JPH11160485A - 制御棒操作シーケンスデータ設定装置 - Google Patents

制御棒操作シーケンスデータ設定装置

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JPH11160485A
JPH11160485A JP9329854A JP32985497A JPH11160485A JP H11160485 A JPH11160485 A JP H11160485A JP 9329854 A JP9329854 A JP 9329854A JP 32985497 A JP32985497 A JP 32985497A JP H11160485 A JPH11160485 A JP H11160485A
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Application number
JP9329854A
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Hiroharu Chiba
大春 千葉
Shunji Takahashi
俊二 高橋
Katsuhiko Miyagawa
克彦 宮川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視覚的に見やすくすると共に、データの入力ミ
スが少なくなるような画面表示ができるシーケンスデー
タ設定装置を提供すること。 【解決手段】本発明は、表示手段に表示されるシーケン
スデータの設定画面、および参照画面を、制御棒の全引
き抜き位置から全挿入位置までの関係を示す棒グラフに
よって表し、この棒グラフに制御棒操作の設定位置を識
別するための印と、この印の近傍位置に設定値、および
その設定位置までの引き抜き順番を示す番号とを表示し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉制御棒のシ
ーケンスデータ設定装置に係り、特にシーケンスデータ
設定時および参照時のディスプレイ上での表示形式を制
御する制御棒操作シーケンスデータ設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、原子炉の運転は、予め登録された
シーケンスデータに従って制御棒駆動制御装置が制御棒
を操作することにより行われている。この制御棒の引き
抜き操作は、複数の制御棒を1つの単位(ギャンググル
ープ。以下、グループという)として引き抜くものであ
り、シーケンスデータとはそれらグループごとの引き抜
き手順を指示するデータである。これまでシーケンスデ
ータの作成は、紙ベースで作成されたデータを元にして
コンピュータへキーボード等から1手順毎にデータ入力
していき、たとえば特開平7−12975号公報の図2記載の
表形式のように右下がりの形でCRTディスプレイ上に
表示される。入力するデータ項目としては、各手順にお
ける手順番号と目標ステップ位置とがあり、このデータ
値が数字のまま表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のシー
ケンスデータ設定方法では、CRTディスプレイの画面
内に手順番号データと目標ステップ位置データが数字の
まま表示されるため、シーケンスデータ全体が煩雑とし
て非常に見づらく、入力ミスが起きやすい状況でデータ
の作成を行っていた。また、シーケンスデータは通常起
動時において、約200〜300の手順が必要であり、
従来の表形式入力方式ではシーケンスデータの表がかな
り大きなものとなるため、現在使用しているワークステ
ーションやパソコンのCRTディスプレイの画面内に
は、シーケンスデータの表全体を1つの画面内に表示す
ることができず、さらに、データが必ずしも手順通りに
並んでいるわけではないため、設定したい手順番号が画
面内に存在しないということが発生し、その場合は画面
をスクロールさせる必要があった。しかしながら、数字
が羅列されたCRTディスプレイの画面をスクロールさ
せると非常に見づらくなり、誤った座標にデータを入力
したり、誤った手順番号を入力する恐れが出てくる。万
一、データに入力ミスがあった場合には、制御棒の引き
抜き動作が中断される場合もあり、原子炉を運転する上
で効率の低下につながってしまう。
【0004】本発明の目的は、表示画面を視覚的に見や
すくし、データの入力ミスが少なくなるような制御棒操
作シーケンスデータ設定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、表示手段に表示されるシーケンスデータの
設定画面、および参照画面に、制御棒の全引き抜き位置
から全挿入位置までの関係を示す棒グラフと、この棒グ
ラフに制御棒操作の設定位置を識別するための印と、こ
の印の近傍位置に設定値、およびその設定位置までの引
