNMOSト
ランジスタN3と、信号dがゲート入力されるNMOS
トランジスタN4とが直列接続され、信号cと信号に対
するナンド論理を形成している。そして、NMOSトラ
ンジスタN1、N2の直列回路とNMOSトランジスタ
N3、N4の直列回路は並列に接続され、先の2つのナ
ンド論理に対するアンド論理を構成している。2つの直
列回路のNMOSトランジスタN2とN4の各一端はグ
ランドGNDに接続され、NMOSトランジスタN1と
N3の各一端はPMOSトランジスタP1に接続され
る。PMOSトランジスタP1の他端は電源Vccに接
続される。このATD回路からはアドレス遷移の検出信
号として出力信号Faが出力される。
【0005】次に図6に、以上のような構成における動
作を説明するタイミングチャートを示す。図6(A)は
アドレスラインAからの信号(信号a)、図6(B)は
信号aをインバータ遅延回路(IN2、IN4、IN
6)を通じて得たインバータ回路IN6の出力信号(信
号b)、図6(C)はインバータ回路IN1の出力信号
(信号c)、図6(D)は前記信号cをインバータ遅延
回路(IN3、IN5、IN7)を通じて得たインバー
タ回路IN7の出力信号(信号d)をそれぞれ示す。ま
た、図6(E)はNMOSトランジスタN1及びN2に
基づくNAND論理状態、図6(F)はNMOSトラン
ジスタN3及びN4に基づくNAND論理状態、図6
(G)は図6(E)及び(F)に示した各状態のアンド
論理出力(ATD回路の出力信号Fa)をそれぞれ示
す。
【0006】アドレスバッファ回路1の各インバータI
N1〜IN7は、それぞれ一定のゲート遅延時間tdを
有する遅延素子として作用する。この為、信号a〜dは
それぞれ図6(A)〜(D)に示すように極性とタイミ
ングが異なる。そして、ATD回路2の各NMOSトラ
ンジスタN1〜N4のゲートには、アドレスバッファ回
路1からのそれぞれ異なった2組の真値補値信号が入力
される。
【0007】今、アドレスラインAが図6(A)の様に
時刻t1、t6、t11、で変化したとすると、これに
よりそれぞれゲート遅延時間tdずつ遅れて、図6
(C)に示すように、信号cが時刻t2、t7、t12
で反転する。一方、信号aをインバータ回路IN2、I
N4、IN6でゲート遅延時間tdの3倍分遅延させて
得られた信号bは、図6(B)に示すように、時刻t
4、t9、t14で反転する。また、信号cをインバー
タ回路IN3、IN5、IN7でゲート遅延時間tdの
3倍分遅延させて得られた信号dは、図6(D)に示す
ように、信号cが時刻t5、t10、t15で反転す
る。
【0008】従って、NMOSトランジスタN1、N2
に基づくナンド論理は信号a、bが共にハイレベルの時
に成立し、図6(E)に示す様に、ロウレベルの条件が
成り立つ。また、NMOSトランジスタN3、N4に基
づくナンド論理は信号c、dが共にハイレベルの時に成
立し、図6(F)に示す様に、ロウレベルの条件が成り
立つ。その結果、ATD回路2の出力である出力信号F
aは、信号a,bのナンド条件出力と信号c、dのナン
ド条件出力とのアンド条件に基づいて、図6(G)に示
す様に、時刻t1からt4の間、時刻t11からt14
の間、時刻t7からt10の間に、それぞれロウレベル
で示される信号として出力される。従って、アドレスラ
インAの遷移に伴い得られる1ショットのパルス状信号
Faを用いれば、メモリ回路の各部を制御することがで
きる。
【0009】1ショットのパルス状信号Faは、一般
に、データ線イコライズ、データ線プリチャージ、等の
データ線をイニシャライズを制御する回路に入力され
る。データ線イニシャライズとは、データアクセス時ア
ドレス遷移が行なわれた時、データ線に残っているアド
レス遷移前のデータをイニシャルレベルにリセットさせ
て、アドレス遷移後にメモリセルから出力されたデータ
を速やかにデータ線に出力させるための手段である。イ
ニシャルレベルとは、データ線負荷トランジスタにより
決定されるレベルであり、一般に、データ線負荷トラン
ジスタがPMOSトランジスタの場合は(Vcc)レベ
ル、データ線負荷トランジスタがNMOSトランジスタ
の場合は(Vcc−Vth)レベルである。以下に、ア
ドレス遷移が行なわれた時のデータ線イニシャライズの
動作を述べる。図7に、一般の半導体装置の概略構成図
を示す。このような半導体装置は、アドレスラインA
と、アドレスバッファ回路1と、ATD回路2と、デー
タ線イニシャライズ制御回路3と、メモリ回路4とを備
える。メモリ回路4は、データ線負荷トランジスタT
1,T2と、データ線イコライズトランジスタTeと、
データ線プリチャージトランジスタTp1,Tp2と、
相補関係にあるデータ線Daとデータ線Dbと、メモリ
ーセルMCと、ワード線WLとを備える。同図に示した
データ線負荷トランジスタT1,T2と、データ線イコ
ライズトランジスタTeと、データ線プリチャージトラ
ンジスタTp1,Tp2は、例えば、それぞれNMOS
トランジスタとする。
【0010】つぎに、図8に、図7における半導体装置
