JPH11161559A - パリティチェック機能付き記憶装置 - Google Patents

パリティチェック機能付き記憶装置

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JPH11161559A
JPH11161559A JP9328497A JP32849797A JPH11161559A JP H11161559 A JPH11161559 A JP H11161559A JP 9328497 A JP9328497 A JP 9328497A JP 32849797 A JP32849797 A JP 32849797A JP H11161559 A JPH11161559 A JP H11161559A
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JP
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data
memory
bit
byte
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JP9328497A
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Satoru Owada
哲 大和田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ数を減少してパリティチェックの動作
速度を向上する。 【解決手段】 メモリ121 〜124 の全ビットのライ
ト時には、パリティ演算回路20によって通常のパリテ
ィ演算回路と同様のライト動作が行われる。任意のメモ
リ(例えば、121 )を選んでライト動作を行う場合、
選択されていないメモリ122 〜124 のパリティビッ
トPB2 〜PB4 に、無効なデータが書込まれてしまう
ため、選択されたメモリ121 を示すマスクデータMD
をパリティデータPDと共にメモリ13に書込む。リー
ド時には、パリティ演算回路20によって通常のパリテ
ィ演算動作を行ってエラーを検出するが、マスクデータ
MDを用いて、パリティデータPD中のパリティビット
が無効であることが示されている場合、このエラーの発
生を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、中央処理
装置(以下、「CPU」という)のデータバス等に接続
されるパリティチェック機能付き記憶装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常、パリティチェックは、Nビットの
データに対し、1ビットのパリティビットを付加し、こ
のパリティビットによってNビットのデータ中に誤りが
ないか否かを検出する。メモリに対するパリティを付加
する場合には、最小の書込みを行う単位に対して1ビッ
トのパリティビットを付加して回路を構成する。例え
ば、32ビットのメモリにパリティを付ける場合、書込
みを8ビット毎に行うときには8ビット毎に4ビットの
パリティビットを付加する必要がある。また、この4ビ
ットのパリティビットは、それぞれ独立に書込み可能で
ある必要がある。特に、コンピュータのCPU周辺回路
等に接続されるメモリは、高速化のために32ビット以
上の多ビット構成がとられることが多い。また、CPU
は処理単位が例えば8ビットのため、メモリへの書換え
は8ビット構成のバイト単位で行う。このため、従来の
パリティチェック機能付き記憶装置として、例えば図2
及び図3に示すような回路構成が知られている。
【0003】図2は、従来のパリティチェック機能付き
記憶装置を示す概略の構成図である。このパリティチェ
ック機能付き記憶装置は、8ビット構成の4個のメモリ
1〜14 を備えた32ビット構成の記憶装置であり、
これに対するデータの書換えはバイトリード信号BR1
〜BR4 またはバイトライト信号BW1 〜BW4 に基づ
き8ビット単位(即ち、8ビットのリードデータRD1
〜RD4 またはライトデータWD1 〜WD4 )で行われ
る。この場合、8ビットのみの書換えをするには、4つ
のパリティビットのうち1ビットのみ変化させ、残りが
変化しないようにする必要がある。このため、1ビット
単位で書換え可能な4個のメモリ21 〜24 がパリティ
演算回路31 〜34 のために必要となる。このような構
