JPH11161958A - 信号補完装置、情報再生装置及び情報記録装置 - Google Patents

信号補完装置、情報再生装置及び情報記録装置

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JPH11161958A
JPH11161958A JP9330141A JP33014197A JPH11161958A JP H11161958 A JPH11161958 A JP H11161958A JP 9330141 A JP9330141 A JP 9330141A JP 33014197 A JP33014197 A JP 33014197A JP H11161958 A JPH11161958 A JP H11161958A
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    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0948Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for detection and avoidance or compensation of imperfections on the carrier, e.g. dust, scratches, dropouts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディフェクトに起因する信号損傷が生じた場
合でも安定にサーボ制御又は基準再生クロック信号の生
成を行うことが可能な信号補完装置を提供する。 【解決手段】 再生RF信号Srf中に信号損傷部分を検
出したとき、その前後のタイミングに対して、光ディス
ク5の少なくとも一回転前の同じタイミングで生成され
たフォーカスエラー信号Sfeを用いてディフェクト期間
中の当該フォーカスエラー信号Sfeを階段状に補完し、
当該補完後のフォーカスエラー信号Sfeを用いてフォー
カスサーボ制御を行う。また、当該信号損傷部分を検出
したとき、その前後のタイミングに対して、光ディスク
5の少なくとも一回転前の同じタイミングで生成された
比較信号Sfcを用いて信号損傷期間中の当該比較信号S
fcを階段状に補完し、当該補完後の比較信号Sfcにより
基準再生クロック信号Ssを生成し、再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを用いて
記録情報を記録媒体から再生する情報再生装置又は記録
媒体に対して記録すべき情報を記録する情報記録装置に
用いられる信号補完装置であって、当該記録媒体上の傷
等のディフェクトにより再生信号に障害が生じた場合に
これを補完しつつ記録情報を再生又は記録する信号補完
装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の情報再生装置等において
は、光ビームの焦点位置と記録媒体における情報記録面
又は情報トラックの位置とを一致させるために、当該光
ビームの情報記録面からの反射光を用いて当該焦点位置
を制御する、いわゆるフォーカスサーボ制御及びトラッ
キングサーボ制御を実行しつつ記録情報を再生等してい
る。
【0003】そして、当該フォーカスサーボ制御におい
ては、上記反射光を用いていわゆるフォーカスエラー信
号を生成することによりフォーカス方向の焦点位置の情
報記録面からのずれを検出してサーボ制御を行ってい
る。
【0004】また、当該トラッキングサーボ制御におい
ては、上記反射光を用いていわゆるトラッキングエラー
信号を生成することによりトラッキング方向(情報記録
面内で、記録情報に対応した情報ピットにより形成され
ている上記情報トラックの接線方向に垂直な方向)の焦
点位置の情報ピットからのずれを検出してサーボ制御を
行っている。
【0005】ここで、情報再生装置において、記録媒体
上に傷等の障害(以下、記録媒体上に存在する各種の欠
陥(情報ピットの損傷等)、傷又はゴミ等を総じてディ
フェクトと称する。)が存在する場合を考えると、当該
ディフェクトによって上記反射光が影響を受けることと
なり、このときには記録情報に対応する再生信号中に、
例えばそのレベルが再生信号として機能する所定のレベ
ル以下となる信号損傷状態となる部分が生じると共に、
各サーボ制御におけるエラー信号(上記フォーカスエラ
ー信号とトラッキングエラー信号を纏めて、以下エラー
信号と称する。)も影響を受けて正常な状態から波形変
形を生じ、正確なサーボ制御に供することができなくな
る。
【0006】そこで、従来の情報再生装置等において
は、上記ディフェクトに起因する波形変形を検出したと
きは、その直前のエラー信号をサンプルホールドし、波
形変形が生じている間は当該サンプルホールドした値を
継続してエラー信号として出力してサーボ制御に供させ
る構成となっていた。
【0007】一方、上記ディフェクトの影響が現れる他
の例としては、情報再生時の基準となる基準周波数を有
する基準再生クロック信号を上記反射光から生成する場
合にも、上記ディフェクトが存在していると当該基準再
生クロック信号を生成するためのPLL(Phase Locke
d Loop)回路のVCO(Voltage Controlled Oscill
ator)の制御電圧中にその影響としての波形変形が現れ
る場合がある。
【0008】そして、当該制御電圧に対するディフェク
トの影響を排除するためにも上述したような波形変形の
直前の制御電圧の値をサンプルホールドする方法が用い
られていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報再生装置等の構成によると、サンプルホールド
値で補完されたエラー信号について、ディフェクトの影
響が解消されて当該エラー信号が正常に生成されるよう
になったときに、それまでエラー信号として出力されて
いたサンプルホールド値と回復したエラー信号との間に
著しいレベル差が生じる場合がある。
【0010】そして、当該エラー信号に急峻なレベル差
が生じた場合には、サーボ制御のための機構(具体的に
は、いわゆるフォーカスアクチュエータ又はトラッキン
グアクチュエータ)が急激に駆動されることとなり、サ
ーボ機構の暴走を誘発して記録情報の正確な再生又は記
録ができなくなる場合があるという問題点があった。
【0011】特に、近年における記録密度の向上(情報
ピットの小型化及び情報トラックの間隔の狭幅化に起因
する制御偏差の許容量の縮小化)に鑑みると、この問題
点はより顕著に表面化することとなる。
【0012】一方、上記基準再生クロック信号の場合
に、サンプルホールド値で補完された制御電圧について
も、ディフェクトの影響が解消されて当該基準再生クロ
ック信号が正常に生成されるようになったときに、それ
まで出力されていた制御電圧の値と回復した制御電圧の
値との間に著しいレベル差が生じ、この影響により再生
されたデータが誤り訂正不能となり、正しい再生動作が
