JPH11163130A - 半導体装置およびその配線方法 - Google Patents

半導体装置およびその配線方法

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JPH11163130A
JPH11163130A JP33141697A JP33141697A JPH11163130A JP H11163130 A JPH11163130 A JP H11163130A JP 33141697 A JP33141697 A JP 33141697A JP 33141697 A JP33141697 A JP 33141697A JP H11163130 A JPH11163130 A JP H11163130A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上層と下層の配線を接続するコンタクト部の
接続状態に起因する半導体装置の不良発生度合いを低減
し、歩留りおよび信頼性の向上を図るとともに、コンタ
クト部に接続される配線長が長い場合でもコンタクト部
の寿命を延ばす。 【解決手段】 配線層115に設けられた端子111
と、配線層115の上の配線層116に設けられた端子
112とを接続する場合、端子111からx方向に延長
した配線113を配線層115で形成し、端子112か
らy方向に延長した配線114を配線層116で形成す
る。配線113と配線114の交点でコンタクト部11
7を形成する。さらに、コンタクト部117から配線層
115上で延長した配線118を形成し、新たにコンタ
クト部119を形成する。2個のコンタクト部117,
119で上層の配線114と下層の配線113,118
とが接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線を有する
半導体装置およびその配線方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多層配線は高密度半導体集積回路
には欠かせない技術として注目されている。その中でコ
ンタクト部の形成に於いては近年の微細化に伴い高アス
ペクト比になってきておりその信頼性および初期特性の
歩留まりを維持することが大変困難な状況になってきて
いる。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の半導体装
置の配線方法の一例について説明する。図7は従来の半
導体装置の配線方法を示す図である。図7において、1
01は配線層105に設けられた端子、102は配線層
106に設けられた端子、103は配線層105の一部
で形成される配線、104は配線層106の一部で形成
される配線、107はコンタクト部であり、配線層10
6と配線層105とは層間絶縁膜を介して隣接した配線
層で、配線層106が配線層105のすぐ上の配線層に
なっている。
【0004】図7(a)は配線層105のみを取り出し
た図であり、図7(b)は配線層106のみを取り出し
た図であり、図7(c)は配線層105と106の両者
を上からみた図である。配線層105に設けられた端子
101と配線層106に設けられた端子102とを接続
する場合、図7(d)に示すように、端子101からx
方向に延長した配線103を配線層105で形成する。
また、端子102からy方向に延長した配線104を配
線層106で形成する。そして、配線103と配線10
4の交点(上から見たときの交点)でコンタクト部10
7を形成する。このように配線103,コンタクト部1
07,配線104を介して端子101と端子102とが
接続される。配線103と配線104とは上から見た場
合、互いに直交している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の半導体装置の配線方法では、以下の(1),(2),
(3)で示す問題点があった。 (1)LSI(半導体装置)の規模が大規模化されるに
つれ、必要なコンタクト部の数が膨大になり、コンタク
ト部の歩留まりがLSIの歩留まりに大きく影響するよ
うになってきている。コンタクト部の数と歩留まりとの
関係は、コンタクト部1個あたりの不良率をパラメータ
にして、図8のようになる。図8は片対数グラフであ
り、図8において、横軸はLSIの必要なコンタクト部
の個数、縦軸はLSIの良品率を示し、曲線a,b,
c,d,e,f,g,h,iは、それぞれコンタクト部
1個あたりの不良率が10-4,10-5,10-6,1
-7,10 -8,10-9,10-10 ,10-11 ,10-12
の場合について示している。この図8から、必要なコン
タクト部の個数が増加するにつれてLSIの歩留まりが
大幅に低下することが分かる。
【0006】(2)図9に層間コンタクトをとる場合の
配線の長さとコンタクト部の寿命との関係を示す。図9
において、横軸は配線長さ(Logスケール)、縦軸は
コンタクト部の寿命(Logスケール)を示す。接続さ
れる配線の長さと寿命の関係は配線の長さが長くになる
につれ、コンタクト部の寿命は短くなる。この現象は次
のように説明できる。すなわち配線は通常アルミ合金で
形成されており、この中にはたくさんの空孔ができてい
る。また、コンタクト部は通常タングステンで形成され
ている。コンタクト部で接続された配線に電流を流すこ
