JPH11163292A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH11163292A
JPH11163292A JP9330235A JP33023597A JPH11163292A JP H11163292 A JPH11163292 A JP H11163292A JP 9330235 A JP9330235 A JP 9330235A JP 33023597 A JP33023597 A JP 33023597A JP H11163292 A JPH11163292 A JP H11163292A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスポイント型メモリセルが集積されたメ
モリセルアレイを有しながらも、リストア動作が不要で
さらにビット線の充放電も1サイクルに1回のみで動作
可能な半導体集積回路装置を提供すること。 【解決手段】 ワード線(WL)と、セグメントビット線(S
BL) と、ワード線(WL)とビット線(SBL) との交差点全て
に配置されたメモリセル(C1 、C2) と、対応するビット
線(SBL) に接続されたマスタービット線(MBL) とを具備
し、ビット線(SBL) およびビット線(MBL) を2つの第
1、第2のブロックに分割し、第1のブロックに属する
ビット線対(MBL1 、/MBL1)を第1のセンスアンプ(SA1)
に、第2のブロックに属するビット線対(MBL2 、/MBL2)
を第2のセンスアンプ(SA2) にそれぞれ折り返し型ビッ
ト線方式で接続する。さらにビット線(MBL1 、/MBL1)の
一方と、ビット線(MBL2 、/MBL2)の一方とを互いに転送
ゲート2を介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミック型R
AM(DRAM)セルを集積・配置した半導体集積回路
装置に係わり、特にクロスポイント型メモリセルでのア
レイ構成法に関する。
【0002】
【従来の技術】MOS型半導体記憶装置のうちDRAM
は、これを構成するメモリセルが比較的簡素なため、最
も高集積化が進んでいる。この様な高集積化の背景に
は、微細加工技術の進歩とメモリセルの3次元化が挙げ
られる。しかしながら、光による微細露光技術の限界、
並びにメモリセルの3次元化に伴う複雑なプロセスイン
テグレーション技術の限界等が見え始め、4Gビット以
降の超高集積化を実現するには新たなブレイクスルーが
必要になりつつある。
【0003】以下に、この問題を詳細に説明する。図1
3(A)は、折り返し型ビット線(Folded Bi
tline)方式のセル配置を模式的に示したものであ
る。図13(B)は、図13(A)中の破線枠13B内
を拡大して示したものである。
【0004】図13(A)に示すように、ワード線WL
とビット線BLの全交差点のうち1/2の領域にメモリ
セルMを配置することで、ひとつのセンスアンプSAに
入力されるビット線対を折り返し型に配設する。この折
り返し型ビット線方式は雑音耐性に優れているため、6
4Kビット以降から、現在量産が開始され始めた64M
ビットまでのメモリセル配置法の主流である。
【0005】ところが図13(B)に示すように、この
方式を採用した場合のメモリセル領域は最低でもワード
線WL2本分とビット線BL1本分の面積が必要になる
ため、最少加工寸法をFとすると、4F×2F=8F2
の面積が限界縮少面積となる。従って、将来的な高集積
の要求に対して、これを実現する新たなブレイクスルー
としては、1セル当たり8F2 以下のセル面積で実現可
能なセルが必須となることは言うまでもない。
【0006】このひとつの解決策が、64Kビットまで
の集積度で一般的に採用されていた開放型ビット線(O
pen Bitline)方式のセル配置法である。図
14(A)は、開放型ビット線方式のセル配置を模式的
に示したものである。図14(B)は、図14(A)中
の破線枠14B内を拡大して示したものである。
【0007】開放型ビット線方式のセル配置は、図14
(A)に示すように、ワード線WLとビット線BLの全
ての交差点にメモリセルを配置することを特徴としてい
る。これによりひとつのセンスアンプSA1あるいはS
A2に接続されるビット線対は、センスアンプを中央に
して左右方向に配設されることになる。
【0008】このような開放型ビット線方式は、雑音耐
性に劣ることやセンスアンプ回路をビット線ピッチにレ
イアウトする必要から厳しいデザインルールが必要なこ
となどのデメリットを有するが、図14(B)に示すよ
うに、メモリセル領域はワード線WL並びにビット線B
Lそれぞれ1本分の配設面積しか必要としないため、メ
モリセル面積の大幅縮少が可能なポテンシャルを持った
セル配置法である。
【0009】具体的には、最少加工寸法をFとすると1
セルあたり2F×2F=4F2 の面積が限界縮少面積と
なる。これは、同一集積度を実現すると仮定した場合、
折り返し型ビット線方式に比べ、理想的には1/2のメ
モリセル面積でこれを実現できることを意味し、高集積
化にとって大きなブレイクスルーとなり得る。
【0010】限界縮小面積が2F×2F=4F2 となる
クロスポイント型のメモリセルの例としては、例えば図
15(A)、(B)に示すSGT(Surrounding Gate Tr
ansistor) セルがある。図15(A)はSGTセルの斜
視図、図15(B)はSGTセルのビット線(BIT LIN
E)に沿った断面図である。SGTセルは、例えばK.Sun
ouchi et al. IEDM 89-23 "A Surrounding Gate Transi
stor(SGT) Cell for 64/256Mbit DRAMs "にその開示が
ある。
【0011】このような背景をもとに、理想的には4F
2 のセル面積を持つ、いわゆるクロスポイント型メモリ
セルを、従来の開放型ビット線配置法ではなく、雑音耐
性の高い折り返し型ビット線方式に近い形でアレイを構
成することが、実用化に向けての大きなキーポイントに
なってきている。
【0012】このような課題を満足させるために、例え
ばH.Hidaka等により提案されているDSB(D
ivied/Shared Bitline)センス方
式(IEEE Journal Solid-state Circuits, Vol.26, No.
