JPH11160243A - ロール表面監視装置 - Google Patents

ロール表面監視装置

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JPH11160243A
JPH11160243A JP32802697A JP32802697A JPH11160243A JP H11160243 A JPH11160243 A JP H11160243A JP 32802697 A JP32802697 A JP 32802697A JP 32802697 A JP32802697 A JP 32802697A JP H11160243 A JPH11160243 A JP H11160243A
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JP
Japan
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roll
camera
cameras
image
angle
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JP32802697A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Koyama
勝彦 小山
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インラインでロール表面の欠陥を感度よく検
出すること。 【解決手段】 TVカメラをロール表面法線に対して2
0°〜60°の角度で傾斜させ、TVカメラとほぼ同方
向から照射する。TVカメラをロールの全長を覆うよう
に複数配置し、ロールの回転に伴ってTVカメラシャッ
ターを同期させ、TVカメラの画像を順次切り替えて、
1つの信号に合成し、同期信号とともに記録するロール
表面監視装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱間圧延用ワークロ
ールの表面をオンライン中に随時監視し、ロール交換時
期を的確に判断するためのロール表面監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鋼帯、厚鋼板、形鋼、条鋼などの鋼材製
品の圧延に使用される熱間圧延用ロールは被圧延材料温
度が1100〜1300℃の高温であるため、ロールを
水冷しても過酷な熱影響を受けて表面が肌荒れの状態に
なる。時には被圧延材料の破片が飛び込んだり、圧延中
に薄鋼帯に発生した皺(以下、絞りという)や折れ(以
下、3重噛みという)がロールにかみ込んだりすると、
ロールに圧痕を生じることがある。熱延鋼帯のように表
面品質が重要な製品では仕上げ圧延連続スタンドのロー
ル(仕上げロール)表面の凹凸はそのまま鋼帯の表面疵
の原因となる。従って、随時ロール表面の状態を監視
し、これに基づいてロール交換を行って製品疵の大量発
生を未然に防止している。
【0003】従来の作業では、あらかじめロール交換ま
での圧延量を決めておき、計画的にロール交換を行って
いた。また、ロール交換の間にも、操業の合間を見ては
作業者がロール表面を目視で点検していた。しかし、あ
らかじめ設定する圧延量は安全サイドにならざるをえ
ず、稼働率を低下させる原因ともなり、目視での点検は
わずかな休止時間をやりくりするため、時間的制約が大
きく、悪環境で狭い場所での作業負担が大きかった。
【0004】この作業を軽減し、ロール交換までの圧延
量を最大限にするため、オンラインのロール表面監視装
置が提案されてきた。例えば、実開昭57−11294
2号公報にはロールを乾燥させるドライヤーと、TVカ
メラと、ストロボとからなるインラインロール表面検査
装置が提案されている。
【0005】同公報で提案されてた技術はTVカメラ自
身が持っている画像フレームの同期信号(垂直同期信
号)によってストロボを発光させ、静止画像を得るもの
で、ロールを停機させることなくロール表面の検査を行
うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記実開昭5
7−112942号公報には光学系の構成についての詳
細は開示されていない。発明者の行った試験では、照明