成のパリティチェック機能付き記憶装置では、例えば、
メモリ11 に対して次のようにしてデータの書換えが行
われる。
【0004】メモリ11 に対してデータの書込みを行う
場合、CPU等からバイトライト信号BW1 及び8ビッ
トのライトデータWD1 が与えられる。バイトライト信
号BW1 によってメモリ11 及びメモリ21 がライトモ
ードになる。8ビットのライトデータWD1 がパリティ
演算回路31 に入力されると、該パリティ演算回路31
では、入力された8ビットのライトデータWD1 をその
まま出力してメモリ11 に書込む。さらに、パリティ演
算回路31 では、入力された8ビットのライトデータW
1 に基づき、1ビットのパリティビットを生成し、メ
モリ21 に書込む。メモリ11 から8ビットのリードデ
ータRD1 を読出す場合、CPU等からバイトリード信
号BR1 が与えられ、メモリ11 及びメモリ21 がリー
ドモードになる。リードモードになると、メモリ11
ら8ビットのリードデータRD1 が読出されると共に、
メモリ21 から1ビットのパリティビットが読出され、
これらがパリティ演算回路31 に与えられる。パリティ
演算回路31 では、入力された1ビットのパリティビッ
トに基づき、入力された8ビットのリードデータRD1
のパリティチェックを行ってデータに誤りがないか否か
を検出すると共に、その入力された8ビットのリードデ
ータRD1 をそのまま出力する。
【0005】図2のパリティチェック機能付き記憶装置
では、1ビット単位で書換え可能な4個のメモリ21
4 がパリティ演算のために必要となるので、該メモリ
1〜24 の数を減らすために、例えば図3のようなパ
リティチェック機能付き記憶装置が提案されている。図
3は、従来の他のパリティチェック機能付き記憶装置を
示す概略の構成図である。このパリティチェック機能付
き記憶装置では、図2の1ビット構成のメモリ21 〜2
4 に代えて4ビット構成のメモリ2が設けられ、さらに
4個のパリティ演算回路31 〜34 に代えて1個のパリ
ティ演算回路3が設けられている。パリティ演算回路3
は、CPU等から与えられるバイトリード信号BR1
BR4 あるいはバイトライト信号BW1 〜BW4 を入力
し、リードモディファイライト用のライト信号Wを生成
すると共に、4ビットのパリティビットPB1 〜PB4
からなるパリティデータPDを生成し、さらにメモリ1
1 〜14 から読出されたリードデータRD1 〜RD4
パリティチェックを行う機能を有している。
【0006】例えば、メモリ11 に8ビットのライトデ
ータWD1 を書込む場合、CPU等からバイトライト信
号BW1 がパリティ演算回路3に与えられる。パリティ
演算回路3では、メモリ11 〜14 及びメモリ2をライ
トモードにする。ライトモードになったメモリ11
は、CPU等から与えられる8ビットのライトデータW
1 を格納する。パリティ演算回路3では、バイトライ
ト信号BW1 に基づき、1ビットのパリティビットPB
1 を生成すると共に、他の3ビットのパリティビットP
2 〜PB4 に所定の値を与え、これらの4ビットのパ
リティビットPB1 〜PB4 からなるパリティデータP
Dを生成してメモリ2に書込む。また、メモリ11 から
8ビットのリードデータRD1 を読出す場合、CPU等
からバイトリード信号BR1 がパリティ演算回路3に与
えられる。パリティ演算回路3では、メモリ11 〜14
をリードモードにする。リードモードになったメモリ1
1 から、8ビットのリードデータRD1 が読出される。
仮に、パリティ演算回路3において、メモリ2に書込ま
れた4ビットのパリティデータPDを読出し、このパリ
ティデータPDに基づいて、読出されたリードデータR
1 のパリティチェックを行おうとすると、4ビットの
パリティデータPDのうちの1ビットのパリティビット
PB1 のみが正しい値で、他の3ビットのパリティビッ
トPB2 〜PB4 が誤りの値であるので、正しいパリテ
ィチェックを行うことができない。
【0007】そこで、図3のパリティ演算回路3では、
一度メモリ11 〜14 からリードデータRD1 〜RD4
の読出しを行い、正しい4ビットのパリティデータPD
を生成し、この正しい4ビットのパリティデータPDに
基づいて、メモリ2に格納された誤りのビットのみを書
換える。その後、リードモディファイライト用のライト
信号Wを出力し、再度メモリ11 〜14 からリードデー