4, April 1991, pp473-478,"A Divided/Shared Bit-Lin
e Sensing Scheme for ULSI DRAM Cores")がある。
【0013】図16(A)は、H.Hidaka等によ
り示されたDSBセンス方式のコア回路を概略的に示す
図である。DSBセンス方式は、図16(A)に示すよ
うに、全ワード線(W1,W2,・・・)と全ビット線
(BL1, /BL1,BL1’, /BL1’,・・・)
の交差点にメモリセル(C1,C2,・・・)を配置し
ながらも、折り返し型ビット線方式と同程度の雑音耐性
を実現できる手法である。特徴的なところは、ビット線
対がアレイ中央で2つのブロック(block#1,b
lock#2)に分割されており、さらにビット線対の
一方( /BL1, /BL1’)に転送ゲート(G1)を
挿入した点にある。
【0014】この転送ゲート(G1)は、メモリセルか
ら記憶情報をビット線に読み出した時には導通状態に制
御され、かつこの読み出し動作に続くセンスアンプ動作
時には非導通状態に制御される。これにより、クロスポ
イント型メモリセルを集積しながらも、雑音耐性の高い
折り返し型ビット線方式にアレイを構成することが可能
となる。
【0015】以下、これを具体的に説明する。なお、図
16(B)は、H.Hidaka等により示された従来
の折り返し型ビット線方式のコア回路を概略的に示す図
である。
【0016】図17(A)はH.Hidaka等によっ
て示されたDSBセンス方式のコア回路を概略的示した
図、図17(B)はメモリセル(C1,C2)からビッ
ト線へデータを読み出した際のビット線電位を示す波形
図である。
【0017】図17(A)に示すように、ワード線(W
1)が立ち上がりクロスポイント型のメモリセル(C
1,C2)からビット線(BL, /BL)にデータが読
み出されたとする。この時、先に述べた通り、転送ゲー
ト(G1)は導通状態にあるので、転送ゲート(G1)
が挿入された側のビット線容量はCbとなる。これに対
し、転送ゲート(G1)が挿入されていないビット線側
の容量はCb/2となっている。
【0018】ゆえに、図17(B)に示すように、VC
C/2ビット線プリチャージ方式を仮定すると、メモリ
セルC1、C2の記憶情報の組み合わせにしたがって、
各ビット線の電圧はそれぞれ変動し、セルアレイの左右
に配設されたセンスアンプ(SA1,SA2)に入力さ
れる。
【0019】図17(C)には、この時のセンスアンプ
への入力微小信号電圧(ΔVB、ΔVB’)をメモリセ
ルC1、C2の記憶情報の組み合わせによってまとめた
図が示されている。
【0020】図17(C)に示すように、メモリセルC
1の記憶情報はΔVBとしてセンスアンプSA1に、メ
モリセルC2の記憶情報はΔVB’としてセンスアンプ
SA2に入力される。さらに、各センスアンプに入力さ
れる信号電圧量も、従来の折り返し型ビット線方式の場
合に比べて、最悪条件で同等か最高で3倍の信号量が入
力されることになり、センスマージンの向上も期待でき
る。
【0021】以上、説明した通り、DSBセンス方式の
利点はビット線対の容量を利用してセンスアンプに入力
する参照電圧を自動的に生成する点にある。メモリセル
からの読み出しが完了した後、転送ゲートG1は非導通
状態に制御される。その後センスアンプ活性化信号( Φ
s)により、センスアンプが活性化される。この時の動
作は従来の折り返し型ビット線方式の場合のセンス方式
と全く同一なため、高雑音耐性が実現できる。
【0022】図18(A)〜(C)はそれぞれ、H.H
idaka等により示された読み出し動作、センス動
作、センス動作に続いて必要なリストア動作の一連のシ
ーケンスを模式的に示したものである。
【0023】まず、図18(A)に示すように転送ゲー
ト(G1)を導通状態として”読み出し動作”を行い、
続いて同図(B)に示すように、転送ゲート(G1)を
非導通状態として”センス動作”を行う。図18(C)
には、DSBセンス方式では必ず必要となる”リストア
動作”を示している。これは、センスアンプSA2で検
知・増幅されたメモリセルC2の記憶情報を再書き込み
するために必須となる重要なサイクルである。具体的に
は、転送ゲートG1を再度導通状態に制御すると同時
に、センスアンプSA1近傍の転送ゲートG2を非導通
状態として、センスアンプSA2での検知・増幅情報を
メモリセルC2に再書き込みを行うシーケンスである。
【0024】図19(A)はH.Hidaka等によっ
て示された具体的な回路図を、同図(B)にはその動作
タイミング図を示した。ここでも”センス動作(Sen
se)”に続いて”リストア動作(Restore)”
が必要な様子が示されている。具体的には、各ビット線
がそれぞれ高レベル/低レベルまで振幅しセンス動作が
完了した後、時間T3で信号Φ2と信号Φ1を制御して
転送ゲートG2を非導通、転送ゲートG1を導通状態に
し、センスアンプを介してビット線を再度充放電する事
で、メモリセルC2への再書き込みを行う”リストア
(Restore)”動作を行っている。この後、ワー
ド線(W1)を非活性とした後、時間T4で再度信号Φ
1とΦ2を制御してセンスアンプ回路を介してビット線
を充放電したのち、全ビット線を短絡させる”プリチャ
ージ動作(Precharge)”を行い、全ビット線
をVCC/2に初期設定を行っている。
【0025】このように、DSBセンス方式はクロスポ
イント型のメモリセルを採用した場合においても、従来
の折り返し型ビット線方式のセンス方式と同様な動作が
可能で、雑音耐性に優れているが、従来の折り返し型ビ
ット線方式には不要な”リストアサイクル”が必要なこ
と、さらにはリストア動作に移行する直前、並びにリス
トア動作完了の際に転送ゲートG1並びにG2をクロッ
ク動作させる必要があるため、このクロックのタイミン
グマージンの確保にも余分な時間が必要となるなど高速
サイクルタイムの実現には適さない。加えて、特に図1
9(B)に示されるように、ビット線対の充放電が最悪
で3回発生し、ビット線充放電による消費電力の増大と
いう問題点がある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
DSBセンス方式においては、クロスポイント型のメモ
リセルにおいても雑音耐性を向上させることが可能なセ
ルアレイ構成法でありながら、リストア動作が必要なた
め高速サイクルタイムの実現が困難であり、さらに最悪
でビット線の充放電が3回必要でこの分消費電力が大き
くなるという事情がある。
【0027】この発明は、上記の事情に鑑みて為された
もので、クロスポイント型メモリセルが集積されたメモ
リセルアレイを有しながらも、リストア動作が不要でさ