および撮影条件によっては、表面欠陥のコントラストの
良好な検出ができないことがある。
【0007】また、同公報の技術は、ロール軸方向に照
明装置とTVカメラを移動させる方式を用いているが、
得られた画像とロール表面の位置との対応をとる手段が
なく、1個所の欠陥を複数の欠陥と見誤るおそれや、ロ
ール端部にあって、鋼帯幅の外側にある無害な欠陥で
も、中央部にある有害欠陥とみなすおそれがある。
【0008】一方、軽度の表面欠陥であれば、ロール交
換をせずに、インラインロール研磨装置によって、除去
する方法もある。しかし、同公報の技術は欠陥の有無の
みを検出するだけで、欠陥の位置までは把握できない。
従って、インラインロール研磨のように、肌荒れした個
所を識別する必要があるときには同公報の技術は使用で
きない。
【0009】本発明はこれらの問題を解決すべくなされ
たもので、圧延機に組み込んだ状態のロールを、遠隔で
随時監視し、ロール交換時期を的確に把握するため、も
しくはインライン状態のロールを局部的に研磨するにあ
たり、欠陥位置の情報を得るためのロール表面監視装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】発明者は製品品質に影響
する熱延鋼板仕上げロールの表面の凹凸もしくは疵を検
出する方法を種々検討した。ロール表面の探傷には超音
波探傷方式や渦流探傷方式が考えられる。しかし、超音
波探傷方式は回転中のロールと接触するため、磨耗耐久
性に乏しく、渦流探傷方式は非接触化が可能であるが、
欠陥の種類がわからない。ロール表面の欠陥の種類やパ
ターンを知るためには、TVカメラ方式の方が有利であ
る。発明者はTVカメラ方式について実験を重ねた結
果、照射角度と撮影角度に最適な条件があることを見出
した。
【0011】ロール表面欠陥の種類やパターンがわかれ
ば、欠陥の発生原因がわかり、迅速な対策が可能なこ
と、およびロールの表面欠陥の位置によっては無害なも
のもありロール替えなどの処置の判断に有効なことなど
から、表面欠陥の位置(ロール周面の展開図)を認識す
ることが必要であると考えた。
【0012】インラインの測定環境と、TVカメラの解
像度を考慮すると、1台のTVカメラでロールの全長に
わたって1つの画像では不十分である。前記実開昭57
−112942号公報の装置のように横行機構、もしく
は複数台のTVカメラでロール全長をカバーしなければ
ならないが、横行方式は悪環境での耐久性の問題があ
る。従って、TVカメラは複数配置することが望まし
い。
【0013】ただし、単に複数台のTVカメラからの静
止画像を並べるだけでは、相互関係がわからない。すな
わち、ロールの長手方向に広がった表面欠陥(例えば表
層クラック、異物の飛び込みによる圧痕、絞りまたは3
重噛みによる圧痕)を一連のものとして認識できない。
従って、ロール周面の展開図を得るためには周方向およ
び軸方向の同期が必要であることに想到した。
【0014】上記の知見に基づいて、本発明の要旨は以
下の(1) および(2) にある。(1) 光軸がロール表面法線
に対して15°〜60°の角度で傾斜して配置されたT
Vカメラと、前記TVカメラの光軸の傾斜角との角度差
が10°以内で同方向から照射する投光器とを備えたこ
とを特徴とするロール表面監視装置。
【0015】(2) 視野の合計がロールの全長を覆うよう
に配置された複数台のTVカメラと、これらのTVカメ
ラからの画像信号を、ロール周を複数の区分に等分割さ
れたロールの回転位置ごとに発生する回転位置同期パル
スによって同期させる手段と、同期された複数台のTV
カメラの画像信号を順次切り替えて入力する手段と、切
り替えて入力された画像信号を一連の画像信号に合成す
る手段と、一連の画像信号の開始点を示す同期信号、ロ
ール回転位置識別情報および複数台のTVカメラ識別情
報を前記一連の画像信号とともに記録する手段とを備え
たことを特徴とするロール表面監視装置。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はロール表面の照射方法およ
び撮影方法の説明図である。ロール1に対して、TVカ
メラ2の光軸角度(以下、TVカメラ角度という))
と、投光器3の照射角を変化させて、表面欠陥の検出感
