JPH1137949A - 表面疵検知方法及び装置 - Google Patents

表面疵検知方法及び装置

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JPH1137949A
JPH1137949A JP19620497A JP19620497A JPH1137949A JP H1137949 A JPH1137949 A JP H1137949A JP 19620497 A JP19620497 A JP 19620497A JP 19620497 A JP19620497 A JP 19620497A JP H1137949 A JPH1137949 A JP H1137949A
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JP
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image
round billet
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flaw
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JP19620497A
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English (en)
Inventor
Noriaki Yagi
則明 八木
Taketo Yagashira
武人 野頭
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸ビレットの表面疵を自動的に精度良く検知
する表面疵検知方法及び装置を提供する。 【解決手段】 撮影手段1の光軸から所定の角度だけ離
れた光軸を有する照明手段2にて丸ビレットBに光を照
射し、丸ビレットBを撮影手段1で撮影する。撮影した
画像に対して、微分処理,2値化処理等の画像処理を施
し、その処理結果に基づいて丸ビレットBの表面疵Dを
検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸ビレットの表面
疵を検知する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】渦流探傷法により、丸ビレットの表面疵
を検知する方法が、特開昭63-65361号公報に開示されて
いる。図7は、その実施状態の概要を示す図であり、丸
ビレットBの軸方向に沿って並設され、インピーダンス
が等しくなるように導体線が巻かれており、対向する側
の磁極が同極となり、丸ビレットBの軸方向に磁力線を
生じるように励磁される一対のコイルから構成される渦
流探傷センサ51を設置し、丸ビレットBに渦電流を発
生させ、その一対のコイルに誘導する電圧の差に基づい
て丸ビレットBの周方向の疵を検知する。
【0003】また、光学的手法ににより、金属材の表面
疵を検知する方法が、「鉄と鋼:'81-S137」に提案され
ている。図8は、その検知原理を示す図である。スラブ
材Sの表面に対して垂直方向にレーザ光を走査させ、そ
の表面での散乱光を複数方向に設けた光検出器にて受光
する。スラブ材Sの表面に疵が存在する場合にはレーザ
光はあまり散乱されず(図8(a))、スラブ材Sの表
面に疵が存在しない場合にはレーザ光は適度に散乱され
る(図8(b))。よって、レーザ光の散乱光の強弱に
基づいて、疵の有無を判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63-65361号公報
に開示されている手法では、熱間のビレットへの適用が
不可能である、ビレットにセンサを近接させるための設
備が必要であるので規模が大きく高コストである、ビレ
ットにセンサを近接させて実施するのでトラブルが発生
しやすい等の問題がある。
【0005】また、「鉄と鋼:'81-S137」に提案されて
いる手法では、表面が平面であるスラブ材については有
効であるが、表面が曲面であって表面性状も悪い丸ビレ
ットへの適用は困難である。また、レーザ光の照射条件
を一定に保つ必要があるので、光学系を金属材の形状に
合わせて正確に追従させなけれなばらず、設備上での支
障も大きく、この点においても、丸ビレットへの適用は
不可能である。
【0006】以上のような事情により、丸ビレットの表
面疵、特に、表面に比較的大きな開口部を持つ鋭角状断
面の疵の検知は、オペレータの目視検査によりなされて
いた。このような人為による目視検査では、オペレータ
の熟練度に応じて検知結果にばらつきが生じ、正確な検
知結果を得るためには熟練したオペレータが必要である
という問題がある。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、丸ビレットの表面疵を自動的に精度良く検知す
ることができる表面疵検知方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る表面疵検
知方法は、丸ビレットの表面疵を検知する方法におい