のデータ線動作波形図を示す。ここでは、特に、データ
線イニシャライズ制御回路出力信号Diと、相補関係に
あるデータ線Daとデータ線Dbの動作波形図等を示し
ている。
【0011】アドレスラインAが遷移されると、1ショ
ットのパルス状信号FaがATD回路2により出力され
る。この1ショットのパルス状信号Faは、デコード信
号等が入力されるデータ線イニシャライズ制御回路3に
入力され、デコード信号等と合成された後、1ショット
のパルス状信号Diとして同制御回路3より出力され
る。1ショットのパルス状信号Diは、データ線イコラ
イズトランジスタTeと、データ線プリチャージトラン
ジスタTp1,Tp2に入力される。そして1ショット
のパルス状信号Diによりデータ線イコライズトランジ
スタTeと、データ線プリチャージトランジスタTp
1,Tp2は、一時的にON状態となる。この結果、デ
ータ線Daとデータ線Dbは、データ線イコライズトラ
ンジスタTeによりイコライズされる。同時に、データ
線Daとデータ線Dbはデータ線プリチャージトランジ
スタTp1,Tp2により、イニシャルレベルである
(Vcc−Vth)レベルまでプリチャージされる。そ
して、このデータ線イニシャライズ期間中にアドレス遷
移後のワード線が活性化し、データ線イニシャライズ終
了と同時に、すなわち1ショットのパルス状信号Diが
ロウレベルになり、データ線イコライズトランジスタT
eと、データ線プリチャージトランジスタTp1,Tp
2がOFF状態になったと同時に、アドレス遷移後のメ
モリーセルMCからのデータがデータ線に出力される。
【0012】ちなみに、図9に、データ線イニシャライ
ズ手段がない場合のデータアクセス時のデータ線の動作
波形図を示す。同図に示す様に、データ線Daとデータ
線Dbの反転はメモリセルの微小な駆動力だけで成され
るので、データ反転に要する時間は非常に大きくなって
しまう。この結果アクセスタイムの遅延は非常に大きく
なってしまう。
【0013】以上述べたようにアドレス遷移が行なわれ
ると、データ線イニシャライズ手段により、データ線は
常にデータ線負荷トランジスタにより決定されるレベル
と同じレベルの(Vcc−Vth)レベルにリセットさ
れる。これによりデータ線のデータ反転が速やかに行な
われ、この結果、速やかなデータアクセスが成される。
【0014】図8のデータ線動作波形図に示した様に、
データアクセスはデータ線イニシャライズ終了、つまり
1ショットのパルス状信号Diがロウレベルになってか
ら成される。すなわちアクセスタイムは、ATD回路2
の出力信号Faのパルス幅に依存する。ATD回路2の
出力信号Faのパルス幅が長いと、アクセスタイムは遅
くなる方向になる。しかしながら、ATD回路2の出力
信号Faのパルス幅を短かくしすぎるとデータ線イニシ
ャライズ不足を招き、データ線にアドレス遷移前のデー
タが残ってしまう事から、データ線のデータ反転時間が
遅延してしまいアクセスタイムは遅くなってしまう。
【0015】このように、ATD回路2の出力信号Fa
のパルス幅は長すぎても短すぎてもアクセスタイムの遅
延を招いてしまい、パルス幅の設定が難しい状況にあ
る。一般に、ATD回路の出力信号Faのパルス幅の設
定はIC動作シミュレーションにより設計し設定される
が、IC動作シミュレーション結果を実デバイス(製造
後のIC)の動作特性とが必ずしも一致しない場合があ
る。IC動作シミュレーションで最適なパルス幅を設定
しても実デバイスでシミュレーションどおりのパルス幅
が得られない場合がある。
【0016】そこでこのような不具合が生じた場合を想
定して、IC製造後のIC特性評価段階時にATDパル
ス幅を調整できるようにさせておく事がある。図10
に、ATDパルス幅を調整するための回路図を示す。
【0017】図10に示す様に、ATD回路2の出力に
接続されているプルアップ手段として作用するW=5μ
mのノーマルオンのPMOSトランジスタP1とP2の
他に、予め、例えば、W=5μmのノーマルオンのPM
OSトランジスタP3を用意しておく。
【0018】ここで、「W」とはトランジスタの拡散層
のチャネル幅をいう。図11に、チャネル幅の説明図を
示す。図11(A)は平面図、図11(B)は断面図を
示す。このようにトランジスタの拡散層111及びゲー
ト電極112が形成されており、チャネル幅Wは、図の
とおりである。
【0019】そしてATDパルス幅の調整を要する場
合、収束イオンビーム装置(以下FIB装置)等を使用
して、ATD回路2の出力線(Fa)に対して配線〜
の接続や切断を施し、ATD回路2の出力線(Fa)
に接続されるプルアップ手段として作用するノーマルオ
ンのPMOSトランジスタのサイズを変更させる事で、
ATDパルス幅の調整を行なっている。
【0020】より詳しくは、例えば、配線及びが既
に接続されているとすれば、W=15μmのプルアップ
手段として作用させたい場合は、配線をATD回路2
の出力線(Fa)に接続させる。又、W=5μmのプル
アップ手段として作用させたい場合は、配線をATD
回路2の出力線(Fa)から切断させる事でATDパル