き抜き順番を示す番号とを表示することを特徴とする。
【0006】上記の構成によれば、棒グラフを制御棒に
見たてて設定でき、又、設定位置を印によって表してい
るため、制御棒の状態が視覚的に理解し易くなると共
に、引き抜き順番が追いやすくなる。よって、データの
入力やチェックが容易になると共に、データの入力ミス
を減少させることができ、その結果、原子炉の運転効率
の低下も防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて説明する。
【0008】図1は本発明における原子炉監視装置の全
体構成図を示している。図1において、原子炉1内の制
御棒2の駆動は、制御棒2を引き抜く手順データである
シーケンスデータ3を予め登録し、制御棒駆動制御装置
4を運転させることにより行われる。このシーケンスデ
ータ3の作成は、データを入力するマウス,キーボード
等の入力装置6と、データを表示するCRTディスプレ
イ等の表示装置8と、この入力装置6から入力されたデ
ータを加工するとともに、表示装置8に表示させるワー
クステーション等の計算機7とにより構成されるデータ
設定装置9により行われる。計算機7は操作シーケンス
を作成する。また、パターン監視装置5は制御棒位置の
状態パターンを監視するものであり、シーケンスデータ
3に基づいて制御棒駆動制御装置4が動作する直前にそ
の手順操作後の制御棒位置の状態パターンを計算し、制
御棒位置の状態パターンに違反があった場合には制御棒
2の運転を中止する。
【0009】図2は計算機7の内部構成を示した図であ
る。701はCRTディスプレイ上に表示するデータ設
定画面等の画面フォーマットを格納する画面フォーマッ
トデータ格納部、702はデータを設定する設定モード
とデータを参照する参照モード等のモードを記憶してお
くモード記憶部、703は入力装置6からの入力信号に
よりモード記憶部702からある特定のモードを選択す
るモード選択部である。705はシーケンスデータを設
定する上で頻繁に使われるパターンを何パターンか記憶
させておくパターンデータ格納部であり、704は入力
装置6からの入力信号によりパターンデータ格納部70
5に格納されているパターンデータからある特定のパタ
ーンデータを選び出すパターンデータ設定部、706は
シーケンスデータを入力する手順番号を記憶させておく
入力手順番号データ格納部、707はシーケンスデータ設
定時に入力装置6からの情報により入力手順番号データ
格納部706や後述する制御棒位置計算部710からデ
ータを受け取り、シーケンスデータの基本的データを作
成するデータ設定部である。708は制御棒のギャング
グループを登録しておくグループ番号データ格納部、7
09はCRTディスプレイ上でギャンググループとギャ
ンググループを更に細かく分類したサブグループとに表
示切替するサブグループ統合解除部、710はデータ設
定時に(マウス)ポインタの位置を計算する制御棒位置
計算部、711はCRT等ディスプレイ上の表示をシー
ケンスデータの設定、参照画面を表示させるシーケンス
データ表示部7111と、制御棒の状態を概念的に表し
た状態図を表示させる制御棒状態図表示部7112とに
切替える表示画面切替部である。
【0010】図3はシーケンスデータ設定時の画面構成
を表している。CRT画面内には制御棒に見立てた横長
の棒グラフ11が縦に5本表示されており、各棒グラフ
11の左横にはそれぞれのグループを表すグループ名1
2が表示される。ここに表示されるグループ名12は、
予め所定のグループ名を登録しておいた図2に示すグル
ープ番号データ格納部708から該当するグループ名を
取り出し表示したものである。棒グラフ内に示された縦
棒13は制御棒の設定位置を示しており、その上には制
御棒の設定位置を数値的に表した制御棒設定値15が表
示される。また、縦棒13の左横には制御棒の引き抜き
手順を示す手順番号14が表示される。なお、棒グラフ
11内の縦棒13の位置が、隣接する上の棒グラフ11
内の縦棒13の位置と一致する場合、制御棒目標値15
はその上の棒グラフ11のみに付けられる。したがっ
て、グループ1における手順1と、グループ2における
手順4のように縦棒13が共に同じ値(ここでは60)
に設定されているような場合には、グループ1にのみ制
御棒目標値15を付し、グループ2の制御棒目標値15
の欄は空欄のままにしておく。画面右側には上から棒グ
ラフ11内のマウスポインタの位置を表す制御棒位置表
示部16、画面上に表示されるサブグループ単位の棒グ
ラフ11をグループ単位の棒グラフ11に切替表示した
り、逆にグループ単位の棒グラフ11をサブグループ単
位の棒グラフ11に切替表示するサブグループ統合・解
除スイッチ17,シーケンスデータを設定する上で頻繁
に使われるパターンを設定する場合に使われるパターン
設定スイッチ18,ディスプレイ上に表示される画面を
シーケンスデータを設定する画面と、設定したシーケン