て、検知対象の丸ビレットに光を照射し、前記丸ビレッ
トにおける検知範囲を特定すべく、前記光の照射方向と
特定の角度をなす方向を光軸として前記丸ビレットの表
面を撮影し、撮影した画像に画像処理を施し、その画像
処理結果に基づいて表面疵を検知することを特徴とす
る。
【0009】請求項2に係る表面疵検知方法は、請求項
1において、前記画像処理は、撮影した画像に微分処理
を施すステップと、微分処理後の画像に所定輝度の閾値
による2値化処理を施すステップと、2値化処理後の画
像における明部の分布状態に応じて表面疵の有無を判定
するステップとを有することを特徴とする。
【0010】請求項3に係る表面疵検知装置は、丸ビレ
ットの表面疵を検知する装置において、検知対象の丸ビ
レットの表面を撮影する撮影手段と、前記丸ビレットに
おける検知範囲を特定すべく、前記撮影手段の光軸に対
して特定の角度をなして前記丸ビレットを照らす照明手
段と、前記撮影手段及び照明手段の動作タイミングを制
御する制御手段と、前記撮影手段にて撮影した画像に画
像処理を施す画像処理手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】請求項4に係る表面疵検知装置は、請求項
3において、前記画像処理手段は、撮影した画像に微分
処理を施す手段と、微分処理後の画像に所定輝度の閾値
による2値化処理を施す手段と、2値化処理後の画像に
おける明部の分布状態に応じて表面疵の有無を判定する
手段とを含むことを特徴とする。
【0012】請求項5に係る表面疵検知装置は、請求項
3または4において、前記撮影手段及び照明手段が複数
であることを特徴とする。
【0013】本発明の概要について説明する。丸ビレッ
トの表面に発生する鋭角断面の疵は一般的に「らせん
疵」「たてわれ」等と呼ばれ、図2に示すような幅10
mm程度の開口部を有する断面形状をなしている。この
ような表面疵Dは、丸ビレットBに対してその軸方向に
略平行に延在し、丸ビレットBの全長にわたって続くこ
とが多い。本発明では、このような丸ビレットの表面疵
を検知する。
【0014】図1は、本発明の表面疵検知装置の概略構
成を示す模式図である。図1においてBは検知対象の丸
ビレットである。丸ビレットBの上方には、丸ビレット
Bを撮影する撮影手段1と、撮影手段1の光軸から所定
の角度(θ)離れた光軸を有し、丸ビレットBを照らす
照明手段2とが設けられている。撮影手段1の撮影タイ
ミング及び照明手段2の照明タイミングはタイミング制
御手段3で制御される。撮影手段1は取り込んだ画像を
画像処理手段4へ送る。画像処理手段4は、取り込まれ
た画像に対して後述するような画像処理を施し、表面疵
の有無を判定する。
【0015】次に、動作について説明する。タイミング
制御手段3の制御により、照明手段2にて丸ビレットB
を照らし、撮影手段1にて丸ビレットBを撮影する。こ
の場合に、撮影範囲に表面疵Dが存在すると、得られる
画像で表面疵Dにおいて影が作られる。本発明ではこの
影の形成が重要である。
【0016】撮影手段1及び照明手段2の両光軸のなす
角度θの大きさに応じて、表面疵を検知できる範囲は異
なってくる。図3はこのことを示す模式図であり、図3
(a)は角度θが比較的小さい場合、図3(b)は角度
θが比較的大きい場合を表している。本発明では、この
角度θの大きさに応じて検知範囲を規定しており、予め
角度θを知っておくことは、検知範囲を知る上で大切な
ことである。なお、図1では、1個の照明手段2を設け
ているが、丸ビレットBの広い範囲で検知処理を行う場
合には、複数の撮影手段1及び照明手段2を設置してそ
れらの撮影タイミング及び照明タイミングを制御すれば
良い。
【0017】撮影手段1で取り込まれた画像は画像処理
装置4に送られて、以下のような画像処理が施される。
図4は、この画像処理の基本的な流れを示すフローチャ
ートである。画像を取り込んだ後(S1)、その原画像
をまず水平方向に微分処理して(S2)、明暗のコント
ラストを強調させた画像を得る。この場合の微分係数
は、丸ビレットBに発生する表面疵の特徴を考慮して最
適化すればよい。次に、その画像を所定輝度の閾値によ
り2値化する(S3)。次いで、検知範囲外のマスキン
グ処理,ノイズ処理等を施して(S4,5)、疵候補の
みが抽出された画像を得る。
【0018】この疵候補のみが抽出された画像に基づい
て疵の有無を判定する(S6)。例えば、その疵は直線
状となることが多いので、抽出した疵候補について直線
度またはバラツキを指標化し、その結果に応じて疵の有
無を判定する。
【0019】丸ビレットの表面疵を検知する際に、以上
のような表面画像に対する画像処理が必要であるのは以
下の理由による。丸ビレットは曲材であるので、その反
射特性は部位によって異なる。よって、図8に示すよう
にレーザ光を丸ビレットに走査させた場合、外表面の曲
率または表面肌の粗さの影響があって、スラブ材のよう
な疵検知は困難である。よって、疵周辺部を2次元的に
観察し、疵周辺部全体の情報から疵を認識するための画
像処理が不可欠である。また、丸ビレットは曲材である
ので、反射光が撮影手段に入射する量は均一ではなく、