できなくなる場合があるという問題点があった。
【0013】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
なされたもので、その課題は、ディフェクトの影響が生
じた場合でも安定にサーボ制御又は基準再生クロック信
号の生成を行うことが可能な信号補完装置及び当該信号
補完装置を備えた情報再生装置及び情報記録装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、記録情報が記録されて
いる光ディスク等の記録媒体に対して光ビームを照射
し、当該光ビームの前記記録媒体からの反射光に基づい
て前記記録情報を検出し、検出信号を生成するディテク
タ等の情報検出手段と、前記記録情報の再生を制御する
ために用いられる制御検出信号を前記反射光に基づいて
生成するI−V変換器等の生成手段と、前記検出信号中
に、前記記録媒体上に存在するディフェクトに起因して
生じる信号損傷部分が含まれているか否かを検出する損
傷検出器等の検出手段と、前記信号損傷部分が検出され
たとき、当該信号損傷部分の直前に対応する前記制御検
出信号である直前制御検出信号及び前記信号損傷部分の
直後に対応する前記制御検出信号である直後制御検出信
号に基づいて、前記信号損傷部分に対応する前記制御検
出信号を補完するための補完信号を生成する損傷処理器
等の補完手段と、前記信号損傷部分が発生していると
き、前記制御検出信号のうち当該信号損傷部分に対応す
る前記制御検出信号を前記補完信号に置き換えた信号を
補完制御検出信号として出力する損傷処理器等の置換手
段と、を備える。
【0015】請求項1に記載の発明の作用によれば、情
報検出手段は、光ビームの記録媒体からの反射光に基づ
いて記録情報を検出し、検出信号を生成する。
【0016】これと並行して、生成手段は、当該反射光
に基づいて制御検出信号を生成する。
【0017】次に、検出手段は、検出信号中に、ディフ
ェクトに起因して生じる信号損傷部分が含まれているか
否かを検出する。
【0018】そして、補完手段は、信号損傷部分が検出
されたとき、直前制御検出信号及び直後制御検出信号に
基づいて補完信号を生成する。
【0019】これにより、置換手段は、信号損傷部分が
発生しているとき、制御検出信号のうち当該信号損傷部
分に対応する制御検出信号を補完信号に置き換えた信号
を補完制御検出信号として出力する。
【0020】よって、検出信号中に信号損傷部分が存在
するとき、当該信号損傷部分が存在するタイミングで生
成された制御検出信号を補完信号に置換して補完制御検
出信号を生成するので、当該補完制御検出信号を用いて
記録情報の再生を制御すれば、記録媒体上のディフェク
トにより検出信号及び制御検出信号に信号損傷部分が生
じてもこれを補償して正しく記録情報の再生を制御する
ことができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の信号補完装置におい
て、前記制御検出信号中に、前記信号損傷部分に対応し
た第2信号損傷部分であって前記ディフェクトに起因し
て生じる第2信号損傷部分が含まれているか否かを検出
する損傷検出器等の第2検出手段を更に備え、前記補完
手段は、前記信号損傷部分又は前記第2信号損傷部分の
うち少なくともいずれか一方が検出されたとき、前記補
完信号を生成すると共に、前記置換手段は、前記信号損
傷部分又は前記第2信号損傷部分のうち少なくともいず
れか一方が検出されたとき、前記補完制御検出信号を出
力するように構成される。
【0022】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、第2検出手段は、
制御検出信号中に第2信号損傷部分が含まれているか否
かを検出する。
【0023】そして、補完手段は、信号損傷部分又は第
2信号損傷部分のうち少なくともいずれか一方が検出さ
れたとき補完信号を生成する。
【0024】これにより、置換手段は、信号損傷部分又
は第2信号損傷部分のうち少なくともいずれか一方が検
出されたとき補完制御検出信号を出力する。
【0025】よって、制御検出信号における第2信号損
傷部分を検出することによっても検出信号における信号
損傷部分を検出して制御検出信号を補完することができ
る。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、記録情報を記録すべき光ディスク等の記
録媒体に対して光ビームを照射し、当該光ビームの前記
記録媒体からの反射光に基づいて当該記録情報の記録を
制御するために用いられる制御検出信号を生成するピッ
クアップ等の生成手段と、前記制御検出信号中に、前記
記録媒体上に存在するディフェクトに起因して生じる信
号損傷部分が含まれているか否かを検出する損傷検出器
等の検出手段と、前記信号損傷部分が検出されたとき、
当該信号損傷部分の直前の前記制御検出信号である直前
制御検出信号及び前記信号損傷部分の直後の前記制御検
出信号である直後制御検出信号に基づいて、前記信号損
傷部分を補完するための補完信号を生成する損傷処理器
等の補完手段と、前記制御検出信号中に前記信号損傷部
分が発生しているとき、当該信号損傷部分を前記補完信
号に置き換えた信号を補完制御検出信号として出力する
損傷処理器等の置換手段と、を備える。
【0027】請求項3に記載の発明の作用によれば、生
成手段は、光ビームの記録媒体からの反射光に基づいて
制御検出信号を生成する。
【0028】次に、検出手段は、制御検出信号中に信号
損傷部分が含まれているか否かを検出する。
【0029】そして、補完手段は、信号損傷部分が検出
されたとき、直前制御検出信号及び直後制御検出信号に
基づいて補完信号を生成する。
【0030】これにより、置換手段は、信号損傷部分が
発生しているとき、当該信号損傷部分を補完信号に置き
換えた信号を補完制御検出信号として出力する。
【0031】よって、制御検出信号中に信号損傷部分が
存在するとき、当該信号損傷部分を補完信号に置換して
補完制御検出信号を生成するので、当該補完制御検出信
号を用いて記録情報の記録を制御すれば、記録媒体上の
ディフェクトにより制御検出信号に信号損傷部分が生じ
てもこれを補償して正しく記録情報の記録を制御するこ
とができる。
【0032】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の信号補完装置に
おいて、前記記録媒体は光ディスク等のディスク状記録
媒体であると共に、前記補完手段は、前記直前制御検出
信号に対して少なくとも一回転前の同じ回転角度で生成
された前記制御検出信号である前直前制御検出信号と、
前記直後制御検出信号に対して少なくとも一回転前の同
じ回転角度で生成された前記制御検出信号である前直後
制御検出信号とに基づいて前記補完信号を生成するよう
に構成される。
【0033】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、記録媒体が
