JPH11160822A - 改善されたx線カセット - Google Patents

改善されたx線カセット

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JPH11160822A
JPH11160822A JP10276031A JP27603198A JPH11160822A JP H11160822 A JPH11160822 A JP H11160822A JP 10276031 A JP10276031 A JP 10276031A JP 27603198 A JP27603198 A JP 27603198A JP H11160822 A JPH11160822 A JP H11160822A
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JP
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cassette
panel
front panel
ray
ray film
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JP10276031A
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English (en)
Inventor
Kenneth G Budinski
ジー ブディンスキ ケネス
Jeffrey C Robertson
シー ロバートソン ジェフリ
Kenneth D Corby
ディー コービィ ケネス
William C Wendlandt
シー ウェンドラント ウィリアム
Michael K Budinski
ケイ ブディンスキ マイケル
David J Steklenski
ジェイ ステクレンスキ デイヴィッド
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays
    • G03B42/04Holders for X-ray films

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い画質を確実にすると共に患者の照射レベ
ルを減少させる、現在のカセットと構造的に同等且つよ
り軽量のX線カセットを提供することを目的とする。 【解決手段】 アルミニウム/ポリプロピレン/アルミ
ニウムであるハイライト(Hylite)から形成される軽量
X線カセットである。カセットは、ハイライト複合材料
によって形成され、パネル間に中空部を形成するようパ
ネルに取り付けられた蝶番要素によって動作的に蝶番式
に結合されたフロントパネル及びバックパネルと、フロ
ントパネル及びバックパネルの間の中空部の中に含まれ
るX線フィルムと、X線フィルムと接触して保持される
少なくとも1つの増感スクリーンと、カセットを開閉す
るためのラッチ機構とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は同日出願の「減少され
た重さ及びコストを有する記録蛍光体カセット」なる名
称の特許出願に関する。本発明は概して放射線像を捕捉
するのに従来の銀ハライドフィルムが使用される放射線
写真法の分野に関し、更に特定的には通例、即発放射刺
激可能な蛍光体増感スクリーンと称されるタイプの2つ
の増感スクリーンの間にX線フィルムを受容する耐光性
カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】放射線像を捕捉するのに従来の銀ハライ
ドフィルムが使用される放射線写真法では、耐光性カセ
ットの両面で増感されたX線フィルムを通例、即発放射
刺激可能な蛍光体増感スクリーンと称されるタイプの2
つの増感スクリーンの間に封入することが一般的であ
る。より高い分解能の画像は単一増感スクリーンと接触
する1つの面の上でのみ増感されたX線フィルムを使用
することによって生成される。
【0003】殆どの放射線写真手順は通常の室内照明で
実行されるため、X線カセットはフィルムを周囲光によ
る露光から遮光することが1次的な要件である。銀ハラ
イドX線フィルムは一般的にX線と称される波長の範囲
では電磁放射線による露光に対して比較的感度が低いた
め、X線を捕捉し、X線をフィルムが比較的高い感度を
有する可視波長の放射線へ変換するために増感スクリー
ンが使用される。
【0004】即発放出刺激可能な蛍光体増感スクリーン
は、ラテックスといった結合剤に含まれる蛍光体粒子の
層を平滑な基板の上にコーティングすることによって製