らにビット線の充放電も1サイクルに1回のみで動作可
能な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る半導体集積回路装置では、メモリセ
ルアレイと、前記メモリセルアレイの特定のメモリセル
群を選択駆動するための複数本のワード線と、前記メモ
リセルアレイの特定のメモリセルとデータの授受を行う
ための複数本の第1のビット線と、前記複数本のワード
線と前記複数本の第1のビット線との交差点全てに配置
されたメモリセルと、前記第1のビット線と同一方向に
配設され、かつ異なる配線層で構成され、対応する前記
第1のビット線に接続された複数本の第2のビット線と
を具備する。そして、前記複数本の第1のビット線およ
び前記複数本の第2のビット線は少なくとも第1、第2
のブロックに分割され、前記第1のブロックに属する前
記第2のビット線は対を為して第1のセンスアンプに、
前記第2のブロックに属する前記第2のビット線は対を
為して第2のセンスアンプにそれぞれ、折り返し型ビッ
ト線方式で接続し、前記第1のブロックに属する前記第
2のビット線対の一方と、前記第2のブロックに属する
前記第2のビット線対の一方とを互いに転送ゲートを介
して接続したことを特徴としている。
【0029】また、前記第1のブロックに属する前記第
1のビット線は対を為し、前記第1のブロックに属する
第1のビット線対の一方は前記第1のブロックに属した
前記第2のビット線対の一方に接続され、その他方は前
記第2のブロックに属する前記第2のビット線対の他方
に接続され、前記第2のブロックに属する前記第1のビ
ット線は対を為し、前記第2のブロックに属する第1の
ビット線対の一方は前記第2のブロックに属する前記第
2のビット線対の一方に接続され、その他方は前記第1
のブロックに属する前記第2のビット線対の他方に接続
されていることを特徴としている。
【0030】また、前記第1のブロックに属する前記第
1のビット線対の他方と、前記第2のブロックに属する
前記第1のビット線対の他方とは、前記第1、第2のブ
ロックそれぞれで互いに同じ位置に配置されていること
を特徴としている。
【0031】これらのような構成を有する半導体集積回
路装置によれば、複数本のワード線と複数本の第1のビ
ット線との交差点全てに配置されて、理想的には4F2
のセルサイズを有すクロスポイント型のメモリセルを、
雑音耐性の高い折り返し型ビット線方式と同一な構成で
アレイ化することが可能となる。
【0032】加えて、ビット線を、メモリセルアレイ内
でメモリセルに接続される第1のビット線と、望ましく
はメモリセルアレイ上方に配置されてメモリセルとは第
1のビット線を介して接続される第2のビット線とを含
む階層構造とし、かつ第2のビット線をメモリセルアレ
イ内で第1、第2のブロックに分割し、各々第1、第2
のセンスアンプに接続する。これにより、一つのワード
線に接続され、かつ隣り合うビット線に接続されるよう
な2つのメモリセルからデータを同時に読み出しても、
これらのデータを、第1のブロックに属する第2のビッ
ト線を介して第1のセンスアンプ、および第2のブロッ
クに属する第2のビット線を介して第2のセンスアンプ
それぞれに振り分けることができる。
【0033】これにより、従来のDSBセンス方式では
必要であったリストア動作が完全に不要となる。リスト
ア動作の排除により、リストア動作の直前と終了の際に
発生していた転送ゲートの2回の駆動が不要となり、高
速性に寄与する。
【0034】さらに、従来のDSBセンス方式では必要
であったアレイ端でのセンスアンプとビット線の間の転
送ゲートが不要となり、チップサイズの縮少化にも寄与
する。
【0035】さらに、従来1サイクル中に最悪で3回必
要であったセンスアンプを介してのビット線の充放電が
1回で可能となるため、従来に比べて60〜75%程度
の低消費電力化が実現できる。
【0036】また、前記第1のブロックに属する前記第
1のビット線対の他方と、前記第2のブロックに属する
前記第1のビット線対の他方とは、前記第1、第2のブ
ロックそれぞれで互いにずれあった位置に配置されてい
ることを特徴としている。
【0037】このような構成を有する半導体集積回路装
置によれば、上記の効果に加えて第1のブロックに属す
る第1のビット線対の他方と、第2のブロックに属する
第1のビット線対の他方とを、第1、第2のブロックそ
れぞれで互いにずらしあうことで、これら第1のビット
線対の他方どうしを、メモリセルアレイ上で互いに交差
させずに済む。第1のビット線対の他方どうしの交差が
解消される分、第1のブロックと第2のブロックとを互
いに分離するための領域に要する面積の増加を抑制で
き、例えば記憶容量の大規模化に伴うようなチップサイ
ズの増大傾向を抑制することができる。
【0038】また、前記転送ゲートは、少なくとも外部
入力アドレスにより選択された前記ワード線が活性化さ
れる時刻よりも所望の時間の前から、前記第1、第2の
センスアンプが活性化される時刻よりも所望の時間だけ
前の一定時間の間、導通状態にあることを特徴としてい
る。
【0039】また、前記転送ゲートは、前記センスアン
プが活性化される時刻よりも所望の時間だけ前に非導通
状態となった後、外部入力信号のレベルが変化して前記
第2のビット線対がプリチャージ状態になることに同期
して、再び導通状態に制御されることを特徴としてい
る。
【0040】これらの構成によれば、この発明に係る半
導体集積回路装置を動作させるための動作タイミングの
一例が与えられる。また、前記転送ゲートは、前記セン
スアンプが活性化される時刻よりも所望の時間だけ前に
非導通状態となった後、そのまま非導通状態を保持し、
次のサイクルにおける前記ワード線が活性化される時刻
よりも所望の時間の前に導通状態になるように制御され
ることを特徴としている。
【0041】この構成によれば、この発明に係る半導体
集積回路装置を動作させるための動作タイミングの一例
が与えられるとともに、転送ゲートを、ワード線が活性
化される時刻よりも所望の時間の前に導通状態にするの
で、転送ゲートを“オン”、“オフ”させた際に、フロ
ーティング状態となった第2のビット線に発生するカッ
プリングノイズを相殺することができる。
【0042】また、前記第1のセンスアンプと前記メモ
リセルアレイとを電気的に接続する第2の転送ゲートを
さらに具備し、外部アドレスによるブロック活性化信号
に従って、前記転送ゲート並びに前記第2の転送ゲート
の導通状態を制御することを特徴としている。
【0043】このような構成を有する半導体集積回路装
置によれば、メモリセルアレイを、第1、第2のブロッ
ク毎に動作させるための一構成例が与えられる。また、
前記メモリセルアレイとは異なった第2のメモリセルア