ディスク状記録媒体であると共に、補完手段は前直前制
御検出信号と前直後制御検出信号とに基づいて補完信号
を生成するので、より正確に制御検出信号の障害を補償
することができる。
【0034】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項4に記載の信号補完装置におい
て、前記補完信号は、前記直前制御検出信号と前記直後
制御検出信号との間を階段状に接続する補完信号である
ように構成される。
【0035】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項4に記載の発明の作用に加えて、補完信号が直前制
御検出信号と直後制御検出信号との間を階段状に接続す
る補完信号であるので、検出信号の信号損傷部分のタイ
ミングに対応する制御検出信号を急激な段差を設けるこ
となく補償することができ、記録情報の再生状態が急激
に変化することを防止できる。
【0036】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項4又は5に記載の信号補完装置に
おいて、前記制御検出信号は、前記ディスク状記録媒体
におけるトラッキング方向において、前記光ビームの焦
点位置と前記記録情報により形成される情報トラックの
位置とが一致しているか否かを示すトラッキングエラー
信号であるように構成される。
【0037】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項4又は5に記載の発明の作用に加えて、制御検出信
号がトラッキングエラー信号であるので、当該補完制御
検出信号に基づいてトラッキング方向の光ビームの焦点
位置を制御すれば、トラッキング方向における当該焦点
位置を正確に制御することができる。
【0038】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項4又は5に記載の信号補完装置に
おいて、前記制御検出信号は、前記ディスク状記録媒体
におけるフォーカス方向において、前記光ビームの焦点
位置と前記記録媒体上の情報記録面の位置とが一致して
いるか否かを示すフォーカスエラー信号であるように構
成される。
【0039】請求項7に記載の発明の作用によれば、請
求項4又は5に記載の発明の作用に加えて、制御検出信
号がフォーカスエラー信号であるので、当該補完制御検
出信号に基づいてフォーカス方向の光ビームの焦点位置
を制御すれば、フォーカス方向における当該焦点位置を
正確に制御することができる。
【0040】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項4又は5に記載の信号補完装置に
おいて、前記制御検出信号は、前記記録情報を再生する
際の基準となる基準周波数を有する基準再生クロック信
号の生成に用いられる基準クロック生成信号であるよう
に構成される。
【0041】請求項8に記載の発明の作用によれば、請
求項4又は5に記載の発明の作用に加えて、制御検出信
号が基準クロック生成信号であるので、当該補完制御検
出信号に基づいて記録情報の再生を制御すれば、当該記
録情報の再生処理を正確に制御することができる。
【0042】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、請求項1、2又は4から8のいずれか一
項に記載の信号補完装置と、前記補完制御検出信号を用
いて前記記録情報の再生を制御するフォーカスドライバ
等の再生制御手段と、前記再生を行う再生回路等の再生
手段と、を備える。
【0043】請求項9に記載の発明の作用によれば、請
求項1、2又は4から8のいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、再生制御手段は補完制御検出信号を用い
て記録情報の再生を制御する。
【0044】そして、再生手段は、記録情報の再生を行
う。
【0045】よって、記録媒体上のディフェクトにより
検出信号及び制御検出信号に障害が生じても、これを補
償して正しく記録情報の再生を制御することができる。
【0046】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項3に記載の信号補完装置と、前
記補完制御検出信号を用いて前記記録情報の記録を制御
するCPU等の記録制御手段と、前記記録を行うピック
アップ等の記録手段と、を備える。
【0047】請求項10に記載の発明の作用によれば、
請求項3に記載の発明の作用に加えて、記録制御手段は
補完制御検出信号を用いて記録情報の記録を制御する。
【0048】そして、記録手段は記録情報の記録を行
う。
【0049】よって、記録媒体上のディフェクトにより
制御検出信号に障害が生じても、これを補償して正しく
記録情報の記録を制御することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する実施の形態は、光ディスクに記録されている記録情
報を読み出すための情報再生装置において、当該情報再
生のために光ディスクに照射される光ビームの焦点位置
に対するフォーカスサーボ制御機構及び当該情報再生の
際の基準となる基準再生クロック信号を生成するための
PLL回路に対して本発明を適用した場合の実施形態で
ある。
【0051】始めに、実施形態の情報再生装置の構成に
ついて、図1及び図2を用いて説明する。なお、図1は
実施形態の情報再生装置のうち、フォーカスサーボ機構
及びPLL回路に関する部材のみを示したものであり、
実際の情報再生装置には、この他に、光ディスクに照射
される光ビームの焦点位置に対するトラッキングサーボ
制御機構等が含まれている。
【0052】図1に示すように、実施形態の情報再生装
置Sは、レーザダイオード1と、偏向ビームスプリッタ
2と、スピンドルモータ3と、対物レンズ4と、光ディ
スク5と、集光レンズ6と、情報検出手段としてのディ
テクタ7と、スピンドルドライバ27と、周波数ジェネ
レータ28と、再生手段としての再生回路29と、発振
器30と、フォーカスサーボ回路FSと、PLL回路P
Lとにより構成されている。
【0053】次に、上記フォーカスサーボ回路FSは、
生成手段としてのI−V(電流−電圧)変換器8と、検
出手段としての損傷検出器9と、繰り返しコントローラ
10と、イコライザ11と、補完手段及び置換手段とし
ての損傷処理器12と、スイッチ13及び17と、イン
バータ14と、加算器15と、制御手段及び再生制御手
段としてのフォーカスドライバ16と、により構成され
ている。
【0054】また、PLL回路PLは、上記I−V変換
器8及び損傷検出器9と、繰り返しコントローラ18
と、生成手段としての位相比較器19と、補完手段及び
置換手段としての損傷処理器20と、ループフィルタ2
1と、スイッチ22及び24と、インバータ23と、加
算器25と、VCO26と、により構成されている。
【0055】次に、上記繰り返しコントローラ10及び