造される。基板は0.010cm(0.004インチ)
乃至0.038cm(0.015インチ)の範囲の厚さ
を有するポリエステルフィルムといった比較的平坦且つ
柔軟な基板であるよう選択される。そのような即発放出
刺激可能な蛍光体増感スクリーン用に選択された蛍光体
は、医療X線処理で通常使用される波長の範囲のX線を
吸収し、スペクトルの青−緑の部分の可視波長を放出
し、上記蛍光体が即発的に励起されていない状態に戻る
とき、上記可視光線を略全ての方向に放出するよう選択
される。
【0005】即発放出刺激可能な蛍光体増感スクリーン
がX線フィルムの増感された表面と密接に接触されて保
持されれば、放出が生じた点に近接した部分の感光性フ
ィルムのみが上記放出によって露光され、よってそのよ
うな点の夫々を鮮明に結像し、一方、増感スクリーンの
表面がフィルムと密接に接触されていなければ、増感ス
クリーン中の各点から放出された光線は広がり、フィル
ム上のより大きな領域に露光し、増感スクリーン中の隣
接する点からの露光と重なり合うため、フィルム上に不
鮮明な像を生じさせる。
【0006】従って、一般的な放射線写真カセットとし
て使用されるカセットでは、カセットの中に含まれる増
感スクリーンとその中に含まれるX線フィルムとの間に
密接した接触を与えることが本質的な2次的な要件であ
る。通常の放射線写真法の処理では、患者又はその一部
はX線源と2つの増感スクリーンを含むX線カセットと
の間に配置される。患者が照射された場合、X線ビーム
は患者の組織及び骨の構造の密度の差によって選択的に
減衰される。結像ビームがX線カセットに当たるとき、
ビームの一部はフロントパネルによって減衰される。残
る結像ビームはカセットの中に入り、主な部分はフィル
ムの第1の増感された表面に対して可視光線を即発的に
放出する第1の増感スクリーンによって吸収される。残
るX線ビームは次にフィルムを通過し、両方の増感され
た面に対して小さな直接露光を生じさせる。ビームの更
なる残る部分の大部分は、フィルムの第2の増感された
面に対して可視光線を放出する第2の増感スクリーンに
よって吸収される。結像ビームの残る少しの部分はバッ
クパネルの内部面に対して与えられた薄膜の鉛箔によっ
て更に減衰され、元のビームの非常に小さい部分のみが
カセットの背面を通って逃げる。
【0007】患者の照射を最小化させるために、X線カ
セットの像を形成しない部分による結像ビームの減衰を
最小化することが望ましく、従って、X線カセットの設
計についての第3の要件は、そのようなカセットのフロ
ントパネルにX線ビームを略減衰しない材料を使用する
ことである。更に、そのようなフロントパネルは、患者
によって形成される減衰のパターンを変化させないよ
う、均一な減衰を与えねばならない。
【0008】より低い原子量を有する材料はX線に対す
る透過性が高く、従ってベリリウムはX線カセット用に
非常によい材料であるが、非常に高価であり毒性が高
い。炭素、水素及び酸素の第1化合物である熱可塑性材
料もまた、概してより大きな寸法のカセットでは良いフ
ィルムとスクリーンとの接触を生ずるのに必要とされる
構造的な強度及び剛性に欠けるが、X線カセットの材料
として適している。一般的には、高価であるが炭素繊維
強化熱硬化樹脂が使用される。アルミニウムは、一般的
な放射線写真法に使用される波長では概してX線カセッ
トに適しているが、マンモグラフィーといった特殊な過
程に使用されるより長い波長では適していない。
【0009】一般に入手可能なX線カセットはその第1
の縁に沿ってバックカバーに蝶番式に取り付けられたフ
ロントカバーからなり、X線処理中にカセットを閉じた
ままにするために、及び、露光されていないX線フィル
ムを装填し、露光されたX線フィルムを除去するために
上記カセットを開くこと可能にするために、上記第1の
縁に対向する第2の縁に沿ってラッチ手段を設けられて
いる。遮光手段は、上記カセットが閉じられたときに上
記カセットを耐光性にさせるよう上記カバーの周囲に設
けられる。増感スクリーンは夫々弾性的な発泡体パッド
に接着され、次に上記カバーの内部表面に接着される。
発泡体パッドの厚さ、及び発泡体材料の剛性は、発泡体
パッドが閉じたカセットの中で部分的に圧縮され、従っ
て増感スクリーンがその間に配置されたX線フィルムと
接触するよう選択される。
【0010】スクリーンとフィルムとの間のより高いレ
ベルの接触圧力はより密接な接触を生じ、カセットが閉
じられたときにフィルムとスクリーン表面との間に閉じ
こめられ、フィルムとスクリーンとの密接な接触を妨げ
る空気を絞り出すことに役立つ。より高い内部圧力はま