とで、配線とコンタクト部に用いられているタングステ
ンとの間でアルミのなかに存在する空孔がタングステン
を通り抜けないことにより、空孔はコンタクト部のタン
グステンと配線のアルミ合金との間に溜まってくる。長
いアルミ配線ほど配線の中に存在する空孔が多く、電流
を流すにつれて空孔が溜まり、抵抗が上昇し、寿命にい
たると考えられる。
【0007】(3)配線の微細化に伴い、同一配線層で
形成された配線間で配線間容量が増大する傾向にある。
図10に同一配線層で形成された2つの配線の断面を示
す。微細化に伴い、配線幅、配線間隔ともに小さくなっ
てくる。配線高さは配線の抵抗上昇を抑えるために小さ
くできない。配線間の容量は擬似的に次のように示され
る。
【0008】 配線間容量=誘電率×配線高さ×配線長さ/配線間隔 したがって配線間隔が小さくなるほど、配線間容量は増
大することになる。そして配線間容量が増大すると、次
の式からLSIの速度を落とすことになる。時定数=配
線抵抗×配線間容量すなわち、配線間隔を小さくするこ
とは配線間容量増大のためにLSIの速度が低下するこ
とになる。
【0009】本発明の目的は、コンタクト部の接続状態
に起因する半導体装置の不良発生度合いを低減し、歩留
りおよび信頼性の向上を図るとともに、コンタクト部に
接続される配線長が長い場合でもコンタクト部の寿命を
延ばすことができる半導体装置およびその配線方法を提
供することである。また、本発明の他の目的は、配線間
容量を低減しながら高密度配線を実現することができる
半導体装置およびその配線方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層配線と下
層配線とをコンタクト部で接続した半導体装置であっ
て、上層配線および下層配線のうち少なくとも一方の配
線の終端部分を他方の配線の長手方向に重なるように延
伸し、この重なり領域にコンタクト部を複数個設けたこ
とを特徴とする。
【0011】この構成によれば、複数個のコンタクト部
のうち最低1個のコンタクト部の接続状態が良好であれ
ばよく、コンタクト部の接続状態に起因する半導体装置
の不良発生度合いを低減し、歩留りおよび信頼性の向上
を図ることができる。また、コンタクト部を複数個設け
ることにより、複数個のコンタクト部と上層配線および
下層配線との総接触面積を大きくできるため、配線長が
長い場合でもコンタクト部と上層配線および下層配線と
の間の抵抗の上昇を抑え、コンタクト部の寿命を延ばす
ことができる。
【0012】請求項2記載の半導体装置は、層間絶縁膜
を介して上下に隣接する上層配線と下層配線とをコンタ
クト部で接続した半導体装置であって、上層配線および
下層配線の終端部分をL字形にし、このL字形の部分で
上層配線と下層配線とが重なり、この重なり領域に平面
形状がL字形のコンタクト部を設けたことを特徴とす
る。
【0013】この構成によれば、上層配線および下層配
線の終端部分をL字形にし、L字形のコンタクト部を設
けたことにより、コンタクト部と上層配線および下層配
線との接触面積を大きくすることができ、コンタクト部
の接続状態に起因する半導体装置の不良発生度合いを低
減し、歩留りおよび信頼性の向上を図ることができる。
また、コンタクト部をL字形とすることにより、コンタ
クト部と上層配線および下層配線との接触面積を大きく
できるため、配線長が長い場合でもコンタクト部と上層
配線および下層配線との間の抵抗の上昇を抑え、コンタ
クト部の寿命を延ばすことができる。
【0014】請求項3記載の半導体装置は、層間絶縁膜
を介して上下に隣接する上層配線と下層配線とをコンタ
クト部で接続した半導体装置であって、コンタクト部の
平面形状をL字形にし、下層配線をコンタクト部のL字
形の一端部の下側で接触させ、上層配線をコンタクト部
のL字形の他端部の上側で接触させたことを特徴とす
る。
【0015】この構成によれば、コンタクト部をL字形
にし、上層配線および下層配線をコンタクト部のL字形
の異なる端部で接触させたことにより、コンタクト部が
L字形でなければ上層配線および下層配線が他の配線と
隣接する区間を、L字形のコンタクト部が他の配線と隣
接する区間に置き換えて、上層配線および下層配線と他
の配線との間隔を小さくすることができるため、配線間
容量を低減しながら高密度配線を実現することができ
る。
【0016】請求項4記載の半導体装置の配線方法は、
層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層配線と下層配線
とを配置し、上層配線と下層配線とを接続する半導体装
置の配線方法であって、コンピュータによる自動配置配
線処理により上層配線および下層配線を配置するととも
に上層配線および下層配線を接続する第1のコンタクト
部を配置した後、上層配線および下層配線のうち少なく
とも一方の配線を第1のコンタクト部から所定の範囲内
で他方の配線と重なるように延長し、上層配線と下層配
線との重なり領域で1個以上の第2のコンタクト部を形
成することを特徴とする。
【0017】この配線方法によれば、第1および第2の
コンタクト部からなる複数個のコンタクト部で上層配線
と下層配線とが接続されるため、複数個のコンタクト部
のうち最低1個のコンタクト部の接続状態が良好であれ
ばよく、コンタクト部の接続状態に起因する半導体装置