18の構成について、図2を用いて説明する。なお、繰
り返しコントローラ10と繰り返しコントローラ18と
は、基本的に構成は同一であるので、図2においては、
これらを代表して繰り返しコントローラ10の構成につ
いて説明する。
【0056】図2に示すように、繰り返しコントローラ
10は、サンプルホールド回路30と、A/D変換器3
1と、CPU32と、メモリ33と、D/A変換器34
とにより構成されている。
【0057】次に、図1を用いて情報再生装置Sの全体
動作を説明する。
【0058】レーザダイオード1は情報再生用のレーザ
光等の光ビームBを生成し、偏向ビームスプリッタ2へ
出射する。
【0059】そして、偏向ビームスプリッタ2は、当該
入射された光ビームBを反射し、対物レンズ4へ入射さ
せる。
【0060】その後、対物レンズ4は、入射された光ビ
ームBを光ディスク5上の再生すべき記録情報により形
成された情報トラック上に照射する。このとき、当該光
ビームBの焦点位置の光ディスク5に垂直な方向(いわ
ゆるフォーカスサーボ制御方向)の位置は、後述するフ
ォーカスドライバ16からの駆動信号Sdvにより対物レ
ンズ4に接続された図示しないフォーカスアクチュエー
タが当該対物レンズ4をフォーカスサーボ制御方向に移
動させることにより上記情報トラックの位置と一致させ
られる。
【0061】更に、このとき、光ディスク5は、後述の
スピンドル制御信号Sdsに基づいて、スピンドルモータ
3により所定回転数で回転されている。
【0062】そして、情報トラックに照射されて反射さ
れることにより、記録情報に対応して強度変調されると
共にその偏光面が回転された光ビームBは、対物レンズ
4を通過して偏向ビームスプリッタ2を透過した後、集
光レンズ6によりディテクタ7の受光面上に集光され
る。このとき、フォーカスエラー信号の生成方法とし
て、例えば非点収差法を用いる場合には、集光レンズ6
は光ビームBに対して非点収差を与えてディテクタ7に
入射させる。
【0063】なお、フォーカスエラー信号の生成方法と
しては、これ以外に、例えばスポットサイズ法やナイフ
エッジ法等を用いることができる。
【0064】次に、ディテクタ7は、受光した光ビーム
Bの強度に対応する検出信号Spを生成し、I−V変換
器8に出力する。なお、実際には、ディテクタ7の受光
面は四分割され、分割された夫々の受光面から独立して
検出信号が生成されており、上記検出信号Spはこれら
四つの検出信号が纏められて出力される。
【0065】そして、当該検出信号Spに基づいて、フ
ォーカスサーボ回路FSは、上記フォーカスアクチュエ
ータを駆動するための駆動信号Sdvを生成し、当該フォ
ーカスアクチュエータに出力してフォーカスサーボ制御
を行う。
【0066】一方、PLL回路PLは、上記検出信号S
pに基づいて、記録情報の再生のための基準クロックと
なる基準再生クロック信号Ssを生成する。
【0067】そして、再生回路29は、上記基準再生ク
ロック信号Ssに基づいて、上記検出信号Spを用いてI
−V変換器8により生成された上記記録情報に対応する
再生RF信号Srfに対して復調等の再生処理を施し、当
該記録情報に対応する再生信号Sppとして外部に出力す
る。
【0068】一方、PLL回路PLにおいて生成された
基準再生クロック信号Ssは、スピンドルドライバ27
へも出力され、スピンドルモータ3の回転数を制御する
ための上記スピンドル制御信号Sdsの生成に用いられ
る。このとき、スピンドルドライバ27の他の入力端子
には、スピンドルモータ3の回転における基準周波数を
有するクロック信号Srefが水晶発振子を含む発振器3
0から供給されている。そして、スピンドルドライバ2
7は、基準再生クロックSsとクロック信号Srefとが一
致するようにスピンドルモータ3を回転させるべく上記
スピンドル制御信号Sdsを生成する。
【0069】さらに、上記の処理と並行して、周波数ジ
ェネレータ28は、スピンドルモータ3の回転(すなわ
ち、光ディスク5の回転)に同期した数のパルス(例え
ば、光ディスク5の1回転当り36個のパルス)を含む
周波数信号Sfg(図3下から三段目参照。当該図3にお
いては、符号Lが光ディスク5が一回転する期間を示
し、符号Tが周波数信号Sfgにおけるパルス間隔を示し
ている。)を生成し、フォーカスサーボ回路FS及びP
LL回路PLに出力する。
【0070】次に、本発明に係る信号損傷処理を含むフ
ォーカスサーボ回路FSの動作について、図1及び図3
を用いて説明する。
【0071】フォーカスサーボ回路FSにおいては、先
ず、I−V変換器8が、入力されている検出信号Spに
基づいて記録情報に対応する上記再生RF信号Srfを生
成し損傷検出器9に出力すると共に、当該検出信号Sp
に基づいて、光ビームBの焦点位置の情報トラックから
のフォーカスサーボ制御方向のずれを示すフォーカスエ
ラー信号Sfeを生成し、繰り返しコントローラ10及び
スイッチ17に出力する。この再生RF信号Srf及びフ
ォーカスエラー信号Sfeを生成するために上述のように
ディテクタ7が四分割されており、分割された夫々の受
光面からの検出信号を加算した信号に基づいて上記再生
RF信号Srfが生成され、一方、分割された四つの受光
面のうち、対向して配置されている一組の受光面からの
検出信号を組毎に夫々加算した信号同士の差を用いるこ
とにより非点収差法による上記フォーカスエラー信号S
feが生成される。
【0072】ここで、上記再生RF信号Srf中に図3最
上段に示すようなディフェクトに起因する信号損傷部分
が含まれていると、損傷検出器9は、当該再生RF信号
Srfからそのエンベロープを抽出し(当該エンベロープ
にも信号損傷部分に対応するレベル低減部(図3上から
二段目参照)が含まれている。)、当該信号損傷が生じ
ている期間に「HIGH」となる損傷検出信号Sdfcを
生成し、損傷処理器12、スイッチ13及びインバータ
14に出力する。
【0073】なお、再生RF信号Srfに信号損傷が生じ
ている期間は、上記フォーカスエラー信号Sfeにおいて
も図3上から四段目に示すような急激な波形変形が生じ
ることとなる。
【0074】次に、上記周波数信号Sfg及びフォーカス
エラー信号Sfeが入力されている繰り返しコントローラ
10の動作について説明する。
【0075】当該繰り返しコントローラ10において
は、上記周波数信号Sfg及びフォーカスエラー信号Sfe
に対して、いわゆる繰り返し制御を施し、繰り返し信号
Scfを生成して損傷処理器12へ出力する。
【0076】すなわち、周波数信号Sfgに含まれる各パ
ルスのタイミングに対応して入力されるフォーカスエラ
ー信号Sfeの値を当該周波数信号Sfgの各パルスのタイ
ミングでサンプルホールドすると共にディジタル信号に
変換し、当該ディジタル信号の値を光ディスク5の一回
転毎に周波数信号Sfgの各パルスのタイミングでメモリ
33に蓄積記憶し、更に、現在の光ディスク5の回転に
おける周波数信号Sfgの各パルスのタイミングにおい
て、その一回転前までの同じタイミングで入力されてい