タRD1 〜RD4 を読出すと共に、メモリ2から正しい
4ビットのパリティデータPDを読出し、この正しい4
ビットのパリティデータPDに基づいて、メモリ11
ら読出したリードデータRD1 に誤りがないか否かのパ
リティチェックを行うようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図2及び図3のパリティチェック機能付き記憶装置で
は、次の(a),(b)のような課題があった。 (a) 図3のパリティチェック機能付き記憶装置で
は、パリティビット格納用のメモリ2の数を図2の記憶
装置よりも少なくすることができるが、パリティ演算回
路3によってパリティチェックを行う場合、一度リード
を行い、必要なビットのみ変化させてから再度ライトす
るようになっているので、リードするタイミングの作成
のために動作速度が遅くなってしまう。 (b) CPU等は処理単位が例えば8ビットのため、
メモリ11 〜14 への書換えはバイト単位で行う。しか
し、実際のデータは、32ビットの中に異なる4種類の
バイトデータが記録されることはまれで、1バイトや2
バイトの有効データを書込み、残りは未使用となること
が多い。このような場合の読出し時には、有効なデータ
のパリティチェックができればよく、それ以外のデータ
についてはパリティチェックの必要はない。それにもか
かわらず、従来の図2や図3のような記憶装置では、パ
リティを全バイトについてチェックしており、これによ
りチップの増加、及び速度の低下等の弊害が発生してい
る。本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決
し、パリティビット格納用のメモリのチップ数を増加さ
せることなく、パリティチェックの動作速度を向上でき
るパリティチェック機能付き記憶装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1に係る発明では、パリティ
チェック機能付き記憶装置において、Mビット(但し、
Mは2以上の整数)で構成された1バイトデータをバイ
トライト信号に基づきそれぞれ格納し、この格納された
1バイトデータをバイトリード信号に基づきそれぞれ出
力するN個(但し、Nは2以上の整数)の第1のメモリ
と、Nビットのパリティデータを格納すると共に、該パ
リティデータ中の無効なパリティビット情報を示すNビ
ットのマスクデータを格納する第2のメモリと、パリテ
ィ演算回路とを備えている。前記パリティ演算回路は、
ライト時には、前記バイトライト信号に基づき前記バイ
トデータから前記パリティデータを生成すると共に、該
バイトライト信号から前記マスクデータを生成し、これ
らのパリティデータ及びマスクデータを前記第2のメモ
リに書込み、リード時には、前記バイトリード信号に基
づいて前記第2のメモリから前記パリティデータ及びマ
スクデータを読出し、該パリティデータ中の無効なパリ
ティビットを該マスクデータでマスクして有効なパリテ
ィビットを用いて、前記第1のメモリから読出されたバ
イトデータのパリティチェックを行う回路である。
【0010】請求項2に係る発明では、請求項1のパリ
ティチェック機能付き記憶装置において、前記Mビット
を8ビット構成にしている。請求項3に係る発明では、
請求項1または2のパリティチェック機能付き記憶装置
を、CPUのデータバスに接続している。このような構
成を採用したことにより、ライト時にCPU等からバイ
トライト信号が与えられると、パリティ演算回路では、
CPU等から与えられるバイトデータからパリティデー
タを生成すると共にバイトライト信号からマスクデータ
を生成し、これらのパリティデータ及びマスクデータを
第2のメモリに書込む。また、リード時にCPU等から
バイトリード信号が与えられると、パリティ演算回路で
は、第2のメモリからパリティデータ及びマスクデータ
を読出し、該パリティデータ中の無効なパリティビット
を該マスクデータでマスクし、有効なパリティビットを
用いて、第1のメモリから読出されたバイトデータのパ
リティチェックを行う。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
パリティチェック機能付き記憶装置の概略の構成図であ
る。このパリティチェック機能付き記憶装置は、Mビッ
ト(例えば、8ビット)で構成された1バイトデータを
