JP2003190131A - X線透過エッジを有するコンピューテッドラジオグラフィカセッテ - Google Patents
X線透過エッジを有するコンピューテッドラジオグラフィカセッテInfo
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B42/00—Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
- G03B42/02—Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays
- G03B42/04—Holders for X-ray films
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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- G03B42/025—Positioning or masking the X-ray film cartridge in the radiographic apparatus
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 X線撮像の際に、重なり合うX線吸収するカ
セッテの側部及び端部材による影響をなくすコンピュー
テッドラジオグラフィカセッテを提供することを目的と
する。 【解決手段】 間に間隔のある上部パネルと下部パネル
と、3つの側部において上部パネルと下部パネル間に延
在し上部パネルと下部パネルを接続する第1の側部部材
と、第2の側部部材と、前端部材とを含み、第1の側部
部材、第2の側部部材、及び、前端部材のうち少なくと
も1つはX線透過材料から形成される、5面を有し1つ
の端が開いているシェルと、後端部材と、上面を有し後
端部材から張り出しているインサートプレートと、イン
サートプレートの上面上に配置されるX線ストレージフ
ォスファを含むストレージフォスファ組立体とを含むコ
ンピューテッド・ラジオグラフィカセッテ。
セッテの側部及び端部材による影響をなくすコンピュー
テッドラジオグラフィカセッテを提供することを目的と
する。 【解決手段】 間に間隔のある上部パネルと下部パネル
と、3つの側部において上部パネルと下部パネル間に延
在し上部パネルと下部パネルを接続する第1の側部部材
と、第2の側部部材と、前端部材とを含み、第1の側部
部材、第2の側部部材、及び、前端部材のうち少なくと
も1つはX線透過材料から形成される、5面を有し1つ
の端が開いているシェルと、後端部材と、上面を有し後
端部材から張り出しているインサートプレートと、イン
サートプレートの上面上に配置されるX線ストレージフ
ォスファを含むストレージフォスファ組立体とを含むコ
ンピューテッド・ラジオグラフィカセッテ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に、コンピュ
ーテッド・ラジオグラフィに係り、より詳細には、脊椎
又は肢といった細長い対象物のX線画像を捕捉するコン
ピューテッド・ラジオグラフィカセッテシステムに係
る。
ーテッド・ラジオグラフィに係り、より詳細には、脊椎
又は肢といった細長い対象物のX線画像を捕捉するコン
ピューテッド・ラジオグラフィカセッテシステムに係
る。
【0002】
【従来の技術】コンピューテッド・ラジオグラフィ(C
R)において、ストレージフォスファは、身体の一部と
いった対象物のX線画像(放射線画像)に露光され、ス
トレージフォスファ内に蓄積されるX線潜像画像を生成
する。ストレージフォスファは、CR読取り装置に供給
され、そこでストレージフォスファは1つの周波数を有
する光線で刺激されて、第2の周波数を有するX線光画
像を放出する。X線光画像は、デジタルX線画像に変換
され、記憶されるか、表示されるか、作動されるか、又
は、視覚媒体(フィルム)にプリントアウトされること
ができる。ストレージフォスファは従来遮光性のカセッ
テ内に支持されて、損傷しないよう保護され、周辺光に
露光することが阻止される。
R)において、ストレージフォスファは、身体の一部と
いった対象物のX線画像(放射線画像)に露光され、ス
トレージフォスファ内に蓄積されるX線潜像画像を生成
する。ストレージフォスファは、CR読取り装置に供給
され、そこでストレージフォスファは1つの周波数を有
する光線で刺激されて、第2の周波数を有するX線光画
像を放出する。X線光画像は、デジタルX線画像に変換
され、記憶されるか、表示されるか、作動されるか、又
は、視覚媒体(フィルム)にプリントアウトされること
ができる。ストレージフォスファは従来遮光性のカセッ
テ内に支持されて、損傷しないよう保護され、周辺光に
露光することが阻止される。
【0003】特許文献1は、シェルと、シェルの中に着
脱可能に取り付けられるストレージフォスファ組立体を
含むCRカセッテを開示する。シェルは、間に間隔があ
る上部パネルと下部パネルと、3つの側部において上部
パネルと下部パネル間に延在しそれらのパネルを閉じる