度、すなわち画像のコントラストを観察した。検出感度
はモニター画面の像を5段階で評価した。TVカメラ2
および投光器3はロールの軸線方向に傾斜させた。TV
カメラのレンズには偏光フィルタを掛けている。
【0017】同図の投光器3とTVカメラ2の配置にお
いて、TVカメラ2と同方向から照射する場合を前方照
射、TVカメラの反対側(視線に垂直な面の反対側)か
ら照射する場合を後方照射とすると、後方照射ではTV
カメラ2の角度にかかわらず、視野の中心の反射が大き
くなり、画像ではハレーションをおこすため、前方照射
を採用した。
【0018】図2は、前方照射の場合に、TVカメラ2
の角度(ロール表面の法線に対する角度)と投光器3の
照射角度に対する検出感度の関係を表すグラフである。
同図のグラフより、TVカメラ角度は15〜60°がよ
く、照射方向もTVカメラとほぼ同方向(角度差で±1
0°)からの照射のときに検出感度が高くなる。さらに
好ましくは、TVカメラ角度が20〜45°、照射角度
はTVカメラ角度に対して±5°以内である。
【0019】図3はTVカメラで捉えたロール表面の写
真例である。同図(a) はTVカメラ角度20°、照射角
度0°の場合、同図(b) はTVカメラ角度30°、照射
角度30°の場合である。同図(a) ではTVカメラ角度
と照射角度の差が20°となり、中央部と、周辺部で明
るさに大きな違いがあって表面を観察する画像としては
好ましくない。同図(b) TVカメラと照射角度差がゼロ
となり、は画像全体の明るさが均一で、表面欠陥の検出
感度が高い。
【0020】図4に本発明のロール表面監視装置の構成
概要図を示す。同図に示すように、複数台のTVカメラ
(同図では5台)2A〜2Eは圧延機内に設置され、ロ
ール1に対置している。TVカメラ2A〜2Eはロール
表面から0.3 〜1.0m離して設置され、ロール面
の法線に対して15〜60°傾斜している。この角度は
ロール軸に対して傾斜してもよいし、ロール周の接線方
向に対して傾斜していてもよいし、その両方に傾斜を持
っていてもよい。
【0021】TVカメラがロール軸に対して傾斜して設
けられている場合、ロール表面に投影されるTVカメラ
視野は台形にひずむ。これを補正するため、円錐レンズ
等によってひずみを補正してもよい。TVカメラには偏
光フィルタを用いるのが望ましい。
【0022】回転中のロールを撮影するため、TVカメ
ラの走査方向とロールの回転方向は同方向にすることが
望ましい。すなわち、TVカメラ2A〜2Eの垂直走査
の方向をロールの回転方向と同じ(水平走査方向はロー
ル軸方向とおなじ)にすれば、画像の縦方向の画像密度
が若干向上するためである。この場合のTVカメラはノ
ンインターレース型とするのが望ましい。
【0023】投光器3A〜3EはTVカメラとほぼ同方
向、すなわち、TVカメラ角度に対して±10°以内で
照射するよう配置されている。投光器3A〜3Eは照度
の高い水銀灯やストロボ投光器でよい。ストロボ投光器
の場合は後述のロール軸に設置したパルス発信器によっ
て撮影タイミングと同期をとるようにする。ストロボの
同期方法は公知であり、詳細な説明は省略する。
【0024】図6にTVカメラと投光器の同軸照射の方
法例を示す。この方法はTVカメラと投光器が空間的に
干渉して同方向の±10°以内の照射ができないときの
解決法の例でもある。同図ではTVカメラ2のレンズの
前に45°のハーフミラー3aを置き、TVカメラ2は
ハーフミラー3aを透過してロール1の表面を見、投光
器3からの照明はハーフミラー3aで反射させてロール
1を照射するようにすればよい。あるいは、投光器3A
〜3Eを圧延機の外に置き、光ファイバなどのライトガ
イドによって照射方向をTVカメラ2の光軸に接近させ
てもよい。
【0025】図4に示すように、ロール1の回転軸に
は、パルス発信器4が設置されており、1周でN個のパ
ルス、すなわち、ロールの回転数をR(1/s)とする
と、周期T=1/RN(s)のパルスを出す。このNは
ロール表面上のTVカメラの視野の大きさと対応してお
り、TVカメラ視野のロール周方向の長さをh(mm)と
すると、N>πD/hである。ここで、hは画像の縦方
向の長さに対応する。また、D(mm)はロール径であ
る。さらに、周方向の画像の重なり、およびロールの回