バイトライト信号BW1 〜BW4 に基づきそれぞれ格納
し、この格納された1バイトデータをバイトリード信号
BR1 〜BR4 に基づきそれぞれ出力するN個(例え
ば、4個)の8ビット構成の第1のメモリ121 〜12
4 と、Nビット(例えば、4ビット)のパリティビット
PB1 〜PB4からなるパリティデータPDを格納する
と共に、該パリティデータPD中の無効なパリティビッ
ト情報を示すNビット(例えば、4ビット)のマスクデ
ータMDを格納する8ビット構成の第2のメモリ13と
を備え、これらのメモリ121 〜124 ,13にパリテ
ィ演算回路20が接続されている。パリティ演算回路2
0は、ライト時には、バイトライト信号BW1 〜BW4
に基づき8ビットのライトデータWD1 〜WD4 から4
ビットのパリティデータPDを生成すると共に、該バイ
トライト信号BW1 〜BW4 から4ビットのマスクデー
タMDを生成し、これらのパリティデータPD及びマス
クデータMDをメモリ13に書込み、リード時には、バ
イトリード信号BR1 〜BR4 に基づいてメモリ13か
らパリティデータPD及びマスクデータMDを読出し、
該パリティデータPD中の無効なパリティビットを該マ
スクデータMDでマスクした有効なパリティビットを用
いて、メモリ121 〜124 から読出されたリードデー
タRD1 〜RD4 のパリティチェックを行う回路であ
る。パリティ演算回路20は、4バイト分の回路で構成
され、この1バイト分の構成例が図4に示されている。
【0012】図4は、図1中のパリティ演算回路20の
1バイト分を示す構成図である。この1バイト分の回路
は、メモリ121 へ書込むための8ビットのライトデー
タWD1 から、メモリ13へ書込むための1ビットのパ
リティビットPB1 を生成する排他的論理和(以下、
「XOR」という)ゲート群21と、メモリ121,1
3をライトモードにするためのバイトライト信号BW1
を反転して該メモリ13に書込むための4ビットのマス
クデータMDを生成する否定(以下、「NOT」とい
う)ゲート22と、該XORゲート群21に接続された
XORゲート23及び論理積(以下、「AND」とい
う)24からなるマスク付きパリティチェック回路と
で、構成されている。XORゲート23は、メモリ12
1 から読出されXORゲート群21を介して与えられる
8ビットのリードデータRD1 と、メモリ13から読出
されたパリティビットPB1 とを入力し、これらの排他
的論理和をとってこの論理結果をANDゲート24に与
える回路である。ANDゲート24は、XORゲート2
3の出力信号と、メモリ13から読出されたマスクデー
タMDとの論理積をとって、パリティエラー信号PEを
出力する回路である。
【0013】図5は、図1のパリティチェック機能付き
記憶装置をCPUのデータバスに利用した形態を示す構
成図である。コンピュータ等には、装置をプログラム制
御するCPU10が設けられ、このCPU10と周辺回
路がデータ伝送用のデータバス11によって接続されて
いる。データバス11上のデータを一時格納するため
に、このデータバス11に4個のメモリ121 〜124
からなる32ビットのメモリ12が接続されると共に、
パリティ演算回路20が接続されている。このパリティ
演算回路20には、4ビットのパリティデータPD及び
4ビットのマスクデータMDを伝送する信号線を介し
て、8ビットのメモリ13が接続されている。メモリ1
2及びパリティ演算回路20に与えるライトデータWD
1 〜WD4 及びリードデータRD1 〜RD4と、バイト
ライト信号BW1 〜BW4 及びバイトリード信号BR1
〜BR4 とは、CPU10等から供給されるようになっ
ている。
【0014】次に、以上のように構成される本実施形態
の動作を説明する。例えば、図5の32ビットのメモリ
12を、図1に示すように8ビットを単位とし、異なる
サイズでのライト動作が行われる場合を考える。32ビ
ットのライト時には、従来の図2とほぼ同様のライト動
作が行われる。即ち、CPU10からバイトライト信号
BW1 〜BW4 が与えられ、図1の4個のメモリ121
〜124 がライトモードになり、データバス11上のラ
イトデータWD1 〜WD4 が各メモリ121 〜124
書込まれる。この際、パリティ演算回路20では、ライ
トデータWD1 〜WD4 から4ビットのパリティデータ
PDを生成すると共に、バイトライト信号BW1 〜BW