の不良発生度合いを低減し、歩留りおよび信頼性の向上
を図ることができる。また、コンタクト部を複数個設け
ることにより、複数個のコンタクト部と上層配線および
下層配線との総接触面積を大きくできるため、配線長が
長い場合でもコンタクト部と上層配線および下層配線と
の間の抵抗の上昇を抑え、コンタクト部の寿命を延ばす
ことができる。
【0018】請求項5記載の半導体装置の配線方法は、
層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層配線と下層配線
とを配置し、上層配線と下層配線とを接続する半導体装
置の配線方法であって、コンピュータによる自動配置配
線処理により上層配線および下層配線を配置するととも
に上層配線および下層配線を接続する第1のコンタクト
部を配置した後、上層配線および下層配線の配線長を算
出し、上層配線および下層配線の両方の配線長が所定の
長さ未満の場合には処理を終了し、上層配線および下層
配線のうち何れかまたは両方の配線長が所定の長さ以上
の場合には上層配線および下層配線のうち少なくとも一
方を第1のコンタクト部から所定の範囲内で他方の配線
と重なるように延長し、上層配線と下層配線との重なり
領域で1個以上の第2のコンタクト部を形成することを
特徴とする。
【0019】この配線方法によれば、上層配線および下
層配線のうち何れかまたは両方の配線長が所定の長さ以
上の場合に、第1および第2のコンタクト部からなる複
数個のコンタクト部で上層配線と下層配線とが接続され
るため、複数個のコンタクト部のうち最低1個のコンタ
クト部の接続状態が良好であればよく、コンタクト部の
接続状態に起因する半導体装置の不良発生度合いを低減
し、歩留りおよび信頼性の向上を図ることができる。ま
た、コンタクト部を複数個設けることにより、複数個の
コンタクト部と上層配線および下層配線との総接触面積
を大きくできるため、配線長が長くてもコンタクト部と
上層配線および下層配線との間の抵抗の上昇を抑えるこ
とができ、コンタクト部の寿命を延ばすことができる。
【0020】請求項6記載の半導体装置の配線方法は、
請求項5記載の半導体装置の配線方法において、算出し
た上層配線および下層配線の配線長のうち何れかまたは
両方の配線長が所定の長さ以上の場合に、上層配線およ
び下層配線のうち少なくとも一方を延長すると他の配線
と所定の間隔がとれず第2のコンタクト部を形成できな
いときには、第2のコンタクト部を形成するために再度
コンピュータによる自動配置配線処理を行うことを特徴
とする。
【0021】この配線方法によれば、算出した上層配線
および下層配線の配線長のうち何れかまたは両方の配線
長が所定の長さ以上の場合に、容易に複数個のコンタク
ト部を設けることができる。請求項7記載の半導体装置
の配線方法は、請求項5または6記載の半導体装置の配
線方法において、算出した上層配線および下層配線の配
線長を比較する所定の長さは100μmであることを特
徴とする。
【0022】これは、配線長が100μm以上になると
コンタクト−配線間のエレクトロマイグレーション特性
に劣化が生じるが、この劣化を防止するためである。請
求項8記載の半導体装置の配線方法は、層間絶縁膜を介
して上下に隣接する上層配線と下層配線とを配置し、上
層配線と下層配線とを接続する半導体装置の配線方法で
あって、上層配線および下層配線の終端部分をL字形に
形成し、このL字形の部分で上層配線と下層配線とが重
なり、この重なり領域で上層配線および下層配線を接続
する複数個のコンタクト部を形成することを特徴とす
る。
【0023】この配線方法によれば、請求項4と同様の
効果が得られる。請求項9記載の半導体装置の配線方法
は、請求項8記載の半導体装置の配線方法において、コ
ンタクト部は平面形状が長方形であることを特徴とす
る。この配線方法によれば、コンタクト部と上層配線お
よび下層配線との接触面積を大きくすることができる。
【0024】請求項10記載の半導体装置の配線方法
は、層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層配線と下層
配線とを配置し、上層配線と下層配線とを接続する半導
体装置の配線方法であって、上層配線および下層配線の
終端部分をL字形に形成し、このL字形の部分で上層配
線と下層配線とが重なり、この重なり領域で上層配線お
よび下層配線を接続する平面形状がL字形のコンタクト
部を形成することを特徴とする。
【0025】この配線方法によれば、上層配線および下
層配線の終端部分をL字形にし、L字形のコンタクト部
を設けて、コンタクト部と上層配線および下層配線との
接触面積を大きくすることができ、コンタクト部の接続
状態に起因する半導体装置の不良発生度合いを低減し、
歩留りおよび信頼性の向上を図ることができる。また、
コンタクト部をL字形とすることにより、コンタクト部
と上層配線および下層配線との接触面積を大きくできる
ため、配線長が長い場合でもコンタクト部と上層配線お
よび下層配線との間の抵抗の上昇を抑え、コンタクト部
の寿命を延ばすことができる。
【0026】請求項11記載の半導体装置の配線方法
は、層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層配線と下層