たより大きなカセット変形をもたらし、均一でない内部
圧力と、周囲の遮光要素の潜在的な分離をもたらす。
【0011】現在入手可能なカセットは、多くのカセッ
ト設計者が、高い接触圧力によって与えられる構造的要
件の実際的な面に対してフィルムとスクリーンとの密接
した接触を与えようとする要求と、構造的に上位の材料
の減衰レベルと、カセットの材料及び製造行程のコスト
とを多様に釣り合わせた一連の折衷物である。ニューヨ
ーク州ロチェスターのイーストマンコダック社によって
製造され、「Kodak X _OMATIC Cassette 」なる名称で
販売されているそのような一般に入手可能な一般目的の
放射線写真カセットの1つの例は、2枚の厚さ0.16
0cm(0.063インチ)のアルミニウムのパネルか
らなり、各パネルは夫々の1つの縁に沿って2つのパネ
ルを蝶番式に接続する熱可塑性辺縁材料の中へインサー
ト成形され、閉じたカセットから光を排除するために各
パネルの3辺の周囲に一連の協働する周囲リブ及び溝を
形成する。
【0012】「L字型」のステンレススチールの構造部
材はより大きな寸法のカセットでは最も多くて24のリ
ベットによって2つの残りの縁の夫々に取り付けられ
る。2つのアルミニウム押出成形物もまた、閉じたカセ
ットの4つの辺に沿って遮光構造を与えるよう、上記残
りの縁に取り付けられる。上記押出成形物の1つは接着
して取り付けられ、他方は「L」字型の1つを取り付け
る工程と共に、「L」字型を取り付けるのに使用される
のと同じリベットを使用して取り付けられる。
【0013】閉じた位置でカセットをラッチすること
は、「L」字型のうちの1つに点溶接されたラッチ部
を、第2の「L」字型に接着されたナックル板によって
支持されるピンから吊り下げられたフックと係合させる
ことによって達成される。やはり上記ピンから吊り下げ
られたレバーもまたカセットを開くことを可能にするよ
うその係合された位置から上記フックを偏向させるよう
回転される。2つのばねは、フック及びレバーをカセッ
トがラッチされる第1の位置へ強く押す。アルミニウム
のパネルのうちの1つの凹部は、カセットの使用者がカ
セットを開こうとするときにレバーを手で操作すること
を可能にするようレバーの下にすきまを与えるよう、ス
タンピング方法によって形成される。
【0014】カセットを完成させるには、バックパネル
の内部面に鉛箔の層が与えられ、次に第1のカバーの内
部及び鉛箔の上に発泡体パッドが接着され、カセットが
閉じられラッチされたときに上記スクリーンの表面にコ
ーティングされた蛍光体が互いに、又はその間に配置さ
れたX線フィルムに対して押し当てられるよう、発泡体
パッドの対向する側に増感スクリーンが接着される。
【0015】組立ての前に、増感スクリーンをカセット
の中に配置されるX線フィルムと密接して接触させるよ
うに増感スクリーンに圧力を与えるために、カセットが
閉じているときに、発泡体パッドを略均一に部分的に圧
縮して、アルミニウムのパネルがばねとして作用するこ
とを可能にするよう湾曲した形状に形成される。現在市
販のカセットでは、0.007乃至0.011kg/c
2 (0.10乃至0.15psi)の範囲の圧力が保
持され、このレベルの圧力は、American College of Ra
diography によって規定された方法に従って試験された
ときはX線フィルムの領域全体に亘って密接した接触を
示す。
【0016】上述の構造のカセットのフロントカバー
は、発生器において3mmのアルミニウムによる濾過が
あり、散乱制御がなく、ビーム中に他の吸収体の無いと
き、X線発生器に対して印加された100kv励起電圧
によって形成されるX線波長によって生成される結像ビ
ームの26%を減衰する。80kvで発生された僅かに
より長い波長では、減衰は30%であり、60kv励起
で発生される更により長い波長では、減衰は36%に達
する。
【0017】幾つかのカセットは、フロントカバーにの
み同等の構造的性能の炭素繊維強化エポキシのパネルを
使用して製造される。そのような炭素繊維パネルは、典
型的には上述の結像ビームの1%、2%及び2.5%を
減衰し、それでもパネルにおける減衰の重大な減少は、
それの代替として使用されるビニル被覆アルミニウムパ
ネルのコストの20倍のコストがかかる。
【0018】完全に組み立てられた2枚のビニル被覆ア
ルミニウムパネルを特徴とし、胸部X線といった処理に
一般的に使用される35×43cmの寸法のフィルム及
び増感スクリーンを含む上述のカセットは、留め具及び
接着材を含む49の別個の構成要素からなり、重さ2.