スデータを参照する画面とに切替え表示する参照モード
スイッチ19と、設定モードスイッチ20が配置されて
いる。
【0011】まず、シーケンスデータの設定方法を図2
乃至図4を用いて説明する。
【0012】シーケンスデータの設定は、まず設定モー
ドスイッチ20を選択することにより行われる。この
時、図2中の入力装置6から設定モードを選択する信号
がモード選択部703に送られ、モード記憶部702か
ら設定モードが選択される。そして、その信号が表示制
御部720に入力され、設定モードの画面(図3)がC
RTディスプレイ等の表示装置8に表示される。ここ
で、図4に示すようにマウス等の入力装置6のポインタ
21を設定したいグループ名12に合わせて確定させる
ことにより(21(a)の状態)、そのグループの棒グ
ラフ11が設定可能(アクティブな状態)になる。この
時、マウスポインタ21を設定可能なグループの棒グラ
フ11内で移動させると、そのマウスポインタ21の位
置が制御棒位置表示部16に表示される。この処理を図
2を用いて説明する。入力装置6(現在のマウスポイン
タ21)の位置情報が制御棒位置計算部710に入力さ
れ、この制御棒位置計算部710で入力装置6の位置を
計算し、表示制御部720を介して表示装置8に表示す
る。図4に戻り、シーケンスデータの設定は、制御棒位
置表示部16の値を見ながらアクティブな状態の棒グラ
フ11内で設定操作することにより棒グラフ11内に縦
棒13が刻まれる。そして、その縦棒13の横と上に
は、それぞれ手順番号14と制御棒目標値15が自動的
に付与される。この場合の処理は、図2中の入力装置6
からの情報がデータ設定部707に入力され、この情報
に従って入力手順番号データ格納部706からは現在の
入力手順番号が、制御棒位置計算部710からは現在の
制御棒位置がそれぞれ選択され、これらデータをデータ
設定部707のフィードバックして表示制御部720を
介して表示装置8に表示させるようになっている。以上
のシーケンスデータの設定は、棒グラフ11のアクティ
ブ状態を解除するまで連続入力することが可能で、他の
グループのグループ番号12を指定することによりこれ
までの棒グラフ11のアクティブ状態が解除される。
【0013】次に、手順番号14を変更する方法につい
て説明する。
【0014】手順番号14を変更する場合には、マウス
ポインタ21を手順番号14に合わせてクリックし(2
1(b)の状態)、手順番号14を変更可能(アクティ
ブな状態)にしてキーボード等の入力装置6より希望の
番号を入力することにより変更が行える。この手順番号
14の変更の一例を図5を用いて説明する。図5(a)は
手順番号14を大きな番号に変更する場合の例であり、
手順番号14の「4」番目を「8」番目に変更すること
により以下、「5」番目から「8」番目の手順番号14
が1手順ずつ自動的に繰り上がる。また、図5(b)
は、手順番号14を小さな番号に変更する場合の例であ
り、手順番号14の「9」番目を「5」番目に変更する
ことにより、手順番号14の「5」番目から「8」番目
までが1手順ずつ自動的に繰り下がる。再び図4に戻
り、削除したい部分をマウスポインタ21で囲み(21
(c)の状態)複数の設定を一括で削除できる機能や、
すでに設定しているシーケンスデータの縦棒13を横に
移動させることにより(21(d)の状態)、設定して
あるデータを簡単に変更することができる。
【0015】次にサブグループ統合・解除機能について
説明する。図4ではグループ3が3A,3B,3Cとい
うサブグループ表示されている。このサブグループ3
A,3B,3Cを併せてグループ3として表示したい場
合には、サブグループ統合・解除スイッチ17を選択す
る。すると、図2中のサブグループ統合解除部709に
サブグループ統合の指令信号が送られ、サブグループ統
合の処理が行われる。このサブグループ統合の処理を図
6のフローチャートおよび図7を用いて説明する。図6
のステップS1でサブグループ統合が選ばれるとステッ
プS2へ進む。ステップS2では各サブグループで設定
されている制御棒目標位置である縦棒13が他のサブグ
ループで同じ位置に設定されているか判定して、もし全
てのサブグループで同じ制御棒目標位置が設定されてい
れば、ステップS4へ進み、その制御棒目標位置に縦棒
13を引く処理を行う。もし、サブグループのうち1つ
でもその制御棒目標位置が欠けているサブグループがあ
れば、ステップS3へ進み、縦棒13の半分の長さの縦
棒13′を引く処理を行う。ステップS5へ進む。ステ
ップS5では縦棒13′の右横に該当するグループを識
別することができる符号22を付す処理を行う。ステッ
プS4、およびステップS5の処理の後はステップS6
へ進み、ステップS6では縦棒13および縦棒13′の
左横に手順番号14を付す処理を行う。以上のサブグル
ープ統合処理が行われると、図4中のサブグループ3