レイと、前記第1のセンスアンプと前記第2のメモリセ
ルアレイとを電気的に接続する第3の転送ゲートとをさ
らに具備し、前記第1センスアンプを、前記メモリセル
アレイと前記第2のメモリセルアレイとで互いに共有し
たことを特徴としている。
【0044】このような構成を有する半導体集積回路装
置によれば、一つのセンスアンプを、2つのメモリセル
アレイで共有できるので、センスアンプ数の削減等が達
成され、センスアンプを形成する領域の面積の増加を抑
制でき、例えば記憶容量の大規模化に伴うようなチップ
サイズの増大傾向を抑制することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、この
発明の第1の実施形態に係わるDRAMが有するメモリ
セルアレイの構成を概略的に示した構成図である。
【0046】図1に示すように、図中○で示すメモリセ
ルとセンスアンプ(SA1,SA2)との間でデータの
やり取りを行うビット線は階層構造となっており、上層
のビット線としてのマスタービット線(Master
Bitline:MBL)と下層のビット線としてのセ
グメントビット線(Segmented Bitlin
e:SBL)とがそれぞれ配設される。
【0047】さらに、全てのワード線(WL1,WL
2,・・・)とセグメントビット線(SBL1, /SB
L1,・・・)の交差点にはメモリセルが集積・配置さ
れ、理想的には4F2 のセル面積を有するクロスポイン
ト型メモリセルが集積・配置される。
【0048】一方、階層構造を有するビット線対は、セ
グメントビット線SBL、マスタービット線MBLとも
メモリセルアレイの中央部において2つのブロックに分
割されている。分割されたマスタービット線MBLのう
ち、MBL1と /MBL1とが対となりアレイ左側に配
置されたセンスアンプ(SA1)へ接続され、同様にM
BL2と /MBL2とが対となりアレイ右側に配置され
たセンスアンプ(SA2)へ接続されている。
【0049】さらに、左右2組のマスタービット線MB
L対のうち、片方のマスタービット線(図1では /MB
L1と /MBL2に相当)相互間には、制御信号(DI
VID)により制御される転送ゲート2が挿入された構
成を持つ。加えて、左右2組のセグメントビット線SB
L対のうち、片方のセグメントビット線SBL(図1で
はSBL1とSBL2に相当)は、直接マスタービット
線MBLへ接続される。他方のセグメントビット線SB
L(図1では /SBL1と /SBL2に相当)は、アレ
イの中央で分割されたブロックの逆側のブロックのマス
タービット線MBLに接続される。すなわち、セグメン
トビット線 /SBL1は マスタービット線 /MBL2
へ、セグメントビット線 /SBL2はマスタービット線
/MBL1へ、それぞれ交差して接続された構成とな
る。
【0050】図2は、図1に示したメモリセルアレイに
おいて、ワード線(WL1)が活性化されビット線にメ
モリセル(C1、C2)の記憶情報が読み出された際の
ビット線波形を模式的に示したものである。
【0051】メモリセルからデータを読み出す時には、
従来例と同様に制御信号(DIVID)は高レベルに保
持され、その結果、マスタービット線 /MBL1と /M
BL2とが互いに接続された状態となる。
【0052】ゆえに、ビット線電位の組み合わせは、メ
モリセルC1、C2の記憶情報の組み合わせにしたがっ
て、4種の場合が存在する。具体的には、図2に示すよ
うに、<<C1/C2=L/L>>の組み合わせの場
合、MBL1は−2Vsだけ電位降下をおこし、 /MB
L1は−Vsの電位降下が起こる。一方、MBL2は電
位変動が発生せず、 /MBL2は /MBL1と接続され
ているため−Vsの電位降下が発生する。
【0053】ここで、Vsは、Csをメモリセル容量、
Cbをマスタービット線(MBL)とセグメントビット
線(SBL)の容量の和、すなわちMBL1、MBL
2、SBL1およびSBL2それぞれの容量の和、VC
Cを電源電圧とすると、 Vs=(Cs×VCC/2)/(Cb+Cs)・・・(1) で表される信号量である。
【0054】<<C1/C2=L/L>>以外のC1/
C2の記憶情報の組み合わせの場合も、図2に示すよう
に各ビット線の波形は変化する。図3は、これらのビッ
ト線の電位変化を、センスアンプに入力される信号量と
してまとめたものである。delta VB1はセンス
アンプSA1に入力される信号量を、delta VB
2はセンスアンプSA2に入力される信号量を表す。
【0055】図3に示すように、メモリセルC1/C2
の記憶情報の組み合わせにしたがって、最悪でも絶対値
としてVs以上の信号量がセンスアンプに入力される。
これは従来例の説明の際に用いた図17(C)と同様の
値となり、この実施形態においても、従来のDSBセン
ス方式と同様に、ビット線対の容量を利用してセンスア
ンプに入力する参照電圧を自動的に生成することが可能
である。
【0056】さらには、折り返し型ビット線方式におけ
るセンス動作と全く同様の動作を行える回路構成を持つ
ことから、高雑音耐性を有することも従来のDSBセン
ス方式と同様である。
【0057】図4は、図1に示すメモリセルアレイから
データを読み出す時の動作タイミングの一例を示す。図
4に示すように、外部制御信号であるロウアドレススト
ローブ信号 /RASが時刻t1で立ち下がると、ロウア
ドレスがチップ内に取り込まれ、このアドレスに従って
活性化されるべきアレイのビット線対のイコライズが解
除され(図示せず)、このアレイ内の全てのビット線が
プリチャージ回路から切り離され、フローティング状態
となる。
【0058】これに続いて、時刻t3で活性化されるべ
きブロック内の特定のワード線(この場合はWL1を想
定)が活性化され、メモリセルC1からの情報がセグメ
ントビット線SBL1を介してマスタービット線MBL
1に微小信号として現れる。同時にメモリセルC2から
の情報がセグメントビット線 /SBL1を介してマスタ
ービット線 /MBL2に微小信号として現れる。なお、
マスタービット線 /MBL2に現れた微小信号は転送ゲ
ート2を介してマスタービット線 /MBL1にも伝わ
る。
【0059】これに続いて、時刻t4で転送ゲート制御
信号DIVIDが低レベルに遷移され、アレイの中央か
らマスタービット線 /MBL1と、マスタービット線 /
MBL2とが互いに分割される。
【0060】これに続いて、時刻t5でセンスアンプが
活性化され、センスアンプSA1でマスタービット線対
(MBL1、 /MBL1)の微少電位差を、また、セン
スアンプSA2でマスタービット線対(MBL2、 /M
BL2)の微小電位差をそれぞれ、検知・増幅する。
【0061】この時、メモリセルC1、C2がそれぞれ