58kg(5.70ポンド)である。そのようなカセッ
トは、使用の際に頑丈で、数千回の再装填、様々なX線
装置からの同等の回数の挿入及び除去、時折の偶発的な
落下、カセットが臨床用の可動放射線写真法に使用され
るような場合には患者の下に直接配置され患者の体重に
耐える多数の場合を経験して、10年以上使用可能であ
ることが証明されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のカセットは広く
使用されているが、より低コストの材料及び/又は方法
を使用し、非常によい画質を確実にするよう同等に高い
内部接触圧力を有し、同時に患者の照射レベルを減少さ
せるようカセットのフロントパネルの結像ビーム減衰を
最小化するX線カセットを提供することが望ましい。現
在のカセットと構造的に同等で、携帯性のために重さが
より軽いカセットを提供することが更に望ましい。ま
た、重さを更に減少させ、部品の製造及び組立コストを
更に減少させるために、X線カセット組立体を構成する
別個の部品の数を減少させることが望ましい。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の複数の
問題を克服することを目的とする。概略するに、本発明
の1つの面によれば、X線カセットは、アルミニウム/
熱可塑性物/アルミニウムのサンドイッチ構造とされた
少なくとも3層の複合材料によって形成されるフロント
パネル及びバックパネルであって、フロントパネル及び
バックパネル間に中空部を形成するよう取り付けられた
蝶番要素によって動作的に蝶番式に結合されたフロント
パネル及びバックパネルと、フロントパネル及びバック
パネルの間の中空部の中に含まれるX線フィルムと、X
線フィルムと接触して保持される少なくとも1つの増感
スクリーンとからなる。本発明は金属シートとしてアル
ミニウムを使用することが望ましい。
【0021】改善されたX線カセットは、オランダ国の
Hoogovens,Bvによって製造されるアルミニウム/ポリプ
ロピレン/アルミニウム複合材料の予め塗装されたパネ
ルを使用して設計され製造された。自動車産業で使用さ
れるべく開発されたこの材料は、その両側に厚さ0.0
20cm(0.008インチ)のアルミニウム表皮層を
積層された厚さ0.163cm(0.064インチ)の
ソリッドなポリプロピレン心体からなる。この構造は以
前に使用された厚さ0.160cm(0.063イン
チ)のビニル被膜のソリッドなアルミニウムパネルより
もわずかに剛性があり、従来のパネルよりも70%軽
い。上述のインサート成形された熱可塑性辺縁は、カセ
ットの開閉を可能にする蝶番機能を与えることに加え、
カセットが落下された場合に非常によい遮光性及び非常
によい衝撃耐性を与えるため従来どおりとされる。
【0022】多くのタイプのハイライト(Hylite)がHo
ogovens 社から市販されている。異なる心体厚さ、異な
る表皮層及び異なる表皮層材料性質を有するパネルが得
られる。X線カセットの製造用に選択される材料は、A
A5182−H18といった高い焼戻しのアルミニウム
の厚さ0.020cm(0.008インチ)の表皮層を
有する0.163cm(0.064インチ)の心体厚さ
を特徴とする。この構造は従来技術のソリッドなアルミ
ニウムパネルよりも僅かに剛性があり、通常使用でのパ
ネル形状の喪失を防止するのに充分な降伏強度を与え、
充分なへこみ耐性を与える。
【0023】要求される構造的な補強を与え、カセット
の第4の縁を通って入る光を排除するよう協働する、各
パネルの第4の辺に1つずつ与えられる2つの慣習的な
アルミニウム押出成形物が使用される。更にこれらの押
出成形物は、押出成形物のカセットパネル縁に対する強
力な接着結合を与えるよう、カセットパネルの第4の縁
を受容するためのチャネル部を夫々特徴とする。上述の
押出成形物は、上記第4の辺に沿って従来のカセットに
対する構造的な同等性を与えると共に、重量の更なる減
少及び必要とされる別個の部品の数の更なる減少をもた
らす。カセットは従来の方法によってラッチされる。鉛
箔、発泡体パッド及びスクリーンは従来のカセットに関
して組み立てられる。
【0024】従来技術のカセットについて議論されたの
と同じ寸法35×43cmの完成した改善されたカセッ
トは、重さ1.70kg(3.75ポンド)であり、総
重量で34%だけ減少された。改善されたカセットのフ
ロントカバーは、従来のカセットのフロントカバーより