転TVカメラの垂直同期を考慮して、1.05πD/N
<h<1.10πD/Nの関係、すなわち、画像の重な
りが5〜10%になるようにNを決定するのが望まし
い。同様に、TVカメラ視野のロール長さ方向について
も各TVカメラの視野が5〜10%重なるようにするの
が望ましい。また、TVカメラ視野の周辺部ではロール
面の傾斜があるため、Nは6以上が好ましく、監視のし
やすさを考慮すると12以下が好ましい。
【0026】TVカメラ2A〜2Eは、パルス発信器4
のパルス(周期T)で同時にロール1の撮影をする(以
下、シャッター同期という)。投光器3A〜3Eがスト
ロボ投光器の場合、シャッター同期と同じタイミングで
ストロボ同期を行う。
【0027】画像制御装置5ではシャッター同期された
TVカメラ2A〜2Eの画像合成を行う。画像処理装置
5にはTVカメラコントローラ51A〜51E、遅延回
路52A〜52E、スイッチ53、画像合成回路54、
および同期信号合成回路55が含まれる。TVカメラコ
ントローラ51A〜51Eはシャッター同期の制御とコ
ントラスト処理を行う。
【0028】遅延回路52A〜52EはTVカメラ2A
〜2Eで同時シャッターで撮影された画像を合成してビ
デオレコーダに記録するため、タイミングを調整するも
のである。遅延回路52A〜52Eには金属線を伝播す
る音波を利用した遅延線や、ディジタルメモリー等を用
いることができる。
【0029】スイッチ53は各TVカメラの画像を逐次
切り替え、画像合成回路54に送り込むものである。同
期信号合成回路55は、TVカメラ2A〜2Eの画像を
1フレームずつ合成し、さらにシャッター同期を示す同
期信号ロールの回転位置を示す情報および複数台のTV
カメラの画像の同期信号とカメラ番号を示す情報とを合
成するスーパーインポーズ回路である。
【0030】以上は画像制御装置5の中の各機能を電子
回路として説明したが、コンピュータあるいはディジタ
ル信号処理システムで実現してもよい。同期信号合成回
路55で得られた画像データはビデオレコーダ6に記録
される。
【0031】図5に本発明の画像信号処理のタイミング
図を示す。同図(a) はTVカメラ2A〜2Eの画像信号
を示し、同図(b) は合成された画像信号、同図(c) は遅
延回路のない場合の合成された画像信号を示す。
【0032】同図(a) において、図4に示すロール軸の
パルス発信器4からのシャッター同期信号により、画像
走査開始信号を各TVカメラコントローラ51A〜51
Eに送る。このとき、TVカメラ2の直下のロール1の
部分、A1〜E1の像が撮影される。画像のロール周方
向の長さはh(mm)で、画像信号の周期では垂直同期の
周期H(s)に相当する。
【0033】TVカメラの画像フレームの周期(通常の
30フレーム/sのTVカメラでは33ms)はシャッタ
ー同期パルスの周期より短いため、ロール表面のA1の
部分は少しずつずれながら数フレーム撮影される(同図
(b) ではA11、A12・・、A16の画像)が、本発
明では、同じタイミングで撮影された画像を一連の画像
として合成する。すなわち、同図(b) のようにA11〜
E11の画像が一連の信号に合成される。同図(b) のA
11の画像信号の前端に立ちあがっているパルスS1
は、シャッター同期と同じタイミングで合成画像信号に
織り込まれた画像同期信号であり、ロール回転角度の識
別情報を含んでいる。同図(b) のB11〜E11の各画
像信号の前端に立ち上がっているパルスS2は各TVカ
メラの同期信号であり、TVカメラ識別情報を含んでい
る。図4に示す同期信号合成回路55が5枚分の画像を
処理を終えると、引き続きA16〜E16の画像を合成
する。これを次のシャッター同期タイミングまでつづけ
る。ここで、図5(a) の画像情報A12〜A15、B1
2〜B15、・・・E12〜E15は捨てられることに
なる。
【0034】ロールが回転して、次の撮影タイミングで
パルス発信器からシャッター同期パルスが送られてくる
と、各TVカメラはロール上のA2〜E2の部分を撮影
し、以下同様に画像信号が合成される。この画像は、ビ
デオレコーダ6の静止画機能を使って、観察することが
できる。
【0035】図4の画像制御装置5において、遅延回路
52A〜52Eを省略して簡素化することも可能であ