ス幅の調整を行なっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前述した様に、ATD
回路2の出力信号Faのパルス幅を調整させたい場合
は、予め用意されているノーマルオンのPMOSトラン
ジスタP1,P2,P3の組み替えにより行なってい
る。そしてこの組み替えは、FIB装置等を使用して実
デバイス上の配線の切断や接続により行なわれている。
しかし、FIB装置等を使用しての実デバイス上の配線
の切断や接続によるパルス幅の調整は、以下のような問
題点がある。
【0022】すなわち、第1には、1度加工したデバイ
スを再加工する事はFIB装置の性質上非常に困難であ
る事から、1つのICサンプルでは1種類のパルス幅し
か検討できない。従って、複数のパルス幅を検討したい
場合には、それに見合う数のICサンプルを用意する必
要がある。そして、このICサンプルは、同じ動作特性
を示すものである事から、テスター装置を使用して同じ
動作特性を示すICサンプルを選別するという手間を要
してしまう。
【0023】第2には、FIB装置等を使用してのデバ
イス加工は必ずしも成功しないという問題点がある。例
えばアルミニウム配線の切断は、アルミニウム配線にイ
オンビームを照射してアルミニウムを削り取る事で成さ
れているが、イオンビームの照射時間が短いとアルミニ
ウム配線が完全に削り取られずに、配線が切断されない
事になる。反対にイオンビームの照射時間が長すぎる
と、アルミニウム配線は完全に切断されるが、アルミニ
ウム配線の下の層間絶縁膜まで削り取られてしまい、イ
オンビームが基板まで達してしまうとデバイスが破壊さ
れてしう事になってしまう。又、配線の接続に関して
は、例えばアルミニウム配線の接続は、イオンビームに
よりアルミニウム配線の上の層間絶縁膜に開孔部を設
け、そこに例えばタングステン等の金属を蒸着させる事
で成されているが、イオンビームによりアルミニウム配
線の上の層間絶縁膜に開孔部を設ける事は、前述のアル
ミニウムは配線を切断する事と同様に、イオンビーム照
射時間の設定加減で失敗してしまう事がある。
【0024】このように、FIB装置等を使用してデバ
イス上の配線の切断や接続は、イオンビーム照射時間の
設定加減で必ずしも成功しないという問題点がある。
【0025】以上述べたように、ATD回路の出力信号
Faのパルス幅を調整させたい場合は、予め用意されて
いるノーマルオンのPMOSトランジスタP1,P2,
P3の組み替えにより行なっている。そしてこの組み替
えは、FIB装置等を使用して実デバイス上の配線の切
断や接続により行なわれている。しかし、この手段によ
る問題点としては、第1に、複数のパルス幅を検討した
い場合は、テスター装置を使用して同動作特性を示すI
Cサンプルを選別するという手間を要してしまうこと、
また、第2に、FIB装置のイオンビーム照射時間の設
定加減で、デバイス加工は必ずしも成功しないこと、等
という問題点がある。
【0026】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消しようとするもので、短時間で確実なATDパルス
幅の調整を可能とした高信頼性の半導体回路装置を得る
ことにある。
【0027】さらに本発明は、エキストラ端子に与える
パルス状波形の所定レベル状態の時間を変える事で、A
TD回路のプルアップ手段として作用するMOSトラン
ジスタのサイズを変える事を可能とし、短時間で確実な
ATDパルス幅の調整を可能とした高信頼性の半導体回
路装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によると、所定時
間幅を有するパルス信号を入力する端子と、前記端子か
ら入力された前記パルス信号の前記所定時間幅に基づい
て、所定のハイレベル又はローレベルの制御信号を各々
出力するように設定された第1乃至第n制御手段と、出
力線に並列接続されたn個のトランジスタと、前記出力
線に接続された論理回路とを有し、前記第1乃至第n制
御手段から出力された前記制御信号をそれぞれ前記n個
のトランジスタの各ゲートに入力することによりオン・
オフ制御するアドレス遷移検知手段とを備えた半導体装
置を提供する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら本発
明の実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る半導
体回路装置の回路構成図である。図において示すよう
に、本発明に係る半導体回路装置は、ATD回路10、
第1〜第3制御回路21〜23、各々の第1〜第3制御
回路21〜23の出力に設けられた第1〜第3ラッチ回
路41〜43を含む。また、入力回路50を適宜備える
ことができる。ATD回路10は、プルアップ手段とし
て作用するPMOSトランジスタP1,P2,P3をそ
れぞれ備える。第1制御回路21内には、第1遅延回路
31、PMOSトランジスタP4及びP5、NMOSト
ランジスタN4及びN5等を備える。また、第2制御回
