JPH11162906A - 基板処理槽および基板処理装置 - Google Patents

基板処理槽および基板処理装置

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JPH11162906A
JPH11162906A JP32347497A JP32347497A JPH11162906A JP H11162906 A JPH11162906 A JP H11162906A JP 32347497 A JP32347497 A JP 32347497A JP 32347497 A JP32347497 A JP 32347497A JP H11162906 A JPH11162906 A JP H11162906A
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JP
Japan
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substrate
processing
tank
supply port
substrate processing
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JP32347497A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Araki
浩之 荒木
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板表面の大気への接触を防止すると共に、
サイズを小さくして処理液をより節約する。 【解決手段】 処理ユニット9の流通口61,62など
と着脱自在で、その連結時に、ケース33内に処理液ま
たは/および処理ガスを供給または/および排出可能
で、連結しない未使用時にはケース33内の気密を保持
するよう開閉可能な流通口連結部材36,38,39を
有しているため、減圧状態や窒素雰囲気の密閉状態で基
板処理槽3を内部のウエハ2と共に搬送可能であって、
外部からのウエハ2表面に対する影響を抑制することが
できると共に、ウエハ2表面の大気への接触を防止して
自然酸化膜の成長などを抑制することができる。また、
ウエハ2がケース33内に1枚入るだけの小型の基板処
理槽3であるため、省スペース化と共に省処理液化、さ
らには、処理時間の短縮化も図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶表示パネル用ガラス基板などの薄板状の被処理基板
(以下単に基板という)に処理液や処理ガスなどを供給
して基板に所定の表面処理を施す基板処理槽および、こ
れを用いた基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置や液晶表示装置を
製造するための装置の一つとして、半導体ウエハや液晶
表示装置用ガラス基板などの基板上に薄膜を形成した
り、基板を洗浄する基板処理装置が提供されている。こ
の基板処理装置では、薄膜を形成する処理部や基板洗浄
を行う処理部などが設けられており、基板搬送装置によ
って被処理基板をこれらの処理部の間で搬送しながら、
各処理部で基板に処理液を供給して基板の表面処理を行
っている。
【0003】具体的には、枚葉処理用の基板処理装置の
場合、基板搬送装置で基板を一枚づつ搬送して例えばス
ピン洗浄処理した後にスピン乾燥処理などを行ってい
る。
【0004】また、バッチ処理用の多槽式の基板処理装
置の場合、基板を複数枚同時に基板搬送装置で搬送し、
複数の処理槽において順次、薬液処理さらに純水洗浄処
理を行い、最後にスピンドライヤやIPAベーパドライ
ヤなどで乾燥処理を行っている。
【0005】また、バッチ処理用の単槽式の基板処理装
置の場合、基板を複数枚同時に基板搬送装置で搬送し、
薬液処理さらに純水洗浄処理を一つの槽で行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
枚葉処理用の基板処理装置では、基板の搬送中や各種処
理中において基板の表面が大気中に晒される。このよう
に、基板表面が大気に晒されると、表面自然酸化膜の成
長や、その部分乾燥に起因したウオータマーク(乾燥残
り)の発生、さらに、それによるパーティクルの発生な
ど基板表面の均一性が損なわれるという問題を有してい
た。この自然酸化膜は抵抗値が不安定であって、例えば
半導体装置などの製造における歩留まりを低下させる要
因になっている。
【0007】また、上記従来のバッチ処理用の多槽式の
基板処理装置では、処理中は基板は処理槽内の処理液に
浸漬されているために基板表面は大気に晒されることは
ないが、基板搬送中には基板表面は大気に晒されて、表
面自然酸化膜の成長や、その部分乾燥に起因したパーテ
ィクルの発生など基板表面の均一性が損なわれるという
問題を有していた。また、このように、複数の基板を同
時に処理するため、多量の薬液や純水などの処理液を必
要とし、複数の処理槽が配設されることから装置自体も