A,3B,3Cが、図7に示すようにグループ3に統合
され表示される。
【0016】次にパターン設定の機能について説明す
る。
【0017】図4のパターン設定スイッチ18を選択す
ると、図8に示すようにシーケンスデータにおける特徴
的なパターンを設定するパターン設定画面181が表示
される。パターン設定画面181内にはパターン名称1
82の他、いくつかの入力項目が存在する。パターン名
称182にはいくつかの特徴的なパターンが登録されて
おり、この中から1つのパターンを選択するようになっ
ている。本実施例ではルール1という名称のパターンを
選択し、順序パラメータ183に3B→3C→3A,目
標制御棒位置パラメータ184に40、刻み幅パラメー
タ185に10とそれぞれ入力した例である。ここで用
いたルール1とは、サブグループを順序パラメータ18
3で指定した順番に、目標制御棒位置パラメータ184
で指定した目標制御棒位置まで、刻み幅パラメータ18
5で指定した刻み幅で引き抜くというルールである。以
上のように設定し、実行キー186を選択すると、エリ
ア187に示すようにシーケンスデータが設定される。
このパターンデータの設定処理は図2のパターンデータ
設定部704にて行われ、パターン名称182に登録さ
れるいくつかの特徴的なパターンはパターンデータ格納
部705に格納されている。参照モード19は、設定し
たシーケンスデータを確認するためのモードである。
【0018】したがって本実施例の構成によれば、棒グ
ラフを制御棒に見たてて設定でき、又、設定位置を印に
よって表しているため、制御棒の状態が視覚的に理解し
易くなると共に、引き抜き順番が追いやすくなる。よっ
て、データの入力やチェックが容易になると共に、デー
タの入力ミスを減少させることができ、その結果、原子
炉の運転効率の低下も防止できる。また、入力装置6と
してマウスを使用しているので、操作が容易になると共
に、単純な入力ミスを減らすことができる。
【0019】図9から図12に、本発明の他の表示画面
例を示す。
【0020】図9は棒グラフ11に視覚的な変化を付け
て表示した例である。参照モード19を選択してマウス
ポインタ21で棒グラフ11内のある領域を指定すると
(本実施例では手順番号21の領域を指している)、そ
の指定した手順領域までの操作完了部分23の色、若し
くは模様が変化し、操作未完了部分24とは区別して表
示される。また、サブグループ統合スイッチ17を選択
すると、図10に示すように、サブグループ3A,3
B,3Cがグループ3に統合され表示される。しかしな
がら、図9に示すようにサブグループ3A,3B,3C
において指定した手順領域までの操作完了部分23の制
御棒設定位置が異なる場合がある。このような場合に
は、図10中グループ3の棒グラフ11内の23,23
a,23bのように、各サブグループの操作完了度合い
に従って表示色、若しくは表示模様を異ならせて表示さ
せる。ここでグループ3の棒グラフ11内の23はサブ
グループ3A,3B,3C全てが操作完了、23aはサ
ブグループ3Bと3Cが操作完了、23bはサブグルー
プ3Bが操作完了したことを示している。そして、23
a,23bについては凡例23a′,23b′を表示し
てある。
【0021】また、図9の25は手順番号検索エリアで
あり、ある手順番号における制御棒の設定位置を検索
し、瞬時に表示できる機能である。この手順番号検索エ
リア25の枠内にキーボード等の入力装置6により検索
したい手順番号を入力し、確定キーを押すことにより、
その指定された手順番号を含む棒グラフ11が検索され
ると同時に表示画面がスクロールし、この棒グラフ11
を含むシーケンスデータ画面がCRTディスプレイ内に
表示される。この処理は図11に示すように、入力装置
6から出力された信号が手順番号検索部712に入力さ
れ、指定された手順番号が検索される。手順番号検索部
712から出力された検索結果は表示制御部720に取
り込まれ、ここで検索した手順番号を含む制御棒11の
シーケンスデータ画面を表示するようCRTディスプレ
イ等の表示装置8に命令を与える。この機能により、指
定した手順番号を含むシーケンスデータの設定画面を瞬
時に表示させることができるので、シーケンスデータの
確認や修正時の作業が非常に容易になる。
【0022】その他、制御棒状態図スイッチ26を選択
すると、CRTディスプレイ等の表示装置8の画面がシ
ーケンスデータ設定の画面から図12(a)に示すよう
な制御棒を概念的に表した制御棒状態図へと切り替わ
る。また、ある手順領域を指定してから制御棒状態図2
6スイッチを選択すると、図12(b)に示すように、
その指定した手順における制御棒の操作状況を全引き抜
き26a,引き抜き途中26b,未引き抜き26cの3
段階に分け、色、若しくは模様を変えて表示させ、その
凡例26a′,26b′,26c′を画面右側に表示さ
せる。このように状態図を制御棒の操作状況に応じて識