第1及び第2の側部部材と、前端部材を含む。ストレー
ジフォスファ組立体は、後端部材と、上面を有し後端部
材から張り出されるインサートプレートと、インサート
プレートの上面に置かれるX線ストレージフォスファを
含む。後端部材が、シェルの開いている端を閉じ、それ
により、X線ストレージフォスファ用の遮光性エンクロ
ージャを得ることができる。側部部材と、前端部材と、
後端部材は、押出し成形されたアルミニウムから形成さ
れ、CRカセッテ用の比較的硬いフレームが与えられ
る。ストレージフォスファは、アルミニウムのフレーム
により形成される内側の周囲内に完全に入れられ、これ
は、アルミニウムフレームは、X線透過材料から形成さ
れる上部パネルと比較すると相対的に高い度合いのX線
吸収率を有するという事実によるものである。従って、
アルミニウムフレームはX線画像がストレージフォスフ
ァ上に露光されると可視となってしまう。
脱可能に取り付けられるストレージフォスファ組立体を
含むCRカセッテを開示する。シェルは、間に間隔があ
る上部パネルと下部パネルと、3つの側部において上部
パネルと下部パネル間に延在しそれらのパネルを閉じる
第1及び第2の側部部材と、前端部材を含む。ストレー
ジフォスファ組立体は、後端部材と、上面を有し後端部
材から張り出されるインサートプレートと、インサート
プレートの上面に置かれるX線ストレージフォスファを
含む。後端部材が、シェルの開いている端を閉じ、それ
により、X線ストレージフォスファ用の遮光性エンクロ
ージャを得ることができる。側部部材と、前端部材と、
後端部材は、押出し成形されたアルミニウムから形成さ
れ、CRカセッテ用の比較的硬いフレームが与えられ
る。ストレージフォスファは、アルミニウムのフレーム
により形成される内側の周囲内に完全に入れられ、これ
は、アルミニウムフレームは、X線透過材料から形成さ
れる上部パネルと比較すると相対的に高い度合いのX線
吸収率を有するという事実によるものである。従って、
アルミニウムフレームはX線画像がストレージフォスフ
ァ上に露光されると可視となってしまう。
【0004】脊椎全体及び肢全体のX線検査を行うに
は、以下の寸法を含む従来のX線ストレージフォスファ
の長さよりも長いX線画像が必要である。即ち、18c
m×24cm、24cm×30cm、35cm×35c
m、および、35cm×43cmである。35cm×4
3cmは、従来において最も大きい寸法である。脊椎全
体及び肢全体のX線撮影には、100cm以上のX線画
像が与えられることが必要である。
は、以下の寸法を含む従来のX線ストレージフォスファ
の長さよりも長いX線画像が必要である。即ち、18c
m×24cm、24cm×30cm、35cm×35c
m、および、35cm×43cmである。35cm×4
3cmは、従来において最も大きい寸法である。脊椎全
体及び肢全体のX線撮影には、100cm以上のX線画
像が与えられることが必要である。
【0005】特許文献2は、この問題に対する1つの解
決策を開示し、ここでは、複数のコンピューテッド・ラ
ジオグラフィカセッテは、互い違いとなるよう重ねられ
る配置で保持され、それにより、互い違いとなる配置の
長さは、細長い身体の一部の長さに少なくとも等しくな
る。特許文献2には、重なり合うカセッテのX線を吸収
する側部及び端部材のX線撮像の問題に対する解決策は
開示されていない。
決策を開示し、ここでは、複数のコンピューテッド・ラ
ジオグラフィカセッテは、互い違いとなるよう重ねられ
る配置で保持され、それにより、互い違いとなる配置の
長さは、細長い身体の一部の長さに少なくとも等しくな
る。特許文献2には、重なり合うカセッテのX線を吸収
する側部及び端部材のX線撮像の問題に対する解決策は
開示されていない。
【0006】
【特許文献1】米国特許第5,276,333号(19
94年1月4日発行、発明者ロバートソン(Robertso
n))
94年1月4日発行、発明者ロバートソン(Robertso
n))
【特許文献2】欧州特許出願EP0919856A1
(1999年6月2日公開、発明者デワエレ(Dewael
e)外)
(1999年6月2日公開、発明者デワエレ(Dewael
e)外)
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題に対する解決策を提供する。
題に対する解決策を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴によれば、
間に間隔のある上部パネルと下部パネルと、3つの側部
において上部パネルと下部パネル間に延在し、上部パネ
ルと下部パネルを接続する第1の側部部材と、第2の側
部部材と、前端部材を含み、第1の側部部材、第2の側
部部材、及び、前端部材のうち少なくとも1つはX線透
過材料から形成される、5面を有し1つの端が開いてい
るシェルと、後端部材と、上面を有し後端部材から張り
出しているインサートプレートと、インサートプレート
の上面上に配置されるX線ストレージフォスファを含む
ストレージフォスファ組立体を含むコンピューテッド・
ラジオグラフィカセッテを提供する。