も全体としては厚いが、あまり結像ビームを減衰させな
い。従来のカセットでは、ビーム減衰の大部分は厚さ
0.160cm(0.063インチ)のアルミニウムパ
ネルの中で行われ、厚さ0.025cm(0.010イ
ンチ)のビニル被膜が僅かに減衰に寄与していた。改善
されたカセットの構造に使用される複合パネル材料は、
全体の厚さがわずか0.041cm(0.016イン
チ)のアルミニウムを有し、これは従来のパネルに使用
されるアルミニウムの約25%であり、一方改善された
カセットパネルの厚さの大部分はX線に対して非常に透
過性の高いポリプロピレンからなる。改善されたパネル
の測定された減衰は、100kv励起で8%、80kv
励起で10%、60kv励起で12%である。この減衰
性能は炭素繊維パネルの性能レベルに近いが、アルミニ
ウム/ポリプロピレン/アルミニウム複合パネルの材料
コストはビニル被膜の0.160cm(0.063イン
チ)のソリッドなアルミニウムパネルに対する材料コス
トと略同等であり、従って改善されたカセットはコスト
に関する厳しい不利な条件を受けることなく患者照射を
減少させる可能性を提供する。
【0025】本発明はX線カセットでは、従来のハイラ
イトよりもより剛性がありより安定した材料が要求され
ることを考慮している。従来技術及び本発明によるX線
カセットはその有用な寿命の大部分を通じて閉じた状態
に維持される。従ってカセットパネルは通常の使用期間
を通じて応力下にあり、パネルがその意図される形状を
維持するようカセットパネルの構築において剛性のある
安定した材料が使用されることを要求する。従って、材
料降伏点以下の応力レベルにおける時間の経過に伴う材
料の変形である「クリープ(CREEP )」を防止するため
により剛性のあるパネル又はより安定した材料を提供す
る様々な手段が開示される。剛性化手段は、パネルに対
するエンボスされた縁、パネルの1つ以上の外側の縁に
加えられた剛性化クリップ、又はパネルの縁を囲むこと
を含み得る。クリープを最小化するために心体材料を安
定化させることは、ポリプロピレンにガラスファイバ又
は他の充填材を加えること、又はポリプロピレンをポリ
カーボネートといったより高いクリープ耐性を有する他
の熱可塑性材料によって置き換えることによって達成さ
れうる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の上述及び他の面、目的、
特徴及び利点は以下の望ましい実施例の説明及び添付の
図面を参照することによってより明らかに理解されよ
う。以下の議論は、改善されたX線カセット10を閉じ
た状態で示す斜視図である図1を、カセット10を部分
的に開いた状態で示す図2と共に参照して行われる。
【0027】改善されたX線カセット10は、望ましく
はオランダ国のHoogovens,Bvによって製造されるアルミ
ニウム/ポリプロピレン/アルミニウム材料からなる複
合体によって形成される予め塗装されたパネルを使用し
たパネル12,14によって製造されるよう設計されて
いる。もともと自動車産業で使用されるべく開発された
複合材料は、0.020cm(0.008インチ)の層
のアルミニウムを両側に積層された厚さ0.163cm
(0.064インチ)のソリッドなポリプロピレン心体
からなる。カセット10用のパネル12,14の構築に
使用されるこの複合材料は、従来技術で使用されていた
厚さ0.160cm(0.063インチ)のビニル被覆
のソリッドなアルミニウムパネルよりもわずかに剛性が
ある。更に、この複合体によって形成されるカセット1
0用のパネル12,14はビニル被覆アルミニウムによ
って形成される従来技術のカセットよりも70%軽量で
ある。パネル12,14はロール形成、スタンピング又
は引張り成形といった伝統的なシート金属成形方法によ
って複合材料から成形される。
【0028】辺縁16は非常によい遮光性及び非常によ
い衝撃耐性を与えるポリウレタンといった熱可塑性のエ
ラストマーである。カセット10が耐光性であることは
重要である。カセット10が落下されたとき、辺縁16
はカセットパネルの損傷又はミスアラインメントを防止
する。更に、辺縁16はカセット10の開閉を可能にす
る蝶番機能を与える。カセット10の開閉はラッチウェ
ル34の中のラッチ30によって容易にされる。
【0029】図3は、図1及び2のカセットを典型的に
はX線フィルムを受容するのに使用される開いた位置で
示す斜視図である。改善されたカセットのフロントパネ