たフォーカスエラー信号Sfeの値を上記繰り返し信号S
cfとして出力する処理を周波数信号Sfgの各パルス毎に
繰り返す。このとき、光ディスク5が一回転する毎に3
6個のパルスが周波数信号Sfgとして生成されることに
より、光ディスク5を周方向に36等分した回転角度毎
のフォーカスエラー信号Sfeの値をメモリ33に蓄積記
憶することとなる。
【0077】ここで、メモリ33は一回転前のみのフォ
ーカスエラー信号Sfeの値を記憶してもよいし、一回転
よりも前のタイミングから一回転前までの回転角度の値
を記憶することとしてもよい。この後者の場合には、繰
り返しコントローラ10は各々の回転毎の同一の回転角
度におけるフォーカスエラー信号Sfeの値の平均値を繰
り返し信号Scfとして出力することとなる。
【0078】なお、このとき、再生RF信号Srfに信号
損傷が生じている期間に対応する繰り返し信号Scfに
は、その前後の繰り返し信号Scfとは異なる波形変形が
含まれている。
【0079】そして、当該繰り返し信号Scfが入力され
ている損傷処理器12は、別に入力されている周波数信
号Sfg及び損傷検出信号Sdfcを用い、再生RF信号Sr
f中に信号損傷が生じていない期間は、入力された繰り
返し信号Scfをそのまま損傷処理信号Sbfとしてスイッ
チ13に出力する。
【0080】一方、再生RF信号Srf中に信号損傷が生
じている期間は、当該期間に対応する繰り返し信号Scf
に代えて、信号損傷期間の直前の繰り返し信号Scfとそ
の直後の繰り返し信号Scf(すなわち、光ディスク5の
一回転前までに検出されメモリ33に記憶されているフ
ォーカスエラー信号Sfeのうち、信号損傷期間の直前の
タイミングと直後のタイミングに夫々対応するフォーカ
スエラー信号Sfe)とを用いて当該信号損傷期間の繰り
返し信号Scfを置換するための置換信号を生成し、当該
置換信号を損傷処理信号Sbfとしてスイッチ13に出力
する。
【0081】すなわち、再生RF信号Srf中に信号損傷
が生じているときは、図3下から二段目に示すように、
信号損傷期間の直前の繰り返し信号Scf(その値を仮に
C(0)とする。)とその直後の繰り返し信号Scf(そ
の値を仮にC(4)とする。)とを用いて、信号損傷期
間の直前の繰り返し信号Scfとその直後の繰り返し信号
Scfとを階段上に接続するための上記置換信号(図3に
示す場合、夫々値C(1)、C(2)及びC(3)を有
する置換信号)を生成し、損傷処理信号Sbfとして出力
する。
【0082】ここで、置換信号の生成方法について説明
すると、再生RF信号Srf中に信号損傷が生じている期
間が周波数信号Sfgにおいて奇数パルス分の長さ(例え
ば、図3に示すように3パルス分の長さ)であるとき
は、信号損傷期間の直前の繰り返し信号Scfとその直後
の繰り返し信号Scfとにより、信号損傷期間の中間のタ
イミングにおける値(図3の場合、C(2))を、
【数1】 C(2)=C(0)+{C(4)−C(0)}/2 のようにして算出する。
【0083】次に、算出した信号損傷期間の中間のタイ
ミングと信号損傷期間の直前との更に中間のタイミング
における値(図3の場合、C(1))を、
【数2】C(1)={C(0)+C(2)}/2 のようにして算出する。
【0084】更に、算出した信号損傷期間の中間のタイ
ミングにおける値(C(2))と信号損傷期間の直後と
の更に中間のタイミングにおける値(図3の場合、C
(3))を、
【数3】C(3)={C(2)+C(4)}/2 のようにして算出する。
【0085】そして、これ以降、順次置換信号の値を求
め、算出した各値を周波数信号Sfgのパルス幅だけ維持
する信号を置換信号とする。
【0086】一方、再生RF信号Srf中に信号損傷が生
じている期間が周波数信号Sfgにおいて偶数パルス分の
長さ(例えば4パルス分の長さ)である場合には、繰り
返しコントローラ10から、信号損傷期間の直前の繰り
返し信号Scf(その値を仮にC(0)とする。)とその
直後の繰り返し信号Scf(その値を仮にC(5)とす
る。)とが入力されているので、これらにより、まず、
信号損傷期間の先頭において周波数信号Sfgの一パルス
に相当するタイミングにおける値C(1)を、
【数4】C(1)=C(0) のようにして算出し、算出した値C(1)とC(5)と
の中間のタイミングにおける値(C(3))を、
【数5】 C(3)=C(1)+{C(5)−C(1)}/2 のようにして算出する。
【0087】更に、算出した値C(3)とC(1)との
中間のタイミングにおける値(C(2))を、
【数6】C(2)={C(1)+C(3)}/2 のようにして算出する。
【0088】更に、算出した値C(3)とC(5)との
中間のタイミングにおける値(C(4))を、
【数7】C(4)={C(3)+C(5)}/2 のようにして算出する。
【0089】そして、これ以降、順次置換信号の値を求
め、算出した各値を周波数信号Sfgのパルス幅だけ維持
する信号を置換信号とする。
【0090】ここで、上述の構成では、一回転前のフォ
ーカスエラー信号Sfeに基づいて置換処理を実行してい
るが、このように構成できるのは、一回転前の同じ回転
角度におけるフォーカスエラーと現在の回転角度におけ
るフォーカスエラーとが強い相関関係を有していること
に起因している。換言すれば、情報トラックのうねりや
光ディスク5の面精度のずれは、一回転(すなわち一情
報トラック分)の間ではそれほど急激に変化しないこと
を利用しているのである。
【0091】次に、以上のようにして生成された損傷処
理信号Sbfと上記フォーカスエラー信号Sfeとがスイッ
チ13及び17において切り替えられつつ加算器15に
おいて加算され、フォーカス制御信号Sfとしてイコラ
イザ11に出力される。
【0092】このとき、スイッチ13が損傷検出信号S
dfcが「HIGH」のときのみオンとなり、一方、スイ
ッチ17が損傷検出信号Sdfcが「LOW」のときのみ
オンとなるので(スイッチ17に対しては、損傷検出信
号Sdfcがインバータ14により反転されて入力されて
いることによる。)、結局、フォーカス制御信号Sfと
しては、図3最下段に示すように、再生RF信号Srfに
信号損傷が生じていない期間はフォーカスエラー信号S
feがそのまま出力され、信号損傷が生じている期間は損
傷処理信号Sbf(実際には、上記置換信号)がそのまま
出力されることとなる。
【0093】この結果、フォーカス制御信号Sfとして
は、再生RF信号Srfに信号損傷部分があるときでも、
その波形は図3に示すギャップ部で階段状に変化するこ
ととなり、急激に変化することはない。
【0094】次に、当該フォーカス制御信号Sfはイコ
ライザ11に入力され、当該イコライザ11によりフォ
ーカス制御信号Sfの周波数特性が補正され補正フォー
カス制御信号Sfrとしてフォーカスドライバ16に出力
される。
【0095】そして、このような補正フォーカス制御信
号Sfrに基づいて、フォーカスドライバ16は対物レン
ズ4に固定されている図示しないフォーカスアクチュエ