4 から4ビットのマスクデータMDを生成し、これらの
パリティデータPD及びマスクデータMDをメモリ13
に書込む。
【0015】一方、任意のバイト(例えば、メモリ12
1 )を選んでライト動作を行う場合には、CPU10か
らバイトライト信号BW1 が与えられ、メモリ121
みがライトモードになる。これにより、データバス11
上のライトデータWD1 がメモリ121 に書込まれる。
この際、パリティ演算回路20において、データバス1
1上のライトデータWD1 に基づきXORゲート群21
によって、メモリ121 に対応するパリティビットPB
1 が生成される。ところが、選択されていないバイト
(即ち、メモリ122 〜124 )に対応するパリティビ
ットPB2 〜PB4 には、無効なデータが与えられ、こ
れがメモリ13に書込まれてしまう。つまり、選択され
ていないバイトのパリティビットPB2 〜PB4 に無効
なデータが書込まれてしまって不都合が生じる。そこ
で、これを防止するために本実施形態では、選択された
バイト(例えば、メモリ121 )を示すマスクデータM
DをNOTゲート22で生成し、このマスクデータMD
を4ビットのパリティビットPB1 〜PB4 からなるパ
リティデータPDと共にメモリ13に書込む。
【0016】また、リード動作時には、CPU10から
バイトリード信号BR1 〜BR4 が与えられてメモリ1
1 〜124 がリードモードになり、これらのメモリ1
1〜124 からリードデータRD1 〜RD4 が読出さ
れてデータバス11へ出力される。パリティ演算回路2
0では、XORゲート群21及びXORゲート23によ
り、メモリから読出されたリードデータRD1 〜RD4
と、メモリ13から読出されたパリティデータPDとか
ら、パリティチェックを行ってエラーを検出する。この
ように、リード動作時には、通常のパリティ演算動作を
行ってエラーを検出するが、メモリ13から読出された
マスクデータMDを用いて、パリティビット(例えば、
PB2 〜PB4 )が無効であることが示されている場
合、ANDゲート24によってそのエラー(即ち、パリ
ティエラー信号PE)の発生を中止する。
【0017】以上のように、本実施形態では、次のよう
な効果がある。現在製品化されているメモリには、大き
く分けて、多ビット品と1ビット構成のものとがある
が、その書換え単位は多ビット品では例えば8ビット単
位であることが多い。従来の図2のようなメモリ構成を
とった場合、通常は32ビットのメモリ11 〜14 に対
し、1ビット構成の4個のメモリ21 〜24 を設けるこ
とになり、最低でも5個のチップが必要となってしま
う。これに対し、本実施形態では、リード動作時におい
て、パリティ演算回路20で通常のパリティ演算動作を
行ってエラーを検出するが、マスクデータMDを用い
て、パリティビット(例えば、PB2 〜PB4 )が無効
であることが示されている場合、このエラーの発生を中
止するようにしている。そのため、4個のメモリ121
〜124 からなる32ビットのメモリ12に対して8ビ
ット構成のメモリ13を1個追加すればよく、最低2チ
ップでパリティチェック機能付き記憶装置を構成するこ
とができる。これにより、チップ数を減少し、さらにパ
リティチェックの動作速度を高速化できるという効果が
ある。
【0018】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形や利用形態が可能である。このような変
形や利用形態としては、例えば、次の(i)〜(iii)の
ようなものがある。 (i) 実施形態では、1バイトデータを例えば8ビッ
トで構成した例を示したが、この1バイトデータを8ビ
ット以外の任意のビットで構成してもよい。また、メモ
リ121 〜124 を4個以外の数にしたり、メモリ13
を8ビット以外のビット数で構成してもよい。 (ii) パリティ演算回路20は、図4の構成に限定さ
れず、他の構成に変更することも可能である。例えば、
ANDゲート24を否定論理和(NOR)に置換え、N
OTゲート22を、信号をそのまま通過させる構成等に
しても、上記実施形態とほぼ同様の作用、効果が得られ
る。 (iii) 図5では、図1のパリティチェック機能付き記
憶装置をCPU10のデータバス11に利用した形態を
示したが、該パリティチェック機能付き記憶装置を他の
用途に使用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1、2及び3に係る発明によれば、任意の第1のメ