配線とを配置し、上層配線と下層配線とを接続する半導
体装置の配線方法であって、上層配線および下層配線を
接続するコンタクト部の平面形状をL字形に形成し、下
層配線をコンタクト部のL字形の一端部の下側で接触さ
せ、上層配線をコンタクト部のL字形の他端部の上側で
接触させることを特徴とする。
【0027】この配線方法によれば、コンタクト部をL
字形にし、上層配線および下層配線をコンタクト部のL
字形の異なる端部で接触させることにより、コンタクト
部がL字形でなければ上層配線および下層配線が他の配
線と隣接する区間を、L字形のコンタクト部が他の配線
と隣接する区間に置き換えて、上層配線および下層配線
と他の配線との間隔を小さくすることができるため、配
線間容量を低減しながら高密度配線を実現することがで
きる。
【0028】請求項12記載の半導体装置の配線方法
は、請求項4,5,6,7,8,9,10または11記
載の半導体装置の配線方法において、VIA領域で配線
を形成することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は第1の実施の形態における
半導体装置の配線方法を示す図である。図1において、
111は配線層115に設けられた端子、112は配線
層116に設けられた端子、113は配線層115の一
部で形成される配線、114は配線層116の一部で形
成される配線であり、配線層116と配線層115とは
層間絶縁膜を介して隣接した配線層で、配線層116が
配線層115のすぐ上の配線層になっている。
【0030】図1(a)は配線層115のみを取り出し
た図であり、図1(b)は配線層116のみを取り出し
た図であり、図1(c)は配線層115と116の両者
を上からみた図である。配線層115に設けられた端子
111と配線層116に設けられた端子112とを接続
する場合、図1(d)に示すように、端子111からx
方向に延長した配線113を配線層115で形成する。
また、端子112からy方向に延長した配線114を配
線層116で形成する。そして、配線113と配線11
4の交点(上から見たときの交点)でコンタクト部11
7を形成する。このように配線113,コンタクト部1
17,配線114を介して端子111と端子112とが
接続される。この作業はコンピュータ上の自動配置配線
処理により行われる。配線113と配線114とは上か
ら見た場合、互いに直交している。ここまでは、従来例
と同様であり、配線113と114とを接続するコンタ
クト部の個数はコンタクト部117の1個のみである。
【0031】つぎに、以下の〜の処理により、配線
113と114とを接続するためのコンタクト部の個数
を増やす。 コンタクト部117付近の配線状態を調査する。例
えばコンタクト部117からx方向およびy方向に±1
0μm以内の領域Aの範囲内のどの距離に配線が存在す
るかを調査する。
【0032】 コンタクト部117を配線113の端
子とみなす。 コンタクト部117と配線114の接続をコンタク
ト部117以外の場所で試みる。この処理〜によ
り、コンタクト部117から配線層115上で延長する
配線を配線118とする。そして、配線118と配線1
14のコンタクト部117以外でのコンタクト部をコン
タクト部119として形成する。この結果、配線層11
5で配線113と配線118とからなるL字形の配線が
形成され、配線層116で配線114が形成され、配線
113,118からなるL字形の配線と配線114との
重なり部分で2つのコンタクト部117,119が形成
される。
【0033】以上のように、本実施の形態によれば、上
記の処理〜を追加することで、上層と下層の配線接
続を2カ所以上で行うことが可能になり、複数個のコン
タクト部117,119で上層の配線114と下層の配
線113,118とが接続されるため、複数個のコンタ
クト部117,119のうち最低1個のコンタクト部の
接続状態が良好であればよく、コンタクト部の接続状態
に起因する半導体装置の不良発生度合いを低減し、歩留
りおよび信頼性の向上を図ることができる。また、複数
個のコンタクト部117,119を設けることにより、
複数個のコンタクト部117,119と上層の配線11
4および下層の配線113,118との総接触面積を大
きくできるため、配線長が長い場合でもコンタクト部と
上層配線および下層配線との間の抵抗の上昇を抑え、コ
ンタクト部の寿命を延ばすことができる。
【0034】なお、上記の処理〜では、コンタクト
部117を配線113の端子とみなしたが、コンタクト
部117を配線114の端子とみなして、配線113と
の接続を試みることによっても、複数個のコンタクト部
を形成でき同様の効果を得ることができる。 〔第2の実施の形態〕図2は第2の実施の形態における
半導体装置の配線方法を示す図である。図2において、
121は配線層125に設けられた端子、122は配線
層126に設けられた端子、123は配線層125の一
部で形成される配線、124は配線層126の一部で形
成される配線であり、配線層126と配線層125とは
層間絶縁膜を介して隣接した配線層で、配線層126が
配線層125のすぐ上の配線層になっている。
【0035】図2(a)は配線層125のみを取り出し
た図であり、図2(b)は配線層126のみを取り出し
た図であり、図2(c)は配線層125と126の両者
