JPH1116101A - 情報再生装置、情報記録装置、および、情報記録媒体 - Google Patents

情報再生装置、情報記録装置、および、情報記録媒体

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JPH1116101A
JPH1116101A JP9171370A JP17137097A JPH1116101A JP H1116101 A JPH1116101 A JP H1116101A JP 9171370 A JP9171370 A JP 9171370A JP 17137097 A JP17137097 A JP 17137097A JP H1116101 A JPH1116101 A JP H1116101A
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JP9171370A
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Katsushi Nakano
勝志 中野
Yoshihiko Suzuki
美彦 鈴木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度で、かつ、書き換え可能に情報を記録
することができる記録装置を提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂で形成された情報記録媒体
1のトラック20を、記録すべき情報に応じて、ヒータ
ー6で加熱した状態で、微小な探針が設けられたカンチ
レバー4で変形させて歪みを形成する。また、トラック
20に形成されている歪みをカンチレバー4の捻れを、
光源8および光位置検出器7を用いて光てこ法により検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報再生装置、情
報記録装置、および、情報記録媒体に係り、特に、記録
密度を高くすることに好適な、情報再生装置、情報記録
装置、および、情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の情報機器装置の
大容量記憶装置として、磁気ハードディスク装置、光磁
気ディスク(MO)装置などが、書き換え可能な記憶装
置として広く用いられている。そして、読み出し専用で
はあるが、CD−ROM装置も普及してきている。
【0003】目的の情報へのアクセスは、例えば、CD
−ROM装置では、現在読み出しを行っているピットに
加えて、その前後のピットの位置とを正確に測定するこ
とによって行われている。すなわち、現在読み出しを行
っているピットの位置と、その前後のピットの位置とを
読み出しヘッドにフィードバックし、次のピットの情報
を読み出すことができる位置に、読み出しヘッドを移動
させて、読み出しヘッドを基板に書き込まれたピット上
にトラッキングしている。
【0004】また、1ビットを記録するための情報セル
の大きさは、磁気の性質を使う場合、例えば、ハードデ
ィスクでは、0.2μm程度が必要とされ、光による読
み書きをする場合、例えば、MO、CD−ROMでは、
1μm程度が必要とされている。
【0005】近年、コンピュータの性能向上は目覚まし
く、より大容量の情報記憶装置が要求されている。この
ため、情報記憶装置における記録密度を高くすることが
検討されている。このような検討の中で、走査型プロー
ブ顕微鏡(SPM)を用いた情報記憶装置が提案されて
いる。
【0006】走査型プローブ顕微鏡は、微小なプローブ
で試料上を走査することにより、試料の表面情報を計測
して、これを画像として表示するものである。走査型プ
ローブ顕微鏡のプローブは、その先端の大きさが数10
nmと小さく形成されている。このため、試料上の微小
な領域からの情報を検出することができる。
【0007】このような走査型プローブ顕微鏡のプロー
ブを用いて、試料上に変化を起こさせることもできる。
この試料の変化を利用して、情報の書き込みをすること
が試みられている。例えば、("Tip-based data storag
e using micromechanical cantilevers",H.J.Mamin,L.
S.Fan,S.Hoen,D.Rugar,Sensors and Actuators A 48(19
95)215-219)には、原子間力顕微鏡(AFM)の探針を
熱し、直径10nm程度の円形のへこみをシリコンカー
バイトの表面に螺旋状に並べて形成して情報を記録する
情報記録技術が報告されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原子間力顕微
鏡では、探針の先端が対応する1つの点からの情報しか
読み出すことができない。このため、前後のピットを同
時に測定できない。従って、上述したCD−ROMと同
様のトラッキングを行うことは困難となる。このような
理由から、上述の情報記録技術では、情報を書き込む、
位置、方向、間隔を特定することが困難でり、また、書
き込まれている情報を連続的に読み出すことも難しいと
いう問題がある。
【0009】さらに、従来の方法では、一旦形成された