間に間隔のある上部パネルと下部パネルと、3つの側部
において上部パネルと下部パネル間に延在し、上部パネ
ルと下部パネルを接続する第1の側部部材と、第2の側
部部材と、前端部材を含み、第1の側部部材、第2の側
部部材、及び、前端部材のうち少なくとも1つはX線透
過材料から形成される、5面を有し1つの端が開いてい
るシェルと、後端部材と、上面を有し後端部材から張り
出しているインサートプレートと、インサートプレート
の上面上に配置されるX線ストレージフォスファを含む
ストレージフォスファ組立体を含むコンピューテッド・
ラジオグラフィカセッテを提供する。
【0008】本発明は以下の利点を有する。
【0009】1.従来のCRカセッテの設計をあまり変
更しなくてよい点。
更しなくてよい点。
【0010】2.CRカセッテ部材の望ましくない画像
を捕捉することなく、長い身体の一部(脊椎、肢等)と
いった細長い対象物を重ねられるCRカセッテ上に捕捉
することができる点。
を捕捉することなく、長い身体の一部(脊椎、肢等)と
いった細長い対象物を重ねられるCRカセッテ上に捕捉
することができる点。
【0011】3.従来のX線機器又はCR読取り装置に
変更を加える必要がない点。
変更を加える必要がない点。
【0012】4.カセッテの周囲部材用のX線透過材料
は、費用及び重量の点から有利である点。プラスチック
が使用される場合、プラスチックは、カセッテの外観を
変えるために多くの異なる色に押出し成形することがで
きる点。
は、費用及び重量の点から有利である点。プラスチック
が使用される場合、プラスチックは、カセッテの外観を
変えるために多くの異なる色に押出し成形することがで
きる点。
【0013】5.カセッテは、乳房撮影における胸壁と
いったように身体部分に非常に近づけて撮像するために
使用することができる点。
いったように身体部分に非常に近づけて撮像するために
使用することができる点。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を、図面を参照しながら説
明する。図1乃至図4に示すように、コンピューテッド
・ラジオグラフィカセッテ10は、矩形の上部パネル1
4と矩形の下部パネル16と、第1の側部部材18と、
第2の側部部材20と、前端部材22を含むシェル12
を含む。第1の側部部材18と、第2の側部部材20
と、前端部材22は、上部パネル14と下部パネル16
を接続して、開いている端24を有する5面のキャビテ
ィを形成する。カセッテ10は更に、後端部材28と、
上面を有し後端部材28から張り出しているインサート
プレート30と、インサートプレート30の上面に配置
されるX線ストレージフォスファ32を有するストレー
ジフォスファ組立体26(図4参照)を含む。後端部材
28は、後端部材28の内部にアクセスして、後端部材
28に摺動可能に取り付けられるラッチバーを掛けたり
外したりするための開口29、31を含む。(このよう
なラッチを掛けたり外したりするラッチ/アンラッチ組
立体のより詳細な説明は、特許文献1を参照された
い。)シェルの側部部材18及び側部部材20はそれぞ
れ、コーナ構造60、62を有し、後端部材28の端部
64、66を係合させる。コーナ構造60、62のL字
型の構成と端部64、66は、カセッテ10が落とされ
た場合に力を分散して、ラッチ/アンラッチ組立体がジ
ャムすることを阻止する。
明する。図1乃至図4に示すように、コンピューテッド
・ラジオグラフィカセッテ10は、矩形の上部パネル1
4と矩形の下部パネル16と、第1の側部部材18と、
第2の側部部材20と、前端部材22を含むシェル12
を含む。第1の側部部材18と、第2の側部部材20
と、前端部材22は、上部パネル14と下部パネル16
を接続して、開いている端24を有する5面のキャビテ
ィを形成する。カセッテ10は更に、後端部材28と、
上面を有し後端部材28から張り出しているインサート
プレート30と、インサートプレート30の上面に配置
されるX線ストレージフォスファ32を有するストレー
ジフォスファ組立体26(図4参照)を含む。後端部材
28は、後端部材28の内部にアクセスして、後端部材
28に摺動可能に取り付けられるラッチバーを掛けたり
外したりするための開口29、31を含む。(このよう
なラッチを掛けたり外したりするラッチ/アンラッチ組
立体のより詳細な説明は、特許文献1を参照された
い。)シェルの側部部材18及び側部部材20はそれぞ
れ、コーナ構造60、62を有し、後端部材28の端部
64、66を係合させる。コーナ構造60、62のL字
型の構成と端部64、66は、カセッテ10が落とされ
た場合に力を分散して、ラッチ/アンラッチ組立体がジ
ャムすることを阻止する。
【0015】エッジガード94、96と、前端102
は、インサートプレート30に加わる力を吸収且つ分散
するバンパーシステムを与える。
は、インサートプレート30に加わる力を吸収且つ分散
するバンパーシステムを与える。
【0016】図5は、カセッテ10のシェル12の構成
要素をより詳細に示す。側部部材18は、中央凹部75
と、外側フランジ70、72と、内側フランジ74、7