路22内には第2遅延回路32、PMOSトランジスタ
P6及びP7、NMOSトランジスタN6及びN7等を
備え、第3制御回路23内には第3遅延回路33、PM
OSトランジスタP8及びP9、NMOSトランジスタ
N8及びN9等をそれぞれ備える。第1〜第3遅延回路
31〜32の遅延時間の関係は、第1遅延回路31<第
2遅延回路32<第3遅延回路33、すなわち、第1遅
延回路31の遅延時間が最も速く、第3遅延回路33の
遅延時間が最も遅くなるように設定しておく。
【0030】そして、第1〜第3制御回路21〜23
は、共通した入力となるエキストラ端子(IN1)を設
け、必要に応じて所定の入力回路50を介して信号が入
力される。このエキストラ端子(IN1)はアドレス入
力端子等と同様に、IC外部からの電圧制御が可能とな
るようにICの端子として設けることができる。
【0031】本発明においては、エキストラ端子(IN
1)にパルス状の波形を与え、このパルス時間を変える
事で、第1制御回路21〜第3制御回路23のそれぞれ
の出力である第1出力(OUT1)〜第3出力(OUT
3)の電圧、すなわちATD回路10のプルアップ手段
として作用するPMOSトランジスタP1,P2,P3
のゲート電圧を制御し、PMOSトランジスタP1,P
2,P3のON/OFFを制御することで、ATD回路
10の出力信号Faのパルス幅を制御させるものであ
る。
【0032】つぎに具体的な動作を説明する。図2〜図
4に、図1に示した半導体装置の回路構成図の動作波形
図(1)〜(3)を、それぞれ示す。
【0033】図2は、ATD回路10のプルアップ手段
として作用するPMOSトランジスタを、W=15μm
にセットさせる場合の動作波形図(1)である。同図に
示すように、エキストラ端子(IN1)に“L”→
“H”→“L”のパルス状波形を入力する。エキストラ
端子(IN1)が“L”レベルで定常状態にある時は、
エキストラ端子(IN1)と同相である信号(S2),
信号(M2),信号(L2)と信号(S3),信号(M
3),信号(L3)は“L”レベルとなっている。そし
て、エキストラ端子(IN1)と逆相である信号(S
1),信号(M1),信号(L1)は“H”レベルとな
っている。
【0034】以上のような状態にある時、第1制御回路
21のPMOSトランジスタP4,NMOSトランジス
タN4,N5はOFF状態であり、PMOSトランジス
タP3はON状態にある。同様に、第2制御回路22の
PMOSトランジスタP6,NMOSトランジスタN
6,N7はOFF状態であり、PMOSトランジスタP
7はON状態である。また、第3制御回路23のPMO
SトランジスタP8,NMOSトランジスタN8,N9
はOFF状態であり、PMOSトランジスタP9はON
状態にある。従って、第1出力(OUT1)には第1制
御回路21からの出力はなく、第1ラッチ回路41でき
まるランダムなデータが与えられている事になる。同様
に、第2出力(OUT2)には第2制御回路22からの
出力はなく、第2ラッチ回路42できまるランダムなデ
ータが与えられ、第3出力(OUT3)には第3制御回
路23からの出力はなく、第3ラッチ回路43できまる
ランダムなデータが与えられている事になる。よって、
図2では第1出力(OUT1),第2出力(OUT
2),第3出力(OUT3)は、それぞれ“L”レベル
が与えられているものとしている。
【0035】次に、エキストラ端子(IN1)が“L”
レベルから“H”レベルに遷移したのを受けて、信号
(S3),信号(M3),信号(L3)は“H”レベル
に遷移する。この結果、NMOSトランジスタN4,N
6,N8はON状態になる。同時に信号(S1),信号
(M1),信号(L1)は“L”レベルに遷移する。こ
の結果、PMOSトランジスタP4,P6,P8はON
状態になる。この時、信号(S2),信号(M2),信
号(L2)は“L”レベルにある事から、NMOSトラ
ンジスタN5,N7,N9はOFF状態にあるが、PM
OSトランジスタP5,P7,P9はON状態にある。
この結果、第1出力(OUT1)にはPMOSトランジ
スタP4,P5により“H”レベルが出力され、第2出
力(OUT2)にはPMOSトランジスタP6,P7に
より“H”レベルが出力され、また、第3出力(OUT
3)にはPMOSトランジスタP8,P9により“H”
レベルが出力される。この結果、ATD回路10のプル
アップ手段として作用するPMOSトランジスタP1,
P2,P3のゲート電圧はそれぞれ“H”レベルとなる
事から、PMOSトランジスタP1,P2,P3は全て
OFF状態となる。つまり、エキストラ端子(IN1)
を“L”レベルから“H”レベルに遷移させる事で、A
TD回路10のプルアップ手段として作用するPMOS
トランジスタP1,P2,P3は全てOFF状態にセッ
トされる。
【0036】その後、信号(S1)が“L”レベルに遷
移したのを受けて、信号(S2)は第1遅延回路31を
介して“H”レベルに遷移する。同様に、信号(M1)
が“L”レベルに遷移したのを受けて、信号(M2)は