を上からみた図である。端子121と端子122は20
0μm離れている。配線層125に設けられた端子12
1と配線層126に設けられた端子122とを接続する
場合、第1の実施の形態同様、コンピュータによる自動
配置配線処理により、図2(d)に示すように、端子1
21からx方向に延長され配線層125で形成された配
線123と、端子122からy方向に延長され配線層1
26で形成された配線124と、配線123と配線12
4とを接続するコンタクト部127とを形成する。
【0036】次に、コンタクト部127と端子121お
よび端子122との距離を算出する、言い換えれば、配
線123の長さと配線124の長さを算出し、少なくと
も一方の配線の長さが所定長(例えば100μm)以上
の場合に、第1の実施の形態と同様の方法(例えば処理
〜)により、コンタクト部127以外のコンタクト
部を形成する。ここでは、配線123の長さが100μ
m以上であり、第1の実施の形態と同様の方法により、
コンタクト部127から配線層125上で延長した配線
128を形成し、配線128と配線124のコンタクト
部127以外でのコンタクト部をコンタクト部129と
して形成している。なお、配線123,124の長さを
算出した結果、配線123と配線124のどちらの長さ
も所定長(例えば100μm)より短い場合には、処理
を終了し、コンタクト部127以外のコンタクト部は形
成しないものとする。
【0037】以上のように本実施の形態によれば、配線
123の長さと配線124の長さを算出し、少なくとも
一方の配線の長さが所定長(例えば100μm)以上の
場合には、複数個のコンタクト部127,129で上層
の配線124と下層の配線123,128とが接続され
るため、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。特
に、配線長が100μm以上になるとコンタクト−配線
間のエレクトロマイグレーション特性に劣化が生じるた
め、100μmを上記の例のように所定長とすることに
より、この劣化を防止することができる。
【0038】〔第3の実施の形態〕図3は第3の実施の
形態における半導体装置の配線方法を示す図である。図
3において、131は配線層135に設けられた端子、
132は配線層136に設けられた端子、133は配線
層135の一部で形成される配線、134は配線層13
6の一部で形成される配線であり、配線層136と配線
層135とは層間絶縁膜を介して隣接した配線層で、配
線層136が配線層135のすぐ上の配線層になってい
る。
【0039】図3(a)は配線層135のみを取り出し
た図であり、図3(b)は配線層136のみを取り出し
た図であり、図3(c)は配線層135と136の両者
を上からみた図である。端子131と端子132は20
0μm離れている。配線層135に設けられた端子13
1と配線層136に設けられた端子132とを接続する
場合、第1の実施の形態同様、コンピュータによる自動
配置配線処理により、図3(d)に示すように、端子1
31からx方向に延長され配線層135で形成された配
線133と、端子132からy方向に延長され配線層1
36で形成された配線134と、配線133と配線13
4とを接続するコンタクト部137とを形成する。この
とき例えば、自動レイアウト処理により配線141,1
42が配線層135で形成され、配線143,144が
配線層136で形成されているとする。なお、図3
(e)は配線層135の配線、図3(f)は配線層13
6の配線を示す。
【0040】次に、コンタクト部137と端子131お
よび端子132との距離を算出する、言い換えれば、配
線133の長さと配線134の長さを算出し、少なくと
も一方の配線の長さが所定長(例えば100μm)以上
の場合に、第1の実施の形態と同様の方法(例えば処理
〜)により、コンタクト部137以外のコンタクト
部を形成する。ここでは、配線133の長さが100μ
m以上であるとするが、図3(d)に示すレイアウトで
は、配線141,142,143,144が存在するた
めにコンタクト部137以外のコンタクト部を形成する
ことができない。そこで、コンタクト部137を含めて
コンタクト部を複数個形成するために、再度コンピュー
タによるレイアウト処理を行う。再度レイアウト処理を
行い、コンタクト部137以外のコンタクト部としてコ
ンタクト部145を形成したものが図3(g)である。
この場合の配線層135の配線を図3(h)に、配線層
136の配線を図3(i)に示す。この結果、配線層1
36の配線146,147が再レイアウトされ、端子1
31に接続された配線133と端子132に接続された
配線147とは2つのコンタクト部137,145で接
続され、端子131と端子132間が接続される。
【0041】なお、図3(d)の状態で、配線133,
134の長さを算出した結果、配線133と配線134
のどちらの長さも所定長(例えば100μm)より短い
場合には、第2の実施の形態と同様、処理を終了し、コ
ンタクト部137以外のコンタクト部は形成しないもの
とする。以上のように本実施の形態によれば、配線13
3の長さと配線134の長さを算出し、少なくとも一方
の配線の長さが所定長(例えば100μm)以上の場合
に、コンタクト部を複数個形成するために、再度コンピ
ュータによるレイアウト処理を行うことにより、容易に