ータを駆動し、フォーカスサーボ制御を施すための上記
駆動信号Sdvを生成する。
【0096】次に、本発明に係る信号損傷処理を含むP
LL回路PLの動作について、図1及び図3を用いて説
明する。
【0097】PLL回路PLにおいては、先ず、I−V
変換器8が、上述のように入力されている検出信号Sp
に基づいて上記再生RF信号Srfを生成し、損傷検出器
9、位相比較器19及び再生回路29に出力する。この
再生RF信号Srfは、上述のように、ディテクタ7中の
分割された夫々の受光面からの検出信号を加算した信号
に基づいて生成される。
【0098】そして、損傷検出器9は、上述のように再
生RF信号Srfからそのエンベロープを抽出し、信号損
傷期間に「HIGH」となる上記損傷検出信号Sdfcを
生成し、損傷処理器20、スイッチ22及びインバータ
23に出力する。
【0099】一方、再生RF信号Srfが入力されている
位相比較器19は、VCO26が出力する基準再生クロ
ック信号Ssと当該再生RF信号Srfとを位相比較し、
夫々の信号の位相差である比較信号Sfcをスイッチ24
及び繰り返しコントローラ18へ出力する。このとき、
当該比較信号Sfcには、再生RF信号Srfに信号損傷が
生じている期間に急激な波形変形が含まれている。
【0100】次に、上記周波数信号Sfg及び比較信号S
fcが入力されている繰り返しコントローラ18の動作に
ついて説明する。
【0101】当該繰り返しコントローラ18において
は、上記繰り返しコントローラ10と同様に、上記周波
数信号Sfg及び比較信号Sfcに対して繰り返し制御を施
し、繰り返し信号Scpを生成して損傷処理器20へ出力
する。
【0102】すなわち、周波数信号Sfgに含まれる各パ
ルスのタイミングに対応して入力される比較信号Sfcの
値を光ディスク5の各回転角度毎にメモリ33に蓄積記
憶し、更に、現在の光ディスク5の回転における周波数
信号Sfgの各パルスのタイミングにおいて、その一回転
前までの同じタイミング(同じ回転角度)で入力されて
いた比較信号Sfcの値を上記繰り返し信号Scpとして出
力する処理を周波数信号Sfgの各パルス毎に繰り返す。
なお、再生RF信号Srfに信号損傷が生じている期間に
対応する繰り返し信号Scpには、その前後の繰り返し信
号Scpとは異なる波形変形が含まれている。
【0103】そして、当該繰り返し信号Scpが入力され
ている損傷処理器20は、別に入力されている周波数信
号Sfg及び損傷検出信号Sdfcを用い、再生RF信号Sr
f中に信号損傷が生じていない期間は、入力された繰り
返し信号Scpをそのまま損傷処理信号Sbpとしてスイッ
チ22に出力する。
【0104】一方、再生RF信号Srf中に信号損傷が生
じている期間は、当該期間に対応する繰り返し信号Scp
に代えて、信号損傷期間の直前の繰り返し信号Scpとそ
の直後の繰り返し信号Scp(すなわち、光ディスク5の
一回転前までに検出され繰り返しコントローラ18内の
メモリに記憶されている比較信号Sfcのうち、信号損傷
期間の直前のタイミングと直後のタイミングに夫々対応
する比較信号Sfc)とを用いて当該信号損傷期間の繰り
返し信号Scpを置換するための置換信号を生成し、当該
置換信号を損傷処理信号Sbpとしてスイッチ22に出力
する。
【0105】すなわち、再生RF信号Srf中に信号損傷
が生じているときは、信号損傷期間の直前の繰り返し信
号Scpとその直後の繰り返し信号Scpとを用いて、信号
損傷期間の直前の繰り返し信号Scpとその直後の繰り返
し信号Scpとを階段上に接続するための置換信号を生成
し、損傷処理信号Sbpとして出力する。
【0106】このとき、当該置換信号の生成方法は、上
記繰り返しコントローラ10の場合と全く同様であるの
で細部の説明は省略する。
【0107】そして、以上のようにして生成された損傷
処理信号Sbpと上記比較信号Sfcとがスイッチ22及び
24において切り替えられつつ加算器25において加算
され、電圧信号Svとしてループフィルタ21に出力さ
れる。
【0108】このとき、スイッチ22が損傷検出信号S
dfcが「HIGH」のときのみオンとなり、一方、スイ
ッチ24が損傷検出信号Sdfcが「LOW」のときのみ
オンとなるので(スイッチ24に対しては、損傷検出信
号Sdfcがインバータ23により反転されて入力されて
いることによる。)、結局、電圧信号Svとしては、再
生RF信号Srfに信号損傷が生じていない期間は比較信
号Sfcがそのまま出力され、信号損傷期間は損傷処理信
号Sbp(実際には、上記置換信号)がそのまま出力され
ることとなる。
【0109】この結果、電圧信号Svとしては、再生R
F信号Srfに信号損傷が生じているときでも、その波形
は階段状に変化することとなり、急激に変化することは
ない。
【0110】次に、ループフィルタ21は、電圧信号S
vを平均化し、平均化電圧信号SlvをVCO26に出力
する。
【0111】そして、このような平均化電圧信号Slvに
基づいて、VCO26は上記基準再生クロック信号Ss
を生成し、フィードバックのために位相比較器19に出
力すると共に、再生回路29及びスピンドルドライバ2
7へ出力する。
【0112】その後、再生回路29は、基準再生クロッ
ク信号Ss及び再生RF信号Srfを用いて上記再生信号
Sppを生成する。
【0113】一方、スピンドルドライバ27は、当該基
準再生クロック信号Ssの周波数及び位相と上記クロッ
ク信号Srefの周波数及び位相とを夫々一致させるべく
上記スピンドル制御信号Sdsを生成する。
【0114】以上説明したように、実施形態の情報再生
装置Sの動作によれば、再生RF信号Srf中に信号損傷
部分が存在するとき、当該信号損傷部分が存在するタイ
ミングで生成されたフォーカスエラー信号Sfe又は比較
信号Sfcを置換信号に置換し、当該置換後のフォーカス
エラー信号Sfe又は比較信号Sfcを用いて記録情報の再
生を制御するので、光ディスク5上のディフェクトによ
り再生RF信号Srf及びフォーカスエラー信号Sfe並び
に比較信号Sfcに障害が生じても、これを補償して正し
く記録情報の再生を制御することができる。
【0115】また、繰り返しコントローラ10又は18
並びに損傷処理器12又は20が、一回転前の同じ回転
角度のフォーカスエラー信号Sfe又は比較信号Sfcと現
在の回転角度のフォーカスエラー信号Sfe又は比較信号
Sfcとの間に強い相関関係があることを利用して、光デ
ィスク5の一回転前に検出されたフォーカスエラー信号
Sfe又は比較信号Sfcのうち、信号損傷部分の直前と直
後に対応するフォーカスエラー信号Sfe又は比較信号S
fcに基づいて夫々置換信号を生成するので、より正確に
信号損傷部分の影響を補償することができる。
【0116】さらに、置換信号が信号損傷部分の前後の
フォーカスエラー信号Sfe又は比較信号Sfcを夫々階段
状に接続する補完を行うので、信号損傷部分のタイミン
グに対応するフォーカスエラー信号Sfe又は比較信号S