第2遅延回路32を介して“H”レベルに遷移し、ま
た、信号(L1)が“L”レベルに遷移したのを受けて
信号(L2)は第3遅延回路33を介して“H”レベル
に遷移する。この結果、PMOSトランジスタP5,P
7,P9はOFF状態になり、NMOSトランジスタN
5,N7,N9はON状態となる。この時、NMOSト
ランジスタN4,N6,N8もON状態にあるので、第
1出力(OUT1)にはNMOSトランジスタN4,N
5により“L”レベルが出力され、第2出力(OUT
2)にはNMOSトランジスタN6,N7により“L”
レベルが出力され、また、第3出力(OUT3)にはN
MOSトランジスタN8,N9により“L”レベルが出
力される。この結果、ATD回路10のプルアップ手段
として作用するPMOSトランジスタP1,P2,P3
のゲート電圧はそれぞれ“L”レベルとなる事から、P
MOSトランジスタP1,P2,P3は全てON状態と
なる。この結果、ATD回路10のプルアップ手段とし
て作用するPMOSトランジスタはW=15μmのトラ
ンジスタとして作用する事になる。その後、エキストラ
端子(IN1)を“H”レベルから“L”レベルに遷移
させる。エキストラ端子(IN1)が“L”レベルに遷
移した事により、信号(S1),信号(M1),信号
(L1)は“H”レベルに遷移する。この結果、PMO
SトランジスタP4,P6,P8はOFF状態になる。
同時に信号(S3),信号(M3),信号(L3)は
“L”レベルに遷移する。この結果NMOSトランジス
タN4,N6,N8はOFF状態になる。この時、信号
(S2),信号(M2),信号(L2)は“H”レベル
にありので、PMOSトランジスタP5,P7,P9は
OFF状態にあり、NMOSトランジスタN5,N7,
N9はON状態にある。つまり、PMOSトランジスタ
P5はOFF状態、NMOSトランジスタN5はON状
態にあるが、PMOSトランジスタP4,NMOSトラ
ンジスタN4はそれぞれOFF状態にあるので、第1出
力(OUT1)には第1制御回路21からの“H”レベ
ルと“L”レベルのどちらの供給もなくなり、第1ラッ
チ回路41により、エキストラ端子(IN1)が“H”
レベルから“L”レベルに遷移する直前のレベルが保持
される事となり、第1出力(OUT1)には第1ラッチ
回路41により“L”レベルが保持され続ける事にな
る。
【0037】同様に、PMOSトランジスタP6,P7
はOFF状態、NMOSトランジスタN7はON状態に
あるが、NMOSトランジスタN6はOFF状態にある
ので、第2出力(OUT2)には第2制御回路22から
の“H”レベルと“L”レベルのどちらの供給もなくな
り、第2出力(OUT2)にはラッチ回路2により
“L”レベルが保持され続ける事になる。同様に、PM
OSトランジスタP8,P9はOFF状態、NMOSト
ランジスタN9はON状態にあるが、NMOSトランジ
スタN8はOFF状態にあるので、第3出力(OUT
3)には第3制御回路23からの“H”レベルと“L”
レベルのどちらの供給もなくなり、第3出力(OUT
3)には第3ラッチ回路43により“L”レベルが保持
され続ける事になる。
【0038】この結果、ATD回路10のプルアップ手
段として作用するPMOSトランジスタP1,P2,P
3のゲート電圧はそれぞれ“L”レベルが与えられ続け
る事になり、PMOSトランジスタP1,P2,P3は
ON状態を保ち、W=15μmのプルアップトランジス
タとして作用し続ける事になる。
【0039】次に、図3の動作波形図(2)について説
明する。図3は、ATD回路10のプルアップ手段とし
て作用するPMOSトランジスタを、W=10μmにセ
ットさせる場合の動作波形図(2)である。
【0040】同図に示すように、エキストラ端子(IN
1)に“L”→“H”→“L”のパルス状波形を入力す
る。エキストラ端子(IN1)を“L”レベルから
“H”レベルに遷移させた直後は、図2で説明したよう
に、第1出力(OUT1),第2出力(OUT2),第
3出力(OUT3)にはそれぞれ第1制御回路21、第
2制御回路22、第3制御回路23から“H”レベルを
出力される事から、ATD回路10のプルアップ手段と
して作用するPMOSトランジスタP1,P2,P3は
全てOFF状態にセットされる。
【0041】その後、第1遅延回路31を介して信号
(S2)が“H”レベル遷移される事で、第1出力(O
UT1)は“L”レベルに遷移し、ATD回路10のプ
ルアップ手段として作用するPMOSトランジスタP1
のゲート電圧は“L”レベルとなり、PMOSトランジ
スタP1はON状態となる。同様に、第2遅延回路32
を介して信号(M2)が“H”レベル遷移される事で、
第2出力(OUT2)は“L”レベル遷移し、ATD回
路10のプルアップ手段として作用するPMOSトラン
ジスタP2のゲート電圧は“L”レベルとなり、PMO
SトランジスタP2はON状態となる。
【0042】そして、第3遅延回路33を介して信号
(L2)が“H”レベルに遷移されるのであるが、ここ
で、信号(L2)が“H”レベル遷移される前にエキス
トラ端子(IN1)を“H”レベルから“L”レベルに