サイズが大きくなるという問題を有していた。
【0008】また、上記従来のバッチ処理用の単槽式の
基板処理装置では、薬液処理さらに純水洗浄処理を一つ
の槽で新たな液をつぎ足すようにして液交換するので、
液交換時に、大気中に基板表面が晒される機会は少ない
といえるが、純水洗浄処理から乾燥処理する場合の搬送
中などには基板表面は大気に晒されて、表面自然酸化膜
の成長や、その部分乾燥に起因したパーティクルの発生
など基板表面の均一性が損なわれるという問題を有して
いた。また、このように、複数の基板を同時に処理する
ため、多量の薬液や純水などの処理液を必要とするの
は、上記バッチ処理用の多槽式の基板処理装置の場合と
同様である。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、基板表面の大気への接触を防止することができて基
板表面の均一性を維持することができると共に、処理液
をより節約することができる装置サイズの比較的小さい
基板処理槽および、それを用いた基板処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基板処理槽は、
基板を内部に保持した状態で基板表面を処理可能な基板
処理槽において、内部を開放または密閉自在な外郭部材
と、この外郭部材内で基板を横方向に保持可能な基板保
持部と、外郭部材を貫通して配設され外郭部材内に処理
液または/および処理ガスを供給または/および排出可
能で、外郭部材内の気密を保持するよう開閉可能な流通
口連結部材とを有したことを特徴とするものである。
【0011】この構成により、基板処理槽の搬送時にお
ける流通口連結部材の未使用時には、基板を収容した外
郭部材内を減圧状態や窒素雰囲気の気密状態とすれば、
外部からの基板表面に対する影響を抑制可能とすると共
に、基板表面の大気への接触を防止して自然酸化膜の成
長などを抑制可能とし、基板表面の均一性が維持可能と
なる。また、基板が外郭部材内に1枚入るだけの小型の
基板処理槽であるので、省スペース化を図ると共に省処
理液化、さらには、処理時間の短縮化も図ることが可能
となって、低コスト化が図られる。
【0012】また、本発明の基板処理槽は、基板を内部
に保持した状態で基板表面を処理可能な基板処理槽にお
いて、内部を開放または密閉自在な外郭部材と、この外
郭部材内に配設され処理液を貯留可能な貯留槽と、この
貯留槽内で基板を横方向に保持可能な基板保持部と、貯
留槽からオーバーフローした処理液を受ける排液槽と、
外郭部材を貫通して配設され貯留槽内に処理液を供給可
能で、外郭部材内の気密を保持するよう開閉可能な処理
液供給口連結部材と、外郭部材を貫通して配設され外郭
部材内に処理ガスを供給可能で、前記外郭部材内の気密
を保持するよう開閉可能な処理ガス供給口連結部材と、
貯留槽内または/および排液槽内から排液または排気可
能で、外郭部材内の気密を保持するよう開閉可能な排出
口連結部材とを有したことを特徴とするものである。
【0013】この構成により、気密状態の外郭部材内に
は、基板を収容した貯留槽からオーバーフローした処理
液を受ける排液槽が設けられているので、基板を処理液
内に浸漬させた状態で搬送したり各種処理を施すことが
可能となって、外郭部材内においても基板表面に対する
影響をさらに抑制可能とすると共に、基板表面の大気へ
の接触を防止して自然酸化膜の成長などを抑制可能と
し、基板表面の更なる均一性が維持可能となる。また、
基板が外郭部材内に1枚入るだけの小型の基板処理槽で
あるので、省スペース化を図ると共に省処理液化、さら
には、処理時間の短縮化も図ることが可能となって、低
コスト化が図られる。
【0014】さらに、本発明の基板処理装置は、請求項
1に記載の基板処理槽の流通口連結部材に連結可能な流
通口が配設され、基板処理槽のセット時に、流通口連結
部材に流通口が連結されて基板表面処理が為される少な
くとも一つの基板処理部と、この基板処理部に基板処理
槽を搬送する搬送手段とを有したことを特徴とするもの
である。
【0015】この構成により、請求項1に記載の基板処
理槽が搬送手段で基板処理部に搬送されて流通口連結部
材に流通口が連結されて容易に基板表面処理が為され
る。
【0016】また、好ましくは、本発明の基板処理装置
は、請求項2に記載の基板処理槽の処理液供給口連結部
材に連結可能な処理液供給口と、基板処理槽の排出口連
結部材に連結可能な排出口と、基板処理槽の処理ガス供
給口連結部材に連結可能な処理ガス供給口とが配設さ
れ、基板処理槽のセット時またはセット後に、処理液供
給口連結部材に処理液供給口、排出口連結部材に排出
口、および処理ガス供給口連結部材に処理ガス供給口の
うち少なくとも何れかが連結されて基板表面処理が為さ
れる少なくとも一つの基板処理部と、この基板処理部に
基板処理槽を搬送する搬送手段とを有したことを特徴と
するものである。
【0017】この構成により、請求項2に記載の基板処
理槽が搬送手段で基板処理部に搬送されて各連結部材に
それぞれ各供給口や排液口などが連結されて容易に基板