別表示させることにより、その指定した手順までの制御
棒の操作状況が視覚的に理解し易くなる。
【0023】なお、本実施例では入力装置6としてマウ
スを用いているが、キーボードやライトペン等を用いて
も構わない。
【0024】また、本実施例では制御棒の操作設定位置
を表すものとして棒グラフ11内に縦棒13を設けてい
るが、その他の操作設定位置を表すものとして棒グラフ
11に矢印や三角形の様な目印を付けてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明のシーケンスデータ設定装置は、
制御棒の駆動を制御するシーケンスデータの設定を行う
ための装置であって、データの入力を行う入力手段と、
該入力手段から入力されたデータに基づいてシーケンス
データを作成する計算機と、該計算機により作成したシ
ーケンスデータを表示する表示手段とを備えたシーケン
スデータを設定装置において、表示手段に表示されるシ
ーケンスデータの設定画面、および参照画面が、制御棒
の全引き抜き位置から全挿入位置までの関係を示す棒グ
ラフで表され、この棒グラフに制御棒操作の設定位置を
識別するための印と、この印の近傍位置に設定値、およ
びその設定位置までの引き抜き順番を示す番号とを表示
するようにしたので、棒グラフを制御棒に見たてて設定
でき、制御棒の状態が視覚的に理解し易くなると共に、
引き抜き順番が追いやすくなり、データの入力、および
チェックが容易になると共に、データの入力ミスを減少
させることができ、また、原子炉の運転効率の低下も防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す原子炉監視装置の全体
構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示すシーケンスデータ設定
装置のブロック図である。
【図3】本発明のシーケンスデータ設定装置の表示例を
示す図である。
【図4】本発明のシーケンスデータ設定方法を説明する
図である。
【図5】手順番号修正の方法を説明するアルゴリズムで
ある。
【図6】サブグループ統合のフローチャートである。
【図7】サブグループ統合した場合の表示例を示す図で
ある。
【図8】シーケンスデータの特徴的なパターンを設定す
る場合の表示例を示す平面図である。
【図9】本発明のシーケンスデータの他の表示例を示す
図である。
【図10】図9のサブグループをグループ統合した例を
示す図である。
【図11】図2に手順番号機能を付加したブロック図で
ある。
【図12】原子炉炉心における制御棒断面を概念的に示
した状態図である。
【符号の説明】
2…制御棒、3…シーケンスデータ、6…入力装置(入
力手段)、7…計算機、8…表示装置(表示手段)、9
…データ設定装置、11…棒グラフ、13…縦棒
(印)、14…手順番号、701…画面フォーマットデ
ータ格納部(記憶部)、702…モード記憶部(記憶
部)、703…モード選択部(演算部)、704…パタ
ーンデータ設定部(演算部)、705…パターンデータ
格納部(記憶部)、706…入力手順番号データ格納部
(記憶部)、707…データ設定部(演算部)、708
…グループ番号データ格納部(記憶部)、709…サブ
グループ統合解除部(演算部)、710…制御棒位置計
算部(演算部)、711…表示画面切替部(演算部)、
720…表示制御部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段から入力されたデータに基づいて
    制御棒操作のシーケンスを作成するシーケンス作成手段
    と、前記シーケンス作成手段により作成したシーケンス
    を表示する表示手段とを備え、前記表示手段には、制御
    棒の全引き抜き位置から全挿入位置までの関係を示す棒
    グラフ、この棒グラフに制御棒操作の設定位置を識別す
    るための印と、この印の近傍位置に設定値、およびその
    設定位置までの引き抜き順番を示す番号とを表示するこ
    とを特徴とする制御棒シーケンスデータ設定装置。
  2. 【請求項2】前記棒グラフは、横長であることを特徴と
    する請求項1記載の制御棒操作シーケンスデータ設定装
    置。
  3. 【請求項3】前記シーケンス作成手段は、指定した手順
    までの制御棒の操作状況を、色、若しくは模様を変えて
    表示する機能を有することを特徴とする請求項1または
    2記載のシーケンスデータ設定装置。
  4. 【請求項4】前記シーケンス作成手段は、指定した手順
    までの制御棒の操作状況を、色、若しくは模様を変えて
    前記表示手段し、表示する機能を有することを特徴とす
    る請求項1または2記載の制御棒操作シーケンスデータ
    設定装置。
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