遷移させる。この場合、信号(L1)は“H”レベルに
遷移され、信号(L3)は“L”レベルに遷移される事
から、PMOSトランジスタP8,NMOSトランジス
タN8はそれぞれOFF状態となる。第3出力(OUT
3)には第3制御回路23からの“H”レベルと“L”
レベルのどちらの供給もなくなり、第3出力(OUT
3)には第3ラッチ回路43により“H”レベルが保持
され続ける事になる。
【0043】この結果、ATD回路10のプルアップ手
段として作用するPMOSトランジスタP1,P2のゲ
ート電圧にはそれぞれ“L”レベルが与えられる事にな
るが、PMOSトランジスタP3のゲート電圧には
“H”レベルが与えられる事になり、PMOSトランジ
スタP1,P2はON状態、PMOSトランジスタP3
はOFF状態にある事から、ATD回路10のプルアッ
プ手段としてとして作用するPMOSトランジスタはW
=10μmとして作用する事になる。
【0044】次に、図4の動作波形図(3)について説
明する。図4は、ATD回路10のプルアップ手段とし
て作用するPMOSトランジスタを、W=5μmにセッ
トさせる場合の動作波形図(3)である。
【0045】同図に示すように、エキストラ端子(IN
1)に“L”→“H”→“L”のパルス状波形を入力す
る。エキストラ端子(IN1)を“L”レベルから
“H”レベルに遷移させた直後は、図2で説明したよう
に、第1出力(OUT1),第2出力(OUT2),第
3出力(OUT3)にはそれぞれ第1制御回路21、第
2制御回路22、第3制御回路23から“H”レベルを
出力される事から、ATD回路10のプルアップ手段と
して作用するPMOSトランジスタP1,P2,P3は
全てOFF状態にセットされる。
【0046】その後、第1遅延回路31を介して信号
(S2)が“H”レベル遷移される事で、第1出力(O
UT1)は“L”レベルに遷移し、ATD回路10のプ
ルアップ手段として作用するPMOSトランジスタP1
のゲート電圧は“L”レベルとなり、PMOSトランジ
スタP1はON状態となる。そして、第2遅延回路32
を介して信号(M2)が“H”レベルに遷移されるので
あるが、ここで、信号(M2)が“H”レベル遷移され
る前にエキストラ端子(IN1)を“H”レベルから
“L”レベルに遷移させる。この場合、信号(M1)は
“H”レベルに遷移され、信号(M3)は“L”レベル
に遷移される事から、PMOSトランジスタP6,NM
OSトランジスタN6はそれぞれOFF状態となり、第
2出力(OUT2)には第2ラッチ回路42により
“H”レベルが保持され続ける事になる。同様に、信号
(L1)は“H”レベルに遷移され、信号(L3)は
“L”レベルに遷移される事から、PMOSトランジス
タP8,NMOSトランジスタN8はそれぞれOFF状
態となり、第3出力(OUT3)には制御回路からの
“H”レベルと“L”レベルのどちらの供給もなくな
り、第3出力(OUT3)には第3ラッチ回路43によ
り“H”レベルが保持され続ける事になる。
【0047】この結果、ATD回路10のプルアップ手
段として作用するPMOSトランジスタP1のゲート電
圧には“L”レベルが与えられる事になるが、PMOS
トランジスタP2,P3のゲート電圧にはそれぞれ
“H”レベルが与えられる事になり、PMOSトランジ
スタP1はON状態、PMOSトランジスタP2,P3
はOFF状態にある事から、ATD回路10のプルアッ
プ手段として作用するPMOSトランジスタはW=5μ
mとして作用する事になる。
【0048】なお、エキストラ端子に与える”L”→
“H”→“L”のパルス状波形の代わりに、“H”→
“L”→“H”のパルス状波形の“L”レベル状態の時
間を変える事によりMOSトランジスタのサイズを変え
るようにすることもできる。その際、エキストラ端子か
らの入力回路において、インバータ回路を付加または削
除すること等により適宜実現することができる。
【0049】また、ATD回路のPMOSトランジスタ
P1〜P3をNMOSトランジスタに置換した場合に
も、本発明の技術思想を適用することができる。
【0050】また、上述の実施の形態では、ATD回路
のトランジスタを3つ設けたが、これに限らずN個設
け、それぞれN個の制御回路、ラッチ回路等により制御
することもできる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、例え
ば、エキストラ端子に与える“L”→“H”→“L”の
パルス状波形の“H”レベル状態の時間を変える事で、
ATD回路10のプルアップ手段として作用するPMO
Sトランジスタのサイズを変える事が可能となり、短時
間で確実なATDパルス幅の調整を可能とした高信頼性
の半導体回路装置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体回路装置の回路構成図。
【図2】半導体装置の回路構成図の動作波形図(1)。
【図3】半導体装置の回路構成図の動作波形図(2)。
【図4】半導体装置の回路構成図の動作波形図(3)。