表面処理が為される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る基板処理装置
の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明
は以下に示す実施形態に限定されるものではない。
【0019】図1は本発明の一実施形態の基板処理装置
の概略構成を模式的に示す平面図である。
【0020】図1において、基板処理装置1は、基板と
してのウエハ2を内部に収容した密閉状態の搬送自在な
基板処理槽3と、この基板処理槽3を所定の搬送受取位
置までローラ搬送する第1ローラ搬送部4と、所定の表
面処理が終了したウエハ2を内部に収容した密閉状態の
基板処理槽3を次工程までローラ搬送する第2ローラ搬
送部5と、これらの第1ローラ搬送部4および第2ロー
ラ搬送部5の反対側に配設されており、薬液処理部6、
水洗処理部7および乾燥処理部8の各処理部にそれぞ
れ、ウエハ2を収容した各基板処理槽3をそれぞれセッ
トすることで各処理部毎の各種処理が施される処理ユニ
ット9と、両ハンド部材10aで基板処理槽3を両側か
ら挟み込んで保持した状態で、第1ローラ搬送部4で受
け取った基板処理槽3を処理ユニット9の各処理部にそ
れぞれ順次搬送し、各処理部全てで基板表面処理が終了
した基板処理槽3を第2ローラ搬送部5の所定の受渡し
位置に搬送する搬送ロボット10とを有している。
【0021】この基板処理槽3は、その一例として図2
の斜視図および図3の断面図に示すように、ロック部材
(図示せず)などを解除することで内部が上下に開放自
在であると共に、図示しないシール材を上下に挟み込ん
でロック部材(図示せず)などでロックすることで密閉
自在な上蓋31および槽部材32よりなる外郭部材とし
てのケース33と、この槽部材32の内側に配設され処
理液を貯留可能な貯留槽34と、この貯留槽34内でウ
エハ2を横方向に保持可能な基板保持部材35と、上蓋
31の側壁部分を貫通して配設され貯留槽34内に処理
液を供給可能で、かつ未使用時にはケース33内の気密
を保持するよう開閉可能なフランジシール部材としての
処理液供給口連結部材36と、貯留槽34を囲むように
周囲に配設されており、貯留槽34の上部開放端からオ
ーバーフローした処理液を受ける排液槽37と、槽部材
32の側壁下部を貫通して配設され、この排液槽37内
の排液を排出可能で、かつ未使用時にはケース33内の
気密を保持するよう開閉可能なフランジシール部材とし
ての排液口連結部材38と、上蓋31の上部中央を貫通
するように配設され、ケース33内に窒素ガスやIPA
蒸気などの処理ガスを供給または排気可能で、かつ未使
用時にはケース33内の気密を保持するよう開閉可能な
フランジシール部材としての処理ガス供給口連結部材3
9と、上蓋31の上側に2個所配設された搬送用の取手
部材40と、槽部材32の裏面側中央部に配設され貯留
槽34内の処理液を排液可能で、ケース33内の気体を
排気可能な図5に示す装置側の排液口/減圧ポンプ排気
口42接続用のフランジシール部材としてのドレイン/
減圧ポンプ口連結部材41とを有している。
【0022】この基板保持部材35は、ウエハ2を横方
向に傾斜させた状態で例えばピン部材などの複数点支持
(本実施形態では3点支持)でウエハ裏面の端縁部分を
下方から受けると共にウエハ2の端部を保持して支持す
るように構成されている。このウエハ2の傾斜方向は、
処理液供給口連結部材36の取入口36a側に低く傾斜
するようになっており、処理液供給口連結部材36の取
入口36aから供給される処理液をウエハ2の表面で受
けるような構成となっている。この基板保持部材35に
よるウエハ2の支持位置は、貯留槽34内に処理液が満
たされた場合に十分にウエハ2全体が浸漬するような位
置であればよい。
【0023】また、これらの処理液供給口連結部材3
6、排液口連結部材38、処理ガス供給口連結部材39
およびドレイン/減圧ポンプ口連結部材41などの流通
口連結部材は、装置側の接続用の流通口が内部に挿入さ
れて接続されると、その流通口とケース33の内部とが
連通するように開口すると共に、流通口が内部に挿入さ
れない未使用時にはケース33内の気密を保持するバル
ブ部材(図示せず)を有している。このバルブ部材は、
例えば弁座の中央孔に対して逆止弁をばね部材で外方に
付勢することでその中央孔を逆止弁で閉止するような構
成となっている。このため、ケース33内が気密状態に
保持され、また、外方から内部に向けて装置側の各流通
口をそれぞれそれらの挿入口36b,38b,39bか
らそれぞれ挿入することで、その逆止弁をばね部材の付
勢力に抗して後退させてその中央孔を開口させることが
でき、これによって、その流通口とケース33内をそれ
ぞれ各流通口連結部材をそれぞれ介して連通させること
ができるようになっている。
【0024】さらに、処理液供給口連結部材36の取入
口36aには、処理液をストレート状に吐出させるノズ
ル(図示せず)と、傾斜した配設されている基板表面に
満遍なくかかるように広角状でシャワー状に処理液を吐
出させるノズル(図示せず)とが設けられ、これらの各