6を有し、これらは、上部パネル14と下部パネル16
を接続する。下部パネル16は、後端部材28における
ラッチ組立体と係合するためのノッチ領域78を有す
る。
要素をより詳細に示す。側部部材18は、中央凹部75
と、外側フランジ70、72と、内側フランジ74、7
6を有し、これらは、上部パネル14と下部パネル16
を接続する。下部パネル16は、後端部材28における
ラッチ組立体と係合するためのノッチ領域78を有す
る。
【0017】本発明によれば、1つ以上の側部部材1
8、20と前端部材22は、特許文献1に開示されるC
Rカセッテに使用されるX線不透過アルミニウムではな
く、高分子材料といったX線透過材料から形成される。
細長いX線画像を捕捉する際にアルミニウムから形成さ
れる側部部材及び前端部材を有するカセッテを積み重ね
ることによる問題は小さくされる。というのは、X線透
過性の周囲部材は、積み重ねられるカセッテ内の重ねあ
わされたストレージフォスファ上に撮像されないからで
ある。更に、カセッテ内のストレージフォスファは、乳
房撮影といった応用に使用するために、カセッテ壁まで
広げることができる。
8、20と前端部材22は、特許文献1に開示されるC
Rカセッテに使用されるX線不透過アルミニウムではな
く、高分子材料といったX線透過材料から形成される。
細長いX線画像を捕捉する際にアルミニウムから形成さ
れる側部部材及び前端部材を有するカセッテを積み重ね
ることによる問題は小さくされる。というのは、X線透
過性の周囲部材は、積み重ねられるカセッテ内の重ねあ
わされたストレージフォスファ上に撮像されないからで
ある。更に、カセッテ内のストレージフォスファは、乳
房撮影といった応用に使用するために、カセッテ壁まで
広げることができる。
【0018】脊椎又は肢全体といった細長い対象物のX
線画像を獲得するために、本発明の2つ以上のCRカセ
ッテが重ね合わされ、それにより、カセッテ内にあるス
トレージフォスファが重なり合うようにされる。このよ
うなコンピューテッド・ラジオグラフィカセッテシステ
ムは、重ねあわされたストレージフォスファ上へのX線
透過性の側部部材及び端部材がX線撮像されることを最
小にする。
線画像を獲得するために、本発明の2つ以上のCRカセ
ッテが重ね合わされ、それにより、カセッテ内にあるス
トレージフォスファが重なり合うようにされる。このよ
うなコンピューテッド・ラジオグラフィカセッテシステ
ムは、重ねあわされたストレージフォスファ上へのX線
透過性の側部部材及び端部材がX線撮像されることを最
小にする。
【0019】図6は、3つの重ねあわされた本発明のC
Rカセッテ80、82、及び、84を含むCRカセッテ
システムを示す。図示するように、CRカセッテ80
は、ラッチ/アンラッチ組立体を含む後端部材86と、
X線透過性の側部部材92、94と、X線を通しても通
さなくてもよい前端部材104を含む。同様に、CRカ
セッテ82は、後端部材88、X線透過性の側部部材9
6、98と、前端部材106を含み、CRカセッテ84
は、後端部材90と、X線透過性の側部部材100、1
02と、前端部材108を含む。CRカセッテ80、8
4は、CRカセッテ82の上に重なる。カセッテ80の
上部パネル110と、カセッテ82の上部パネル112
と、カセッテ84の上部パネル114は、カセッテ80
の側部部材94とカセッテ84の側部部材100と同様
にX線透過性である。したがって、上部パネル110、
112、114と、側部部材94、100を通りカセッ
テ80、82、84に含まれる重ね合わされたストレー
ジフォスファ上に投影される細長いX線画像は、ストレ
ージフォスファ上に側部部材94、100のX線画像を
生成しない。この特徴は蓄積される細長いX線画像の劣
化をかなり減少する。
Rカセッテ80、82、及び、84を含むCRカセッテ
システムを示す。図示するように、CRカセッテ80
は、ラッチ/アンラッチ組立体を含む後端部材86と、
X線透過性の側部部材92、94と、X線を通しても通
さなくてもよい前端部材104を含む。同様に、CRカ
セッテ82は、後端部材88、X線透過性の側部部材9
6、98と、前端部材106を含み、CRカセッテ84
は、後端部材90と、X線透過性の側部部材100、1
02と、前端部材108を含む。CRカセッテ80、8
4は、CRカセッテ82の上に重なる。カセッテ80の
上部パネル110と、カセッテ82の上部パネル112
と、カセッテ84の上部パネル114は、カセッテ80
の側部部材94とカセッテ84の側部部材100と同様
にX線透過性である。したがって、上部パネル110、
112、114と、側部部材94、100を通りカセッ
テ80、82、84に含まれる重ね合わされたストレー
ジフォスファ上に投影される細長いX線画像は、ストレ
ージフォスファ上に側部部材94、100のX線画像を
生成しない。この特徴は蓄積される細長いX線画像の劣
化をかなり減少する。
【0020】図6は、カセッテの長い側部が重ね合わさ
れ、積み重ねられたカセッテを示すが、一方、図7は、
ラッチ組立体を含む後端部材の寸法が長く、CRカセッ