【図5】従来の半導体装置の部分的な回路図。
【図6】動作を説明するタイミングチャート。
【図7】一般の半導体装置の概略構成図。
【図8】図7における半導体装置のデータ線動作波形
図。
【図9】データ線にイニシャライズ手段がない場合のデ
ータアクセス時のデータ線の動作波形図。
【図10】ATDパルス幅を調整するための回路図。
【図11】チャネル幅の説明図。
【符号の説明】
10 ATD回路 21〜23 第1〜第3制御回路 31〜33 第1〜第3遅延回路 41〜43 第1〜第3ラッチ回路 50 入力回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定時間幅を有するパルス信号を入力する
    端子と、 前記端子から入力された前記パルス信号の前記所定時間
    幅に基づいて、所定のハイレベル又はローレベルの制御
    信号を各々出力するように設定された第1乃至第n制御
    手段と、 出力線に並列接続されたn個のトランジスタと、前記出
    力線に接続された論理回路とを有し、前記第1乃至第n
    制御手段から出力された前記制御信号をそれぞれ前記n
    個のトランジスタの各ゲートに入力することによりオン
    ・オフ制御するアドレス遷移検知手段とを備えた半導体
    装置。
  2. 【請求項2】前記第1乃至第n制御手段は、 各々第1乃至第n遅延回路を有し、 前記第1遅延回路の遅延時間が最も遅く、順に第n遅延
    回路の遅延時間が最も速くなるように設定されたことを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】各々の前記第1乃至第n制御手段は、 遅延回路と、 一端が電源に又他端がグランドに接続された、第1及び
    第2PMOSトランジスタと第1及び第2NMOSトラ
    ンジスタとの直列回路とを含み、 前記端子からのパルス信号が、前記第1PMOSトラン
    ジスタのゲート、前記遅延回路に入力され、 前記遅延回路の出力が、前記第2PMOSトランジスタ
    及び前記第1NMOSトランジスタのゲートに入力さ
    れ、 前記端子からのパルス信号の反転信号が前記第2NMO
    Sトランジスタのゲートに入力され、 前記第2PMOSトランジスタ及び前記第1NMOSト
    ランジスタの接続点から前記制御信号が出力されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第1乃至第n制御手段は、出力側にラ
    ッチ回路をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記アドレス遷移検知手段において、 各々の前記トランジスタは、所定のチャネル幅を有し、
    ソース又はドレインの一端が電源に又他端が前記出力線
    に接続され、 前記論理回路は、出力が前記出力線に接続されたことを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】前記アドレス遷移検知手段は、 前記第1乃至第n制御手段による各々の前記制御信号に
    従って、所定の前記トランジスタがオン又はオフ制御す
    ることにより、プルアップ手段として作用する前記n個
    のトランジスタのチャネル幅を設定することを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置。
JP9166246A 1997-06-23 1997-06-23 半導体装置 Pending JPH1116357A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166246A JPH1116357A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 半導体装置
US09/103,234 US6044037A (en) 1997-06-23 1998-06-23 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166246A JPH1116357A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1116357A true JPH1116357A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15827833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9166246A Pending JPH1116357A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6044037A (ja)
JP (1) JPH1116357A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100347535B1 (ko) * 1999-12-29 2002-08-07 주식회사 하이닉스반도체 파워 업 펄스 회로