ノズルに至る管路の途中に電磁切換弁(図示せず)が設
けられて、この電磁切換弁(図示せず)への制御信号に
応じて処理液の吐出状態をストレート状とシャワー状と
に切り換え自在に構成している。
【0025】さらに、排液口連結部材38およびドレイ
ン/減圧ポンプ口連結部材41により排出口連結部材が
構成されており、貯留槽34内または/および排液槽3
7内から排液または排気可能で、かつ未使用時にはケー
ス33内の気密を保持可能に構成している。
【0026】次に、処理ユニット9の薬液処理部6は、
例えば窒化膜除去用の薬液として燐酸溶液などを供給可
能な処理液供給口としての燐酸溶液供給口61および、
処理済みの燐酸溶液を排液する排液口62を有してお
り、搬送ロボット10による薬液処理部6への基板処理
槽3のセット時またはセット後に、燐酸溶液供給口61
は処理液供給口連結部材36の挿入口36b内にソレノ
イドやシリンダなどの駆動部材によって突出して挿入す
るようになっており、この燐酸溶液供給口61の挿入口
36b内への突出によってケース33内外を処理液供給
口連結部材36を介して連通させ、貯留槽34内に処理
液を供給可能にしている。
【0027】また、搬送ロボット10による薬液処理部
6への基板処理槽3のセット時またはセット後に、排液
口62は排液口連結部材38の挿入口38b内にソレノ
イドやシリンダなどの駆動部材によって突出して挿入す
るようになっており、この排液口62の挿入口38b内
への突出によって排液口62とケース33内を排液口連
結部材38を介して連通させ、排液槽37内の排液を排
出可能にしている。このとき、基板処理槽3では、燐酸
溶液供給口61から処理液供給口連結部材36の取入口
36aを介して貯留槽34内に所定濃度の燐酸溶液が供
給されて、貯留槽34内を燐酸溶液で満たし、貯留槽3
4からオーバーフローした排液は排液槽37、排液口連
結部材38さらに排液口62を介して処理ユニット9の
外部に排出させるようになっている。
【0028】また、水洗処理部7は、例えば純水などを
供給可能な処理液供給口としての純水供給口63およ
び、処理済み溶液を排液する排液口64、貯留槽34の
底部から排液または排気させる排液口/減圧ポンプ排気
口42を有している。搬送ロボット10による基板処理
槽3の水洗処理部7へのセット時またはセット後に、純
水供給口63は処理液供給口連結部材36の挿入口36
b内にソレノイドやシリンダなどの駆動部材(図示せ
ず)によって突出して挿入するようになっており、この
純水供給口63の挿入口36b内への突出によって純水
供給口63とケース33内を処理液供給口連結部材36
を介して連通させ、貯留槽34内に純水を供給可能にし
ている。また、搬送ロボット10による水洗処理部7へ
の基板処理槽3のセット時またはセット後に、排液口6
4は排液口連結部材38の挿入口38b内にソレノイド
やシリンダなどの駆動部材(図示せず)によって突出し
て挿入するようになっており、この排液口64の挿入口
38b内への突出によって排液口64とケース33内を
排液口連結部材38を介して連通させ、排液槽37内の
排液を排液可能にしている。さらに、搬送ロボット10
による水洗処理部7への基板処理槽3のセット時に、排
液口/減圧ポンプ排気口42はドレイン/減圧ポンプ口
連結部材41内に挿入するようになっており、この排液
口/減圧ポンプ排気口42のドレイン/減圧ポンプ口連
結部材41内への挿入によって排液口/減圧ポンプ排気
口42と貯留槽34内をドレイン/減圧ポンプ口連結部
材41を介して連通させ、貯留槽34の底部から排液ま
たは排気可能にしている。
【0029】このとき、基板処理槽3では、ドレイン/
減圧ポンプ口連結部材41を介して貯留槽34内の燐酸
溶液が急速排液され、その後、排液口/減圧ポンプ排気
口42のバルブ(図示せず)が閉じられ、純水供給口6
3から処理液供給口連結部材36の取入口36aを介し
て貯留槽34内に水洗用の純水がシャワー状またはスト
レート状に供給されて、貯留槽34内の燐酸溶液と純水
が置換され、貯留槽34からオーバーフローした排液は
排液槽37、排液口連結部材38さらに排液口64を介
して処理ユニット9の外部に、薬液処理時にウエハ2に
付着した薬液(本実施形態では燐酸)、およびこの薬液
処理により発生した物質(パーティクル)が純水と共に
排出されるようになっている。
【0030】さらに、乾燥処理部8は、例えば高温の窒
素ガスやIPA(イソプロピルアルコール)蒸気などの
乾燥用の処理ガスを供給可能な処理ガス供給口65を有
しており、基板処理槽3の乾燥処理部8へのセット時ま
たはセット後に、処理ガス供給口65は、図4に示すよ
うに、その軸支部65aを回動中心として処理ガス供給
口連結部材39の挿入口39b側にモータや回転シリン
ダなどの駆動部材(図示せず)によって回動して倒れ込
み、処理ガス供給口65がその挿入口39b内に挿入さ
れるようになっている。この処理ガス供給口65の挿入
口39b内への挿入によって処理ガス供給口65とケー
ス33内を処理ガス供給口連結部材39を介して連通さ
せ、ケース33内に処理ガスを供給可能にしている。こ