“L”の情報を記憶していたならば、センスアンプSA
1はMBL1を低レベル、 /MBL1を高レベルとする
ように微小電位差を増幅する。一方、センスアンプSA
2はMBL2を高レベル、 /MBL2を低レベルとする
ように微小電位差を増幅する。
【0062】また、メモリセルC1が“L”、メモリセ
ルC2が“H”の情報を記憶していたならば、センスア
ンプSA1はMBL1を低レベル、 /MBL1を高レベ
ルとするように微小電位差を増幅する。一方、センスア
ンプSA2はMBL2を低レベル、 /MBL2を高レベ
ルとするように微小電位差を増幅する。
【0063】また、メモリセルC1が“H”、メモリセ
ルC2が“L”の情報を記憶していたならば、センスア
ンプSA1はMBL1を高レベル、 /MBL1を低レベ
ルとするように微小電位差を増幅する。一方、センスア
ンプSA2はMBL2を高レベル、 /MBL2を低レベ
ルとするように微小電位差を増幅する。
【0064】また、メモリセルC1、C2がそれぞれ
“H”の情報を記憶していたならば、センスアンプSA
1はMBL1を高レベル、 /MBL1を低レベルとする
ように微小電位差を増幅する。一方、センスアンプSA
2はMBL2を低レベル、 /MBL2を高レベルとする
ように微小電位差を増幅する。
【0065】なお、図4には、この4種のビット線電位
の変化のうち、メモリセルC1、C2がそれぞれ“H”
の情報を記憶していた場合を図示する。このように、全
てのビット線が所望の電位まで駆動された後、メモリセ
ルC1の情報をメモリセルアレイの外に読み出すのであ
ればセンスアンプSA1を選択し、メモリセルC2の情
報をメモリセルアレイの外に読み出すのであればセンス
アンプSA2を選択し、メモリセルC1、C2それぞれ
の情報をパラレルにメモリセルアレイの外に読み出すの
であればセンスアンプSA1およびSA2の双方を選択
する。このようにして、メモリセルC1、C2の情報は
メモリセルアレイの外に取り出すことができる。
【0066】この後、時刻t6でロウアドレスストロー
ブ信号 /RASが立ち上がると、チップ内部に取り込ま
れたアドレスがクリアされる。これに続いて時刻t7で
ワード線(WL1)が非活性となる。
【0067】さらに、時刻t8で全てのビット線が短絡
されると同時に転送ゲート制御信号(DIVID)も高
レベルに遷移し、チップ内部が完全に初期化される。図
5は、図1に示すメモリセルアレイからデータを読み出
す時の動作タイミングの他の例を示す。
【0068】図5に示す動作タイミングが、図4に示し
た動作タイミングと異なるところは、転送ゲート制御信
号(DIVID)の動作タイミングであり、特にロウア
ドレスストローブ信号 /RASが高レベルのとき、転送
ゲート制御信号(DIVID)は低レベルに保持され
る。
【0069】転送ゲート制御信号(DIVID)が高レ
ベルに活性化されるのは、時刻t2であり、ビット線が
完全にフローティングとなった後である。これは、時刻
t4で転送ゲート制御信号(DIVID)が低レベルに
なる際、転送ゲート用MOSトランジスタのゲート容量
により、ビット線に負のカップリングノイズが発生する
ものを、あらかじめ時刻t2によるゲート信号線(DI
VID)の活性化で相殺させることを目的としたもので
ある。
【0070】他の動作は、図4に示した動作タイミング
と実質的に同様である。図4並びに図5に示したよう
に、この発明においては従来のDSBセンス方式では必
要であったリストア動作が完全に不要であることがわか
る。これは、ビット線を階層構造とすることにより、メ
モリセルC2の記憶情報を検知・増幅するセンスアンプ
SA2がRASアクティブの最中にメモリセルC2に接
続された状態に保持できることによる。これにより、リ
ストア動作の直前と終了の際に発生していた転送ゲート
の2回の駆動が不要となり、高速性に寄与する。さら
に、従来のDSBセンス方式では必要であったアレイ端
でのセンスアンプとビット線の間の転送ゲートが不要と
なり、チップサイズの縮少化にもつながる。さらに、従
来1サイクル中に最悪で3回必要であったセンスアンプ
を介してのビット線の充放電が1回で可能となり、低消
費電力に大きく貢献する。具体的には、従来のDSBセ
ンス方式の場合の電源からの供給電荷量を算出すると、
以下のようになる。
【0071】<<センス動作時>> n×Cb/2×VCC/2・・・(2) <<リストア動作時>> 2/n×Cb/2×VCC・・・(3) 従って、1サイクル中では(2)と(3)との和とな
り、 n×Cb×VCC/2 ・・・(4) の電源からの電荷の供給が必要になる。ここで、nは1
サイクルで充電されるビット線の本数、Cbはビット線
容量、VCCは電源電圧である。
【0072】一方、本発明における電源からの供給電荷
量は(2)式に相当する部分のみであるため、50%に
低減可能である。但し、本実施形態の場合、ビット線が
階層構造であるため、従来のDSBセンス方式のそれに
比べマスタービット線分ビット線容量が大きくなる。但
し、マスタービット線には直接メモリセルの拡散層が接
続されないこと、さらには、上層の配線層でこれを構成
することが可能なこととあいまって、マスタービット線
の容量はセグメントビット線に比べ20〜50%程度ま
で低減可能である。従って、階層ビット線方式の採用に
よるビット線容量増大を考慮しても、ビット線充放電に
伴う消費電力を従来のDSBセンス方式の60〜75%
にまで低減可能である。
【0073】図6は、この発明に係るDRAMの具体的
な一回路例を示す回路図である。メモリセルはセグメン
トビット線(SBL)とワード線(WL1、・・・)の
全ての交差点に配設されるクロスポイント型のメモリセ
ルである。セグメントビット線(SBL)はアレイの中
央部で、これより上層の配線層で構成されるマスタービ
ット線(MBL)に接続される。さらに、アレイの中央
部には左右のマスタービット線(MBL)の電気的な接
続関係を制御するNMOS転送ゲートが配置され、信号
DIVIDで駆動される。アレイの左右には制御信号 /
SAN、SAPで活性化されるセンスアンプ回路SA
1、SA2、信号EQLで制御されるビット線プリチャ
ージ回路11−1、11−2、特定のビット線データを
IO線に選択的に接続するために信号CSLで制御され
るIOゲート12−1、12−2がそれぞれ配置されて
いる。
【0074】図6に示す具体的な回路は、図7あるいは
図8に示す動作タイミングで動作される。図7は、図6
に示す具体的な回路の読み出し動作時の動作タイミング
の一例を示す図である。
【0075】図7に示すように、時刻t1で外部制御信
号であるロウアドレスストローブ信号 /RASが立ち下
がると、ロウアドレスがチップ内部に取り込まれる。こ