凹みを復元することが困難である。このため、一度書き
込んだデータを消去することが不可能となり、再生専
用、または、追記型記録再生に用途が限定されてしまう
という問題がある。
【0010】本発明の第1の目的は、情報の高密度記録
を可能とし、かつ、所望の情報にアクセスすることがで
きる、情報再生装置、情報記録装置、および、情報記録
媒体を提供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、記録されて
いる情報の書き換え、および/または、消去が可能な、
情報記録装置および情報記録媒体を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様によれば、トラック方向に直交
する方向の歪みにより情報を記録したトラックが形成さ
れた情報記録媒体を再生するための情報再生装置におい
て、情報記録媒体を支持するための支持部材と、前記情
報記録媒体のトラックの歪みを検知するための検知部
と、前記支持部材および前記検知部を相対移動させるた
めの駆動機構と、前記検知部により検知された歪みか
ら、該歪みが示す情報を再生するための演算回路とを有
し、前記検知部は、微小な探針が形成されたカンチレバ
ーと、前記カンチレバーの捻れを検出するための捻れ検
出部とを有し、前記カンチレバーは、前記探針と該カン
チレバーの支持端とを結ぶ軸が、前記トラック方向に沿
うように配設され、前記駆動機構は、前記検知部の探針
が前記支持部材に支持される情報記録媒体のトラックを
走査するように、前記支持部材および前記検知部を相対
移動させることを特徴とする情報再生装置が提供され
る。
【0013】本発明の第2の態様によれば、情報を記録
するための記録面を有し、前記記録面に情報が並ぶべき
トラッキング方向に沿って、トラックが形成され、前記
トラックは、記録すべき情報に応じて、前記記録面にお
いて前記トラッキング方向に直交する方向の歪みが形成
されていることを特徴とする情報記録媒体が提供され
る。
【0014】本発明の第2の目的を達成するために、本
発明の第3の態様によれば、情報が記録される経路とな
るトラックが設けられた記録媒体に情報を記録するため
の情報記録装置において、情報記録媒体を支持するため
の支持部材と、微小な探針と、前記探針を支持するため
のカンチレバーと、前記支持部材に支持される情報記録
媒体および前記探針を相対移動させるための駆動機構
と、前記支持部材に支持される情報記録媒体のトラック
における、前記探針が対応している部位を加熱するため
の加熱手段とを有し、前記駆動機構は、前記探針を前記
トラックに沿って走査し、記録すべき情報に応じて前記
トラック上で前記トラックに沿う方向とは異なる方向
に、前記探針と前記情報記録媒体とを相対的に移動させ
ることを特徴とする情報記録装置が提供される。
【0015】本発明の第4の態様によれば、情報を記録
するための記録面を有し、前記記録面に情報が並ぶべき
トラッキング方向に沿って、トラックが形成され、前記
トラックは、常温において外形を保持し、かつ、予め定
められた温度に達した状態で、外力により塑性変形する
材料で形成されることを特徴とする情報記録媒体が提供
される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0017】本実施の形態における情報記録再生装置
は、情報記録媒体に形成されているトラックの歪みを検
出して情報を再生し、また、トラックに歪みを形成して
情報を記録するためのものである。
【0018】図1において、本実施の形態における情報
記録再生装置1000は、情報を再生すべき情報記録媒
体1を支持するための支持部材2と、前記情報記録媒体
1に形成されているトラック20の歪みを検知するため
の検知部1200と、前記支持部材2および前記検知部
1200を相対移動させるための駆動機構1300と、
前記検知部1200により検知された歪みから、該歪み
が示す情報を再生するための演算回路12と、前記トラ
ック20を加熱するためのヒーター6とを有して構成さ
れる。
【0019】前記情報記録媒体1は、その記録面1aに
トラック20が、予め定められたトラック方向に沿って
予め形成されている。そして、トラック20の、トラッ
ク方向に記録面1a内で交差する方向の歪みによって情
報が記録されている。好ましくは、この交差する角度は
直角に選ばれる。トラック方向と情報が記録される歪み
の方向とが直交することにより、これらを互いに分離す
ることが容易になる。
【0020】前記トラック20は、例えば、前記情報記
録媒体1の記録面1aに凸状の断面形状を有する形状に
形成することができる。また、上記トラック20が形成
される経路としては、上記情報記録媒体1の記録面1a
上の螺旋状の経路とすることができる。
【0021】情報記録媒体1の少なくともトラック20
は、常温において外形を保持し、かつ、予め定められた
温度に達した状態で、外力により塑性変形する材料で形
成される。このような性質(熱可塑性)を有する材料で
情報記録媒体1のトラック20を形成することにより、
トラック20を可逆的に変形させることができる。すな
わち、トラック20に歪みを形成し、また、形成されて