のとき、基板処理槽3では、処理ガス供給口65から処
理ガス供給口連結部材39を介してケース33内に例え
ば窒素ガスやIPAガスなどの乾燥用の処理ガスが供給
されて、ウエハ2の表面がIPA乾燥処理されるように
なっている。
【0031】さらに、搬送ロボット10は、図5に示す
ように、水平に配設されたベース部材11と、このベー
ス部材11を中央部で支持するように立設された支持部
材12と、ベース部材11の一方側端面の両側から軸心
方向に延設された2本のアーム部材13と、これらの2
本のアーム部材13のそれぞれに垂下された各ハンド部
材10aとを有しており、水平移動部材(図示せず)に
よって支持部材12と共に各ハンド部材10aが各処理
部間を水平方向に移動自在に構成され、上下駆動部材
(図示せず)によって支持部材12と共に各ハンド部材
10aが上下に移動自在に構成され、回動駆動部材(図
示せず)によって支持部材12と共に各ハンド部材10
aが回動自在に構成され、アクチュエータ駆動部材(図
示せず)によって各ハンド部材10aが互いに接近また
は離間するように2本のアーム部材13のそれぞれを回
動自在に構成している。このとき、各ハンド部材10a
は互いに内側にL字状に屈曲した係合部14aを有して
おり、これらの各係合部14aをそれぞれ、上蓋31の
上側に2個所配設された搬送用の取手部材40にそれぞ
れ引っ掻けて係合させ、搬送可能なように構成してい
る。
【0032】以上の搬送ロボット10の図示しない水平
移動部材、上下駆動部材、回動駆動部材およびアクチュ
エータ駆動部材、さらには、薬液処理部6、水洗処理部
7および乾燥処理部8における上記した各流通口を開閉
制御するバルブ部材(図示せず)、その他の各種基板処
理に用いる各駆動部材(図示せず)の制御については、
シーケンサやマイクロコンピュータなどよりなる制御手
段(図示せず)によって順次制御が為されて一連の基板
搬送処理や各種基板処理が為されるようになっている。
【0033】上記構成により、以下にその動作を説明す
る。まず、搬送ロボット10は、第1搬送ローラ部4の
前方所定位置に両ハンド部材10aを開いた状態で戻っ
て初期化されている。このとき、互いに開いた両ハンド
部材10a間の第1搬送ローラ部4上の所定位置には基
板処理槽3が搬送されて止まっている。
【0034】次に、搬送ロボット10は両ハンド部材1
0aを接近させるように、アーム部材13をその軸芯周
りに回動させることで、両ハンド部材10aの各係合部
14aをそれぞれ、上蓋31の上側に2個所配設された
搬送用の取手部材40にそれぞれ引っ掻けて係合させた
状態で、支持部材12およびベース部材11をハンド部
材10aと共に所定高さまで上昇させた後に180°回
動させ、徐々に下降させて薬液処理部6の所定位置に基
板処理槽3を載置してセットする。このとき、薬液処理
部6の所定位置は多少の凹部となっていると共に、その
凹部の開口部分がテーパ状に広くなっているため、基板
処理槽3の底部分はその凹部内に受入れられ易くかつ正
確に載置される。
【0035】この薬液処理部6への基板処理槽3のセッ
ト後に、燐酸溶液供給口61は処理液供給口連結部材3
6の挿入口36b内に挿入されることで、燐酸溶液供給
口61とケース33内を処理液供給口連結部材36を介
して連通させ、燐酸溶液供給口61のバルブ部材(図示
せず)を開口制御することで、貯留槽34内に処理液を
処理液供給口連結部材36の取入口36aからストレー
ト状に供給して貯留槽34内を燐酸溶液で満たしてウエ
ハ2を浸漬状態とし、ウエハ2表面の窒化膜の除去処理
を行う。このとき、排液口62も排液口連結部材38の
挿入口38b内に挿入されて排液口62とケース33内
を排液口連結部材38を介して連通させ、排液口62の
バルブ部材(図示せず)を開口制御することで、貯留槽
34からオーバーフローした排液を排液槽37、排液口
連結部材38さらに排液口62を介して処理ユニット9
の外部に排出させる。
【0036】さらに、所定時間後、燐酸溶液供給口61
を処理液供給口連結部材36の挿入口36b内から抜く
と共に、排液口62も排液口連結部材38の挿入口38
b内から抜くことで、ケース33内を密閉状態とする。
このとき、ウエハ2はケース33内で燐酸溶液に浸漬さ
れた状態である。
【0037】さらに、搬送ロボット10は、薬液処理部
6の前方所定位置に両ハンド部材10aを開いた状態で
位置しており、両ハンド部材10aを互いに接近させる
ように、両アーム部材13の軸芯周りにそれぞれ回動さ
せることで、両ハンド部材10aの各係合部14aをそ
れぞれ、上蓋31の上側に2個所配設された搬送用の取
手部材40にそれぞれ引っ掻けて係合させ、その状態
で、支持部材12およびベース部材11を所定高さまで
上昇させた後に、水洗処理部7の前方所定位置まで移動
させ、さらに、徐々に下降させて水洗処理部7の所定位
置上に基板処理槽3を載置してセットする。このときに
も、水洗処理部7の所定位置は多少の凹部となっている
と共に、その凹部の開口部分がテーパ状に広くなってい
るため、基板処理槽3の底部分はその凹部内に受入れら