複数個のコンタクト部137,145を設けることがで
きる。
【0042】〔第4の実施の形態〕図4は第4の実施の
形態における半導体装置の配線方法を示す図である。図
4において、151は配線層155に設けられた端子、
152は配線層156に設けられた端子、158は配線
層155の一部で形成される配線、159は配線層15
6の一部で形成される配線であり、配線層156と配線
層155とは層間絶縁膜を介して隣接した配線層で、配
線層156が配線層155のすぐ上の配線層になってい
る。
【0043】図4(a)は配線層155のみを取り出し
た図であり、図4(b)は配線層156のみを取り出し
た図であり、図4(c)は配線層155と156の両者
を上からみた図である。配線層155に設けられた端子
151と配線層156に設けられた端子152とを接続
する場合、図4(d)に示すように、配線層155で形
成され端子151からx方向に延長されて終端部分で折
れ曲がったL字形の配線158と、配線層156で形成
され端子152からy方向に延長されて終端部分で折れ
曲がったL字形の配線159とを形成する。配線15
8,159は、それぞれ折れ曲がった部分が互いの配線
と重なるように形成され、これにより、配線158と配
線159とを接続するコンタクト部157を複数個形成
することができる。なお、図4(e)は配線層155の
配線を示し、図4(f)は配線層156の配線を示す図
である。
【0044】以上のように本実施の形態によれば、上層
の配線159および下層の配線158の接続部近傍の終
端部分をL字形にし、このL字形の部分で上層の配線1
59および下層の配線158とが重なり、この重なり領
域で複数個のコンタクト部157を形成することによ
り、第1の実施の形態同様、コンタクト部の接続状態に
起因する半導体装置の不良発生度合いを低減し、歩留り
および信頼性の向上を図ることができるとともに、コン
タクト部157と配線158および配線159との総接
触面積が大きくなるため、配線長が長い場合でもコンタ
クト部と上層配線および下層配線との間の抵抗の上昇を
抑え、コンタクト部の寿命を延ばすことができる。
【0045】なお、第4の実施の形態では、平面形状が
正方形のコンタクト部157を複数個形成したが、平面
形状が長方形のコンタクト部を複数個形成することによ
り、コンタクト部と配線158および配線159との総
接触面積をより大きくすることができる。また、コンタ
クト部157を複数個形成する代わりに、配線158と
配線159とが重なるL字形の全領域に、平面形状がL
字形のコンタクト部を形成することにより、コンタクト
部と配線158および配線159との総接触面積をさら
により大きくすることができる。
【0046】〔第5の実施の形態〕図5は第5の実施の
形態における半導体装置の配線方法を示す図である。図
5において、161は配線層165に設けられた端子、
162は配線層166に設けられた端子、163は配線
層165の一部で形成される配線、164は配線層16
6の一部で形成される配線であり、配線層166と配線
層165とは層間絶縁膜を介して隣接した配線層で、配
線層166が配線層165のすぐ上の配線層になってい
る。
【0047】図5(a)は配線層165のみを取り出し
た図であり、図5(b)は配線層166のみを取り出し
た図であり、図5(c)は配線層165と166の両者
を上からみた図である。配線層165に設けられた端子
161と配線層166に設けられた端子162とを接続
する場合、図5(d)に示すように、配線層165で形
成され端子161からx方向に延長された配線163
と、配線層166で形成され端子162からy方向に延
長された配線164と、配線163と配線164とを接
続するL字形のコンタクト部167とを形成する。配線
171,172は配線163と同じ配線層165で形成
される配線である。なお、図5(e)は配線層165の
配線を示しVIA領域に形成されている。図5(f)は
配線層166の配線を示す図である。
【0048】ここで配線のレイアウトルールを次のよう
に設定するとする。 最小配線幅:0.5μm 最小配線間隔:0.5μm コンタクト部幅:0.5μm コンタクト部と配線との最小間隔:0.3μm このレイアウトルールでは配線163と配線172との
間隔は0.5μmが最小である。また、本実施の形態で
は、配線163はコンタクト部167のL字形の一端部
の下側に接触し、配線164はコンタクト部167のL
字形の他端部の上側に接触した状態に形成しており、コ
ンタクト部167と配線171との間隔は最小0.3μ
mとすることが可能である。
【0049】ここで比較のため、図6に、従来の半導体
装置の配線方法により上記のレイアウトルールを用いて
図5と同様な配線を行った図を示す。図6において、1
81は層間絶縁膜を挟んで隣接した上下の配線層のうち
下の配線層に設けられた端子、182は上の配線層に設
けられた端子、183,191,192は下の配線層の
一部で形成される配線、184は上の配線層の一部で形
成される配線、187はコンタクト部である。この場
合、端子181と端子182とを接続するために、下の
配線層で形成され端子181からx方向に延長された配
線183と、上の配線層で形成され端子182からy方
向に延長された配線184とを形成し、配線183と配