テの短い側部が重ねあわされる本発明のCRカセッテシ
ステムを示す。図示するように、カセッテ200、20
2、204、及び、206は、それぞれのラッチ組立体
を含む後端部材208、210、212、及び、214
と、それぞれの側部部材216と218、220と22
2、224と226、228と230と、それぞれの前
端部材232、234、236、及び、238を有して
重ねあわされる。側部部材216乃至230はX線透過
材料から形成される。
れ、積み重ねられたカセッテを示すが、一方、図7は、
ラッチ組立体を含む後端部材の寸法が長く、CRカセッ
テの短い側部が重ねあわされる本発明のCRカセッテシ
ステムを示す。図示するように、カセッテ200、20
2、204、及び、206は、それぞれのラッチ組立体
を含む後端部材208、210、212、及び、214
と、それぞれの側部部材216と218、220と22
2、224と226、228と230と、それぞれの前
端部材232、234、236、及び、238を有して
重ねあわされる。側部部材216乃至230はX線透過
材料から形成される。
【0021】図8は、2つのCRカセッテが端と端で重
ね合わされたCRカセッテシステムを示す。このような
場合、前端部材はX線透過材料であるが、側部部材はX
線透過性であることは好適ではあるが、必須ではない。
図示するように、CRカセッテ300、302は、ラッ
チ組立体を含む後端部材304、306と、前端部材3
08、310と、側部部材312と314、316と3
18を含む。前端部材308、310はX線透過材料か
ら形成される。
ね合わされたCRカセッテシステムを示す。このような
場合、前端部材はX線透過材料であるが、側部部材はX
線透過性であることは好適ではあるが、必須ではない。
図示するように、CRカセッテ300、302は、ラッ
チ組立体を含む後端部材304、306と、前端部材3
08、310と、側部部材312と314、316と3
18を含む。前端部材308、310はX線透過材料か
ら形成される。
【0022】図9は、本発明のもう1つの実施例を示
す。図示するように、CRカセッテ400は、前端部材
402と、上部パネル404と、下部パネル406と、
インサートプレート410上に配置されるストレージフ
ォスファ408を含む。前端部材402は、X線透過材
料から形成される外側フランジ412、414と、内側
フランジ416、418と、内側フランジ416と41
8の間にある前壁422を有する溝420を有する。外
側フランジ412及び内側フランジ416はX線透過性
材料から形成されるので、インサートプレート410上
のストレージフォスファ408は、溝402の前壁42
2まで広げられる。この特徴は、カセッテ400が患者
の胸壁に接触して配置される乳房撮影といった応用にお
いて有利である。外側フランジ412及び内側フランジ
416の下までストレージフォスファ408を広げるこ
とにより、患者の胸部のより完璧なX線撮像が可能にさ
れる。
す。図示するように、CRカセッテ400は、前端部材
402と、上部パネル404と、下部パネル406と、
インサートプレート410上に配置されるストレージフ
ォスファ408を含む。前端部材402は、X線透過材
料から形成される外側フランジ412、414と、内側
フランジ416、418と、内側フランジ416と41
8の間にある前壁422を有する溝420を有する。外
側フランジ412及び内側フランジ416はX線透過性
材料から形成されるので、インサートプレート410上
のストレージフォスファ408は、溝402の前壁42
2まで広げられる。この特徴は、カセッテ400が患者
の胸壁に接触して配置される乳房撮影といった応用にお
いて有利である。外側フランジ412及び内側フランジ
416の下までストレージフォスファ408を広げるこ
とにより、患者の胸部のより完璧なX線撮像が可能にさ
れる。
【図1】本発明のコンピューテッド・ラジオグラフィカ
セッテを示す斜視図である。
セッテを示す斜視図である。
【図2】図1のカセッテを示す底面図である。
【図3】図1のカセッテのストレージフォスファ組立体
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】図3のストレージフォスファ組立体を示す側面
図である。
図である。
【図5】図1のカセッテのシェルを示す部分拡大図であ
る。
る。
【図6】本発明のコンピューテッド・ラジオグラフィカ
セッテシステムを示す図である。
セッテシステムを示す図である。
【図7】本発明のコンピューテッド・ラジオグラフィカ
セッテシステムを示す図である。
セッテシステムを示す図である。
【図8】本発明のコンピューテッド・ラジオグラフィカ
セッテシステムを示す図である。
セッテシステムを示す図である。
【図9】本発明のもう1つの実施例の部分断面図であ
る。
る。
10 CRカセッテ
12 シェル
14 上部パネル
16 下部パネル
18 第1の側部部材
20 第2の側部部材
22 前端部材
24 開いている端
26 ストレージフォスファ組立体
28 後端部材
29 開口
30 インサートプレート