いる歪みを除去することができる。
【0022】前記のような熱可塑性を有する材料として
ば、例えば、熱可塑性樹脂、アモルファス材料などを用
いることができる。熱可塑性樹脂としては、例えば、線
状ポリマーを含む樹脂を用いることができる。このよう
な、熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリカーボネイ
ト、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレ
ン)樹脂、ポリアセタールなどが挙げられる。また、ア
モルファス材料としては、例えば、アモルファス金属を
用いることができる。
【0023】前記支持部材2は、前記情報記録媒体1
を、その記録面1aが前記検知部1200側になるよう
に支持することができる。例えば、情報記録媒体1が板
状に形成される場合には、支持部材2は、情報記録媒体
1を載せられるテーブル状に形成することができる。支
持部材2が情報記録媒体1を支持する態様はこれに限ら
ず、情報記録媒体1の形状および記録面1aが設けられ
る形態に応じて、情報記録媒体1を支持できればよい。
【0024】前記検知部1200は、微小な探針を有
し、この探針を前記トラック20に沿って走査すること
により、トラック20の歪みを検出するものである。検
知部1200の詳細については後述する。
【0025】前記駆動機構1300は、前記検知部12
00の探針が、前記支持部材2に支持される情報記録媒
体1のトラック20を走査するように、前記支持部材2
および前記検知部1200を相対移動させるためのもの
である。駆動機構1300は、例えば、3軸の駆動機構
により3次元の相対移動を行う構成とすることができ
る。
【0026】図1に描かれている駆動機構1300は、
情報記録媒体1を回転させて、探針5による走査を行わ
せるためのものである。図1において、駆動機構130
0は、前記支持部材2を支持するための回転軸3aを有
するモーター3と、前記探針5を、トラック20との間
隔を調整可能に支持するためのアクチュエーター9と、
前記探針5を前記回転軸3aの回転における径方向に移
動可能に前記アクチュエーター9を支持するためのスラ
イダー10と、前記スライダー10、アクチュエーター
9および検知部1200を、前記支持部材2に支持され
る情報記録媒体1から遠ざけるためのリフター11とを
有して構成される。
【0027】前記モーター3としては、例えば、サーボ
モーターを用いることができる。サーボモータを用いる
ことにより、支持部材2を回転させる回転速度をフィー
ドバック制御することができる。これにより、支持部材
2に支持される情報記録媒体1が回転される回転速度を
一定に制御することが容易になる。
【0028】前記アクチュエーター9は、例えば、ボイ
スコイルを用いて構成することができる。
【0029】前記スライダー10およびリフター11の
動力源としては、例えば、電動モーターなどを用いるこ
とができる。
【0030】前記支持部材2に支持される情報記録媒体
1に対する前記探針5の間隔について、前記アクチュエ
ータ−9により微調移動を行い、前記リフター11によ
り粗調移動を行うことができる。すなわち、前記アクチ
ュエーター9を用いて、前記探針5とトラック20との
接触状態を調節することがでる。そして、前記捻れ検出
部1210により検出される前記カンチレバー4の撓み
に対するフィードバックを前記演算回路12から与えら
れることにより、カンチレバー4の撓みが一定となるよ
うにすることができる。また、前記リフター11によ
り、前記検知部1200全体を、前記支持部材2に支持
される情報記録媒体1から大きく離すことができる。こ
れにより、情報記録媒体1の着脱、交換を容易に行うこ
とができる。
【0031】前記ヒーター6は、トラック20の形状を
変化させるに際し、前記トラック20の、前記探針5の
先端が接触する部位を加熱するためのものである。
【0032】ヒーター6は、例えば、前記カンチレバー
4の、探針5が形成される面の反対側の面(カンチレバ
ー背面)に、発熱体を設けて構成することができる。発
熱体は、例えば、抵抗体および電源を用い、抵抗体にお
けるジュール熱を探針5に伝導させる構成とすることが
できる。
【0033】また、ヒーター6は、前記トラック20
の、前記探針5の先端が接触する部位に、エネルギービ
ームを照射する構成としてもよい。このようなヒーター
6は、例えば、レーザー光源を用いて構成することがで
きる。この場合、ヒーター6は、エネルギービームを前
記の所望の部位に照射することができればよく、必ずし
もカンチレバー4に取り付けなくてもよい。例えば、ア
クチュエーター9などに取り付けることができる。直接
ヒーター6の取り付け位置をカンチレバー4以外とする
ことにより、カンチレバー4を軽量化し、カンチレバー
4の固有振動数を高くすることができる。また、カンチ
レバー4および探針5を形成する材質を、熱の良導体と
しなくても、効率良くトラック20を加熱することがで
きる。これにより、例えば、シリコン結晶を用いたマイ
クロカンチレバーを用いることができる。さらに、カン
チレバー4および探針5が熱せられることによる影響を