得られる画像の両端は暗くなる。このような画像につい
て、単に明暗の絶対値を調べた場合、わずかな外乱に対
しても大きな影響を受けてしまう。そのため、上述した
ような微分処理を施して、明暗のコントラストを強調し
ておく必要がある。更に、丸ビレットの表面にはスケー
ルが付着している。このスケールは疵を覆い隠すだけで
なく、光学的に疵との判別が困難である。そのため、正
確に疵のみを検知するためには、疵の存在の有無を判定
する過程において、上述したような直線性等の特性を評
価する必要がある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。
【0021】図5は、本発明の表面疵検知装置の実施の
形態の一例を示す模式図である。図5においてBは検知
対象の丸ビレットである。丸ビレットBは、径225
φ、温度500〜950℃である。丸ビレットBの上方
には、撮影手段としての2次元のCCDカメラ11が、
丸ビレットBから約1000mm離して設けられてい
る。また、丸ビレットBの上方に、CCDカメラ11の
光軸からそれぞれ±20度,±50度離れた方向に光軸
を有する照明手段としての4個のストロボ12が設置さ
れている。各ストロボ12は、丸ビレットBから約50
0mm離して設けられている。なお、この例では、丸ビ
レットBの表面の1/4の領域における表面疵の検知が
可能である。
【0022】CCDカメラ11は、カメラコントローラ
13にて撮影動作が制御され、各ストロボ12は、スト
ロボコントローラ14の制御によるストロボ電源15の
オン/オフにより照明動作が制御される。また、16
は、CCDカメラ11が撮影する、1秒あたり30コマ
の画像からなる動画像の1コマの画像を記憶するイメー
ジフリーザであり、17は、イメージフリーザ16で記
憶した画像に画像処理を施して丸ビレットBの表面疵を
検知する画像処理ボード17aと、ディジタル信号の入
出力を行ってストロボコントローラ14及びイメージフ
リーザ16を制御するDIOボード17bと、後述する
各種の演算処理を行うCPU17cとを有するパーソナ
ルコンピュータである。
【0023】DIOボード17bは、検知開始信号をス
トロボコントローラ14へ出力し、ストロボコントロー
ラ14は、CCDカメラ11及び各ストロボ12の同期
をとるために、画像の取り込みを指示する信号(TRI
G信号)をイメージフリーザ16へ出力する。一方、イ
メージフリーザ16は、各ストロボ12を点灯させるた
めの信号(STROBO信号)、及び、画像取り込みの
完了を知らせるための信号(VALID信号)をストロ
ボコントローラ14へ出力する。
【0024】このような構成により、各ストロボ12の
光照射と同時にCCDカメラ11が撮影した1コマの画
像を取り込めるように、ストロボコントローラ14及び
イメージフリーザ16によりCCDカメラ11と各スト
ロボ12とは同期がとられており、各ストロボ12の光
照射順序及び光照射タイミングはパーソナルコンピュー
タ17によって制御可能となっている。
【0025】次に、動作について説明する。パーソナル
コンピュータ17にて4個のストロボ12を順次1つず
つ点灯させて光を丸ビレットBに照射し、その照射タイ
ミングに同期する、CCDカメラ11で撮影した4コマ
の画像をパーソナルコンピュータ17の画像処理ボード
17aに取り込む。検知処理が開始されると、まず、パ
ーソナルコンピュータ17のDIOボード17bは検知
開始信号をストロボコントローラ14へ出力する。そし
て、ストロボコントローラ14は、同期をとるためにT
RIG信号をイメージフリーザ16へ出力する。イメー
ジフリーザ16は、ストロボ照射の指示を示すSTRO
BO信号をストロボコントローラ14へ出力する。スト
ロボコントローラ14は、このSTROBO信号を入力
すると、対応するストロボ電源15をオンにして1つの
ストロボ12を瞬間的に点灯(フラッシュ)させる。同
時に、イメージフリーザ16にてCCDカメラ11から
の1コマの画像を取り込む。画像の取り込みが完了する
と、イメージフリーザ16は、その旨を示すVALID
信号をストロボコントローラ14へ出力する。このよう
なストロボ照射処理及び画像取り込み処理を同期させ
て、各ストロボ12毎に行って、4コマの画像を得る。
【0026】次に、得られた各画像に画像処理を施し
て、表面疵の有無を判定する。まず、原画像をまず水平
方向(丸ビレットBの周方向:X軸方向)に微分処理
し、明暗のコントラストが大きい部分を強調する。その
後、所定輝度の閾値に応じて2値化処理を行った後、マ
スキング処理,ノイズ処理等を施して、疵候補を明部と
して抽出する。
【0027】そして、この疵候補が抽出された画像から
疵を検知する。図6はその疵検知の概念を示す図であ
る。図6(a)は、疵候補が抽出された画像の模式図で
あり、ハッチングを付していない部分が疵候補として抽
出された領域を示す。図6(a)に示す2値化画像につ
いて垂直方向(丸ビレットBの軸方向:Y軸方向)の明
部の数を度数分布として求める。この度数分布は、疵候
補の明部の画素数をY軸方向毎に計数することによって