31 開口
60、62 コーナ構造
64、66 後端部材の端部
70、72 外側フランジ
74、76 内側フランジ
78 ノッチ領域
75 中央凹部
80、82、84 本発明のCRカセッテ
86、88、90 後端部材
92、94、96、98、100、102 X線透過性
の側部部材 94、96 エッジガード 102 前端 104、106、108 前端部材 110、112、114 上部パネル 200、202、204、206 本発明のCRカセッ
テ 208210、212、214 後端部材 216、218、220、222、224、226、2
28、230 側部部材 232、234、236、238 前端部材 300、302 本発明のCRカセッテ 304、306 後端部材 308、310 前端部材 312、314、316、318 側部部材 400 本発明のCRカセッテ 402 前端部材 404 上部パネル 406 下部パネル 408 ストレージフォスファ 410 インサートプレート 412、414 外側フランジ 416、418 内側フランジ 420 溝 422 前壁
の側部部材 94、96 エッジガード 102 前端 104、106、108 前端部材 110、112、114 上部パネル 200、202、204、206 本発明のCRカセッ
テ 208210、212、214 後端部材 216、218、220、222、224、226、2
28、230 側部部材 232、234、236、238 前端部材 300、302 本発明のCRカセッテ 304、306 後端部材 308、310 前端部材 312、314、316、318 側部部材 400 本発明のCRカセッテ 402 前端部材 404 上部パネル 406 下部パネル 408 ストレージフォスファ 410 インサートプレート 412、414 外側フランジ 416、418 内側フランジ 420 溝 422 前壁
Claims (3)
- 【請求項1】 間に間隔のある上部パネルと下部パネル
と、3つの側部において上記上部パネルと上記下部パネ
ルとの間に延在し上記上部パネルと上記下部パネルとを
接続する第1の側部部材と、第2の側部部材と、前端部
材とを含み、上記第1の側部部材、上記第2の側部部
材、及び、上記前端部材のうち少なくとも1つはX線透
過材料から形成される、5面を有し1つの端が開いてい
るシェルと、 後端部材と、上面を有し上記後端部材から張り出してい
るインサートプレートと、上記インサートプレートの上
記上面上に配置されるX線ストレージフォスファとを含
むストレージフォスファ組立体とを含むコンピューテッ
ド・ラジオグラフィカセッテ。 - 【請求項2】 上記第1の側部部材及び上記第2の側部
部材は、X線透過材料から形成される請求項1記載のカ
セッテ。 - 【請求項3】 上記前端部材はX線透過材料から形成さ
れる請求項1記載のカセッテ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/012,120 US6614032B2 (en) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | Computed radiography cassette with x-ray transmissive edges |
US012120 | 2001-12-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002308405A Pending JP2003190131A (ja) | 2001-12-03 | 2002-10-23 | X線透過エッジを有するコンピューテッドラジオグラフィカセッテ |
Country Status (3)
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---|---|
US (1) | US6614032B2 (ja) |
EP (1) | EP1316844A1 (ja) |
JP (1) | JP2003190131A (ja) |
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US9820703B2 (en) | 2014-11-17 | 2017-11-21 | Carestream Health, Inc. | Tiled digital radiography detectors for long-length imaging |
US10638986B2 (en) | 2014-11-17 | 2020-05-05 | Carestream Health, Inc. | Modular single shot digital radiography for long-length imaging |
PH12015000411A1 (en) * | 2014-12-04 | 2017-06-14 | Canon Kk | Radiation imaging system |
JP6072102B2 (ja) * | 2015-01-30 | 2017-02-01 | キヤノン株式会社 | 放射線撮影システム及び放射線撮影方法 |