低減することができる。このような影響としては、例え
ば、ピエゾ抵抗素子の薄膜を用いて構成される捻れ検出
部1210がカンチレバー4に形成される場合、温度変
化に伴うピエゾ抵抗素子の特性変化を避けることでき
る。
【0034】そして、カンチレバー4および探針5を熱
伝導経路とする必要が無くなり、これらの熱容量に伴う
温度変化の遅延を避けることができる。
【0035】また、エネルギービームが照射される部位
を、探針5が現に接触している位置に加えて、または、
これに代えて、走査の前方とすることにより、トラック
20を加熱してから、昇温により軟化するまでの時間差
に対応して前もって加熱することができる。これによ
り、探針5が接触するまでに、トラック20を既に十分
に昇温し軟化している状態とすることができる。
【0036】前記演算回路12は、前記検知部1200
によって検知された歪みから、情報を取得するための演
算を行う。
【0037】また、前記駆動機構1300を制御するた
めの演算をさらに行う構成とすることができる。この場
合、前記検知部1200によって検知される情報を、前
記探針5によるトラック20の走査をフィードバック制
御するための情報として用いてもよい。
【0038】このような演算回路12は、例えば、図6
に示すように構成することができる。すなわち、図6に
おいて、前記捻れ検出部1210により検出されるカン
チレバー4の捻れを、予め定められた周波数を基準とし
て低周波成分と高周波成分とに分離するためのローパス
フィルター124およびハイパスフィルター123と、
前記ローパスフィルター124を通過した低周波成分に
基づきスライダー10を駆動するためのスライダー駆動
回路125と、前記ハイパスフィルターを通過した高周
波成分から情報を取得するための変換部122とを有し
て構成することができる。
【0039】前記スライダー駆動回路125は、前記ロ
ーパスフィルター124を通過した低周波成分が小さく
なるように前記駆動機構1300のスライダー10を制
御して、前記探針5が走査される経路を前記トラック2
0に沿わせる。
【0040】また、前記検知部1200が、カンチレバ
ー4の撓みを検出することができる場合には、さらに、
アクチュエーター駆動回路121を備えることができ
る。アクチュエーター駆動回路121は、カンチレバー
4の撓みが一定になるように、アクチュエーター9を制
御するためのものである。
【0041】次に、図2および図3を参照して、情報記
録再生装置1000の各部の詳細について説明する。
【0042】まず、図2を参照して、前記検知部120
0について説明する。
【0043】検知部1200は、微小な探針5が形成さ
れたカンチレバー4と、前記カンチレバー4の捻れを検
出するための捻れ検出部1210とを有する。そして、
カンチレバー4は、その支持端4bと探針5とを結ぶ軸
が、前記トラック20のトラック方向に沿うように配設
される。
【0044】前記探針5は、前記トラック20の断面形
状に対応する形状に形成される。例えば、トラック20
が凸状の断面形状に形成される場合には、これに対応し
て、探針5を凹部を有する形状に形成することができ
る。より具体的には、例えば、先端に2つの突起部を有
する形状に形成することができる。そして、これら2つ
の突起部は、トラック20を跨いで、トラック20に両
側から接するように配設される。
【0045】前記捻れ検出部1210は、前記探針5と
該カンチレバー4の支持端4bとを結ぶ軸の廻りの捻れ
を検出するためのものである。捻れ検出部1210にお
いて検出された捻れは、演算回路12に送られ、読み出
すべき情報を取得するための演算が行われる。
【0046】また、上記検出された捻れは、前記探針5
がトラック20を走査する際の、トラッキング制御にも
用いることができる。
【0047】なお、本実施の形態の捻れ検出部1210
においては、前記捻れに加えて、カンチレバー4の撓み
が検出される。この撓みは、前記探針5がトラック20
に接触する状態を制御するために用いられる。すなわ
ち、検出される撓みが一定になるように、探針5および
トラック20の間隔がフィードバック制御される。この
フィードバック制御は、前記演算回路12により制御量
を演算し、前記駆動機構1300を駆動することによっ
て行うことができる。
【0048】そして、前記撓み、および/または、捻れ
を用いて、前記探針5が走査するトラック20をトラッ
ク20相互に変更するためのシーク制御を行うことがで
きる。
【0049】これらのトラッキング制御、シーク制御、
探針5およびトラック20の間隔の制御の詳細について
は後述する。
【0050】捻れ検出部1210において、カンチレバ
ー4の捻れを検出するための方法としては、例えば、光
てこ法、光干渉法、圧電体薄膜による検出法、静電容量
式変位検出法などを用いることができる。以下に、カン
チレバー4の捻れおよび撓みを検出することができる捻
れ検出部1210について、光てこを用いた構成、およ
び、圧電体薄膜を用いた構成について説明する。なお、
光干渉法、静電容量式変位検出法を用いる場合には、セ
ンサを2組有する構成とし、捻れに加えて、撓みを検出
することができる捻れ検出部1210を構成することが