ル12は従来技術のカセットのフロントカバーよりも厚
いが、結像ビームをあまり減衰させない。改善されたカ
セットの構造に使用される複合パネル材料は、全体の厚
さがわずか0.041cm(0.016インチ)のアル
ミニウムを有し、これは従来のパネルに使用されるアル
ミニウムの約25%であり、一方改善されたカセットパ
ネルの厚さの大部分はX線に対して非常に透過性の高い
ポリプロピレンからなる。改善されたパネルの測定され
た減衰は、100kv励起で8%、80kv励起で10
%、60kv励起で12%である。この減衰性能は炭素
繊維パネルの性能レベルに近いが、アルミニウム/ポリ
プロピレン/アルミニウム複合パネルの材料コストはビ
ニル被膜の0.160cm(0.063インチ)のソリ
ッドなアルミニウムパネルに対する材料コストと略同等
である。従って改善されたカセットはコストに関する厳
しい不利な条件を受けることなく患者照射を減少させる
可能性を提供する。
【0030】極端な条件でカセットの形状を保持するた
めには、カセットは「クリープ」耐性を必要とすると考
えられる。Hoogoven Hylite BVによって製造されるア
ルミニウム/ポリプロピレン/アルミニウムを使用して
与えられるカセットよりもより「クリープ」耐性の高い
カセットが望ましい。従って、これらの「クリープ」耐
性手段を与えるために、様々な手段が開示される。「ク
リープ」強度は、パネルの縁をエンボスすること、パネ
ルの外側の縁に加えられる剛性化クリップを使用するこ
と、熱可塑性心体の代わりに使用されるポリカーボネー
ト材料、又は心体の充填材又は補強の使用によって増加
されうる。そのような増強材は、ガラス物質、滑石、ケ
イ酸カルシウム、炭酸カルシウム又は雲母から選択され
うる。「クリープ」耐性はアルミニウム合金を変化させ
ること、又はポリマーの心体のタイプを変化させること
によってアルミニウム又はポリマーを補強することによ
って獲得されうる。
【0031】図4は、図1中の線A−Aに沿って蝶番式
の縁15の領域におけるカセット10の構造を示す部分
的な断面図である。フロントパネル12及びバックパネ
ル14は、2つの薄いアルミニウムの表皮層41,43
の間に挟まれたポリプロピレンの心体42からなるとし
て図示されている。ウレタンの辺縁16はパネル12,
14の外側の縁の上に形成される。辺縁16は蝶番45
の周辺で更に精密に詳細に示されている。蝶番45は遮
光特徴48を形成する外形を有する。X線フィルム5は
増感スクリーン4,6の間に挟まれている。増感スクリ
ーン4,6に対して力を与える2つの弾性発泡体層8,
9がある。鉛箔46、発泡体層8,9及びスクリーン
4,6は従来技術のカセットと同様に組み立てられてい
る。
【0032】図5は図1中の線B−Bに沿ってカセット
の側縁の構造を図示する図1のカセットを示す部分的な
断面図である。図5によって図示される主な特徴は、ウ
レタンによって形成される遮光特徴56である。フロン
トパネル12及びバックパネル14は、2つの薄いアル
ミニウムの片41,43の間に挟まれたポリプロピレン
の心体42からなるとして図示されている。ウレタンの
辺縁16はパネル12,14の外側の縁の上に形成され
る。X線フィルム5は増感スクリーン4,6の間に挟ま
れている。増感スクリーン4,6に対して力を与える2
つの弾性発泡体層8,9がある。
【0033】図6は、図1中の線C−Cに沿ってカセッ
トの前縁70の構造を図示する図1のカセットを示す部
分的な断面図である。カセット10に必要とされる構造
的な補強を与え、カセット10の前縁70を通って入る
光を排除するよう協働するよう、カセットの前縁70上
に、2つの慣習的なアルミニウム押出成形物22,24
が使用される。更に押出成形物22,24は、カセット
パネル12,14の縁82,84を受容しカセットパネ
ル縁82,84に対して押出成形物22,24の高い強
度の接着を与えるためのチャネル部72,74を特徴と
する。上述の押出成形物22,24はカセット10の前
縁70に沿って従来のカセットに対する構造的な同等性
を与えると共に、更なる重量の減少及び必要とされる別
個の部品の数の減少をもたらす。
【0034】理解を容易にするために、各図に共通な同
一要素を示すために、可能であれば同一の参照番号が使
用されている。
【0035】
【発明の効果】本発明は、従来技術の炭素繊維補強カセ
ットと同様に軽量で、従来技術で説明されたビニル被膜
アルミニウムと同等のコストを有するカセットを提供す