モリを選んでライト動作を行う場合には、選択されてい
ない第1のメモリのパリティビットに無効なデータが現
れてこれが第2のメモリに書込まれてしまうため、選択
された第1のメモリを示すマスクデータをパリティビッ
トと共に第2のメモリに書込み、リード動作時には、通
常のパリティ演算動作を行ってエラーを検出するが、マ
スクデータを用いて、パリティビットが無効であること
が示されている場合、このエラーの発生を中止するよう
にしている。これにより、的確なパリティチェックが行
え、第2のメモリのチップ数を減少できると共に、パリ
ティチェックの動作速度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すパリティチェック機能
付き記憶装置の概略の構成図である。
【図2】従来のパリティチェック機能付き記憶装置を示
す概略の構成図である。
【図3】従来の他のパリティチェック機能付き記憶装置
を示す概略の構成図である。
【図4】図1中のパリティ演算回路20の1バイト分を
示す構成図である。
【図5】図1のパリティチェック機能付き記憶装置をC
PUのデータバスに利用した形態を示す構成図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 データバス 12,121 〜124 第1のメモリ 13 第2のメモリ 20 パリティ演算回路 21 XORゲート群 22 NOTゲート 23 XORゲート 24 ANDゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mビット(但し、Mは2以上の整数)で
    構成された1バイトデータをバイトライト信号に基づき
    それぞれ格納し、この格納された1バイトデータをバイ
    トリード信号に基づきそれぞれ出力するN個(但し、N
    は2以上の整数)の第1のメモリと、 Nビットのパリティデータを格納すると共に、該パリテ
    ィデータ中の無効なパリティビット情報を示すNビット
    のマスクデータを格納する第2のメモリと、 ライト時には、前記バイトライト信号に基づき前記バイ
    トデータから前記パリティデータを生成すると共に、該
    バイトライト信号から前記マスクデータを生成し、これ
    らのパリティデータ及びマスクデータを前記第2のメモ
    リに書込み、リード時には、前記バイトリード信号に基
    づいて前記第2のメモリから前記パリティデータ及びマ
    スクデータを読出し、該パリティデータ中の無効なパリ
    ティビットを該マスクデータでマスクして有効なパリテ
    ィビットを用いて、前記第1のメモリから読出されたバ
    イトデータのパリティチェックを行うパリティ演算回路
    とを、 備えたことを特徴とするパリティチェック機能付き記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記Mビットは8ビットであることを特
    徴とする請求項1記載のパリティチェック機能付き記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のパリティチェック機
    能付き記憶装置は、中央処理装置のデータバスに接続さ
    れることを特徴とするパリティチェック機能付き記憶装
    置。
JP9328497A 1997-11-28 1997-11-28 パリティチェック機能付き記憶装置 Withdrawn JPH11161559A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344223A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Altera Corp プログラマブル・デバイスの構成エラー検出の偽陽性の低減

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344223A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Altera Corp プログラマブル・デバイスの構成エラー検出の偽陽性の低減

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