できる。
【0051】まず、図2を参照して、カンチレバー4の
変形を光てこ法により検出する捻れ検出部1210につ
いて説明する。
【0052】図2において、捻れ検出部1210は、カ
ンチレバー4にビーム光を照射するための光源8と、カ
ンチレバー4において反射される反射光の位置を2次元
的に検出するための光位置検出器7とを有して構成され
る。
【0053】前記光源8は、細いビーム光を射出する。
これにより、前記光位置検出器7の受光面7aに形成さ
れるスポットを小さくすることができる。光源8として
は、例えば、可干渉光ビームを射出するレーザ光源を用
いて構成することができる。より具体的には、例えば、
半導体レーザを用いることができる。
【0054】なお、光てこ法を用いる捻れ検出部121
0においては、ビームサイズが小さく、平行に近いビー
ム光であればよく、可干渉性は必ずしも要求されない。
このため、コリメーターを備えるインコヒーレント光源
を用いてもよい。
【0055】前記光位置検出器7は、2軸の位置検出軸
を有する光検出器が用いられる。このような光検出器と
して、例えば、互いに交差する2つの軸に分割された4
つの受光領域が形成された受光面を有する4分割型光検
出器を用いることができる。より具体的には、4分割フ
ォトダイオードを用いることができる。
【0056】次に、図3を参照して、薄膜を用いてカン
チレバー4の変形を検出する捻れ検出部1210につい
て説明する。この捻れ検出部1210では、カンチレバ
ー4の背面(探針5が形成される面の反対側の面)に、
応力に応じて抵抗値が変化する薄膜40が形成され、こ
の抵抗値によりカンチレバー4の変形を検出する。前記
薄膜40としては、例えば、ピエゾ抵抗素子の薄膜、金
属抵抗体の薄膜などが形成される。ピエゾ抵抗素子は、
金属抵抗体より大きなゲージファクタを得ることがで
き、より高感度な検出を行うことができる。
【0057】図3において、カンチレバー4の中央部
と、その右側および左側とに、それぞれ抵抗体がパター
ンニングされ、薄膜40を形成している。左側および中
央の抵抗体の抵抗値と、右側および中央の抵抗体の抵抗
値との和により撓みを検出することができ、また、これ
らの抵抗値の差により捻れを検出することができる。
【0058】次に、本発明を適用した情報記録再生装置
の動作について説明する。
【0059】まず、図1を参照して、探針の位置を、所
望のトラックに合わせるための動作について説明する。
【0060】図1において、モーター3により支持部材
2を回転させて、情報記録媒体1を回転させた状態で、
スライダー10を駆動して、所望のトラック20’に探
針5を移動させる。
【0061】次に、図4および図7を参照して、情報を
書き込むための動作について説明する。
【0062】図4において、カンチレバー4の先端の探
針5は、それに設けられた2つの突起部がトラック20
を跨ぐ状態で、情報記録媒体1上のトラック20Wに接
している。前記探針5が接しているトラック20W上に
は、いくつかのトラックに歪み21がある。本発明を適
用した情報記録再生装置では、このように歪みを有する
形状のトラック20Wとすることで情報を書き込む。
【0063】また、初期状態(情報が書き込まれていな
い状態)のトラック20Cには、歪み21が形成されて
いない。
【0064】前述の探針の位置を所望のトラックに合わ
せるための動作により位置決めされた状態で、支持部材
2の回転して、探針5が、トラック20W上の予め定め
られた位置に接触しているとき、ヒーター6に通電し
て、これを発熱させる。これによって、探針5の先端を
加熱して、トラック20Wの探針5が接触している微小
領域を加熱する。トラック20Wの加熱された領域は柔
らかくなり、変形しやすくなる。この状態で、探針5が
矢印22に示される向きにスライドするように、スライ
ダー10(図1参照)により駆動する。すると、トラッ
ク20Wの探針5が接触している微小領域が、トラック
方向に対して横方向に変形し、トラックの歪み21が形
成される。歪み21における断面について、トラック2
0が変形する様子を図7に示す。このように、トラック
20は、その断面おいて傾いた形状となり、探針5に走
査される部位が横方向に変形する。
【0065】この後、ヒーター6への通電を断ってトラ
ック20Wの加熱を停止すると、トラック20Wの温度
が低下し、トラック20Wを変形して形成された歪み2
1の形状が保持される。このようなトラックの歪み21
の形成を、記録すべき情報に応じて行うことにより、情
報を情報記録媒体1に書き込むことができる。そして、
この書き込み動作を連続的に行うことにより、トラック
上の連続する領域に、連続的に情報を書き込むことがで
きる。
【0066】次に、図2を参照して、書き込まれている
情報を再生するための動作について説明する。
【0067】前述の探針の位置を所望のトラックに合わ
せるための動作により位置決めされた状態で、カンチレ
バー4の撓みが一定になるように、アクチュエーター9
(図1参照)により、情報記録媒体1および探針5の間
隔をフィードバック制御する。この制御は、例えば、光
位置検出器7の受光面7aにおけるスポット位置の情報