れ易くかつ正確に載置される。
【0038】この水洗処理部7への基板処理槽3のセッ
ト後に、純水供給口63は処理液供給口連結部材36の
挿入口36b内に挿入されることで、純水供給口63と
ケース33内を処理液供給口連結部材36を介して連通
させ、貯留槽34内に処理液を処理液供給口連結部材3
6の取入口36aからシャワー状に供給すると共に、水
洗処理部7への基板処理槽3のセット時に、排液口/減
圧ポンプ排気口42はドレイン/減圧ポンプ口連結部材
41の挿入口41b内に挿入されることで、排液口/減
圧ポンプ排気口42とケース33内の貯留槽34の中央
底部がドレイン/減圧ポンプ口連結部材41を介して連
通させ、排液口/減圧ポンプ排気口42のバルブ部材
(図示せず)を開口制御して貯留槽34内の処理液を急
速排液する。このときにも、排液口64は排液口連結部
材38の挿入口38b内に挿入されて排液口64とケー
ス33内の排液槽37の底部を排液口連結部材38を介
して連通させている。
【0039】さらに、貯留槽34内の処理液の急速排液
後に、排液口/減圧ポンプ排気口42のバルブ部材(図
示せず)を閉止制御すると共に、貯留槽34内に純水を
処理液供給口連結部材36の取入口36aからシャワー
状に供給し続けることで、ウエハ2の表面が濡れるよう
にすると共に、貯留槽34内に純水をアップフローさせ
て満たし、その純水内にウエハ2を浸漬させ、純水の供
給をシャワー状からストレート状に切り換えて供給を続
け、貯留槽34から純水をオーバーフローさせて、薬液
処理時にウエハ2に付着した薬液、および薬液処理によ
り発生した物質(パーティクル)を純水と共に、排液槽
37、排液口連結部材38の挿入口38bさらに排液口
62を介して処理ユニット9の外部に流し出す。所定時
間後に、上記と同様に急速排液した後に純水をオーバー
フローさせる工程を所定回数繰り返して水洗処理を終了
する。
【0040】さらに、この水洗理終了後に、純水供給口
63を処理液供給口連結部材36の挿入口36b内から
抜くと共に、排液口64も排液口連結部材38の挿入口
38b内から抜くことで、ケース33内を密閉状態とす
る。このとき、ウエハ2はケース33内で純水に浸漬さ
れた状態である。
【0041】さらに、搬送ロボット10は、水洗処理部
7の前方所定位置に両ハンド部材10aを開いた状態で
位置しており、両ハンド部材10aを互いに接近させる
ように、両アーム部材13の軸芯周りにそれぞれ回動さ
せることで、両ハンド部材10aの各係合部14aをそ
れぞれ、上蓋31の上側に2個所配設された搬送用の取
手部材40にそれぞれ引っ掻けて係合させ、その状態
で、支持部材12およびベース部材11を所定高さまで
上昇させた後に、乾燥処理部8の前方所定位置まで移動
させ、さらに、徐々に下降させて乾燥処理部8の所定位
置上に基板処理槽3を載置してセットする。このときに
も、乾燥処理部8の所定位置は多少の凹部となっている
と共に、その凹部の開口部分がテーパ状に広くなってい
るため、基板処理槽3の底部分はその凹部内に受入れら
れ易くかつ正確に載置される。
【0042】この乾燥処理部8への基板処理槽3のセッ
ト後に、処理ガス供給口65は、その軸支部65aを回
動中心として処理ガス供給口連結部材39の挿入口39
b側に回動して倒れ込み、処理ガス供給口65がその挿
入口39b内に挿入され、処理ガス供給口65とケース
33内を処理ガス供給口連結部材39を介して連通さ
せ、処理ガス供給口65のバルブ部材(図示せず)を開
口制御することで、ケース33内に例えば高温の窒素ガ
スやIPA(イソプロピルアルコール)蒸気などの乾燥
用の処理ガスを処理ガス供給口連結部材39を介して供
給すると共に、排液口/減圧ポンプ排気口42とケース
33内の貯留槽34の中央底部もドレイン/減圧ポンプ
口連結部材41を介して連通しており、排液口/減圧ポ
ンプ排気口42のバルブ部材(図示せず)を開口制御す
ることで、ケース33内でウエハ2の表面をIPAガス
に晒してIPA乾燥処理する。
【0043】さらに、搬送ロボット10は、乾燥処理部
8の前方所定位置に両ハンド部材10aを開いた状態で
位置しており、両ハンド部材10aを互いに接近させる
ように、両アーム部材13の軸芯周りにそれぞれ回動さ
せることで、両ハンド部材10aの各係合部14aをそ
れぞれ、上蓋31の上側に2個所配設された搬送用の取
手部材40にそれぞれ引っ掻けて係合させ、その状態
で、支持部材12およびベース部材11をハンド部材1
0aと共に所定高さまで上昇させた後に180°回動さ
せ、さらに、徐々に下降させて第2ローラ搬送部5の所
定位置上に基板処理槽3を載置する。第2ローラ搬送部
5は基板処理槽3を、ウエハ2が窒素雰囲気で密閉され
た状態で次の工程かまたは一時保管位置まで搬送する。
【0044】以上のように、処理液供給口連結部材は内
部に装置側の流通口が接続されると開口(オープン)
し、装置側の流通口が接続されていない状態では閉止
(クローズ)するバルブが内蔵されているため、ケース
(チャンバ)33内にウエハ2を1枚収容してその内部