線184との交差点でコンタクト部187を形成してい
る。ここで、上記のレイアウトルールより、配線183
と配線191との最小間隔は0.5μmとなる。すなわ
ち、図5の方法では、図6の方法よりy方向に0.2μ
mだけ縮小可能になる。
【0050】以上のように本実施の形態によれば、コン
タクト部167をL字形にし、上層の配線164および
下層の配線163をコンタクト部167のL字形の異な
る端部で接触させることにより、コンタクト部がL字形
でなければ上層配線および下層配線が他の配線と隣接す
る区間を、L字形のコンタクト部が他の配線と隣接する
区間に置き換えて、上層配線および下層配線と他の配線
との間隔を小さくすることができるため、配線間容量を
低減しながら高密度配線を実現することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上層配線
および下層配線のうち少なくとも一方の配線の終端部分
を他方の配線の長手方向に重なるように延伸し、この重
なり領域にコンタクト部を複数個設けることにより、複
数個のコンタクト部のうち最低1個のコンタクト部の接
続状態が良好であればよく、コンタクト部の接続状態に
起因する半導体装置の不良発生度合いを低減し、歩留り
および信頼性の向上を図ることができる。また、コンタ
クト部を複数個設けることにより、複数個のコンタクト
部と上層配線および下層配線との総接触面積を大きくで
きるため、配線長が長い場合でもコンタクト部と上層配
線および下層配線との間の抵抗の上昇を抑え、コンタク
ト部の寿命を延ばすことができる。
【0052】また、上層配線および下層配線の終端部分
をL字形にし、その重なり領域にL字形のコンタクト部
を設けることにより、コンタクト部と上層配線および下
層配線との接触面積を大きくすることができ、コンタク
ト部の接続状態に起因する半導体装置の不良発生度合い
を低減し、歩留りおよび信頼性の向上を図ることができ
る。また、コンタクト部をL字形とすることにより、コ
ンタクト部と上層配線および下層配線との接触面積を大
きくできるため、配線長が長い場合でもコンタクト部と
上層配線および下層配線との間の抵抗の上昇を抑え、コ
ンタクト部の寿命を延ばすことができる。
【0053】また、コンタクト部をL字形にし、上層配
線および下層配線をコンタクト部のL字形の異なる端部
で接触させることにより、コンタクト部がL字形でなけ
れば上層配線および下層配線が他の配線と隣接する区間
を、L字形のコンタクト部が他の配線と隣接する区間に
置き換えて、上層配線および下層配線と他の配線との間
隔を小さくすることができるため、配線間容量を低減し
ながら高密度配線を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体装置
の配線方法を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における半導体装置
の配線方法を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態における半導体装置
の配線方法を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態における半導体装置
の配線方法を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態における半導体装置
の配線方法を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態における効果を説明
するための従来の半導体装置の配線方法による配線図で
ある。
【図7】従来の半導体装置の配線方法を示す図である。
【図8】従来例におけるコンタクト部の個数と良品率の
関係を示す図である。
【図9】コンタクト部に接続される配線長さとコンタク
ト部の寿命を示す図である。
【図10】配線の断面図を表す図である。
【符号の説明】
111,121,131,151,161 端子 112,122,132,152,162 端子 113,118,123,128,133,158,1
63 配線(下層) 114,124,134,147,159,164 配
線(上層) 115,125,135,155,165 配線層(下
層) 116,126,136,156,166 配線層(上
層) 117,119,127,129,137,145,1
57,167 コンタクト部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層
    配線と下層配線とをコンタクト部で接続した半導体装置
    であって、 前記上層配線および下層配線のうち少なくとも一方の配
    線の終端部分を他方の配線の長手方向に重なるように延
    伸し、この重なり領域に前記コンタクト部を複数個設け
    たことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層
    配線と下層配線とをコンタクト部で接続した半導体装置
    であって、 前記上層配線および下層配線の終端部分をL字形にし、
    このL字形の部分で前記上層配線と前記下層配線とが重
    なり、この重なり領域に平面形状がL字形の前記コンタ