を用いて、演算回路12(図1参照)の指示により行う
ことができる。この間隔制御については、原子間力顕微
鏡におけるカンチレバーおよび試料の間隔制御と同様に
して行うことができるので、詳細な説明は省略する。
【0068】このように探針5はトラック20Wに接触
している状態が制御されている状態で、探針5がトラッ
ク方向に沿ってトラック20Wを走査するように、探針
5およびトラック20Wを相対移動させる(ここでは、
支持部材2をモーター3により回転させる)と、トラッ
クの歪み20Wに、トラック方向に対して横方向の歪み
21が形成されているため、この歪みに伴い探針5が横
方向の力を受ける。このため、カンチレバー4に横方向
の捻れ(探針5と、カンチレバー4の支持端4bとを結
ぶ軸の廻りの捻れ)が生ずる。すると、光源8から射出
されたビーム光が、カンチレバー4の背面に入射する入
射角が変わる。このため、カンチレバー4の背面で反射
されるビーム光によって、光位置検出器7の受光面7a
に形成されるスポットの位置が移動する。例えば、図2
において、矢印31の向きにカンチレバー4が捻れる
と、反射光のスポットは、受光面7a上で矢印32の向
きに移動する。
【0069】このようなスポット位置の移動量を、トラ
ック方向に標本化し、歪み方向に量子化してディジタル
化することができる。より具体的には、例えば、移動量
を2値化して、これをデジタルデータとして読み出すこ
とができる。
【0070】次に、図4を参照して、書き込まれている
情報を消去するための動作について説明する。
【0071】まず、情報を消去すべきトラックに探針の
位置を合わせるため、前述した、探針の位置を所望のト
ラックに合わせるための動作を行う。
【0072】次に、情報を消去したいトラック20Wの
微小領域に、探針5が接触する状態において、カンチレ
バー4の背面に設けられたヒーター6を通電加熱して、
探針5の先端と、トラック20Wの探針5が接触してい
る微小領域とを加熱する。トラック20Wの加熱された
領域は柔らかくなり、変形し易くなる。そして、この状
態で、前述した情報を書き込むための動作とは逆の向き
に、すなわち、図4で矢印23で示される向きに探針5
がスライドするように、スライダー10(図1参照)を
駆動する。これにより、トラック20W上に形成されて
いる、トラック方向に対して横向きの歪み21を回復す
ることができる。その後、ヒーター6による加熱を停止
すると、トラック20Wの前記加熱された領域の温度が
低下し、修正されて回復した形状が保持される。このよ
うな動作により、情報記録媒体1に記録されている情報
を消去することができる。この動作を連続的に行うこと
により、トラック20Wに書き込まれている情報を連続
的に消去することができる。
【0073】次に、図5を参照して、探針が接触するト
ラックを、トラック相互に変更するための動作について
説明する。
【0074】図5(a)において、スライダー10(図
1参照)の駆動により探針5が、あるトラックから別の
トラックにスライドさせられると、探針5の先端に設け
られる2つの突起部がそれぞれトラックを乗り越える。
このため、カンチレバー4は、上方向に2回撓む。この
撓みは、光位置検出器7(図1参照)の縦方向に対応す
る出力をモニターすることにより検出することができ
る。
【0075】ここに、探針5のトラック20相互の移動
と、カンチレバー4の上方向への撓みとの関係につい
て、探針5の動きを図5(a)に示し、そのときのカン
チレバー4の撓みに伴う、光位置検出器7(図1参照)
の縦方向に対応する出力を図5(b)に示す。
【0076】前記光位置検出器7(図1参照)の縦方向
に対応する出力に含まれる山の数を、演算回路12(図
1参照)によってカウントすることにより、探針5が幾
つのトラック20を乗り越えたかを検出することができ
る。これにより、探針5が現在位置しているトラック2
0を特定することができる。
【0077】次に、図1を参照して、探針をトラックの
トラック方向に沿わせてトラッキングするための動作に
ついて説明する。
【0078】図1において、探針5が、情報が書き込ま
れているトラック20に沿って走査されると、光源8か
ら射出されたビーム光がカンチレバー4の背面で反射さ
れて光位置検出器7に入射するスポットの位置は、トラ
ック20に書き込まれた情報に応じて横方向(図2にお
ける矢印32に示される方向)に移動する。この移動
は、光位置検出器7の水平方向の出力(前記横方向に対
応する出力)の変化として読み出される。このときの光
位置検出器7からの信号は、交流信号となる。
【0079】一方、トラック20は、情報記録媒体1上
に螺旋状に形成されているため、情報を連続的に読み出
していくと、トラック20の位置が探針5の位置に対し
て相対的に内側に移動していく。その結果、カンチレバ
ー4に徐々に捻れが重畳される。従って、その結果、光
位置検出器7からの出力が、水平方向にドリフトしてい
く。信号の、前記ドリフトに対応する成分は、直流信号
となる。
【0080】これらの交流信号と直流信号とは、演算回
路12におけるローパスフィルター124、ハイパスフ
ィルター123により分離検出される。検出された直流
信号を常に一定値に保つように、直流信号をスライダー