CN105832353B (zh) * | 2015-01-30 | 2020-11-06 | 佳能株式会社 | 放射线摄像系统 |
US10368823B2 (en) * | 2015-01-30 | 2019-08-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Radiographing apparatus, control apparatus, control method, and storage medium |
US20210048543A1 (en) * | 2019-08-13 | 2021-02-18 | Vieworks Co., Ltd. | X-ray detector cover and x-ray detector having same |
US11253212B2 (en) * | 2020-01-07 | 2022-02-22 | General Electric Company | Tileable X-ray detector cassettes |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4107538A (en) * | 1976-12-08 | 1978-08-15 | International Med-Electronics, Inc. | Cassette for portable X-ray camera |
US4827136A (en) * | 1987-11-27 | 1989-05-02 | Bishop Jr Gerald L | Cassette having photostimulable luminescent substrate |
DE8807986U1 (de) * | 1988-06-21 | 1988-08-11 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Röntgenkassette für einen Speicherleuchtschirm |
DE8814270U1 (de) * | 1988-11-15 | 1988-12-29 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Röntgenaufnahmekassette für mit einer Phosphorschicht versehene Folien |
IT1230335B (it) * | 1989-07-12 | 1991-10-18 | Minnesota Mining & Mfg | Cassetta con schermi di rinforzo per uso con un film radiografico. |
US5065866A (en) * | 1990-11-21 | 1991-11-19 | Eastman Kodak Company | Storage phosphor cassette assembly |
US5276333A (en) | 1991-11-27 | 1994-01-04 | Eastman Kodak Company | X-ray cassette having removable photographic element |
US5869839A (en) * | 1997-05-23 | 1999-02-09 | Eastman Kodak Company | Storage phosphor cassette with enhanced features |
US6191426B1 (en) * | 1997-11-10 | 2001-02-20 | Konica Corporation | Cassette |
DE69733689T2 (de) | 1997-12-01 | 2006-05-18 | Agfa-Gevaert | Verfahren und Vorrichtung zur Aufzeichnung eines Strahlungsbildes von einem länglichen Körper |
-
2001
- 2001-12-03 US US10/012,120 patent/US6614032B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002308405A patent/JP2003190131A/ja active Pending
- 2002-11-21 EP EP02079854A patent/EP1316844A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6614032B2 (en) | 2003-09-02 |
EP1316844A1 (en) | 2003-06-04 |
US20030102439A1 (en) | 2003-06-05 |
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