KR100399927B1 (ko) * 2000-12-27 2003-09-29 주식회사 하이닉스반도체 펄스 발생 회로

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100351889B1 (ko) * 1998-11-13 2002-11-18 주식회사 하이닉스반도체 카스(cas)레이턴시(latency) 제어 회로

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3048785B2 (ja) * 1993-05-28 2000-06-05 沖電気工業株式会社 カラムアドレス遷移検出回路
US5519666A (en) * 1994-11-30 1996-05-21 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for an address transition detector
US5590089A (en) * 1995-07-25 1996-12-31 Micron Quantum Devices Inc. Address transition detection (ATD) circuit
JPH0982085A (ja) * 1995-09-13 1997-03-28 Sharp Corp 半導体記憶装置
KR0167300B1 (ko) * 1995-12-21 1999-02-01 문정환 메모리의 어드레스 천이 검출회로

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100347535B1 (ko) * 1999-12-29 2002-08-07 주식회사 하이닉스반도체 파워 업 펄스 회로
KR100399927B1 (ko) * 2000-12-27 2003-09-29 주식회사 하이닉스반도체 펄스 발생 회로

Also Published As

Publication number Publication date
US6044037A (en) 2000-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5602796A (en) Word line driver in a semiconductor memory device
JP3604932B2 (ja) フラッシュメモリのヒューズセルセンシング回路
US9570192B1 (en) System and method for reducing programming voltage stress on memory cell devices
JP3068447B2 (ja) プログラマブル論理アレイ回路駆動方法及びプログラマブル論理アレイ回路
US5502672A (en) Data output buffer control circuit
JPH10199944A (ja) 半導体メモリのウエハバーンインテスト回路
JPH0883498A (ja) 半導体記憶装置
KR100512934B1 (ko) 반도체 메모리 장치
KR100520178B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 입력 버퍼
US20080297195A1 (en) Programmable rom
US6072732A (en) Self-timed write reset pulse generation
US5712584A (en) Synchronous stress test control
US11195576B2 (en) Robust adaptive method and circuit for controlling a timing window for enabling operation of sense amplifier
JP5214328B2 (ja) 半導体集積回路
JPH08213896A (ja) 冗長デコード構成体及び欠陥要素置換方法
JPH1116357A (ja) 半導体装置
US5579268A (en) Semiconductor memory device capable of driving word lines at high speed
JPH06176568A (ja) 半導体記憶装置
JP2848117B2 (ja) 半導体記憶回路
KR100273218B1 (ko) 어드레스천이검출회로
JP2981870B2 (ja) ライト制御回路
JP2920512B2 (ja) 半導体メモリのセンスアンプ回路
KR100394516B1 (ko) 반도체 메모리 장치
JP3241696B2 (ja) プリデコーダ回路
KR100541160B1 (ko) 고속 동작에 적합한 x 주소 추출기 및 메모리

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030128