10における駆動量にフィードバックする。これによ
り、探針5は、情報トラック20をトラッキングするこ
とができる。
【0081】また、外乱などの衝撃が加えられた場合、
探針5とトラック20との相対的な間隔が大きく変化し
てしまう。このような場合、カンチレバー4は、大きく
上方向に撓む。この撓みにより光位置検出器7の受光面
でのスポット位置は受光面内で上下方向に変化し、電気
信号として検出される。この信号が小さくなるように、
前記相対的な間隔の制御が行われる。従って、探針5の
先端と、トラック20とに過大な力が加わることを防止
して、探針5や、情報記憶媒体1の表面の損傷を避ける
ことができる。
【0082】また、探針5は2つの突起部を有して構成
されているため、振動に対しても、探針5が隣のトラッ
ク20に飛んでしまうことを防いでいる。
【0083】次に、情報記録媒体1を交換する方法につ
いて説明する。
【0084】情報記録媒体1の交換時には、リフター1
1を上方向に駆動することにより、スライダー10とそ
れに接続されているアクチュエーター9、光源8、光位
置検出器7およびカンチレバー4を情報記録媒体1から
遠ざけることができる。この状態で、情報記録媒体1を
交換することにより、作業を容易に行うことができる。
【0085】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0086】前述した説明では、探針の形状を、図2示
す探針5のように、2つの突起部を有する形状の場合を
中心にして説明したが、探針の形状は、これに限らな
い。例えば、情報記録媒体に形成されるトラックの断面
形状が、図3に示されるように、溝状である場合には、
探針の形状をこれに対応して、1つの突起部を有する形
状とすることができる。
【0087】また、前述の説明では、再生機能および記
録機能を併有する情報記録再生装置について説明した
が、これらのうちのいずれかの機能のみを有する装置と
してもよい。
【0088】そして、情報記録媒体を備える態様につい
ても、これが交換可能である場合に限らず、固定的に情
報記録媒体を有する装置であってもよい。
【0089】また、トラック20と、探針5との接触状
態は、接触モードである場合について説明したが、情報
の読み出しを行う場合には、非接触モードであってもよ
い。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、微小な探針を使い、情
報を高密度で記録差生成でき、さらに、消去することが
でき、しかも、探針をトラックにトラッキングさせるこ
とができる情報記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した情報記録再生装置の構成を
示す説明図である。
【図2】 本発明を適用した情報記録再生装置におけ
る、情報の読み出しを行う様子を示す斜視図である。
【図3】 ピエゾ抵抗素子の薄膜が形成されたカンチレ
バーと、溝状に形成されたトラックとを示す斜視図であ
る。
【図4】 本発明を適用した情報記録再生装置におけ
る、情報の書き込みと消去とを行う様子を示す斜視図で
ある。
【図5】 探針を任意のトラックに移動させるときの様
子を示す説明図であって、(a)探針付近を拡大して示
す斜視図であり、(b)カンチレバーの上下方向の撓み
の様子を示す説明図である。
【図6】 演算回路の構成を示すブロック図である。
【図7】 トラックの歪みの断面形状を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…情報記録媒体、1a…記録面、2…支持部材、3…
モーター、3a…回転軸、4…カンチレバー、4b…カ
ンチレバー支持端、5…探針、6…ヒーター、7…光位
置検出器、7a…受光面、8…光源、9…アクチュエー
ター、10…スライダー、11…リフター、12…演算
回路、20,20’,20W,20C…トラック、21
…トラックの歪み、40…薄膜、121…アクチュエー
ター駆動回路、122…変換部、123…ハイパスフィ
ルター、124…ローパスフィルター、125スライダ
ー駆動回路、1000…情報記録再生装置、1200…
検知部、1210…捻れ検出部、1300…駆動機構。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック方向に直交する方向の歪みによ
    り情報を記録したトラックが形成された情報記録媒体を
    再生するための情報再生装置において、 情報記録媒体を支持するための支持部材と、 前記情報記録媒体のトラックの歪みを検知するための検
    知部と、 前記支持部材および前記検知部を相対移動させるための
    駆動機構と、 前記検知部により検知された歪みから、該歪みが示す情
    報を再生するための演算回路とを有し、 前記検知部は、 微小な探針が形成されたカンチレバーと、 前記カンチレバーの捻れを検出するための捻れ検出部と
    を有し、 前記カンチレバーは、前記探針と該カンチレバーの支持
    端とを結ぶ軸が、前記トラック方向に沿うように配設さ
    れ、 前記駆動機構は、前記検知部の探針が前記支持部材に支