fcを急激な段差を設けることなく補償することができ、
フォーカスサーボ制御状態又は基準再生クロック信号S
sの波形が急激に変化することを防止できる。
【0117】なお、上述の実施形態においては、再生R
F信号Srfが入力される損傷検出器9を用いて信号損傷
部分を検出したが、これ以外に、再生RF信号Srfに信
号損傷部分があるときは図3上から四段目に示すような
波形変形がフォーカスエラー信号Sfeに発生することを
用いて、当該フォーカスエラー信号Sfeの値が所定の閾
値以上になることを検出する第2検出手段としての損傷
検出器をI−V変換器8とスイッチ17の間のフォーカ
スエラー信号Sfeの経路上に設け、これにより、信号損
傷期間を検出する構成とすることもできる。
【0118】また、上述の実施形態においては、情報再
生装置Sのうち、フォーカスサーボ回路FS及びPLL
回路PLに対して本発明を適用した場合について説明し
たが、これ以外に、光ディスク5に対するトラッキング
サーボ制御(例えば、3ビーム法、プッシュプル法又は
DPD(Differential Phase Detection)法を用いた
トラッキングサーボ制御)に本発明を適用することもで
きる。
【0119】この場合には、信号損傷が発生している期
間に生成されるトラッキングエラー信号を、光ディスク
5の一回転前に検出されたトラッキングエラー信号のう
ち、信号損傷部分の直前と直後に対応するトラッキング
エラー信号に基づいて上記置換信号を生成し、当該トラ
ッキングエラー信号の急激な変化を補償することとな
る。
【0120】この構成によれば、トラッキング方向にお
ける光ビームBの焦点位置を急激に変化させることなく
正確に制御することができる。
【0121】更に、上述の実施形態においては、情報再
生装置Sの再生時におけるフォーカスサーボ制御、トラ
ッキングサーボ制御又はPLL回路PLによる基準再生
クロック信号Ssの生成に対して本発明を適用した場合
について説明したが、これ以外に、光ディスクに対して
上記フォーカスサーボ制御又はトラッキングサーボ制御
を行いつつ情報を記録する記録制御手段としてのCPU
及び記録手段としてのピックアップ等を含む情報記録装
置、又は当該フォーカスサーボ制御又はトラッキングサ
ーボ制御を行いつつ情報の記録及び再生を実行する情報
記録再生装置に対して本発明を適用することも可能であ
る。
【0122】この場合に、情報記録時には再生RF信号
Srfは生成されないので、例えば、トラッキングエラー
信号又はフォーカスエラー信号のいずれか一方が所定の
閾値以上となったことを検出することにより当該トラッ
キングエラー信号又はフォーカスエラー信号のいずれか
一方における波形変形を検出して信号損傷区間を抽出す
るように構成することが必要である。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、検出信号中に信号損傷部分が存在すると
き、当該信号損傷部分が存在するタイミングで生成され
た制御検出信号を補完信号に置換して補完制御検出信号
を生成するので、当該補完制御検出信号を用いて記録情
報の再生を制御すれば、記録媒体上のディフェクトによ
り検出信号及び制御検出信号に信号損傷部分が生じても
これを補償して正しく記録情報の再生を制御することが
できる。
【0124】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、制御検出信号における第
2信号損傷部分を検出することによっても検出信号にお
ける信号損傷部分を検出して制御検出信号を補完するこ
とができる。
【0125】請求項3に記載の発明によれば、制御検出
信号中に信号損傷部分が存在するとき、当該信号損傷部
分を補完信号に置換して補完制御検出信号を生成するの
で、当該補完制御検出信号を用いて記録情報の記録を制
御すれば、記録媒体上のディフェクトにより制御検出信
号に信号損傷部分が生じてもこれを補償して正しく記録
情報の記録を制御することができる。
【0126】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、記録媒体がディス
ク状記録媒体であると共に、補完手段は前直前制御検出
信号と前直後制御検出信号とに基づいて補完信号を生成
するので、より正確に制御検出信号の障害を補償するこ
とができる。
【0127】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、補完信号が直前制御検出
信号と直後制御検出信号との間を階段状に接続する補完
信号であるので、検出信号の信号損傷部分のタイミング
に対応する制御検出信号を急激な段差を設けることなく
補償することができ、記録情報の再生状態が急激に変化
することを防止できる。
【0128】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
又は5に記載の発明の効果に加えて、制御検出信号がト
ラッキングエラー信号であるので、当該補完制御検出信
号に基づいてトラッキング方向の光ビームの焦点位置を
制御すれば、トラッキング方向における当該焦点位置を
正確に制御することができる。
【0129】請求項7に記載の発明によれば、請求項4
又は5に記載の発明の効果に加えて、制御検出信号がフ
ォーカスエラー信号であるので、当該補完制御検出信号
に基づいてフォーカス方向の光ビームの焦点位置を制御
すれば、フォーカス方向における当該焦点位置を正確に
制御することができる。
【0130】請求項8に記載の発明によれば、請求項4
又は5に記載の発明の効果に加えて、制御検出信号が基
準クロック生成信号であるので、当該補完制御検出信号
に基づいて記録情報の再生を制御すれば、当該記録情報
の再生処理を正確に制御することができる。
【0131】請求項9に記載の発明によれば、請求項
1、2又は4から8のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、記録媒体上のディフェクトにより検出信号及
び制御検出信号に障害が生じても、これを補償して正し
く記録情報の再生を制御することができる。
【0132】請求項10に記載の発明によれば、請求項
3に記載の発明の効果に加えて、記録媒体上のディフェ
クトにより制御検出信号に障害が生じても、これを補償
して正しく記録情報の記録を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報再生装置の概要構成を示すブロック図であ
る。