れに続いて、時刻t2で取り込まれたアドレスに従って
活性化されるべきアレイの信号EQLが立ち下がり、活
性化されるべきアレイのビット線対のイコライズが解除
され、このアレイ内の全てのビット線がプリチャージ回
路11−1、11−2から切り離され、フローティング
状態となる。
【0076】これに続いて、時刻t4で活性化されるべ
きブロック内の特定のワード線(この場合はWL1を想
定)が活性化され、メモリセルC1からの情報がセグメ
ントビット線SBL1を介してマスタービット線MBL
1に微小信号として現れる。同時にメモリセルC2から
の情報がセグメントビット線 /SBL1を介してマスタ
ービット線 /MBL2に微小信号として現れる。なお、
マスタービット線 /MBL2に現れた微小信号は転送ゲ
ート2を介してマスタービット線 /MBL1にも伝わ
る。
【0077】これに続いて、時刻t5で転送ゲート制御
信号DIVIDが低レベルに遷移され、アレイの中央か
らマスタービット線 /MBL1と、マスタービット線 /
MBL2とが互いに分割される。
【0078】これに続いて、時刻t6で制御信号 /SA
Nが低レベル(例えばVSS)に、制御信号SAPが高
レベル(例えばVCC)に遷移し、センスアンプ回路S
A1、SA2がそれぞれ活性化される。センスアンプS
A1はマスタービット線対(MBL1、 /MBL1)の
微少電位差を、また、センスアンプSA2はマスタービ
ット線対(MBL2、 /MBL2)の微小電位差をそれ
ぞれ、検知・増幅する。この時、メモリセルC1、C2
の記憶情報の組み合わせに従ったマスタービット線MB
L1、 /MBL1、MBL2、 /MBL2電位の変化
は、図4を参照して説明したものと同様となる。
【0079】なお、図7には、図4と同様にメモリセル
C1、C2がそれぞれ“H”の情報を記憶していた場合
を図示する。センスアンプ回路SA1、SA2がそれぞ
れ活性化された後、時刻t7で信号CSL1が高レベル
に遷移し、IOゲート12−1が活性化され、マスター
ビット線対(MBL1、 /MBL1)がIO線対(IO
1、 /IO1)に接続される。このようにして、メモリ
セルC1の情報は、マスタービット線対(MBL1、/
MBL1)に読み出され、センスアンプ回路SA1で増
幅されて、 IO線対(IO1、 /IO1)に伝えられ
る。
【0080】この後、時刻t8で信号CSL1が低レベ
ルに遷移し、マスタービット線対(MBL1、 /MBL
1)とIO線対(IO1、 /IO1)との接続が断たれ
る。また、ロウアドレスストローブ信号 /RASが立ち
上がると、チップ内部に取り込まれたアドレスがクリア
される。
【0081】これに続いて、時刻t9でワード線(WL
1)が非活性となる。さらに、時刻t10で制御信号 /
SAN、SAPをそれぞれイコライズレベルに遷移させ
てセンスアンプ回路SA1、SA2を非活性とする。ま
た、信号EQLを高レベルに遷移させて全てのビット線
を短絡する。さらに転送ゲート制御信号(DIVID)
を高レベルに遷移させることで、チップ内部が完全に初
期化される。
【0082】図8は、図6に示す具体的な回路の読み出
し動作時の動作タイミングの他の例を示す図である。図
8に示す動作タイミングが、図7に示した動作タイミン
グと異なるところは、転送ゲート制御信号(DIVI
D)の動作タイミングであり、特にロウアドレスストロ
ーブ信号 /RASが高レベルのとき、転送ゲート制御信
号(DIVID)は低レベルに保持される。
【0083】転送ゲート制御信号(DIVID)が高レ
ベルに活性化されるのは、時刻t3であり、ビット線が
完全にフローティングとなった後である。これにより、
時刻t5で転送ゲート制御信号DIVIDが低レベルに
なる際に、転送ゲート用MOSトランジスタのゲート容
量によってビット線に負のカップリングノイズが発生す
る事情を、あらかじめ時刻t3によるゲート信号線DI
VIDの活性化で相殺することができる。
【0084】他の動作は、図7に示した動作タイミング
と実質的に同様である。 (第2の実施形態)図9は、この発明の第2の実施形態
に係わるDRAMが有するメモリセルアレイの構成を概
略的に示す構成図である。
【0085】第2の実施形態が、第1の実施形態と特に
異なるところは、セグメントビット線とマスタービット
線との接続方法にある。図1に示した第1の実施形態で
は、セグメントビット線 /SBL1および /SBL2は
それぞれ、実際のアレイ上では実質的に同一線上に並
び、同様にマスタービット線 /MBL1および /MBL
2もそれぞれ、実質的に同一線上に並ぶ。換言すれば、
セグメントビット線 /SBL1および /SBL2は、左
右のブロックでそれぞれ同じ位置に配置される。同様に
マスタービット線 /MBL1および/MBL2もまた、
左右のブロックでそれぞれ同じ位置に配置される。
【0086】このため、転送ゲート2を挟んで紙面左側
のブロックに配置されたセグメントビット線 /SBL1
を紙面右側のブロックに配置されたマスタービット線 /
MBL2に接続し、紙面右側のブロックに配置されたセ
グメントビット線 /SBL2を紙面左側のブロックに配
置されたマスタービット線 /MBL1に接続するために
は、セグメントビット線 /SBL1と /SBL2とをア
レイの中央部で互いに交差させなければならない。この
交差部分においては、別途、接続用の配線層が必要であ
り、例えば左右のブロックを分割するための分割領域の
面積が増大する。
【0087】これに対して、第2の実施形態では、転送
ゲート2を挟んで紙面左側のブロックに配置されたセグ
メントビット線 /SBL1を、紙面右側のブロックに配
置されたマスタービット線MBL2に接続し、紙面右側
のブロックに配置されたセグメントビット線SBL2
を、紙面左側のブロックに配置され、マスタービット線
MBL2とは互いに配置位置がずれあったマスタービッ
ト線 /MBL1 に接続する。そして、セグメントビット
線 /SBL1とマスタービット線MBL2との相互接続
ノードN1とセグメントビット線SBL2とマスタービ
ット線 /MBL1との相互接続ノードN2との間に、ゲ
ートに転送ゲート制御信号DIVIDを受け、転送ゲー
ト2を構成するMOSトランジスタを直列に接続する。
【0088】このような第2の実施形態であると、セグ
メントビット線 /SBL1とSBL2とを、転送ゲート
2を構成するMOSトランジスタのチャネルを介して交
差できるので、セグメントビット線どうしをアレイ上で
交差させる必要をなくすことができる。このため、アレ
イの中央部に設けられてアレイを左右のブロックに分割
する領域の面積の増加を抑制でき、チップ面積の増大を
最小限に抑制できる。
【0089】このような第2の実施形態においても、第