を窒素雰囲気の密閉状態とすることができて、その状態
で搬送および一時保管することができる。したがって、
ウエハ2の搬送時、表面処理時さらには次工程までの一
時保管時にも、ウエハ2はケース(チャンバ)33内に
密閉された状態でその表面が大気に晒されることはな
く、従来のような表面自然酸化膜の成長や、その部分乾
燥に起因したパーティクルの発生などの問題は解消さ
れ、基板表面の均一性も維持される。この他、密閉チャ
ンバのため、ウエハ2は、例えば薬液飛散ミスト、搬送
ロボット10による発塵および人的汚染など外部からの
環境の影響も受けにくい。
【0045】また、基板処理装置が設置されているクリ
ーンルームや、基板処理装置自体のクリーン度を高レベ
ルに維持する必要のあるスペースをより少なくすること
ができる。例えば、ウエハ2のローディング/アンロー
ディングのポジションにおいてのみ、高いクリーン度が
必要であるが、その他のクリーンルーム内や基板処理装
置自体のスペースについては、従来のような高いクリー
ン度が必要なくなり、必要な所だけクリーンにするミニ
エンバイラメントを実現することができる。これによっ
て、高いクリーン度を維持するための装置なども必要が
なくなって、低コスト化することができる。
【0046】さらに、ウエハ2が1枚入るだけの小型の
チャンバであるため、省スペース化を図ることができる
と共に省処理液化、さらには、処理時間の短縮化も図る
ことができて、低コスト化を図ることができる。
【0047】さらに、搬送ロボット10で基板処理槽3
が複数の基板処理部に順次搬送されて基板表面処理が為
されるため、一つの基板処理部の場合に比べて各基板処
理部で並列的に基板処理が行れてスループットが向上す
る。
【0048】なお、本実施形態では、貯留槽34の周り
に排液槽37を設け、貯留槽34からオーバーフローし
た処理液を排液口から排液するように構成したが、貯留
槽34や排液槽37を設けることなく、ケース部材33
内にウエハ2を収容して各種処理を行わせるように構成
してもよい。
【0049】また、本実施形態では、乾燥処理部8にお
いて基板処理槽3内のウエハ2に対してIPA乾燥処理
をおこなったが、基板処理槽3の乾燥処理部8へのセッ
ト時に、排液口/減圧ポンプ排気口42をドレイン/減
圧ポンプ口連結部材41の挿入口41b内に挿入して連
通させた後に、ケース33内部に窒素ガスを微量封入し
た状態で単に減圧乾燥させるようにすることもできる。
【0050】さらに、本実施形態では、複数の処理部を
有する基板処理装置の一例であって、その具体的な構成
は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。例えば、複数の処理部を有する基板処理装置だけで
はなく、一つの処理部を有する基板処理装置に対しても
本発明は適用可能なことはいうまでもないことである。
さらに、本発明は、例えば同一槽で薬液処理や水洗処理
をも行う所謂ワンバス式の基板処理装置にも適応可能で
ある。上記実施形態の処理ユニット9では、一連の各種
薬液処理として、窒化膜除去処理として燐酸処理につい
て説明してきたが、この窒化膜除去処理の他に、レジス
ト剥離処理、酸化膜エッチング処理、ライトエッチング
処理および拡散前洗浄処理などの各種薬液処理であって
もよいことは言うまでもないことである。
【0051】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、基板処
理槽の搬送時や基板保管時における流通口連結部材の未
使用時には閉じて、基板を収容した外郭部材内を減圧状
態や窒素雰囲気の気密状態とすれば、外部からの基板表
面に対する影響を抑制することができると共に、基板表
面の大気への接触を防止して自然酸化膜の成長などを抑
制することができ、基板表面の均一性を維持することが
できて品質向上と歩留まり向上させることができる。ま
た、基板が外郭部材内に1枚入るだけの小型の基板処理
槽であるため、省スペース化を図ることができると共に
省処理液化、さらには、処理時間の短縮化も図ることが
できて、低コスト化が図ることができる。
【0052】また、請求項2によれば、請求項1の効果
に加えて、気密状態の外郭部材内には、基板を収容した
貯留槽からオーバーフローした処理液を受ける排液槽が
設けられているため、基板を処理液内に浸漬させた状態
で搬送したり各種処理を施すことができて、外郭部材内
においても基板表面に対する影響をさらに抑制可能とす
ることができると共に、基板表面の大気への接触を防止
して自然酸化膜の成長などを抑制することができ、基板
表面の更なる均一性を維持することができて、更なる品
質向上と歩留まり向上させることができる。
【0053】さらに、請求項3によれば、請求項1に記
載の基板処理槽が搬送手段で基板処理部に搬送されて流
通口連結部材に流通口が連結されるため、基板表面が大
気に触れない外部から密閉された状態で、容易に基板表
面処理を施すことができて、基板表面の均一性を維持す
ることができ品質向上と歩留まり向上させることができ
る。
【0054】さらに、請求項4によれば、請求項2に記