【図2】繰り返しコントローラの細部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明に係る各部の動作波形を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1…レーザダイオード 2…偏向ビームスプリッタ 3…スピンドルモータ 4…対物レンズ 5…光ディスク 6…集光レンズ 7…ディテクタ 8…I−V変換器 9…損傷検出器 10、18…繰り返しコントローラ 11…イコライザ 12、20…損傷処理器 13、17、22、24…スイッチ 14、23…インバータ 15、25…加算器 16…フォーカスドライバ 19…位相比較器 21…ループフィルタ 26…VCO 27…スピンドルドライバ 28…周波数ジェネレータ 29…再生回路 30…サンプルホールド回路 31…A/D変換器 32…CPU 33…メモリ 34…D/A変換器 S…情報再生装置 FS…フォーカスサーボ回路 PL…PLL回路 Sp…検出信号 Sfe…フォーカスエラー信号 Scf、Scp…繰り返し信号 Sbf、Sbp…損傷処理信号 Sf…フォーカス制御信号 Sfr…補正フォーカス制御信号 Sdv…駆動信号 Srf…再生RF信号 Sdfc…損傷検出信号 Sfc…比較信号 Sv…電圧信号 Slv…平均化電圧信号 Ss…基準再生クロック信号 Spp…再生信号 Sds…スピンドル制御信号 Sfg…周波数信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報が記録されている記録媒体に対
    して光ビームを照射し、当該光ビームの前記記録媒体か
    らの反射光に基づいて前記記録情報を検出し、検出信号
    を生成する情報検出手段と、 前記記録情報の再生を制御するために用いられる制御検
    出信号を前記反射光に基づいて生成する生成手段と、 前記検出信号中に、前記記録媒体上に存在するディフェ
    クトに起因して生じる信号損傷部分が含まれているか否
    かを検出する検出手段と、 前記信号損傷部分が検出されたとき、当該信号損傷部分
    の直前に対応する前記制御検出信号である直前制御検出
    信号及び前記信号損傷部分の直後に対応する前記制御検
    出信号である直後制御検出信号に基づいて、前記信号損
    傷部分に対応する前記制御検出信号を補完するための補
    完信号を生成する補完手段と、 前記信号損傷部分が発生しているとき、前記制御検出信
    号のうち当該信号損傷部分に対応する前記制御検出信号
    を前記補完信号に置き換えた信号を補完制御検出信号と
    して出力する置換手段と、 を備えることを特徴とする信号補完装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の信号補完装置におい
    て、 前記制御検出信号中に、前記信号損傷部分に対応した第
    2信号損傷部分であって前記ディフェクトに起因して生
    じる第2信号損傷部分が含まれているか否かを検出する
    第2検出手段を更に備え、 前記補完手段は、前記信号損傷部分又は前記第2信号損
    傷部分のうち少なくともいずれか一方が検出されたと
    き、前記補完信号を生成すると共に、 前記置換手段は、前記信号損傷部分又は前記第2信号損
    傷部分のうち少なくともいずれか一方が検出されたと
    き、前記補完制御検出信号を出力することを特徴とする
    信号補完装置。
  3. 【請求項3】 記録情報を記録すべき記録媒体に対して
    光ビームを照射し、当該光ビームの前記記録媒体からの
    反射光に基づいて当該記録情報の記録を制御するために
    用いられる制御検出信号を生成する生成手段と、 前記制御検出信号中に、前記記録媒体上に存在するディ
    フェクトに起因して生じる信号損傷部分が含まれている
    か否かを検出する検出手段と、 前記信号損傷部分が検出されたとき、当該信号損傷部分
    の直前の前記制御検出信号である直前制御検出信号及び
    前記信号損傷部分の直後の前記制御検出信号である直後
    制御検出信号に基づいて、前記信号損傷部分を補完する
    ための補完信号を生成する補完手段と、 前記制御検出信号中に前記信号損傷部分が発生している
    とき、当該信号損傷部分を前記補完信号に置き換えた信
    号を補完制御検出信号として出力する置換手段と、 を備えることを特徴とする信号補完装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の信号補完装置に
    おいて、 前記記録媒体はディスク状記録媒体であると共に、 前記補完手段は、前記直前制御検出信号に対して少なく
    とも一回転前の同じ回転角度で生成された前記制御検出
    信号である前直前制御検出信号と、前記直後制御検出信
    号に対して少なくとも一回転前の同じ回転角度で生成さ
    れた前記制御検出信号である前直後制御検出信号とに基
    づいて前記補完信号を生成することを特徴とする信号補
    完装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の信号補完装置におい
    て、 前記補完信号は、前記直前制御検出信号と前記直後制御
    検出信号との間を階段状に接続する補完信号であること
    を特徴とする信号補完装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の信号補完装置に
    おいて、 前記制御検出信号は、前記ディスク状記録媒体における
    トラッキング方向において、前記光ビームの焦点位置と
    前記記録情報により形成される情報トラックの位置とが
    一致しているか否かを示すトラッキングエラー信号であ
    ることを特徴とする信号補完装置。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5に記載の信号補完装置に
    おいて、 前記制御検出信号は、前記ディスク状記録媒体における
    フォーカス方向において、前記光ビームの焦点位置と前
    記記録媒体上の情報記録面の位置とが一致しているか否
    かを示すフォーカスエラー信号であることを特徴とする
    信号補完装置。
  8. 【請求項8】 請求項4又は5に記載の信号補完装置に
    おいて、 前記制御検出信号は、前記記録情報を再生する際の基準
    となる基準周波数を有する基準再生クロック信号の生成
    に用いられる基準クロック生成信号であることを特徴と
    する信号補完装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2又は4から8のいずれか一
    項に記載の信号補完装置と、 前記補完制御検出信号を用いて前記記録情報の再生を制
    御する再生制御手段と、 前記再生を行う再生手段と、 を備えることを特徴とする情報再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の信号補完装置と、 前記補完制御検出信号を用いて前記記録情報の記録を制
    御する記録制御手段と、 前記記録を行う記録手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
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