    持される情報記録媒体のトラックを走査するように、前
    記支持部材および前記検知部を相対移動させることを特
    徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報再生装置において、 前記演算回路は、 前記捻れ検出部により検出されるカンチレバーの捻れ
    を、予め定められた周波数を基準として低周波成分と高
    周波成分とに分離するための分離手段と、 前記低周波成分が小さくなるように前記駆動機構を制御
    して、前記探針を前記トラックに沿わせるためのトラッ
    キング制御手段と、 前記高周波成分から情報を取得するための変換部とを有
    することを特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】 情報が記録される経路となるトラックが
    設けられた記録媒体に情報を記録するための情報記録装
    置において、 情報記録媒体を支持するための支持部材と、 微小な探針と、 前記探針を支持するためのカンチレバーと、 前記支持部材に支持される情報記録媒体および前記探針
    を相対移動させるための駆動機構と、 前記支持部材に支持される情報記録媒体のトラックにお
    ける、前記探針が対応している部位を加熱するための加
    熱手段とを有し、 前記駆動機構は、前記探針を前記トラックに沿って走査
    し、記録すべき情報に応じて前記トラック上で前記トラ
    ックに沿う方向とは異なる方向に、前記探針と前記情報
    記録媒体とを相対的に移動させることを特徴とする情報
    記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1および2記載の情報再生装置、
    ならびに、請求項3記載の情報記録装置のいずれかにお
    いて、 前記探針は、前記トラックに接するべき突起部を2つ有
    することを特徴とする情報記録装置、または、情報再生
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1および2記載の情報再生装置、
    ならびに、請求項3記載の情報記録装置のいずれかにお
    いて、 前記トラックは、凸形状に形成され、 前記探針は、前記トラックに接する位置に凹部を有する
    ことを特徴とする情報記録装置、または、情報再生装
    置。
  6. 【請求項6】 情報記録媒体において、 情報を記録するための記録面を有し、 前記記録面に情報が並ぶべきトラッキング方向に沿っ
    て、トラックが形成され、 前記トラックは、記録すべき情報に応じて、前記記録面
    において前記トラッキング方向に直交する方向の歪みが
    形成されていることを特徴とする情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 情報記録媒体において、 情報を記録するための記録面を有し、 前記記録面に情報が並ぶべきトラッキング方向に沿っ
    て、トラックが形成され、 前記トラックは、常温において外形を保持し、かつ、予
    め定められた温度に達した状態で、外力により塑性変形
    する材料で形成されることを特徴とする情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の情報記録媒体において、 前記トラックは、形状記憶効果を有する材料で形成され
    ることを特徴とする情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項6から8のいずれか一項記載の情
    報記録媒体において、 前記トラックは、前記記録媒体の表面に螺旋状に形成さ
    れることを特徴とする情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項6から9のいずれか一項記載の
    情報記録媒体において、 前記トラックは、前記記録面において前記トラッキング
    方向に直交する方向の幅が一様であることを特徴とする
    情報記録媒体。
JP9171370A 1997-06-27 1997-06-27 情報再生装置、情報記録装置、および、情報記録媒体 Pending JPH1116101A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227800A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 大日本印刷株式会社 走査型プローブ顕微鏡を用いた異物除去方法および同方法で用いる微小異物除去用探針

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227800A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 大日本印刷株式会社 走査型プローブ顕微鏡を用いた異物除去方法および同方法で用いる微小異物除去用探針

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