求められ、図6(a)の画像に対する度数分布を図6
(b)に示す。
【0028】得られた度数分布における各種の指標(各
明部集団の最大画素数,幅,偏差,広がり等)に鑑み
て、疵の有無を検知する。例えば、最大の明部集団を抽
出し、その集団における最大画素数が所定の閾値を越え
ている場合には、その集団の領域を表面疵と判定する。
各集団の最大画素数が小さいことは、2値化画像の明部
集団が少なくて途切れ途切れに存在していることを意味
するので、このような場合には表面疵とは判定しない。
また、集団の幅が広いまたは集団の偏差が大きいと、2
値化画像の明部集団が垂直方向から傾いていると考えら
れるので、このような場合にも表面疵とは判定しない。
このように、度数分布での各種の指標を評価することに
より表面疵の有無を判定できる。
【0029】なお、上述した例では、丸ビレットB表面
の周方向の1/4の領域のみについて表面疵を検知する
構成としたが、このような装置を4組設置する場合に
は、丸ビレットB表面の全周領域に対して表面疵を検知
できる。また、CCDカメラ11及びストロボ12を丸
ビレットBに対して揺動させ得るような構成にすれば、
図5に示す構成にて丸ビレットB表面の全周領域に対し
て表面疵を検知できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明では、丸ビレットの
表面を撮影し、撮影した画像を画像処理して表面疵を検
知するので、丸ビレットの表面疵を自動的に精度良く検
知することができる。また、本発明の装置は丸ビレット
から比較的離して設置しても検知可能であるので、丸ビ
レットとの接触に伴うトラブルの発生頻度は少なく、メ
ンテナンス性が良い。また、装置費用も低コストであ
る。
【0031】更に、丸ビレットが常温である場合だけで
なく、1000℃程度の熱間過程でも表面疵を検知でき
るため、その製造直後での疵検知が可能であり、品質管
理を図るための製造装置へのフィードバック調整を迅速
に行え、歩留り向上にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面疵検知装置の概略構成を示す模式
図である。
【図2】丸ビレットの表面疵の代表的形状を示す図であ
る。
【図3】撮影手段及び照明手段の両光軸がなす角度差に
よる表面疵検知範囲の違いを示す模式図である。
【図4】画像処理の基本的な流れを示すフローチャート
である。
【図5】本発明の表面疵検知装置の実施の形態の一例を
示す模式図である。
【図6】表面疵の有無判定の概念を示す図である。
【図7】従来の表面疵検知方法の実施状態の概要を示す
図である。
【図8】従来の金属材の表面疵検知方法の検知原理を示
す図である。
【符号の説明】
1 撮影手段 2 照明手段 3 タイミング制御手段 4 画像処理手段 11 CCDカメラ 12 ストロボ 14 ストロボコントローラ 16 イメージフリーザ 17 パーソナルコンピュータ 17a 画像処理ボード B 丸ビレット D 表面疵

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸ビレットの表面疵を検知する方法にお
    いて、検知対象の丸ビレットに光を照射し、前記丸ビレ
    ットにおける検知範囲を特定すべく、前記光の照射方向
    と特定の角度をなす方向を光軸として前記丸ビレットの
    表面を撮影し、撮影した画像に画像処理を施し、その画
    像処理結果に基づいて表面疵を検知することを特徴とす
    る表面疵検知方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理は、撮影した画像に微分処
    理を施すステップと、微分処理後の画像に所定輝度の閾
    値による2値化処理を施すステップと、2値化処理後の
    画像における明部の分布状態に応じて表面疵の有無を判
    定するステップとを有する請求項1記載の表面疵検知方
    法。
  3. 【請求項3】 丸ビレットの表面疵を検知する装置にお
    いて、検知対象の丸ビレットの表面を撮影する撮影手段
    と、前記丸ビレットにおける検知範囲を特定すべく、前
    記撮影手段の光軸に対して特定の角度をなして前記丸ビ
    レットを照らす照明手段と、前記撮影手段及び照明手段
    の動作タイミングを制御する制御手段と、前記撮影手段
    にて撮影した画像に画像処理を施す画像処理手段とを備
    えることを特徴とする表面疵検知装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、撮影した画像に微
    分処理を施す手段と、微分処理後の画像に所定輝度の閾
    値による2値化処理を施す手段と、2値化処理後の画像
    における明部の分布状態に応じて表面疵の有無を判定す
    る手段とを含む請求項3記載の表面疵検知装置。
  5. 【請求項5】 前記撮影手段及び照明手段が複数である
    請求項3または4記載の表面疵検知装置。
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