るという利点を有する。本発明はまたビニル被覆アルミ
ニウムによって形成される従来技術のカセットと同じ構
造的強度を有するカセットを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】改善されたX線カセットを閉じた状態で示す斜
視図である。
【図2】図1のカセットを、ラッチを解放した状態で、
部分的に開いた状態で示す斜視図である。
【図3】図1のカセットをX線フィルムを受容する位置
まで開いた状態で示す斜視図である。
【図4】図1中の線A−Aに沿ってカセットの蝶番縁の
構造を図示する図1のカセットを示す部分的な断面図で
ある。
【図5】図1中の線B−Bに沿ってカセットの側縁の構
造を図示する図1のカセットを示す部分的な断面図であ
る。
【図6】図1中の線C−Cに沿ってカセットの前縁の構
造を図示する図1のカセットを示す部分的な断面図であ
る。
【符号の説明】
4,6 増感スクリーン 5 X線フィルム 10 改善されたX線カセット 12,14 パネル 16 辺縁 22,24 押出成形物 30 ラッチ 32 ばね 34 ラッチウェル 41,43 アルミニウム片 42 ポリプロピレン心体 45 蝶番 46 鉛箔 48,56 遮光特徴 70 前縁側 72,74 チャネル 82,84 パネル縁
フロントページの続き (72)発明者 ケネス ディー コービィ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14617, ロチェスター,コールブルック・ドライヴ 423 (72)発明者 ウィリアム シー ウェンドラント アメリカ合衆国,ニューヨーク 14606, ロチェスター,レイヴェン・ウェイ 25 (72)発明者 マイケル ケイ ブディンスキ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14534, ピッツフォード,ラーチウッド・ドライヴ 2 (72)発明者 デイヴィッド ジェイ ステクレンスキ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14612, ロチェスター,ジャッキー・ドライヴ 62

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム/熱可塑性物/アルミニウ
    ムのサンドイッチ構造とされた少なくとも3層の複合材
    料によって形成されるフロントパネル及びバックパネル
    であって、フロントパネル及びバックパネル間に中空部
    を形成するよう取り付けられた蝶番要素によって動作的
    に蝶番式に結合されたフロントパネル及びバックパネル
    と、 上記フロントパネル及びバックパネルの間の中空部の中
    に含まれるX線フィルムと、 上記X線フィルムと接触して保持される少なくとも1つ
    の増感スクリーンと、カセットを開閉するためのラッチ
    機構とからなる、X線カセット。
  2. 【請求項2】 金属/ポリプロピレン/金属のサンドイ
    ッチ構造からなる材料から形成されるフロントパネル及
    びバックパネルであって、フロントパネル及びバックパ
    ネル間に中空部を形成するよう固定手段によって結合さ
    れるフロントパネル及びバックパネルと、 上記フロントパネル及びバックパネルの間の中空部の中
    に含まれるX線フィルムと、 上記X線フィルムと接触して保持される少なくとも1つ
    の増感スクリーンとからなる、X線カセット。
  3. 【請求項3】 少なくともフロントパネルを金属/ポリ
    プロピレン/金属の複合材料によって形成するフロント
    パネル及びバックパネルを与える段階と、 上記フロントパネル及びバックパネルをその間に中空部
    が存在するよう固定する段階と、 上記フロントパネル及びバックパネル間にX線フィルム
    のシートを配置する段階と、 上記フロントパネルと上記X線フィルムとの間に少なく
    とも1つの増感スクリーンを配置する段階と、 光がカセットに入ることを防ぐ耐光手段をカセットの上
    に形成する段階とからなる、軽量カセットを形成する方
    法。
JP10276031A 1997-09-30 1998-09-29 改善されたx線カセット Pending JPH11160822A (ja)

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