る。この場合はスイッチ53をTVカメラ画像の1フレ
ームごとのタイミングで順次切り替える制御を行う。す
なわち、図5(c) において、画像が1フレームずつずれ
た、B12、C13、D14、E15の画像を捉えるこ
とになるので、図4のロール1の上では点線で示したよ
うに、斜めにずれた部分が合成画像信号になる。
【0036】
【実施例】発明者は本発明の装置を熱延鋼帯圧延機の仕
上圧延機に設置した。表1に装置概要を示す。
【0037】
【表1】
【0038】投光器は500wの水銀灯を使用し、防
塵、防滴のためTVカメラ、投光器ともにエアパージフ
ードをつけ、遠隔操作で開閉する蓋を持った堅牢なケー
スに入れた。
【0039】圧延の合間の小休止時間にロール冷却水を
停止した。ロール表面は特に強制的に乾燥させなくて
も、圧延の余熱で数十秒で乾燥し、良好な観察状態にな
った。ロール表面の監視に試用したところ、肌荒れ、異
物噛み込み疵の検出感度は良好であった。
【0040】
【発明の効果】本発明により、作業者が圧延機内部に立
ち入ることがなく、短時間でロール表面の点検ができる
ので、点検回数を増やすことができるため、ほぼ常時に
監視ができる。その結果、適切なロール交換の判断、表
面欠陥の発生原因推定などが可能になり、能率向上、ロ
ール消費量の削減効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロール表面の照射方法および撮影方法の説明図
である。
【図2】TVカメラ2の角度(ロール表面の法線に対す
る角度)と投光器3の照射角度に対する検出感度の関係
を表すグラフである。
【図3】TVカメラで捉えたロール表面の写真である。
同図(a) は不適正な照射方法の場合、同図(b) は適正な
場合である。
【図4】本発明のロール表面監視装置の構成概要図であ
る。
【図5】本発明の画像信号処理のタイミング図で、同図
(a) は各TVカメラの画像信号、同図(b) はシャッター
同期された合成画像信号、同図(c) はシャッター同期さ
れていない合成画像信号である。
【図6】TVカメラと同軸で照射する方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ロール 2 TVカメラ 2a 撮像素子 3 投光器 3a ハーフミラー 4 パルス発信器 5 画像制御装置 51A〜51E TVカメラコントローラ 52A〜52E 遅延回路 53 スイッチ 54 画像合成回路 55 同期信号合成回路 6 ビデオレコーダ 7 TV表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸がロール表面法線に対して15°〜
    60°の角度で傾斜して配置されたTVカメラと、前記
    TVカメラの光軸の傾斜角との角度差が10°以内で同
    方向から照射する投光器とを備えたことを特徴とするロ
    ール表面監視装置。
  2. 【請求項2】 視野の合計がロールの全長を覆うように
    配置された複数台のTVカメラと、これらのTVカメラ
    からの画像信号を、ロール周を複数の区分に等分割され
    たロールの回転位置ごとに発生する回転位置同期パルス
    によって同期させる手段と、同期された複数台のTVカ
    メラの画像信号を順次切り替えて入力する手段と、切り
    替えて入力された画像信号を一連の画像信号に合成する
    手段と、一連の画像信号の開始点を示す同期信号、ロー
    ル回転位置識別情報および複数台のTVカメラ識別情報
    を前記一連の画像信号とともに記録する手段とを備えた
    ことを特徴とするロール表面監視装置。
JP32802697A 1997-11-28 1997-11-28 ロール表面監視装置 Withdrawn JPH11160243A (ja)

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JP32802697A JPH11160243A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 ロール表面監視装置

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