1の実施形態と同様にクロスポイント型メモリセルを採
用した場合においても雑音耐性に優れ、かつ高速性並び
に低消費電力特性を兼ね備えたDRAMを実現すること
ができる。
【0090】(第3の実施形態)図10は、この発明の
第3の実施形態に係わるDRAMが有するメモリアレイ
の構成を概略的に示す構成図である。
【0091】第3の実施形態が、第1並びに第2の実施
形態と異なるところは、マスタービット線とセンスアン
プ回路の間に新たな転送ゲート31n、31n−1、3
1n+1を配設した点にある。
【0092】これらの転送ゲート31n、31n−1、
31n+1を選択的に制御することで、隣接するメモリ
アレイ(例えばARRAYn−1とARRAYn)でセ
ンスアンプ回路を共有化している。
【0093】具体的には、ARRAYnが活性化された
場合には、ISOnを高レベルから低レベルに変化させ
ることで、センスアンプSA1とARRAYn−1が、
センスアンプSA2とARRAYn+1がそれぞれ切り
離される。
【0094】また、ARRAYn−1が活性化された場
合にはISOn−1を、ARRAYn+1が活性化され
た場合にはISOn+1を同様に高レベルから低レベル
に遷移させることで、全てのセンスアンプが隣接する2
つのアレイで共有化可能となる。これにより、センスア
ンプ回路数の低減が可能となり、クロスポイント型のメ
モリセルの採用とあいまって大幅なチップサイズの縮少
が可能となる。
【0095】図11は、図10に示す回路の動作タイミ
ングの一例を示す図である。外部制御信号であるロウア
ドレスストローブ信号 /RASが時刻t1で立ち下がる
と、ロウアドレスがチップ内に取り込まれ、このアドレ
スに従って活性化されるべきアレイのイコライズが解除
され(図示せず)、このアレイ内の全てのビット線が図
示せぬプリチャージ回路から切り離されフローティング
状態となる。
【0096】これと同期して、時刻t2において活性化
アレイ情報に基づいて活性化アレイに隣接する非活性ア
レイをセンスアンプから切り離すためISOnが低レベ
ルに遷移する。
【0097】これに続いて、時刻t4で活性化されるべ
きブロック内の特定のワード線(WL)が活性化され、
ビット線に微小信号が現れる。これに続いて、時刻t5
で転送ゲート制御信号DIVIDが低レベルに遷移し、
アレイの中央からマスタービット線対が分割される。
【0098】これに続いて、時刻t6でセンスアンプが
活性化され、マスタービット線対の微少電位差を検知・
増幅する。全てのビット線が所望の電位まで駆動された
後、時刻t7でロウアドレスストローブ信号 /RASが
立ち上がると、チップ内部に取り込まれたアドレスがク
リアされる。
【0099】これに続いて、時刻t8でワード線(W
L)が非活性となる。さらに、時刻t9で全てのビット
線が短絡されると同時に転送ゲート制御信号(DIVI
D)も高レベルに遷移し、さらに活性アレイに隣接する
アレイもISOnが高レベルに遷移する事で再びセンス
アンプへ接続され、チップ内部が完全に初期化される。
【0100】図12は、図10に示す回路の動作タイミ
ングの他の例を示す図である。図12に示す動作タイミ
ングが図11に示す動作タイミングと異なるところは、
転送ゲート制御信号DIVIDの動作タイミングであ
り、特にロウアドレスストローブ信号 /RASが高レベ
ルのとき、転送ゲート制御信号DIVIDは、低レベル
に保持される。高レベルに活性化されるのは時刻t3で
あり、ビット線は完全にフローティングとなった後であ
る。
【0101】これにより、時刻t5で転送ゲート制御信
号DIVIDが低レベルになる際の転送ゲート用MOS
トランジスタでのゲート容量により、ビット線に負のカ
ップリングノイズが発生する事情を、あらかじめ時刻t
3によるゲート信号線(DIVID)の活性化で相殺さ
せることができる 上記第1〜第3の実施形態によれば、理想的には4F2
のセルサイズを有すクロスポイント型のメモリセルを雑
音耐性の高い折り返し型ビット線方式と同一な構成でア
レイ化することが可能となる。加えて、従来のDSBセ
ンス方式では必要であったリストア動作が完全に不要と
なる。これは、ビット線を階層構造とする事により、メ
モリセル記憶情報を検知・増幅するセンスアンプがRA
Sアクティブの最中にメモリセルに接続された状態に保
持できることによる。リストア動作の排除により、リス
トア動作の直前と終了の際に発生していた転送ゲートの
2回の駆動が不要となり、高速性に寄与する。さらに、
従来のDSBセンス方式では必要であったアレイ端での
センスアンプとビット線の間の転送ゲートが不要とな
り、チップサイズの縮少化にも寄与する。さらに、従来
1サイクル中に最悪で3回必要であったセンスアンプを
介してのビット線の充放電が1回で可能となるため、従
来に比べて60〜75%程度の低消費電力化が実現でき
る。
【0102】以上、この発明を、第1〜第3の実施形態
を例にとり説明したが、この発明は上述した第1〜第3
の実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが出来
る。
【0103】また、特にDRAMを中心に、この発明を
説明してきたが、この発明はメモリセル情報を検知・増
幅するビット線センスアンプとしてダイナミック型差動
増幅器を採用したFRAMやPROM等、DRAM以外
のメモリにおいても適応可能である。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、クロスポイント型メモリセルが集積されたメモリセ
ルアレイを有しながらも、リストア動作が不要でさらに
ビット線の充放電も1サイクルに1回のみで動作可能な
半導体集積回路装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施形態に係わるDR
AMが有するメモリセルアレイの構成図。
【図2】図2はこの発明の第1の実施形態に係わるDR
AMのデータを読み出した際のビット線波形を示す図。
【図3】図3はこの発明の第1の実施形態に係わるDR
AMの微小信号(delta VB1,delta VB2) とメモリセルの
記憶情報(C1/C2)との関係を示す図。
【図4】図4は図1に示すメモリセルアレイからデータ
を読み出す時の動作タイミングの一例を示す図。
【図5】図5は図1に示すメモリセルアレイからデータ
を読み出す時の動作タイミングの他の例を示す図。
【図6】図6はこの発明に係るDRAMの具体的な一回
路例を示す回路図。
【図7】図7は図6に示す具体的な回路の読み出し動作
時の動作タイミングの一例を示す図。
【図8】図8は図6に示す具体的な回路の読み出し動作
時の動作タイミングの他の例を示す図。
【図9】図9はこの発明の第2の実施形態に係わるDR