載の基板処理槽が搬送手段で基板処理部に搬送されて各
連結部材にそれぞれ各供給口や排液口などが連結される
ため、基板表面が大気に触れない外部から密閉された状
態で、容易に基板表面処理を施すことができて、基板表
面の更なる均一性を維持することができ、更なる品質向
上と歩留まり向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の基板処理装置の概略構成
を模式的に示す平面図である。
【図2】図1の基板処理槽の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図3】図2の基板処理槽の断面図である。
【図4】図1の水洗処理部における処理ガス供給口の処
理ガス供給口連結部材への連結状態を示す側面図であ
る。
【図5】図1の水洗処理部への基板処理槽の搬送ロボッ
トによる搬送状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 2 ウエハ 3 基板処理槽 6 薬液処理部 7 水洗処理部 8 乾燥処理部 9 処理ユニット 10 搬送ロボット 10a ハンド部材 31 上蓋 32 槽部材 33 ケース 34 貯留槽 35 基板保持部材 36 処理液供給口連結部材 36a 取入口 36b,38b,39b 挿入口 37 排液槽 38 排液口連結部材 39 処理ガス供給口連結部材 40 取手部材 41 ドレイン/減圧ポンプ口連結部材 42 排液口/減圧ポンプ排気口 61 燐酸溶液供給口 62,64 排液口 63 純水供給口 65 処理ガス供給口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を内部に保持した状態で基板表面を
    処理可能な基板処理槽において、 内部を開放または密閉自在な外郭部材と、この外郭部材
    内で基板を横方向に保持可能な基板保持部と、前記外郭
    部材を貫通して配設され前記外郭部材内に処理液または
    /および処理ガスを供給または/および排出可能で、前
    記外郭部材内の気密を保持するよう開閉可能な流通口連
    結部材とを有したことを特徴とする基板処理槽。
  2. 【請求項2】 基板を内部に保持した状態で基板表面を
    処理可能な基板処理槽において、 内部を開放または密閉自在な外郭部材と、この外郭部材
    内に配設され処理液を貯留可能な貯留槽と、この貯留槽
    内で基板を横方向に保持可能な基板保持部と、前記貯留
    槽からオーバーフローした処理液を受ける排液槽と、前
    記外郭部材を貫通して配設され前記貯留槽内に処理液を
    供給可能で、前記外郭部材内の気密を保持するよう開閉
    可能な処理液供給口連結部材と、前記外郭部材を貫通し
    て配設され前記外郭部材内に処理ガスを供給可能で、前
    記外郭部材内の気密を保持するよう開閉可能な処理ガス
    供給口連結部材と、前記貯留槽内または/および排液槽
    内から排液または排気可能で、前記外郭部材内の気密を
    保持するよう開閉可能な排出口連結部材とを有したこと
    を特徴とする基板処理槽。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理槽の流通口連
    結部材に連結可能な流通口が配設され、前記基板処理槽
    のセット時またはセット後に、前記流通口連結部材に前
    記流通口が連結されて基板表面処理が為される少なくと
    も一つの基板処理部と、この基板処理部に前記基板処理
    槽を搬送する搬送手段とを有したことを特徴とする基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の基板処理槽の前記処理
    液供給口連結部材に連結可能な処理液供給口と、前記基
    板処理槽の排出口連結部材に連結可能な排出口と、前記
    基板処理槽の処理ガス供給口連結部材に連結可能な処理
    ガス供給口とが配設され、前記基板処理槽のセット時ま
    たはセット後に、前記処理液供給口連結部材に前記処理
    液供給口、前記排出口連結部材に前記排出口、および前
    記処理ガス供給口連結部材に前記処理ガス供給口のうち
    少なくとも何れかが連結されて基板表面処理が為される
    少なくとも一つの基板処理部と、この基板処理部に前記
    基板処理槽を搬送する搬送手段とを有したことを特徴と
    する基板処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002217160A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
KR101124087B1 (ko) 2007-03-07 2012-03-22 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법

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