    クト部を設けたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層
    配線と下層配線とをコンタクト部で接続した半導体装置
    であって、 前記コンタクト部の平面形状をL字形にし、前記下層配
    線を前記コンタクト部のL字形の一端部の下側で接触さ
    せ、前記上層配線を前記コンタクト部のL字形の他端部
    の上側で接触させたことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層
    配線と下層配線とを配置し、前記上層配線と下層配線と
    を接続する半導体装置の配線方法であって、 コンピュータによる自動配置配線処理により前記上層配
    線および下層配線を配置するとともに前記上層配線およ
    び下層配線を接続する第1のコンタクト部を配置した
    後、前記上層配線および前記下層配線のうち少なくとも
    一方の配線を前記第1のコンタクト部から所定の範囲内
    で他方の配線と重なるように延長し、前記上層配線と前
    記下層配線との重なり領域で1個以上の第2のコンタク
    ト部を形成することを特徴とする半導体装置の配線方
    法。
  5. 【請求項5】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層
    配線と下層配線とを配置し、前記上層配線と下層配線と
    を接続する半導体装置の配線方法であって、 コンピュータによる自動配置配線処理により前記上層配
    線および下層配線を配置するとともに前記上層配線およ
    び下層配線を接続する第1のコンタクト部を配置した
    後、前記上層配線および下層配線の配線長を算出し、前
    記上層配線および下層配線の両方の配線長が所定の長さ
    未満の場合には処理を終了し、前記上層配線および前記
    下層配線のうち何れかまたは両方の配線長が所定の長さ
    以上の場合には前記上層配線および前記下層配線のうち
    少なくとも一方を前記第1のコンタクト部から所定の範
    囲内で他方の配線と重なるように延長し、前記上層配線
    と前記下層配線との重なり領域で1個以上の第2のコン
    タクト部を形成することを特徴とする半導体装置の配線
    方法。
  6. 【請求項6】 算出した上層配線および下層配線の配線
    長のうち何れかまたは両方の配線長が所定の長さ以上の
    場合に、前記上層配線および前記下層配線のうち少なく
    とも一方を延長すると他の配線と所定の間隔がとれず第
    2のコンタクト部を形成できないときには、前記第2の
    コンタクト部を形成するために再度コンピュータによる
    自動配置配線処理を行うことを特徴とする請求項5記載
    の半導体装置の配線方法。
  7. 【請求項7】 算出した上層配線および下層配線の配線
    長を比較する所定の長さは100μmであることを特徴
    とする請求項5または6記載の半導体装置の配線方法。
  8. 【請求項8】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上層
    配線と下層配線とを配置し、前記上層配線と下層配線と
    を接続する半導体装置の配線方法であって、前記上層配
    線および下層配線の終端部分をL字形に形成し、このL
    字形の部分で前記上層配線と前記下層配線とが重なり、
    この重なり領域で前記上層配線および下層配線を接続す
    る複数個のコンタクト部を形成することを特徴とする半
    導体装置の配線方法。
  9. 【請求項9】 コンタクト部は平面形状が長方形である
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体装置の配線方
    法。
  10. 【請求項10】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上
    層配線と下層配線とを配置し、前記上層配線と下層配線
    とを接続する半導体装置の配線方法であって、前記上層
    配線および下層配線の終端部分をL字形に形成し、この
    L字形の部分で前記上層配線と前記下層配線とが重な
    り、この重なり領域で前記上層配線および下層配線を接
    続する平面形状がL字形のコンタクト部を形成すること
    を特徴とする半導体装置の配線方法。
  11. 【請求項11】 層間絶縁膜を介して上下に隣接する上
    層配線と下層配線とを配置し、前記上層配線と下層配線
    とを接続する半導体装置の配線方法であって、前記上層
    配線および下層配線を接続するコンタクト部の平面形状
    をL字形に形成し、前記下層配線を前記コンタクト部の
    L字形の一端部の下側で接触させ、前記上層配線を前記
    コンタクト部のL字形の他端部の上側で接触させること
    を特徴とする半導体装置の配線方法。
  12. 【請求項12】 VIA領域で配線を形成することを特
    徴とする請求項4,5,6,7,8,9,10または1
    1記載の半導体装置の配線方法。
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