AMが有するメモリセルアレイの構成図。
【図10】図10はこの発明の第3の実施形態に係わる
DRAMが有するメモリアレイの構成図。
【図11】図11は図10に示す回路の動作タイミング
の一例を示す図。
【図12】図12は図10に示す回路の動作タイミング
の他の例を示す図。
【図13】図13(A)は折り返し型ビット線方式のセ
ル配置を模式的に示した図、図13(B)は図13
(A)中の破線枠13B内を拡大して示した図。
【図14】図14(A)は折り返し型ビット線方式のセ
ル配置を模式的に示した図、図14(B)は図14
(A)中の破線枠14B内を拡大して示した図。
【図15】図15(A)はSGTセルの斜視図、図15
(B)はSGTセルの断面図。
【図16】図16(A)は従来のDSBセンス方式のコ
ア回路を概略的に示した図、図16(B)は従来の折り
返し型ビット線方式のコア回路を概略的に示した図。
【図17】図17(A)は従来のDSBセンス方式のコ
ア回路を概略的に示した図、図17(B)はデータを読
み出した際のビット線波形を示す図、図17(C)は入
力微小信号(ΔVB、ΔVB’)とメモリセルの記憶情
報(C1/C2)との関係を示す図。
【図18】図18(A)〜(C)はそれぞれ従来のDS
Bセンス方式のシーケンスを模式的に示した図。
【図19】図19(A)は従来のDSBセンス方式の具
体的な回路図、図19(B)はその動作タイミング図。
【符号の説明】
2…転送ゲート、 11−1、11−2…プリチャージ回路、 12−1、12−2…IOゲート、 31n、31n−1、31n+1…転送ゲート。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイの特定のメモリセル群を選択駆動
    するための複数本のワード線と、 前記メモリセルアレイの特定のメモリセルとデータの授
    受を行うための複数本の第1のビット線と、 前記複数本のワード線と前記複数本の第1のビット線と
    の交差点全てに配置されたメモリセルと、 前記第1のビット線と同一方向に配設され、かつ異なる
    配線層で構成され、対応する前記第1のビット線に接続
    された複数本の第2のビット線とを具備し、 前記複数本の第1のビット線および前記複数本の第2の
    ビット線は少なくとも第1、第2のブロックに分割さ
    れ、 前記第1のブロックに属する前記第2のビット線は対を
    為して第1のセンスアンプに、前記第2のブロックに属
    する前記第2のビット線は対を為して第2のセンスアン
    プにそれぞれ折り返し型ビット線方式で接続され、 前記第1のブロックに属する前記第2のビット線対の一
    方と、前記第2のブロックに属する前記第2のビット線
    対の一方とが互いに転送ゲートを介して接続されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のブロックに属する前記第1の
    ビット線は対を為し、前記第1のブロックに属する第1
    のビット線対の一方は前記第1のブロックに属した前記
    第2のビット線対の一方に接続され、その他方は前記第
    2のブロックに属する前記第2のビット線対の他方に接
    続され、 前記第2のブロックに属する前記第1のビット線は対を
    為し、前記第2のブロックに属する第1のビット線対の
    一方は前記第2のブロックに属する前記第2のビット線
    対の一方に接続され、その他方は前記第1のブロックに
    属する前記第2のビット線対の他方に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のブロックに属する前記第1の
    ビット線対の他方と、前記第2のブロックに属する前記
    第1のビット線対の他方とは、前記第1、第2のブロッ
    クそれぞれで互いに同じ位置に配置されていることを特
    徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のブロックに属する前記第1の
    ビット線対の他方と、前記第2のブロックに属する前記
    第1のビット線対の他方とは、前記第1、第2のブロッ
    クそれぞれで互いにずれあった位置に配置されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記転送ゲートは、少なくとも外部入力
    アドレスにより選択された前記ワード線が活性化される
    時刻よりも所望の時間の前から、前記第1、第2のセン
    スアンプが活性化される時刻よりも所望の時間だけ前の
    一定時間の間、導通状態にあることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記転送ゲートは、前記センスアンプが
    活性化される時刻よりも所望の時間だけ前に非導通状態
    となった後、外部入力信号のレベルが変化して前記第2
    のビット線対がプリチャージ状態になることに同期し
    て、再び導通状態に制御されることを特徴とする請求項
    5に記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記転送ゲートは、前記センスアンプが
    活性化される時刻よりも所望の時間だけ前に非導通状態
    となった後、そのまま非導通状態を保持し、次のサイク
    ルにおける前記ワード線が活性化される時刻よりも所望
    の時間の前に導通状態になるように制御されることを特
    徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のセンスアンプと前記メモリセ
    ルアレイとを電気的に接続する第2の転送ゲートをさら
    に具備し、 外部アドレスによるブロック活性化信号に従って、前記
    転送ゲート並びに前記第2の転送ゲートの導通状態を制
    御することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回
    路装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリセルアレイとは異なった第2
    のメモリセルアレイと、 前記第1のセンスアンプと前記第2のメモリセルアレイ
    とを電気的に接続する第3の転送ゲートとをさらに具備
    し、 前記第1センスアンプを、前記メモリセルアレイと前記
    第2のメモリセルアレイとで互いに共有したことを特徴
    とする請求項8に記載の半導体集積回路装置。
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